JP5005505B2 - 支持具及び支持構造 - Google Patents

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本発明は、木製の階段用踏み板を水平な状態に支持する支持具及び支持構造に関する。
上述した階段用踏み板の支持構造としては種々のタイプのものがあるが、その1つに、例えば木製の踏み板の両端部を、傾斜して配置された段状をした一対の側板に載せ、上段の踏み板の前端部の下面と、下段の踏み板の後端部の上面又は後端面とに、鉛直の蹴込み板の両端を掛け渡し、蹴込み板と踏み板との接合部をネジ釘等により固定する構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−350691号公報
ところで、上述した踏み板を一対の側板の段部に直接、ネジ釘等を用いて固定することも一般的に行われている。この構成の場合には、湿度や温度の変化により踏み板が長手方向に伸縮すると、ネジ釘等を用いて固定した踏み板部分に割れが発生し易いという難点があった。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、踏み板の割れ発生を抑制して踏み板を支持することができる支持具及び支持構造を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る支持具は、木製の階段用踏み板を鉛直方向の支持部材に水平な状態に支持させる支持具であって、踏み板に取付ける踏み板取付片と支持部材に取付ける支持部材取付片とをほぼ直交して有し、踏み板取付片には1又は2以上の踏み板用取付孔が設けられた金属製の支持具本体と、前記支持具本体の踏み板用取付孔の内部に嵌る第1環状部と、この第1環状部と同心状に繋がっていて前記支持具本体の少なくとも上面における踏み板用取付孔の周縁部を覆う第2環状部とを有する、支持具本体より柔軟な材料からなる応力緩和部材と、前記第1環状部の内部を貫通して踏み板に到達するように締結部品が取付けられる締結部品取付部と、その取付け状態で踏み板取付片の下面に当接する当接部とを有し、かつ、踏み板に前記締結部品により取付けた状態において前記支持具本体と前記踏み板との間で前記第2環状部を挟持する固定手段とを具備することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る支持具は、請求項1に記載の支持具において、前記固定手段は、前記応力緩和部材を挟んで下側に設けられる下側固定部材と、上側に設けられる上側固定部材とを有し、両固定部材の一方に、前記第1環状部の内部を貫通して両固定部材の他方に達する連結部が設けられ、その連結部と前記他方の固定部材とが係止されており、かつ下側固定部材に前記締結部品取付部が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る支持具は、請求項2に記載の支持具において、前記上側固定部材は前記踏み板と前記応力緩和部材との間に挟まれる部分を平坦にして形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る支持具は、請求項1乃至3のいずれかに記載の支持具において、前記締結部品取付部の上端が、前記第1環状部の下面に当接することを特徴とする。
本発明の請求項5に係る支持具は、請求項1乃至4のいずれかに記載の支持具において、前記支持具本体は、2つのコの字状部材の両端部どうしを重合させるとともに各々の重合部分を揺動可能に連結し、一方のコの字状部材が他方のコの字状部材に対して角度調整可能に構成され、一方のコの字状部材の中間部が前記支持部材取付片として機能し、一方のコの字状部材の一端部とこれに繋がる他方のコの字状部材の一端部とが前記踏み板取付片として機能することを特徴とする。
本発明の請求項6に係る支持構造は、請求項1乃至5のいずれかに記載の支持具により踏み板を支持することを特徴とする。
本発明による支持具及び支持構造による場合には、支持具本体の踏み板取付片を踏み板の下側に配し、締結部品を上方の踏み板に締結させると、当接部が踏み板取付片の下面に当接するとともに、応力緩和部材の第2環状部を間に挟んで踏み板と支持具本体とが配置されるので、支持具本体に対して踏み板が水平移動可能な状態で支持される。また、踏み板に先端部が固定されるとともに締結部品取付部に取付けられた締結部品が、踏み板用取付孔内における第1環状部の径方向への変形に応じて移動可能である。よって、湿度や温度の変化により踏み板が長手方向に伸縮しても、踏み板の割れ発生を抑制して踏み板を支持することができる。
請求項2の支持具による場合には、連結部と他方の固定部材とを係止し、これにより連結部を介して下側固定部材と上側固定部材とを連結すると、両固定部材が踏み板取付片及び応力緩和部材を間に挟んで保持する。よって、支持具を持ち運ぶ際に、支持具本体と応力緩和部材と固定手段とが脱落することがない。
請求項3の支持具による場合には、上側固定部材の踏み板と応力緩和部材との間で挟まれた部分が平坦であるので、踏み板の支持具本体に対する水平移動の抵抗を減らしてスムーズな水平移動を可能となし得る。
請求項4の支持具による場合には、締結部品取付部の上端が第1環状部の下面に当接するので、締結部品取付部の上端と踏み板との間で第1環状部を挟持することができ、第1環状部が踏み板とは反対側に逃げるのを防止することが可能になり、踏み板、固定部材および締結部品が踏み板に作用する応力を緩和すべく水平移動しても応力緩和部材が異常変形して破損するのを防止する。
請求項5の支持具による場合には、2つのコの字状部材の両端部どうしを重合させるとともに各々の重合部分を揺動可能に連結して矩形状に形成されており、また、支持部材取付片として機能する部分を支持部材に取付けるに際し、踏み板取付片として機能する部分を上側に、踏み板取付片として機能する部分と平行な部分を下側にすることにより、踏み板の支持強度が向上する。更に、角度調整可能な一方のコの字状部材の中間部が支持部材取付片として機能するので、螺旋階段の中心に位置する柱にその支持部材取付片を取付ける際の角度に制限を受け難い。
以下に、本発明を具体的に説明する。
図1は本実施形態に係る支持具により階段用踏み板を支持する支持構造としての螺旋階段部分Xを斜め下側から見た図で、図2は図1の螺旋階段部分Xを真下から見た図である。また、図3は踏み板の外側を支持する支持具を示す斜視図、図4は図3のIV−IV線による断面図、図5は踏み板の内側(階段の中心側)を支持する支持具を示す斜視図、図6は図5のVI−VI線による断面図である。更に、図7(a)は上側固定部材を示す平面図、同(b)は(a)のB−B線による断面図、同(c)は上側固定部材を示す正面図、同(d)は上側固定部材を示す底面図であり、図8(a)は下側固定部材を示す平面図、同(b)は(a)のA−A線による断面図、同(c)は下側固定部材を示す正面図、同(d)は下側固定部材を示す底面図であり、図9(a)は応力緩和部材を示す平面図、同(b)は(a)のC−C線による断面図、同(c)は応力緩和部材を示す正面図、同(d)は応力緩和部材を示す底面図である。
本実施形態では、螺旋階段部分Xの中心に位置する支持部材としての柱2と、その周りの支持部材としての壁3とを利用して踏み板1を支持する構成となっている。そして、支持具としては、壁3に取付けて踏み板1の外側を支持する外側支持具10と、柱2に取付けて踏み板1の内側を支持する内側支持具20との2種類を用いている(図1、図2参照)。
踏み板1は、踊り場用の正方形状の踏み板1Aと、階段部分用の直角三角形状の踏み板1Bと、四角形状の踏み板1Cとを組み合わせて構成されており、各踏み板1A、1B、1Cはすべて木製のものである。また、隣り合う踏み板1A、1B、1Cの間には、木製の蹴込み板1Dが縦方向に設けられている。
外側支持具10は、概略断面L字状の金属製の支持具本体11と、この支持具本体11に取付けられた応力緩和部材14と、固定手段としての上側固定部材16および下側固定部材17とを有する(図3、図4参照)。
支持具本体11は、踏み板1に取付ける踏み板取付片12と壁3に取付ける支持部材取付片13とをほぼ直交して有し、踏み板取付片12には3つの踏み板用取付孔12aが設けられ、支持部材取付片13には3箇所のそれぞれに上下2個の支持部材用取付孔13aが設けられている。なお、踏み板用取付孔12a及び支持部材用取付孔13aの個数は、それぞれ1又は2以上の任意の数が選定される。
応力緩和部材14は、支持具本体11より柔軟な材料、例えば発泡ゴムからなり、支持具本体11の踏み板用取付孔12aの内部に嵌る第1環状部14aと、この第1環状部14aと同心状に繋がっていて支持具本体11の上面における踏み板用取付孔12aの周縁部を覆う第2環状部14bとを有する(図9参照)。第2環状部は、支持具本体11の上面だけでなく、支持具本体11の下面における踏み板用取付孔12aの周縁部を覆うように、上下2箇所に設けてもよい。なお、第1環状部14aは応力緩和部材14の内側の円筒部で、第2環状部14bがその円筒部の上側外周面から外方に突出した鍔部である構成となっている。
下側固定部材17は、例えば合成樹脂製のもので、第1環状部14aの内部を貫通して踏み板に到達するように締結部品、本実施形態ではビス18が取付けられるビス取付部17aと、そのビス18の取付け状態で踏み板取付片12の下面に当接する当接部17bとを有し、かつ、踏み板1にビス18を取付けた状態において支持具本体11と踏み板1との間で第1環状部14aを挟持するように構成されている。上端には、当接部17bの複数箇所、図示例では6箇所を繋ぐ補強片17cが設けられている(図4、図8参照)。
上側固定部材16は、例えば合成樹脂製のもので、第1環状部14aの内部を貫通して下側固定部材17のビス取付部17aに達する連結部16aが設けられ、その連結部16aとビス取付部17aとが係止されている。また、上側固定部材16は、踏み板1と応力緩和部材14との間に挟まれる部分を平坦部16bとして形成されており、連結部16aの内部はビス18を取付ける取付孔16cとなっている(図4、図7参照)。
一方の内側支持具20は、矩形状に組立てられた金属製の支持具本体21と、この支持具本体21に取付けられた応力緩和部材14と、固定手段としての上側固定部材16および下側固定部材17とを有する(図5、図6参照)。上記応力緩和部材14、上側固定部材16および下側固定部材17は、前記外側支持具10のものと全く同一のものが用いられていて、説明を省略する。
支持具本体21は、コの字状部材22の両端部22a、22bと、コの字状部材23の両端部23a、23bどうしを重合させるとともに、端部22aと端部23aの重合部分と、端部22bと端部23bの重合部分とが揺動可能な連結部24a、24bを介して連結されている(図5、図6参照)。よって、一方のコの字状部材22が他方のコの字状部材23に対して角度調整可能に構成される。ここで、一方のコの字状部材22の中間部22cに支持部材用取付孔22dを設けることで、その中間部22cを支持部材取付片として機能させ得る。また、一方のコの字状部材の一端部22aとこれに繋がる他方のコの字状部材23の一端部23aとに、図示例では他方のコの字状部材23の一端部23aに踏み板用取付孔23dを形成し、そこに応力緩和部材14、上側固定部材16および下側固定部材17を設けることで、一端部23aを踏み板取付片として機能させ得る。上記支持部材用取付孔22d及び踏み板用取付孔23dの個数は、それぞれ1又は2以上の任意の数が選定される。
なお、他方のコの字状部材23の他端部23bに、踏み板用取付孔23dに対応する位置に設けられた貫通孔23eはビス18やビス18を回転させるドライバーを挿通させるために用いられる。
したがって、このように構成された外側支持具10の支持部材取付片13の踏み板用取付孔12aを壁3にビス19止めし、踏み板取付片12の踏み板用取付孔12aを踏み板1の下面にビス18止めすることで、踏み板1の外側が壁3に支持される。一方、内側支持具20の支持部材用取付孔22dを柱2にビス19止めし、踏み板用取付孔23dを踏み板1の下面にビス18止めすることで、踏み板1が螺旋階段に取付けられる。この取付け状態において、当接部17bが踏み板取付片12の下面に当接するとともに、応力緩和部材14の第2環状部14bを間に挟んで踏み板1と支持具本体11とが配置されるので、支持具本体11に対して踏み板1が水平移動可能な状態で支持される。また、踏み板1に先端部が固定されるとともにビス取付部17aに取付けられたビス18が、踏み板用取付孔12a、23d内における第1環状部14aの径方向への変形に応じて移動可能である。よって、湿度や温度の変化により踏み板1が長手方向に伸縮しても、踏み板1の割れ発生を抑制して踏み板1を支持することができる。
また、本実施形態にあっては、連結部16aと下側固定部材17とを係止し、これにより連結部16aを介して下側固定部材17と上側固定部材16とを連結すると、両固定部材16、17が踏み板取付片12及び応力緩和部材14を間に挟んで保持するので、支持具を持ち運ぶ際に、支持具本体11、21と応力緩和部材14と固定部材16、17とが脱落することがない。更に、上側固定部材16の踏み板1と応力緩和部材14との間で挟まれた部分が平坦部16bとなっているので、踏み板1の支持具本体11に対する水平移動の抵抗を減らしてスムーズな水平移動を可能となし得る。更にまた、ビス取付部17aの上端が第1環状部14aの下面に当接するので、ビス取付部17aの上端と踏み板1との間で第1環状部14aを挟持することができ、第1環状部14aが踏み板1とは反対側に逃げるのを防止することが可能になり、踏み板1、固定部材16、17およびビス18が、踏み板1に作用する応力を緩和すべく水平移動しても応力緩和部材14が異常変形して破損するのを防止する。
更にまた、本実施形態による場合には、内側支持具20が、2つのコの字状部材22、23の両端部どうし22aと23a、22bと23bを重合させるとともに各々の重合部分を揺動可能に連結して矩形状に形成されており、また、支持部材取付片として機能する部分(中間部22c)を柱2に取付けるに際し、踏み板取付片として機能する部分(一端部23a)を上側に、踏み板取付片として機能する部分(一端部23a)と平行な部分(他端部23b)を下側にすることにより、踏み板1の支持強度が向上する。更に、角度調整可能な一方のコの字状部材22の中間部22cが支持部材取付片として機能するので、螺旋階段の中心に位置する柱2にその中間部22cを取付ける際の角度に制限を受け難い。
なお、上述した実施形態では外側支持具10に概略断面L字状の支持具本体11を用いているが、本発明はこれに限らず、外観が矩形状に形成された支持具本体を用いてもよい。また、内側支持具20に外観が矩形状に形成された支持具本体21を用いているが、本発明はこれに限らず、概略断面L字状の支持具本体を用いてもよい。
また、上述した実施形態では支持構造として螺旋階段部分に踏み板を取付ける場合を例に挙げているが、本発明はこれに限らず、直線状の階段部分に踏み板を取付ける場合にも適用することができる。但し、この場合には、傾斜して配置された段状をした一対の側板のそれぞれに対し、外側支持具10を取付け、その外側支持具10の上に踏み板を取付けることとなる。つまり、内側支持具20は省略される。
更に、上述した実施形態では締結部品にビス18を用いているが、本発明はこれに限らない。例えばネジ釘や普通の釘などを用いる場合にも同様に適用可能である。
本発明の一実施形態に係る支持具により階段用踏み板を支持する支持構造としての螺旋階段部分を斜め下側から見た図である。 図1の螺旋階段部分を真下から見た図である。 踏み板の外側を支持する支持具を示す斜視図である。 図3のIV−IV線による断面図である。 踏み板の内側を支持する支持具を示す斜視図である。 図5のVI−VI線による断面図である。 (a)は上側固定部材を示す平面図、(b)は(a)のB−B線による断面図、(c)は上側固定部材を示す正面図、(d)は上側固定部材を示す底面図である。 (a)は下側固定部材を示す平面図、(b)は(a)のA−A線による断面図、(c)は下側固定部材を示す正面図、(d)は下側固定部材を示す底面図である。 (a)は応力緩和部材を示す平面図、(b)は(a)のC−C線による断面図、(c)は応力緩和部材を示す正面図、(d)は応力緩和部材を示す底面図である。
符号の説明
X 螺旋階段部分(支持構造)
1、1A、1B、1C 踏み板
2 柱(支持部材)
3 壁(支持部材)
10 外側支持具
11 支持具本体
12 踏み板取付片
12a 踏み板用取付孔
13 支持部材取付片
13a 支持部材用取付孔
14 応力緩和部材
14a 第1環状部
14b 第2環状部
16 上側固定部材(固定手段)
16a 連結部
17 下側固定部材(固定手段)
17a ビス取付部
17b 当接部
18 ビス(締結部品)
20 内側支持具
21 支持具本体
22、23 コの字状部材
22a、22b、23a、23b 端部

Claims (6)

  1. 木製の階段用踏み板を鉛直方向の支持部材に水平な状態に支持させる支持具であって、
    踏み板に取付ける踏み板取付片と支持部材に取付ける支持部材取付片とをほぼ直交して有し、踏み板取付片には1又は2以上の踏み板用取付孔が設けられた金属製の支持具本体と、
    前記支持具本体の踏み板用取付孔の内部に嵌る第1環状部と、この第1環状部と同心状に繋がっていて前記支持具本体の少なくとも上面における踏み板用取付孔の周縁部を覆う第2環状部とを有する、支持具本体より柔軟な材料からなる応力緩和部材と、
    前記第1環状部の内部を貫通して踏み板に到達するように締結部品が取付けられる締結部品取付部と、その取付け状態で踏み板取付片の下面に当接する当接部とを有し、かつ、踏み板に前記締結部品により取付けた状態において前記支持具本体と前記踏み板との間で前記第2環状部を挟持する固定手段とを具備することを特徴とする支持具。
  2. 請求項1に記載の支持具において、
    前記固定手段は、前記応力緩和部材を挟んで下側に設けられる下側固定部材と、上側に設けられる上側固定部材とを有し、両固定部材の一方に、前記第1環状部の内部を貫通して両固定部材の他方に達する連結部が設けられ、その連結部と前記他方の固定部材とが係止されており、かつ下側固定部材に前記締結部品取付部が設けられていることを特徴とする支持具。
  3. 請求項2に記載の支持具において、
    前記上側固定部材は前記踏み板と前記応力緩和部材との間に挟まれる部分を平坦にして形成されていることを特徴とする支持具。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の支持具において、
    前記締結部品取付部の上端が、前記第1環状部の下面に当接することを特徴とする支持具。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の支持具において、
    前記支持具本体は、2つのコの字状部材の両端部どうしを重合させるとともに各々の重合部分を揺動可能に連結し、一方のコの字状部材が他方のコの字状部材に対して角度調整可能に構成され、一方のコの字状部材の中間部が前記支持部材取付片として機能し、一方のコの字状部材の一端部とこれに繋がる他方のコの字状部材の一端部とが前記踏み板取付片として機能することを特徴とする支持具。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の支持具により踏み板を支持することを特徴とする支持構造。
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