JP4993148B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
弾球遊技が行われる遊技盤と、
遊技者の操作に基づいて操作信号を発する操作手段と、
遊技者に視認可能に設けられた画像表示手段と、
前記操作信号に基づいて進行され、かつ、遊技結果として成功又は失敗が定められる遊技者操作遊技を前記画像表示手段に表示する操作遊技制御手段と、
所定の確率に基づいて前記弾球遊技を遊技者にとって有利な特別遊技に移行させる弾球遊技移行制御手段と、
抽選処理による抽選結果に基づいて前記所定の確率を変更する確率変更手段と、
を含む弾球遊技機であって、
前記確率変更手段が、前記所定の確率を変更すると定めた場合に、前記操作遊技制御手段は、前記遊技者操作遊技が前記成功となったときと前記失敗となったときとで、確率を変更する旨の報知のタイミングを異ならしめることを特徴とする。
前記遊技者操作遊技の遊技結果が前記成功となった場合には、前記遊技者操作遊技を終えたときに前記確率を変更する旨を報知し、かつ、
前記遊技者操作遊技の遊技結果が前記失敗となった場合には、前記遊技者操作遊技を終えたときに前記確率を変更する旨の報知をせず、その後所定のタイミングで前記確率を変更する旨を報知するものが好ましい。
前記所定の確率に基づいて定められる図柄画像の表示態様によって遊技結果が定まる図柄画像遊技であって、図柄画像の表示態様が予め定められた複数の特定の表示態様のうちのいずれかとなったときに大当たりとする図柄画像遊技を前記画像表示手段に表示する図柄画像遊技制御手段を含む。
前記大当たりは、通常大当たりと特定大当たりとを含み、かつ、前記図柄画像遊技が前記特定大当たりとなったときには、前記確率変更手段は、前記特別遊技が終わった後に前記所定の確率を変更し、
前記操作遊技制御手段は、前記特定大当たりとなった旨を前記確率を変更する旨として報知するものがより好ましい。
外枠12は、パチンコ遊技機10の外郭を構成し、方形状の形状を有する。尚、パチンコホールにおいては、この外枠12を介して、パチンコ遊技機10は、遊技島の支持部材(図示せず)に取り付けられる。
外枠12には、開閉自在に軸支される前枠14が設けられている。前枠14には、ガラス扉16や、遊技球を受けるための上皿18及び下皿20や、打球ハンドル22や、遊技盤24を収容する収容部等の各種の部材が設けられている。
遊技盤24には、レール26により区画された遊技領域28が設けられている。遊技領域28の略中央部には、図柄の画像等の種々の画像を表示する画像表示装置30が設けられている。さらに、遊技領域28には、図柄の変動開始の条件を定める始動入賞口32や、遊技が大当たりとなったときに開閉する特別入賞口34や、普通図柄変動表示口36及び38や、その他複数の一般入賞口39a〜39dや、遊技球の落下に影響を及ぼす風車40及び42や、多数の遊技釘(図示せず)や、アウト口44も設けられている。
上述したように、遊技領域28の略中央部には、画像表示装置30が設けられている。後述するように、画像表示装置30には、図柄の画像やキャラクタの画像等の種々の画像が演出画像として表示される。画像表示装置30においては、図柄の画像による遊技、いわゆるスロットマシンにおいて行われるスロットゲームを模した図柄画像遊技が実行される。図柄は、この画像遊技の結果を示すための識別情報、例えば、「0」、「1」〜「9」等の数字や文字による識別情報からなり、図柄の画像は、この識別情報を遊技者に視認可能に示す画像である。図柄の画像は、変動表示されたり停止表示されたりする。図柄の画像の変動表示は、図柄画像を構成する識別情報が順次変更されるような態様で表示したり、図柄画像の表示位置を変更するような態様で表示したりする表示方法である。この図柄画像の変動表示が開始されたときが、図柄画像遊技の開始である。変動表示された図柄画像は、所定の時間経過後に停止表示される。図柄の画像の停止表示は、画像表示装置30の一定の位置において一定の識別情報を表示する。
また、入賞口のうちの始動入賞口32に打球が入賞したときには、画像表示装置30に表示された図柄の画像は変動表示を開始し、所定の動画像や図柄の変動態様が所定時間だけ表示された後、図柄の画像の変動表示を停止する。図柄の画像が停止表示されたときに、画像表示装置30に表示された図柄の画像の態様が特定のものとなった場合、例えば、図柄が示す数値が1〜9のいわゆるぞろ目となった場合には、図柄画像遊技はいわゆる大当たりとなる。図柄画像遊技が大当たりとなったときには、パチンコ遊技では特別遊技が実行される。この特別遊技は、画像表示装置30において所定のデモ画像が表示するとともに、上述した特別入賞口34を開放して遊技球を入賞容易状態にし、遊技球を特別入賞口34に流入しやすくする遊技である。
上述したように、画像表示装置30における図柄画像遊技が大当たりとなったときには、パチンコ遊技では特別入賞口34を開放して入賞容易状態にし特別遊技が実行される。この特別入賞口34の入賞容易状態は、特別入賞口34に打球が所定数入賞するまで、例えば10個入賞するまで、又は特別入賞口34が開放されてから所定時間経過するまで、例えば30秒経過するまで継続する。その後、特別入賞口34を閉鎖して入賞困難状態にする。尚、特別入賞口34には、特定領域(図示せず)が設けられている。特別入賞口34が開放されている間に、この特定領域を打球が通過していたときには、特別入賞口34を一旦閉鎖した後に再び開放する。この特別入賞口34の開放と閉鎖との動作は、複数回、例えば15回に至るまで繰り返され、その後、特別入賞口34は閉鎖される。以下においては、特別入賞口34が開放されてから次いで閉鎖されるまでの遊技を単位遊技と称し、単位遊技が行われた回数をラウンド数と称する。
上述した上皿18の左側には、操作ボタン46が押動可能に設けられている。この操作ボタン46は、後述する主制御回路50に電気的に接続されている。操作者が操作ボタン46を押動操作したときには、操作信号が発せられて主制御回路50に供給される。また、操作者が操作ボタン46から手を離したときには、操作信号の主制御回路50への供給は停止する。
図2に示すように、背面の下部には主制御回路50が設けられている。主制御回路50は、パチンコ遊技機10の全体の制御を行う。例えば、主制御回路50は、始動入賞口32や特別入賞口34等の入賞口に遊技球が入賞したときに、その入賞口に応じた数の遊技球を賞球として払い出す制御をする。
また、主制御回路50の上部には画像表示装置30が設けられており、画像表示装置30の背面には、副制御回路52が設けられている。この副制御回路52は、主制御回路50と電気的に接続されており、主制御回路50から発せられた制御信号に基づいて画像表示装置30を制御する。演算等を行うCPU(中央処理装置)(図示せず)、画像表示装置30を制御するためのプログラムを記憶したROM(リードオンリーメモリー)(図示せず)、及び各データを一時的に記憶するRAM(ランダムアクセスメモリー)(図示せず)等を含む。尚、ROMには、後述する操作遊技や図柄画像遊技を制御するためのプログラムが記憶されており、これらのサブルーチンは、後述する図6〜図9において示す。さらに、ROMには、操作遊技や図柄画像遊技に用いる画像の画像データも記憶する。この画像の1つの例を後述する図10〜図13に示す。これらのCPU、ROM及びRAMは、入出力バスによって電気的に接続されており、データ信号やアドレス信号が入出力できるようになされている。この副制御回路52によって、画像表示装置30における画像の表示が制御され、上述した操作遊技や図柄画像遊技の表示の態様が定められる。
以下に、上述した主制御回路50及び副制御回路52において行われる各種の制御について説明する。以下においては、パチンコ遊技機10は予め起動されており、上述した主制御回路50や副制御回路52においては、制御に用いられる種々の変数の初期化等の起動処理は終えて、パチンコ遊技機10は定常動作しているものとする。
図4は、上述した主制御回路50において実行される入賞処理のサブルーチンを示す。この図4に示したサブルーチンは、主制御回路50で予め実行されているメインプログラム(図示せず)から所定のタイミング毎に呼び出されて繰り返し実行される。
図5は、上述した図4のステップS20において処理が開始される特別入賞口制御処理のサブルーチンを示す。この図5に示したサブルーチンは、図4のステップS20において処理が開始された後、所定のタイミング毎に呼び出されて繰り返し実行される。この特別入賞口制御処理は、主として上述した特別入賞口34の開放制御又は閉鎖制御をするための処理であり、パチンコ遊技を特別遊技に移行させるための処理である。
図6は、上述した副制御回路52において実行される画像表示処理のサブルーチンを示す。この図6に示したサブルーチンは、副制御回路52で予め実行されているメインプログラム(図示せず)から所定のタイミング毎に呼び出されて繰り返し実行される。
最初に、フラグF_game_endと変数game_countとを初期化、例えば値を0に設定する(ステップS81)。このフラグF_game_endは、ミニゲームを終了するか否かを示すフラグであり、F_game_endの値が0のときには、ミニゲームを続行すべきことを示し、F_game_endの値が1のときには、ミニゲームを終了すべきことを示す。また、変数game_countは、ミニゲームが行われた回数を示す。
30 画像表示装置(画像表示手段)
46 操作ボタン(操作手段)
50 主制御回路(弾球遊技移行制御手段、確率変更手段)
52 副制御回路(操作遊技制御手段、図柄画像遊技制御手段)
Claims (1)
- 弾球遊技が行われる遊技盤と、
遊技者の操作に基づいて操作信号を発する操作手段と、
遊技者に視認可能に設けられた画像表示手段と、
所定ラウンドに到達したことを契機に特定画像を前記画像表示手段に表示することで遊技者操作遊技を開始し、前記操作信号に基づいて進行され、かつ、遊技結果として成功又は失敗が定められる前記遊技者操作遊技を実行する操作遊技制御手段と、
抽選処理による抽選結果に基づいて前記弾球遊技を遊技者にとって有利な特別遊技に移行させる弾球遊技移行制御手段と、を含む弾球遊技機であって、
前記抽選処理による抽選結果が一の抽選結果であるときには、前記弾球遊技を前記特別遊技に移行させ、
前記操作遊技制御手段は、前記特別遊技が実行されているときに、前記遊技者操作遊技を実行し、
前記一の抽選結果である場合に、前記特別遊技に移行させる確率を変動させるか否かの旨を、前記特別遊技開始前、前記特別遊技実施中、及び前記特別遊技終了後の3つのタイミングのうちの何れかのタイミングで報知し、
前記特別遊技実施中または前記特別遊技終了後に報知する場合であって、前記操作が行われたときには、前記遊技者操作遊技の結果に応じて、前記特別遊技実施中に報知するか、または前記特別遊技終了後に報知するか定まる一方、前記遊技者操作遊技中の所定時間以内に前記操作が行われなかった場合には、特別遊技終了後に報知するようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
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