JP5002863B2 - パーソナルコンピュータおよびそのプログラム - Google Patents
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Description
マウスにおいて通常最も使われるのはクリックボタンであり、これは通常左ボタンが割り当てられている。しかしながら、高齢者などの場合、右手人差し指でクリックを行なおうとしたときに中指が動いてしまい、誤って右クリックボタンを押してしまうことがある。また、単にマウスを動かしているときでも中指の自然な重みで知らず知らずのうちに右クリックボタンを押してしまうこともある。このような場合、マウスの操作中に無用にプルダウンメニューが開くことが煩雑に起き、さらに誤ってその中のメニュー項目の一つをクリックしてしまったりすると収拾の付かない混乱に陥る。これは、特に高齢の初心者にとって重大な問題となる。
しかしながら、高機能マウスは元々それを使いこなせない使用者を前提に設計されたものではない。さらに、機能設定用メニュー項目は各ボタンについて共通であり、それぞれが独立に任意に設定できるようになっていて、相互の関連付けは何もない。各ボタンのメニューは、もともとカスタム設定のために用意されたものなので、むしろ各ボタンの設定に相互の関連付けがあってはならず、各ボタンがそれぞれ独立に自由に設定できることが要件になっている。従って、機能を設定する場合は、各ボタンを個別に一つづつメニューから機能を選択していくことになる。
以上のように、マウスのボタン機能設定については、種々の提案がなされているものの、それらはより高機能化し利便性を高める方向を向いたものではあっても、高齢者など指の機能に問題のある使用者に配慮した構成にはなっていない。
これによって、指の機能に問題があってもマウスと各指の関係が正しく保たれ、使用感は向上する。しかしながら、知らず知らずのうちに右クリックを行ってしまって操作に混乱を招くという問題点はなお残っている。
パソコン本体1は、制御部4によって制御されており、制御部4はパソコンの基本動作を司るオペレーションシステムおよび種々の具体的処理を司るアプリケーションによって機能する。これらオペレーションシステムおよびアプリケーションソフトの機能はパソコン本体1にインストールされたソフトウエアによって実行される。これらのソフトウエアはパソコン本体1にプレインストールされてパソコンとともに販売されるか、またはCD−ROMなどの記録媒体に入れて販売される。またインターネットなどによるデータ通信によって販売されることもある。
パソコン本体1は、さらにオペレーションシステム、ソフトウエアおよび種々のデータ等を記憶する記憶部7、および入出力バッファ8を持つ入出力部9を有する。入出力バッファ8はモニタ3を制御する信号を一時記憶するとともに、マウス3からの刻々の信号を先入れ先出しで記憶する。
このように本発明は、パソコン本体1をマウス機能設定のための手段の組合せとして機能させるためのプログラム、またはこのプログラムをインストールしたパソコン本体1として実施される。そしてその機能は制御部のオペレーションシステムが司る。
マウス機能設定ウインドウ20には、図1の左ボタン10の機能を示す左ボタン機能メニュー21、図1の右ボタン11の機能を示す右ボタン機能メニュー22、図1のホイール12におけるホイールボタン機能を示すホイールボタン機能メニュー23が表示される。
各メニューには、選択可能なメニューが一覧表になって表示されているとともに、現在設定されている機能にチェックマークがつけられている。
図2は、既定の設定がなされている状態なので、左ボタン機能メニュー21は、最もよく使用されるクリック、ダブルクリック、ドラグアンドドロップなどの機能を担当する主ボタンに設定されている。また、右ボタン機能メニュー22は、クリック位置においてメニューを表示する等のいわゆる「右クリック」機能を担当する副ボタンに設定されている。さらに、ホイールボタン機能メニュー23は、押下するごとにウインドウを切換えるための「次のウインドウ」に設定されている。
また、マウス機能設定ウインドウ20には、既定設定復帰ボタン28が表示されており、各ボタンの設定がどのようになされていても、既定設定復帰ボタン28をクリックすることにより、各ボタンの設定は図2のような既定の設定状態の組合せに一括して復帰する。
マウス機能設定ウインドウ20には、さらにOKボタン29が表示されており、マウス機能設定ウインドウ20を開いて設定を行った後、OKボタン29をクリックすると設定が有効化されるとともに、マウス機能設定ウインドウ20が閉じられる。逆に、OKボタンを押さずにキャンセルボタン42をクリックしてマウス機能設定ウインドウを閉じたときは設定変更が有効とならず、以前の設定状態のままとなる。
これに対し図6は、マウスの機能を図4とし、副ボタン機能を禁止したとき、これに自動的に連動して変化するモニタ3の画面13の表示画面図である。つまり、指の機能低下に対処するため副ボタン機能を禁止したことに連動して、モニタ13の画面表示も視力低下に対処するために拡大されている。具体的には、図4の画面13には、拡大された4つのアイコン15e、15f、15gおよび15hが表示されているとともに、選択項目として拡大されたファイル41d、編集41eおよび表示41fが現れている。また、ポインタ14b、プルダウンメニュー32bもそれぞれ拡大されている。これによって、視力の衰えに対処することができる。表示を拡大する設定は従来から可能であるが、個々に設定を変更しなければならない。これに対し、本発明では指の機能の衰えへの対処に連動して視力の衰えにも自動的に対処できる。
ところが視力が衰えた場合、ポインタを見失うとこれを画面13内で再度見つけるのが困難な場合がある。例えば、視野狭窄状態にある使用者が画面の右下部分を見ていたとすると、図7のようなポインタ移動が表示されてもこれに気づかず、ポインタを発見することができない。
図8は、ポインタ変形設定ボックス33にチェックが入っている状態においてマウス操作によって、ポインタ14bがポインタ14dの位置まで移動させたものであるが、図7のようにこの間を単純に軌跡で結ぶのではなく、実際のポインタの位置がどこにあっても、マウスの動きを検知したときは必ず画面13の中央に瞬間的にポインタ14eを表示する。このとき、ポインタ14bの表示は消える。画面13の中央に表示されるポインタ14eは、目立ちやすいようにその大きさも拡大したものを表示する。このようにしてポインタ14eに注目させた後、軌跡を残しながらポインタの表示を本来のポインタの位置14dに移動させる。
なお、このような表示はポインタを見失っていない場合には煩雑なので、前回の操作から所定時間経過してポインタを移動させたときだけ図8の表示となり、前回の操作から所定時間経過しておらず、継続的にポインタを移動させたりクリックを繰り返したりしている場合には、図7のような通常軌跡表示(但し、ポインタの大きさは、14aではなく、拡大さされた14bの大きさ)が行われる。
図11では、ポインタ14bが指示しているアイコン15eだけが拡大されており、他のアイコン15b、15cおよび15dは拡大されていない。また、選択項目については、ファイル41a、編集41bおよび表示41cとも拡大されていない。このように、図8のように部分拡大の設定をした場合、画面13の表示は基本的には拡大されず、ポインタ14bを近づけて操作しようとした部分だけが拡大される。従ってこの設定をしたときには、多数のアイコン等を画面13に表示することができるので、所望のアイコンをクリックするときなどの操作の容易さは失わずに、画面13の表示スペースを有効に活用することができる。
高齢者などのように指の機能が低下した場合、ダブルクリックの操作が容易でない場合があり、失敗を繰り返したりすると極めて大きなストレスになる。このような場合、ダブルクリック禁止ボタン41をクリックしてチェックを入れる。この設定により、どのようなクリック操作をしてもパソコンはこれをシングルクリック信号として検知するので、シングルクリックとダブルクリックを操作し分ける必要がなくなり、操作がシンプルになる。しかし、図12のような設定をして副ボタン機能を禁止し、かつダブルクリック機能も禁止した場合、操作が簡単になる反面、マウス操作の機能性が著しく低下する。これを改善するため、本発明では、マウス機能設定ウインドウにおいて図12の設定をした場合、通常とは異なる機能を用意する。以下これを従来の機能と対比して説明する。
次いで図14のように選択項目のファイル41dにポインタ14bを移動させてシングルクリックするとプルダウンメニュー32cが現れるので、その中の「開く」をシングルクリックすればアイコン15eのファイルが開く。
図17は各指を独立して動かすのが困難であるかまたは狭い面積のボタン位置を安定して選んで押すのが困難な使用者に有用である。つまり、どの位置にあるボタンを押しても同じ主ボタンの機能となるので、ボタン面積が広い単一のクリックボタンを前提にしたオペレーションシステムにおけるマウスと同様の使用が可能となる。また、誤って副ボタン機能を操作してしまうことがない点でも、図4の設定と同様である。
なお、図18のカスタム設定においては、カスタム設定ボックス27をクリックしてからメニューの選択に入る操作だけでなく、いきなり左ボタン機能メニュー21、右ボタン機能メニュー22およびホイールボタン機能メニュー23のいずれかのメニューの項目をクリックしてチェックを入れることによっても可能である。この場合、選択された項目の組合せが、既定の設定における組み合わせおよび主副ボタン入換え設定ボックス24、副ボタン機能禁止設定ボックス25および全ボタン主ボタン設定ボックス26において予め決められている組合せのどれにも該当しないことが検知された時点で、自動的にカスタム設定ボックス27に自動的にチェックが入る。
このように、三つのボタンの組み合わせについては常にチェックが行われて、あらかじめ決められた組み合わせの有無を把握している。また、既定の設定を含むあらかじめ決められた設定の組み合わせにおいては、右ボタンまたは左ボタンのいずれかに必ず主ボタンの機能が割り当てられており、右ボタンおよび左ボタンのいずれにも主ボタンの機能が設定されない組み合わせは禁止している。
カスタム設定機能のないマウスをパソコン本体1に接続した場合は、図19のように、カスタム設定ボックス27、左ボタン機能メニュー21、右ボタン機能メニュー22およびホイールボタン機能メニュー23は表示されない。つまり、任意の設定はできず、主副ボタン入換え設定ボックス24、副ボタン機能禁止設定ボックス25、全ボタン主ボタン設定ボックス26へのチェックにより予め決められた各ボタン機能設定の組合せだけが可能となる。
なお、図19の場合でも、今まで説明してきた主副ボタン入換え設定ボックス24、副ボタン機能禁止設定ボックス25、全ボタン主ボタン設定ボックス26、部分拡大設定ボックス30、ダブルクリック禁止設定ボックス31の各機能、およびそれらの設定に伴う視覚障害対策の各表示機能は全く同様に可能となることは言うまでもない。
次にステップS4に進み、マウス機能設定ウインドウ20において設定変更が行われたかどうかを確認しなんらかの変更があればステップS6に移行する。ステップS6では、処理の都合上、既定設定を基準として変更の設定を行うため、まず各ボタンの設定を既定設定とする。なお、これはコンピュータ内部のことであって、ステップS6の段階で既定設定となったことがマウス機能設定ウインドウ20に表示されるわけではない。
ステップS10の答がイエスであれば、ステップS12で右ボタンのクリック信号を主ボタンクリック信号として取り扱う処理を行う。次いでステップS14で左ボタンのクリック信号を副ボタンクリック信号として取り扱う処理を行い、ステップS16に移行する。 なお、ステップS10において答がノーなら直接ステップSステップS16に移行する。
このようにして、ステップS10、S12およびS14では、設定に応じて右ボタンと左ボタンにおける主副ボタン入換えが行われるが、これはオペレーションシステムソフトでの処理であり、アプリケーションソフト段階では、右ボタンクリックされたか左ボタンがクリックされたかにかかわらず、主ボタンのクリックか副ボタンのクリックのみにより処理が行われる。
一方ステップS20で主副ボタン入換え設定ボックス24にチェックが入っていることが確認されると、ステップS24で左ボタン信号を無効にする処理を行う。これによって、左ボタンを誤って押してもその効果は一切アプリケーションソフトに反映されなくなる。いずれの場合も副ボタンが無効となる結果になる。これは図16の設定に該当する。
以上のようにして、副ボタン機能禁止の設定が行われたときは、ホイール12、および右ボタン11または左ボタン10のいずれかの機能を無効にする処理を行ったあと、ステップS26に移行する。
一方、ステップS32において設定変更がカスタム設定でなかったときは直接ステップS30に移行する。この場合は、ステップS4で設定変更があり、ステップS10で主副ボタンの入換えが確認され、ステップS16で副ボタン機能禁止でないことが確認された場合に相当する。
一方、ステップS36においてOKボタンのクリックまたはキャンセルボタンのクリックがいずれも確認されなかったときはステップS4に戻り、更なる設定変更に備える。以下、ステップS36でOKボタンまたはキャンセルボタンのクリックが確認されるまで、ステップS4からステップS36までを繰り返す。
上記において、ステップS44はマウスの移動があったときに行う処理の設定であるが、ステップS46の設定は直ちに表示処理に反映される。
なお、ステップS66の答がノーであったときはポインタ変形を行わず、直接ステップS70に移行する。このときのポインタ移動の表示は図7に準じた表示となる。但しポインタのサイズは図8の14bまたは14dと同じである。
以上のように、ステップS82、S84、S86およびS88の各確認手続きを経て答がすべてがイエスであったときに限り、図15に示すように、通常クリックであるにもかかわらず、いわゆる「右クリック」が行われた場合に準じて、クリック位置にてメニュー表示を行う。
図1の入出力バッファからの信号により主ボタンにおいて所定の短時間の内にクリックが繰り返されたことが検知されると図24のフローがスタートする。なお、このフローをスタートするために設定される上記所定の短時間は、ダブルクリックを認識するための設定間隔よりも充分長くとられており、ダブルクリックに失敗した操作も把握して、操作者の癖を学習できるようになっている。
ステップS116ではこのようにカウントした近似回数が所定回数以上かどうかを確認し、カウント数が所定回数を超えていればステップS118に移行する。つまり、ステップS116の答がイエスになるということは、使用者が現在の設定では設定間隔内に入らないが、比較的近似した間隔で再現性よく連続クリックを行う能力があることを意味する。従ってステップS118では、ダブルクリックを認識するための設定間隔をステップS112で認識した近似間隔より長い間隔に延長する設定を行う。これによって次回ダブルクリックを試みたときに成功する確率が高まる。
なお、ステップS102でダブルクリック禁止設定がされていることが確認できたとき、またはステップS106で副ボタン機能禁止設定がされていないことが確認されたとき、は直ちにステップS120に移行してワンクリック動作処理をする。同様に、ステップS108で前回操作から所定時間以上が経過した操作であることが確認されたとき、またはステップS116でカウント数が所定数に達していないときもステップS120に移行してワンクリック動作処理を行う。換言すれば、これらの場合には、設定間隔の変更は行われない。
一方、ステップS126で乖離がないと判断されたときは設定間隔の変更をお行わずにステップS130に進みダブルクリックを実行する。
上記いずれの場合もダブルクリック実行により処理を終了する。なお、ステップS128における設定間隔の短縮は、あくまで次回の操作の検出のときに反映されるものであることは言うまでもない。
上記の状態に対応し、左利きモード設定ボックス56、シンプルモードI設定ボックス57、およびシンプルモードII設定ボックス58にはいずれもチェックマークは入っていない。マウス機能簡易表示ウインドウ51には、さらにOKボタン59が表示されており、これをクリックするとその時点で表示されている設定が有効化されるとともに、マウス機能簡易表示ウインドウ51が閉じられる。なお、OKボタン59を押さずにキャンセルボタン60をクリックすると、以前の設定状態のままでマウス機能簡易表示ウインドウ51を閉じることができる。
この状態は、マウス機能簡易表示ウインドウ51において、シンプルモードI設定ボックス57にチェックを入れることによって設定できる。マウス機能簡易表示ウインドウ51におけるシンプルモードI設定ボックス57の機能は、マウス機能設定ウインドウ20における副ボタン機能禁止ボックス25の機能と内容的には同一であるが、マウス52のグラフィック表示との併用により初心者に趣旨が直截的に伝わる表現となっている。
この状態は、マウス機能簡易表示ウインドウ51において、左利きモード設定ボックス56およびシンプルモードI設定ボックス57にチェックを入れることによって設定できる。マウス機能簡易表示ウインドウ51における左利きモード設定ボックス56の機能は、マウス機能設定ウインドウ20における主副ボタン入換え設定ボックス24の機能と内容的には同一であるが、マウス52のグラフィック表示との併用により初心者に趣旨が直截的に伝わる表現となっている。
この状態は、マウス機能簡易表示ウインドウ51において、シンプルモードII設定ボックス58にチェックを入れることによって設定できる。なお、このチェックを入れることによって、図25(D)に示すように、左利きモード設定ボックス56の表示が消されており、混乱が生じないよう配慮している。マウス機能簡易表示ウインドウ51におけるシンプルモードII設定ボックス58の機能は、マウス機能設定ウインドウ20における全ボタン主ボタン設定ボックス26の機能と内容的には同一であるが、マウス52のグラフィック表示との併用により初心者に趣旨が直截的に伝わる表現となっている。
以上のおけるマウス52のグラフィック表示は、図52のように「主」、「副」、「×」の文字等を添えるのに代えて、左ボタン53、右ボタン54およびホイール55の各部の色を、例えば主ボタンの部分は赤、副ボタンは野の部分は青、機能が無効となっている部分はグレーとするなど色分けで表現してもよい。
また、マウス機能簡易表示ウインドウ51による設定は、同一の使用者にとっては通常そのパソコンを初めて使用するときに行えば足りるので、パソコンを立ち上げる度にマウス機能簡易表示ウインドウ51が表示されるのがわずらわしいときは、「次回から表示しない」の設定ボックス61をクリックしてチェックを入れれば、次回のパソコン立ち上げ時からマウス機能簡易表示ウインドウ51が自動的に表示されることはなくなる。このように設定した場合、後に設定変更の必要が生じたときには、マウス機能簡易表示ウインドウ51またはマウス機能設定ウインドウ20を開く操作をした上で設定することができる。
2 マウス
3 表示部
4 制御部(設定制御手段、マウス操作処理手段、表示携帯変更手段)
10 左ボタン
11 右ボタン
12 中央操作部
20、51 マウス機能設定画面
25 マウス機能設定用表示(一ボタン無効組合せ設定一括設定のため)
26 マウス機能設定用表示(両ボタン同一機能組合せ設定一括設定のため)
Claims (5)
- 左ボタンおよびこれと異なる機能のために設けられた右ボタンを有するマウスと接続可能であるとともに表示部に前記マウスの機能設定画面を表示させることができるパーソナルコンピュータにおいて、前記パーソナルコンピュータを、前記マウスの右ボタンおよび左ボタンの一方を主ボタンの機能とするとともに他方を副ボタンの機能とする通常組合せと前記右ボタンおよび左ボタンの一方を主ボタンの機能とするとともに他方の機能を無効とする副ボタン無効組合せとを一つの操作で入換え可能に設定するためのマウス機能設定用表示を前記機能設定画面に表示させる設定制御手段と、前記通常組合せ設定が行われているときに前記一方のボタンからの操作信号に応じて主ボタン機能の実行を、前記他方のボタンからの操作信号に応じて副ボタン機能実行を、それぞれ指示するよう機能させるとともに、前記副ボタン無効組合せ設定が行われているときに前記一方のボタンからの操作信号に応じて主ボタン機能の実行を指示するとともに、前記他方のボタンの操作を無効とするマウス操作処理手段として機能させるためのプログラム。
- 左ボタンおよびこれと異なる機能のために設けられた右ボタンを有するマウスと接続可能であるとともに表示部に前記マウスの機能設定画面を表示させることができるパーソナルコンピュータにおいて、前記パーソナルコンピュータを、前記マウスの右ボタンおよび左ボタンの一方を主ボタンの機能とするとともに他方を副ボタンの機能とする通常組合せと前記右ボタンおよび左ボタンの一方および他方を共に主ボタンの機能とする副ボタン無効組合せとを一つの操作で入換え可能に設定するためのマウス機能設定用表示を前記機能設定画面に表示させる設定制御手段と、前記通常組合せ設定が行われているときに前記一方のボタンからの操作信号に応じて主ボタン機能の実行を、前記他方のボタンからの操作信号に応じて副ボタン機能実行を、それぞれ指示するよう機能させるとともに、前記副ボタン無効組合せ設定が行われているときに前記一方および他方のいずれのボタンから操作信号が来てもこれに応じて主ボタンの機能の実行を指示するマウス操作処理手段として機能させるためのプログラム。
- 前記パーソナルコンピュータにおいて、前記右ボタンおよび左ボタンを含む各操作部それぞれの機能設定状態を個別に示す個別設定状態表示を前記機能設定画面に表示させるとともに、前記設定制御手段による表示に基づいて前記組合わせの入換えが行われたとき前記個別設定状態表示における各操作部個別の機能設定状態をそれぞれ連動して自動的に一括して切換えるための請求項1または2記載のプログラム。
- 前記パーソナルコンピュータを、前記表示部の表示を制御する表示部制御手段、および前記副ボタン無効組合せが設定されたときに前記通常組合せが設定された場合よりも前記表示部制御手段による表示を自動的に拡大する表示形態変更手段として機能させるための請求項1から3のいずれかに記載のログラム。
- 前記パーソナルコンピュータが前記右ボタンおよび左ボタンの間にさらに中央操作部があるマウスと接続可能であるとき、前記中央操作部の機能が前記副ボタン無効組合せ設定の際には前記右ボタンおよび左ボタンの前記他方と同等となるよう前記マウス操作処理手段に指示するための請求項1から4のいずれかに記載のプログラム。
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