JP5001385B2 - プリエンファシス回路 - Google Patents

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Description

この発明は、光通信システムの受信機等に使用されるリミッティングアンプにおいて、ロスのある伝送線路を駆動する場合に伝送線路の受端における波形を改善するために用いて好適なプリエンファシス回路に関するものである。
従来より、光通信システムのフロントエンド受信回路では、受信した光信号をフォトダイオードで電流信号に変換し、これをトランスインピーダンス増幅回路(Trans-Impedance Amplifier:TIA)により電圧信号に変換した後、振幅制限増幅回路(Limiting Amplifier:LA)によって一定の振幅まで増幅するようにしている。
例えば、10ギガビット・イーサネット(登録商標)では、TIA,LAなどを搭載した受信ICは、送信側回路とともにXFPと呼ばれる小型着脱モジュールに組み込まれ、トランシーバボードに実装される。トランシーバボードには、受信信号からタイミングを抽出するためにクロック再生回路(Clock Data Recovery:CDR)を搭載したICがありLAからの信号を受け取るが、LAとCDRとの間にはXFPモジュールのピン、モジュール用ソケット、ボード上配線等の伝送線路が介在しており、これらが寄生抵抗、寄生容量等を持つため、特に超高速信号を伝送しようとすると信号の高周波成分が途中で減衰し、立上り、立下りが鈍って波形劣化が生じる。波形劣化した信号をCDRが受け取るとハイレベルとローレベルの区別がつきににくくなり、結果としてエラーレートが増加してしまう。
これを避けるためには、LAの出力信号の高周波成分をあらかじめ強調しておけばよく、すなわち高周波成分の出力を高めるようにしておけばよく、この目的のために、LAの出力段にプリエンファシス回路が用いられる。上述の高周波成分の減衰の程度は、使用するXFPモジュールや基板の特性により違いがあるから、LAの出力段に用いられるプリエンファシス回路における強調の程度も可変にして、伝送線路での減衰の程度に合わせて、外部からの設定により強調の度合い(エンファシス量)を選択できるようにしておかなければならない。
上記の要求条件を満たすための、プリエンファシス回路の周波数特性(周波数に対するゲインの変化を示す特性)例を図7に示す。ここでは、外部からのエンファシス量設定用の3ビットのディジタル信号によって23=8段階にエンファシス量を変化させた場合を示している。図7において、エンファシス量が最小の場合には周波数特性は符号300で示すような特性になり、エンファシス量を最大にすると符号310で示すような特性となる。この場合、伝送線路による信号劣化の程度により、エンファシス量設定用の3ビットのディジタル信号の各ビットの値を定め、伝送線路終端での波形が最適になるように特性を300から310の間のどれかに設定すればよい。
このような周波数特性を持った回路からの出力アイパターン波形例を図8(a),(b)に示す。図8(a)はエンファシス量が最小の場合のアイパターン、図8(b)はエンファシス量が最大の場合のアイパターンである。エンファシス量を大きくするほど信号変化時の振幅、すなわち、高周波成分が強調されていることがわかる。伝送線路の特性に合わせて強調の度合いを選択すれば、高周波成分の劣化をあらかじめ補うことができ、伝送線路終端での波形を改善することができる。
このようなプリエンファシス回路の例は非特許文献1に見ることができる。図9はこの非特許文献1に記載された回路の構成例である。この方式では、主経路を通過するバッファ1への信号(基の信号)を分岐させ、可変遅延回路2を通過させた後に微分回路3で主経路を通過する基の信号との差分を取った信号を生成し、エンファシス量調整回路4を通じて主経路(バッファ1の出力段)に戻すことで所望のエンファシス特性を得ている。エンファシス量調整回路4では、主経路を通過する基の信号と逆相の信号を生成し、主経路を通過する基の信号に加算する。この加算量はアナログ制御により調整が可能となっており、これによりエンファシス量を調整できるようにしている。
"A 2.5-Gbs 0.13um CMOS current mode logic transceiver with pre-emphasis and equalization", ASICON '07 (The IEEE 7th International Conference on ASIC), 22-25 Oct. 2007, pp368 - 371.
しかしながら、このようなプリエンファシス特性を実現する場合に、上述の非特許文献1に記載された方式においては、以下に述べるような問題点がある。
まず、強調する信号を得るために可変遅延回路2を用いているが、可変遅延回路2は一般に回路規模が大きくなってしまうという問題がある。また、アンプの伝搬遅延を利用して可変遅延を得る場合には、温度やプロセスばらつきにより遅延量が変化してしまうという問題がある。
さらに、エンファシス量調整回路4でのエンファシス量調整のための電流制御に関しては、電流を連続的に調整しようとすると、外部からのエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号をD/A変換してアナログ値に変換する必要がある。すなわち、ディジタル/アナログ変換回路(DAC)を設け、外部からのエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号をアナログ信号に変換してからエンファシス量調整回路4に入力する必要があり、回路が複雑となる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、簡単で、且つ、特性ばらつきの少ない回路で、所望のプリエンファシス特性を得ることができるプリエンファシス回路を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明に係るプリエンファシス回路は、周波数に対するゲインの変化が特定の周波数の近辺まで平坦な周波数特性を持つ第1のアンプブロックと、周波数に対するゲインの変化が特定の周波数においてピークとなる周波数特性を持つ第2のアンプブロックと、第1のアンプブロックに入力され当該第1のアンプブロックを通過して出力される差動信号と第2のアンプブロックに分岐入力され当該2のアンプブロックを通過して出力される差動信号とを加算する加算回路とを備え、第1のアンプブロックは、ゲインが固定されたメインの差動回路と、各個に電流源が設けられたゲイン調整用の第1〜第n(n≧2)の差動回路とを備え、第2のアンプブロックは、特定の周波数を中心とする所定の周波数帯の差動信号を通過させるバンドパスフィルタと、各個に電流源が設けられたゲイン調整用の第1〜第n(n≧2)の差動回路とを備え、第1のアンプブロックのゲインは、第1のアンプブロックにおける第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源を第1のアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の各ビットの値に応じてオン/オフすることによって調整され、第2のアンプブロックのゲインは、第2のアンプブロックにおける第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源を第2のアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の各ビットの値に応じてオン/オフすることによって調整されることを特徴とする。
本発明では、周波数に対するゲインの変化が特定の周波数の近辺まで平坦な周波数特性を持つ第1のアンプブロック(以下、フラットレスポンスアンプブロックと呼ぶ)に差動信号が与えられ、周波数に対するゲインの変化が特定の周波数においてピークとなる周波数特性を持つ第2のアンプブロック(以下、ピークレスポンスアンプブロックと呼ぶ)に差動信号が分岐して与えられる。フラットレスポンスアンプブロックに与えられた差動信号は、フラットレスポンスアンプブロックでのゲインが加えられて出力され、ピークレスポンスアンプブロックに与えられた差動信号は、特定の周波数を中心とする所定の周波数帯の差動信号がバンドパスフィルタによって抽出された後、この抽出された差動信号にピークレスポンスアンプブロックでのゲインが加えられて出力される。そして、このフラットレスポンスアンプブロックを通過して出力される差動信号とピークレスポンスアンプブロックを通過して出力される差動信号とが加算回路において加算される。
なお、本発明でいう特定の周波数とは、強調する信号として抽出したい基本の周波数であり、例えばデータレートが10Gb/sの場合には5GHzに相当する。以下、この特定の周波数をピーク周波数と呼ぶ。また、本発明でいう周波数に対するゲインの変化が特定の周波数の近辺まで平坦な周波数特性である、とは、少なくともピーク周波数までは周波数特性が平坦であり、さらにはピーク周波数を超えてもある程度平坦な周波数特性を維持しているものが理想的であるが、LAとして動作上問題がなければピーク周波数よりも低い周波数でゲインが落ち始めるものも含む。典型的には、ピーク周波数のときに−3dB程度のゲインの落ち込みとなる周波数特性は許容できる。
フラットレスポンスアンプブロックにおいて、通過する差動信号(基本の信号)に加えられるゲインは、そのフラットレスポンスアンプブロックにおける第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源をフラットレスポンスアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の各ビットの値(「1」/「0」の信号値(バイナリコード))に応じてオン/オフすることによって調整される。また、ピークレスポンスアンプブロックにおいて、通過する差動信号(強調する信号)に加えられるゲインは、そのピークレスポンスアンプブロックにおける第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源をピークレスポンスアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の各ビットの値(「1」/「0」の信号値(バイナリコード))に応じてオン/オフすることによって調整される。
これにより、エンファシス量設定用のnビットのディジタル信号のまま、すなわちディジタル信号をアナログ信号に変換することなく、エンファシス量を調整することができるようになり、ディジタル/アナログ変換回路(DAC)が不要となる。また、アナログ的な遅延回路も使用しないので、デバイスプロセスや温度などの変動にも無関係に所望のプリエンファシス特性を得ることができるようになる。
なお、本発明において、フラットレスポンスアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号とピークレスポンスアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号とを互いにビット単位の論理否定の関係とし、エンファシス量設定用のnビットのディジタル信号を1ビットずつ変化させていった時のゲインの変化幅をフラットレスポンスアンプブロックとピークレスポンスアンプブロックとで同じとすると、全体ではピーク周波数で一定の信号振幅をもつプリエンファシス特性を得ることが可能となる。
また、本発明において、エンファシス量設定用のnビットのディジタル信号をバイナリコードのまま受け付けることを可能とする構成として、フラットレスポンスアンプブロックにおける第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源およびピークレスポンスアンプブロックにおける第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源は、第1〜第nの差動回路の順にその電流源を流れる電流の値に21〜2nの重み付けを施すようにするとよい。
本発明によれば、フラットレスポンスアンプブロックとピークレスポンスアンプブロックとを設け、フラットレスポンスアンプブロックのゲインを、フラットレスポンスアンプブロックにおける第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源をフラットレスポンスアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の各ビットの値に応じてオン/オフすることによって調整し、ピークレスポンスアンプブロックのゲインを、ピークレスポンスアンプブロックにおける第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源をピークレスポンスアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の各ビットの値に応じてオン/オフすることによって調整するようにしたので、エンファシス量設定用のnビットのディジタル信号のまま直接エンファシス量を調整することができるようになり、ディジタル/アナログ変換回路(DAC)を不要として、簡単で、且つ、特性ばらつきの少ない回路で、所望のプリエンファシス特性を得ることができるようになる。
本発明に係るプリエンファシス回路の実施の形態1を示す図である。 実施の形態1のプリエンファシス回路においてエンファシス量を変化させたときのフラットレスポンスアンプブロック、ピークレスポンスアンプブロックおよび加算回路の出力の周波数特性を示す図である。 本発明に係るプリエンファシス回路の実施の形態2を示す図である。 実施の形態1のプリエンファシス回路における加算回路の出力の周波数特性を示す図である。 本発明に係るプリエンファシス回路の実施の形態3を示す図である。 本発明に係るプリエンファシス回路の実施の形態4を示す図である。 プリエンファシス回路に要求される周波数特性の例を示す図である。 この要求される周波数特性を持った回路からの出力アイパターン波形例を示す図である。 非特許文献1に記載されているプリエンファシス回路の構成例である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1は本発明に係るプリエンファシス回路の実施の形態1を示す図である。
このプリエンファシス回路は、正相入力端子P1および逆相入力端子P2と、正相出力端子P3および逆相出力端子P4とを備え、フラットレスポンスアンプブロック10と、ピークレスポンスアンプブロック20と、加算回路40とを有している。
フラットレスポンスアンプブロック10は、周波数に対するゲインの変化が特定の周波数fpの近辺まで平坦な周波数特性を持つ第1のアンプブロックであり、ピークレスポンスアンプブロック20は、周波数に対するゲインの変化が特定の周波数fpにおいてピークとなる周波数特性を持つ第2のアンプブロックである。
本実施の形態において、特定の周波数fpは、強調する信号として抽出したい基本の周波数であり、例えばデータレートが10Gb/sの場合には5GHzに相当する。本実施の形態では、この特定の周波数fpをピーク周波数fpと呼ぶ。
正相入力端子P1には差動信号の正相が入力され、逆相入力端子P2には差動信号の逆相が入力される。正相入力端子P1から入力された差動信号の正相は、ラインL1上で分岐され、一方がラインL11を介してフラットレスポンスアンプブロック10へ送られ、他方がラインL12を介してピークレスポンスアンプブロック20へ送られる。逆相入力端子P2から入力された差動信号の逆相は、ラインL2上で分岐され、一方がラインL21を介してフラットレスポンスアンプブロック10へ送られ、他方がラインL22を介してピークレスポンスアンプブロック20へ送られる。
フラットレスポンスアンプブロック10は、ゲインが固定されたメインの差動回路11と、ゲイン調整用の差動回路群12とによって構成されている。ゲイン調整用の差動回路群12はゲイン調整用の第1〜第nの差動回路12−1〜12−nによって構成されている。メインの差動回路11およびゲイン調整用の第1〜第nの差動回路12−1〜12−nには電流源CA0〜CAnが設けられている。
また、メインの差動回路11は、トランジスタTra0とエミッタ抵抗REa0とから構成される差動対を備え、この差動対の一方のトランジスタTra0のベースにラインL11を介して差動信号の正相が与えられ、他方のトランジスタTra0のベースにラインL21を介して差動信号の逆相が与えられる。そして、この差動対を流れる電流が合流して、電流源CA0を流れる電流Ia0となる。
ゲイン調整用の差動回路12−1は、トランジスタTra1とエミッタ抵抗REa1とから構成される差動対を備え、この差動対の一方のトランジスタTra1のベースにラインL11を介して差動信号の正相が与えられ、他方のトランジスタTra1のベースにラインL21を介して差動信号の逆相が与えられる。そして、この差動対を流れる電流が合流して、電流源CA1を流れる電流Ia1となる。ゲイン調整用の差動回路12−2〜12−nも同様に構成され、その差動対を流れる電流が合流して、電流源CA2〜CAnを流れる電流Ia2〜Ianとなる。ここで、差動回路12−1〜12−nに設けられた電流源CA1〜CAnを流れる電流Ia2〜Ianの値に対しては、差動回路12−1〜12−nの順に21〜2nの重み付けが施されている。
フラットレスポンスアンプブロック10において、メインの差動回路11およびゲイン調整用の差動回路12−1〜12−nは並列に接続され、各差動対の一方および他方がそれぞれ共通の負荷抵抗RLaを介して電源電位Vccに接続されている。また、メインの差動回路11およびゲイン調整用の差動回路12−1〜12−nにおいて、電流源CA0およびCA1〜CAnの出力ラインはグランド(GND)に接続されている。
また、フラットレスポンスアンプブロック10において、ゲイン調整用の差動回路12−1〜12−nの電流源CA1〜CAnには、フラットレスポンスアンプブロック10に対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の各ビットの値(「1」/「0」の信号値(バイナリコード))がエンファシス量調整信号SELa1〜SELanとして与えられ、このエンファシス量調整信号SELa1〜SELanの値に応じて電流源CA1〜CAnがオン/オフされるものとなっている。
この実施の形態では、フラットレスポンスアンプブロック10に対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の1ビット目の値がエンファシス量調整信号SELa1として、2ビット目の値がエンファシス量調整信号SELa2として、・・・・、nビット目の値がエンファシス量調整信号SELanとして、ゲイン調整用の差動回路12−1〜12−nの電流源CA1〜CAnに与えられる。そして、電流源CA1〜CAnは、エンファシス量調整信号SELa1〜SELanの値に応じ、その値が「1」の場合にオンとされ、「0」の場合にオフとされる。
この電流源CA1〜CAnのエンファシス量調整信号SELa1〜SELanの値に応じたオン/オフにより、フラットレスポンスアンプブロック10でのゲインが調整され、各差動回路の電流がラインL31とラインL41のそれぞれに備えられている負荷抵抗RLaに流れて電圧出力に変換され、ラインL31,L41を介して加算回路40へ送られる。
ピークレスポンスアンプブロック20は、ピーク周波数fpを中心とする所定の周波数帯の差動信号を通過させるバンドパスフィルタ(BPF)21と、ゲイン調整用の差動回路群22とによって構成されている。ゲイン調整用の差動回路群22はゲイン調整用の第1〜第nの差動回路22−1〜22−nによって構成されている。ゲイン調整用の第1〜第nの差動回路22−1〜22−nには電流源CB1〜CBnが設けられている。
また、ゲイン調整用の差動回路22−1は、トランジスタTrb1とエミッタ抵抗REb1とから構成される差動対を備え、この差動対の一方のトランジスタTrb1のベースにラインL12’を介してバンドパスフィルタ21を通過した差動信号の正相が与えられ、他方のトランジスタTrb1のベースにラインL21’を介して差動信号(強調する信号)の逆相が与えられる。そして、この差動対を流れる電流が合流して、電流源CB1を流れる電流Ib1となる。ゲイン調整用の差動回路22−2〜22−nも同様に構成され、その差動対を流れる電流が合流して、電流源CB2〜CBnを流れる電流Ib2〜Ibnとなる。ここで、差動回路22−1〜22−nに設けられた電流源CB1〜CBnを流れる電流Ib2〜Ibnの値に対しては、差動回路22−1〜22−nの順に21〜2nの重み付けが施されている。
ピークレスポンスアンプブロック20において、ゲイン調整用の差動回路22−1〜22−nは並列に接続され、各差動対の一方および他方がそれぞれ共通の負荷抵抗RLbを介して電源電位Vccに接続されている。また、ゲイン調整用の差動回路22−1〜22−nにおいて、電流源CB1〜CBnの出力ラインはグランド(GND)に接続されている。
また、ピークレスポンスアンプブロック20において、ゲイン調整用の差動回路22−1〜22−nの電流源CB1〜CBnには、ピークレスポンスアンプブロック20に対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の各ビットの値(「1」/「0」の信号値(バイナリコード))がエンファシス量調整信号SELb1〜SELbnとして与えられ、このエンファシス量調整信号SELb1〜SELbnの値に応じて電流源CB1〜CBnがオン/オフされるものとなっている。
この実施の形態では、ピークレスポンスアンプブロック20に対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の1ビット目の値がエンファシス量調整信号SELb1として、2ビット目の値がエンファシス量調整信号SELb2として、・・・・、nビット目の値がエンファシス量調整信号SELbnとして、ゲイン調整用の差動回路22−1〜22−nの電流源CB1〜CBnに与えられる。そして、電流源CB1〜CBnは、エンファシス量調整信号SELb1〜SELbnの値に応じ、その値が「1」の場合にオンとされ、「0」の場合にオフとされる。
この電流源CB1〜CBnのエンファシス量調整信号SELb1〜SELbnの値に応じたオン/オフにより、ピークレスポンスアンプブロック20でのゲインが調整され、各差動回路の電流がラインL32とラインL42のそれぞれに備えられている負荷抵抗RLbに流れて電圧出力に変換され、ラインL32,L42を介して加算回路40へ送られる。
加算回路40は、ラインL31を介して送られてきた電圧出力とラインL32を介して送られてきた電圧出力を加算してラインL3へ正相出力として出力し、ラインL41を介して送られてきた電圧出力とラインL42を介して送られてきた電圧出力を加算してラインL4へ逆相出力として出力する。
図2(a),(b),(c)に、エンファシス量を変化させたときの、フラットレスポンスアンプブロック10、ピークレスポンスアンプブロック20、および、加算回路40の出力の周波数特性を示す。
例えば、伝送線路による影響が少ない場合には、加算回路40の出力の周波数特性として図2(c)に符号400で示すような特性が得られるように、エンファシス量調整信号SELa1〜SELanおよびSELb1〜SELbnの値を定めるようにすればよい。
逆に、伝送線路によるロスが大きい場合には、加算回路40の出力の周波数特性として図2(c)に符号410で示すような特性が得られるように、エンファシス量調整信号SELa1〜SELanおよびSELb1〜SELbnの値を定めるようにして、ピーク周波数fpを中心とする高周波領域を強調した信号を送り出せばよい。
この実施の形態1のプリエンファシス回路では、フラットレスポンスアンプブロック10のゲインを、差動回路12−1〜12−nに設けられた電流源CA1〜CAnをエンファシス量調整信号SELa1〜SELanの値に応じてオン/オフすることによって調整し、ピークレスポンスアンプブロック20のゲインを、差動回路22−1〜22−2に設けられた電流源CB1〜CBnをエンファシス量調整信号SELb1〜SELbnの値に応じてオン/オフすることによって調整するようにしているので、エンファシス量設定用のnビットのディジタル信号のまま直接エンファシス量を調整することができ、ディジタル/アナログ変換回路(DAC)を不要として、小規模な回路構成とすることができる。また、特性ばらつきの少ない回路で、所望のプリエンファシス特性を得ることができるようになり、安定して伝送信号品質の向上を図り、エラーレートの低減につなげることができるようになる。
〔実施の形態2〕
図3は本発明に係るプリエンファシス回路の実施の形態2を示す図である。実施の形態1との違いは、フラットレスポンスアンプブロック10に対して与えるエンファシス量調整信号とピークレスポンスアンプブロック20に対して与えるエンファシス調整信号とを互いにビット単位の論理否定の関係としている点である。
この関係を、図3では、フラットレスポンスアンプブロック10に対して与えるエンファシス量調整信号をSEL1〜SELnとし、ピークレスポンスアンプブロック20に対して与えるエンファシス調整信号をSEL1〜SELnバーとして示している。論理否定の演算子をNOTとしてSELnとSELnバーとの関係を表すと、NOT(SEL1)=(SEL1バー)、NOT(SEL2)=(SEL2バー)、……NOT(SELn)=(SELnバー)であり、また演算子が入れ替わっても成り立つ関係である。なお、図3では、SEL1〜SELnバーをSEL1〜SELnの上にバーを付して示している。
さらに、この実施の形態2では、各差動対に流れる電流と各差動対のエミッタ抵抗REa1〜REan,REb1〜REbnを調整することにより、エンファシス調整信号SEL1〜SELnを1ビットずつ変化させていった時のゲインの変化幅をフラットレスポンスアンプブロック10とピークレスポンスアンプブロック20とで同じにしている。
このようにすれば、ピーク周波数fpにおいては、一方のアンプブロックのゲインが減少した分だけもう一方のアンプブロックのゲインが増加するから、加算されたゲインは常に同じになる。一方、平坦な周波数特性の部分においては、フラットレスポンスアンプブロック10のゲインになる。
したがって、全体では、図4に示すように、ゲイン調整信号に応じピーク周波数fpで一定の信号振幅をもつプリエンファシス特性が得られる。すなわち、ピーク周波数fpでのゲインを一定に保ったまま、周波数特性の平坦部分でのゲインをエンファシス調整信号SEL1〜SELnの値に応じて変化させることのできるプリエンファシス特性が得られる。
〔実施の形態3〕
図5は本発明に係るプリエンファシス回路の実施の形態3を示す図である。
この実施の形態3では、実施の形態1または2の回路において、電流源CA(CA1〜CAn)を基準電圧発生源(ここでは、基準電圧発生源の回路(以下、基準電圧発生回路と言う)自体は示さず、その出力電圧を基準電源Vcsとして記述)、電流源トランジスタ(メインのスイッチング素子)500および抵抗(電流源抵抗)510で構成するものとしている。
そして、電流源CA(CA1〜CAn)において、電流源トランジスタ500のベースをスイッチ用トランジスタ520(第1のスイッチ路)を介して基準電源Vcsに接続するとともに、スイッチ用トランジスタ530(第2のスイッチ路)を介してグランド(GND)に接続するようにし、スイッチ用トランジスタ520および530のゲートにエンファシス量調整信号SEL(SEL1〜SELn)を与えるようにしている。
ここでは、スイッチ用トランジスタ520、530は各々PMOS、NMOSとしているので、エンファシス量調整信号SEL(SEL1〜SELn)がローレベル(「0」)の時にはスイッチ用トランジスタ520がオンになり、530がオフするので、電流源トランジスタ500のベースにほぼVcsの電圧がかかり、電流源トランジスタ500はオンして定電流が流れる。エンファシス量調整信号がSEL(SEL1〜SELn)がハイレベル(「1」)になるとスイッチ用トランジスタ520がオフ、530がオンとなり、電流源トランジスタ500のベース電圧が低下して定電流は流れなくなる。
なお、図5は、実施の形態2への適用例として示している。また、電流源CB(CB1〜CBn)についても電流源CA(CA1〜CAn)と同様に構成され、そのスイッチ用トランジスタ520および530のゲートにエンファシス量調整信号SELバー(SEL1〜SELnバー)が与えられる。
このようにして、実施の形態3では、エンファシス量調整信号SEL(SEL1〜SELn)およびSELバー(SEL1〜SELnバー)の信号値(「1」/「0」)により、電流源CA(CA1〜CAn)およびCB(CB1〜CBn)をオン/オフすることができ、所望のエンファシス量を設定することができる。
なお、ここでは、電流源トランジスタ500にバイポーラトランジスタ、スイッチ用トランジスタ520,530にMOSトランジスタを用いたが、これに限るわけではなく、どちらの素子でも用いることが可能である。
〔実施の形態4〕
図6は本発明に係るプリエンファシス回路の実施の形態4を示す図である。
上述した実施の形態3の回路では、スイッチ用トランジスタ520とスイッチ用トランジスタ530とが基準電源Vcsとグランドとの間に直列に接続された構成になっているため、設定の切り替え時に一時的に両方がオンになり貫通電流が流れることがある。電流は基準電圧発生回路から流出するが、一般に基準電圧発生回路は許容出力電流が小さいので、過負荷となる可能性がある。
これを防止するために、実施の形態4では、スイッチ用トランジスタ520とスイッチ用トランジスタ530との間、すなわち第1のスイッチ路と第2にスイッチ路との間に直列に抵抗(貫通電流制限用抵抗)600を挿入し、貫通電流を抑える構成としている。これにより、基準電圧発生回路から過大な電流が流れ出すことがなくなり、ICチップの信頼性向上につながる。
本発明のプリエンファシス回路は、ロスのある伝送線路を駆動する場合に伝送線路の受端における波形を改善するためのプリエンファシス回路として、振幅制限増幅回路(LA)の出力段に組み込んで使用することが可能である。
10…フラットレスポンスアンプブロック、11…メインの差動回路、12…ゲイン調整用の差動回路群、12−1〜12−n…ゲイン調整用の第1〜第nの差動回路、CA0〜CAn…電流源、Tra0〜Tran…トランジスタ、REa0〜REan…エミッタ抵抗、SELa1〜SELan…エンファシス量調整信号、RLa…負荷抵抗、20…ピークレスポンスアンプブロック、21…バンドパスフィルタ(BPF)、22−1〜22−n…ゲイン調整用の第1〜第nの差動回路、CB0〜CBn…電流源、Trb1〜Trbn…トランジスタ、REb1〜REbn…エミッタ抵抗、SELb1〜SELbn…エンファシス量調整信号、RLb…負荷抵抗、40…加算回路、P1…正相入力端子、P2…逆相入力端子、P3…正相出力端子,P4…逆相出力端子、fp…ピーク周波数、SEL1〜SELn、SEL1〜SELnバー…エンファシス量調整信号、400…エンファシス量が最小の場合の周波数特性、410…エンファシス量が最大の場合の周波数特性、500…電流源トランジスタ、510…抵抗(電流源抵抗)、520、530…スイッチ用トランジスタ、600…抵抗(貫通電流制限用抵抗)。

Claims (5)

  1. 周波数に対するゲインの変化が特定の周波数の近辺まで平坦な周波数特性を持つ第1のアンプブロックと、
    周波数に対するゲインの変化が前記特定の周波数においてピークとなる周波数特性を持つ第2のアンプブロックと、
    前記第1のアンプブロックに入力され当該第1のアンプブロックを通過して出力される差動信号と前記第2のアンプブロックに分岐入力され当該2のアンプブロックを通過して出力される差動信号とを加算する加算回路とを備え、
    前記第1のアンプブロックは、
    ゲインが固定されたメインの差動回路と、各個に電流源が設けられたゲイン調整用の第1〜第n(n≧2)の差動回路とを備え、
    前記第2のアンプブロックは、
    前記特定の周波数を中心とする所定の周波数帯の差動信号を通過させるバンドパスフィルタと、
    各個に電流源が設けられたゲイン調整用の第1〜第n(n≧2)の差動回路とを備え、
    前記第1のアンプブロックのゲインは、
    前記第1のアンプブロックにおける前記第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源を前記第1のアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の各ビットの値に応じてオン/オフすることによって調整され、
    前記第2のアンプブロックのゲインは、
    前記第2のアンプブロックにおける前記第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源を前記第2のアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号の各ビットの値に応じてオン/オフすることによって調整される
    ことを特徴とするプリエンファシス回路。
  2. 請求項1に記載されたプリエンファシス回路において、
    前記第1のアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号と前記第2のアンプブロックに対して与えられるエンファシス量設定用のnビットのディジタル信号とは互いにビット単位の論理否定の関係にあり、
    前記エンファシス量設定用のnビットのディジタル信号を1ビットずつ変化させていった時のゲインの変化幅が前記第1のアンプブロックと前記第2のアンプブロックとで同じである
    ことを特徴とするプリエンファシス回路。
  3. 請求項1又は2に記載されたプリエンファシス回路において、
    前記第1のアンプブロックにおける前記第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源および前記第2のアンプブロックにおける前記第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源は、その電流源を構成するメインのスイッチング素子を備え、
    前記メインのスイッチング素子は、そのスイッチング素子のオン/オフを制御する端子が第1のスイッチ路を介して基準電源に接続され、第2のスイッチ路を介してグランドに接続されている
    ことを特徴とするプリエンファシス回路。
  4. 請求項3に記載されたプリエンファシス回路において、
    前記第1のスイッチ路と前記第2のスイッチ路との間に抵抗が接続されている
    ことを特徴とするプリエンファシス回路。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載されたプリエンファシス回路において、
    前記第1のアンプブロックにおける前記第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源および前記第2のアンプブロックにおける前記第1〜第nの差動回路に各個に設けられた電流源は、第1〜第nの差動回路の順にその電流源を流れる電流の値に21〜2nの重み付けが施されている
    ことを特徴とするプリエンファシス回路。
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