JP5000791B1 - 固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、固定のみならず、固定の解除も良好な固定方法を提供するものである。
【解決手段】
固定方法は、本体1は、対向する内壁面(2a1、2a2)2aの内、一方の内壁面2a1に取り付けられ、対向する内壁面(2a1、2a2)2aの内、他方の内壁面2a2と外面当接部材13との間に対象物10を位置させ、第1の係止部材11を第2の係止部材12に向かって前進させ、外面当接部材13を外側に移動させ対象物10を介して他方の内壁面2a2に押し付けて対象物10を固定するものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、固定方法に係り、特に、固定のみならず、固定の解除も良好な固定方法に関する。
例えば、図25に示す部材100に部材101、102を溶接したい場合、固定具105で、部材101を部材103に対して、部材102を部材104に対して、それぞれ押し付けて固定したい場合がある。
しかしながら、上記の場合、雄ネジ体105a、雄ネジ体105bを回動して取り付け、取り外しを行うため、例えば、雄ネジ体105aの頭部を部材102と接触しながら、雄ネジ体105bの頭部を部材101と接触しながら、固定具105を固定しなければならず、摩擦抵抗が大きく固定しづらく、しかも、溶接後も、同様に、雄ネジ体105aの頭部を部材102と接触しながら、雄ネジ体105bの頭部を部材101と接触しながら、固定具105を解除しなければならず、固定のみならず、固定の解除も容易でないという問題点が生じた。
本発明は、前記問題点を考慮したなされたもので、固定のみならず、固定の解除も良好な固定方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の固定方法は、対象物を固定する固定方法であって、対向する位置に第1の孔と第2の孔とをそれぞれ有する本体と、この第1の孔内に設けられ、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する進退自在な第1の係止部材と、前記第2の孔に設けられた雌ねじと、この雌ねじに螺合し、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する第2の係止部材と、一端に前記第1の係止部材に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記第2の係止部材に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第2のガイド部を、それぞれ有した外面当接部材と、少なくとも、対向する内壁面を有する第1の部材とを備え、前記本体は、前記対向する内壁面の内、一方の内壁面に取り付けられ、前記対向する内壁面の内、他方の内壁面と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させ、前記第1の係止部材を前記第2の係止部材に向かって前進させ、前記外面当接部材を外側に移動させ前記対象物を介して前記他方の内壁面に押し付けて前記対象物を固定するものである。
また、請求項2記載の固定方法は、対象物を固定する固定方法であって、対向する位置に第1の孔と第2の孔とをそれぞれ有する本体と、前記本体に設けられ、内部に前記第2の孔に連通する第3の孔を有し、外部形状が略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する係止部と、先端に前記第2の孔の内径より小さい先端部、前記第1の孔の内径より小さい外径部、この外径部の前記先端部の側に設けられ、前記先端部の側に向かって先細りとなるテーパ部を備えた進退自在な係止部材と、一端に前記テーパ部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記係止部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第2のガイド部を、それぞれ有し、前記第1のガイド部と前記第2のガイド部とに連通し、前記係止部材の前記先端部を通す通路を有した外面当接部材と、少なくとも、対向する内壁面を有する第1の部材とを備え、前記本体は、前記対向する内壁面の内、一方の内壁面に取り付けられ、前記対向する内壁面の内、他方の内壁面と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させ、前記係止部材の先端部を前記第2の孔内に位置させた状態で、前記係止部材を前記第2の孔に向かって前進させ、前記外面当接部材を外側に移動させ前記対象物を介して前記他方の内壁面に押し付けて前記対象物を固定するものである。
また、請求項3記載の固定方法は、対象物を固定する固定方法であって、対向する位置に孔と略円錐状の凹部又は略球面状の凹部とをそれぞれ有する本体と、前記孔内に設けられ、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する進退自在な係止部材と、一端に前記係止部材の前記略円錐状の凸部又は略球面状の凸部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記本体の前記略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に係止される略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する第2のガイド部を、それぞれ有した外面当接部材と、少なくとも、対向する内壁面を有する第1の部材とを備え、前記本体は、前記対向する内壁面の内、一方の内壁面に取り付けられ、前記対向する内壁面の内、他方の内壁面と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させ、前記係止部材を前記本体の前記略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に向かって前進させ、前記外面当接部材を外側に移動させ前記対象物を介して前記他方の内壁面に押し付けて前記対象物を固定するものである。
また、請求項4記載の固定方法は、対象物を固定する固定方法であって、対向する位置に第1の孔と第2の孔とをそれぞれ有する本体と、この第1の孔内に設けられ、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する進退自在な第1の係止部材と、前記第2の孔に設けられた雌ねじと、この雌ねじに螺合し、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する第2の係止部材と、一端に前記第1の係止部材に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記第2の係止部材に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第2のガイド部を、それぞれ有した外面当接部材とを備え、前記本体と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させ、前記第1の係止部材を前記第2の係止部材に向かって前進させ、前記外面当接部材を移動させ前記対象物を介して前記本体の面に押し付けて前記対象物を固定するものである。
また、請求項5記載の固定方法は、対象物を固定する固定方法であって、対向する位置に第1の孔と第2の孔とをそれぞれ有する本体と、前記本体に設けられ、内部に前記第2の孔に連通する第3の孔を有し、外部形状が略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する係止部と、先端に前記第2の孔の内径より小さい先端部、前記第1の孔の内径より小さい外径部、この外径部の前記先端部の側に設けられ、前記先端部の側に向かって先細りとなるテーパ部を備えた進退自在な係止部材と、一端に前記テーパ部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記係止部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第2のガイド部を、それぞれ有し、前記第1のガイド部と前記第2のガイド部とに連通し、前記係止部材の前記先端部を通す通路を有した外面当接部材とを備え、前記本体と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させた状態で、前記係止部材を前記第2の孔に向かって前進させ、前記外面当接部材を移動させ前記対象物を介して前記本体の面に押し付けて前記対象物を固定するものである。
また、請求項6記載の固定方法は、対象物を固定する固定方法であって、対向する位置に孔と略円錐状の凹部又は略球面状の凹部とをそれぞれ有する本体と、前記孔内に設けられ、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する進退自在な係止部材と、一端に前記係止部材の前記略円錐状の凸部又は略球面状の凸部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記本体の前記略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に係止される略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する第2のガイド部を、それぞれ有した外面当接部材とを備え、前記外面当接部材の前記第2のガイド部を前記略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に係止させ、前記本体と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させた状態で、前記係止部材を前記本体の前記略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に向かって前進させ、前記外面当接部材を移動させ前記対象物を介して前記本体の面に押し付けて前記対象物を固定するものである。
請求項1記載の固定方法によれば、本体は、対向する内壁面の内、一方の内壁面に取り付けられ、対向する内壁面の内、他方の内壁面と外面当接部材との間に対象物を位置させ、第1の係止部材を第2の係止部材に向かって前進させ、外面当接部材を外側に移動させ対象物を介して他方の内壁面に押し付けて前記対象物を固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
また、請求項2記載の固定方法によれば、本体は、対向する内壁面の内、一方の内壁面に取り付けられ、対向する内壁面の内、他方の内壁面と外面当接部材との間に対象物を位置させ、係止部材の先端部を第2の孔内に位置させた状態で、係止部材を第2の孔に向かって前進させ、外面当接部材を外側に移動させ対象物を介して他方の内壁面に押し付けて対象物を固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
また、請求項3記載の固定方法によれば、本体は、対向する内壁面の内、一方の内壁面に取り付けられ、対向する内壁面の内、他方の内壁面と外面当接部材との間に対象物を位置させ、係止部材を本体の略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に向かって前進させ、外面当接部材を外側に移動させ対象物を介して他方の内壁面に押し付けて対象物を固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
また、請求項4記載の固定方法によれば、本体と外面当接部材との間に対象物を位置させ、第1の係止部材を第2の係止部材に向かって前進させ、外面当接部材を移動させ対象物を介して本体の面に押し付けて対象物を固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
また、請求項5記載の固定方法によれば、本体と外面当接部材との間に対象物を位置させた状態で、係止部材を第2の孔に向かって前進させ、外面当接部材を移動させ対象物を介して本体の面に押し付けて対象物を固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
また、請求項6記載の固定方法によれば、外面当接部材の第2のガイド部を略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に係止させ、本体と外面当接部材との間に対象物を位置させた状態で、係止部材を本体の略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に向かって前進させ、外面当接部材を移動させ対象物を介して本体の面に押し付けて対象物を固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
図1は、本発明の一実施例の固定方法によって固定した状態の概略的断面図である。 図2は、図1の2−2線による概略的断面図である。 図3は、図1の固定前の状態の概略的断面図である。 図4は、図1の外面当接部材が移動する前の状態の概略的断面図である。 図5は、図4の外面当接部材が移動した状態の概略的断面図である。 図6は、図5の概略的一部平面図である。 図7は、図6の他の実施例の概略的一部平面図である。 図8は、図1の他の実施例の固定方法によって固定した状態の概略的断面図である。 図9は、図8の他の実施例の固定方法によって固定する場合を示すもので、外面当接部材が移動する前の状態の概略的断面図である。 図10は、図9の外面当接部材が移動した状態の概略的断面図である。 図11は、図9の固定装置を分解して示す概略的図である。 図12は、図9の他の実施例の固定方法によって固定する場合を示すもので、外面当接部材が移動する前の状態の概略的断面図である。 図13は、図12の外面当接部材が移動した状態の概略的断面図である。 図14は、図12の固定装置を分解して示す概略的図である。 図15は、図12の他の実施例の固定方法によって固定する場合を示すもので、外面当接部材が移動する前の状態の概略的断面図である。 図16は、図15の外面当接部材が移動した状態の概略的断面図である。 図17は、図15の他の実施例の固定方法によって固定した状態の概略的断面図である。 図18は、図16の他の実施例の固定方法によって固定した状態の概略的断面図である。 図19は、図18の他の実施例の固定方法によって固定する場合を示すもので、外面当接部材が移動する前の状態の概略的断面図である。 図20は、図19の外面当接部材が移動した状態の概略的断面図である。 図21は、図19の固定装置を分解して示す概略的図である。 図22は、図19の他の実施例の固定方法によって固定する場合を示すもので、外面当接部材が移動する前の状態の概略的断面図である。 図23は、図22の外面当接部材が移動した状態の概略的断面図である。 図24は、図22の固定装置を分解して示す概略的図である。 図25は、従来例の対象物を示す概略的斜視図である。 図26は、図25の対象物の固定方法を示す概略的断面図である。
本発明の一実施例の固定方法を図面(図1乃至図6)を参照して説明する。
[実施例1(図1乃至図6)]
図1は、対象物10を固定する固定方法(固定装置)を示すもので、該固定装置(固定方法)は、概略的に、本体1と、第1の部材2とから、概略的に構成されている。
本体1は、断面、略コの字形状をなし、図5に示すように、対向する位置に第1の孔1aと第2の孔1bとをそれぞれ有し、第1の孔1aには第1の雌ねじが、第2の孔1bには第2の雌ねじが、それぞれ設けられている。
また、図4及び図5に示す11は第1の係止部材で、第1の係止部材11は、第1の孔1aに設けられた第1の雌ねじに螺合し、先端に略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)を有している。
また、12は第2の係止部材で、第2の係止部材12は、第2の孔1bに設けられた第2の雌ねじに螺合し、先端に略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)を有している。
また、13は外面当接部材で、外面当接部材13は、一端に第1の係止部材11に係止される略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)を有する第1のガイド部13aを、他端に第2の係止部材11に係止される略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)を有する第2のガイド部13bを、それぞれ有している。
そして、対象物10と当接しないフリーな場合であって、第1の係止部材11の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)を外面当接部材13の第1のガイド部13aの略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)に向かって移動させ、移動できない位置まで達した状態では、第1の係止部材11の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端と第2の係止部材12の先端の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端とを結ぶ線と外面当接部材13の第1のガイド部13aの略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)の底部と外面当接部材13の第2のガイド部13bの略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)の底部とを結ぶ線が一致し、第1の係止部材11の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端と第2の係止部材12の先端の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端とを結ぶ線と外面当接部材13の側面は平行となっている。また、上述した第1の部材2は、少なくとも、対向する内壁面2aを有している、例えば、円筒形状部材としたが、角柱状部材としても良い。
なお、上述の実施例においては、第1の孔1aに第1の雌ねじを設け、第1の係止部材11は、第1の孔1aに設けられた第1の雌ねじに螺合するようにしたが、本願発明にあっては、これに限らず、図示しないが、第1の孔1aに第1の雌ねじを設けず、第1の孔1a内に進退自在な第1の係止部材11を設け[設けは、例えば、第1の孔1a内に第1の係止部材11を遊嵌(遊びがある状態で嵌める)させ]、第1の係止部材11を第2の孔1bに対して、進退するように、図示しないエアーシリンダーにより作動させるようにしても良い。
従って、図3に示す第1の部材2の対向する内壁面(2a1、2a2)2aの内、一方の内壁面2a1に本体1を、例えば、図示しない粘着テープ、接着、溶接等により取り付け、第1の部材2の対向する内壁面(2a1、2a2)2aの内、他方の内壁面2a2と外面当接部材13との間に対象物10を位置させる。
次に、第1の係止部材11を第2の係止部材12に向かって前進させ、例えば、図4に示すように、レンチ30を用いて回転させて外面当接部材13を外側に移動させる(第1の孔1a内に設けられた第1の係止部材11にあっては、図示しないエアーシリンダーで第2の係止部材12に向かって前進させて、外面当接部材13を外側に移動させる。)。
そうすると、第1の係止部材11の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)は、外面当接部材13の第1のガイド部13aの略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)に当接しながら移動するため、外面当接部材13の第1のガイド部13aも移動することとなる。
その結果、外面当接部材13の外表面が対象物10に当接し、外面当接部材13を介して第1の部材2の内壁面2aに押し付けて対象物10を固定することができる(図1乃至図5参照)。
なお、外面当接部材13は、図6に示す円柱でも良いが、図7に示すように、角柱であっても良い。
この実施例の固定方法(固定装置)によれば、本体1は、対向する内壁面2aの内、一方の内壁面に取り付けられ、対向する内壁面2aの内、他方の内壁面と外面当接部材13との間に対象物10を位置させ、第1の係止部材11を第2の係止部材12に向かって前進させ、外面当接部材13を外側に移動させ対象物10を介して他方の内壁面に押し付けて対象物10を固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
[実施例2(図8)]
また、上述した実施例においては、対象物10と当接しないフリーな場合であって、第1の係止部材11の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)を外面当接部材13の第1のガイド部13aの略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)に向かって移動させ、移動できない位置まで達した状態では、第1の係止部材11の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端と第2の係止部材12の先端の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端とを結ぶ線と外面当接部材13の第1のガイド部13aの略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)の底部と外面当接部材13の第2のガイド部13bの略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)の底部とを結ぶ線が一致し、第1の係止部材11の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端と第2の係止部材12の先端の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端とを結ぶ線と外面当接部材13の側面は平行となっているが、本願発明にあっては、これに限らず、図8の固定方法でも良い。
即ち、外面当接部材13の側面形状は、図8に示すように、窪んでいても良い。図8に示すAは、窪み部である。
[実施例3(図9乃至図11)]
また、図9乃至図11に示す実施例は、上述した実施例と異なるもので、図9乃至図11に示す固定方法(固定装置)は、概略的に、本体1と、第1の部材2とから、概略的に構成されている。 図9及び図10の第1の部材2は、図1及び図2記載の第1の部材2と同様のものである。
本体1は、断面、略コの字形状をなし、図11に示すように、対向する位置に第1の孔1aと第2の孔1bとをそれぞれ有し、第2の孔1bには雌ねじが設けられている。
また、図11に示す3は係止部で、係止部3は、本体1に溶接、一体成形等により一体的に設けられ、内部に第2の孔1bに連通する第3の孔3aを有し、外部形状が略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有している。
また、図9乃至図11に示す14は係止部材で、係止部材14は、長手方向に長い長手形状部材で、第2の孔1bの内径より小さい先端部14a(具体的には、先端に第2の孔1bに形成された雌ねじに螺合する雄ねじで形成された先端部14a)、先端部14aより遠い側の端部に第1の孔1aの内径より小さい外径部14b、外径部14bの先端部14aの側に設けられ、先端部14aの側に向かって先細りとなるテーパ部14c、外径部14bの端部にレンチ30に係止する凹部14dを備えている。
また、13は外面当接部材で、外面当接部材13は、一端にテーパ部14cに係止される略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)を有する第1のガイド部13aを、他端に係止部3に係止される略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)を有する第2のガイド部13bを、第1のガイド部13aと第2のガイド部13bとに連通し、係止部材14の先端部14aを通す通路13cを、それぞれ有している。
そして、対象物10と当接しないフリーな場合であって、係止部材14の先端を通路13cを通すと共に、先端部14aを第2の孔1bの雌ねじに螺合させ、第1のガイド部13aをテーパ部14c、第2のガイド部13bを係止部3に、それぞれ係止させ、外径部14bを第1の孔1aに遊嵌(遊びがある状態で嵌めること)させた状態では、係止部材14の中心と第1の孔1aの中心と第2の孔1bの中心と第3の孔3aの中心とは、一直線上にあり、図10の状態にあっては、前記一直線と外面当接部材13の側面とは平行となっている。
また、図9及び図10の第1の部材2は、図1に示した第1の部材2と同様のもので、少なくとも、対向する内壁面2aを有している。
なお、上述の実施例においては、第2の孔1bに雌ねじを設け、係止部材11は、第2の孔1bに設けられた雌ねじに螺合するようにしたが、本願発明にあっては、これに限らず、図示しないが、第2の孔1bに雌ねじを設けないと共に、係止部材11の先端部14aにも雄ネジを設けず、つまり、第2の孔1b内に進退自在な係止部材11の先端に雄ネジを形成しない先端部14aを設け[設けは、例えば、第2の孔1b内に係止部材11の雄ネジを設けていない先端部14aを遊嵌(遊びがある状態で嵌める)させ]、係止部材11を第1の孔1aから第2の孔1bに向かって、進退するように、図示しないエアーシリンダーにより作動させるようにしても良い。
従って、第1の部材2の対向する内壁面2aの内、一方の内壁面2a1に本体1を、例えば、図示しない粘着テープ、接着、溶接等により取り付け、第1の部材2の対向する内壁面2aの内、他方の内壁面(図9及び図10においては、他方の内壁面を省略している。)と外面当接部材13との間に対象物10を位置させる。
つまり、本体1は、対向する内壁面2aの内、一方の内壁面2a1に取り付けられ、対向する内壁面2aの内、他方の内壁面と外面当接部材13との間に対象物10を位置させ、係止部材14の先端部14aを第2の孔1b内に位置させた状態(図9及び図10で言えば、係止部材14の先端部14aを第2の孔1bの雌ねじに螺合させた状態)で係止部材14を第2の孔1bに向かって前進させ、具体的には、係止部材14を、例えば、図10に示すように、レンチ30を用いて回転させて、係止部材14を第2の孔1bに向かって前進させ、外面当接部材13を外側に移動させ対象物10を介して他方の内壁面に押し付けて対象物を固定することができる(図10参照)。
この実施例の固定方法(固定装置)によれば、本体1は、対向する内壁面2aの内、一方の内壁面2a1に取り付けられ、対向する内壁面2aの内、他方の内壁面と外面当接部材13との間に対象物10を位置させ、係止部材14の先端部14aを第2の孔1b内に位置させた状態で、係止部材14を第2の孔1bに向かって前進させ、外面当接部材13を外側に移動させ対象物10を介して他方の内壁面に押し付けて対象物10を固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
[実施例4(図12乃至図14)]
また、図12乃至図14に示す実施例は、上述した実施例と異なるもので、図12乃至図14に示す固定方法(固定装置)は、概略的に、本体1と、第1の部材2とから、概略的に構成されている。
本体1は、断面、略コの字形状をなし、図14に示すように、対向する位置に孔1aと略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cとをそれぞれ有し、孔1aには雌ねじが設けられている。
また、図14に示す11は進退自在な係止部材で、係止部材11は、第1の孔1aに設けられた雌ねじに螺合し、先端に略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)11aを有している。
また、13は外面当接部材で、外面当接部材13は、一端に係止部材11に係止される略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)を有する第1のガイド部13aを、他端に略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに係止される略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)を有する第2のガイド部13dを、それぞれ有している。
そして、対象物10と当接しないフリーな場合であって、係止部材11を第1の孔1aに設けられた雌ねじに螺合し、係止部材11の先端を第1のガイド部13aに、外面当接部材13の先端の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)を有する第2のガイド部13dを略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに、それぞれ係止させた状態では、係止部材14の中心と第1の孔1aの中心と外面当接部材13の中心と略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cの中心とは、一直線上にあり、図13の状態にあっては、前記一直線と外面当接部材13の側面とは平行となっている。
また、図12及び図13の第1の部材2は、図1及び図2記載の第1の部材2と同様のもので、少なくとも、対向する内壁面2aを有している。
なお、上述の実施例においては、孔1aに雌ねじを設け、進退自在な係止部材11は、孔1aに設けられた雌ねじに螺合するようにしたが、本願発明にあっては、これに限らず、図示しないが、孔1aに雌ねじを設けず、孔1a内に進退自在な係止部材11を設け[設けは、例えば、孔1a内に係止部材11を遊嵌(遊びがある状態で嵌める)させ]、係止部材11を略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに対して、進退するように、図示しないエアーシリンダーにより作動させるようにしても良い。
従って、第1の部材2の対向する内壁面2aの内、一方の内壁面2a1に本体1を、例えば、図示しない粘着テープ、接着、溶接等により取り付け、第1の部材2の対向する内壁面2aの内、他方の内壁面(図12及び図13においては、他方の内壁面を省略している。)と外面当接部材13との間に対象物10を位置させ、係止部材11を本体1の略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに向かって前進させる。
具体的には、係止部材11を第1の孔1aに設けられた雌ねじに螺合し、係止部材11の先端を第1のガイド部13aに、外面当接部材13の先端の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)を有する第2のガイド部13dを略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに、それぞれ係止させた状態で、第1の部材2の内壁面2aと本体1との間に対象物10を位置させる(図12及び図13においては、対向する内壁面2aの一方を省略している。)。
次に、係止部材11を、例えば、図13に示すように、レンチ30を用いて回転させて、係止部材11を回転させて、係止部材11を略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに向かって前進させ、外面当接部材13を外側に移動させ対象物10を介して第1の部材2の内壁面2aに押し付けて対象物10を固定することができる(図13参照)。
この実施例の固定方法(固定装置)によれば、本体1は、対向する内壁面2aの内、一方の内壁面2a1に取り付けられ、対向する内壁面2aの内、他方の内壁面(図12及び図13においては、他方の内壁面を省略している。)と外面当接部材13との間に対象物10を位置させ、係止部材11を本体1の略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに向かって前進させ、外面当接部材13を外側に移動させ対象物10を介して他方の内壁面に押し付けて対象物10を固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
[実施例5(図15及び図16)]
また、図15及び図16に示す実施例は、上述した実施例と異なるもので、図15及び図16に示す固定方法(固定装置)は、概略的に、図1に示す本体1、第1の部材2の内、第1の部材2を省略したもので、対象物10’を本体1と外面当接部材13との間に位置させるものである。なお、図15及び図16に示す実施例においては、図1乃至図5に示す本体1と同様であるため、図1乃至図5と同一部分については、同一符号を付して説明を省略する。
なお、Sは本体1を載置する載置台である。
即ち、本体1と外面当接部材13との間に対象物10’を位置させ、第1の係止部材11を第2の係止部材12に向かって前進[前進は、第1の孔1aに第1の雌ねじを設け、第1の係止部材11は、第1の孔1aに設けられた第1の雌ねじに螺合する場合にあっては、レンチ30を使って第1の係止部材11を回転させ、後述する第1の孔1aに第1の雌ねじを設けず、第1の孔1a内に進退自在な第1の係止部材11を設け[設けは、例えば、第1の孔1a内に第1の係止部材11を遊嵌(遊びがある状態で嵌める)させる場合にあっては、図示しないエアーシリンダーを作動させる。]させ、外面当接部材13を移動させ対象物10’を介して本体1の面1dに押し付けて対象物10’を固定することができる(図15及び図16参照)。
なお、上述の実施例においては、第1の孔1aに第1の雌ねじを設け、第1の係止部材11は、第1の孔1aに設けられた第1の雌ねじに螺合するようにしたが、本願発明にあっては、これに限らず、図示しないが、第1の孔1aに第1の雌ねじを設けず、第1の孔1a内に進退自在な第1の係止部材11を設け[設けは、例えば、第1の孔1a内に第1の係止部材11を遊嵌(遊びがある状態で嵌める)させ]、第1の係止部材11を第2の孔1bに対して、進退するように、図示しないエアーシリンダーにより作動させるようにしても良い。
この実施例の固定方法によれば、本体1と外面当接部材13との間に対象物10’を位置させ、第1の係止部材11を第2の係止部材12に向かって前進させ、外面当接部材13を移動させ対象物10’を介して本体1の面1dに押し付けて対象物10’を固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
なお、第1の係止部材11の進退手段は、レンチ30に限らず、例えば、図17に示すような第1の係止部材11に設けた摘み部11Aを利用しても良い。
[実施例6(図18)]
また、上述した図16及び図17の実施例においては、対象物10’と当接しないフリーな場合であって、第1の係止部材11の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)を外面当接部材13の第1のガイド部13aの略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)に向かって移動させ、移動できない位置まで達した状態では、第1の係止部材11の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端と第2の係止部材12の先端の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端とを結ぶ線と外面当接部材13の第1のガイド部13aの略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)の底部と外面当接部材13の第2のガイド部13bの略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)の底部とを結ぶ線が一致し、第1の係止部材11の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端と第2の係止部材12の先端の略円錐状の凸部(又は略球面状の凸部)の先端とを結ぶ線と外面当接部材13の側面は平行となっているが、本願発明にあっては、これに限らず、図18の固定方法でも良い。
即ち、外面当接部材13の側面形状は、図18に示すように、窪んでいても良い。図18に示すAは、窪み部を示す。
[実施例7(図19乃至図21)]
また、図19乃至図21に示す実施例は、上述した実施例と異なるもので、図19乃至図21に示す固定方法(固定装置)は、概略的に、図9及び図10に示す本体1、第1の部材2の内、第1の部材2を省略したもので、対象物10’を本体1と外面当接部材13との間に位置させるものである。なお、図19乃至図21に示す実施例においては、図9乃至図11に示す本体1と同様であるため、図9乃至図11と同一部分については、同一符号を付して説明を省略する。
なお、Sは本体1を載置する載置台である。
即ち、本体1と外面当接部材13との間に対象物10’を位置させた状態で、係止部材14を第2の孔1bに向かって前進させ、具体的には、係止部材14の先端に雄ネジを形成した先端部14aを第2の孔1bの雌ねじに螺合させ、本体1と外面当接部材13との間に対象物10’を位置させた状態で、係止部材14を回転させて第2の孔1bに向かって前進させ、外面当接部材13を移動させ対象物10’を介して本体1の面1dに押し付けて対象物10’を固定することができる(図19及び図20参照)。
なお、上述の実施例においては、第2の孔1bに雌ねじを設け、係止部材11は、第2の孔1bに設けられた雌ねじに螺合するようにしたが、本願発明にあっては、これに限らず、図示しないが、第2の孔1bに雌ねじを設けないと共に、係止部材11の先端部14aにも雄ネジを設けず、つまり、第2の孔1b内に進退自在な係止部材11の先端に雄ネジを形成しない先端部14aを設け[設けは、例えば、第2の孔1b内に係止部材11の雄ネジを設けていない先端部14aを遊嵌(遊びがある状態で嵌める)させ]、係止部材11を第1の孔1aから第2の孔1bに向かって、進退するように、図示しないエアーシリンダーにより作動させるようにしても良い。
この実施例の固定方法によれば、本体1と外面当接部材13との間に対象物10’を位置させた状態で、係止部材11を第2の孔1bに向かって前進させ、外面当接部材13を移動させ対象物10’を介して本体1の面1dに押し付けて対象物10’を固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
[実施例8(図22乃至図24)]
また、図22乃至図24に示す実施例は、上述した実施例と異なるもので、図22乃至図24に示す固定方法(固定装置)は、概略的に、図12及び図13に示す本体1、第1の部材2の内、第1の部材2を省略したもので、対象物10’を本体1と外面当接部材13との間に位置させるものである。なお、図22乃至図24に示す実施例においては、図12乃至図14に示す本体1と同様であるため、図12乃至図14と同一部分については、同一符号を付して説明を省略する。
なお、Sは本体1を載置する載置台である。
即ち、外面当接部材13の第2のガイド部13dを略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに係止させ、本体1と外面当接部材13との間に対象物10’を位置させた状態で、係止部材11を回転させて略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに向かって前進させ、外面当接部材13を内側に移動させ対象物10’を介して本体1の面1dに押し付けて対象物10’を固定することができる(図19及び図20参照)。
なお、上述の実施例においては、孔1aに雌ねじを設け、進退自在な係止部材11は、孔1aに設けられた雌ねじに螺合するようにしたが、本願発明にあっては、これに限らず、図示しないが、孔1aに雌ねじを設けず、孔1a内に進退自在な係止部材11を設け[設けは、例えば、孔1a内に係止部材11を遊嵌(遊びがある状態で嵌める)させ]、係止部材11を略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに対して、進退するように、図示しないエアーシリンダーにより作動させるようにしても良い。
この実施例の固定方法によれば、外面当接部材13の第2のガイド部13dを略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに係止させ、本体1と外面当接部材13との間に対象物10’を位置させた状態で、係止部材11を本体1の略円錐状の凹部(又は略球面状の凹部)1cに向かって前進させ、外面当接部材13を移動させ、対象物10’を介して本体1の面1dに押し付けて固定するため、固定のみならず、固定の解除に力を要せず行うことができる。
1 本体
2 第1の部材
2a 内壁面
2a1 一方の内壁面
2a2 他方の内壁面
10 対象物
11 第1の係止部材
12 第2の係止部材
13 外面当接部材

Claims (6)

  1. 対象物を固定する固定方法であって、
    対向する位置に第1の孔と第2の孔とをそれぞれ有する本体と、
    この第1の孔内に設けられ、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する進退自在な第1の係止部材と、
    前記第2の孔に設けられた雌ねじと、
    この雌ねじに螺合し、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する第2の係止部材と、
    一端に前記第1の係止部材に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記第2の係止部材に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第2のガイド部を、それぞれ有した外面当接部材と、
    少なくとも、対向する内壁面を有する第1の部材とを備え、
    前記本体は、前記対向する内壁面の内、一方の内壁面に取り付けられ、前記対向する内壁面の内、他方の内壁面と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させ、
    前記第1の係止部材を前記第2の係止部材に向かって前進させ、前記外面当接部材を外側に移動させ前記対象物を介して前記他方の内壁面に押し付けて前記対象物を固定する
    ことを特徴とする固定方法。
  2. 対象物を固定する固定方法であって、
    対向する位置に第1の孔と第2の孔とをそれぞれ有する本体と、
    前記本体に設けられ、内部に前記第2の孔に連通する第3の孔を有し、外部形状が略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する係止部と、
    先端に前記第2の孔の内径より小さい先端部、前記第1の孔の内径より小さい外径部、この外径部の前記先端部の側に設けられ、前記先端部の側に向かって先細りとなるテーパ部を備えた進退自在な係止部材と、
    一端に前記テーパ部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記係止部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第2のガイド部を、それぞれ有し、前記第1のガイド部と前記第2のガイド部とに連通し、前記係止部材の前記先端部を通す通路を有した外面当接部材と、
    少なくとも、対向する内壁面を有する第1の部材とを備え、
    前記本体は、前記対向する内壁面の内、一方の内壁面に取り付けられ、前記対向する内壁面の内、他方の内壁面と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させ、
    前記係止部材の先端部を前記第2の孔内に位置させた状態で、前記係止部材を前記第2の孔に向かって前進させ、前記外面当接部材を外側に移動させ前記対象物を介して前記他方の内壁面に押し付けて前記対象物を固定する
    ことを特徴とする固定方法。
  3. 対象物を固定する固定方法であって、
    対向する位置に孔と略円錐状の凹部又は略球面状の凹部とをそれぞれ有する本体と、
    前記孔内に設けられ、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する進退自在な係止部材と、
    一端に前記係止部材の前記略円錐状の凸部又は略球面状の凸部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記本体の前記略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に係止される略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する第2のガイド部を、それぞれ有した外面当接部材と、
    少なくとも、対向する内壁面を有する第1の部材とを備え、
    前記本体は、前記対向する内壁面の内、一方の内壁面に取り付けられ、前記対向する内壁面の内、他方の内壁面と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させ、
    前記係止部材を前記本体の前記略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に向かって前進させ、前記外面当接部材を外側に移動させ前記対象物を介して前記他方の内壁面に押し付けて前記対象物を固定する
    ことを特徴とする固定方法。
  4. 対象物を固定する固定方法であって、
    対向する位置に第1の孔と第2の孔とをそれぞれ有する本体と、
    この第1の孔内に設けられ、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する進退自在な第1の係止部材と、
    前記第2の孔に設けられた雌ねじと、
    この雌ねじに螺合し、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する第2の係止部材と、
    一端に前記第1の係止部材に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記第2の係止部材に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第2のガイド部を、それぞれ有した外面当接部材とを備え、
    前記本体と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させ、
    前記第1の係止部材を前記第2の係止部材に向かって前進させ、前記外面当接部材を移動させ前記対象物を介して前記本体の面に押し付けて前記対象物を固定する
    ことを特徴とする固定方法。
  5. 対象物を固定する固定方法であって、
    対向する位置に第1の孔と第2の孔とをそれぞれ有する本体と、
    前記本体に設けられ、内部に前記第2の孔に連通する第3の孔を有し、外部形状が略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する係止部と、
    先端に前記第2の孔の内径より小さい先端部、前記第1の孔の内径より小さい外径部、この外径部の前記先端部の側に設けられ、前記先端部の側に向かって先細りとなるテーパ部を備えた進退自在な係止部材と、
    一端に前記テーパ部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記係止部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第2のガイド部を、それぞれ有し、前記第1のガイド部と前記第2のガイド部とに連通し、前記係止部材の前記先端部を通す通路を有した外面当接部材とを備え、
    前記本体と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させた状態で、前記係止部材を前記第2の孔に向かって前進させ、前記外面当接部材を移動させ前記対象物を介して前記本体の面に押し付けて前記対象物を固定する
    ことを特徴とする固定方法。
  6. 対象物を固定する固定方法であって、
    対向する位置に孔と略円錐状の凹部又は略球面状の凹部とをそれぞれ有する本体と、
    前記孔内に設けられ、先端に略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する進退自在な係止部材と、
    一端に前記係止部材の前記略円錐状の凸部又は略球面状の凸部に係止される略円錐状の凹部又は略球面状の凹部を有する第1のガイド部を、他端に前記本体の前記略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に係止される略円錐状の凸部又は略球面状の凸部を有する第2のガイド部を、それぞれ有した外面当接部材とを備え、
    前記外面当接部材の前記第2のガイド部を前記略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に係止させ、前記本体と前記外面当接部材との間に前記対象物を位置させた状態で、前記係止部材を前記本体の前記略円錐状の凹部又は略球面状の凹部に向かって前進させ、前記外面当接部材を移動させ前記対象物を介して前記本体の面に押し付けて前記対象物を固定する
    ことを特徴とする固定方法。
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