JP5002545B2 - 回動体の動作機構 - Google Patents

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Description

この発明は、定まった一つの軸によらずに、基準位置と展開位置とに亘る回動可能に回動体を動作させる機構の改良に関する。
扉体のアーム部に設けられた円弧状ギヤ部に噛み合う第1固定ギヤ部を箱状基体に設けると共に、扉体のアーム部に設けられた回転ギヤに噛み合う第2固定ギヤ部を箱状基体に設けて、これにより扉体を閉位置と開位置とに亘る回動可能に箱状基体に組み合わせたものがある。(特許文献1参照)このように構成された機構にあっては、扉体を定まった一つの軸によらずに回動させることができる反面、前記円弧状ギヤ部と第1固定ギヤ部との噛み合いと、前記回転ギヤと第2固定ギヤ部との噛み合いとによって扉体を位置づけていることから、扉体を箱状基体に対してガタつき少なく支持させ難いものであった。また両者の位置合わせもし難く、予定しない隙間を両者の間に生じさせたり、両者の意匠面の不整合を生じさせ易かった。
特許第3833925号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の定まった一つの軸によらずに回動体(特許文献1における扉体)を回動させるようにした機構において、格別の配慮をすることなく、回動体を支持体(特許文献1における箱状基体)に対してガタつき少なく、さらには予定しない隙間を両者の間に生じさせたり、両者の意匠面の不整合を生じさせたりすることなく、組み合わせることができるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、回動体の動作機構を、以下の(1)〜(4)の構成を備えたものとした。
(1)被支持部をもって支持体に基準位置と展開位置とに亘る回動可能に組み合わされた回動体の動作機構であって、
(2)支持体には、仮想の円の円弧に沿って形成されると共にこの仮想の円の円心側に歯先を向けた固定側ギヤ部が備えられていると共に、
(3)回動体の被支持部には、この固定側ギヤ部に噛み合う可動側ギヤ部が形成されており、
(4)前記仮想の円の略円心位置において第一軸をもって支持体に回動可能に組み付けられると共に、第二軸をもって前記可動側ギヤ部に回動可能に組み付けられたリンク部材によって固定側ギヤ部に可動側ギヤ部が噛み合わされている。
かかるリンク部材によって、回動体の回動の過程において常時可動側ギヤ部は固定側ギヤ部に噛み合わされると共に、この噛み合わせ状態はかかる回動の過程において一定に保たれ深くなったり浅くなったりすることがない。これにより、回動体は支持体に対してガタつき少なく組み合わされ、予定しない隙間を両者の間に生じさせたり、両者の意匠面の不整合を生じさせたりする事態を、できる限り防止させることができる。また、回動体は固定側ギヤ部の形成方向に沿って全体として移動されながら、リンク部材に対して第二軸を中心に回動されることから、定まった一つの軸によらずに、基準位置と展開位置とに亘る回動可能に回動体を規則的に動作させることができる。
前記リンク部材の回動に制動力を付与する制動手段を備えさせておけば、回動体の基準位置と展開位置とに亘る回動をゆっくりとなさしめることができる。より具体的には、前記リンク部材に、第一軸の軸中心を円心とする仮想の円の円弧に沿ってリンク側ギヤ部を形成させると共に、支持体に、回転に制動手段の制動力の作用を受けて、このリンク側ギヤ部に噛み合う制動手段側ギヤを備えさせておく。
制動手段側ギヤを正転方向に付勢する付勢手段によって回動体が展開位置に向けて回動されるようにしておけば、基準位置にある回動体を展開位置まで強制的に回動させることができる。
前記固定側ギヤ部を、支持体の側部との間に可動側ギヤ部を納めるカバー体のこの支持体の側部に向けられた面側に形成させておけば、回動体の被支持部のその軸線方向のガタつきをかかるカバー体によって抑止することができる。
この発明によれば、定まった一つの軸によらずに回動体を回動させるようにした機構において、格別の配慮をすることなく、回動体を支持体に対してガタつき少なく、さらには予定しない隙間を両者の間に生じさせたり、両者の意匠面の不整合を生じさせたりすることなく、組み合わせることができる。
以下、図1〜図5に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1はこの発明を適用して構成された回動体2としてのリッド2’を備えた収納装置の構成各部品を分離させた状態として、図2〜図4はリッド2’が基準位置にある状態を、図5はリッド2’が展開位置にある状態を、それぞれ示している。図2は支持体1としてのケース1’の左側の側板10d側からこの右側に備えられる動作機構を、図3はケース1’の右側の側板10d側からこの左側に備えられる動作機構を、それぞれ示している。
この実施の形態にかかる回動体2の動作機構は、定まった一つの軸によらずに、基準位置と展開位置とに亘る回動可能に回動体2を規則的に動作させると共に、このような動作を確保させながら回動体2を支持体1に対してガタつき少なく、さらには予定しない隙間を両者の間に生じさせたり、両者の意匠面の不整合を生じさせたりすることなく、組み合わせるものである。
かかる動作機構は、例えば、リッド、扉、アームなどを回動可能に備えてなる装置におけるかかるリッドなどの動作機構として用いることができる。
図示の例では、かかる動作機構を、上面を開口10aさせた支持体1としてのケース1’のこの開口10aを、基準位置において略水平に位置されて上方から閉塞する回動体2としてのリッド2’の動作機構として用いている。
回動体2は、支持体1に、被支持部20をもって回動可能に組み合わされる。図示の例では、支持体1としてのケース1’は、前板10bと背板10cと左右側板10d、10dと底板10eとを有し、前後方向xに狭く左右方向yに広い開口10aを備えるように構成されている。これに対応して回動体2としてのリッド2’は、略長方形の板状をなすリッド主体21を有すると共に、被支持部20をこのリッド主体21の左右両側にそれぞれ備えている。左右の被支持部20、20はそれぞれ、その板面を、リッド主体21の面に対し略直交させる向きで、かつ、前後方向xに沿って配した板状をなすように構成されている。また、左右の被支持部20、20はそれぞれ、基準位置におけるリッド主体21の下方に位置されるようになっている。また、左右の被支持部20、20はそれぞれ、基準位置におけるリッド主体21の側辺部21aにおける後辺部21b側に一体に連接されてこの側辺部21aから横向きに突き出すブラケット上部20bと、このブラケット上部20bの突きだし端との間に略90度のコーナーを作ってこの突きだし端から下方に延びるブラケット下部20cとを備えてなるブラケット20aを主体として構成されている。そして、図示の例では、左側の被支持部20が支持体1の左側の側板10dの外側に位置され、かつ、右側の被支持部20が支持体1の右側の側板10dの外側に位置され、それぞれの側で支持体1に支持されるようになっている。
図示の例では、かかるブラケット20aの外面部20dに、円板状をなし縁部にギヤ歯を備えたギヤ状体23aが、このギヤ状体23aの一面をこの外面部20dに接しさせた状態でネジ止めされている。そして、このギヤ状体23aによって、回動体2の被支持部20に、後述する固定側ギヤ部10hに噛み合う可動側ギヤ部23が形成されている。かかる可動側ギヤ部23の中心にはブラケット下部20cに形成された円形の貫通穴20eに連通する円形の軸穴23bが形成されている。図示の例では、この貫通穴20eと軸穴23bとに通されるスリーブ状部を備えたブッシュ5aに、後述するリンク部材3の一端部に形成された桿部31が入れ込まれてネジ止めされて、このブッシュ5aを後述する第二軸5として、かかるリンク部材3と可動側ギヤ部23、つまりは回動体2とが回動可能に組み合わされている。
また、図示の例では、図2に示されるリッド2’の右側において、回動体2の被支持部20に、回動体2が基準位置にある状態において、かかるブラケット20aのブラケット下部20cに上端側を連接させると共に、下端側に後方に向けて突き出すストライカ部22aを備えた延長アーム22が備えられている。支持体1としてのケース1’の側板10dの外側には、かかる延長アーム22のストライカ部22aを前方から受け入れてこれを内蔵したキャッチャー10gによって捕捉するラッチ装置10fが備えられている。図示の例では、かかるラッチ装置10fにより回動体2が基準位置にある状態を維持するようになっている。かかるラッチ装置10fはストライカ部22aを捕捉した状態からストライカ部22aがラッチ装置10fの内奥側にさらに押し込まれるとキャッチャー10gがストライカ部22aを解放するようになっている。(この押し込みを第一押し込みと称する。)図示の例では、回動体2としてのリッド2’が基準位置にある状態からリッド主体21の前端21cを下方に押し込めるようになっていると共に、この押し込みによりストライカ部22aがラッチ装置10fの内奥側に押し込まれるようになっており、このリッド主体21の前端21cの押し込み操作によりラッチ装置10fによるストライカ部22aの捕捉が解かれて、後述する付勢手段8の付勢によって回動体2としてのリッド2’は展開位置(図5の位置)まで強制的に回動されるようになっている。図示の例ではケース1’を構成する側板10dの後縁と背板10cとの間にはリッド2’の展開位置への回動の過程においてブラケット20aのブラケット上部20bへの干渉を回避する空隙が形成されている。展開位置まで回動されたリッドを基準位置まで復動回動させると、この復動の終わりにおいてストライカ部22aはラッチ装置10f内に再び入り込む。前記第一押し込みによりストライカ部22aを解放したラッチ装置10fのキャッチャー10gはこのストライカ部22aの再度のラッチ装置10f内への入り込みによって第二押し込みされると、再びストライカ部22aを捕捉するようになっている。これにより回動体2が基準位置にある状態が再び維持されるようになっている。
なお、図2に示されるリッド2’の右側の支持構造は、図1に示されるリッド2’の左側の支持構造と、後述する制動手段6、制動手段側ギヤ7、この制動手段側ギヤ7を付勢する付勢手段8、及び前記ラッチ装置10fと延長アーム22がない点を除けば、実質的に同一である。
支持体1としての前記ケース1’には、動作機構を構成する固定側ギヤ部10hが備えられている。図示の例では、かかる固定側ギヤ部10hは、支持体1の側部、図示の例では、ケース1’の側板10dの外面10d’との間に、可動側ギヤ部23を納めるカバー体10iのこの支持体1の側部に向けられた面側に形成されている。これにより、図示の例では、回動体2の被支持部20のその軸線方向のガタつきをかかるカバー体10iによって抑止できるようになっている。図示の例では、カバー体10iは板状をなし、ケース1’の側板10dの外面10d’に形成された台部10kを利用してこの外面10d’との間に前記可動側ギヤ部23を納める間隔を開けてネジ止めされるようになっている。このカバー体10iに、仮想の円の円弧に沿って形成されると共にこの仮想の円の円心側に歯先を向けたラック状をなす固定側ギヤ部10hが備えられている。図示の例では、かかる固定側ギヤ部10hは前記仮想の円の円心をケース1’の背板10c側に位置させるようにして、ケース1’の前後方向略中程の位置に備えられている。そして、このカバー体10iにおけるケース1’の背板10c側に向けられた縁部10jと固定側ギヤ部10hの歯先との間に位置される箇所が、回動体2の回動の過程において常時可動側ギヤ部23の外側に位置されるようになっている。
そして、この実施の形態にあっては、前記可動側ギヤ部23が、回動体2の回動の過程において常時、リンク部材3によって前記固定側ギヤ部10hに噛み合わされるようになっている。
かかるリンク部材3は、前記仮想の円の略円心位置において第一軸4をもって支持体1に回動可能に組み付けられている。それと共に、第二軸5をもって、すなわち、前記ブッシュ5aを介して、前記可動側ギヤ部23に回動可能に組み付けられている。
図示の例では、かかるリンク部材3は、小径の仮想円の円弧に沿った一端部30aと、これより大径の仮想円の円弧に沿った他端部30bとを備えた板状主体30と、この板状主体30の一端部30aにおいて前記小径の仮想円の円心位置から板状主体30の板面に直交する向きに突き出す前記桿部31と、この板状主体30の他端部において前記大径の仮想円の円心位置をギヤ中心とするようにこの他端部30bに一体に形成された後述するリンク側ギヤ32とを備えている。このリンク側ギヤ32は、リンク部材3におけるケース1’の側板10dに向けられた側に形成され、桿部31はこれと反対の側に形成されている。かかるリンク部材3の他端部30bには、前記リンク側ギヤ32のギヤ中心を穴中心とする円形の軸穴33が形成されており、ケース1’の側板10dに形成されたボス10mが挿通されるスリーブ状部を備えたブッシュ4aをこの軸穴33に通してネジ止めすることで、リンク部材3は支持体1に回動可能に組み付けられている。すなわち、この実施の形態にあっては、かかるブッシュ4aが前記第一軸4として機能するようになっている。
かかるリンク部材3によって、回動体2の回動の過程において常時可動側ギヤ部23は固定側ギヤ部10hに噛み合わされると共に、この噛み合わせ状態はかかる回動の過程において一定に保たれ深くなったり浅くなったりすることがない。これにより、回動体2は支持体1に対してガタつき少なく組み合わされ、予定しない隙間を両者の間に生じさせたり、両者の意匠面の不整合を生じさせたりする事態を、できる限り防止させることができる。典型的には、図示の例で言えば、リッドが基準位置にあるときに、ケース1’の開口とこれを塞ぐリッド主体の外縁との間にどの位置でも均一な隙間が形成されるようにすることができる。また、回動体2は固定側ギヤ部10hの形成方向に沿って全体として移動されながら、リンク部材3に対して第二軸5を中心に回動されることから、定まった一つの軸によらずに、基準位置と展開位置とに亘る回動可能に回動体2を規則的に動作させることができる。
図示の例では、回動体2としてのリッドが基準位置にある状態において、固定側ギヤ部10hの上端側に可動側ギヤ部23は噛み合わされている。このときリンク部材3は第一軸4の直上に第二軸5を位置させている。後述する制動手段側ギヤ7の作用によりリンク部材3が第一軸4をケース1’の前板10b側に近づける向きに図4の時計回りの向きに回動されると、これに伴って可動側ギヤ部23は固定側ギヤ部10hに沿って下方に移動され、リッド2’は全体として下方に移動される。それと共に、可動側ギヤ部23は固定側ギヤ部10hに噛み合いながら下方に移動されることから、リッド2’は第二軸5を中心に図4の反時計回りの向きにケース1’の開口10aからリッド主体21の前端21cを離隔させる向きに回動される。これにより、定まった一つの軸を中心としてリッド2’を回動させる場合に比べ、開き動作の過程においてリッド主体21の前端21cの移動軌跡を低いレベルに抑えることができるようになっている。
また、この実施の形態にあっては、動作機構は、前記リンク部材3の回動に制動力を付与する制動手段6を備えている。具体的には、リンク部材3に、前記第一軸4の軸中心を円心とする仮想の円の円弧に沿って前記リンク側ギヤ32部を形成させると共に、支持体1に、回転に制動手段6の制動力の作用を受けて、このリンク側ギヤ32部に噛み合う制動手段側ギヤ7を備えさせている。
図示の例では、前記固定側ギヤ部10hを備えたカバー体10iとケース1’の側板10dとの間であって、リンク部材3の前方において、ケース1’に制動手段側ギヤ7が回動可能に組み付けられている。この制動手段側ギヤ7の回転軸は、第一軸4と略同じレベルに設けられていると共に、この第一軸4及び第二軸5と平行で軸線を左右方向に沿わせている。また、この制動手段側ギヤ7よりも前方にはこの制動手段側ギヤ7に上方からピニオン6aを常時噛み合わせる制動手段6としてのダンパー装置6’がケース1’の側板10dに取り付けられている。
図示の例では、かかるダンパー装置6’の図示しないローター体に前記ピニオン6aが備えられている。かかるダンパー装置6’は、図示しないローター体とステーター体6bとからなりローター体の回転に制動を付与するように構成されている。(いわゆるロータリーダンパー)かかる制動の付与は例えばステーター体6b内にシリコンオイルなどの粘性流体を封入させることで確保される。ピニオン6aは、かかるダンパー装置6’におけるステーター体6bの外側に突き出したローター体の出力軸を回転中心に止め付けて、かかるダンパー装置6’に備えられている。
また、この実施の形態にあっては、制動手段側ギヤ7を正転方向に付勢する付勢手段8によって回動体2が展開位置に向けて回動されるようになっている。図示の例では、かかる制動手段側ギヤ7の回転軸を巡るようにこの制動手段側ギヤ7の外面側に形成されたボス部7aをバネ巻回部8aの内側に通してセットされると共に、バネ一端8bをこの制動手段側ギヤ7に止め付け、かつ、バネ他端8cをケース1’の側板10d側に止め付けたねじりコイルバネ8’によって図4における反時計回りの向きに制動手段側ギヤ7が常時付勢されるようになっている。これにより、前記ラッチ装置10fによる前記ストライカ部22aの捕捉を前記のように解除すると、このバネ8’の付勢による制動手段側ギヤ7の正転によりリンク部材3を介して回動体2としてのリッド2’は基準位置から展開位置まで強制的に回動される。制動手段側ギヤ7の正転には前記制動手段6の制動力が作用されることから、第一軸4を中心としたリンク部材3の回動さらには、かかる回動体2の回動はゆっくりとなされるようにすることができる。展開位置にあるリッド2’を基準位置に復動回動させるとこれに伴うリンク部材3の図4の位置への回動により制動手段側ギヤ7はバネ8’に蓄勢させながら逆転されることとなる。
動作機構の適用例の分解斜視構成図 同斜視構成図 同斜視構成図 同側面構成図 同側面構成図
符号の説明
1 支持体1
10h 固定側ギヤ部
2 回動体2
20 被支持部20
23 可動側ギヤ部
3 リンク部材
4 第一軸
5 第二軸

Claims (5)

  1. 被支持部をもって支持体に基準位置と展開位置とに亘る回動可能に組み合わされた回動体の動作機構であって、
    支持体には、仮想の円の円弧に沿って形成されると共にこの仮想の円の円心側に歯先を向けた固定側ギヤ部が備えられていると共に、
    回動体の被支持部には、この固定側ギヤ部に噛み合う可動側ギヤ部が形成されており、
    前記仮想の円の略円心位置において第一軸をもって支持体に回動可能に組み付けられると共に、第二軸をもって前記可動側ギヤ部に回動可能に組み付けられたリンク部材によって固定側ギヤ部に可動側ギヤ部が噛み合わされていることを特徴とする回動体の動作機構。
  2. リンク部材の回動に制動力を付与する制動手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の回動体の動作機構。
  3. リンク部材に、第一軸の軸中心を円心とする仮想の円の円弧に沿ってリンク側ギヤ部を形成させると共に、
    支持体に、回転に制動手段の制動力の作用を受けて、このリンク側ギヤ部に噛み合う制動手段側ギヤを備えさせていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回動体の動作機構。
  4. 制動手段側ギヤを正転方向に付勢する付勢手段によって回動体が展開位置に向けて回動されるようになっていることを特徴とする請求項3に記載の回動体の動作機構。
  5. 固定側ギヤ部が、支持体の側部との間に可動側ギヤ部を納めるカバー体のこの支持体の側部に向けられた面側に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の回動体の動作機構。
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