JP5002131B2 - 監視用撮像装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
また、本発明の他の特徴によれば、上記決定した重要度から映像内の異常を検出した時に上記画像処理した映像を記録保存、または送信するようにしたので、ユーザもしくは監視用撮像装置の設置者が画像処理を行う範囲を予め指定する必要がなく、煩雑な操作を不要にすることができる。
また、本発明のその他の特徴によれば、上記決定した重要度に応じて、過去にさかのぼる時間を算出した時間分の映像データを専用メモリから読み出して、記録保存または送信するようにしたので、必要が生じた期間について画像処理したり、必要な映像のみを記録保存したり、装置外部に送信したりすることができる。
また、本発明のその他の特徴とするところは、上記決定した抽象度に応じてモザイク処理や平滑化などを行うようにしたので、侵入者以外の出入り者が鮮明な映像で記録・送信されてしまう問題を解決することができ、プライバシー保護が実現することができる。
また、本発明のその他の特徴とするところは、上記画像処理された映像に文字情報またはグラフ情報を付加するようにしたので、抽象度の高い映像でも比較的簡単に映像内の状況を見分けることを可能とするとともに、映像を送ることのできない遠隔地に対しても、数値や文字情報を送信することができ、監視装置としての機能を十分に発揮することができる。
以下に、本発明の詳細を図示した実施の形態に基づき説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における、監視用撮像装置の基本的なハードウェア構成を表した模式図である。まず、この図2を用いて、監視用撮像装置全体の概略を説明する。
図2中、D003は、取得した映像を処理するための画像処理ボードである。この画像処理ボードD003は主として以下に示す2つの構成単位から成り立っている。
図3において、D101は映像フレームバッファP001へのインターフェース部である。D102は実行するプログラムを格納するためのメモリである。なお、このメモリD102部分に、外部から書き込み可能なインターフェースを実装した形態をとることも可能で、そのような形態をとった場合、例えばインターネットや記録メディアを通じて、プログラムの処理内容を変更することが可能となる。
図1に示すように、処理が開始されると、まず画像データを取得し(ステップS001)、画像データから人物ないし特定の物体を画像中より取得する(ステップS002)。ステップS002で行われるような、画像から人物や物体を抽出する処理は、公知の技術を用いて実現する。たとえば、ニューラルネットを利用した顔検出(特許文献2、特許文献3)、テンプレートマッチングを用いた特定形状物体検出(特許文献4)といった技術を組み入れることにより実現可能である。
まず、第1のフィールドは、本実施の形態の監視用撮像装置が設置されている場所、もしくは監視対象の場所を表している。第2のフィールドは検出された人物の情報を表す。第3のフィールドは人物の行動を表す。第4のフィールドは行動の対象人物・物体を表す。これらフィールド値の組合せをもとに算出された値が第5のフィールドである。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図6は、第2の実施の形態における、監視用撮像装置の基本的なハードウェア構成を表した模式図である。以下の説明では簡単のために、第1の実施の形態と同様の部分については説明を省略することにする。
この画像処理ボード部D203は、主として以下に示す4つの構成単位を有している。すなわち、第1の構成単位は、取得した映像を一時的に蓄える映像フレームバッファP201、第2の構成単位は、内蔵されたプログラムに従って一連の処理を実行するプロセッサP202、第3の構成単位は、取得した映像を保持しているメモリに排他的にアクセスするための映像メモリコントローラP203、第4の構成単位は、取得した映像を一定時間保持する排他的映像メモリデバイスP204である。
図7において、D301は映像フレームバッファP201へのインターフェース部である。
M201は画像データ取得部であり、映像データを取得して専用メモリに記録保持する機能を有している。人物・物体抽出部M002〜行為・状況の重要度算出部M004は、図10で説明した各部と同様な機能を有している。
上述した本発明の実施の形態における監視用撮像装置を構成する各手段、並びに監視用撮像装置の制御方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
M002 人物・物体抽出部
M003 身振り・行為検出および判定部
M004 行為・状況の重要度算出部
M005 映像内処理対象領域決定部
M006 抽象度算出部
M007 画像処理部
M008 所定処理部
Claims (17)
- 所定の領域の映像を取得する画像データ取得手段と、
上記画像データ取得手段により取得された映像から、人物を抽出する人物・物体抽出手段と、
上記人物・物体抽出手段により抽出した人物の身振り・行為を検出する身振り・行為検出手段と、
上記身振り・行為検出手段により検出した人物の身振り・行為の持つ重要度を決定する身振り・行為重要度決定手段と、
上記身振り・行為重要度決定手段により決定した重要度から映像内の処理対象範囲を決定する処理対象範囲決定手段と、
上記身振り・行為重要度決定手段により決定した重要度から上記処理対象範囲決定手段により決定された映像内の処理対象範囲を抽象化するための抽象度を決定する抽象度決定手段と、
上記抽象度決定手段により決定された抽象度で上記映像内の処理対象範囲を抽象化する画像処理を行う画像処理手段とを有することを特徴とする監視用撮像装置。 - 上記身振り・行為重要度決定手段により決定した重要度から映像内の異常を検出する異常検出手段と、
上記異常検出手段により異常を検出した時に上記画像処理した映像を記録保存、または送信する所定処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の監視用撮像装置。 - 上記身振り・行為重要度決定手段により決定した重要度に応じて、過去にさかのぼる時間を算出し、上記算出した時間分の映像データを専用メモリから読み出して、記録保存または送信する処理対象映像算出手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の監視用撮像装置。
- 上記画像処理手段はモザイク処理を行う手段を有し、上記抽象度決定手段により決定された抽象度に応じてモザイク処理の程度を決定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の監視用撮像装置。
- 上記画像処理手段は2値化及び細線化処理を行う手段を有し、上記抽象度決定手段により決定された抽象度に応じて2値化の閾値と細線化処理の程度を決定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の監視用撮像装置。
- 上記画像処理手段は平滑化処理を行う手段を有し、上記抽象度決定手段により決定された抽象度に応じて平滑化処理の程度を決定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の監視用撮像装置。
- 上記身振り・行為重要度決定手段により決定された重要度により、上記画像処理手段により画像処理された映像に文字情報またはグラフ情報を付加する情報付加手段を有することを特徴とする請求項4〜6の何れか1項に記載の監視用撮像装置。
- 所定の領域の映像を取得する画像データ取得工程と、
上記画像データ取得工程により取得された映像から、人物を抽出する人物・物体抽出工程と、
上記人物・物体抽出工程により抽出した人物の身振り・行為を検出する身振り・行為検出工程と、
上記身振り・行為検出工程により検出した人物の身振り・行為の持つ重要度を決定する身振り・行為重要度決定工程と、
上記身振り・行為重要度決定工程により決定した重要度から映像内の処理対象範囲を決定する処理対象範囲決定工程と、
上記身振り・行為重要度決定工程により決定した重要度から上記処理対象範囲決定工程により決定された映像内の処理対象範囲を抽象化するための抽象度を決定する抽象度決定工程と、
上記抽象度決定工程により算出された抽象度で上記映像内の処理対象範囲を抽象化する画像処理を行う画像処理工程とを有することを特徴とする監視用撮像装置の制御方法。 - 上記身振り・行為重要度決定工程により決定した重要度から映像内の異常を検出する異常検出工程と、
上記異常検出工程により異常を検出した時に上記画像処理した映像を記録保存、または送信する所定処理工程を有することを特徴とする請求項8に記載の監視用撮像装置の制御方法。 - 上記身振り・行為重要度決定工程により決定した重要度に応じて、過去にさかのぼる時間を算出し、上記算出した時間分の映像データを専用メモリから読み出して、記録保存または送信する処理対象映像算出工程を有することを特徴とする請求項8または9に記載の監視用撮像装置の制御方法。
- 上記画像処理工程はモザイク処理を行う工程を有し、上記抽象度決定工程により決定された抽象度に応じてモザイク処理の程度を決定することを特徴とする請求項8〜10の何れか1項に記載の監視用撮像装置の制御方法。
- 上記画像処理工程は2値化及び細線化処理を行う工程を有し、上記抽象度決定工程により決定された抽象度に応じて2値化の閾値と細線化処理の程度を決定することを特徴とする請求項8〜10の何れか1項に記載の監視用撮像装置の制御方法。
- 上記画像処理工程は平滑化処理を行う工程を有し、上記抽象度決定工程により決定された抽象度に応じて平滑化処理の程度を決定することを特徴とする請求項8〜10の何れか1項に記載の監視用撮像装置の制御方法。
- 上記身振り・行為重要度決定工程により決定された重要度により、上記画像処理工程により画像処理された映像に文字情報またはグラフ情報を付加する情報付加工程を有することを特徴とする請求項11〜13の何れか1項に記載の監視用撮像装置の制御方法。
- 所定の領域の映像を取得する画像データ取得工程と、
上記画像データ取得工程により取得された映像から、人物を抽出する人物・物体抽出工程と、
上記人物・物体抽出工程により抽出した人物の身振り・行為を検出する身振り・行為検出工程と、
上記身振り・行為検出工程により検出した人物の身振り・行為の持つ重要度を決定する身振り・行為重要度決定工程と、
上記身振り・行為重要度決定工程により決定した重要度から映像内の処理対象範囲を決定する処理対象範囲決定工程と、
上記身振り・行為重要度決定工程により決定した重要度から上記処理対象範囲決定工程により決定された映像内の処理対象範囲を抽象化するための抽象度を決定する抽象度決定工程と、
上記抽象度決定工程により決定された抽象度で上記映像内の処理対象範囲を抽象化する画像処理を行う画像処理工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項15に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項1〜7の何れか1項に記載の監視用撮像装置を用いて構成したことを特徴とする監視システム。
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