JP4993196B2 - 捲回電極体の検査方法、および、捲回電極体の検査装置 - Google Patents
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Description
特開2000−215886号公報に記載された発明は、巻回時の正極板のクラックを抑制し、この正極板のクラックに起因する内部短絡のないアルカリ蓄電池の製造方法を提供することを目的としている。そして、正極板は、乾燥してプレスした後、加圧しながら少なくとも二つのプレスローラ間を通過させて曲げ加工するものであり、この二つのプレスローラは、一方のプレスローラが他方のプレスローラよりも径の小さなものである。
特開平5−283069号公報には、渦巻電極体の製造方法として、同公報の図3の(a)〜(d)に示すように、セパレータ2を引き出し、捲回軸芯5ではさみ、陽極板1(正極)、陰極板3(負極)を供給し、加圧ローラ6を押しつけ、極板間に押圧力をかけながら捲回して渦巻電極体を製造する方法が記載されている。
特開平10−241722号公報にも、渦巻電極体を製造する製造工程において、加圧ローラで加圧しながら捲回する製造方法が記載されており、ここで、加圧ローラは緻密な巻装に寄与することが記載されている。
かかる扁平な捲回電極体について、本発明者は、図1に示すように、捲回電極体10の扁平な面を一対の押圧板11、12で挟んで押圧し、この状態で捲回電極体10の正負の電極端子13、14に電圧を印加するとともに、捲回電極体10の正極と負極の間の漏れ電流を検知する検査方法を検討した。
しかしながら、上述した検査方法によって異物の混入が検知されなかった捲回電極体において、異物が混入していることがあった。そこで、本発明者は、上述した捲回電極体の検査方法の検査の精度を、さらに良くしたいと考え、本発明を考えた。
この検査方法によれば、押圧部材が捲回電極体に線接触するので、略一様な押圧力で捲回電極体を押圧することができる。このため、捲回電極体に異物が混入していることを精度良く検知することができる。
この場合、ローラの転動軸は、捲回電極体の捲回方向に直交する方向に沿って配設してもよい。ローラは、さらに捲回電極体の捲回方向に直交する方向において、扁平な捲回電極体の全幅を押圧し得る長さを有していてもよい。また、ローラは自走するものでもよい。
そこで、本発明者は、当該押圧板11、12で押圧したときの押圧力の分布を調べた。その結果、平らな押圧板11、12で押しているものの、捲回電極体10に作用する押圧力は意外にも一様ではなく、押圧力が大きいところと押圧力が小さいところがあった。詳しくは、上記のように一対の押圧板で押圧した場合、捲回電極体の厚さが厚いところでは、押圧力が大きくなり、厚くないところで押圧力が小さくなる傾向があった。特に、押圧される捲回電極体10の中央部10aに生じる押圧力は、捲回のコーナ部分10bの近傍に比べて小さくなる傾向があった。捲回のコーナ部分10bの近傍は、帯状正極、帯状負極、セパレータなどが曲げられているため、剛性が高く一対の押圧板11、12で捲回電極体10を挟んだ場合でも、当該コーナ部分10bの変位は小さい。このため押圧力は、当該コーナ部分10bおよびその近傍に集中すると考えられる。本発明者は、当該知見を基に本発明を考えた。
この検査方法によれば、押圧部材51、52が捲回電極体10に線接触するので、略一様な押圧力で捲回電極体10を押圧することができ、捲回電極体10に異物が混入していることを精度良く検知することができる。なお、ここで、「線接触」は、押圧部材51、52が捲回電極体10に当接するので、当然ながら物理的に幅のある直線で接触している。
本発明の一実施形態に係る捲回電極体の検査装置100は、図3に示すように、漏れ電流検知部30と、押圧部50とを備えている。
漏れ電流検知部30は、正極と負極に電圧を印加して、正極と負極の間に漏れる電流の有無を検知する。この実施形態では、漏れ電流検知部30は、図3に示すように、捲回電極体10の帯状正極21(図5参照)と帯状負極22(図5参照)に接続される。なお、図3、図4に示すように、漏れ電流検知部30の接続端子は、捲回電極体10の内部の帯状正極21(図5参照)に連結された正極端子13と、捲回電極体10の内部の帯状負極22(図示省略)に連結された負極端子14にそれぞれ接続されている。
この漏れ電流検知部30は、電圧印加部31と、電流検知部32を備えている。電圧印加部31は、当該正極端子13と負極端子14を介して捲回電極体10の帯状正極(図示省略)と帯状負極(図示省略)に電圧を印加する。電圧印加部31は、例えば、出力を可変できる直流電源で構成するとよい。電流検知部32は、帯状正極21(図5参照)と帯状負極22(図5参照)の間に生じる漏れ電流を検知する。また、電流検知部32は、例えば、電流計で構成するとよい。
一対のローラ51、52は、扁平な捲回電極体10を挟む。この実施形態では、捲回電極体10の同じ位置を押圧するように、両側の扁平な面に対して対向して配設される。また、ローラ51、52の転動軸51a、52aは、捲回電極体10の捲回方向に直交する方向に沿って配設している。また、ローラ51、52は、捲回電極体10の捲回方向に直交する方向において、扁平な捲回電極体10の全幅を押圧し得る長さを有している。プレス装置53、54は、ローラ51、52の転動軸51a、52aを軸支する。そして、プレス装置53、54は、一対のローラ51、52の間隔を狭める方向に一対のローラ51、52に押圧力を付与する。また、駆動装置55、56は、ローラ51、52を自走させる駆動力を付与する装置であり、この実施形態では、駆動装置55、56は、DCモータで構成され、ローラ51、52が転動するように、ローラ51、52の転動軸51a、52aに駆動力を伝達する。
一対のローラ51、52が通過する際に、図5に示すように、当該一対のローラ51、52が通過する部位において帯状正極21と、帯状負極22と、セパレータ23、24に押圧力が作用する。このため、捲回電極体10のスプリングバック(springback)に抗して、当該一対のローラ51、52に挟まれた部位は、帯状正極21と、帯状負極22と、セパレータ23、24が密着する。そして、ローラ51、52が線接触する部位には、略一様に押圧力が作用する。
また、この実施形態では、ローラ51、52(押圧部材)が捲回電極体10を移動しながら検査でき、また異物の混入に起因する漏れ電流を検知するので、捲回電極体10に異物が混入している場所を特定することも可能である。
この際、図5に示すように、帯状正極21(正極)と帯状負極22(負極)との間に漏れ電流が生じるか否かを、漏れ電流検知部30によって検知して、異物25の混入を検査している。このように捲回電極体の検査装置100によれば、捲回電極体10の全面を略一様な押圧力で押圧することができるので、捲回電極体10に異物が混入しているか否かを、精度良く検査することができる。なお、一対のローラ51、52に付与する押圧力、および、漏れ電流検知部30が印加する印加電圧は、検査対象となる捲回電極体10の構造等によっても差があるが、上述したような押圧力および印加電圧の作用を考慮して、異物の混入が検知できる程度に、押圧力および印加電圧を調整するとよい。
また、この実施形態では、ローラ51、52は、捲回電極体10の捲回方向に直交する方向において、扁平な捲回電極体10の全幅を押圧し得る長さを有している。このため、検査において、捲回電極体10の捲回方向にローラ51、52を少なくとも一度転動させることにより、検査を完了させることができる。
また、ローラ51、52が自走するので、捲回電極体10に対して、せん断方向に変形を生じさせるように摩擦力が生じるのを抑制することができる。
押圧部200は、図6に示すように、扁平な捲回電極体10の片側の面10cを支持する支持部201(図6に示す例では、平らなプレート)と、捲回電極体10の反対側の面10dに押し当てられるローラ202とを備えている。図6に示す実施形態では、支持部201はローラ202の押圧に対抗しうる台座203などの固定物に固定されている。ローラ202の転動軸202aは、プレス装置204によって支持されている。なお、支持部201を固定する台座203は、当該プレス装置204に設置してもよい。ローラ202は、駆動装置205によって自走するように構成されている。
この場合において、捲回電極体10に異物が混入している場合には、捲回電極体10に異物が混入している部位をローラ202が通過する際に、印加電圧および押圧力によって、捲回電極体10内の帯状正極(図示省略)と帯状負極(図示省略)の間に短絡を生じさせることができる。帯状正極(図示省略)と帯状負極(図示省略)の間で短絡が生じると、帯状正極(図示省略)と帯状負極(図示省略)との間に漏れ電流が生じ、漏れ電流は正極端子13と負極端子14に接続した漏れ電流検知部30によって検知される。
また、この実施形態では、ローラ202は、捲回電極体10の捲回方向に直交する方向において、扁平な捲回電極体10の全幅を押圧し得る長さを有している。このため、検査において、ローラ202を、捲回電極体10の捲回方向に少なくとも一度転動させることにより、検査を完了させることができる。
また、ローラ202が自走するので、捲回電極体10に対して、せん断方向に変形を生じさせるように摩擦力が生じるのを抑制することができる。
以上の通り、図6に示す捲回電極体の検査装置100A、および、当該捲回電極体の検査装置により具現化される捲回電極体の検査方法においても、捲回電極体に対する異物の混入を検知する精度を向上させることができる。
押圧部300は、図7に示すように、一対のローラ301、302と、当該ローラ301、302を支持する支持部303と、プレス装置304、305と、駆動装置306とを備えている。
プレス装置304、305は、ローラ301、302の間隔を狭めるように押圧力を付与する。駆動装置306はローラ301、302を捲回電極体10に対して相対的に移動させる駆動装置であり、この実施形態では、支持部303に駆動力を作用させ、支持部303に支持させたローラ301、302を捲回電極体10に対して相対的に移動させている。すなわち、この実施形態では、ローラ301、302は自走しない。駆動装置306によって、ローラ301、302が捲回電極体10に対して相対的に移動する際に、これに応じて、転動する。
この場合において、捲回電極体10に異物が混入している場合には、捲回電極体10に異物が混入している部位をローラ301、302が通過する際に、当該異物が混入している部位において、帯状正極(図示省略)と帯状負極(図示省略)の間で短絡を生じる。帯状正極(図示省略)と帯状負極(図示省略)の間で短絡が生じると、帯状正極(図示省略)と帯状負極(図示省略)との間に漏れ電流が生じる。漏れ電流は、漏れ電流検知部30によって検知される。
また、この実施形態では、ローラ301、302は、捲回電極体10の捲回方向に直交する方向において、扁平な捲回電極体10の全幅を押圧し得る長さを有している。このため、検査において、ローラ301、302を、捲回電極体10の捲回方向に少なくとも一度転動させることにより、検査を完了させることができる。
このように、捲回電極体10をローラ301、302によって押圧する場合には、ローラ301、302は自走しなくても、異物の混入を検知することができる。このことは、図6に示した捲回電極体の検査装置100Aのように、捲回電極体10の片側の面をプレートで支持し、反対側の面にローラを押し当てる構造についても同様である。すなわち、図6に示す押圧部200において、ローラ202が自走せず、駆動装置によって、ローラ202が捲回電極体10に対して相対的に移動し、これに応じて、ローラ202が転動するようにしても、異物の混入を検知することができる。
以上の通り、図7に示す捲回電極体の検査装置100C、および、当該捲回電極体の検査装置により具現化される捲回電極体の検査方法においても、捲回電極体に対する異物の混入を検知する精度を向上させることができる。
押圧部400は、図8に示すように、扁平な捲回電極体10の片側の面10cを支持する支持部401(図8に示す例では、平らなプレート)と、捲回電極体10の反対側の面10dに押し当てられる滑り部材402とを備えている。図8に示す実施形態では、支持部401は滑り部材402の押圧に対抗しうる台座403などの固定物に固定されている。滑り部材402は、プレス装置404に押圧力が付与される。なお、支持部401を固定する台座403は、当該プレス装置404に設置してもよい。支持部401は、駆動装置405によって、捲回電極体10に対して相対的に移動するように構成されている。
このため、滑り部材402の当該部位402aは、捲回電極体10の扁平な面10dに対して滑り易いように、適当な曲面形状で形成されている。また、この実施形態では、滑り部材402の当該部位402aは、捲回電極体10に対して滑り易いように、表面処理が施されている。かかる表面処理としては、例えば金属鍍金を施すとよい。また、滑り部材402の当該部位402aは、所要の硬度を有し、表面が滑らかな樹脂で形成してもよい。
この場合において、捲回電極体10に異物が混入している場合には、捲回電極体10に異物が混入している部位を滑り部材402が通過する際に、印加電圧および押圧力によって、捲回電極体10内の帯状正極(図示省略)と帯状負極(図示省略)の間に短絡を生じさせることができる。帯状正極(図示省略)と帯状負極(図示省略)の間で短絡が生じると、帯状正極(図示省略)と帯状負極(図示省略)との間に漏れ電流が生じ、漏れ電流は正極端子13と負極端子14に接続した漏れ電流検知部30によって検知される。
また、この実施形態では、滑り部材402は、捲回電極体10の捲回方向に直交する方向において、扁平な捲回電極体10の全幅を押圧し得る長さを有している。このため、検査において、滑り部材402を、捲回電極体10の捲回方向に少なくとも一度転動させることにより、検査を完了させることができる。
以上の通り、図8に示す捲回電極体の検査装置100C、および、当該捲回電極体の検査装置により具現化される捲回電極体の検査方法においても、捲回電極体に対する異物の混入を検知する精度を向上させることができる。
10a 扁平な面の中央部
10b コーナ部分
10c 片側の面(扁平な面)
10d 反対側の面(扁平な面)
11 押圧板
13 正極(正極端子)
14 負極(負極端子)
15 電流検知部
21 帯状正極
22 帯状負極
23、24 帯状セパレータ
25 異物
30 漏れ電流検知部
31 電圧印加部
32 電流検知部
50 押圧部
51、52 ローラ(押圧部材)
51a、52a 転動軸
53 プレス装置
55、56 駆動装置
100、100A、100B、100C 捲回電極体の検査装置
200 押圧部
201 支持部
202 ローラ(押圧部材)
202a 転動軸
203 台座
204 プレス装置
205 駆動装置
300 押圧部
301、302 ローラ(押圧部材)
301a、302a 転動軸
303 支持部
304、305 プレス装置
306 駆動装置
400 押圧部
401 支持部
402 滑り部材(押圧部材)
402a 捲回電極体に押し当てられる部位
403 台座
404 プレス装置
405 駆動装置
Claims (20)
- 正極と負極の間にセパレータを介在させて、扁平に捲回された捲回電極体に異物が混入しているか否かを検査する捲回電極体の検査方法であって、
前記正極と負極に電圧を印加しつつ、前記捲回電極体の扁平な面に直線状に接触する押圧部材で前記捲回電極体を押圧しつつ、前記捲回電極体の扁平な面上を移動させ、前記正極と負極との間に漏れ電流が生じるか否かを検知して、異物の混入を検査する捲回電極体の検査方法。 - 前記捲回電極体の押圧は、前記押圧部材が線接触する部位を、前記捲回電極体の捲回方向に直交する方向に沿って配設し、当該押圧部材で前記捲回電極体の扁平な面を押圧しつつ、捲回電極体の捲回方向に移動させる、請求項1に記載の捲回電極体の検査方法。
- 前記押圧部材は、前記扁平な捲回電極体を挟む一対のローラを備え、
前記捲回電極体の押圧は、前記一対のローラによって前記捲回電極体の扁平な面を押圧しつつ、前記一対のローラを転動させる、請求項1に記載の捲回電極体の検査方法。 - 前記押圧部材は、前記扁平な捲回電極体の片側の面を支持するプレートと、前記捲回電極体の反対側の面に押し当てられるローラとを備え、
前記捲回電極体の押圧は、前記扁平な捲回電極体の片側の面を前記プレートによって支持した状態で、前記捲回電極体の反対側の面にローラを押し当て、当該ローラを転動させる、請求項1に記載の捲回電極体の検査方法。 - 前記ローラの転動軸は、前記捲回電極体の捲回方向に直交する方向に沿って配設される、請求項3又は4に記載の捲回電極体の検査方法。
- 前記ローラは、前記捲回電極体の捲回方向に直交する方向において、前記扁平な捲回電極体の全幅を押圧し得る長さを有している、請求項5に記載の捲回電極体の検査方法。
- 前記ローラは自走する、請求項3〜6の何れかに記載の捲回電極体の検査方法。
- 前記押圧部材は、前記扁平な捲回電極体の片側の面を支持するプレートと、前記捲回電極体の反対側の面に直線上に押し当てられる部位を有する滑り部材とを備え、
前記捲回電極体の押圧は、前記扁平な捲回電極体の片側の面を前記プレートによって支持した状態で、前記滑り部材を前記扁平な捲回電極体の反対側の面に押し当てつつ滑らせる、請求項1に記載の捲回電極体の検査方法。 - 前記捲回電極体の反対側の面に直線上に押し当てられる部位は、前記捲回電極体の捲回方向に直交する方向に沿って配設される、請求項8に記載の捲回電極体の検査方法。
- 前記捲回電極体の反対側の面に直線上に押し当てられる部位は、前記捲回電極体の捲回方向に直交する方向において、前記扁平な捲回電極体の全幅を押圧し得る長さを有している、請求項8又は9に記載の捲回電極体の検査方法。
- 正極と負極の間にセパレータを介在させて、扁平に捲回された捲回電極体に異物が混入しているか否かを検査する捲回電極体の検査装置であって、
前記正極と負極に電圧を印加して、前記正極と負極の間に漏れる電流の有無を検知する漏れ電流検知部と、
前記捲回電極体の扁平な面に線接触して前記捲回電極体を押圧する押圧部とを備えた、捲回電極体の検査装置。 - 前記押圧部は、
前記扁平な捲回電極体を挟む一対のローラと、
前記一対のローラをそれぞれ支持し、当該一対のローラに押圧力を付与するプレス装置とを備えた、請求項11に記載の捲回電極体の検査装置。 - 前記押圧部は、
前記扁平な捲回電極体の片側の面を支持する支持部と、
捲回電極体の反対側の面に押し当てられるローラと、
前記支持部とローラに押圧力を付与するプレス装置とを備えた、請求項11に記載の捲回電極体の検査装置。 - 前記ローラの転動軸を、前記捲回電極体の捲回方向に直交する方向に沿って配設される、請求項12又は13に記載の捲回電極体の検査装置。
- 前記ローラは、前記捲回電極体の捲回方向に直交する方向において、前記扁平な捲回電極体の全幅を押圧し得る長さを有している、請求項14に記載の捲回電極体の検査装置。
- 前記ローラを自走させる駆動装置を備えた、請求項12〜15の何れかに記載の捲回電極体の検査装置。
- 前記捲回電極体に対して前記ローラを相対的に移動させる駆動装置を備えた、請求項12〜15の何れかに記載の捲回電極体の検査装置。
- 前記押圧部は、
前記扁平な捲回電極体の片側の面を支持する支持部と、
前記扁平な捲回電極体の反対側の面に直線上に押し当てられる部位を有する滑り部材と、
前記滑り部材を支持し、当該滑り部材に押圧力を付与するプレス装置と、
前記捲回電極体に対して前記滑り部材を相対的に移動させる駆動装置とを備え、
前記滑り部材は、前記プレス装置によって捲回電極体に押し当てられた状態で滑る、請求項11に記載の捲回電極体の検査装置。 - 前記直線上に押し当てられる部位は、前記捲回電極体の捲回方向に直交する方向に沿って配設される、請求項18に記載の捲回電極体の検査装置。
- 前記直線上に押し当てられる部位は、前記捲回電極体の捲回方向に直交する方向において、前記扁平な捲回電極体の全幅を押圧し得る長さを有している、請求項19に記載の捲回電極体の検査装置。
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