JP5005381B2 - 景品払出機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店等の遊技店に備えられ、パチンコ玉またはメダルの個数やゲームの得点等の遊技の結果に応じて遊技者に引き渡される景品を払い出して遊技者に引き渡すための、景品払出機に関する。
パチンコ店等の遊技店に備えられる景品払出機として使用可能な従来の機器が、特開2005−211686号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2005−211686号公報に開示された景品払出し機を図20に示す。図20に示されるように、この景品払出機201は、一つのレーン(景品払出口202c)に対して、複数のカセット208をレーンの奥行き方向に並べて収容する構成を採用しているので、景品払出機201の外形(横幅)をより自由に設計することができる。なお、206は表示部であり、202aは開閉蓋である。
図20に示された景品払出機201は、いずれも、景品が払い出される開口部の側に、表示部206が設けられている。これらは、「客側投出」と呼ばれる態様に対応するものである。「客側投出」とは、遊技客自身が表示部206を利用しながら景品払出機201の動作を確認して景品を払い出し、遊技客自身が景品を取り出す態様である。すなわち、景品が払い出される開口部が、客側に向けて配置される態様である。
この「客側投出」が採用される場合でも、景品払出機201のメンテナンス操作や景品補充操作等のための表示部が、景品が払い出される開口部の裏側(店員側)に設けられていることが好ましい。
一方で、「店側投出」と呼ばれる態様がある。「店側投出」とは、店員が表示部206を利用しながら景品払出機201を操作して景品を払い出し、その後、当該景品を店員が遊技客に手渡しする態様である。すなわち、景品が払い出される開口部が、店員側に向けて配置される態様である。この「店側投出」が採用される場合、遊技客が景品払出機201の動作を確認するための表示部が、景品が払い出される開口部の裏側(この場合、客側となる)に設けられていることが好ましい。
要するに、「店側投出」及び「客側投出」のいずれの態様が採用される場合でも、景品が払い出される開口部の側の表示部に加えて、景品が払い出される開口部とは反対の側にも表示部が設けられることが好ましいのである。
本件出願人は、そのような見解に基づいて、景品が払い出される開口部の側の表示部に加えて景品が払い出される開口部とは反対の側にも表示部が設けられたタイプの景品払出機を、すでに創作し、特願2006−257385を出願している。
特開2005−211686号公報
景品払出機において、「店側投出」及び「客側投出」のいずれの態様が採用されるのかは、遊技店の方針によって異なるし、また、地域毎にも異なる(関連する条例が制定されている地域もある)。従って、一つの景品払出機において、「店側投出」の態様と「客側投出」の態様との間で切換利用が可能であることが好ましい。
そのような見解に基づいて、本件出願人が販売している前記タイプの景品払出機は、景品が払い出される開口部の側に設けられている表示部と、景品が払い出される開口部とは反対の側に設けられている表示部とが、取り替え可能に構成されている。
しかしながら、景品が払い出される開口部の側に設けられている表示部と、景品が払い出される開口部とは反対の側に設けられている表示部とは、互いの表示機能が異なることに起因して、表示部の交換に伴って、各表示部に接続されるリード線(当業者はハーネスと呼んでいる)についても交換することが必要であった。また、態様変更の際には、カセット用開口部の扉体も取り替える必要があった。
表示部自体の交換(取り替え)については、比較的短時間で簡単に作業が行える。しかしながら、景品払出機の制御を担う制御部から各表示部に至るリード線の交換については、当該リード線が景品払出機の内部の隙間を引き回されるものであるために、作業に手間と時間がかかっている(約20分間)。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたもので、「店側投出」の態様と「客側投出」の態様との切換利用が可能である景品払出機であって、それらの態様の切換作業を極めて容易かつ短時間で行えるような景品払出機を提供することを目的とする。
本発明は、複数個の景品を収納する景品カセットが装着されるカセット装着部と、カセット装着部に対する景品カセットの装着作業のために開放される開閉自在のカセット用開口部と、カセット装着部に装着された製品カセットから景品を繰り出す景品払出ユニットと、景品払出ユニットを制御する払出制御部と、景品払出ユニットから繰出された景品を機外から取り出し可能とする景品取出部と、景品取出部と同じ側に設けられた一方側表示部と、景品取出部とは反対側に設けられた他方側表示部と、一方側表示部及び他方側表示部を制御する表示制御部と、を備えており、一方側表示部及び他方側表示部は、それぞれ、同等ないし類似の表示装置によって構成されており、表示制御部は、表示設定の切換入力によって一方側表示部に対する表示制御と他方側表示部に対する表示制御とを互いに切換可能に構成されていることを特徴とする景品払出機である。
本発明によれば、一方側表示部と他方側表示部とが同等ないし類似の表示装置によって構成されることにより、表示部の配置換えを行うことなく、表示制御部への表示設定の切換入力によって、極めて簡単かつ短時間で、一方側表示部に対する表示制御と他方側表示部に対する表示制御とを互いに切換えることができる。(表示制御の切換作業の後、景品取出部の配置向きを店員側ないし客側に反転させれば、景品払出機の利用態様の切換作業が完了する。)
好ましくは、一方側表示部及び他方側表示部を構成する各表示装置は、表示制御部に対する表示設定の切換入力を行う操作部としても機能できる装置で構成され、この場合、更に好ましくは、表示制御部は、表示設定の状態に応じて、一方側表示部及び他方側表示部のいずれか一方のみから表示設定の切換入力を受け付けるようになっている。
この場合、例えば店員側に配置される表示部兼操作部からのみ表示制御部に対する表示設定の切換入力を許容するということが可能となる。
また、好ましくは、一方側表示部及び他方側表示部を構成する各表示装置は、払出制御部に対する各種設定入力を行う操作部としても機能できる装置で構成され、この場合、更に好ましくは、払出制御部は、表示設定の状態に応じて、一方側表示部及び他方側表示部のいずれか一方のみから設定入力を受け付けるようになっている。
この場合、例えば店員側に配置される表示部兼操作部からのみ払出制御部に対する各種設定入力を許容するということが可能となる。
表示部兼操作部として機能する表示装置としては、例えば、安価で操作性のよいタッチパネル等が例示される。
もっとも、一方側表示部及び他方側表示部とは別に、表示制御部に対する表示設定の切換入力を行う操作部が設けられてもよい。
この場合、そのような操作部は、景品取出部と同じ側の当該景品払出機の壁面に対して、及び、景品取出部とは反対側の当該景品払出機の壁面に対して、着脱可能であることが好ましい。あるいは、そのような操作部は、景品取出部と同じ側にも引き出すことができ、且つ、景品取出部とは反対側にも引き出すことができるように、長いリード線で景品払出機に接続されていてもよい。あるいは、そのような操作部は、景品取出部と同じ側でも操作することができ、且つ、景品取出部とは反対側でも操作することができるように、無線通信式に景品払出機に作用するものであってもよい。
また、通常、カセット用開口部には、開閉自在の開閉扉が設けられるが、当該開閉扉は、景品取出部と同じ側及び景品取出部とは反対側のいずれの側からも操作可能に構成されていることが好ましい。
この場合、景品取出部が客側と店員側とのいずれに向けて配置されていても、開閉扉の操作を店員側から行うことができる。従来は、景品取出部の配置方向に合わせて、開閉扉の蝶番を取り替えるという作業が必要であったが、そのような作業が不要となる。
景品取出部と同じ側及び景品取出部とは反対側のいずれの側からも操作可能な開閉扉の構成としては、両観音扉タイプの構成や、工具箱タイプの構成や、両開き型冷蔵庫扉と同様の構成や、扉がスライド移動して左右の側部に収容されるシャッタタイプの構成や、景品払出機から分離する(取り外される)構成等、公知の種々の構成が採用され得る。
また、好ましくは、表示制御部から一方側表示部に至る一方側リード線と、表示制御部から他方側表示部に至る他方側リード線と、を更に備え、一方側リード線及び他方側リード線も、それぞれ、同等ないし類似のリード線によって構成される。
この場合、一方側表示部と他方側表示部とが同等ないし類似の表示装置によって構成される他、一方側リード線及び他方側リード線も同等ないし類似のリード線によって構成されることにより、表示部ないしリード線の配置換えを行うことなく、表示制御部への表示設定の切換入力によって、極めて簡単かつ短時間で、一方側表示部に対する表示制御と他方側表示部に対する表示制御とを互いに切換えることができる。(表示制御の切換作業の後、景品取出部の配置向きを店員側ないし客側に反転させれば、景品払出機の利用態様の切換作業が完了する。)
なお、景品取出部には、通常、開閉可能なシャッタが設けられる。
まず、図1乃至図5を用いて、本発明の一実施の形態の景品払出機について説明する。
図1は、本実施の形態に係る景品払出機20の斜視図であり、図2は、景品払出機20の概略断面図である。図3は、開閉扉を開放した状態での景品払出機20の部分透視斜視図である。
図1乃至図3に示すように、本実施の形態の景品払出機20は、全体に略直方体形状のボックス型の筐体1を有しており、筐体1の内部に、複数個の景品を収納する景品カセットCが装着されるカセット装着部2が設けられている(詳細な構成については、特願2006−257385参照)。筐体1の上部には、カセット装着部2に対するカセットCの装着作業のために、カセット用開口部3が設けられており、当該カセット用開口部3には、開閉自在の開閉扉4が設けられている。
本実施の形態では、開閉扉4は、開放時において、筐体1から分離される(取り外される)ようになっている。また、本実施の形態では、景品カセット装着部2には、7レーンが用意され、各レーン毎に2つのカセットCが装着されるようになっており、最大で14個のカセットCが装着されるようになっている。
カセット装着部2の下方には、カセット装着部2に装着された各景品カセットCから景品を繰り出す景品払出ユニット5が設けられている。景品払出ユニット5は、払出制御部として機能する制御ボード6によって制御されるようになっている。景品払出ユニット5及び制御ボード6は、電源ユニット18に接続されている。
筐体1の一方側(正面側)の下方位置に、景品払出ユニット5から繰り出される景品Pを一時的に保留する一時保留部7が設けられている。そして、一時保留部7からの景品取出のために開放される開閉自在の景品用開口部8が、筐体1の一方側(正面側)に開口している。景品用開口部8には、上下方向にスライドして開閉可能なシャッタ9が設けられている。図4は、シャッタ開放時の景品払出機20の斜視図である。尚、一時貯留部7と景品用開口部8とが、特許請求の範囲における「景品取出部」に対応する。
シャッタ9の上方に、一方側表示部として、一方側タッチパネル10が設けられている。一方側タッチパネル10は、一方側リード線11を介して、表示制御部としても機能する制御ボート6に接続されている。一方側リード線11は、装着され得るカセットCと干渉することがないように、筐体1の周辺部に沿うように、及び/または、景品払出機20の各構成要素間の隙間を縫うように、配設されている。
なお、本実施の形態では、図5に示すように、一方側タッチパネル10を含む筐体1の一方側(正面側)の壁面が、メンテナンス作業時に開放され得るようになっている。図5は、メンテナンス作業時の景品払出機20の斜視図である。
また、筐体1の他方側(裏面側)において、一方側タッチパネル10と略同程度の高さ位置に、他方側タッチパネル13が設けられている(図2参照)。他方側タッチパネル13は、他方側リード線14を介して、表示制御部としても機能する制御ボート6に接続されている。他方側リード線14も、装着され得るカセットCと干渉することがないように、筐体1の周辺部に沿うように、及び/または、景品払出機20の各構成要素間の隙間を縫うように、配設されている。
ここで、本発明の特徴として、一方側タッチパネル10及び他方側タッチパネル13は、それぞれ、互いに互換可能な同一ないし類似のタッチパネルによって構成されている。また、一方側リード線11及び他方側リード線14も、それぞれ、互いに互換可能な同一ないし類似のリード線によって構成されている。そして、制御ボード6は、表示設定の切換入力によって、一方側タッチパネル10に対する表示制御と他方側タッチパネル13に対する表示制御とを互いに切換可能に構成されている。
本実施の形態では、一方側タッチパネル10及び他方側タッチパネル13は、いずれも、制御ボード6(表示制御部)に対する表示設定の切換入力を行う操作部としての機能も有することができる。もっとも、制御ボード6は、表示設定の状態に応じて、一方側タッチパネル10及び他方側タッチパネル13のいずれか一方のみから表示設定の切換入力を受け付けるようになっている。
更に、本実施の形態では、一方側タッチパネル10及び他方側タッチパネル13は、制御ボード6(払出制御部)に対する各種設定入力を行う操作部としての機能も有することができる。もっとも、制御ボード6は、表示設定の状態に応じて、一方側タッチパネル10及び他方側タッチパネル13のいずれか一方のみから各種設定入力を受け付けるようになっている。
本実施の形態の景品払出機20の構成をブロック図で表すと、図6のようになる。
次に、本実施の形態の景品払出機20の作用について、まず「客側投出」の態様で利用する場合について説明する。
この場合、景品払出機20は、景品用開口部8及び一方側タッチパネル10が客側を向くように設置される。このような設置により、他方側タッチパネル13が店員側を向く。
制御ボード6は、後述するように、一方側タッチパネル10に対しては、客用メッセージを表示するための表示制御と、今回の景品払出枚数に関する情報を表示するための表示制御と、を行うようになっている。そして、一方側タッチパネル10は、操作部としては機能しないようになっている。
一方、制御ボード6は、後述するように、他方側タッチパネル13に対しては、店員用メッセージを表示するための表示制御と、今回の景品払出枚数に関する情報を表示するための表示制御と、各カセットの景品在庫の情報を表示するための表示制御と、を行うようになっている。また、他方側タッチパネル13は、操作部として、表示設定の切換入力と、景品払い出しに関する各種設定入力と、を行えるようになっている。払い出しに関する各種設定入力とは、具体的には、例えば、景品が対応する金額の設定、各レーンにおける景品種類の設定、音声案内に関する設定である。その他、他方側タッチパネル13は、操作部として、営業開始前等に景品を景品払出機に補充(入庫)するための入庫操作と、営業終了時等に景品払出機内の景品を回収するための回収操作と、を行うこともできるようになっている。
また、景品払出機20は、不図示の景品管理機に接続される。景品管理機は、例えばバーコードレシート読取器を有しており、遊技客が獲得したパチンコ玉やメダル等を計数機に投入して得たバーコードレシートの情報を読み取って、遊技店で用意している特殊景品の種類別の払出枚数を計算し、その払出枚数の情報を景品払出機20の制御ボード6に送るようになっている。
図7及び図8を参照しながら、景品払出機20の動作と一方側タッチパネル10及び他方側タッチパネル13の表示内容について説明する。尚、ここでは始めに「客側投出」に設定されているものとする。
図7(a)は、一方側タッチパネル10の初期画面である。客用メッセージが表示されている。
制御ボード6が、景品払出枚数の情報を景品管理機から受信すると、制御ボード6が払出ユニット5を制御して、所定種類の景品を所定数ずつ一時保留部7に払い出す。この時、一方側タッチパネル10には、図7(b)のような画面が表示される。すなわち、今回の景品払出枚数に関する情報が、「景品が出ます」という客用メッセージと共に表示される。
一時保留部7への払い出し動作が終了すると、シャッタ9が開けられる。この時、一方側タッチパネル10には、図7(c)のような画面が表示される。すなわち、客用メッセージが「お取りください」に変わる。
一時保留部7から景品が取り出されると(景品の取り出しについては、公知の種々のセンサが利用され得るが、ここでは詳細な説明を省略する)、シャッタ9が閉じられる。この時、一方側タッチパネル10には、図7(d)のような画面が表示される。すなわち、客用メッセージが「ありがとうございました」に変わる。
そして、所定時間の経過後、例えば5秒間の経過後、一方側タッチパネル10は、図7(a)の画面表示状態に復帰する。
一方、他方側タッチパネル13の初期画面は、図8(a)に示されているように、店員用メッセージ(「待機中」)の他に、各カセットの景品在庫の情報の表示も含んでいる。具体的には、第1レーンから第7レーンについて、それぞれ前後2個(A側=景品払出方向、B側=反対側)の景品カセット内に景品が有るか無いかを検出し、対応するマーク(「景品無し」=黒四角)、「景品有り」=白四角)を表示する。図8(a)の表示状態では、第6レーンの(B)に装着されたカセットCが「景品無し」であり、他のカセットは「景品有り」である。また、表示設定の切換入力及び景品払い出しに関する各種設定入力のための設定キーと、入庫操作のための入庫キーと、回収操作のための回収キーとが、画面の上部に表示されている。
制御ボード6が払出ユニット5を制御して、所定種類の景品を所定数ずつ一時保留部7に払い出す時(一方側タッチパネル10に図7(b)のような画面が表示される時)、他方側タッチパネル13には図8(b)のような画面が表示される。すなわち、キー表示が消えて店員用メッセージが「払出中 景品がでます」に変わる。
一時保留部7への払い出し動作が終了して、シャッタ9が開けられる時(一方側タッチパネル10に図7(c)のような画面が表示される時)、他方側タッチパネル13には図8(c)のような画面が表示される。すなわち、店員用メッセージが「払出中 景品取り出し中」に変わる。
一時保留部7から景品が取り出され、シャッタ9が閉じられる時(一方側タッチパネル10に図7(d)のような画面が表示される時)、他方側タッチパネル13には図8(d)のような画面が表示される。すなわち、店員用メッセージが「待機中」に変わる。
そして、所定時間の経過後、例えば5秒間の経過後、他方側タッチパネル13は、図8(a)の画面表示状態に復帰する。
次に、図9及び図10を参照しながら、「客側投出」の態様で利用された景品払出機20を「店側投出」の態様に切り換える作業について説明する。
図9(a)(=図8(a))に示される他方側タッチパネル13の(店員用)初期画面において、「設定」キーを押す(タッチする)。これにより、図9(b)に示される設定画面が他方側タッチパネル13に表示される。ここで、「払出方向設定」キーを押すと、図9(c)に示される払出方向設定画面が他方側タッチパネル13に表示される。そして、「店側」キーを押すと、払出方向が店側に切り換えられ、すなわち、景品用開口部8が設けられている側すなわち一方側タッチパネル10の側が店側(店員側)に切り換えられ、他方側タッチパネル13の側が客側に切り換えられることになる。そして、この払出方向の変更に対応して、一方側タッチパネル10の表示制御及び他方側タッチパネル13の表示制御が、互いに交換される。
本実施の形態では、一方側タッチパネル10及び他方側タッチパネル13が互換可能(同等機能を有する)であり、また、それらのリード線11及び14も互換可能(同等機能を有する)であるために、このような表示制御の交換が、要素部材の交換作業を必要としないで、簡単かつ短時間で行われる。
切り換えられた表示制御による他方側タッチパネル13の画面状態は、図9(d)(=図7(a))に示されている客用初期画面となる。この状態では、他方側タッチパネル13は、操作部として機能しない。
一方、他方側タッチパネル13の初期画面において「設定」キーが押された際、一方側タッチパネル10の表示画面は、図10(a)に示される客用初期画面(=図7(a))から図10(b)に示される画面に変わる。
その後、払出方向の変更に対応して一方側タッチパネル10の表示制御及び他方側タッチパネル13の表示制御が交換されると、一方側タッチパネル10の画面状態は、図10(c)(=図8(a))に示されている店員用初期画面となる。この状態では、一方側タッチパネル10が、操作部として、表示設定の切換入力と、景品払い出しに関する各種設定入力と、入庫操作と、回収操作と、を行えるようになっている。
以上のように、一方側タッチパネル10の表示制御及び他方側タッチパネル13の表示制御が交換された(切り換えられた)後で、図11に示されるように、景品払出機20の筐体1の向きを、店側/客側で180度回転させる。これにより、「客側投出」の態様で利用された景品払出機20を「店側投出」の態様で利用することが可能となる。
逆に、「店側投出」の態様で利用された景品払出機20を「客側投出」の態様で利用する場合には、一方側タッチパネル10を用いて、前記と略同様の操作方法に従って、払出方向を客側に切り換えればよい。
以上のように、本実施の形態によれば、一方側タッチパネル10と他方側タッチパネル13とが互いに互換可能な同一ないし類似の表示装置によって構成される他、一方側リード線11及び他方側リード線14も互いに互換可能な同一ないし類似のリード線によって構成されているため、表示装置ないしリード線の配置換えを行うことなく、表示設定の切換入力という作業のみによって、極めて簡単かつ短時間で、一方側タッチパネル10に対する表示制御と他方側タッチパネル13に対する表示制御とを互いに切換えることができる。そして、その後に景品用開口部8の配置向きを店側ないし客側で反転させるだけで、「店側投出」の態様と「客側投出」の態様との切換作業を極めて容易かつ短時間で行うことが可能となる。
なお、本実施の形態では、客側に向けられるタッチパネルは操作部として機能しないようになっているため、遊技客による各種の誤操作を防止することができる。
もっとも、操作部を表示部と一体にしない構成も採用され得る。例えば、図12に示されるように、シャッタ9と同じ側の筐体1の壁面に対して、及び、シャッタ9とは反対側の筐体1の壁面に対して、着脱可能である操作部30が採用され得る。
あるいは、図13に示されるように、シャッタ9と同じ側にも引き出すことができ、且つ、シャッタ9とは反対側にも引き出すことができるように、長いリード線41で筐体1に接続された操作部40が採用されてもよい。
あるいは、図14に示されるように、シャッタ9と同じ側でも操作することができ、且つ、シャッタ9とは反対側でも操作することができるように、無線式に景品払出機20と通信する操作部50が採用されてもよい。
また、前記実施の形態では、開閉扉4が筐体1から分離される(取り外される)ようになっているが、これに限定されない。景品用開口部8(シャッタ9)と同じ側及び景品用開口部8(シャッタ9)とは反対側のいずれの側からも操作可能な開閉扉が好ましいが、図15に示されるような両観音扉タイプの構成や、図16に示されるような両観音扉が開放時に左右の側部に収納されるタイプの構成や、図17に示されるような工具箱タイプの構成や、図18に示されるような両開き型冷蔵庫扉と同様の構成や、図19に示されるような扉がスライド移動して左右の側部に収容されるシャッタタイプの構成等、公知の種々の構成が採用され得る。
また、前記実施の形態では、繰出された景品が一時保留部に集積された後、シャッタが開放されて、遊技者(あるいは店員)が取り出しているが、これに限定されない。繰出される景品が外部から取り出し可能な景品取出部に直接払い出されるタイプの景品払出機においても、本発明を適用することができる。
本発明の一実施の形態に係る景品払出機の斜視図である。 図1の景品払出機の概略断面図である。 開閉扉を開放した状態での図1の景品払出機の部分透視斜視図である。 シャッタ開放時の図1の景品払出機の斜視図である。 メンテナンス作業時の図1の景品払出機の斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る景品払出機のブロック図である。 図1の景品払出機の動作と一方側タッチパネルの表示画面との関係を説明する図である。 図1の景品払出機の動作と他方側タッチパネルの表示画面との関係を説明する図である。 表示設定の切換動作と他方側タッチパネルの表示画面との関係を説明する図である。 表示設定の切換動作と一方側タッチパネルの表示画面との関係を説明する図である。 配置向きを換えた状態の図1の景品払出機の概略断面図である。 操作部の他の形態を説明する図である。 操作部の他の形態を説明する図である。 操作部の他の形態を説明する図である。 開閉扉の他の形態を説明する図である。 開閉扉の他の形態を説明する図である。 開閉扉の他の形態を説明する図である。 開閉扉の他の形態を説明する図である。 開閉扉の他の形態を説明する図である。 従来の景品払出し機の斜視図である。
符号の説明
1 筐体
2 カセット装着部
3 カセット用開口部
4 開閉扉
5 払出ユニット
6 制御ボード(表示制御部、払出制御部)
7 一時保留部
8 景品用開口部
9 シャッタ
10 一方側タッチパネル
11 一方側リード線
13 他方側タッチパネル
14 他方側リード線
18 電源ユニット
20 景品払出機
30、40、50 操作部

Claims (8)

  1. 複数個の景品を収納する景品カセットが装着されるカセット装着部と、
    カセット装着部に対する景品カセットの装着作業のために開放される開閉自在のカセット用開口部と、
    カセット装着部に装着された製品カセットから景品を繰り出す景品払出ユニットと、
    景品払出ユニットを制御する払出制御部と、
    景品払出ユニットから繰出された景品を機外から取り出し可能とする景品取出部と、
    景品取出部と同じ側に設けられた一方側表示部と、
    景品取出部とは反対側に設けられた他方側表示部と、
    一方側表示部及び他方側表示部を制御する表示制御部と、
    を備えており、
    一方側表示部及び他方側表示部は、それぞれ、同等ないし類似の表示装置によって構成されており、
    表示制御部は、表示設定の切換入力によって一方側表示部に対する表示制御と他方側表示部に対する表示制御とを互いに切換可能に構成されている
    ことを特徴とする景品払出機。
  2. 一方側表示部及び他方側表示部を構成する各表示装置は、表示制御部に対する表示設定の切換入力を行う操作部としても機能できる装置で構成され、
    表示制御部は、表示設定の状態に応じて、一方側表示部及び他方側表示部のいずれか一方のみから表示設定の切換入力を受け付けるようになっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の景品払出機。
  3. 一方側表示部及び他方側表示部を構成する各表示装置は、払出制御部に対する各種設定入力を行う操作部としても機能できる装置で構成され、
    払出制御部は、表示設定の状態に応じて、一方側表示部及び他方側表示部のいずれか一方のみから設定入力を受け付けるようになっている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の景品払出機。
  4. 一方側表示部及び他方側表示部は、それぞれ、タッチパネルによって構成されている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の景品払出機。
  5. 一方側表示部及び他方側表示部とは別に、表示制御部に対する表示設定の切換入力を行う操作部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の景品払出機。
  6. 操作部は、景品取出部と同じ側の当該景品払出機の壁面に対して、及び、景品取出部とは反対側の当該景品払出機の壁面に対して、着脱可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の景品払出機。
  7. カセット用開口部には、開閉自在の開閉扉が設けられており、
    当該開閉扉は、景品取出部と同じ側及び景品取出部とは反対側のいずれの側からも操作可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の景品払出機。
  8. 表示制御部から一方側表示部に至る一方側リード線と、
    表示制御部から他方側表示部に至る他方側リード線と、
    を更に備えており、
    一方側リード線及び他方側リード線も、それぞれ、同等ないし類似のリード線によって構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の景品払出機。
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