JP5006996B1 - テープ端重合カッター - Google Patents

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Abstract

【課題】接着テープを容易に剥せるようにテープ端部が折り返されて接着面側が互いに重合することで剥離代を形成することができ、テープ端の折り返し形状はテープカットラインに平行な全面折り返し重合と、テープ端の左右の角部に対する左右それぞれの角折り返し重合があり又通常のテープカッター同様に一重のテープ片も得られるテープ端重合カッターを提供する。
【解決手段】上下移動するカッター刃の後方に設置され回転する受台の上に第1テープ受及び第2テープ受及びテープ支持部がありカッター刃の上下移動に連動してカッター刃と第1テープ受の間を第2テープ受及びテープ支持部が前後移動し、テープ切断直前に第2テープ受はカッター刃に最接近し、テープ切断されるとカッター刃は上限位置に戻り第2テープ受は後方にある第1テープ受に最接近した位置に戻ることで、受台の回転制止角度の可変により第1テープ受の前上側にテープ端の全重合、左角重合、右角重合、一重の各形成ができることを特徴とするテープ端重合カッター。
【選択図】図1

Description

本発明は貼り付けた接着テープを容易にはがせるようにテープカット後にテープ端部が折り返されて接着面側が互いに重合することで剥離代としての非接着部分を形成することができ、テープ端の折り返し形状はテープカットラインに平行な全面折り返しと、テープ端の左右のそれぞれの角部に対する左角折り返し及び右角折り返しがあり、更に通常のテープカッター同様の折り返し無しのテープ切断もできるテープ端重合カッターに関するものである。
従来一般的なテープカッターは、テープ切断刃を設けたテープカッター本体にロール状の接着テープを装填する回転リールとから構成されている。
このようなテープカッターでカットされた接着テープ片は、そのテープ片全体が接着対象物に貼着されるため、貼着されたテープの剥離が甚だ困難である。このため貼着後に剥離が予定されている場合、テープ端に紙テープ片を貼り合わせることで接着不能な非接着部分としての剥離代を形成するようにしたテープカッターが提案されているが、紙テープの送り機構を設けることで複雑化を伴うと共に、接着テープの他に紙テープも装填することになり手間や費用もかかることになる。
他方、接着テープの端部を若干接着面側に折り返し貼り合わせることにより非接着部分を形成するようにしたテープカッターが提案されているが、半ば手動式となり作業性が悪く剥離代の製作に困難を伴う。そこで、例えば、特開2003−089466号公報に開示されているように、切断後の接着テープ端が折り返されて接着面を互いに重合させる方式として簡便かつ迅速に非接着部分を形成することのできるテープカッターが提案されている。
しかしながら上記公報所載のテープカッターは、テープ端の折り返し重合による非接着部分の形成が不確実であること、及び形成された非接着部分を掴んでテープを引き出すときに指先等が切断刃に触れ易いという不具合がある。前記非接着部分の形成が不確実である理由としてテープを引き出してテープを弾性板上部の第2のテープ受部に接触させた状態で手前に引っ張り弾性板を湾曲させながら切断刃に押し当てテープ切断する操作は常に動きを意識しながらの操作であるために作業性が悪い、又テープカットされて第2のテープ受部が戻るとき第1のテープ受部と第2のテープ受部との間の非接着形成部分が自重で垂れて下方向に折り曲がりテープ重合形成ができない状態が発生し、更にはテープを引き出す力と切断力との関係で第2のテープ受を所定位置まで引き終える以前にテープが切断される不具合もある。
本発明は上記のような従来技術の問題点を解決すると共に、テープ端形状形成が切替ツマミを操作することでテープ端の重合形状がテープカットラインに平行な全面重合形成、及びテープカットラインに不平行な角部重合形成されることを可能にするもので、切断後の接着テープの端部を自動的に折り返して接着面側を互いに貼り合せることで接着テープ端部に剥離代としての非接着部分を容易に迅速且つ確実に又安全にテープ端重合形成されたテープ片を得ることができるテープ端重合カッターを提供することを目的とするものである。
本発明はテープカッター本体の前面に近接した位置の左右間にカッター刃を設け、該カッター刃は上下移動自在で弾性体により上方向に付勢されていてカッター刃の後方の台座上に第1テープ受と第2テープ受を設けていて該第1テープ受はテープカッター本体の左右間に固設され、前記第2テープ受は前記カッター刃に連動していて第1テープ受に平行で前記カッター刃と第1テープ受の間を前後移動可能になっていて、当初第2テープ受は第1テープ受の直前にあって、テープをカッター刃に当接し押圧することでカッター刃は弾性体の弾発に対向して下方に押され移動しカッター刃に連動する第2テープ受が前方に移動し、第2テープ受は第1テープ受から離れ第1テープ受と第2テープ受の間隔が広がり、カッター刃に第2テープ受が最接近した位置でテープは第1テープ受の上面に貼付き続いて第2テープ受の上面に貼付いて第2テープ受と第1テープ受の隙間には無接着テープ部ができカッター刃が下端位置になるとテープが切断され瞬時にカッター刃がテープの押圧から解放されて上昇しカッター刃に連動した第2テープ受が後方に移動して第2テープ受はテープ端のカットラインを先端に第1テープ受に最接近移動し第1テープ受と第2テープ受の間が狭まり前記無接着テープ部は第1テープ受と第2テープ受の間の上部、又は第2テープ受上部後方で撓んで湾曲した形状となり折返されて無接着テープ部の接着面が互いに接合しテープ端にループ形状の重合部が非接着部として形成され剥離代となるテープ端重合カッター。
前記カッター刃の下方にカッター刃と一体となって上下方向に移動可能なスライド板を設け該スライド板の後面の上部にはラックが設けてあり、スライド板の下方はテープカッター本体の底に設けた戻しバネにより上方向に弾発付勢されていて、テープカッター本体の左右間に設けた固定軸を基に前後回転可能で第2テープ受を有する形成体を設け、該形成体の回転方向に設けたピニオンと前記ラックは噛合い連動していて、カッター刃にテープを当接押圧すると前記戻しバネの弾発に対抗しながら前記スライド板が下方向に移動して前記形成体に設けた第2テープ受が前方向に回転移動しながらカッター刃に接近して、スライド板が下端位置になるとテープが切断されてスライド板の押圧が開放されて前記バネの弾発でスライド板は戻されて瞬時に上方向に移動すると共に第2テープ受は逆回転しながら後方の第1テープ受に接近することでテープ端にループ形状の重合部が剥離代として形成される上記テープ端重合カッター。
前記形成体の第2テープ受に平行後方にテープ支持部を設け、前記第1テープ受と第2テープ受の隙間に有する前記無接着テープ部であるテープ端のテープ面中央位置のテープ接着面側を前記テープ支持部が若干押し上げ支持されて無接着テープ部が下方に垂れ下がることを防ぎ、テープ端が湾曲形状の状態から接着面の互いが重なる過程で、第1テープ受と第2テープ受の間に存在するテープ支持部は下方向に回転移動し第1テープ受と第2テープ受の間より脱することで第2テープ受は第1テープ受に接近することが可能となり、テープ端重合のループ形状が第1テープ受と第2テープ受の上部、又は第1テープ受の前上部に確実に形成される上記記載のテープ端重合カッター。
テープカッター本体のカッター刃の後方に平面を有する台座の上面に前記第1テープ受と前記固定軸を支持する軸固定穴を有した形成支持体を設け前記形成体は該形成支持体の上部で固定軸に支持され前後回動自在で形成支持体の下方側の中央下方向には嵌合軸を有し該嵌合軸は台座の中央に設けた支持穴を貫通して前記形成支持体は前記嵌合軸を基に左右回動自在で、更に嵌合軸は形成支持体の左右回動制止位置を決める位置決台に固定され該位置決台と形成支持体は一体として左右回動自在で位置決台に設けた制止孔に台座へ固定されたバネ効果を有する制止板の突起が嵌り係止して形成支持体は制止位置で確実に制止でき、又位置決台に位置決軸を設け該位置決軸がスライド板に設けたスライド係止孔を貫通し更にテープカッター本体前面の調節穴を貫通して位置決軸の先端に切替レバーを設けテープカッター本体の前面において左右移動調節操作が可能で、切替レバーをテープカッター本体前面の中央位置又は左右端の何れかの位置に移動させると前記制止孔に前記制止板の突起が嵌り制止し、切替レバーが中央位置では第1及び第2テープ受はテープに対し直交状態でテープ端の重合形状は四角形状となり切替レバーを左右端の何れかの位置では第1及び第2テープ受はテープに対し非直交状態でテープ端の重合形状は三角形状となりテープ端の角部のみが剥離しろとなることでは四角形状の場合に比較して貼り付きを強めることができるテープ端重合カッター。
前記切替レバーによる制止位置がテープカッター本体前面の中央と左右端と更に中央と左端及び中央と右端の中間に制止位置を設け該制止位置でスライド板が下方向のスライドを係止する凹型のスライド止をスライド板のスライド係止孔上部に有し、テープカットの際スライド板に連動する形成体は制止状態となりテープは非重合形成となって通常のテープカッター同様に一重のテープ端を形成し切替レバー位置が右端より左端において右角重合、一重、全面重合、一重、左角重合の形成が可能なテープ端重合カッター。
以上説明したようにこのテープ端重合カッターはテープカッター本体の前面よりテープ端の重合形状の形成が調節できてテープ重合形状は四角形状の全面折返しから三角形状の角折返しに至るまでのテープ端重合が確実に形成可能で、更には通常のテープカッター同様に一重のテープカットもできて、扱い易いくテープ剥離代が連続に簡便且つ迅速に形成できる、優れた効果がある。
テープカッター本体前方部分解斜視図 テープカッター本体外観図 テープ端全面重合形成の開始状態図 テープ端全面重合形成の中間状態図 テープ端全面重合形成の完了状態図 テープ端右角重合形成の開始状態図 テープ端右角重合形成の中間状態図 テープ端右角重合形成の完了状態図 テープ端左角重合形成の開始状態図 テープ端左角重合形成の中間状態図 テープ端左角重合形成の完了状態図 テープ端一重形成の状態図(右側選択) テープ端一重形成の状態図(左側選択) テープ重合完成図
テープ端重合カッターの前後方向の関係はカッター刃6の取付け側を前面として観た状態で説明する。当発明の機能構成について説明すると、前方に有するカッター刃6とスライド板5は一体型でテープカッター本体1の最前側内面と台座1aの前側面の間にスライド溝1dがあって該スライド溝1dにスライド板5の上方が嵌り下方が底板13のガイド溝13bに嵌りスライド板5は上下スライド移動を保持されて、戻しバネ12がスライド板5のバネ支持ガイド5e及び5fに挿入され戻しバネ12は底板13のガイド受台13aの上面に係止されスライド板5は上方に弾発付勢されている。
スライド板5の後面と接する台座1aの上平面にはテープ重合を形成するための形成支持体3と形成体4と固定軸7があり形成支持体3には第1テープ受3cを有し、形成体4の回転軸穴4aに固定軸7が挿入され固定軸7の両端は形成支持体3の軸固定穴3aに嵌合固定されて、形成体4の前方に設けたピニオン部4dとスライド板5の後面側の上方に設けたラック部5aが噛合い連動していて、形成体4に設けた第2テープ受4bは第1テープ受3cに平行でカッター刃6と第1テープ受3cの間を前後回転往来移動する。
第1テープ受3c及び第2テープ受4bの上面はテープ端の貼付面であって、第1テープ受3cの上面形状は長方形の両端部分を後方向に45°折り曲げた〔形状で左右対称形をなし前方の辺の長さがテープ幅程になっていて前後2辺間の間隔は2〜4mm程になっている。第2テープ受4bの上面形状は等脚台形をなし平行する2辺間は2〜3mm程であって2辺のうち短い辺が前方になっていて等脚台形の不平行な辺との交角(等脚台形の内角)は135°をなしている。
形成支持体3の受台3eの下方側には嵌合軸3dを有していて台座1aの中央には嵌合軸3dを回転自在に保持する支持穴1bが有って嵌合軸3dの先端は支持穴1bを貫けて台座1a裏面下方に設けた位置決台2の中央の嵌孔2aに嵌止固定され、嵌合軸3dを中心として位置決台2を回動させる位置決軸8があって、位置決台2と一体となった形成支持体3の角度を可変するために調整バネ9が角棒状の前記位置決軸8の先端より挿入され後端部で係止され、位置決軸8の先端は位置決台2の下部に有する水平な角穴状のガイド穴2bを貫通してスライド板5の中央部に設けたスライド係止孔5bを貫けて更にテープカッター本体1の最前面にある左右に弓長状の調節穴1cを貫けて切替レバー10に嵌合固定される。切替レバー10の操作により形成支持体3の嵌合軸3dを中心に台座1aの上面を左右に90°程の範囲で回動するとき形成体4のピニオン部4dは円弧軌跡を画く円弧状のピ二オン形状になっていて、この円弧に沿うようにカッター刃6と一体となったスライド板5のラック部5aも円弧形状をなしている。
機能構成について説明すると、図1〜図11に示すように重合形状が四角形から三角形に至る形状を形成できて、調節穴1cの左右端間の中央はテープカッター本体1の前面左右中心位置で切替レバー10を左右に移動することで位置決台2及び形成支持体3が左右端間を90°回転して動き、切替レバー10が調節穴1cの中央位置と左右端位置で形成支持体3を制止するために制止孔2cが位置決台2の側部に設けてあり、台座1aの細長い固定穴1eに弾性体を成す制止板11の上方が嵌止されていて制止板11の端部に設けた突起11aが制止孔2cに嵌ることで位置決台2が定位置で確実に制止するようになっている。
切替レバー10が調節穴1cの中央位置ではカッター刃6に対し第1テープ受3cの傾きは平行で0°、右端位置ではカッター刃6に対し右に45°、左端位置ではカッター刃6に対し左に45°のそれぞれに切り替わり、スライド板5の上下スライド範囲に対してはスライド板5の上端位置はスライド板5の中央の四角形状を成すスライド係止孔5bの下端に位置決軸8の下端が当接係止した位置となり、スライド板の下端位置はスライド係止孔5bの上端に位置決軸8の上端が当接する位置となって切替レバー10位置によるテープ重合形成の形状は中央位置で全重合、右端位置で右角重合、左端位置で左角重合となる。
更に位置決台2には制止孔2cが中央位置と左右端位置の間にも有していて、スライド板5のスライド係止孔5bの上端にスライド止5c及び5dを有していて、スライド係止孔5bは山形状を成し切替レバー10が上記中央位置と左右端位置の間の何れかにある状態では位置決軸8の下面側がスライド係止孔5bの下端と係止すると共に位置決軸8の上面側がスライド止5c、又はスライド止5dの下端に当接係止して位置決軸8は上下方向に挟止された状態となってスライド板5はスライド移動不可となり、スライド板5と一体であるカッター刃6は上端位置に留めていて、テープ端の形状は中央位置と左右端位置のそれぞれの間では一重の形成となる。
次にテープ端重合カッターにおけるテープ端重合形成の操作方法、及び作動状態を説明すると、図2に示す様にテープカッター本体1の前面にある調節穴1cの上側右端より左端までを「右角」、「単」、「全」、「単」、「左角」の順に銘記表示14されていて切替レバー10はこれら銘記位置に制止して、各位置におけるテープ端の形状について、「右角」はテープ端右角重合、「単」はテープ端一重、「全」はテープ端全面重合、「左角」はテープ端左角重合を意味する。
図3〜図5示すように、切替レバー10を中央の「全」位置に合わせると形成支持体3の第1テープ受3cはカッター刃6に対し平行でテープTの引き出し方向に対し直交している状態で、テープ切断時にテープTがカッター刃6に当接する位置ではテープTは第1テープ受3cの上面中央に貼付いてテープを下方に引いていくとカッター刃6は下方にスライド移動すると共に形成体4が回転して第1テープ受3cに平行な第2テープ受4bが前方に移動を開始しカッター刃6が下限近くまでスライド下降した位置で第2テープ受4bはカッター刃6に平行に極接近してテープTが第2テープ受4bの上面中央に貼付くと共にテープ支持部4c上端が第1テープ受3cと第2テープ受4bの隙間である非接着部テープ端下面(接着面側)を若干押上げている状態となりカッター刃6がスライド下限位置になると形成体4の回転は止まり図3の様になって、第1テープ受3cと第2テープ受4bの間は10mm程になる。
続けてテープTを下方向へ引いていくとテープTはカッター刃6により切断されてカッター刃6は上昇開始すると共に形成体4は後方向に回転して第2テープ受4bがカッター刃6より離れテープ端の中間部をテープ支持部4cが押上げた位置を頂点としてテープ端は上方向へ湾曲して図4の様な形状となりテープ端はテープ支持部4cより離れてカッター刃6が上限に近づくと第2テープ受4bは第1テープ受3cに極接近して湾曲状のテープ端はテープ接着面が互いに貼り合わさると同時に第2テープ受4bに貼付いたテープ端部は剥がれてゆきカッター刃6が上限に達すると第2テープ受4bは若干下方向に移動してテープ端部は第2テープ受4bから剥離され第1テープ受3cの前上側にループ状のテープ重合部Taが図5及び図14(イ)の様に形成される。
図6〜図8及び図9〜図11に示すように、切替レバー10を右端の「右角」位置に合わせた場合及び左端の「左角」位置に合わせた場合とでは操作方向及び動作状態が左右対称であって、形成支持体3の第1テープ受3cはカッター刃6に対し45°傾きテープTの引き出し方向に対しても45°をなし、テープ切断時にテープTがカッター刃6に当接する位置ではテープTは第1テープ受3cの上面の中央より片側に貼付いて、テープTが下方に引かれるとカッター刃6は下方にスライド移動すると共に形成体4が回転して第2テープ受4bは45°前方に移動を開始しカッター刃が下限近くまでスライド下降した位置で第2テープ受4b上面の等脚台形の不平行な辺がカッター刃6に平行接近してテープTは第2テープ受4bの上面片側に貼付くと共にテープ支持部4cの上端が第1テープ受3cと第2テープ受4bの隙間にある非接着部のテープ端下面側(接着面側)を若干押上げている状態となりカッター刃6がスライド下限位置になると形成体4の回転は止まり「右角」位置に合わせた場合は図6の様になり、「左角」位置に合わせた場合は図9の様になって、第1テープ受3cと第2テープ受4bの間は10mm程になる。
続けてテープTを下方向へ引いていくとテープTはカッター刃6により切断されてカッター刃6は上昇開始すると共に形成体4は後方向に回転して第2テープ受4bがカッター刃6に対し45°後方へ移動しながら離れテープ支持部4cが押上げたテープ端の位置を頂点としてテープ端の先端角部は上方向へ湾曲し図7又は図10の様な形状となりテープ支持部より離れてカッター刃6が上限に接近すると第2テープ受4bが第1テープ受3cに極接近し湾曲状のテープ端の先端角部はテープ接着面が互いに貼り合わさると同時に第2テープ受4bに接合したテープ先端角部が剥がれはじめカッター刃6が上限に達すると第2テープ受4bは若干下方向に移動してテープ端の先端角部は第2テープ受4bから剥離され、切替レバー10を右端の「右角」位置に合わせた場合は第1テープ受3cの右前上側に三角形状をなすループ状のテープ端重合部Trが図8及び図14(ロ)の様に形成され、切替レバー10を左端の「左角」位置に合わせた場合は第1テープ受3cの左前上側に三角形状をなすループ状のテープ端重合部Tlが図11及び図14(ハ)の様に形成される。
図14〜図15に示すように、切替レバー10を「全」と「左角」の中間位置、及び「全」と「右角」の中間位置の「単」に合わせた場合はそれぞれの操作方向及び動作状態が全て左右対称であってカッター刃6に対し第1テープ受3cは左右にそれぞれ22.5°をなしテープをカッター刃6に当てた位置で第1テープ受3cにテープTが接合しテープTをカッター刃6に当て下方に引いてもカッター刃6は下方向の移動を係止されて固定状態となり形成体4は否作動となって通常のテープカッターと同様の扱いとなり、テープTを更に下方に引くとテープTは通常のテープカッターと同様に一重のテープ片として切断される。
1 テープカッター本体
1a 台座
1b 支持穴
1c 調節穴
1d スライド溝
1e 固定穴
2 位置決台
2a 嵌孔
2b ガイド穴
2c 制止孔
3 形成支持体
3a 軸固定穴
3b 軸固定穴
3c 第1テープ受
3d 嵌合軸
3e 受台
4 形成体
4a 回転軸穴
4b 第2テープ受
4c テープ支持部
4d ピニオン部
5 スライド板
5a ラック部
5b スライド係止孔
5c スライド止
5d スライド止
5e バネ支持ガイド
5f バネ支持ガイド
5g カッター固定孔
6 カッター刃
6a カッター固定部
7 固定軸
8 位置決軸
9 調整バネ
10 切替レバー
11 制止板
11a 突起
12 戻しバネ
13 底板
13a ガイド受台
13b ガイド溝
14 銘記表示
T テープ
Ta 全面重合部
Tl 左角重合部
Tr 右角重合部
R リール

Claims (5)

  1. テープカッター本体の前面に接近した位置にカッター刃があり該カッター刃は上下移動自在で弾性体により常時上方向に付勢されていてカッター刃後方に台座を有し前記台座の上側平面に第1テープ受と第2テープ受を設け前記第1テープ受は固定されていて前記第2テープ受は前記カッター刃の上下移動に連動してカッター刃と第1テープ受の間を前後移動可能になっていて当初第2テープ受は第1テープ受の直前にあって、テープがカッター刃に当接するとカッター刃は弾性体の弾発に対向して下方に押され移動し第2テープ受は第1テープ受より離れてカッター刃に接近移動し第1テープ受と第2テープ受の間隙が広がり第1及び第2テープ受にテープ接着面が貼付くと第1及び第2テープ受の間隙には無接着テープ部ができて、テープ切断されるとカッター刃はテープの押圧より解放され弾性体の反発で瞬時上昇すると共に第2テープ受はテープカットラインを先端としてテープが接合維持した状態で瞬時にカッター刃より離れて固定されている第1テープ受に接近移動して前記無接着テープ部が第1テープ受と第2テープ受の間の上部、又は第2テープ受前上部に湾曲することでテープ端の接着面が互いに接合してループ形状のテープ端重合部が剥離代として形成されるテープ端重合カッター。
  2. 前記カッター刃の下方側にカッター刃と一体となって上下方向に移動可能なスライド板を設け前記スライド板は戻しバネにより上方向に弾発付勢されていてスライド板の後面側にはラック部が設けてあり、前記第2テープ受はピニオン部を有する形成体に設けられて前記ラック部と前記ピニオン部が噛合って連動し前記形成体は固定軸に支持され、テープをカッター刃に当接させて下方に引くと前記戻しバネの弾発に押圧対抗しながら前記スライド板が下方向に移動し、第2テープ受が前方向に回転移動しながらカッター刃に接近し、テープが切断されるとスライド板の押圧が開放されて前記バネの弾発でスライド板は戻されて瞬時に上方向に移動すると共に第2テープ受は後方向に回転移動して第1テープ受に接近しテープ端部が第1テープ受と第2テープ受の間の上部、又は第2テープ受前上部に湾曲することでテープ端の接着面が互いに接合してループ形状のテープ端重合部が形成されることを特徴とする請求項1記載のテープ端重合カッター。
  3. 前記形成体の第2テープ受に平行後方にテープ支持部を設け、前記第1テープ受と第2テープ受の隙間に有する前記無接着テープ部であるテープ端のテープ面中央位置のテープ接着面側を前記テープ支持部が若干押し上げ支持されて無接着テープ部が下方に垂れ下がることを防ぎ、テープ端が湾曲形状の状態から接着面の互いが重なる過程で、第1テープ受と第2テープ受の間に存在するテープ支持部は下方向に回転移動し第1テープ受と第2テープ受の間より脱することで第2テープ受は第1テープ受に接近することが可能となり、テープ端重合のループ形状が第1テープ受と第2テープ受の上部、又は第1テープ受の前上部に確実に形成されることを特徴とする請求項2記載のテープ端重合カッター。
  4. 前記形成体と前記固定軸を前記第2テープ受と固定軸を支持する支持部を有した形成支持体の上に設けて前記形成支持体を前記台座の中央上部に平面設置して形成支持体の中央下部の下方向に嵌合軸を有し該嵌合軸は台座を貫通して台座の下方側に設けた位置決台に嵌合固定され嵌合軸を基に位置決台は回転自在で、該位置決台に位置決台を回転させるための切替レバーを設けテープカッター本体の前面より位置決台を回転操作できて切替レバーがテープカッター本体の前面中央及び左右端位置で制止できる制止機構を備え、切替レバーがテープカッター本体の前面中央位置ではテープに対し前記第1テープ受及び前記第2テープ受は直交状態でテープ端の重合形状は四角形状となり切替レバーを左右端の何れかの方向に移動するとテープに対し前記第1テープ受及び前記第2テープ受は非直交状態でテープ端の重合形状は三角形状となることを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれか一つに記載のテープ端重合カッター。
  5. 前記切替レバーによる前記位置決台の制止位置がテープカッター本体前面の中央と左右端と更に中央と左端及び中央と右端の中間に制止位置を設け該制止位置でスライド板が下方向へのスライドを係止するための凹型のスライド止をスライド板のスライド係止孔上部に設け、テープカットの際スライド板に連動する形成体は不動となりテープは非重合形成となって通常のテープカッター同様に一重のテープ端の形成となり、各制止位置でのテープ端の重合形状は切替レバー位置が右端より左端までにおいて右角重合、一重、全面重合、一重、左角重合の各形状形成ができることを特徴とする請求項4記載のテープ端重合カッター。
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