JP4993949B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路装置に係り、特に、放射線に対する耐性を強化した半導体集積回路装置に係る。
ラッチ回路やフリップフロップ回路など、データを記憶する回路は、宇宙空間等に存在する重粒子等の放射線の入射によって、記憶している値が反転して誤動作を起こす場合がある。このことを、CMOSタイプの2個のインバータ回路で構成したラッチ回路を例に説明する。
図9に示すラッチ回路において、始めにインバータ回路101がローレベルを出力し、インバータ回路102がハイレベルを出力しているとする。このとき、Pチャネルトランジスタ103はオン状態にあり、Nチャネルトランジスタ104はオフ状態である。Nチャネルトランジスタ104のドレインに放射線(重粒子)が入射すると、ドレインから基板(接地)に向かって電流105が流れる。この電流105は、オン状態であるPチャネルトランジスタ103を介した電流106として供給される。Pチャネルトランジスタ103にはオン抵抗があるために、電流106が流れることで、Pチャネルトランジスタ103のドレインに電圧降下が生じる。すなわち、ノード107の電圧が降下する。Nチャネルトランジスタ104のドレインに入射した重粒子から受け取るエネルギーが大きいほど、電流105の大きさ(=電流106の大きさ)も大きくなる。その結果、ノード107の電圧降下の幅も大きくなる。
このようなインバータ回路102への放射線入射時におけるノード107の電圧変化が、ノード107に接続されているインバータ回路101の入力のスレッショルド電圧を超えると、インバータ回路101の出力であるノード108の電圧がローレベルからハイレベルに反転してしまう。ノード108の電圧が反転すると、ノード108に接続されているインバータ回路102の入力端子に入力されている値も、ローレベルからハイレベルに反転する。これによってインバータ回路102の出力は、ハイレベルからローレベルに反転する。すなわち、インバータ回路102に入射した放射線から受け取るエネルギーの大きさがある大きさ以上になると、ラッチ回路にラッチされている値が反転してしまい、誤動作をおこしてしまうこととなる。
以上の説明では、インバータ回路101がローレベルを出力し、インバータ回路102がハイレベルを出力するものとして説明したが、インバータ回路101がハイレベルを出力し、インバータ回路102がローレベルを出力し、オフ状態のPチャネルトランジスタ103のドレインに重粒子が入射した場合も、同様である。この場合には、オン状態のNチャネルトランジスタ104のオン抵抗に電流が流れてノード107の電圧が上昇してラッチ回路にラッチされている値が反転し、誤動作をおこしてしまうこととなる。
半導体集積回路装置を宇宙空間等で使用する場合、このような誤動作が大きな問題となる。そこで、宇宙空間等で使用する半導体集積回路装置では、重粒子等の放射線が入射しても誤動作を起こさないように放射線に対する耐性を一般の半導体集積回路と比較して大きくする必要がある。ラッチ回路の耐放射線性を向上させる方法として、ラッチ回路に抵抗を付加する方法(抵抗付加ラッチ回路)が非特許文献1に記載されている。抵抗付加ラッチ回路は、インバータ回路の出力と、次段のインバータ回路の入力との間に抵抗を挿入する。抵抗が挿入されるために、抵抗が付加されていないときと比較して入力電圧の波形がなまる(ピーク値が小さくなる)ことになる。したがって、放射線が入射することで生じる電圧変化のピーク値が次段のインバータ回路の入力で小さくなって、スレッショルド(閾値)電圧まで達しなくなる。このため、ラッチ回路にラッチされている値も反転しない。
しかしながら、このような抵抗付加ラッチ回路では、ラッチ回路の通常の動作においても、抵抗が付加されることで波形が鈍ってしまい、回路を高速に動作させることが難しい。そこで高速に動作しつつ、放射線の照射に対する耐性が高い回路を構成する技術が、特許文献1において開示されている。特許文献1に記載のラッチ回路は、論理回路の入力にヒステリシス回路を付加してラッチ回路における閾値電圧が高くなるようにしている。したがって、放射線が入射した場合であっても、高い閾値電圧によって放射線によるノイズが次段の入力に混入することを防ぎ、ラッチ回路にラッチされている値が反転してしまうのを防止することができる。また、通常動作時において、波形の鈍りが発生しないので回路を高速に動作させることが可能である。
J.L.Andrews,"SINGLE EVENT ERROR IMMUNE CMOS RAM",IEEE Transactions on Nuclear Science,Vol.NS−29,No.6,pp.2040−2043,Dec.1982 特開2005−341354号公報(図4)
特許文献1に記載のラッチ回路は、ヒステリシス回路によって閾値電圧を高くなるようにしている。しかしながら、入射した放射線の強度が強い場合には、閾値電圧を超えるノイズが発生して誤動作してしまうことに変わりがなく、放射線の入射に対して充分な耐性を備えているとは言い難い。
本発明者は、放射線が入射した場合に、論理回路の出力電圧の変化を次段に伝え難くするのではなく、出力電圧自体が変化しないようにすることで誤動作を防ぐことができると考え、本発明を創案するに至った。
本発明の1つのアスペクトに係る半導体集積回路装置は、電源および出力端子間に接続される第1導電型電界効果トランジスタ群と接地および出力端子間に接続される第2導電型電界効果トランジスタ群とを組み合わせたCMOSタイプの論理回路を含む半導体集積回路装置であって、論理回路は、電源および出力端子間に逆バイアスとなるように接続される第1のダイオードと、接地および出力端子間に逆バイアスとなるように接続される第2のダイオードと、を備え、論理回路が形成される基板の垂直方向から見て、第1のダイオードの拡散層領域の投影面が第2導電型トランジスタ群に含まれるトランジスタのそれぞれのドレイン拡散層領域の投影面を含むと共に、それぞれのドレイン拡散層領域が存在する基板と第1のダイオードの拡散層領域が存在する基板とを離隔するように配置し、論理回路が形成される基板の垂直方向から見て、第2のダイオードの拡散層領域の投影面が第1導電型トランジスタ群に含まれるトランジスタのそれぞれのドレイン拡散層領域の投影面を含むと共に、それぞれのドレイン拡散層領域が存在する基板と第2のダイオードの拡散層領域が存在する基板とを離隔するように配置する。
本発明の他のアスペクトに係る半導体集積回路装置は、電源および出力端子間に接続される第1導電型電界効果トランジスタと接地および出力端子間に接続される第2導電型電界効果トランジスタとを組み合わせたCMOSタイプの論理回路を含む半導体集積回路装置であって、論理回路は、電源および出力端子間に逆バイアスとなるように接続される第1のダイオードと、接地および出力端子間に逆バイアスとなるように接続される第2のダイオードと、を備え、論理回路が形成される基板の垂直方向から見て、第1のダイオードの拡散層領域の投影面が第2導電型トランジスタのドレイン拡散層領域の投影面を含むと共に、該ドレイン拡散層領域が存在する基板と第1のダイオードの拡散層領域が存在する基板とを離隔するように配置し、論理回路が形成される基板の垂直方向から見て、第2のダイオードの拡散層領域の投影面が第1導電型トランジスタのドレイン拡散層領域の投影面を含むと共に、該ドレイン拡散層領域が存在する基板と第2のダイオードの拡散層領域が存在する基板とを離隔するように配置する。
本発明によれば、放射線が入射した場合に発生する電流が出力端子に接続されるトランジスタとダイオードとを介して流れて次段に影響を与えることがない。したがって、入射した放射線の強度が強い場合であっても誤動作しない論理回路を構成することができる。
本発明の実施形態に係る半導体集積回路装置は、インバータ回路、NAND回路、NOR回路等のCMOSタイプの論理回路の出力に第1および第2のダイオードを付加する。第1のダイオードは、電源と出力端子間に逆バイアスとなるように接続される。また、第2のダイオードは、接地と出力端子間に逆バイアスとなるように接続される。論理回路が形成される基板の垂直方向から見て、Nチャネルトランジスタ群に含まれるトランジスタのそれぞれのドレイン拡散層領域の投影面を覆うように第1のダイオードの拡散層領域の投影面を配置すると共に、Pチャネルトランジスタ群に含まれるトランジスタのそれぞれのドレイン拡散層領域の投影面を覆うように第2のダイオードの拡散層領域の投影面を配置する。また、それぞれのドレイン拡散層領域が存在する基板とダイオードの拡散層領域が存在する基板とを離隔する(物理的には接触しない)ように配置する。ただし、基板同士は、配線によって電気的には接続されるものとする。
半導体集積回路装置をこのような構造とすることで、論理回路に放射線が入射しても論理回路の出力電圧に影響が及ばない論理回路を構成することができる。すなわち、放射線がNチャネルトランジスタのドレイン拡散層領域に入射すると、同時に第1のダイオードの拡散層領域にも入射する。また、放射線がPチャネルトランジスタのドレイン拡散層領域に入射すると、同時に第2のダイオードの拡散層領域にも入射する。そして、放射線の入射によって、オフ状態にあるNチャネルトランジスタに生じる電流と第1のダイオードに生じる電流とがキャンセルし合う。また、放射線の入射によって、オフ状態にあるPチャネルトランジスタに生じる電流と第2のダイオードに生じる電流とがキャンセルし合う。したがって、放射線が入射しても、論理回路の出力電圧は、ほとんど変化することがなく、放射線の入射に対して充分な耐性を備える論理回路を構成することができる。
さらに、このような耐放射線性の強化された論理回路を組み合わせることで、放射線が入射しても記憶されている値が反転することのないラッチ回路やフリップフロップ回路等を構成することができる。以下、実施例に即し、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路装置の構造および回路を示す図である。図1(a)は、半導体集積回路装置の平面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す半導体集積回路装置のA−A´における断面図であり、図1(c)は、半導体集積回路装置の回路図である。図1において、半導体集積回路装置は、CMOSタイプのインバータ回路であって、PチャネルトランジスタP1、NチャネルトランジスタN1、ダイオードD1、D2を備える。PチャネルトランジスタP1は、ソース(p+拡散層11)およびバックゲート(nウェル12)を電源に接続し、ゲート13を入力端子INに接続し、ドレイン(p+拡散層14)を出力端子OUTに接続する。また、NチャネルトランジスタN1は、ソース(n+拡散層21)およびバックゲート(pウェル22)を接地し、ゲート23を入力端子INに接続し、ドレイン(n+拡散層24)を出力端子OUTに接続する。ダイオードD1は、カソード(nウェル31)を電源に接続し、アノード(p+拡散層32)を出力端子OUTに接続する。また、ダイオードD2は、カソード(n+拡散層41)を出力端子OUTに接続し、アノード(pウェル42)を接地する。
また、図1(a)、図1(b)に示すように、インバータ回路が形成される基板の垂直方向から見て、p+拡散層32の領域の投影面がn+拡散層24の領域の投影面を含む(覆う)と共にn+拡散層24の存在する基板(pウェル22)とp+拡散層32の存在する基板(nウェル31)とを離隔するように配置する。さらに、インバータ回路が形成される基板の垂直方向から見て、n+拡散層41の領域の投影面がp+拡散層14の投影面を含むと共にp+拡散層14の存在する基板(nウェル12)とn+拡散層41の存在する基板(pウェル42)とを離隔するように配置する。
また、この半導体集積回路装置は、図1(a)、および図1(b)に示すように、NチャネルトランジスタN1、PチャネルトランジスタP1から成るCMOSタイプのインバータを構成する基板50(図2(a))と、2つのダイオードD1、D2を構成する基板51(図2(b))とが垂直方向に重ねられた3次元構造を有し、NチャネルトランジスタN1のドレインの下部にダイオードD1が、PチャネルトランジスタP1のドレインの下部にダイオードD2がそれぞれ配置される。なお、NチャネルトランジスタN1のドレインの上部にダイオードD1が、PチャネルトランジスタP1のドレインの上部にダイオードD2がそれぞれ配置された構造であってもよい。
基板50と基板51とは機械的に上下に配置するだけでもよいが、この場合、基板50と基板51との間隔は、短ければ短いほど好ましい。また、基板50と基板51との間に絶縁膜(絶縁層)52を備えた構成としてもよい。この絶縁膜52の間に貫通電極や基板間配線53を備える構成でもよい。さらにこの場合は、基板50、51は、フィルム状に構成されたものを利用することが可能である。
なお、2つの基板を離隔して配置し、2つの基板間を接続する方法としては、シリコン貫通電極を用いた3次元LSIを利用する方法が、例えば、「日経エレクトロニクス、2005.10.10号 p81〜p99」において記載されている。例えば、このような方法を使って上述の構造を構成することが可能である。
このような構造を有する半導体集積回路装置において、NチャネルトランジスタN1のn+拡散層24の領域に入射した放射線は、同時にダイオードD1のp+拡散層32の領域にも入射する。また、PチャネルトランジスタP1のp+拡散層14の領域に入射した放射線は、同時にダイオードD2のn+拡散層41にも入射する。すなわち、トランジスタのドレイン拡散層領域とダイオードの拡散層領域とに同時に放射線が入射し、それぞれに電流が流れる。このようにトランジスタへの放射線入射時に、トランジスタとダイオードの双方に流れることで、オン状態にあるトランジスタには電流は、ほとんど流れることがない。この結果、インバータ回路の出力電圧は、ほとんど変化することがない。
次に、トランジスタのドレイン領域に放射線が入射した場合のインバータ回路の動作について説明する。図3は、NチャネルトランジスタN1のドレインに放射線が入射した場合の電流経路を示す図である。図3において、入力端子INにローレベル「L」が入力されているとする。図3に示すように、オフ状態にあるトランジスタN1のn+拡散層24(ドレイン)に放射線が入射することで、トランジスタN1のn+拡散層24からpウェル22(基板)に向けて電流I2が流れる。さらに、トランジスタN1のn+拡散層24に入射した放射線は、ダイオードD1のp+拡散層32にも同時に入射する。p+拡散層32に放射線が入射することで、ダイオードD1のnウェル31(カソード側)からp+拡散層32(アノード側)に向かって電流I1が流れる。
電流I1と電流I2は、同じ放射線の入射によって発生し、ほぼ同じ大きさであって同時に流れる。よって電流I2は電流I1から供給されることになる。したがって、ダイオードD1、D2が無い従来のインバータ回路のように、電流I2がオン状態のトランジスタP1を通して供給されることがない。すなわち、電流I2が流れても出力端子OUTの電圧は変化しないことになる。
図4は、PチャネルトランジスタP1のドレインに放射線が入射した場合の電流経路を示す図である。図4において、入力端子INにローレベル「H」が入力されているとする。図4に示すように、オフ状態にあるトランジスタP1のp+拡散層14(ドレイン)に放射線が入射することで、トランジスタP1のnウェル12(基板)からp+拡散層14に向けて電流I3が流れる。さらに、トランジスタP1のp+拡散層14に入射した放射線は、ダイオードD2のn+拡散層41にも同時に入射する。ダイオードD2のn+拡散層41に放射線が入射することで、ダイオードD2のn+拡散層41(カソード側)からpウェル42(アノード側)に向かって電流I4が流れる。
電流I3と電流I4は、同じ放射線の入射によって発生し、ほぼ同じ大きさであって同時に流れる。よって電流I4は電流I3から供給されることになる。したがって、ダイオードD1、D2が無い従来のインバータ回路のように、電流I3がオン状態のトランジスタN1を通して供給されることがない。すなわち、電流I3が流れても出力端子OUTの電圧は変化しないことになる。
以上のように、放射線がオフ状態にあるトランジスタに入射しても、このトランジスタに生じる電流とダイオードに生じる電流とがキャンセルし合って、インバータ回路の出力電圧に及ぼす影響を抑えることができる。
さらに、以上で説明したインバータ回路を図5に示すようにループ状に組み合わせてラッチ回路を構成する。このラッチ回路を構成するそれぞれのインバータ回路INV1、INV2に放射線が入射しても、インバータ回路INV1、INV2の出力電圧は、ほとんど変化しない。したがって、ラッチ回路は、放射線が入射しても記憶されている値が反転することがない。このようにして構成したラッチ回路では、従来のラッチ回路と比較してより耐放射線性が強化され、動作速度を劣化させないようなラッチ回路を構成することが可能である。
図6は、本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路装置の回路図である。図6に示す論理回路は、CMOSタイプの2入力NOR回路であって、PチャネルトランジスタP2、P3、NチャネルトランジスタN2、N3、ダイオードD1、D2を備える。PチャネルトランジスタP2は、ソースおよびバックゲートを電源に接続し、ゲートを入力端子IN1に接続し、ドレインをPチャネルトランジスタP3のソースと接続する。PチャネルトランジスタP3は、バックゲートを電源に接続し、ゲートを入力端子IN2に接続し、ドレインを出力端子OUTに接続する。また、ゲートを入力端子IN1に接続したNチャネルトランジスタN2およびゲートを入力端子IN2に接続したNチャネルトランジスタN3のそれぞれは、ソースおよびバックゲートを接地し、ドレインを出力端子OUTに接続する。ダイオードD1は、カソードを電源に接続し、アノードを出力端子OUTに接続する。また、ダイオードD2は、カソードを出力端子OUTに接続し、アノードを接地する。
また、以上のNOR回路において、実施例1と同じようにNOR回路が形成される基板の垂直方向から見て、ダイオードD1の拡散層領域の投影面がNチャネルトランジスタN2、N3のドレイン領域の投影面を含む(覆う)と共に、NチャネルトランジスタN2、N3のドレイン領域の存在する基板(pウェル)とダイオードD1の拡散層領域の存在する基板(nウェル)とを離隔するように配置する。さらに、NOR回路が形成される基板の垂直方向から見て、ダイオードD2の拡散層領域の投影面がPチャネルトランジスタP2、P3のドレイン領域の投影面を含むと共に、PチャネルトランジスタP2、P3のドレイン領域の存在する基板(nウェル)とダイオードD2の拡散層領域の存在する基板(pウェル)とを離隔するように配置する。
以上のような構造を有するNOR回路において、NチャネルトランジスタN2のドレイン領域に入射した放射線RD1は、ダイオードD1の拡散層領域にも入射する。また、NチャネルトランジスタN3のドレイン領域に入射した放射線RD2も、ダイオードD1の拡散層領域に入射する。一方、PチャネルトランジスタP2のドレイン領域に入射した放射線RD3は、ダイオードD2の拡散層領域に入射する。また、PチャネルトランジスタP3のドレイン領域に入射した放射線RD4も、ダイオードD2の拡散層領域に入射する。すなわち、トランジスタのドレイン拡散層領域とダイオードの拡散層領域とに同時に放射線が入射し、それぞれに電流が流れる。このようにトランジスタへの放射線の入射時に、トランジスタとダイオードの双方に流れるようにすることで、実施例1と同様に放射線入射時においてもオン状態にあるトランジスタには電流は流れない。したがって、トランジスタのオン抵抗による論理回路の出力電圧の変化は生じない。すなわち、放射線がこのNOR回路に入射しても出力電圧は変化しないこととなる。
このような放射線の耐性が強化された2個のNOR回路NOR1、NOR2を図8(a)に示すようにループ状に組み合わせてラッチ回路を構成することで、耐放射線性を強化したセット入力付きラッチ回路(RSフリップフロップ回路)を構成することができる。
図7は、本発明の第3の実施例に係る半導体集積回路装置の回路図である。図7に示す論理回路は、CMOSタイプの2入力NAND回路であって、PチャネルトランジスタP4、P5、NチャネルトランジスタN4、N5、ダイオードD1、D2を備える。ゲートを入力端子IN3に接続したPチャネルトランジスタP4およびゲートを入力端子IN4に接続したPチャネルトランジスタP5のそれぞれは、ソースおよびバックゲートを電源に接続し、ドレインを出力端子OUTに接続する。NチャネルトランジスタN4は、ソースをNチャネルトランジスタN5のドレインに接続し、ゲートを入力端子IN3に接続し、バックゲートを接地し、ドレインを出力端子OUTに接続する。また、NチャネルトランジスタN5は、ソースおよびバックゲートを接地し、ゲートを入力端子IN4に接続し、ドレインをNチャネルトランジスタN4のソースに接続する。ダイオードD1は、カソードを電源に接続し、アノードを出力端子OUTに接続する。また、ダイオードD2は、カソードを出力端子OUTに接続し、アノードを接地する。
また、以上のNAND回路において、実施例1と同じようにNAND回路が形成される基板の垂直方向から見て、ダイオードD1の拡散層領域の投影面がNチャネルトランジスタN4、N5のドレイン領域の投影面を含む(覆う)と共に、NチャネルトランジスタN4、N5のドレイン領域の存在する基板(pウェル)とダイオードD1の拡散層領域の存在する基板(nウェル)とを離隔するように配置する。さらに、NAND回路が形成される基板の垂直方向から見て、ダイオードD2の拡散層領域の投影面がPチャネルトランジスタP4、P5のドレイン領域の投影面を含むと共に、PチャネルトランジスタP4、P5のドレイン領域の存在する基板(nウェル)とダイオードD2の拡散層領域の存在する基板(pウェル)とを離隔するように配置する。
以上のような構造を有するNAND回路において、NチャネルトランジスタN4のドレイン領域に入射した放射線RD5は、ダイオードD1の拡散層領域にも入射する。また、NチャネルトランジスタN5のドレイン領域に入射した放射線RD6も、ダイオードD1の拡散層領域に入射する。一方、PチャネルトランジスタP4のドレイン領域に入射した放射線RD7は、ダイオードD2の拡散層領域にも入射する。また、PチャネルトランジスタP5のドレイン領域に入射した放射線RD8も、ダイオードD2の拡散層領域に入射する。すなわち、トランジスタのドレイン拡散層領域とダイオードの拡散層領域とに同時に放射線が入射し、それぞれに電流が流れる。このようにトランジスタへの放射線の入射時に、トランジスタとダイオードの双方に流れるようにすることで、実施例1と同様に放射線入射時においてもオン状態にあるトランジスタには電流は流れない。したがって、トランジスタのオン抵抗による論理回路出力電圧の変化は生じない。すなわち、放射線がこのNAND回路に入射しても出力電圧は変化しないこととなる。
このような放射線の耐性が強化された2個のNAND回路NAND1、NAND2を図8(b)に示すように2個ループ状に組み合わせてラッチ回路を構成することで、耐放射線性を強化したセット入力付きラッチ回路(RSフリップフロップ回路)を構成することができる。
なお、実施例2、3で説明したようなセット入力またはリセット入力付きのラッチ回路(RSフリップフロップ回路)を、さらに2組直列に組み合わせることで、耐放射線性を強化したフリップフロップ回路を構成することができる。
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の各請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路装置の構造および回路を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路装置における2つの基板の構造を示す図である。 NチャネルトランジスタN1のドレインに放射線が入射した場合の電流経路を示す図である。 PチャネルトランジスタP1のドレインに放射線が入射した場合の電流経路を示す図である。 ラッチ回路の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路装置の回路図である。 本発明の第3の実施例に係る半導体集積回路装置の回路図である。 RSフリップフロップの回路図である。 従来のラッチ回路における誤動作を説明する図である。
符号の説明
11、14、32 p+拡散層
12、31 nウェル
13、23 ゲート
21、24、41 n+拡散層
22、42 pウェル
50、51 基板
52 絶縁膜
53 基板間配線
D1、D2 ダイオード
IN、IN1〜IN4 入力端子
INV1、INV2 インバータ回路
N1〜N5 Nチャネルトランジス
NAND1、NAND2 NAND回路
NOR1、NOR2 NOR回路
OUT 出力端子
P1〜P5 Pチャネルトランジスタ
RD1〜RD8 放射線

Claims (10)

  1. 電源および出力端子間に接続される第1導電型電界効果トランジスタ群と接地および前記出力端子間に接続される第2導電型電界効果トランジスタ群とを組み合わせたCMOSタイプの論理回路を含む半導体集積回路装置であって、
    前記論理回路は、
    前記電源および出力端子間に逆バイアスとなるように接続される第1のダイオードと、
    前記接地および出力端子間に逆バイアスとなるように接続される第2のダイオードと、
    を備え、
    前記論理回路が形成される基板の垂直方向から見て、前記第1のダイオードの拡散層領域の投影面が前記第2導電型トランジスタ群に含まれるトランジスタのそれぞれのドレイン拡散層領域の投影面を含むと共に、該それぞれのドレイン拡散層領域が存在する基板と前記第1のダイオードの拡散層領域が存在する基板とを離隔するように配置し、
    前記論理回路が形成される基板の垂直方向から見て、前記第2のダイオードの拡散層領域の投影面が前記第1導電型トランジスタ群に含まれるトランジスタのそれぞれのドレイン拡散層領域の投影面を含むと共に、該それぞれのドレイン拡散層領域が存在する基板と前記第2のダイオードの拡散層領域が存在する基板とを離隔するように配置することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記論理回路は、
    前記第1導電型電界効果トランジスタ群が、第1のトランジスタからなり、
    前記第2導電型電界効果トランジスタ群が、第2のトランジスタからなる
    インバータ回路であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 2つの前記インバータ回路を備え、
    該2つのインバータ回路は、
    一方のインバータ回路の入力端子と他方のインバータ回路の出力端子とを接続し、
    他方のインバータ回路の入力端子と一方のインバータ回路の出力端子とを接続して
    ラッチ回路を構成することを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記論理回路は、
    前記第1導電型電界効果トランジスタ群が、縦続接続される第1および第2のトランジスタからなり、
    前記第2導電型電界効果トランジスタ群が、並列接続される第3および第4のトランジスタからなる
    2入力NOR回路であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記論理回路は、
    前記第1導電型電界効果トランジスタ群が、並列接続される第1および第2のトランジスタからなり、
    前記第2導電型電界効果トランジスタ群が、縦続接続される第3および第4のトランジスタからなる
    2入力NAND回路であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  6. 2つの前記2入力NOR回路を備え、
    該2つの2入力NOR回路は、
    一方の2入力NOR回路の一つの入力端子と他方の2入力NOR回路の出力端子とを接続し、
    他方の2入力NOR回路の一つの入力端子と一方の2入力NOR回路の出力端子とを接続して
    フリップフロップ回路を構成することを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路装置。
  7. 2つの前記2入力NAND回路を備え、
    該2つの2入力NAND回路は、
    一方の2入力NAND回路の一つの入力端子と他方の2入力NAND回路の出力端子とを接続し、
    他方の2入力NAND回路の一つの入力端子と一方の2入力NAND回路の出力端子とを接続して
    フリップフロップ回路を構成することを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記それぞれのドレイン拡散層領域が存在する基板と前記第1のダイオードの拡散層領域が存在する基板とが絶縁層を介して張り合わせられた構成であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記絶縁層には内部に前記それぞれのドレイン拡散層領域が存在する基板と前記第1のダイオードの拡散層領域が存在する基板との電気的接続を行う配線パターンを有する請求項8記載の半導体集積回路装置。
  10. 電源および出力端子間に接続される第1導電型電界効果トランジスタと接地および前記出力端子間に接続される第2導電型電界効果トランジスタとを組み合わせたCMOSタイプの論理回路を含む半導体集積回路装置であって、
    前記論理回路は、
    前記電源および出力端子間に逆バイアスとなるように接続される第1のダイオードと、
    前記接地および出力端子間に逆バイアスとなるように接続される第2のダイオードと、
    を備え、
    前記論理回路が形成される基板の垂直方向から見て、前記第1のダイオードの拡散層領域の投影面が前記第2導電型トランジスタのドレイン拡散層領域の投影面を含むと共に、該ドレイン拡散層領域が存在する基板と前記第1のダイオードの拡散層領域が存在する基板とを離隔するように配置し、
    前記論理回路が形成される基板の垂直方向から見て、前記第2のダイオードの拡散層領域の投影面が前記第1導電型トランジスタのドレイン拡散層領域の投影面を含むと共に、該ドレイン拡散層領域が存在する基板と前記第2のダイオードの拡散層領域が存在する基板とを離隔するように配置することを特徴とする半導体集積回路装置。
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