JP5006489B2 - 共焦点光走査プローブ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は共焦点光走査プローブ装置、更に詳しくは光学像の電気信号のノイズ除去部分に特徴のある共焦点光走査プローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術として、特開平9−230248号公報において、マイクロ機械加工された小型の共焦点顕微鏡について開示されている。また、特開平3−87804号公報において、内視鏡ヘッドに搭載した小型の共焦点顕微鏡システムについて開示されている。また、特開2000−171718号公報、検出信号をA/D変換により画像化し、画素演算により輸郭強調等を行う共焦点光走査装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術により生体の細胞などを観察する際、構成される固定反射ミラーやファイバ端面からの反射光や散乱光が、光信号の直流成分ノイズとして、観察対象の信号に加わってしまう。これにより、本来必要とする観察対象の信号が直流成分ノイズに埋もれて、十分な観察ができない可能性がある。
【0004】
また、従来技術のように、検出器により検出した光信号を電気信号に変換し、それを画像化装置にて画像化する際、A/D変換が必要であるため、あらかじめ低域通過フィルタで、検出器からの電気信号を高周波成分を除去するのが一般的である。しかし、この低域通過フィルタを、A/D変換時のサンプリング周波数に近いカットオフ周波数にすると、スキャナの駆動周波数の高調波成分などの高周波ノイズが画像に入り、画質劣化の原因となる可能性がある。
【0005】
また、従来技術のように、検出器により検出した光信号を電気信号に変換し、それを画像化装置にて画像化する際、A/D変換が必要であるため、あらかじめ低域通過フィルタで、検出器からの電気信号を高周波成分を除去するのが一般的である。しかし、この低域通過フィルタを、サンプリングの定理による、A/D変換時のサンプリング周波数に近いカットオフ周波数にすると、スキャナの駆動周波数の高調波成分が画像に入り、ノイズの原因となる可能性がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ノイズが少なく、S/Nの良い、鮮明な観察画像を得ることのできる共焦点光走査プローブ装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の共焦点光走査プローブ装置は、異なる方向において低速駆動と高速駆動を行うスキャナを有するプローブと、前記スキャナを駆動する制御装置と、被検部に光を照射する光源と、前記光源からの光をプローブ先端に導くための光ファイバと、前記光ファイバからの光を被検部に合焦させ、被検部からの光を前記光ファイバ端面に集光させる合焦手段と、前記被検部からの戻り光の少なくとも一部を光源からの光の光路から分離する分離手段と、前記分離された光を検出する検出器と、前記検出器からの信号をA/D変換して画像化する画像化装置と、画像を表示するモニタとを有する共焦点光走査プローブ装置において、前記検出器からの信号のうち、少なくとも直流信号成分を除去するフィルタ装置を有し、当該フィルタ装置により直流信号成分を除去された前記検出器からの信号を前記画像化装置が画像化し、前記フィルタ装置は、前記検出器からの電気信号のうちの高周波成分のみを通過する高域通過フィルタ回路を有し、前記高域通過フィルタ回路は、高域通過カットオフ周波数が、少なくとも前記スキャナの低速側駆動周波数以下であり、前記フィルタ装置は、前記検出器からの電気信号のうちの低周波成分のみを通過する低域通過フィルタ回路を有し、前記低域通過フィルタ回路は、低域通過カットオフ周波数が、少なくとも以下の式を満たす。flc≦(X×fx)/r ここでflc:低域通過カットオフ周波数 X:前記スキャナの高速駆動側の走査範囲 fx:前記スキャナの高速駆動側の周波数 r:前記プローブの光学的分解能。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0009】
図1ないし図19は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は共焦点光走査プローブ装置の構成を示すブロック図、図2は図1のフィルタ装置の構成を示す構成図、図3は図2のHPFの周波数特性を示す図、図4は図2のHPFの作用を説明する図、図5は図2のHPFの第1の変形例の構成を示す図、図6は図2のHPFの第2の変形例の構成を示す図、図7は図2のHPFの第3の変形例の構成を示す図、図8は図2のHPFの第4の変形例の構成を示す図、図9は図2のHPFの第5の変形例の構成を示す図、図10は図2のLPFの周波数特性を示す図、図11は図2のLPFの第1の変形例の構成を示す図、図12は図2のLPFの第2の変形例の構成を示す図、図13は図2のLPFの第3の変形例の構成を示す図、図14は図2のLPFの第4の変形例の構成を示す図、図15は図2のLPFの第5の変形例の構成を示す図、図16は図1のプローブの先端部を示す断面図、図17は図16のプローブのスキャナの構造を示す断面図、図18は図17のスキャナの構造を示す平面図、図19は図17のスキャナの詳細構造を示す平面図である。
【0010】
図1に示すように、本実施の形態の共焦点光走査プローブ装置は、スキャナを有するプローブ1と、前記スキャを駆動する制御装置2と、前記プローブ1に光を供給し、前記プローブ1からの光学像を検出して電気信号にする光学ユニット3と、前記光学ユニット3からの信号を特定の周波数成分だけ通過させるフィルタ装置501と、前記フィルタ装置501からの電気信号を画像化する画像化装置4と、前記画像化装置4からの映像を表示するモニタ5と、スキャナを駆動する駆動波形の基準となるクロックを発生させる外部クロック発生器7とを備える。これらは、次のような接続関係になっている。
【0011】
プローブ1は、信号線1aを介して制御装置2と電気的かつ着脱可能に接続され、さらに光ファイバ1bにより制御装置2のコネクタ11を介して光学ユニット3のコネクタ17に光学的かつ着脱可能に接続ざれている。
【0012】
光学ユニット3は、光源としてのレーザダイオード(以下、LDと称す)15と、フォトマルチブライアチューブ(以下、PMTと称す)ユニット16と、4端子カブラ8とからなる。
【0013】
光学ユニット3において、4端子カブラ8は、4つの端部8a,8b,8c,8dを有し、端部8aは光ファイバ1cに光学的に接続され、8bはLD15に光学的に接続されている。また、端部8dは光ファイバ終端8hにより終端され、端部8cはPMTユニット16に光学的に接続されている。端部8a,8dから入った光はそれぞれ分岐されて端部8b,8cに伝えられ、逆にまた、端部8b,8cから入った光はそれぞれ分岐されて、端部8a,8dに伝えられる構成になっている。
【0014】
LD15で発生するレーザ光は、端部8b、4端子カブラ8、端部8a、コネクタ11、光ファイバ1c、コネクタ11、光ファイバ1bを介してプローブ1へ伝送され、プローブ1内のスキャナ(後述)にて観察対象を2次元(XY方向)に光走査する。
【0015】
プローブ1内のスキャナにて走査し、観察対象から反射する光信号は、光ファイバ1b、コネクタ11、光ファイバ1c、コネクタ17、端部8a、4端子カブラ8、端部8c、を介して、PMTユニット16に伝送され、ここで、光信号が電気信号に光電変換される。 PMTユニット16で光電変換された電気信号は、信号線16b、コネクタ18、信号線501a、およびコネクタ504を介してフィルタ装置501へ伝送される。
【0016】
さらにPMTユニット16は、それを駆動する駆動電源21と、信号線21a、コネクタ19、信号線16cを介して電気的に接続されている。
【0017】
制御装置2において、制御回路9は、信号線9aを介してコネクタ13に接続されている。また、制御回路9は信号線9bを介してコネクタ11に電気的に接続されている。この制御回路9は、コネクタ13から信号線9aを介して入力されるスキャナ駆動信号を取り込み、これを増幅して、信号線9bを介してコネクタ11に出力できるようになっている。
【0018】
画像化装置4は画像化信号を生成する装置であり、コネクタ24,25,26,502を備えている。コネクタ24にはモニタ5が信号線4dを介して電気的に接続されている。
【0019】
また、画像化装置4はコネクタ26、信号線4bおよびコネクタ13を介して制御装置2に電気的に接続されいる。画像化装置4のコネクタ26には、信号線4eを介して、スキャナを駆動する駆動波形の基準となるクロックを発生させる外部クロック発生器7が電気的に接続されている。
【0020】
また、画像化装置4はコネクタ25、信号線4cおよびコネクタ503を介して光学ユニット3に電気的に接続され、相互に伝達可能となっており、信号線16eにより、PMTユニット16内のマルチブライアチューブの感度を制御する信号を画像化装置4から伝送する。
【0021】
さらに、画像化装置4は、コネクタ502、信号線501b,コネクタ505を介してフィルタ装置501と電気的に接続されており、フィルタ装置501から出力される信号が入力される。
【0022】
フィルタ装置501はPMTユニット16と、信号線16b、コネクタ18、信号線501a、コネクタ504を介して電気的に接続されて、PMTユニット16内のマルチブライアチューブによって光電変換された電気信号がフィルタ装置501に入力される。フィルタ装置501において、特定の周波数成分の電気信号のみを通過させて、コネクタ505、信号線501b、コネクタ502を介して、画像化装置4へ出力される。
【0023】
フィルタ装置501は、図2に示すようなフィルタ回路506を有し、フィルタ回路506は高周波帯域の周波数成分を通過させる高周波通過フィルタ(以下、HPFと称す)507、低周波帯の周波数成分を通過させる低周波通過フィルタ(以下、LPFと称す)508からなる。
【0024】
PMTユニット16からの電気信号には、プローブ1により得られる観察対象画像信号の他に、スキャナをはじめとする光学系により発生するノイズ信号も存在する。このノイズ信号を低減するために、次のように信号処理を行う。なお、ノイズ信号の発生源についての説明は後述する。
【0025】
まず、PMTユニット16からの電気信号はHPF507に入力される。HPF507は抵抗R1、コンデンサC1により構成され、PMTユニット16からの電気信号のうち、図3に示すように高域通過カットオフ周波数(電気信号の利得が−3dB=約半分になる周波数)fhcより低い周波数成分の信号を減衰させる周波数特性となっている。なお、高域通過カットオフ周波数fhcは、以下で算出される。
【0026】
fhc=1/(2πR1C1) (1)
例えば、スキャナの低速側周波数が4Hzの場合、高域通過カットオフ周波数fhcは4Hz以下(例えば1Hz)になるように、またスキャナの低速側周波数が20Hzの場合、高域通過カットオフ周波数fhcは20Hz以下(例えば10Hz)になるように、各々抵抗R1、コンデンサC1の値が決定される。
【0027】
特に、高通過カットオフ周波数fhcを限りなくゼロ(直流)に近づけると、図4に示すように、後述のプローブ1を構成する光学系による直流成分ノイズを含む電気信号(図4(a)参照)から、HPF507により直流成分ノイズを除去されて、観察対象からの電気信号を多く含む交流成分の信号が抽出される(図4(b)参照)。
【0028】
なお、図2において、HPF507は抵抗R1、コンデンサC1のみで構成されているが、図5のように、抵抗RとコイルLで構成しても良い。ただし、この時の高域通過カットオフ周波数fhcは、以下のようになる。
【0029】
fhc=R/2πL (2)
また、図2におけるHPF507を、図6のように2次、あるいは図示しないがそれ以上の多段のフィルタとしても良い。もちろん、図5の構成を2次、あるいはそれ以上の多段としても良い。もちろん、図示しないが抵抗とコンデンサ、抵抗とコイルとの多段のフィルタとしても良い。
【0030】
また、抵抗、コンデンサ、コイル等の受動素子によりフィルタを構成する代わりに、図7のように、オペアンプなどの能動素子を使ったアクティブフィルタとしても良い。もちろん、抵抗とコンデンサの代わりに、図示しないが抵抗とコイルとしても良い。
【0031】
また、図7に加えて、抵抗とコンデンサを図8のように2次、あるいは図示しないがそれ以上の多段のフィルタとしても良い。もちろん、抵抗とコンデンサの代わりに、図示しないが抵抗とコイルとしても良い。
【0032】
さらに、図7と図8を組合せて、図9のように複数のオペアンプによる多次(図9の場合は5次)のアクティブフィルタとしても良い。もちろん、図示しないが図2,5,6,7,8,9の組み合わせによって考えられるフィルタ、あるいはその他の素子を含んだ構成で同様の機能を有するフィルタであれば何でも良い。
【0033】
また、図2,5,6,7,8,9あるいはそれらの組み合わせによって構成されるフィルタにおいて、抵抗、コンデンサ、コイル等の値を適切に設定して、利得を必要に応じて1あるいは1以外になるように設定しても良い。
【0034】
次に、HPF507から出力される信号は、LPF508に入力される。 LPF508は、図2に示すように、抵抗R2、コンデンサC2により構成され、HPF507からの電気信号のうち、図10に示すように、低域通過カットオフ周波数flcよりも高い周波数成分を減衰させる周波数特性となっている。なお、低域通過カットオフ周波数flcは、以下で算出される。
【0035】
flc=1/(2πR2C2) (3)
一方、プローブ1内のスキャナの高速駆動側の走査範囲をX、プローブ1が有する光学的解像度をrとすると、画像化装置4でA/D変換して画像化する際、スキャナの高速駆動側が1往復する間に必要な表示画素数は、少なくとも2X/rとなる。なお、ここで2倍しているのはスキャナの高速駆動側周波数fxの1周期の間に走査される距離は、走査範囲Xを往復するので2倍となるためである。よって、画像化装置4でのA/D変換のサンプリング周波数fsplは、スキャナの高速駆動側が1往復する間に必要が表示画素数に、スキャナの高速駆動側周波数fxを乗算すれば良いので、以下のようになる。
【0036】
fspl=fx×(2X/r)=(2×X×fx)/r (4)
サンプリングの定理により、画像化装置4への出力は、fspl/2 以下に低域通過カットオフ周波数を設定する必要があるので、低域通過カットオフ周波数flcは、以下のようになる。
【0037】
flc≦fspl/2=(X×fx)/r (5)
以上により、例えば、スキャナの走査範囲が100μm、高速駆動側周波数fxが500Hz、光学的解像度が0.5μmの場合、式(5)より、低域通過カットオフ周波数flcが100kHz以下となるように、式(2)の抵抗R2、コンデンサC2の値が決定される。
【0038】
また、例えばスキャナの走査範囲が100μm、高速駆動側周波数fxが3kHz、光学的解像度が0.5μmの場合、式(4)より、低域通過カットオフ周波数flcが600kHz以下となるように、式(2)の抵抗R2、コンデンサC2の値が決定される。
【0039】
上述のLPF508により、例えばスキャナの高速駆動側の駆動周波数の高調波による高周波成分のノイズを除去することができる。
【0040】
なお、図2において、LPF508は抵抗R2、コンデンサC2のみで構成されているが、図11のように、抵抗RとコイルLで構成しても良い。ただし、この時の低域通過カットオフ周波数flcは、以下のようになる。
【0041】
flc=R/2πL (6)
また、図3におけるLPF508を、図12のように2次、あるいは図示しないがそれ以上の多段のフィルタとしても良い。もちろん、図11の構成を2次、あるいはそれ以上の多段としても良い。もちろん、図示しないが抵抗とコンデンサ、抵抗とコイルとの多段のフィルタとしても良い。
【0042】
また、抵抗、コンデンサ、コイル等の受動素子によりフィルタを構成する代わりに、図13のように、オペアンプなどの能動素子を使ったアクティブフィルタとしても良い。もちろん、抵抗とコンデンサの代わりに、図示しないが抵抗とコイルとしても良い。
【0043】
また、図13に加えて、抵抗とコンデンサを図14のように2次、あるいは図示しないがそれ以上の多段のフィルタとしても良い。もちろん、抵抗とコンデンサの代わりに、図示しないが抵抗とコイルとしても良い。
【0044】
さらに、図13と図14を組合せて、図15のように複数のオペアンプによる多次(図15の場合は5次)のアクティブフィルタとしても良い。もちろん、図示しないが図2,11,12,13,14,15の組み合わせによって考えられるフィルタ、あるいはその他の素子を含んだ構成で同様の機能を有するフィルタであれば何でも良い。
【0045】
また、図2,11,12,13,14,15あるいはそれらの組み合わせによって構成されるフィルタにおいて、抵抗、コンデンサ、コイル等の値を適切に設定して、必要に応じて利得を1あるいは1以外になるように設定しても良い。
【0046】
次に、プローブ1の先端部200について図16ないし図19を参照して説明する。
【0047】
プローブ1の外形形状は、図16に示すように、円柱状に構成されている。プローブ1の外側は、チューブ224と、その内部に納められたコイルパイプ225によって構成されている。また、コイルパイプ225の内部には、光ファイバ217と、電気ケーブル218とが通っている。先端部には、コイルパイプ止め226があり、コイルパイプ225の先端部が接着されている。また、コイルパイプ止め226の内側は、図の網掛け部のように絶縁物質244で満たされている。また、コイルパイプ止め226にはガイドパイプ227が接着されており、チュープ224は、図のように糸巻き接着228によって、これらに固定されている。
【0048】
スキャニングミラー232の構造、製作方法は後述する。スキャニングミラー232は、図のようにカバーガラス240、レンズ237を介して図の位置に配置されており、配線233、基板234、フレキシブル基板235、電気ケーブル218および信号線1aを介して、制御装置2内の制御回路9と電気的に接続されている。なお、電気ケーブル218からフレキシブル基板255へ延びる導電性の電線は、図のように絶縁チューブ236で覆われている。
【0049】
また、スキャニングミラー232は、ミラーガラス台231、間隔管230、光ファイバ217の先端部を固定的に保持するフェルール229に固定されている。ただし、スキャニングミラー232と、光ファイバ217と一体的に研磨されテーパ形状をなすフェルール229の先端は、接触せず、わずかに隙間があいている。
【0050】
また、レンズ237はレンズ枠238に接着固定されており、間隔管239を介してミラー台231に固定されている。さらに、レンズ枠238はガイドパイプ227にも固定されている。さらに、レンズ枠238はガイドパイプ227にも固定されている。間隔管239は、図16(b)に示すように、断面線A−Aに示す断面構造となっている。
【0051】
また、レンズ237は、中心部付近にミラー蒸着部245が設けられている。
【0052】
先端カバー241は、間隔管242を介してレンズ枠238に固定されており、さらに先端カバー241は、ガイドパイプ227にも接着固定されている。先端カバー241には、カバーガラス240が固定されている。さらに、電気ケーブル218には、信号線1aを介して制御装置2のGNDに接続されているGND線があり、このGND線と、プローブ1の先端部を構成する導電性のコイルパイプ225、コイルパイプ止め226、フレキシブル基板235、基板234、間隔管230、間隔管239、レンズ枠238、先端カバー241、および間隔管242が、各々の接触部分で溶接されており、これらすべてが電気的に導通している。また、チューブ224と先端カバー241との隙間は、接着剤243が充填されている。
【0053】
スキャニングミラー232は、図17に示すように、シリコン基板250にエッチングを行い、凹部251を形成させている。また、裏面からもエッチングされて、凹部248、貫通穴247を形成している。プレート252はシリコン基板上に接着され、基板上の酸化物層によってシリコン基板250と絶縁されている。さらに適切にマスクした後プレート252の上面に窒化膜253を設け、これをミラー部249に必要な部分を残してエッチングする。このときのミラー部249を上面から見た図を図18に示す。図の網かけ部は窒化膜を設けなかった部分である。
【0054】
さらに、図19に示すように、その上に導電層を形成し、電極254a,254b,254c,254dと、ミラー部249と、配線253a,253b,253c,253dとを製作する。この電極254a,254bはミラーの役割も兼ねる。ここで適切にエッチングを行うことにより、窒化膜に覆われていない部分を取り除く。このとき、ヒンジ部256,257の両側からアンダーエッチされることにより、窒化膜部分のみが残り、図19に示すように、この部分を軸にして中心部255が回転できるようになる。上記電極254a,254bに互いに位相が反転する正弦波を印加することで、くぼみ部248に形成されるGND部とでキャパシタを形成し、ミラー部249がX方向に静電気力で共振駆動する。また、中心部255の中心には中心穴246が設けられている。また、電極253a,253b,253c,253dは、前述した電気ケーブル218、信号線1aを介して制御装置2のコネクタ11に接続されている。
【0055】
次に、共焦点光走査プローブ装置の光学系の動作を説明する。LD15からのレーザ光は、端部8b、ファイバカプラ8、端部8a、コネクタ17、光ファイバ1c、コネクタ11、光ファイバlbを介して光ファイバ217のコアに供給される。この光ファイバ217のコアからの光は、シリコンミラー250の貫通穴247、ミラー部249の中心穴246を通って、レンズ237へ向かう。この光は、レンズ237表面のミラー蒸着部245によって反射され、広がりながらスキャンニングミラー232のミラー部249へ向かい、これにより反射される。続いて、この光は、レンズ237で集光され、カバーガラス240を通って焦点を結ぶ。この焦点からの反射光は入射光と同じ光路を逆方向に通り、再び、光ファイバ217のコアで焦点を結び、これに入射される。このとき、焦点259以外からの反射光は、入射光と同じ光路を通ることができず、光ファイバ217のコアにほとんど入射できない。つまり、このコアが小さいピンホールの働きをし、共焦点顕微鏡と同等の解像度を持つようになる。
【0056】
次に、プローブ1において発生するノイズについて説明する。
【0057】
光ファイバ217の出射端部の散乱光や、レンズ237表面のミラー蒸着部245の光ファイバ217の出射端部への直接反射光は、スキャニングミラー232により走査される観察対象の画像情報とは異なり、ほぼ直流成分のノイズとして、PMTユニット16まで伝達されて光電変換されることになる。
【0058】
そこで、上述のフィルタ装置501のHPF507によって高周波帯域成分の信号のみを通過させ、直流成分を除去し、図4(b)に示すように交流信号へと変換する。これにより、ほぼ直流成分のノイズを除去することができる。またLPF508によって、低周波帯域成分の信号のみを通過させ、スキャナの駆動の影響により発生する高調波などの高周波成分のノイズを除去できる。
【0059】
なお、本実施の形態では、光学ユニットとフィルタ装置が別々に構成されているが、これらを統合して一体化した構成としても良い。また、画像化装置も合わせて一体的に構成しても良い。また、フィルタ装置、画像化装置、および光学ユニットのうちの少なくとも2つを一体化した構成にしても良い。
【0060】
このように本実施の形態では、フィルタ装置により、プローブ内のファイバ端部の散乱光や、レンズ表面のミラー蒸着部の直接反射光による直流成分ノイズが除去されるので、ノイズが少なく、S/Nの良い、鮮明な観察画像が得られる。
【0061】
特に、本実施の形態におけるスキャナは、高速駆動側の共振周波数が3kHz程度と比較的高く、単位時間当たりの画像数を多く取得することができる。すなわち、低速駆動側の周波数も高く、高域通過フィルタ回路のカットオフ周波数を高く設定することができ、構成される回路素子の選定が容易となり、安価で構成できる。
【0062】
図20及び図21は本発明の第2の実施の形態に係わり、図20は共焦点光走査プローブ装置のプローブの先端部の構成例を説明するために示す断面図、図21は図20のプローブの先端部の構成例を説明するための要部斜視図である。
【0063】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0064】
プローブ1Aの先端部300は、光走査手段としての走査ユニット305と、先端カバーユニット306と、光学枠307とを備えている。光学枠307はプローブ1Aのアウターチューブ308の先端部に固定されている。
【0065】
走査ユニット305は、光学枠307に固定されたベース309を有している。ベース309は、容易に動かないように、後述するレンズ枠314や合焦手段としての対物レンズ315よりも重量が重く設定されている。
【0066】
ベース309には光ファイバ302の先端部が固定されている。
【0067】
ベース309の両側には、薄板310が接着されている。薄板310には、厚み後方に分極された圧電素子304が接着されている。圧電素子304には、圧電素子304を駆動するための電気ケーブル303が接続されている。この電気ケーブル303は、プローブ1Aの先端部300の内部を通つて、図1の信号線1aと接続され、コネクタ11を介して制御装置2に接続されている。
【0068】
薄板310の先端部は中間部材311に固定されている。中間部材311には2枚の平行な薄板312a,312bが固定されている。薄板312a,312bには圧電素子313a,313bが接着されている。
【0069】
薄板312a,312bの先端にはレンズ枠314が固定され、このレンズ枠314には対物レンズ315と光ファイバ302の先端部を固定的に保持するフェルール316が固定されている。なお、光ファイバ302は、フェルール316に固定された後、プローブ1Aの先端部300がフェルール316と一体的に研磨され、さらに反射防止膜が設けられる。また、圧電素子313a,313bは、電気ケーブル303を介して図1の信号線1aに接続され、コネクタ11を介して制御回路15と接続されている。
【0070】
また、小型の変位センサ350がレンズ枠314に接着固定されており、電気ケーブル303、信号線1aを介して、制御装置2と電気的に接続されている。変位センサ350は、スキャナのX方向の位置を、モニタ5における表示画像の左端を基準とし、最も遠い位置、すなわち表示画像の右端における位置のときに最大となるような電圧を出力して、制御装置2内の制御回路15へ伝送する。
【0071】
先端カバーユニット306は、カバーホルダ317と、カバーホルダ317に固定されたカバーガラス318とからなり、カバーホルダ317は光学枠307の先端部に固定されている。
【0072】
このような構造にしたことにより、プローブ1Aの先端部300は密開される。
【0073】
このようなプローブ1Aを使用した共焦点光走査プローブ装置の動作について図1、図20、図21を参照して説明する。
【0074】
LD15からのレーザ光は、端部8b、4端子カプラ8、端部8a、コネクタ17、光ファイバ1c、コネクタ11、光ファイバ1bを介してプローブ1Aの先端部300に伝送され、プローブ1Aの先端部300の先端面から対物レンズ315に向けて出射される。
【0075】
この場合、光ファイバ302の先端部はフェルール316に固定されて一体的に研磨されているとともに、研磨された端面に反射防止膜が設けられているため、光ファイバ302の端面での反射光はきわめて小さく抑えられる。
【0076】
電気ケーブル303には信号線1aを介して制御装置2のグランドと接続したグランド線があり、そのグランド線と、プローブ1Aの先端部300内の導電部である光学枠307、ベース309、およびカバーホルダ317が、各々の接触部分で溶接されており、これらすべてが電気的に導通している。
【0077】
光ファイバ302の端面のコア321から発せられた光は、対物レンズ315で集光され、カバーガラス318を透過して、観察対象物322の内部で焦点323を結ぶ。
【0078】
この焦点323以外からの反射光は、入射光と同じ光路を逆方向に通り、再び光ファイバ302のコア321にほとんど入射できない。このコア321が小さいピンホールの働きをなし、共焦点顕微鏡と同等の解像度を持つようになる。この状態で制御装置2内の制御回路9を動作させると制御回路9からの駆動信号は、信号線9b、コネクタ11、信号線1a、電気ケーブル303を介して、圧電素子304、圧電素子313a,313bに伝送される。これにより、圧電素子304と、圧電素子313a,313bは、電圧に応じて伸縮する。すると、圧電素子304は薄板310に、圧電素子313a,313bは薄板312a,312bにそれぞれ張られているために、薄板310と、薄板312a,312bを曲げるように動作する。
【0079】
具体的には、圧電素子313a,313bに位相が互いに反転した正弦波を加えると、レンズ枠314が振動する。これによって、対物レンズ315、光ファイバ302の先端部とが移動して、レーザ光の焦点323の位置がX方向(図20参照)にスキャンされる。この場合、このスキャナ系の共振周波数で駆動すると、大きな変位が得られる。
【0080】
一方、制御回路9によつて圧電素子304を伸縮させると、レーザ光の焦点323の位置がX方向と垂直なY方向にスキャンされる。この場合、Y方向の振動の周波数をX方向のスキャン周波数よりも十分に遅くすることによって、焦点323はラスタ走査される。これに伴って、走査面324の各点の反射光が光ファイバ302によって伝送されることになる。
【0081】
このようなプローブ1Aを上記第1の実施の形態に代えて使用することにより、共焦点光走査プローブ装置を得ることができる。
【0082】
次に、プローブ1Aにおいて発生するノイズについて説明する。
【0083】
プローブ1Aでは、上記第1の実施の形態で説明したプローブ1のミラー蒸着部245のように、固定反射物が存在しないものの、光ファイバ302の出射端部での散乱光が、再び光ファイバ302へと戻ることによる、ほぼ直流成分のノイズが発生し、PMTユニット16まで伝達されて光電変換される。
【0084】
そこで、上述のフィルタ装置501のHPF507によって高周波帯域成分の信号のみを通過させ、直流成分を除去し、図4(b)に示すように交流信号へと変換する。これにより、ほぼ直流成分のノイズを除去することができる。またLPF508によって、低周波帯域成分の信号のみを通過させ、スキャナの駆動の影響により発生する高調波などの高周波成分のノイズを除去できる。
【0085】
このように本実施の形態では、フィルタ装置により、プローブ内のファイバ端部の散乱光による直流成分ノイズが除去されるので、ノイズが少なく、S/Nの良い、鮮明な観察画像が得られる。
【0086】
特に、本実施の形態におけるスキャナは、高速駆動側の共振周波数が500Hz程度と低いので、低域通過フィルタ回路のカットオフ周波数を低く設定することができ、構成される回路素子の選定が容易となり、安価で構成できる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ノイズが少なく、S/Nの良い、鮮明な観察画像を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る共焦点光走査プローブ装置の構成を示すブロック図
【図2】図1のフィルタ装置の構成を示す構成図
【図3】図2のHPFの周波数特性を示す図
【図4】図2のHPFの作用を説明する図
【図5】図2のHPFの第1の変形例の構成を示す図
【図6】図2のHPFの第2の変形例の構成を示す図
【図7】図2のHPFの第3の変形例の構成を示す図
【図8】図2のHPFの第4の変形例の構成を示す図
【図9】図2のHPFの第5の変形例の構成を示す図
【図10】図2のLPFの周波数特性を示す図
【図11】図2のLPFの第1の変形例の構成を示す図
【図12】図2のLPFの第2の変形例の構成を示す図
【図13】図2のLPFの第3の変形例の構成を示す図
【図14】図2のLPFの第4の変形例の構成を示す図
【図15】図2のLPFの第5の変形例の構成を示す図
【図16】図1のプローブの先端部を示す断面図
【図17】図16のプローブのスキャナの構造を示す断面図
【図18】図17のスキャナの構造を示す平面図
【図19】図17のスキャナの詳細構造を示す平面図
【図20】本発明の第2の実施の形態に係る共焦点光走査プローブ装置のプローブの先端部の構成例を説明するために示す断面図
【図21】図20のプローブの先端部の構成例を説明するための要部斜視図
【符号の説明】
1,1A…プローブ
2…制御装置
3…光学ユニット
4…画像化装置
5…モニタ
7…外部クロック発生器
8…4端子カプラ
9…制御回路
11,13,17,18,19,24,25,26…コネクタ
15…LD
16…PMTユニット
501…フィルタ装置
502,503,504,505…コネクタ
506…フィルタ回路
507…HPF
508…LPF

Claims (10)

  1. 異なる方向において低速駆動と高速駆動を行うスキャナを有するプローブと、前記スキャナを駆動する制御装置と、被検部に光を照射する光源と、前記光源からの光をプローブ先端に導くための光ファイバと、前記光ファイバからの光を被検部に合焦させ、被検部からの光を前記光ファイバ端面に集光させる合焦手段と、前記被検部からの戻り光の少なくとも一部を光源からの光の光路から分離する分離手段と、前記分離された光を検出する検出器と、前記検出器からの信号をA/D変換して画像化する画像化装置と、画像を表示するモニタとを有する共焦点光走査プローブ装置において、
    前記検出器からの信号のうち、少なくとも直流信号成分を除去するフィルタ装置を有し、当該フィルタ装置により直流信号成分を除去された前記検出器からの信号を前記画像化装置が画像化し、
    前記フィルタ装置は、前記検出器からの電気信号のうちの高周波成分のみを通過する高域通過フィルタ回路を有し、
    前記高域通過フィルタ回路は、高域通過カットオフ周波数が、少なくとも前記スキャナの低速側駆動周波数以下であり、
    前記フィルタ装置は、前記検出器からの電気信号のうちの低周波成分のみを通過する低域通過フィルタ回路を有し、
    前記低域通過フィルタ回路は、低域通過カットオフ周波数が、少なくとも以下の式を満たすことを特徴とする共焦点光走査プローブ装置。
    flc≦(X×fx)/r ここでflc:低域通過カットオフ周波数 X:前記スキャナの高速駆動側の走査範囲 fx :前記スキャナの高速駆動側の周波数 r:前記プローブの光学的分解能
  2. 前記スキャナは、一方の方向に高速に駆動し、なおかつそれと直交する方向に低速に駆動する2次元スキャナであることを特徴とする請求項1に記載の共焦点光走査プローブ装置。
  3. 前記スキャナは、半導体プロセスにより生成された2次元走査マイクロマシンミラーを有することを特徴とする請求項1に記載の共焦点光走査プローブ装置。
  4. 前記スキャナは、少なくとも2つ以上の圧電素子により、前記プローブ先端部のレンズおよびファイバ端部を2次元に一体的に走査することを特徴とする請求項1に記載の共焦点光走査プローブ装置。
  5. 前記高域及び低域通過フィルタ回路は、抵抗素子およびコンデンサの組み合わせから構成されることを特徴とする請求項1に記載の共焦点光走査プローブ装置。
  6. 前記高域及び低域通過フィルタ回路は、抵抗素子およびコイルの組み合わせから構成されることを特徴とする請求項1に記載の共焦点光走査プローブ装置。
  7. 前記高域及び低域通過フィルタ回路は、抵抗素子とコンデンサと半導体増幅素子の組み合わせから構成されることを特徴とする請求項1に記載の共焦点光走査プローブ装置。
  8. 前記高域及び低域通過フィルタ回路は、抵抗素子とコイルと半導体増幅素子の組み合わせから構成されることを特徴とする請求項1に記載の共焦点光走査プローブ装置。
  9. 前記高域及び低域通過フィルタ回路は、抵抗素子とコンデンサとコイルと半導体増幅素子の組み合わせから構成されることを特徴とする請求項1に記載の共焦点光走査プローブ装置。
  10. 前記フィルタ装置は、前記検出器と前記画像化装置の間、前記検出器内、前記画像化装置内、あるいは前記検出器と前記画像化装置を一体化した装置内のいずれかに配置されることを特徴とする請求項1に記載の共焦点光走査プローブ装置。
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