JP4993874B2 - シリコンインゴット用の鋳型 - Google Patents

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Description

本発明は鋳型に関し、特に組み立て可能な鋳型に関するものである。
太陽電池はクリーンな石油代替エネルギー源として小規模な家庭用から大規模な発電システムまでの広い分野でその実用化が期待されている。これらは使用原料の種類によって結晶系、アモルファス系、化合物系などに分類され、なかでも現在市場に流通しているものの多くは結晶系シリコン太陽電池である。この結晶系シリコン太陽電池はさらに単結晶型と多結晶型に分類されている。単結晶シリコン太陽電池は基板の品質が良いために変換効率の高効率化が容易であるという長所を有する反面、基板の製造コストが高いという短所を有する。
これに対して多結晶シリコン太陽電池は従来から市場に流通してきたが、近年、環境問題への関心が高まる中でその需要は増加しており、より低コストで高い変換効率が求められている。こうした要求に対処するためには多結晶シリコン基板の低コスト化、高品質化が必要であり、高純度のシリコンインゴットを歩留良く製造することが求められている。
多結晶シリコンインゴットは、シリコンを加熱溶融した融液を鋳型内に注いで鋳型底面部より一方向凝固させて形成したり、シリコン原料を鋳型内に入れて一旦溶融した後、鋳型底面部より一方向凝固させて形成したりする手法が一般的である。こうして得られたインゴットは、欠陥や不純物の多いインゴット側面部や底面部、及び凝固偏析現象によって不純物が濃化しているインゴット頭部の組織を通常厚み数mm以上切断除去し、さらにマルチワイヤーソーなどで薄くスライスして太陽電池用多結晶シリコン基板に加工される。
このような鋳型として、シリコンを溶融、凝固させる1450℃程度の高温でも形状安定性に優れている石英や溶融シリカなどの二酸化珪素や黒鉛などからなる鋳型が用いられ、その内面には窒化珪素や二酸化珪素などを主成分とする離型材皮膜を形成したものが用いられてきた(例えば、非特許文献1参照)。
特開平10−190025号公報 特開昭62−108515号公報 特開平6−144824号公報 特開平10−182285号公報 15th Photovoltaic Specialist Conf.(1981),P576~P580,"A NEW DIRECTIONAL SOLIDIFICATION TECHNIQUE FOR POLYCRYSTALINE SOLAR GRADE SILICON"
図9に従来の一体型鋳型の断面図を示す。図9は従来の石英や溶融シリカなどの二酸化珪素や黒鉛などから形成され、底面部と側面部とが一体型となっている鋳型21の断面図である。鋳型内面には離型材22が塗布されている。このような一体型の鋳型21はシリコンインゴットを取り出すために鋳型を破壊せねばならないため鋳型の再利用が出来ず、シリコンインゴットの製造コストが非常に高いという問題があった。
また、こうした一体型の鋳型21を成形するためには、鋳込み成形やプレス成形などによって原料を鋳型形状に成形するため金型から成形体を脱型するための抜き勾配(テーパー)が鋳型内面に必要となる。そのため、この鋳型21によって鋳造されたシリコンインゴットの側面にもインゴット底部から頭部に向けて広くなる逆テーパー23が付き、製品とならない端材部分が増加するため高価なシリコン原料を余分に除去せねばならず、シリコンインゴットの製造コストが増加するという問題があった。
このような一体型鋳型から鋳型を破壊せずにシリコンインゴットを取り出すために、鋳型内面に更に大きなテーパーを付与する方法が提案されているが(例えば特許文献1参照)、特に溶融シリカからなる鋳型は、高温の状態からブロックを冷却する工程において鋳型内の温度勾配や焼結状態の差により鋳型が割れてしまい再利用が難しく、また石英製の鋳型は離型材を塗布した鋳型内面表層がクリストバライト化し、表層剥離して鋳型が消耗するため再利用は非常に困難で、製造したシリコンインゴットの原料歩留が悪く、このような理由からシリコンインゴットの製造コストが大幅に増加する問題があった。
こうした問題点を回避するために、高純度黒鉛を用いて板状の底面部材と側面部材を作製し、それらを組み立て、ネジ止めして鋳型を作製する方法も試みられている(例えば特許文献2参照)。
図10は従来の黒鉛などからなる組み立て式の鋳型31の斜視図である。これらは一つの底面部材32と四つの側面部材33とが組み立て用のネジ34を打ち込むことによって接合されている。このようにすることで、シリコンインゴットを取り出す際に、一体型鋳型とは異なり鋳型31を破壊せずにシリコンインゴットを取り出すことができる。
この高純度黒鉛製鋳型は高価であるために、多結晶シリコンインゴットの低コスト化を実現するには黒鉛製鋳型を繰り返し使用する必要があった。しかし、シリコンの密度は固体より液体が大きく凝固膨張する物質であるため、鋳型内でシリコン融液を冷却固化する際には鋳型の底面部材32および側面部材33は外側へ広がる方向に応力を受ける。こうした組み立て用のネジ34を用いた組み立て式鋳型は、シリコン融液の冷却固化時の凝固膨張による応力によって、鋳型31のネジ止め部分にはせん断応力や引っ張り応力がかかり、ネジ34が破断したり、ネジ34のねじ山がつぶれるなどする結果、底面部材32と側面部材33との接合が甘くなり、シリコン融液が鋳型から漏れたり、ネジ34および鋳型部材の再利用が不可能となったりする問題があった。
この問題を回避するため鋳型内の離型材被膜中にシリカ粉末層を設け、シリコンの凝固膨張の応力をシリカ粉末層の軟化変形によって吸収する方法や、鋳型側面部材の肉厚を変え、肉厚の薄い面が変形し易いことを利用してシリコンの凝固膨張時に発生する応力の方向をネジの引っ張り応力の方向にすることでネジの破断を防ぐなどの方法が試みられた(例えば特許文献3、4参照)。
しかしこうした鋳型組み立て用のネジ、及び鋳型側に加工した雌ネジなどのネジ山は繰り返し使用することによって消耗し、ネジ止め部分や各側面部材33と底面部材32とが接する部分に緩みが生じて、シリコンの溶融やシリコン融液の冷却固化過程でシリコン融液が漏れるという問題が根本的に残った。また、鋳型の側面部材33や底面部材32にネジを取り付けるためのネジ山を設ける構造では、ネジ山部がつぶれると鋳型部材そのものが使用できなくなるため、高価にもかかわらず黒鉛鋳型部材の寿命が短いため、シリコンインゴットの製造コストが増加する問題が残った。
また、こうしたネジを用いた組み立て式の鋳型は、その組み立ておよび解体の際にネジ34を一本一本取り付けたりはずしたりする必要があり、その作業に時間がかかるという問題もあった。さらに、底面部材32と側面部材33にはネジ止め部分を設ける必要があるため、鋳型部材の厚みを薄くすることができず、鋳型部材のコストを削減することができず、シリコンインゴットの製造コストが増加する問題もあった。
本発明は上述のような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、高品質シリコンインゴットなどを低コストで製造するための鋳造用鋳型を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のシリコンインゴット用の鋳型は、底面部材と、4つの側面部材とを組み合わせてなる平面多角形の鋳型であって、前記側面部材は、長辺およ
び短辺を有する矩形状の本体部と、該本体部の短辺側の両端部にそれぞれ設けられた一対の突起部とを有する2つの第1側面部材と、前記突起部の端面と接合する接合面を有するとともに、2つの前記第1側面部材の間に設けられ、前記平面多角形の辺部となる2つの第2側面部材とを有し、前記第1側面部材の前記突起部の端面は、前記第1側面部材の外周側において、前記本体部に向かって窪む段差部を有するようにした。
本発明のシリコンインゴット用の鋳において、前記側面部材の外周に、環状固定具が配置されてなるようにしてもよい。
本発明のシリコンインゴット用の鋳において、前記側面部材と前記環状固定具との間に押さえ治具が配置されてなるようにしてもよい。
本発明のシリコンインゴット用の鋳において、前記環状固定具は、内面に突出部が設けられてなるようにしてもよい。
本発明のシリコンインゴット用の鋳において、前記底面部材および前記側面部材の内面に離型材が塗布されていてもよい。
以上のように、本発明にかかるシリコンインゴット用の鋳型によれば、底面部材と、4つの側面部材とを組み合わせてなる平面多角形の鋳型であって、前記側面部材は、長辺および短辺を有する矩形状の本体部と、該本体部の短辺側の両端部にそれぞれ設けられた一対の突起部とを有する2つの第1側面部材と、前記突起部の端面と接合する接合面を有するとともに、2つの前記第1側面部材の間に設けられ、前記平面多角形の辺部となる2つの第2側面部材とを有し、前記第1側面部材の前記突起部の端面は、前記第1側面部材の外周側において、前記本体部に向かって窪む段差部を有するようにした。
この結果、従来のように鋳型の側面部材や底面部材にネジを取り付けるためのネジ山を設ける必要がなく、ネジ山部がつぶれ、鋳型部材そのものが使用できなくなり、高価である黒鉛鋳型部材の寿命を短くするといった問題が解決され、シリコンインゴットの製造コストの増加を抑制することができる。また、固定のためにたくさんのネジまたはボルトを鋳型に取り付ける必要があった従来の鋳型と比較して鋳型の組み立て解体の作業が飛躍的に簡素化し作業効率が大幅に向上する。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
はじめに、本発明にかかる鋳型の一実施形態について説明する。図1(a)は本発明にかかる鋳型の一実施形態を示す斜視図、図1(b)はその展開図である。図1において、1は鋳型、2は底面部材、3aは第1の側面部材、3bは第1の側面部材と隣接する第2の側面部材を示す。
本発明の一実施形態かかる鋳型1は、例えば黒鉛などから成り、底面部材2と、複数の側面部材3とを組合わせてなる平面多角形状であり、この側面部材3は、隣接する側面部材3と平面多角形状の辺部分で互いに接合している。
例えば、図1(a)、図1(b)のように、底面部材2に当接する四つの側面部材からなる鋳型の場合、対向する二面を形成する第1の側面部材3aを矩形板とし、他の対向する二面を形成する第2の側面部材3bはコの字形板となる。そして、鋳型1の平面図は多角形状であり、この多角形を形成する少なくとも一辺で第1の側面部材3aと第2の側面部材3bが互いに接合して本発明に係る鋳型1が形成される。
上述した本発明の鋳型1は、従来のような鋳型の組み立てや固定のためにネジやボルトなどを使用しなくともよい。例えば、本発明の鋳型1内に保持される融液の1つであるシリコンはその密度が固体状態で2.33g/cmであり、液体状態で2.55g/cmとなるため固体状態の方が比重が大きく凝固膨張する物質となっており、この鋳型1内でシリコン融液を冷却固化する際に鋳型の側面部材3が外側へ広がる方向に応力をうける。しかしながら、本発明の鋳型1によれば、ネジやボルトなどの破断やネジ山の消耗により鋳型1の底面部材2と側面部材3、または側面部材3同士の接合部分の固定が甘くなるといった問題がない。結果として、鋳型1内部で冷却固化中のシリコン融液が漏れる問題の発生を防止できる。
また、鋳型1の側面部材3や底面部材2にネジを取り付けるためのネジ山を設ける必要がないため、ネジ山部がつぶれ、鋳型部材そのものが使用できなくなり、高価である黒鉛鋳型部材の寿命を短くするといった問題が解決され、シリコンインゴットの製造コストの増加を抑制することができる。
さらに、固定のためにたくさんのネジまたはボルトを鋳型に取り付ける必要があった従来の鋳型31と比較して鋳型の組み立て解体の作業が飛躍的に簡素化し作業効率が大幅に向上する。
このようにして、本発明に係る一実施形態において側面部材3(3a、3b)は、鋳型の平面多角形状の辺部分で互いに接合しているため、鋳型1の温度を上げて鋳型部材が熱膨張した場合、隣り合う側面部材3に対して平行に押す力が生じ、接合部にかかる負担が軽減される。この結果、シリコンインゴットとした際に、接合部付近からの割れの発生を抑制できるため、より多くの部分を使用することが可能となる。
また、本発明に係る側面部材は、鋳型1の平面多角形状における角部を含むことが望ましい。図1(a)に示すように、側面部材3に平面多角形状の角部を含ませることで、鋳型1の温度を上げて鋳型部材が熱膨張した場合に、従来の鋳型31では接合部が鋳型角部であったため、膨張・収縮により接合部つまり鋳型角部において側面部材の厚み方向に最も応力が加わっていたが、本発明の鋳型1においては、角部を含んだ一体の側面部材を使用することにより上述の効果に加えて角部による応力は緩和され、接合部の緩みが抑えられる。その結果、融液漏れを飛躍的に抑制することができる。
図2(a)、(b)に本発明の一実施形態に係る接合部の拡大図を示す。また、図3(a)、(b)に本発明の他の実施形態に係る接合部の拡大図を示す。図2、図3において、3a〜3hは側面部材3でありそれぞれ、隣接する側面部材3と鋳型1の平面多角形状の辺部分で互いに接合している。
また、図2、図3に示すように、隣接する側面部材3どうしの接合辺部にそれぞれ凹凸が形成されており、図2(a)、図2(b)においては凹部に凸部が挿入され嵌合構造を有している。そして、図3(a)、図3(b)に示す接合辺部では、隣接する側面部材どうしが互いに凸部によって支えられて接合されている。
例えば、図2(a)における側面部材3(3a、3b)の接合部は側面部材3aの側辺部に凸部、側面部材3bの側辺部に凹部を設けた嵌合構造となっている。そのため、側面部材3はそれぞれの接合辺部の強度を上げるのに、ある程度の厚みが必要となるため、薄型化が必要な場合などは、図3に示すように側面部材3(3a、3b)の接合辺部にL字型切欠部を設けて組み合わせてもよい。このように、側面部材3どうしの接合辺部をL字型切欠部にすることによって、図2に示すような凹凸形状に比べ加工が簡易であり、鋳型1の薄型化も可能となるため、鋳型1の製作コストを低減することができる。
図4に、本発明に係る側面部材の平面図を示す。3iは側面部材、Lsは側面部材のうち鋳型内面側の短辺の長さ、DはL字型切欠部の長さである。
図4に示すように、側面部材3iの内側の短辺Lsは側面部材3iのL字型切欠部の長さDより長くすることにより、鋳型の温度を上げて鋳型部材が熱膨張した際に接合部付近が割れることを防止することができる。
ここで、L字型切欠部の長さDは5mm以上30mm以下であるほうが好ましく、鋳型1を組み立てる際に側面部材が内側に倒れ込むのを防ぐことができる。例えば、図4(a)において、図4に示すL字型切欠部の長さDが5mm未満だと鋳型1の温度を上げた際に、側面部材3(3e、3f)が凝固膨張をし、矩形状の側面部材3eが内側に倒れこんでしまう可能性がある。また、30mmより長くなると側面部材3を扱う際に欠けてしまう可能性が高く、側面部材3のコストが必要以上にかかってしまう。
また、隣接する側面部材3同士を、凹部及び又は凸部でスライドさせて接合してもよい。接合辺部に凹部を有する第1の側面部材3と隣合う第2の側面部材3の接合辺部に凸部を有していた場合、互いにスライドさせて嵌合することができる。また、底面部材2が鋳型1の平面多角形状よりも広い場合、側面部材3を立設する位置に側面部材3の厚み程度の幅を有する凹部を設けておけば、鋳型1をスライドさせることにより組み合わせることが可能となる。例えば、図3(a)において側面部材3fが底面部材2に固定されている場合は、鋳型上方向から側面部材3eをスライドさせて側面部材3fに挿入してもよいし、その逆であっても構わない。さらに、必ずしも先に側面部材3を底面部材2に固定する必要はなく、側面部材3eと側面部材3fなど側面部材3どうしを先に組み立ててから底面部材2に固定しても構わない。また、側面部材3の接合辺部に形成された切欠部は、図4に示す切欠部の長さDが底面部材に向かって鋳型上面よりも長くなる構造となっていても構わないし、側面部材3のスライド方向は必ず鉛直下方向でなくともよい。
この結果、鋳型組み立て時において飛躍的に作業効率が向上し、従来の鋳型のようにネジを使用しなくとも容易に組み立てることができるだけではなく、組立工程を従来よりも少なくすることができる。
さらに、本発明の鋳型1の外周に、環状固定具が配置されることが望ましい。
図5に環状固定具を鋳型に配置した図を示す。ここで1は鋳型、2は底面部材、3e、3fは側面部材、5は環状固定具である。
図5に示すように、隣接した側面部材3(3e、3f)どうしを組み合わせて一体とし、鋳型側面部の外周を囲うように環状固定具が配置され、これらの変位を拘束する一つ以上の固定具を備えている。また、ここでは固定具としてリング状部材である環状固定具5を用いている。
このような構造とすることで、側面部材3どうしの接合辺部の固定強度を大きくすることができる。また底面部材2と各側面部材3との接合部分が固定されるため、鋳型1の大型化、薄型化を行うことができる。また、環状固定具5は、鋳型1への取付け、取り外しが容易であり、鋳型1の組み立て解体の作業がスムーズに行うことができる。
環状固定具5の形状は、例えば図5(b)に灰色で示した部分のように、側面部材全面を固定する形状でもよい。
そして、環状固定具5の材質としては、軽くて強度が高い炭素繊維強化炭素材料などによって構成することが望ましく、厚さを3〜10mmとすれば取り扱いが容易で十分な強度が得られる。また、シリコン融液の凝固に伴う膨張により、本発明の構成上、鋳型1を構成する側面部材3の上部のほうが広がりやすい。特に、鋳型1が高さ方向に大型化、鋳型材の薄型化になるとその影響も大きいため、環状固定具5を鋳型1の上端部から4cm以内の範囲に設けることが好ましい。
また、図6(a)、図6(b)に本発明に係る鋳型1の底面部材2と、側面部材3の当接状態を示す。1は鋳型、2は底面部材、3は側面部材、7は溝、8は押さえ冶具、9は鋳型ホルダー、10は楔受け部である。
図6(a)、(b)に示すように、底面部材2と側面部材3との接合には、鋳型1の側面部材3と底面部材2との間に間隙を持たせて配置されることが望ましい。この間隙を設けることによって、押さえ治具8を挿入できるため、鋳型1と環状固定具5とが確実に固定できる。そのため、シリコン融液などの液漏れを抑制することができる。また、鋳型内で凝固させた後、押さえ治具8を取り外すことで、容易に環状固定具5を鋳型1から取り外すことが可能となり、固定のためにたくさんのネジまたはボルトを鋳型1に取り付ける必要があった従来の鋳型と比較して、鋳型1の組み立て解体の作業をよりスムーズに行うことができる。
図6(a)に示すように底面部材2に溝7を設け、その溝7に側面部材3を設置し、押さえ冶具8を打ち込むことによって鋳型1を組み立ててもよいし、図6(b)に示されるように楔受け部10を設けた鋳型ホルダー9上に底面部材2を設置し、底面部材2の外周を囲繞するように四つの側面部材3を設け、側面部材3の外面と楔受け部10との間に押さえ冶具8を打ち込むことによって鋳型1を組み立ててもよい。
図7(a)に本発明に係る鋳型に環状固定具との間に押さえ冶具を取り付けた斜視図を示す。図7(b)はその平面図である。
1は鋳型、2は底面部材、3e、3fは側面部材、5は環状固定具、8は押さえ冶具である。
鋳型1と環状固定具5との間に押さえ冶具8を挿入しているため、鋳型1と環状固定具5とが確実に固定され、側面部材3(3e、3f)を薄型化した場合であっても、シリコン融液の冷却固化に伴う膨張による鋳型1の外側への広がりを防ぐことができる。また、押さえ治具8を取り外すことで、容易に環状固定具5を鋳型1から取り外すことが可能となり、固定のためにたくさんのネジまたはボルトを鋳型に取り付ける必要があった従来の鋳型と比較して、鋳型1の組み立て解体の作業をよりスムーズに行うことができる。
また、押さえ冶具8は図7に示すように隣接する第1の側面部材3eと第2の側面部材3fの接合部付近に配置することによって、第1の側面部材3eがシリコン融液の冷却固化に伴う膨張により外側へ広がるのを効果的に抑えることができる。
例えば、押さえ治具8としては、楔形状とすることが望ましく、細くなった方の側を鋳型1と環状固定具5との間隙に挿入し、打ち込んで固定することによって、より確実に鋳型1のそれぞれの側面部材3を保持することができる。さらに、押さえ治具8の打ち込む強さを調節することによって、環状固定具5の固定の強さを調節することも可能となる。
また、底面部材2と側面部材3との固定においては、環状固定具5を使用せずに他の方法を用いて固定しても構わない。
また、他の実施例として図8(a)に本発明に係る鋳型に他の環状固定具を取り付けた斜視図を示す。図8(b)はその平面図である。1は鋳型、2は底面部材、3e、3fは側面部材、6は他の環状固定具、6aは突出部、8は押さえ冶具、Gは鋳型辺部分の略中央部である。
図8に示すように、突出部6aを設けた環状固定具6を用いて、それぞれの側面部材3(3e、3f)あたり一箇所と接するようにしてもよいし、これに限るものではなく、二つないし三つ以上の複数箇所に設け、複数箇所で接するようにしてもよい。その場合、二つの場合はそれぞれを結んでできる直線が中央部Gを通るようにし、三つ以上の複数箇所で押さえる場合は各々の点を結んでできる図形の内部に、中央部Gが含まれるようにすれば、中央部Gを突出部6aによって効果的に押さえることができるので望ましい。
さらに、本発明に係る鋳型の内面には離型材が塗布されていることが望ましい。
例えば、窒化珪素、二酸化珪素、炭化珪素等からなる離型材を設けることによって、シリコン融液が凝固した後に鋳型1の内壁とシリコンインゴットとが融着することを抑え、これらの部材を何回も繰り返して使用することができる。また、底面部材2や側面部材3との接合部が、塗布された離型材によって、確実に封止されるため、シリコンの融液の漏洩が少なくなる。
このようにして本発明にかかる鋳型を実現することができる。従来においては鋳型部材にネジやボルトなどを取り付けるための追加工を行うことのできる素材に限られ、黒鉛材料が用いられてきた。しかしながら、本発明においては、上記のような複雑な加工を行う必要がなく、鋳型部材の構造が大幅に簡素化できるために、黒鉛材料に限らず、溶融シリカ、窒化珪素、炭化珪素など各種の耐火物を用いることが可能となる。
なお、本発明の実施形態は上述の例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることはもちろんである。
例えば、上述の説明では、シリコン融液を保持して凝固させる例によって説明したが、これに限るものではなく、他の材料であっても同様の効果を奏することができる。
また、鋳型1の外周に、主成分をカーボンとする材質を用いた鋳型断熱材(不図示)などを配置しても構わない。
図10に示す従来例と、図7に示す本発明の構造とを比較した。
従来例においては窒化珪素からなる離型材を厚さ2mm塗布した黒鉛からなる一つの底面部材(厚さ20mm)と四つの側面部材(厚さ20mm)を箱型に組み立て、40本の組み立て用ネジ(φ5mm×長さ40mm)で固定し鋳型(内寸350mm×350mm×高さ350mm)を得た。得られた鋳型内部に90kgのシリコン融液を注湯し、鋳型底面部から徐々に降温させてシリコン融液を一方向凝固させ、高さ約315mmのシリコンインゴットを得た。
本発明の実施例では、窒化珪素からなる離型材を厚さ2mm塗布した黒鉛からなる一つの底面部材(厚さ10mm)と二つの第1の側面部材3eと二つの第2の側面部材3f(厚さ10mm)を鋳型固定用ホルダー上にて箱型に組み立て、図7に示すように環状固定具5と押さえ冶具8を設置し、図4に示される第2の側面部材3fの内側の短辺Lsの長さが第1、2の側面部材のL字型切欠部の長さD以下の場合と、長さDより長い場合、すなわちLs≦DとLs>Dのそれぞれの場合において、第1,2の側面部材のL字型切欠部の長さD、すなわち図2に示した距離Dを0.5〜40cmの範囲で変更した。
得られた鋳型内部に90kgのシリコン融液を注湯し、鋳型底面部から徐々に降温させてシリコン融液を一方向凝固させ、高さ約315mmのシリコンインゴットを得た。
前記二つの方法により鋳造をそれぞれ10回繰り返し、シリコン融液の漏れの有無、部材の消耗の状況を比較した。消耗については鋳型部材のハンドリング時の割れ欠けも含めた。その結果を表1に示す。
Figure 0004993874
従来例では、シリコン融液漏れ4回、鋳型固定用ネジの破断およびネジ山の消耗による交換、底板および側板に加工したネジ山の消耗による交換、底板および側板に加工したネジ取り付け用の穴部に破断したネジが埋まったためによる交換により、10回中8回の交換を必要とした。
また、短辺の長さLsが長さD以下の場合、シリコン漏れ、鋳型破損回数ともに従来例よりは減少するが、発生してしまう。一方、本発明においては、最適の条件である第2の側面部材の内側の短辺Lsの長さが第1、2の側面部材のL字型切欠部の長さDより長く、さらにL字型切欠部の長さ、すなわち図2に示した長さDが5〜30mmの場合、シリコン融液の漏れはなく、部材の交換も必要としなかった。また、最適条件以外の0.5、40mmの場合は、シリコン漏れ、交換が必要であったものの、従来構造に比べてシリコン融液漏れ回数、部材の交換の回数がともに減少し、発明の効果が確認された。
以上の結果から、本発明の構造において、鋳型の大型化、薄型化が可能であることが確認できた。
本発明にかかる鋳型の一実施形態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は展開図である。 (a)、(b)は本発明にかかる鋳型の一実施形態の接合部を示す部分拡大図である。 (a)、(b)は本発明にかかる鋳型の他の実施形態の接合部を示す部分拡大図である。 本発明にかかる鋳型の側面部材平面図である。 本発明にかかる鋳型の一実施形態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は本発明の鋳型にかかる環状固定具の実施形態を示す上視図である。 本発明にかかる鋳型の底面部材と、側面部材の当接状態を示す図であり、(a)は底面部材に溝部を設けた場合の断面構造図、(b)は鋳型ホルダー上に底面部材を設置した場合の断面構造図である。 本発明にかかる鋳型の他の実施形態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は本発明の鋳型にかかる環状固定具の実施形態を示す上視図である。 本発明にかかる鋳型の他の実施形態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は本発明の鋳型にかかる環状固定具の実施形態を示す上視図である。 従来における鋳型の一実施形態を示す断面構造図である。 従来における鋳型の他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1:鋳型
2:底面部材
3:側面部材
3a:第1の側面部材
3b:第1の側面部材と隣接する第2の側面部材
5:環状固定具
6:突出部を備えた環状固定具
6a:環状固定具の突起部
8:押さえ治具
D:L字型切欠部の長さ
G:側面部材の中央部
Ls:第2の側面部材の内側の短辺の長さ
21:鋳型
22:離型材
23:逆テーパー
31:鋳型
32:底面部材
33:側面部材
34:ネジ

Claims (5)

  1. 底面部材と、4つの側面部材とを組み合わせてなる平面多角形の鋳型であって、
    前記側面部材は、長辺および短辺を有する矩形状の本体部と、該本体部の短辺側の両端部にそれぞれ設けられた一対の突起部とを有する2つの第1側面部材と、前記突起部の端面と接合する接合面を有するとともに、2つの前記第1側面部材の間に設けられ、前記平面多角形の辺部となる2つの第2側面部材とを有し、
    前記第1側面部材の前記突起部の端面は、前記第1側面部材の外周側において、前記本体部に向かって窪む段差部を有しているシリコンインゴット用の鋳型。
  2. 前記側面部材の外周に、環状固定具が配置されてなる請求項1に記載のシリコンインゴット用の鋳型。
  3. 前記側面部材と前記環状固定具との間に押さえ治具が配置されてなる請求項2に記載のシリコンインゴット用の鋳型。
  4. 前記環状固定具は、内面に突出部が設けられてなる請求項2または請求項3に記載のシリコンインゴット用の鋳型。
  5. 前記底面部材および前記側面部材の内面に離型材が塗布された請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシリコンインゴット用の鋳型。
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