JP5004624B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、液晶表示装置に関し、特にたとえば、積層された複数の液晶パネルおよびその後方に配置されるバックライトユニットを備え、積層された複数の液晶パネルでそれぞれ再現される複数の画像を前面から出力する、液晶表示装置に関する。
この種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術では、前面側の液晶パネルの一部が透明にされ、ユーザは、前面側の液晶パネルにおける透明部分によって、背面側の液晶パネルに示された画像を見ることができる。
なお、特許文献1では言及されていないが、一般に、カラー表示用の液晶パネルの1画素は赤,緑および青にそれぞれ対応するR,GおよびBの3副画素で構成され、3副画素の各々は無色の液晶および対応色のカラーフィルタを含む。液晶の透光率は0〜100%の範囲で変化する。
このように構成された液晶パネル(RGBパネル)にはRGB信号が与えられ、液晶パネルは与えられたRGB信号に基づいて液晶の透光率を副画素単位で制御する。この結果、バックライトユニットからの光は液晶パネルを通過するとき画素単位で彩色され、液晶パネル上にカラー画像が再現される。
特許第3335998号公報[H04N 13/04, G02B 27/22, G09F 19/12, G09G 3/20]
液晶パネルを透明にすることは、白色最高輝度の画像を液晶パネルに表示させることと等価である。したがって、前面側の液晶パネルを透かして背面側の液晶パネルに示された画像を見るとき、白色最高輝度を示すRGB信号つまりRGB各々の副画素が最大透過率を示すRGB信号を前面側の液晶パネルに与えればよい。このようなRGB信号(特定RGB信号)によって、前面側の液晶パネルは最大限透明となる。
ところが、最大限透明となった液晶パネルの白色光に対する透光率は通常3割にも満たない(たとえば25%)。液晶パネルに入射した白色光の7割強が、3副画素の各々に設けられたカラーフィルタで吸収されるからである。このため、背面側の液晶パネルに示された画像は、前面側の液晶パネルを通して見ると、25%の明るさにしか見えない。
なお、前面側の液晶パネルに画像を再現するときには、背面側の液晶パネルを最大限透明にすることで、画像を極力明るくできる。しかし、その明るさは、背面側の液晶パネルがない場合の25%にとどまる。
このように、従来技術では、複数の液晶パネルの各々で大きな光損失が生じるので、バックライト光の利用効率が著しく低下する。このため、高出力のバックライトユニットが必要であり、消費電力や発熱が問題となる。しかし、特許文献1は、バックライト光の利用効率を高める方策については何ら開示していない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、バックライト光の利用効率を高めることができる、液晶表示装置を提供することである。
1の発明に従う液晶表示装置(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、複数の液晶パネルからなる液晶パネルユニット(16,20)、液晶パネルユニットの後方に配置されるバックライトユニット(14)、液晶パネルユニットの液晶パネルについて、特定色を表示するための特定色信号を記憶する記憶手段(28,42)、および液晶パネルユニットの特定の液晶パネルの注目画素に対する入力色信号に基づき、他の少なくとも1つの液晶パネルの当該注目画素に対応して位置する画素に特定色信号を与える選択手段(46)を備える。
液晶パネルユニットは複数の液晶パネルからなり、液晶パネルユニットの後方にはバックライトユニットが配置される。記憶手段には、液晶パネルユニットの液晶パネルについて、特定色を表示するための特定色信号が記憶される。選択手段は、液晶パネルユニットの特定の液晶パネルの注目画素に対する入力色信号に基づき、他の少なくとも1つの液晶パネルの当該注目画素に対応して位置する画素に特定色信号を与える。
2の発明に従う液晶表示装置は、の発明に従属し、液晶パネルユニットにRGBW型液晶パネルを用いたことを特徴とする。
3の発明に従う液晶表示装置は、1または2の発明に従属し、入力色信号を補正する補正手段(34)をさらに備え、補正手段で得られた係数に基づき記憶手段に記憶している特定色信号を補正することを特徴とする。
記憶手段に記憶している特定色信号は、入力色信号を補正する補正手段で得られた係数に基づき補正される。
4の発明に従う液晶表示装置は、1ないし3のいずれかの発明に従属し、選択手段は、注目画素の入力色信号が特定色信号と同じであった場合に、他の少なくとも1つの液晶パネルについての当該注目画素に対応して位置する画素には、他の少なくとも1つの液晶パネルに入力された入力信号を与えることを特徴とする。
5の発明に従う液晶表示装置は、1ないし4のいずれかの発明に従属し、選択手段に、液晶パネルユニットの任意の液晶パネルについて常に入力信号を与えるよう選択させ、かつ液晶パネルユニットの他の少なくとも1つの液晶パネルについて常に特定色信号を選択させる切換手段(48)をさらに備える。
切換手段は選択手段に、液晶パネルユニットの任意の液晶パネルについて常に入力信号を与えるよう選択させ、かつ液晶パネルユニットの他の少なくとも1つの液晶パネルについて常に特定色信号を選択させる。
第6の発明は、RGBW型液晶パネルを用いた多層の液晶パネルからなる液晶パネルユニット、液晶パネルユニットの後方に配置されるバックライトユニット、RGB型液晶パネル用の入力色信号をRGBW型液晶パネル用の色信号に変換する変換手段、液晶パネルユニットの液晶パネルについて、白色を表示するための白色信号を記憶する記憶手段、および、液晶パネルユニットのいずれか1つの液晶パネルの注目画素に対する入力色信号が白色とは異なる色を示す場合に、他の液晶パネルの当該注目画素に対応して位置する画素に記憶手段に記憶している白色信号を与える選択手段を備え、変換手段はRGBW型液晶パネルにおけるRGB部分の使用率を抑えてW部分の使用率を高めるように変換し、記憶手段はRGBW型液晶パネルが白色最高輝度を示すような白色信号を記憶する、液晶表示装置である。
第6の発明によれば、RGB型液晶パネル用の入力色信号を変換手段でRGBW型液晶パネル用の色信号に、RGB部分の使用率を抑えてW部分の使用率を高めるように変換すると共に、RGBW型液晶パネルに最高輝度の白色を表示するための白色信号を記憶手段に記憶しておき、そして選択手段を通じ、いずれか1つの液晶パネルの注目画素に対する入力色信号が白色とは異なる色を示す場合に、他の液晶パネルの当該注目画素に対応して位置する画素には記憶手段に記憶している白色信号を与えるので、バックライトからの光は、画素毎に、いずれか1つの液晶パネルで白色とは異なる色を帯び、他の液晶パネルでは着色せずに輝度低下が最小限に抑えられる結果、バックライト光の利用効率を高めることができる。
この発明によれば、バックライト光の利用効率を高めることができる。この結果、消費電力や発熱の問題が改善される。また、バックライト光の利用効率を高めることで生じるホワイトバランスの乱れも修復できる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例の液晶表示装置10は、後方カバー12,バックライトユニット14,背面側の液晶パネル16,スペーサ18,前面側の液晶パネル20および前方カバー22によって形成される。
液晶パネル16および20はいずれも矩形の板状に形成され、主面の大きさならびに主面に設けられる表示画面の大きさは液晶パネル16および20の間で一致する。バックライトユニット14は矩形の板状に形成され、その大きさは液晶パネル16または20の主面の大きさとほぼ一致する。
スペーサ18は合成樹脂を材料として矩形の枠状に形成され、その大きさは液晶パネル16または20の主面の大きさとほぼ一致する。さらに、枠によって定義される窓W1の大きさは、表示画面の大きさとほぼ一致する。
バックライトユニット14,液晶パネル16,スペーサ18および液晶パネル20は、各々の主面または窓W1の中心が軸AXと一致し、かつ各々の四隅が互いに接するように、軸AX方向に積層される。積層された液晶パネル16および20の表示画面はいずれも前方を向く。
後方カバー12は、バックライトユニット14の背面および側面と、液晶パネル16の側面とを覆う直方体状のカバーである。前方カバー22は、液晶パネル20の正面外周と側面とを覆う直方体状のカバーであり、液晶パネル20の表示画面と同じサイズの窓W2が前方カバー22の主面に形成される。バックライトユニット14,液晶パネル16,スペーサ18および液晶パネル20の積層体は、このような後方カバー12および前方カバー22によって封止される。
液晶パネル16,20の画素配列を図2に示す。図2を参照して、液晶パネル16,20の1画素は赤,緑,青および白にそれぞれ対応するR,G,BおよびWの4副画素で構成される。このうちR,GおよびBの3副画素の各々は無色の液晶および対応色のカラーフィルタを含み、Wの副画素は同様の液晶および無色のフィルタを含む。液晶の透光率は0〜100%の範囲で変化する。無色フィルタの透光率はたとえば100%である。このようなパネルを“RGBWパネル”と呼ぶ。
RGBWパネルでは、RGB部分の白色バックライト光に対する透光率はRGBパネルの場合と同じく最大25%であるのに対し、W部分のそれは最大100%となる。なお、以下で液晶パネルの透光率とは、白色バックライト光に対する最大透光率を意味する。
液晶パネル16,20の場合、RGBおよびWの4副画素は同一のサイズであるから、図3に示すように、白色バックライト光の1画素あたりの入射光量を100とすれば、RBG部分の透過光量は(3÷4)×25=18.75であり、W部分の透過光量は(1÷4)×100=25となる。したがって、液晶パネル16,20の透光率は(18.75+25)÷100=43.75%と計算される。これは、RGBパネルの透光率(25%)の1.75倍である。
RGBWパネルを画素単位で制御するためのRGBW信号は通常、RGBパネル用のRGB信号から生成される。このため液晶表示装置10へは、背面用のRGB信号と前面用のRGB信号とが入力される。2つのRGB信号の入力は、共通の同期信号に従うラスタ走査態様で行われる。
入力された背面用のRGB信号は背面用のRGBW信号に変換され、入力された前面用のRGB信号は前面用のRGBW信号に変換される。変換された背面用のRGBW信号は液晶パネル16に与えられ、変換された前面用のRGBW信号は液晶パネル20に与えられる。液晶パネル16は与えられた背面用のRGBW信号に基づいて液晶の透光率を副画素毎に制御し、液晶パネル20は与えられた前面用のRGBW信号に基づいて液晶の透光率を副画素毎に制御する。
背面用として背景画面のRGB信号を入力し、前面用として前景画面のRGB信号を入力し、そしてバックライトユニット14を点灯することで、液晶パネル16には背景画面が再現され、液晶パネル20には前景画面が再現される。液晶パネル16および20にそれぞれ再現される背景画面および前景画面の一例を図4(A)に示す。ここで背面用のRGB信号と前面用のRGB信号とは、一方が白色最高輝度を示すとき他方は白色最高輝度以外を示すような関係にある。
図4(A)を参照して、液晶パネル16の背景画面は白色最高輝度領域WE1と白色最高輝度以外の背景領域BEとを含み、液晶パネル20の前景画面は白色最高輝度領域WE2と白色最高輝度以外の前景領域FEとを含む。背景画面の白色最高輝度領域WE1は前景画面の前景領域FEと相対し、前景画面の白色最高輝度領域WE2は背景画面の背景領域BEと相対する。白色最高輝度領域WE1およびWE2の各々は透過光に対して無彩色であるから、バックライトユニット14からの白色光は、液晶パネル16を通るとき背景領域BEのみが彩色され、そして液晶パネル20を通るとき前景領域BEのみが彩色される。
液晶表示装置10からは、こうして再現された背景画面および前景画面が前方に出力され、これによって、ユーザは図4(B)のような複合画面を見ることができる。この複合画面では、背景領域BEは前景領域FEよりも遠くに見える。すなわち、立体的な光学像の出力が可能となる。
このように、液晶表示装置10では、バックライトユニット14からの白色光は画素毎に液晶パネル16および20のどちらか一方で彩色される。これによって、遠近感のある複合画像の出力が可能となる。そして、液晶パネル16および20の各々をRGBWタイプの液晶パネルとしたことで、液晶パネル16および20の各々で生じる光損失の抑制が可能となり、バックライト光の利用効率を高めることができる。
また、液晶表示装置10にはRGBパネル用のRGB信号が入力され、液晶表示装置10は入力されたRGB信号を変換回路で変換することにより液晶パネル16,20を制御するためのRGBW信号を得ている。RGBパネルは、白色最高輝度を示すRGB信号つまりRGB各々の副画素が最大透過率を示すRGB信号が与えられたとき最大限透明となる。しかし、このようなRGB信号を変換して得られるRGBW信号は通常、RGBWタイプである液晶パネル16,20を最大限透明にするには至らない。
そこで、液晶表示装置10は、白色最高輝度を示すRGBW信号つまり4成分の各々が均一の上限値を示すRGB信号をメモリに記憶しておき、RGB信号が白色最高輝度を示すときには、変換回路から出力されるRGBW信号に代えて、メモリに記憶されたRGBW信号を液晶パネル16,20に与える。これによって、彩色を行わない方の液晶パネルは最大限透明となり(透光率43.75%)、バックライト光の利用効率を極力高めることができる。
液晶表示装置10ではまた、上記のようにバックライト光を画素毎に液晶パネル16および20のどちらか一方で彩色するモード(これを“第1モード ”と呼ぶ)に加え、彩色を液晶パネル16でしか行わないモード(これを“第2モード ”と呼ぶ)が準備される。第2モードでは、バックライト光は、液晶パネル16で彩色された後、液晶パネル20を無彩色で通過する。これにより、液晶表示装置10から出力される光学像は平面的となり、多彩な映像表現が可能となる。
ところで、上では言及していないが、RGBの3副画素にそれぞれ設けられる赤緑青の3カラーフィルタの透光率は均一ではないため、液晶パネル16,20に白色最高輝度を示す信号を与えても、液晶パネル16,20から出力される光は通常、完全な白色光にはならない。液晶表示装置10の場合、白色最高輝度を示すRGBW信号が液晶パネル16,20のいずれか一方に与えられるので、バックライトユニット14からの白色光には、液晶パネル16および20のいずれかで色が付着するはずである。
しかし、液晶表示装置10は、入力されたRGB信号にホワイトバランス調整処理を施し、かつメモリ内の特定RGBW信号にも調整結果を反映させることで、出力光に付着する色を除去する。ここでのホワイトバランス調整処理は、具体的には、RGB信号の3成分に対して成分毎に異なる係数(詳細は後述)を乗算する処理であり、メモリ内の特定RGBW信号に対してはRGBの3成分に同様の係数が乗算される。
そして、バックライトユニット14からの白色光は液晶パネル16および20を順次通過するから、このようなホワイトバランス調整処理は前面側および背面側の一方で行えば足りる。これによって、液晶表示装置10からは、透光率を最大限高めながらも、好適なホワイトバランスを有する光が出力される。
図5は、この液晶表示装置10の電気的な構成を示すブロック図である。図5を参照して、この液晶表示装置10は、背面用のRGB信号入力回路24と、前面用のRGB信号入力回路32とを含む。RGB信号入力回路24はRGB−RGBW変換回路26を介してセレクタ30の一方入力端に接続され、セレクタ30の他方入力端には信号メモリ28が接続される。背面側の液晶パネル16はセレクタ30の出力端に接続される。
RGB信号入力回路32はホワイトバランス調整回路34およびRGB−RGBW変換回路36を介してセレクタ44の一方入力端に接続され、セレクタ44の他方入力端には信号メモリ42が接続される。前面側の液晶パネル20はセレクタ44の出力端に接続される。
RGB信号入力回路32はまた、判別回路46を介してセレクタ50の一方入力端に接続される。セレクタ50の他方入力端には論理値メモリ48が接続される。セレクタ50のゲートには制御回路40の出力が接続される。セレクタ50の出力端は、セレクタ30のゲートと接続され、かつNOT回路52を介してセレクタ44のゲートと接続される。
以上のように構成された液晶表示装置10では、背面用のRGB信号は、ラスタ走査態様でRGB信号入力回路24に入力され、RGB−RGBW変換回路26で背面用のRGBW信号に変換される。前面用のRGB信号は、ラスタ走査態様でRGB信号入力回路32に入力され、ホワイトバランス調整回路34でホワイトバランス調整処理を施された後、RGB−RGBW変換回路36で前面用のRGBW信号に変換される。
以下では、RGB信号の各成分は0〜255(8階調)で表現され、RGBW信号の各成分もまた0〜255で表現されるものとする。つまり、各成分の下限値(Min)は0であり、各成分の上限値(Max)は255である。したがって、白色最高輝度を示すRGB信号は(255,255,255)であり、白色最高輝度を示すRGBW信号は(255,255,255,255)である。
ここで、RGB−RGBW変換回路26,36のRGB−RGBW変換処理の具体例を説明する。RGB−RGBW変換回路26,36には、基本的には液晶パネル16,20とバックライトユニット14の特性から決定される目標の白色を実現するためのRGBW信号の各成分比を表す係数が所定のアルゴリズムによって予め計算され記憶される。いま、これを(Rr,Gr,Br,Wr)とする。
RGB−RGBW変換回路26,36では、最初入力されたRGB信号の3成分のうち値が最小のものを選択し、選択された成分の値つまり最小値を3成分の各々から減算する。たとえば入力信号を(200,100,170)とすると、G=100が最小値なので、減算後のRGB信号は(100,0,70)となる。
次に、入力されたRGBの3成分各々から減算した成分で表現される白色をRGBW の4成分で表現したときの値を上記(Rr,Gr,Br,Wr)から求める。具体的には、(Rr,Gr,Br,Wr)にそれぞれ上記最小値の100を乗算して、(100Rr,100Gr,100Br,100Wr)のように計算される。
こうして算出されたRGBW信号に対し、上記減算後のRGBW信号(100,0,70)を成分毎に加算すれば、入力されたRGB信号を等価なRGBW信号が得られる。具体的には、入力信号(200,100,170)の等価信号として(100Rr+100,100Gr+0,100Br+70,100Wr)が得られる。
なお、ここで述べたRGB−RGBW変換処理の詳細は、本出願人による特開2006−133711号公報に開示されている。ただし、この発明は、変換処理のアルゴリズムに依存するものではないので、任意のRGB−RGBW変換処理の適用が可能である。RGB−RGBW変換処理では一般に、RGB部分の使用率を抑えてW部分の使用率を高める工夫がなされる。RGB部分の使用率を抑えれば、カラーフィルタでの光損失が減少するので、バックライト光の利用効率を高めることができる。
ホワイトバランス調整回路34は、RGBにそれぞれ対応する3つのアッテネータを含み、RGB信号入力回路32からのRGB信号つまり(R,G,B)に対して成分毎に異なる係数を乗算する。この係数つまりホワイトバランス調整用の係数を(α,β,η)とすると、ホワイトバランス調整回路34から出力されるRGB信号は(R×α,G×β,B×η)となる。ここで係数(α,β,η)は、白色を示すRGB信号が入力されたとき、液晶表示装置10から出力される白色光が所望の白色光となるように決められる。
信号メモリ28には、RGBWの各々の副画素が最大透過率を示すRGBW信号、つまり(255,255,255,255)が記憶される。信号メモリ42には、信号メモリ28のRGBW信号においてRGB成分に前述の係数(α,β,η)を乗算したもの、つまり(255×α,255×β,255×η,255)が記憶される。
RGB信号入力回路32に入力された前面用のRGB信号は判別回路46にも与えられ、判別回路46は与えられた現時点のRGB信号が白色最高輝度を示すRGB信号であるか否かを判別する。具体的には、判別回路46には白色最高輝度を示すRGB信号つまり(255,255,255)が記憶されており、判別回路46は、入力されたRGB信号の3成分の各々が255であるか否かを判別して、判別結果が肯定的であれば論理値“1”を出力し、判別結果が否定的であれば論理値“0”を出力する。
論理値メモリ48には論理値 “1” または “0”が記憶され、セレクタ50のゲートには制御回路40から信号ENが与えられる。セレクタ50は、与えられた信号ENの値に従い、論理値メモリ48の記憶値および判別回路46の出力値のいずれか一方を出力する。具体的には、EN=0であれば判別回路46の出力値が、EN=1であれば論理値メモリ48の記憶値が、セレクタ50からゲート信号g0として出力される。なお、EN=0は第1モードと対応し、EN=1は第2モードと対応する。EN値の切り換えと、論理値メモリ48に記憶される値およびその切り換えとは、制御回路40からの信号に基づく。
出力されたゲート信号g0はセレクタ30に与えられ、セレクタ30は、与えられたゲート信号g0の値に従い、信号メモリ28の記憶信号およびRGB−RGBW変換回路26の出力信号のいずれか一方を液晶パネル16に出力する。具体的には、g0=1であればRGB−RGBW変換回路26の出力信号が、g0=0であれば信号メモリ28の記憶信号が、セレクタ30から液晶パネル16に出力される。
出力されたゲート信号g0はまたNOT回路52を通してセレクタ44に与えられる。このため、セレクタ44に与えられるゲート信号g0の値は、セレクタ30に与えられるゲート信号g0の値を反転させた反転値となる。セレクタ44は、与えられたゲート信号g0の値に従い、信号メモリ42の記憶信号およびRGB−RGBW変換回路36の出力信号のいずれか一方を液晶パネル16に出力する。具体的には、g0=0であればRGB−RGBW変換回路36の出力信号が、g0=1であれば信号メモリ42の記憶信号が、セレクタ44から液晶パネル20に出力される。
したがって、EN=0の状態つまり第1モードでは、RGB信号入力回路32に入力されたRGB信号つまり前面用のRGB信号が白色最高輝度以外を示すRGB信号であるとき、g0=0となって、液晶パネル16には信号メモリ28の記憶信号つまり(255,255,255,255)が与えられ、液晶パネル20にはRGB−RGBW変換回路36の出力信号が与えられる。
一方、前面用のRGB信号が白色最高輝度を示すRGB信号つまり(255,255,255)であるときには、g0=1となって、液晶パネル16にはRGB−RGBW変換回路26の出力信号が与えられ、液晶パネル20には信号メモリ42の記憶信号つまり(255×α,255×β,255×η,255)が与えられる。
したがって、図4(A)に示されるように、液晶パネル16および20において相対する2つの画素ひいては相対する2つの領域は、一方が有色となり、他方が最大限透明となる。これによって液晶表示装置10から、図4(B)のような複合画像つまり立体的な光学像が出力される。
一方、EN=1の状態つまり第2モードでは、g0が“1”または“0”に固定され、液晶パネル16,20のいずれかにRGB−RGBW変換回路26の出力信号が固定的に与えられ、他方のパネルは固定的に画面全体が常に最大限透明となり、液晶パネル16,20のいずれかのみが有色となり得る。これによって液晶表示装置10から、平面的な光学像が出力される。
いずれのモードでも、カラーフィルタの透光率差に起因する着色は、前面側でRGB成分に乗算された係数によって出力画像から除去される。
以上から明らかなように、この実施例では、液晶表示装置10は積層された2枚の液晶パネル16,20を含み、液晶パネル16,20の後方には白色光を発するバックライトユニット14が配置される。液晶パネル16,20の各々は1画素がRGBWの4副画素で形成されたRGBWタイプの液晶パネルである。入力回路24,32から入力された2つのRGB信号(入力色信号)はRGB−RGBW変換回路26,36で2つのRGBW信号(第1色信号)に変換され、変換された2つのRGBW信号はセレクタ30,44を通して液晶パネル16,20に供給される。
信号メモリ28,42には4成分に対応して液晶パネル16,20上に配置された各々の副画素の透光率が最大となる特定RGBW信号(第2色信号)たとえば(255,255,255,255)が記憶されており、セレクタ30,44は、対応するRGB信号が白色最高輝度を示す値(255,255,255)と等しいとき、RGB−RGBW変換回路26,36で変換されたRGBW信号に代えて、信号メモリ28,42に記憶された特定RGBW信号を供給する。
液晶パネル16および20としてRGBWタイプのものを用いたことで、液晶パネル16,20での光損失を小さくすることが可能となり、バックライト光の利用効率が高まる。
さらに、3成分の各々が上限値であるRGB信号が入力された液晶パネルへは、これと等価なRGBW信号の代わりに特定RGBW信号を供給することで、この液晶パネルを最大限透明にする。これにより、液晶パネル16および20の各々での損失が最小限に抑えられ、白色バックライト光の利用効率はいっそう高まる。
また、RGB信号入力回路32とRGB−RGBW変換回路36との間にホワイトバランス調整回路34が設けられており、RGB信号入力回路32から入力されたRGB信号は、ホワイトバランス調整回路34で成分毎に異なる係数(α,β,η)を乗算された後、RGB−RGBW変換回路36に入力される。この係数は、信号メモリ42内の特定RGBW信号にも乗算される。
こうして、入力された前面用のRGB信号に対してホワイトバランス調整処理を施すと共に、信号メモリ42内の特定RGBW信号にも調整結果を反映させることで、液晶パネル16および20のいずれか一方の透光率を最大限高めても、液晶表示装置10から出力される光学像のホワイトバランスを保つことが可能となる。
なお、ホワイトバランス調整処理は、背面用のRGB信号に施してもよい。また、望ましいホワイトバランスは、バックライトユニット14の発光スペクトラムを制御したり、副画素のサイズを変えたり、カラーフィルタの特性を変えたりすることによっても実現できる。このような場合には、RGB信号に対するホワイトバランス調整を省略してよい。
なお、この実施例では、Wの副画素は無色透明のフィルタを備えるが、このようなフィルタは省略してもよい。
また、この実施例では、液晶パネル16および20のいずれか1つを最大限透明としているが、液晶パネル16および20の各々を最大限透明としてもよい。この場合、液晶パネル16および20には信号メモリ28および42の記憶信号がそれぞれ与えられる。液晶パネル16に信号メモリ28の記憶信号を与えたことで液晶表示装置10の出力光にホワイトバランスの乱れが生じるが、かかる乱れは液晶パネル20を通過するとき修復される。信号メモリ42の記憶信号にはホワイトバランス調整用の係数(α,β,η)が乗算されているからである。
以上では、積層された2枚の液晶パネル16および20を有する液晶表示装置10について説明したが、この発明は、積層されたN枚(Nは2以上の整数)の液晶パネルを有する液晶表示装置に適用できる。この場合、バックライトユニット14からの白色光は、画素毎にN枚の液晶パネルのいずれか1つ以上で彩色される。
この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 図1実施例に適用される液晶パネルの画素配列を示す図解図である。 図2液晶パネルの白色バックライト光に対する透光率を示す図解図である。 (A)は図1実施例に適用される背景画面および前景画面の一例を示す図解図であり、(B)は(A)の背景画面および前景画面からなる複合画面を示す図解図である。 図1実施例の電気的な構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 …液晶表示装置
14 …バックライトユニット
16 …背面側液晶パネル
20 …前面側液晶パネル
24,32 …RGB信号入力回路
26,36 …RGB−RGBW変換回路
28,42 …信号メモリ
30,44,50 …セレクタ
34 …ホワイトバランス調整回路
40 …制御回路
46 …判別回路
48 …論理値メモリ
52 …NOT回路

Claims (8)

  1. RGBW型液晶パネルを用いた多層の液晶パネルからなる液晶パネルユニット、
    前記液晶パネルユニットの後方に配置されるバックライトユニット、
    RGB型液晶パネル用の入力色信号を前記RGBW型液晶パネル用の色信号に変換する変換手段、
    前記液晶パネルユニットの液晶パネルについて、色を表示するための色信号を記憶する記憶手段、および
    前記液晶パネルユニットのいずれか1つの液晶パネルの注目画素に対する入力色信号が白色とは異なる色を示す場合に、他の液晶パネルの当該注目画素に対応して位置する画素に前記記憶手段に記憶している白色信号を与える選択手段を備え
    前記変換手段は前記RGBW型液晶パネルにおけるRGB部分の使用率を抑えてW部分の使用率を高めるように変換し、
    前記記憶手段は前記RGBW型液晶パネルが白色最高輝度を示すような白色信号を記憶する、液晶表示装置。
  2. 前記記憶手段に記憶している白色信号はRGBW4成分の各々が均一の上限値を示す信号である、請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記液晶パネルユニットは背面用の液晶パネルおよび前面用の液晶パネルを含み、
    前記入力色信号は、一方が白色を示すとき他方は白色以外を示すような関係にある、背面用の入力色信号および前面用の入力色信号を含み、
    前記変換手段は前記背面用の入力色信号および前記前面用の入力色信号それぞれについて変換を行い、
    前記選択手段は、前記背面用の液晶パネルおよび前記前面用の液晶パネルの一方において注目画素に対する入力色信号が白色とは異なる色を示す場合に、前記背面用の液晶パネルおよび前記前面用の液晶パネルの他方において当該注目画素に対応して位置する画素に前記記憶手段に記憶している白色信号を与える、請求項1または2記載の液晶表示装置。
  4. 前記入力色信号を補正する補正手段をさらに備え、
    前記補正手段で得られた係数に基づき前記記憶手段に記憶している色信号を補正することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  5. 前記記憶手段に記憶している白色信号の補正をRGBW4成分のうちのRGB3成分について行うことを特徴とする、請求項4記載の液晶表示装置。
  6. 前記入力色信号を補正する補正手段をさらに備え、
    前記記憶手段は前記白色信号として背面用の白色信号および前面用の白色信号を記憶し、
    前記補正手段で得られた係数に基づき前記記憶手段に記憶している背面用の白色信号および前面用の白色信号の一方をRGBW4成分のうちのRGB3成分について補正することを特徴とする、請求項3記載の液晶表示装置。
  7. 前記選択手段は、注目画素の前記入力色信号が白色を示す場合に、他の液晶パネルについての当該注目画素に対応して位置する画素には、前記他の液晶パネルに入力された入力信号を前記変換手段で変換した色信号を与えることを特徴とする、請求項1ないしのいずれかに記載の液晶表示装置。
  8. 前記選択手段に、前記液晶パネルユニットのいずれか1つの液晶パネルについて常に前記入力信号を前記変換手段で変換した色信号を与えるよう選択させ、かつ前記液晶パネルユニットの他の液晶パネルについて常に前記色信号を選択させる切換手段をさらに備える、請求項1ないしのいずれかに記載の液晶表示装置。
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