JP4998191B2 - 情報処理装置、信号伝送回路及び信号伝送方法 - Google Patents

情報処理装置、信号伝送回路及び信号伝送方法 Download PDF

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Description

本発明は、信号伝送に関し、特に差動信号の伝送におけるスキュー補正に関する。
関連する技術を、図18を参照して説明する。
送信回路1000と受信回路2000が、伝送路3000を介して接続している。
送信回路1000は、遅延制御回路1001、最終段バッファ1002を含む。受信回路2000は、遅延量検出回路2001、差動入力バッファ2002を含む。
遅延量検出回路2001は、送信回路1000と受信回路2000との伝送路に接続され、差動信号の遅延量を検出する。また、遅延量検出回路2001は、検出した遅延量を送信回路1000の遅延制御回路1001に対して送信する。
遅延制御回路1001は、遅延量検出回路2001から受信した遅延量を基に、受信回路2000に対して送信する差動信号を補正する。
また、関連する技術として以下のものが存在する。
特開2004−208004号公報 特許文献1には、差動信号の位相差の補正に関する技術が開示されている。
特許文献1には、差動信号出力回路と差動信号入力回路の間の伝送路において、差動信号の遅延(位相差)を検出する位相差検出回路と、当該位相差検出回路により検出された位相差に基づいて差動信号の遅延を調整する遅延調整回路を含むLSIが開示されている。特許文献1において、位相差検出回路は、差動信号の伝送路に接続されている。
図18及び特許文献1の関連技術は、いずれも、差動信号の位相差(遅延)を検出する回路が差動信号の伝送路に接続されている。
差動信号の位相差(遅延)を検出する回路が伝送路に接続されているため、伝送路への付加容量が増大し、差動信号の波形劣化が大きくなるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、位相差(遅延)を検出する回路の付加に伴う伝送路への付加容量の増加により、差動信号の波形が劣化することを防止することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、受信回路に信号を送信する送信回路を含み、送信回路は、第1の周期でハイレベルとローレベルを繰り返す差動信号を、遅延量を変化させて受信回路に送信する信号送出部と、差動信号の差動電位差が基準値以上である間における、第1の周期の整数倍の時間間隔との差分が所定の時間間隔となる第2の周期の標本化信号による差動信号の標本化回数と、所定の時間間隔とにより、差動信号の差動電位差が基準値以上となっている期間を示すレベル確定期間を遅延量の変化に応じて算出する算出部と、差動信号の遅延量の変化に対応した前記レベル確定期間のそれぞれのうちで最も大きいものを検出する検出部とを含むことを特徴とする。
また、本発明は、受信回路に対して信号を送信する信号伝送回路であって、第1の周期でハイレベルとローレベルを繰り返す差動信号を、遅延量を変化させて受信回路に送信する信号送出部と、差動信号の差動電位差が基準値以上である間における、第1の周期の整数倍の時間間隔との差分が所定の時間間隔となる第2の周期の標本化信号による差動信号の標本化回数と、所定の時間間隔とにより、差動信号の差動電位差が基準値以上となっている期間を示すレベル確定期間を遅延量の変化に応じて算出する算出部と、差動信号の遅延量の変化に対応した前記レベル確定期間のそれぞれのうちで最も大きいものを検出する検出部とを含むことを特徴とする。
また、本発明は、送信回路が受信回路に信号の送信をする信号伝送方法であって、第1の周期でハイレベルとローレベルを繰り返す差動信号を、遅延量を変化させて受信回路に送信する信号送出ステップと、差動信号の差動電位差が基準値以上である間における、第1の周期の整数倍の時間間隔との差分が所定の時間間隔となる第2の周期の標本化信号による差動信号の標本化回数と、所定の時間間隔とにより、差動信号の差動電位差が基準値以上となっている期間を示すレベル確定期間を遅延量の変化に応じて算出する算出ステップと、差動信号の遅延量に対応したレベル確定期間のそれぞれのうちで最も大きいものを検出する検出ステップとを含むことを特徴とする。
伝送路における付加容量の増加により差動信号の波形を劣化させることなく、伝送路のスキューに対する最適な補正量を求めることができる。
本発明において、受信回路に信号を送信する送信回路を含む情報処理装置であって、送信回路は、第1の周期でハイレベルとローレベルを繰り返す差動信号を、遅延量を変化させて受信回路に送信する信号送出部と、差動信号の差動電位差が基準値以上である間における、第1の周期の整数倍の時間間隔との差分が所定の時間間隔となる第2の周期の標本化信号による差動信号の標本化回数と、所定の時間間隔とにより、差動信号の差動電位差が基準値以上となっている期間を示すレベル確定期間を遅延量の変化に応じて算出する算出部と、差動信号の遅延量の変化に対応したレベル確定期間のそれぞれのうちで最も大きいものを検出する検出部とを含むことを特徴とする。
図1を参照して、上記特徴を説明する。
信号送出部110は、受信回路に対して第1の周期の差動信号を送出する。なお、信号送出部110は、遅延量を変化させて差動信号を送出する。差動信号は、第1の周期との差分が所定の時間間隔となる第2の周期の標本化信号により標本化される。算出部112は、標本化回数と所定の時間間隔とにより、差動信号の差動電位差が基準値以上となっている期間を示すレベル確定期間を遅延量の変化に応じて算出する。検出部111は、算出部112により算出された遅延量の変化に対応したレベル確定期間のそれぞれのうちで最も大きいものを検出する。
かかる構成により、本発明は、送信回路1と受信回路2との間の伝送経路上に、差動信号の遅延量を検出する回路を付加せずに、伝送経路上で差動信号に付加される遅延を補正するための最適な遅延量を検出できる。つまり、算出部112により算出されたレベル確定期間のうち最も大きいものに対応する差動信号の遅延量が、伝送経路上で差動信号に付加される遅延を補正するための最適な遅延量となる。
図2から図9を参照し、本発明の概要を説明する。
図2を参照すると、本発明の情報処理装置500は、送信回路1と受信回路2とを含む。送信回路1と受信回路2は、伝送路100を介して接続する。なお、送信回路1と受信回路2とが、それぞれ別々の情報処理装置500に含まれていてもよい。
送信回路1は、伝送路100で生じる差動信号の位相差(スキュー)を補正するために用いられる繰返信号を、受信回路2に対して送信する。
図3に、繰返信号の模式図を示す。繰返信号は、+極性の信号と−極性の信号とから構成される差動信号である。繰返信号は、一定の周期(周期X)で、ハイレベル(1)とローレベル(0)とを繰り返す。図4に示すように、受信回路2は、繰返信号を受信する。
次に、図5及び図6を参照し、受信回路2で実行される信号のサンプリングについて説明する。
図5は、送信回路1及び受信回路2が通常動作、即ち、通常にデータの送受信をする場合におけるサンプリング動作を示している。サンプリング回路入力は、受信した差動信号から生成した受信信号を示す。つまり、サンプリング回路入力は、差動入力バッファにより、+極性の信号と−極性の信号との差分がとることにより生成されたものである。サンプリングクロックは、サンプリング回路入力をサンプリングする際に用いるクロックパルスである。サンプリングクロックの周期はTである。周期Tは、例えば、サンプリング回路入力の周期Xの1/2である。サンプリング回路出力は、サンプリング回路入力をサンプリングクロックに基づいてサンプリングした結果である。サンプリング回路入力は、サンプリングクロックの立ち上がりのタイミングでサンプリングポイントにおいてサンプリングされ、サンプリング回路出力に示す結果が得られる。なお、サンプリングは、オシロスコープ等と同様の原理で実行される。
図6は、送信回路1及び受信回路2がスキュー補正モード、即ち、繰返信号により差動信号のスキューを補正する場合におけるサンプリング動作を示している。サンプリング回路入力は、差動信号である繰返信号から生成した受信信号である。スキュー補正モードにおけるサンプリングクロックの周期は、例えば、図5に示した通常動作時におけるサンプリングクロックの2倍の周期(2T)に対して任意の微小時間ΔTを加えたもの(2T+ΔT)である。つまり、サンプリングクロックの各パルスが発生する毎に、パルスの発生タイミングがΔTづつずれる。周期2Tは、例えば、サンプリング回路入力の周期に等しい。よって、サンプリング回路入力の1周期分に相当する波形におけるサンプリングポイントが、サンプリング毎にΔTづつずれる。つまり、擬似的に、サンプリング回路入力を周期ΔTのサンプリング信号でサンプリングすることに相当する。サンプリング回路入力を周期(2T+ΔT)でサンプリングすることにより、サンプリング回路出力の時間軸がサンプリング回路入力の(X/ΔT)倍となる(Xはサンプリング回路入力の周期)。
図7及び図8を参照して、本発明におけるスキュー補正について説明する。
図7に、差動信号のある区間(例えば、1/2周期に相当する区間)における電位差(ΔV)と時間Tの関係を示す。差動信号にスキューがない場合の波形(受信波形1)の電位差と時間の関係を実線で示し、差動信号にスキューがある場合の波形(受信波形2)の電位差と時間の関係を破線で示す。受信波形2のようにスキューがある場合、+/−のそれぞれの極性の波形のピークがスキューの分だけずれる。よって、差動信号の電位差もピークが減少する。その結果、差動信号の電位差が、ハイレベル(1)若しくはローレベル(0)のいずれかに確定するために必要な電位差以上となっている期間が減少する。図7を参照すると、破線で示した曲線の方が、実線で示した曲線よりもレベル確定に必要な電位差(基準電位差)以上となっている期間が短い。従って、基準電位差以上となっている期間が最大となる場合が、差動信号におけるスキューが最も少ない若しくは皆無であるといえる。
図8に、本発明におけるスキュー補正の概要を示す。
サンプリング回路入力を、図6に示したサンプリングクロックにより継続してサンプリングする。また、サンプリングの結果、ハイレベル(1)若しくはローレベル(0)のいずれかで確定している間のサンプリング回数をカウンタ値としてカウントする。サンプリング回路入力のサンプリング開始後、レベルがハイからロー若しくはローからハイへ最初に変化した時に、カウンタ値をリセットする。その後、サンプリングを継続し、再度レベルが変化した時に、その時点でのカウンタ値を保持する。保持したカウンタ値と図6において説明したΔTを乗算することにより、レベル確定期間が算出できる。なお、この例の場合、カウンタ値は0からカウントされるが(0、1、2・・・)、これに限るものではない。
送信回路1は、受信回路2に対して、繰返信号のいずれか一方の極性の信号に対して遅延を段階的に付加して送信する。すなわち、送信回路1は、繰返信号に対して意図的にスキューを付加して受信回路2へ送信する。繰返信号に対して付加された遅延量(スキュー)に応じて、レベル確定期間は変化する。レベル確定期間が最大となる遅延量が、伝送路100で生じたスキューを補正するための最適な遅延量と判断できる。
次に図9を参照して、ΔTについて詳細に説明する。
図9は、サンプリング回路入力の一部(基準電位差との境界近傍部分)を拡大したものである。図9は、サンプリング回路入力とΔTの関係を示している。図9は、サンプリング回路入力を周期がΔTのクロック信号でサンプリングしたと仮定した場合の概念図である。サンプリング回路入力は、差動信号のいずれか一方の極性の信号に付加された遅延量が大きい程、サンプリング回路入力のレベルが減少する。よって、異なる遅延量が付加されたそれぞれのサンプリング回路入力を微小時間ΔTでサンプリングした場合、基準電位差以上となってレベルが確定するサンプリングポイントの数(サンプリング回数)は、遅延量が大きいサンプリング回路入力程少なくなる。従って、レベルが確定するサンプリングポイントの数とΔTとを乗算することにより得られるレベル確定期間は、サンプリング回路入力に対する遅延量が大きくなる程、短くなる。
このように、ΔTは、信号送出部110から送信された繰返信号のレベルが基準電位差以上となっている間のサンプリングクロックによるサンプリング回数が、繰返信号に付加された遅延量に対応して変化するような時間間隔となる。ΔTが微小となる程、レベル確定期間の変化を正確に検出することが可能となる。サンプリング回路入力の周波数にも依存するが、例えば、ΔTは数psから数10ps程度であると、レベル確定期間の変化をより正確に検出することが可能となる。
ここまで、本発明の概要について説明したが、次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図2を参照すると、情報処理装置500は、送信回路1と受信回路2を含む。送信回路1と受信回路2は、伝送路100を介して接続されている。送信回路1は、補正制御回路10、制御回路11、セレクタ回路12及び最終段バッファ13を含む。受信回路2は、差動入力バッファ20、サンプリング回路21、論理回路22及びサンプリングクロック発生回路23を含む。
まず、送信回路1について説明する。
補正制御回路10は、図3に示した繰返信号を、制御回路11、最終段バッファ13及び伝送路100を介して受信回路2に対して送信する。補正制御回路10は、スキュー補正モード時に、繰返信号を送信する。繰返信号は、所定の周期(例えば、周期X)でハイレベルとローレベルを繰り返す。補正制御回路10は、スキュー補正モードの開始時に、補正開始信号を、セレクタ回路12、サンプリング回路21及びサンプリングクロック発生回路23に対して送信する。例えば、補正開始信号がハイレベルからローレベルに変化した場合、補正開始信号は、送信回路1及び受信回路2がスキュー補正モードに移行したことを示す。
セレクタ回路12は、送信回路1と受信回路2とが通常の動作時に送受信する実データ信号(差動信号である)と、補正制御回路10から送信された繰返信号のいずれかを選択し、制御回路11に送信する。セレクタ回路12は、補正開始信号がスキュー補正モードに移行したことを示している場合に、繰返信号を選択する。
制御回路11は、必要に応じて、差動信号に遅延を付加して受信回路2に対して送信する。制御回路11は、受信回路2から送信されたサンプリングクロックとサンプリング回路出力とを受信する。制御回路11は、受信したサンプリングクロックとサンプリング回路出力とを用いて、スキュー補正に最適な遅延量を算出する。なお、制御回路11の詳細は、後述する。
最終段バッファ13は、制御回路11から送信された信号を受信し、当該信号を伝送路100を介して受信回路2に対して送信する。
次に、受信回路2について説明する。
差動入力バッファ20は、伝送路100を経由してきた差動信号を受信し、サンプリング回路21へ出力する。差動入力バッファ20は、受信した差動信号の+極性の信号と−極性の信号との差分をとることにより、受信信号を生成する。この受信信号が、サンプリング回路入力としてサンプリング回路21に入力される。
サンプリング回路21は、サンプリングクロック発生回路23が生成したサンプリングクロックにより、差動入力バッファ20から受信した受信信号をサンプリングする。サンプリング回路21は、例えば、オシロスコープ等と同様の原理により受信信号をサンプリングする。サンプリング回路21は、送信回路1及び受信回路2が通常の動作モードである場合には、サンプリングした結果をサンプリング回路出力として論理回路22に送信する。論理回路22は、受信回路2が送信回路1から受信した信号を元に、様々な処理を実行する回路である。なお、論理回路22は、本発明とは直接関連しないため、詳細な説明は省略する。
サンプリング回路21は、送信回路1及び受信回路2がスキュー補正モードである場合には、サンプリングした結果をサンプリング回路出力として送信回路1へ送信する。サンプリング回路21は、補正制御回路10から受信した補正開始信号に基づいて、通常の動作モードであるかスキュー補正モードであるかを判別する。
図10に、サンプリング回路21の詳細を示す。
サンプリング回路21は、サンプリング実行部210、選択部211を含む。
サンプリング実行部210は、サンプリングクロック発生回路23から受信したサンプリングクロックにより、差動入力バッファ20から受信した受信信号をサンプリングする。
選択部211は、補正開始信号が通常の動作モードを示している場合、サンプリング回路出力を論理回路22へ送信する。また、選択部211は、補正開始信号がスキュー補正モードを示している場合、サンプリング回路出力を送信回路1へ送信する。なお、サンプリング回路出力の経路は、例えば、LSIテスト用として常備するBIST回路(Built in Self Test)におけるサンプリング結果をバイパスして使用してもよい。受信回路2には、BIST回路として、サンプリング結果が期待するレベルか否かをテストするための端子が備えられている。この端子は、サンプリング回路21と接続している。この端子を送信回路1の制御回路11にバイパスすることで、サンプリング結果を制御回路11に送信することができる。これにより、サンプリング回路出力を送信回路1に送信するための専用の出力回路は不要となる。よって、回路面積を削減することが可能となる。
サンプリングクロック発生回路23は、通常の動作モード、スキュー補正モードのそれぞれに対応するサンプリングクロックを発生する。
図11に、サンプリングクロック発生回路23の詳細を示す。
サンプリングクロック発生回路23は、第1のクロック発生回路230、第2のクロック発生回路231、クロック選択回路232及び分配部233を含む。
第1のクロック発生回路230は、通常の動作モードに対応するサンプリングクロック(例えば、図5に示したサンプリングクロック)を生成する。
第2のクロック発生回路231は、例えば、図5に示した通常動作時におけるサンプリングクロックの2倍の周期(2T)に対して任意の微小時間ΔTを加えた周期(2T+ΔT)のサンプリングクロックを生成する。つまり、サンプリングクロックの各パルスが発生する毎に、パルスの発生タイミングがΔTづつずれる。周期2Tは、例えば、サンプリング回路入力の周期に等しい。よって、サンプリング回路入力の1周期分に相当する波形におけるサンプリングポイントが、サンプリング毎にΔTに相当する分づつずれる。つまり、擬似的に、サンプリング回路入力を周期ΔTのサンプリング信号でサンプリングすることに相当する。サンプリング回路入力を周期(2T+ΔT)でサンプリングすることにより、サンプリング回路出力の時間軸がサンプリング回路入力の(X/ΔT)倍となる(Xはサンプリング回路入力の周期)。
クロック選択回路232は、補正制御回路10から受信した補正開始信号に基づいて、第1のクロック発生回路230から生成されたサンプリングクロック若しくは第2のクロック発生回路231から生成されたサンプリングクロックのいずれかを選択する。クロック選択回路232は、補正開始信号が通常の動作モードを示している場合、第1のクロック発生回路230が生成したサンプリングクロックを選択する。また、クロック選択回路232は、補正開始信号がスキュー補正モードを示している場合、第2のクロック発生回路231が生成したサンプリングクロックを選択する。クロック選択回路232は、選択したサンプリングクロックをサンプリング回路21へ送信する。
分配部233は、第2のクロック発生回路231が生成したサンプリングクロックを送信回路1へ送信する。分配部233は、補正制御回路10から受信した補正開始信号がスキュー補正モードを示している場合、クロック選択回路232が選択したサンプリングクロックを送信回路1へ送信する。また、分配部233は、補正開始信号がスキュー補正モードを示している場合、クロック選択回路232が選択したサンプリングクロックをサンプリング回路21へも送信する。一方、補正開始信号が通常の動作モードを示している場合、分配部233は、クロック選択回路232が選択したサンプリングクロックをサンプリング回路21にのみ送信する。
次に、図12を参照して第2のクロック発生回路231について詳細に説明する。
第2のクロック発生回路231は、PLL回路2310、クロック生成部2312を備える。クロック生成部2312は、遅延バッファ2311、第1のセレクタ2313、位相補間回路2314、第2のセレクタ2315及び位相選択制御部2316を備える。
PLL(Phease Locked Loop)回路2310は、所望の周期のサンプリングクロックを生成する。なお、PLL回路2310は周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。PLL回路2310は、例えば、第1のクロック発生回路230が生成する通常の動作モードにおけるサンプリングクロックの周期に対して整数倍の周期のクロック信号を生成する。PLL回路2310は、例えば、図5に示すように通常の動作モードの周期Tの2倍の周期2Tのクロック信号を生成する。
遅延バッファ2311により、PLL回路2310が出力したクロック信号に対して、所望の遅延が付加される。
第1のセレクタ2313は、位相選択制御部2316の制御により、信号d0〜d1のうちの2つの信号(S0、S1)を選択する。つまり、第1のセレクタ2313は、複数の遅延バッファ2311のいずれかの入力前後の2つの信号を、位相選択制御部2316の制御により、順次選択する。例えば、第1のセレクタ2313は、d0とd1、d1とd2・・・・、d7とd8という順番で各信号を選択する。
位相補間回路2314は、信号S0とS1の間の位相差を補完する複数の信号を生成する。ここでは、位相補間回路2314が、信号S0とS1との間の位相を4分割するように5つの信号(D0〜D4)を生成する例を用いて説明する。しかし、位相補間回路2314の構成は、これに限るものではない。例えば、一つの遅延バッファ2311により付加される位相差をaとすると、D0〜D4のそれぞれの間の位相差はa/4となる。この位相差a/4が、ΔTとなる。以降、一つの遅延バッファ2311により付加される位相差をaとして説明する。
第2のセレクタ2315は、位相選択制御部2316の制御により、信号D0〜D4を順次選択する。第2のセレクタ2315からの出力が、補正モードのおけるサンプリングクロックとなる。
位相選択制御部2316は、第1のセレクタ2313と第2のセレクタ2315の動作を制御する。位相選択制御部2316は、まず、第1のセレクタ2313に信号d0とd1を選択させる。そして、位相選択制御部2316は、第1のセレクタ2313に信号d0とd1を選択させている状態で、第2のセレクタ2315に信号D0から順にD4まで選択させる。この場合、D0は遅延バッファ2311による遅延が付加されていないd0と等しい位相の信号となり、D1以降は一つ前の信号に対してa/4の位相差の分だけ遅延した信号となる。ここで、位相選択制御部2316は、第2のセレクタ2315が選択する毎に、選択された信号を入力し、当該入力毎に第2のセレクタ2315に次の信号を選択させる。つまり、位相選択制御部2316の制御により、第2のセレクタ2315は、1パルス毎にa/4の遅延(ΔT)だけパルスの立ち上がりがずれるようなサンプリングクロックが第2のセレクタ2315から出力される。
第2のセレクタ2315によりD4まで選択されると、位相選択制御部2316は、第1のセレクタ2313に、これまで選択していた遅延バッファ2311の次のバッファの前後の信号(d1とd2)を選択させる。また、位相選択制御部2316は、d1とd2に対応する信号S0とS1について位相補間された信号D0からD4を、順次第2のセレクタ2315に選択させる。
位相選択制御部2316は、信号d7とd8に対応する位相補間信号D0からD4まで選択されると、再び第1のセレクタ2313に対して信号d0とd1を選択させて上記動作を繰り返す。
例えば、遅延バッファ2311の遅延量が160psだとすると、位相補間回路2314により生成されるD0からD4の各信号間の位相差は40psとなる。この位相差がΔTに対応する。つまり、1パルス毎にパルスの立ち上がりが40psずれるようなサンプリングクロックが生成される。
次に、制御回路11の詳細を、図13を参照して説明する。
制御部11は、信号送出部110、検出部111、算出部112、遅延変化フラグ113、算出結果記憶部114、遅延カウンタ115及び受信部116を含む。
受信部116は、受信回路2から送信されたサンプリングクロックとサンプリング回路出力を受信する。受信部116は、それらを算出部112へ渡す。
算出部112は、サンプリングクロックとサンプリング回路出力から、繰返信号のレベル確定期間を算出する。算出部112の詳細は、後述する。
検出部111は、算出部112が算出したレベル確定期間のうち、最大値である期間を検出する。検出部111は、遅延カウンタ115が初期値(例えば、0)の場合、算出部112が算出したレベル確定期間を算出結果記憶部114に格納し、信号送出部110に繰返信号のいずれかの極性の信号(例えば、+極性の信号)に遅延を付加するように指示する。なお、検出部11は、信号送出部110に繰返信号のいずれかの極性の信号の遅延を減少するように指示してもよい。遅延カウンタ115は、信号送出部110が遅延を付加した繰返信号を送出する度に、信号送出部110によりインクリメントされる。なお、遅延カウンタ115は、信号送出部110が遅延を減少させた繰返信号を送出する度に、信号送出部110によりデクリメントされてもよい。遅延カウンタ115は、繰返信号の遅延が変化した回数を示す。
検出部111は、遅延カウンタ115が初期値でない場合、算出結果記記憶部114に格納されているレベル確定期間(前回算出されたレベル確定期間)と算出部112が算出したレベル確定期間とを比較する。比較した結果、前回算出されたレベル確定期間に対して今回算出したレベル確定期間が増加している場合、検出部111は、信号送出部110に対して繰返信号に更に遅延を付加するように指示する。検出部111は、算出結果記憶部114に格納されている値を、今回算出されたレベル確定期間により上書きする。なお、この時、検出部111は、遅延変化フラグ113がオフとなっている場合には当該フラグをオンにする。遅延変化フラグ113は、繰返信号に対して付加される遅延が継続的に変化していることを示すフラグである。つまり、遅延変化フラグ113は、繰返信号に対して付加される遅延が継続的に増加若しくは減少していることを示すフラグである。なお、検出部111は、レベル確定期間が継続して増加した回数が所定の数(例えば、3回等)に達した場合に、遅延変化フラグをオンにするようにしてもよい。
また、比較した結果、前回算出されたレベル確定期間に対して今回算出したレベル確定期間が減少した場合、検出部111は遅延変化フラグ113の内容を確認する。遅延変化フラグ113がオンである場合において前回算出されたレベル確定期間に対して今回算出したレベル確定期間が減少したということは、前回算出されたレベル確定期間がピークであることを示す。よって、この場合、検出部111は、この時点で算出結果記憶部114に格納されているレベル確定期間を最大値として検出し、信号送出部110に対してレベル確定期間の最大値を検出したことを通知する。信号送出部110は、当該通知を受けた時点での遅延量を、スキュー補正に最適な遅延量として保持する。以降、信号送出部110は、通常の動作モードにおいて受信回路2に対して送信する実データに対して保持した遅延量を付加して送信する。検出部111は、信号送出部110に対して通知した後、遅延カウンタ115、算出結果記憶部114及び遅延変化フラグ113をそれぞれリセットする。
一方、遅延変化フラグ113がオフである場合において前回算出されたレベル確定期間に対して今回算出したレベル確定期間が減少した場合とは、繰返信号に対する遅延の付加によりスキューがさらに悪化したことを示す。よって、この場合、検出部111は、現在遅延を付加している極性の信号(例えば、+極性側の信号)に付加した遅延を一旦リセットし、逆の極性の信号(例えば、−極性側の信号)に対して遅延を付加するように信号送出部110に対して指示する。これにより、繰返信号に対してスキューが改善するように遅延を付加できることになる。
次に、図14を参照して信号送出部110の詳細を説明する。
信号送出部110は、指示部110、複数段の遅延バッファを備える遅延付加部1101及び1102、信号選択部1103及び1104を含む。
信号送出部110は、セレクタ回路12から入力した実データ信号若しくは繰返信号のいずれかに対して、必要に応じて遅延を付加して最終段バッファ13に対して送出する。
遅延付加部1101及び1102は、セレクタ回路12から入力した差動信号のそれぞれの極性の信号に対して遅延を付加する。遅延付加部1101及び1102は、それぞれ複数段の遅延バッファを備える。図14には7段の遅延バッファが示されているが、これに限るものではなく、付加する遅延量の範囲に応じて段数は任意に設定可能である。それぞれの遅延バッファから、バッファにより遅延が付加された信号が送出される(信号No.1〜7)。セレクタ回路12から入力した信号は、通過した遅延バッファの数に応じて遅延量が変化する。
信号選択部1103及び1104は、それぞれ、指示部1100からの指示に応じて、信号No.0〜7のいずれか1つを選択する。これにより、信号送出部110は、差動信号に対して任意の遅延量の遅延を付加することができる。送信回路1の初期状態においては、信号選択部1103及び1104は、遅延の付加が無い信号No.0を選択するように構成される。
指示部1100は、検出部111からの入力内容に応じた指示信号を、信号選択部1103及び1104に対してアサートする。例えば、+極性の信号に対する遅延を増加することを示す入力を検出部111から受信した場合、指示部1100は、信号選択部1103に対して遅延バッファが1段増加した信号を選択することを示す指示信号をアサートする(例えば、信号No.0を選択している状態である場合は、信号No.1を選択するように指示)。なお、指示部1100は、信号選択部1103及び1104に対する現状の指示信号の状態を記憶するレジスタを備えている。検出部111からレベル確定期間の最大値を検出したことを示す入力があった場合、指示部1100は、信号選択部1103及び1104に対する現状の指示信号の状態をそのまま保持する。よって、レベル確定期間の最大値を検出した後は、信号送出部110から送出される差動信号に対して、検出された最大値に対応する遅延が定常的に付加される。これにより、差動信号のスキュー補正のために最適な遅延量が固定される。
また、指示部1100は、遅延選択信号1103若しくは1104のいずれかの遅延量が増加する毎に、遅延カウンタ115をインクリメントする。
次に、図15を参照して、算出部112の詳細を説明する。
算出部112は、サンプリング回数カウンタ1120、レベル確定期間算出部1121、レベル変化検出部1122及びレベル変化カウンタ1123を含む。
サンプリング回数カウンタ1120は、受信部116からサンプリングクロックを受信する。サンプリング回数カウンタ1120は、サンプリングクロックによるサンプリング回数をカウントする。つまり、サンプリング回数カウンタ1120は、サンプリングクロックのパルスの立ち上がりの回数をカウントする。なお、本実施例において、サンプリング回数カウンタ1120は、パルスの立ち上がりの回数を0からカウント(0、1、2・・・)するが、これに限るものではない。
レベル変化検出部1122は、受信部116からサンプリング回路出力とサンプリングクロックとを受信する。レベル変化検出部1122は、サンプリングクロックのパルスの立ち上がり毎に、サンプリング回路出力がハイレベルからローレベル若しくはローレベルからハイレベルへ変化したか否かを検出する。レベル変化検出部1122は、サンプリング回路出力のレベル変化を検出した場合、レベル変化カウンタ1123の値を参照する。レベル変化カウンタ1123は、レベル変化検出部1122により検出されたサンプリング回路出力のレベル変化回数をカウントする。レベル変化カウンタ1123の値が0である場合、サンプリング回数カウンタ1120によるカウントを開始してから最初にサンプリング回路出力のレベルが変化したことを示す。この場合、サンプリング回路出力の途中からサンプリング回数のカウントが開始された可能性があり、サンプリング回路出力のレベル確定期間を正確にカウントできていない可能性がある。よって、レベル変化検出部1122は、一旦サンプリング回数カウンタ1120の値をリセットし、再度カウントをする。また、レベル変化検出部1122は、レベル変化カウンタ1123の値をインクリメントする。
レベル変化カウンタ1123の値が0以外の場合(レベル変化カウンタ1123の値が1の場合)、レベル変化検出部1122は、サンプリング回数カウンタ1120を、その時点での値に保持する。また、レベル変化検出部1122は、レベル確定期間算出部1121に対して、レベル確定期間を算出することを指示する信号を送出する。
レベル確定期間算出部1121は、サンプリング回数カウンタ1120の値と、サンプリングクロックのΔTとを乗算し、レベル確定期間を算出する。レベル確定期間算出部1121は、ΔTの値が予め設定されている。但し、これに限定されるものではなく、レベル確定期間算出部1121は、サンプリングクロックからΔTを算出してもよい。レベル確定期間算出部1121は、算出したレベル確定期間を検出部111に対して送信する。
次に、図16及び図17のフローチャートを参照して、本発明の動作を説明する。
図16は、制御回路11によりレベル確定期間の最大値を検出する動作に関するフローチャートである。
なお、図16のフローチャートに記載された動作は、情報処理装置500の初期化処理等により送信回路1と受信回路2とがスキュー補正モードに移行し、信号送出部110が補正制御回路10から受信した繰返信号に対して遅延を付加せずに送出した後の動作である。
受信部116がサンプリングクロックとサンプリング回路出力を受信した場合(S1でY)、算出部112は、当該サンプリングクロックとサンプリング回路出力を元に、レベル確定期間を算出する(S2)。
検出部111は、遅延カウンタ115が初期値(例えば、0)の場合(S3でY)、信号送出部110に対して、例えば繰返信号の+極性の信号に遅延を付加して送信するように指示する信号を送信する(S4)。信号送出部110は、当該信号を受信し、繰返信号の+極性の信号に遅延を付加して送信する。
信号送出部110の指示部1100は遅延カウンタ115をインクリメントする(S5)。
信号送出部110は、遅延を付加した繰返信号を送信する(S6)。
遅延カウンタ115が初期値ではない場合(S3でN)、検出部111は、前回に算出されたレベル確定期間(算出結果記憶部114に格納されているレベル確定期間)と、今回算出されたレベル確定期間とを比較する(S7)。
前回と比較して増加している場合(S8でY)、検出部111は、算出結果記憶部114を、今回算出したレベル確定期間により上書きする(S9)。
遅延変化フラグ113がオフである場合(S10でN)、検出部111は繰返信号の遅延が継続して増加した回数が所定数(任意の数。例えば3回)を超過したか否を判定する(S11)。
S11でYの場合、検出部111は、遅延変化フラグ113をオンにする(S12)。
S10でYの場合若しくはS11でNの場合、S13の処理へ移行する。
遅延が付加されているのが、繰返信号の+極性の信号の場合(S13でY)、信号送出部110は、繰返信号の+極性の信号に対して付加する遅延を更に増加させる(S14)。
信号送出部110は、遅延カウンタ115をインクリメントする(S15)。
信号送出部110は、遅延を更に増加させた繰返信号を送信する(S16)。
遅延が付加されているのが、繰返信号の−極性の信号の場合(S13でN)、信号送出部110は、繰返信号の−極性の信号に対して付加する遅延を更に増加させる(S17)。
信号送出部110は、遅延カウンタ115をインクリメントする(S18)。
信号送出部110は、遅延を更に増加させた繰返信号を送信する(S19)。
レベル確定期間が前回算出されたものと比較して減少した場合(S8でN)、検出部111は遅延変化フラグ113がオフであるかオンであるかを確認する(S20)。
遅延変化フラグ113がオフである場合(S20でN)、信号送出部110は、遅延が付加されている極性の信号(例えば、+極性の信号)の遅延をリセットする(S21)。
信号送出部110は、他方の極性の信号(例えば、−極性の信号)に対して遅延を付加する(S22)。
信号送出部110は、遅延カウンタ115をインクリメントする(S23)。
信号送出部110は、遅延を付加した繰返信号を送信する(S24)。
遅延変化フラグ113がオンである場合(S20でY)、検出部111は、信号送出部110に対してレベル確定期間の最大値を検出したことを通知する(S25)。
検出部111は、遅延カウンタ115、算出結果記憶部114をリセットし(S26、S27)、遅延変化フラグをオフにする(S28)。
なお、図16においては、繰返信号に対する遅延を徐々に増加させる一例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、繰返信号に対する遅延を徐々に減少させるように構成してもよい。つまり、S4とS5、S14とS15、S17とS18及びS22とS23において、信号の遅延を減少させるように構成してもよく、S11において遅延が減少した回数が所定の回数に達したか否かを判定してもよい。
次に、図17は、算出部112がレベル確定期間を算出する動作を示すフローチャートである。
サンプリング回数カウンタ1120はサンプリングクロックを受信し、レベル変化検出部1122はサンプリングクロックとサンプリング回路出力を受信する(S29)。
サンプリング回数カウンタ1120は、受信したサンプリングクロックを元に、サンプリング回数をカウントする(S30)。
レベル変化検出部1122は、サンプリングクロックのパルスの立ち上がり毎に、サンプリング回路出力のレベル変化の有無を確認する(S31)。
サンプリング回路出力のレベルが変化した場合(S31でY)、レベル変化検出部1122はレベル変化カウンタ1123の値を参照する(S32)。
レベル変化カウンタ1123が0の場合(S32でY)、レベル変化検出部1122は、サンプリング回数カウンタ1120をリセットする(S33)。
また、レベル変化カウンタ1123は、レベル変化カウンタ1123の値をインクリメントする(S34)。
レベル変化カウンタ1123が0以外の場合(S32でN)、レベル変化検出部1122は、サンプリング回数カウンタ1120を、その時点での値に保持する(S35)。
レベル確定期間算出部1121は、保持されたサンプリング回数カウンタ1120の値とΔTを乗算し、レベル確定期間を算出する(S36)。
レベル確定期間算出部1121は、算出したレベル確定期間を検出部111に対して送信する(S37)。
レベル変化検出部1122は、レベル変化カウンタ1123をリセットする(S38)。
レベル変化検出部1122は、サンプリング回数カウンタ1120をリセットする(S39)。
検出部111がレベル確定期間の最大値を検出した場合(S40でY)、算出部112によるレベル確定期間の算出は終了する。
検出部111がレベル確定期間の最大値を検出するまで、算出部112はレベル確定期間の算出処理を繰り返す(S40でN)。
本発明によれば、伝送路における付加容量の増加により差動信号の波形を劣化させることなく、伝送路のスキューに対する最適な補正量を求めることができる。また、受信回路2側に差動信号の遅延量を検出するための回路を設ける必要がないので、回路面積を削減することができる。
以上、実施例により本発明を説明したが、本発明は実施例に限定されるものではない。
本発明の実施例を説明する図面である。 本発明の実施例を説明する図面である。 本発明の繰返信号を説明する図面である。 本発明の実施例を説明する図面である。 本発明の動作概要を説明する図面である。 本発明の動作概要を説明する図面である。 本発明の動作概要を説明する図面である。 本発明の動作概要を説明する図面である。 本発明の動作概要を説明する図面である。 本発明のサンプリング回路21の一例を示す図面である。 本発明のサンプリングクロック発生回路23の一例を示す図面である。 本発明の第2のクロック発生回路231の一例を示す図面である。 本発明の制御回路11の一例を示す図面である。 本発明の信号送出部110の一例を示す図面である。 本発明の算出部112の一例を示す図面である。 本発明の動作を説明するフローチャートである。 本発明の動作を説明するフローチャートである。 関連技術を説明する図面である。
符号の説明
1 送信回路
10 補正制御回路
11 制御回路
110 信号送出部
1100 指示部
1101 遅延付加部
1102 遅延付加部
1103 信号選択部
1104 信号選択部
111 検出部
112 算出部
1120 サンプリング回数カウンタ
1121 レベル確定期間算出部
1122 レベル変化検出部
1123 レベル変化カウンタ
113 遅延変化フラグ
114 算出結果記憶部
115 遅延カウンタ
116 受信部
12 セレクタ回路
13 最終段バッファ
2 受信回路
20 差動入力バッファ
21 サンプリング回路
210 サンプリング実行部
211 選択部
22 論理回路
23 サンプリングクロック発生回路
230 第1のクロック発生回路
231 第2のクロック発生回路
2310 PLL回路
2311 遅延バッファ
2312 クロック生成部
2313 第1のセレクタ
2314 位相補間回路
2315 第2のセレクタ
2316 位相選択制御部
232 クロック選択回路
233 分配部

Claims (28)

  1. 受信回路に信号を送信する送信回路を含む情報処理装置であって、
    前記送信回路は、
    第1の周期でハイレベルとローレベルを繰り返す差動信号を、遅延量を変化させて前記受信回路に送信する信号送出部と、
    前記差動信号の差動電位差が基準値以上である間における、前記第1の周期の整数倍の時間間隔との差分が所定の時間間隔となる第2の周期の標本化信号による前記差動信号の標本化回数と、前記所定の時間間隔とにより、前記差動信号の前記差動電位差が前記基準値以上となっている期間を示すレベル確定期間を遅延量の変化に応じて算出する算出部と、
    前記差動信号の遅延量の変化に対応した前記レベル確定期間のそれぞれのうちで最も大きいものを検出する検出部とを含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記算出部は、前記差動信号を前記標本化信号により標本化した結果を示す出力信号がハイレベル又はローレベルのいずれかである間の前記標本化信号のパルスの立ち上がり回数を前記標本化回数として計数することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記算出部は、前記標本化回数と前記所定の時間間隔とを乗算することにより前記レベル確定期間を算出することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  4. 前記信号送出部は、前記レベル確定期間が算出される毎に前記差動信号の遅延量を変化させ、
    前記検出部は、前記レベル確定期間が前記差動信号に付加された遅延量の変化に伴って継続して増加している状態から減少の状態に転じた場合に、減少の状態に転じる直前の前記レベル確定期間を検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記算出部は、
    前記標本化信号のパルスの立ち上がり回数を前記標本化回数として計数するカウンタ部と、
    前記出力信号がハイレベル若しくはローレベルのいずれかである間に前記カウンタ部が計数した標本化回数と前記所定の時間間隔とを乗算することにより前記レベル確定期間を算出するレベル確定期間検出部とを含むことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記算出部は、
    前記標本化信号のパルスの立ち上がり回数を前記標本化回数として計数するカウンタ部と、
    前記標本化信号に同期して前記出力信号のレベル変化を検出するレベル変化検出部と、
    前記レベル変化検出部により前記出力信号のレベルの変化が検出された回数を計数しカウンタ値として保持するレベル変化カウンタと、
    前記出力信号がハイレベル若しくはローレベルのいずれかである間に前記カウンタ部が計数した標本化回数と前記所定の時間間隔とを乗算することにより前記レベル確定期間を算出するレベル確定期間検出部とを含み、
    前記レベル変化検出部は、前記出力信号のレベル変化を検出した際に前記レベル変化カウンタを参照し、前記レベル変化カウンタの値が初期値以外の場合にその時点で前記カウンタ部が計数している前記標本化回数を保持し、前記レベル確定期間検出部に前記レベル確定期間を算出させることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記送信回路は、前記受信回路に送信する前記信号に対して前記検出部が検出した前記レベル確定期間に対応する遅延を付加することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の時間間隔は、前記差動信号が前記基準値以上となっている間の前記標本化信号による前記標本化回数が、前記差動信号の遅延量の変化に対応して変化するような時間間隔であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 受信回路に対して信号を送信する信号伝送回路であって、
    第1の周期でハイレベルとローレベルを繰り返す差動信号を、遅延量を変化させて前記受信回路に送信する信号送出部と、
    前記差動信号の差動電位差が基準値以上である間における、前記第1の周期の整数倍の時間間隔との差分が所定の時間間隔となる第2の周期の標本化信号による前記差動信号の標本化回数と、前記所定の時間間隔とにより、前記差動信号の前記差動電位差が前記基準値以上となっている期間を示すレベル確定期間を遅延量の変化に応じて算出する算出部と、
    前記差動信号の遅延量の変化に対応した前記レベル確定期間のそれぞれのうちで最も大きいものを検出する検出部とを含むことを特徴とする信号伝送回路。
  10. 前記算出部は、前記差動信号を前記標本化信号により標本化した結果を示す出力信号がハイレベル又はローレベルのいずれかである間の前記標本化信号のパルスの立ち上がり回数を前記標本化回数として計数することを特徴とする請求項9に記載の信号伝送回路。
  11. 前記算出部は、前記標本化回数と前記所定の時間間隔とを乗算することにより前記レベル確定期間を算出することを特徴とする請求項9又は10いずれか1項に記載の信号伝送回路。
  12. 前記信号送出部は、前記レベル確定期間が算出される毎に前記差動信号の遅延量を変化させ、
    前記検出部は、前記レベル確定期間が前記差動信号に付加された遅延量の変化に伴って継続して増加している状態から減少の状態に転じた場合に、減少の状態に転じる直前の前記レベル確定期間を検出することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の信号伝送回路。
  13. 前記算出部は、
    前記標本化信号のパルスの立ち上がり回数を前記標本化回数として計数するカウンタ部と、
    前記出力信号がハイレベル若しくはローレベルのいずれかである間に前記カウンタ部が計数した標本化回数と前記所定の時間間隔とを乗算することにより前記レベル確定期間を算出するレベル確定期間検出部とを含むことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の信号伝送回路。
  14. 前記算出部は、
    前記標本化信号のパルスの立ち上がり回数を前記標本化回数として計数するカウンタ部と、
    前記標本化信号に同期して前記出力信号のレベル変化を検出するレベル変化検出部と、
    前記レベル変化検出部により前記出力信号のレベルの変化が検出された回数を計数しカウンタ値として保持するレベル変化カウンタと、
    前記出力信号がハイレベル若しくはローレベルのいずれかである間に前記カウンタ部が計数した標本化回数と前記所定の時間間隔とを乗算することにより前記レベル確定期間を算出するレベル確定期間検出部とを含み、
    前記レベル変化検出部は、前記出力信号のレベル変化を検出した際に前記レベル変化カウンタを参照し、前記レベル変化カウンタの値が初期値以外の場合にその時点で前記カウンタ部が計数している前記標本化回数を保持し、前記レベル確定期間検出部に前記レベル確定期間を算出させることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の信号伝送回路。
  15. 前記送信回路は、前記受信回路に送信する前記信号に対して前記検出部が検出した前記レベル確定期間に対応する遅延を付加することを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の信号伝送回路。
  16. 前記所定の時間間隔は、前記差動信号が前記基準値以上となっている間の前記標本化信号による前記標本化回数が、前記差動信号の遅延量の変化に対応して変化するような時間間隔であることを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の信号伝送回路。
  17. 送信回路が受信回路に信号の送信をする信号伝送方法であって、
    第1の周期でハイレベルとローレベルを繰り返す差動信号を、遅延量を変化させて前記受信回路に送信する信号送出ステップと、
    前記差動信号の差動電位差が基準値以上である間における、前記第1の周期の整数倍の時間間隔との差分が所定の時間間隔となる第2の周期の標本化信号による前記差動信号の標本化回数と、前記所定の時間間隔とにより、前記差動信号の前記差動電位差が前記基準値以上となっている期間を示すレベル確定期間を遅延量の変化に応じて算出する算出ステップと、
    前記差動信号の遅延量に対応した前記レベル確定期間のそれぞれのうちで最も大きいものを検出する検出ステップとを含むことを特徴とする信号伝送方法。
  18. 前記算出ステップは、前記差動信号を前記標本化信号により標本化した結果を示す出力信号がハイレベル又はローレベルのいずれかである間の前記標本化信号のパルスの立ち上がり回数を前記標本化回数として計数するステップを含むことを特徴とする請求項17に記載の信号伝送方法。
  19. 前記算出ステップは、前記標本化回数と前記所定の時間間隔とを乗算することにより前記レベル確定期間を算出するステップを含むことを特徴とする請求項17又は18のいずれか1項に記載の信号伝送方法。
  20. 前記信号送出ステップは、前記レベル確定期間が算出される毎に前記差動信号の遅延量を変化させるステップを含み、
    前記検出ステップは、前記レベル確定期間が前記差動信号に付加された遅延量の変化に伴って継続して増加している状態から減少の状態に転じた場合に、減少の状態に転じる直前の前記レベル確定期間を検出するステップを含むことを特徴とする請求項17乃至19のいずれか1項に記載の信号伝送方法。
  21. 前記算出ステップは、
    前記標本化信号のパルスの立ち上がり回数を前記標本化回数として計数するカウントステップと、
    前記出力信号がハイレベル若しくはローレベルのいずれかである間に前記カウンタ部が計数した標本化回数と前記所定の時間間隔とを乗算することにより前記レベル確定期間を算出するレベル確定期間検出ステップとを含むことを特徴とする請求項18乃至20のいずれか1項に記載の信号伝送方法。
  22. 前記算出ステップは、
    前記標本化信号のパルスの立ち上がり回数を前記標本化回数として計数するカウントステップと、
    前記標本化信号に同期して前記出力信号のレベル変化を検出するレベル変化検出ステップと、
    前記レベル変化検出部により前記出力信号のレベルの変化が検出された回数を計数しカウンタ値として保持するレベル変化カウントステップと、
    前記出力信号がハイレベル若しくはローレベルのいずれかである間に前記カウンタ部が計数した標本化回数と前記所定の時間間隔とを乗算することにより前記レベル確定期間を算出するレベル確定期間検出ステップとを含み、
    前記レベル変化検出ステップは、前記出力信号のレベル変化を検出した際に前記レベル変化カウンタを参照し、前記レベル変化カウンタの値が初期値以外の場合にその時点で前記カウンタ部が計数している前記標本化回数を保持し、前記レベル確定期間検出部に前記レベル確定期間を算出させるステップを含むことを特徴とする請求項18乃至20のいずれか1項に記載の信号伝送方法。
  23. 前記送信回路は、前記受信回路に送信する前記信号に対して前記検出部が検出した前記レベル確定期間に対応する遅延を付加することを特徴とする請求項17乃至22のいずれか1項に記載の信号伝送方法。
  24. 前記所定の時間間隔は、前記差動信号が前記基準値以上となっている間の前記標本化信号による前記標本化回数が、前記差動信号の遅延量の変化に対応して変化するような時間間隔であることを特徴とする請求項17乃至23のいずれか1項に記載の信号伝送方法。
  25. 信号を送受信する信号伝送システムであって、
    第1の周期でハイレベルとローレベルを繰り返す差動信号を、遅延量を変化させて前記受信回路に送信する信号送出部と、
    前記第1の周期の整数倍との差分が所定の時間間隔となる第2の周期の標本化信号を生成する標本化信号生成部と、
    前記標本化信号により前記差動信号を標本化する標本化部と、
    前記差動信号の差動電位差が基準値以上である間における、前記標本化信号による前記差動信号の標本化回数と、前記所定の時間間隔とにより、前記差動信号の前記差動電位差が前記基準値以上となっている期間を示すレベル確定期間を遅延量の変化に応じて算出する算出部と、
    前記差動信号の遅延量の変化に対応した前記レベル確定期間のそれぞれのうち最も大きいものを検出する検出部とを含むことを特徴とする信号伝送システム。
  26. 前記算出部は、前記差動信号を前記標本化信号により標本化した結果を示す出力信号がハイレベル又はローレベルのいずれかである間の前記標本化信号のパルスの立ち上がり回数を前記標本化回数として計数することを特徴とする請求項25に記載の信号伝送システム。
  27. 前記算出部は、前記標本化回数と前記所定の時間間隔とを乗算することにより前記レベル確定期間を算出することを特徴とする請求項25又は26のいずれか1項に記載の信号伝送システム。
  28. 前記信号送出部は、前記レベル確定期間が算出される毎に前記差動信号の遅延量を変化させ、
    前記検出部は、前記レベル確定期間が前記差動信号に付加された遅延量の変化に伴って継続して増加している状態から減少の状態に転じた場合に、反対の状態に転じる直前の前記レベル確定期間を検出することを特徴とする請求項25乃至27のいずれか1項に記載の信号伝送システム。
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