JP4993147B2 - 立体映像プロジェクタシステム及び立体映像上映システム用装置並びに立体映像上映システム - Google Patents

立体映像プロジェクタシステム及び立体映像上映システム用装置並びに立体映像上映システム Download PDF

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Description

本発明は、立体映像上映システムに関し、より具体的には、1プロジェクタ円偏光方式による円偏光フィルタ部を用いる立体映像上映システムに関する。
一般に、立体映像(または3D映像)を具現する方法は、人間の両目に相異なる映像を照射することである。立体映像表示装置は、このように両目に相異なる映像を照射するために眼鏡の着用が必要であるか否かによって、眼鏡式立体映像表示装置と無眼鏡式(裸眼方式)立体映像表示装置とに分類される。
特に、映画館のような大型スクリーンを使用して上映される立体映像の場合、左右側が互いに直交する方向の偏光レンズを持つ偏光眼鏡を通して、左側映像と右側映像を分離して透過させる偏光方式が主として利用されている。これは、2台のカメラを用いて映像を撮り、これら2つの映像を偏光手段を用いて互いに直交する方向に偏光させ、それらの映像を重ねて一つの画面に表示し、2台のカメラが撮影した映像を、偏光眼鏡を通してそれぞれ左右の目で見ることによって立体映像を具現する方式である。
図1は、立体映像上映のための従来の2プロジェクタ方式システムの構成を示す図である。
上述したような偏光方式により立体映像を上映するために、従来の2プロジェクタ方式システムでは、2台の従来の2次元(2D)プロジェクタ1,2を用い、一方のプロジェクタ1は左側映像を照射し、他方のプロジェクタ2は右側映像を照射する。これらの映像は、それぞれ偏光方向が直交する偏光フィルタ3,4を通過した後、スクリーン5に照射される。このようにスクリーン5に照射された左側映像と右側映像とが重なり合った映像は、観覧者が着用した偏光眼鏡6の左側映像用レンズ7と右側映像用レンズ8のそれぞれを通して観覧者の左右の目に別々に見えることにより、観覧者に立体感を感じさせる。
このような従来の2プロジェクタ方式立体映像上映システムは、上述したように2台の2次元映像プロジェクタと2枚の偏光板を使用し、さらに周辺装置も含むものであるため、システムの構築費用が非常に高くなる。また、このように2台のプロジェクタを使用するため、映画館などでの映画の上映に必要とされるプロジェクタの数は2倍となり、さらには2台のプロジェクタの位置によって左側映像と右側映像がスクリーンに照射される位置が変わるため、両プロジェクタの位置が正確に調整されないと立体映像の整合度が低下するという問題につながる。
したがって、立体映像上映システムのための1プロジェクタシステムに対する要望が存在し、この要望に応えるため、1台のプロジェクタLCDモジュールの領域を区分する方式のシステム、及び、LCDシャッターを利用する方式のシステムが開発された。
図2は、立体映像上映のための従来のLCDモジュールの領域区分方式によるシステムの構成を示す図である。
LCDモジュールの領域区分方式による立体映像上映システムでは、図2に示すように、光源201から発生した光を反射鏡202を用いて反射させ、この反射光をLCDモジュール203に通過させ、LCDモジュール203は、相異なる偏光方向を有する左側映像と右側映像を出力する。この左側映像と右側映像は、集光レンズ204を通じてスクリーン205に照射される。このようにスクリーン205に照射された左側映像と右側映像は、観覧者が着用した偏光眼鏡206の左側映像用レンズ206a及び右側映像用レンズ206bをそれぞれ通過することによって分離され、観覧者に立体感を感じさせる。
LCDモジュール203に光を通過させることによって左側映像と右側映像が相異なる偏光方向を持つようにする方式について具体的に説明すると、下記の通りである。
LCDモジュール203は、2枚の偏光フィルム209,210を含み、それぞれの偏光フィルムは、図2に示すように、2つの互いに直交する偏光方向を持つ領域(偏光フィルム209では第1偏光領域209aと第2偏光領域209bの2つの領域、偏光フィルム210では第3偏光領域210aと第4偏光領域210bの2つの領域)が、縦方向に交互に配置されている。これにより、反射鏡202より反射された光のうち、左側映像を表示する光は、LCDモジュール203に含まれた一つの偏光フィルム209の第1偏光領域209aを通過し、一方、右側映像を表示する光は、同じ偏光フィルム209の第1偏光領域209aと90°の位相差を持つ第2偏光領域209bを通過して、互いに直交する偏光方向を持つこととなる。その後、それぞれの映像の表示の有無に応じて液晶部を駆動すると、左側映像の光は、偏光フィルム210のうち、第1偏光領域209aと90°の位相差を持つ第3偏光フィルム210aを通過し、一方、右側映像の光は、偏光フィルム210のうち、第2偏光領域209bと90°の位相差を持つ第4偏光領域210bを通過して、左側映像と右側映像が互いに直交する偏光方向を持つこととなる。次いで、左側映像及び右側映像の光は、集光レンズ204を通過後、スクリーン205に上映される。これにより、互いに直交する偏光方向を持つ左側映像と右側映像がスクリーン205上に交互に配置され、観覧者の偏光眼鏡206を通して別々に認識されることとなる。
ただし、このようにLCDモジュール203の領域区分によって立体映像を上映する方式には、上映領域が、左側映像を上映する部分と右側映像を上映する部分に分けられるため、全体的な解像度が低下するという短所がある。すなわち、スクリーン上に上映される各映像の全体の面積が小さくなるため、偏光眼鏡の各レンズを通過した映像の解像度は低くならざるを得ず、大型のスクリーンを持つ映画館などでの利用には限界がある。
また、左側映像と右側映像が正確にそれぞれ定められた領域を通過しないと立体映像の品質劣化につながるという問題がある。このような問題は、左側映像と右側映像を空間的に区分して処理する限り、その発生が避け難いものである。映画館などのように大型のスクリーンに立体映像を上映する場合、プロジェクタの小さな位置不整合により観覧者側における立体映像の整合度が大きく劣化するため、左右の映像がスクリーン上に照射される位置を調整することは簡単ではない。
図3は、立体映像上映のための従来のLCDシャッター方式のシステムの構成を示す図である。
1プロジェクタ方式において左右の映像を空間的に区分することから生じる上述した問題点を解決するために、図3に示す方式では、立体映像のコンテンツを左側映像と右側映像が交互に反復するように製作し、これらにLCDシャッター302を用いてそれぞれ異なる偏光方向を持たせるものである。
すなわち、図3に示す方式では、コンテンツ中に左側映像と右側映像が交互に保存されている。プロジェクタ301がこのコンテンツによる映像を照射する場合、LCDシャッター302は、プロジェクタ301が左側映像を照射するタイミングでは、それに見合う偏光方向を持つように駆動され、プロジェクタ301が右側映像を照射するタイミングでは、左側映像のための偏光方向とは異なる偏光方向を持つように駆動される。この動作は、LCDシャッター302を駆動するシャッター駆動部303により実施することができる。
ところが、このようにLCDシャッターを用いて立体映像を上映するシステムでは、LCDシャッターの駆動における応答時間の遅延によって、左側映像と右側映像間のクロストーク(cross talk)が発生するという問題がある。特に、交互に反復される左右の映像の切換時間は人間に感じとれないような程度でなければならず、左右の映像が速く切り換えられる場合、LCDシャッターの応答時間の遅さは大きな問題になるおそれがある。
また、LCDシャッターによる左右の映像の偏光率は充分でなく、したがって、偏光率を高めるためのLCDシャッターに代わる技術に対する要望がある。
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、その目的は、1プロジェクタ方式の立体映像の上映を円偏光フィルタ部を用いて具現することによって、立体映像の上映に必要なプロジェクタの数を低減できる他、映像間にクロストークが発生しないように左右の映像を時間的に区分することができる立体映像プロジェクタシステム、立体映像上映用装置、並びに立体映像プロジェクタシステム及び立体映像上映用装置を含む立体映像上映システムを提供することにある。
また、本発明の目的は、回転によって左右の映像を選択的に偏光させる円偏光フィルタ部を用いたシステムにおいて、左右の映像の大きさを考慮して円偏光フィルタ部の回転の同期を制御することによって、より優れた品質の立体映像を上映できるシステムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の一実施形態において、偏光方式を用いる立体映像上映システムのための立体映像プロジェクタシステムは、左側映像と右側映像を順次に照射する一つのプロジェクタと、左側映像用偏光フィルタ及び右側映像用偏光フィルタを含む円偏光フィルタ部と、前記円偏光フィルタ部を、前記プロジェクタの前記左側映像の照射と前記右側映像の照射のタイミング同期に合わせて回転させて駆動するフィルタ駆動部と、を含む。
前記立体映像プロジェクタシステムは、前記プロジェクタの前記左側映像の照射及び前記右側映像の照射のタイミング同期を取得して前記フィルタ駆動部に伝達する同期部をさらに含むものであってもよく、また、前記プロジェクタ及び前記円偏光フィルタ部の固定及び位置調整を行なうフレーム部をさらに含むものであってもよい。
前記フレーム部は、前記プロジェクタ及び前記円偏光フィルタ部の位置調整を行なうことによって、2次元(2D)映像の上映と3次元(3D)映像の上映を制御するものであってもよい。前記円偏光フィルタ部は、好ましくは、前記左側映像用偏光フィルタと前記右側映像用偏光フィルタとの間の境界部に遮光領域をさらに含むものである。
前記プロジェクタは、前記左側映像と前記右側映像が順次に保存された立体映像用コンテンツを受信し、該立体映像用コンテンツを連続して照射するものであってもよい。前記円偏光フィルタ部は、該円偏光フィルタ部の回転によって、前記プロジェクタが前記左側映像を照射する時に前記左側映像用偏光フィルタが前記プロジェクタの照射口に位置し、前記プロジェクタが前記右側映像を照射する時に前記右側映像用偏光フィルタが前記プロジェクタの前記照射口に位置するように制御されるものであってもよい。
前記円偏光フィルタ部は、前記プロジェクタが前記左側映像を照射する時に前記左側映像用偏光フィルタが前記プロジェクタの照射口に位置するか否か、及び、前記プロジェクタが前記右側映像を照射する時に前記右側映像用偏光フィルタが前記プロジェクタの照射口に位置するか否かを検知するためのセンサーをさらに含むものであってもよい。この場合、前記センサーの位置は、前記プロジェクタから照射される前記左側映像及び前記右側映像の大きさを考慮して決定されることが好ましい。本発明の好ましい一実施形態において、前記円偏光フィルタ部は、前記プロジェクタから照射される前記左側映像及び前記右側映像の大きさを測定するための測定手段、及び前記測定手段の測定値に応じて前記センサーの位置を決定する位置決め手段をさらに含むものである。
本発明の別の実施形態において、左側映像と右側映像を順次に照射する一つのプロジェクタを用いる偏光方式の立体映像上映システム用装置は、左側映像用偏光フィルタ及び右側映像用偏光フィルタを含む円偏光フィルタ部と、前記円偏光フィルタ部を、前記プロジェクタの前記左側映像の照射と前記右側映像の照射のタイミング同期に合わせて回転させて駆動するフィルタ駆動部と、を含む。
この実施形態の場合も、前記立体映像上映システム用装置は、前記プロジェクタの前記左側映像の照射及び前記右側映像の照射のタイミング同期を取得して前記フィルタ駆動部に伝達する同期部をさらに含むものであってもよく、また、前記プロジェクタ及び前記円偏光フィルタ部の固定及び位置調整を行なうフレーム部をさらに含むものであってもよい。
また、前記フレーム部は、前記プロジェクタ及び前記円偏光フィルタ部の位置調整を行なうことによって、2次元(2D)映像の上映と3次元(3D)映像の上映を制御するものであってもよい。前記円偏光フィルタ部は、好ましくは、前記左側映像用偏光フィルタと前記右側映像用偏光フィルタとの間の境界部に遮光領域をさらに含むものである。
また、前記円偏光フィルタ部は、該円偏光フィルタ部の回転によって、前記プロジェクタが前記左側映像を照射する時に前記左側映像用偏光フィルタが前記プロジェクタの照射口に位置し、前記プロジェクタが前記右側映像を照射する時に前記右側映像用偏光フィルタが前記プロジェクタの前記照射口に位置するように制御されるものであってもよい。
本発明の別の実施形態による立体映像上映システムは、偏光方式によって左側映像と右側映像を照射する立体映像プロジェクタシステムと、前記左側映像と前記右側映像が照射されるスクリーンと、前記左側映像と前記右側映像が選択的に通過する偏光眼鏡と、を含む立体映像上映システムであって、前記立体映像プロジェクタシステムは、前記左側映像と前記右側映像を順次に照射する一つのプロジェクタと、左側映像用偏光フィルタ及び右側映像用偏光フィルタを含む円偏光フィルタ部と、前記円偏光フィルタ部を、前記プロジェクタの前記左側映像の照射と前記右側映像の照射のタイミング同期に合わせて回転させて駆動するフィルタ駆動部と、を含むことを特徴とする。
上述した本発明の各実施形態によれば、1つのプロジェクタのみを用いているため、映画館などの上映室における使用性が向上し、また、設置費用を減少させることができる。また、LCDシャッター方式に比べてクロストークを低減させつつ、左右の映像の高い整合度と広い視聴角度を持つ立体映像を上映することができる。
また、フレーム部により円偏光フィルタ部の位置を変更することによって、3D映像の他に一般の2D映像も上映でき、かつ、円偏光フィルタ部の左側映像用フィルタと右側映像用フィルタとの間に遮光領域を挿入することによって、クロストークをより減少させることができる。
また、円偏光フィルタ部は、左右の映像の切換時における円偏光フィルタ部の回転位置を、センサーを用いて効率的に検知することができ、特に、センサーの位置を映像の大きさを考慮して設定することによって、立体映像の品質をより向上させることができる。
また、本発明の一実施形態による立体映像上映システム用装置は、既存のプロジェクタの前面に簡単に設置されるため、簡便に利用することができる。
立体映像上映のための従来の2プロジェクタ方式のシステムの構成を示す図である。 立体映像上映のための従来のLCDモジュールの領域区分方式によるシステムの構成を示す図である。 立体映像上映のための従来のLCDシャッター方式のシステムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による1プロジェクタ円偏光フィルタ方式システムに用いられる立体映像プロジェクタシステムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による1プロジェクタ円偏光フィルタ方式システムに用いられる円偏光フィルタ部の好ましい構成を示す図である。 本発明の好ましい一実施形態による円偏光フィルタ部に用いられるセンサー及びこのセンサーの位置を説明するための図である。 本発明の好ましい一実施形態において、円偏光フィルタ部に用いられるセンサーの位置を映像の大きさを考慮して決定する方法を詳細に説明するための図である。 本発明の好ましい一実施形態において、映像の大きさ及びそれに基づくセンサーの位置を効率的に決定するための構成を示す図である。 従来のLCDシャッター方式と本発明の一実施形態による1プロジェクタ円偏光フィルタ方式について、左側映像と右側映像の間に発生するクロストークの程度を比較した図である。 本発明の一実施形態による1プロジェクタ円偏光フィルタ方式立体映像上映システムの全体的な構成を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態を、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。添付の図面とともに以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのものであり、本発明を実施できる唯一の実施形態を示すものではない。
以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するための具体的な細部事項を含む。しかし、本発明がこのような具体的な細部事項なしにも実施され得ることは、当業者には明らかである。場合によっては、本発明の概念が曖昧になるのを避けるために、公知の構造及び装置を省略するか、またはブロック図の形態で示し、本発明の重要な特徴を明瞭にする。また、図面中、同一の構成要素には可能な限り同一の参照符号を付する。
本発明は、1つのプロジェクタにより立体映像を上映するために左側映像と右側映像が順次に照射される方式を利用し、左右の映像をそれぞれ異なるように偏光させるために円偏光フィルタ部を用いることを提案するものである。円偏光フィルタ部を用いて左右の映像をそれぞれ偏光させることによって、LCDシャッター方式におけるクロストークの問題を低減させることができる。さらに、円偏光フィルタを用いると、直線偏光フィルタを用いる場合に比べて立体映像を視聴できる角度を増加させることができる。
図4は、本発明の一実施形態による1プロジェクタ円偏光フィルタ方式システムに用いられる立体映像プロジェクタシステムの構成を示す図である。
図4に示すように、本発明の一実施形態による立体映像プロジェクタシステムは、左側映像と右側映像を順次に照射する一つのプロジェクタ401、左側映像用偏光フィルタ及び右側映像用偏光フィルタを含む円偏光フィルタ部402、及び円偏光フィルタ部402を、プロジェクタ401の左側映像の照射と右側映像の照射のタイミング同期に合わせて回転させて駆動するフィルタ駆動部403を含む。また、図4に示すように、プロジェクタ401の左側映像の照射と右側映像の照射のタイミング同期を得してフィルタ駆動部403に伝達する同期部404をさらに含むものであってもよい。このような立体映像プロジェクタシステムの具体的な動作について説明すると、下記の通りである。
まず、プロジェクタ401は、左側映像と右側映像が順次に(または交互に)保存された立体映像用コンテンツを受信し、このコンテンツを連続して照射する。これは、2D映像を上映するための従来のプロジェクタを、プロジェクタ401としてそのまま使用できることを意味する。すなわち、プロジェクタ401は、受信した立体映像用コンテンツの情報に従って左側映像と右側映像を順次に照射する。
そして、円偏光フィルタ部402は、上述したように、左側映像用偏光フィルタ及び右側映像用偏光フィルタを含み、その回転によって、プロジェクタ401が左側映像を照射する時には、左側映像用偏光フィルタがプロジェクタ401の照射口に位置し、プロジェクタ401が右側映像を照射する時には、右側映像用偏光フィルタがプロジェクタ401の照射口に位置するように制御される。このため、同期部404は、プロジェクタ401に入力される立体映像コンテンツにおける左右の映像の切換タイミングを得しなければならない。同期部404は、取得したタイミング情報に従って円偏光フィルタ部402を駆動するタイミングを調整するように、フィルタ駆動部402を制御する。このタイミング同期は、立体映像用コンテンツを伝送するためのHD−SDI(High Definition-Serial Digital Interface)ポート、GPIOポート及びこれらに相当する任意の他のポートから、タイミング同期の情報を含む同期信号を検出するように設定することができる。
また、立体映像プロジェクタシステムは、プロジェクタ401及び円偏光フィルタ部402の固定及び位置調整を行なうフレーム部(図示せず)をさらに含むものであってもよい。このフレーム部により、プロジェクタ401及び/または円偏光フィルタ部402の位置を調整して、2D映像の上映と3D映像の上映を制御することができる。例えば、2D映像を上映する場合には、円偏光フィルタ部402の位置を下げて、プロジェクタ401が照射する映像が円偏光フィルタ部402を通過しないように調整することができる。
この立体映像プロジェクタシステムでは、プロジェクタ401として既存のプロジェクタをそのまま用いることができるため、円偏光フィルタ部402、フィルタ駆動部403、(好ましくは)同期部404、及び(好ましくは)フレーム部(図示せず)から、本発明の他の実施形態による立体映像上映システム用装置を構成することができる。この立体映像上映システム用装置は、既存のプロジェクタの前面に簡単に設置することができるため、多様なプロジェクタと互換性を持つことができる。
ここで、円偏光フィルタ部402の好ましい構成について説明すると、下記の通りである。
図5は、本発明の一実施形態による1プロジェクタ円偏光フィルタ方式システムに用いられる円偏光フィルタ部の好ましい構成を示す図である。
図5に示すように、本発明の一実施形態による円偏光フィルタ部402は、左側映像の偏光のための左側映像用フィルタ(図5では“L”で示す)及び右側映像の偏光のための右側映像用フィルタ(図5では“R”で示す)を含み、好ましくは、遮光領域402aを含む。
一般に、円偏光フィルタとは、直線偏光フィルタと1/4位相差板を使用することによって入射光を右回りまたは左回りの円偏光に変換できるフィルタのことをいう。円偏光フィルタを用いた立体表示は、上述したように、直線偏光フィルタを使用した場合に比べて観覧者が顔を大きく左右に傾けても、上映される映像を立体視できるという長所があるが、立体画像の左右映像における色のクロストークが発生しやすいという問題も有している。
そこで、図5に示すように、遮光領域402aを挿入することによって、プロジェクタから照射される左側映像と右側映像の切換時における両映像間のクロストークを減少させることができる。このために、遮光領域402aは、プロジェクタの左右の映像が切り換えられる時にプロジェクタの照射口に位置することが好ましい。
また、図5では、一つの円偏光フィルタ部420が一つの左側映像用フィルタLと右側映像用フィルタRを含むとしたが、これに限定されず、円偏光フィルタ部420に含まれる左側映像用フィルタと右側映像用フィルタの数はそれぞれ複数にしてもよい。例えば、一つの円偏光フィルタ部にそれぞれ2つの左側映像用フィルタと右側映像用フィルタが含まれる場合、フィルタ駆動部が円偏光フィルタ部を駆動する速度を、図5に例示した場合に比べて1/2にすることができる。
この際、各フィルタの形状は扇状とし、左側映像用フィルタ及び右側映像用フィルタの数の増加するにつれて、円偏光フィルタ部の中心に対する中心角を減少させることが好ましい。左側映像用フィルタL及び右側映像用フィルタRの中心角が大きい場合、円偏光フィルタ部が回転したときに円偏光フィルタ部と偏光眼鏡との間の偏光角の不一致によって立体映像の品質が劣化することがある。したがって、本発明の好ましい一実施形態では、円偏光フィルタ部において適切な数の左側映像用フィルタLと右側映像用フィルタRを同一の扇状に構成することによって中心角を減少させ、偏光角の不一致による立体映像の画質劣化を最小限に抑えるものである。
左側映像用フィルタL及び右側映像用フィルタRの数を増加させる1つの方法は、例えば、L,R,L,R,・・・のように、左側映像用フィルタLと右側映像用フィルタRが交互に反復するように配列するものである。別の方法として、L,L,L,・・・,R,R,R,・・・,Rのように、同じ側の映像のためのフィルタが反復した後に、反対側の映像のためのフィルタが反復するように配列する方法もある。このように左側映像用フィルタL及び右側映像用フィルタRを反復させることによって、円偏光フィルタ部と偏光眼鏡の間の偏光角の不一致による立体映像の品質の劣化を防止することもできる。この際、各フィルタ領域は、任意の数だけ反復させることができるが、好ましくは、円偏光フィルタ部内の各フィルタ領域間の間隔によるちらつき(flickering)現象を考慮して、左側映像用フィルタL及び右側映像用フィルタRをそれぞれ6等分するものである。但し、本発明は、この例に限定されるものではなく、偏光方向の不一致の問題とちらつきの問題を合理的に調整するための適切な数に設定することができる。
本発明の一実施形態において、円偏光フィルタ部は、プロジェクタが左側映像を照射する時に左側映像用偏光フィルタがプロジェクタの照射口に位置するか否か、及び、プロジェクタが右側映像を照射する時に右側映像用偏光フィルタがプロジェクタの照射口に位置するか否かを検知するためのセンサーをさらに含むものであってもよい。次に、このような円偏光フィルタ部のセンサーについて、図面を参照しつつより具体的に説明する。
図6は、本発明の好ましい一実施形態において、円偏光フィルタ部に用いられるセンサー及びこのセンサーの位置について説明するための図である。
図6において、プロジェクタから照射される映像601aは、左側映像から右側映像に切り換えられた時点の映像と仮定する(L→R)。円偏光フィルタ部402'は、映像601aが左側映像から右側映像に切り換えられる時に、プロジェクタの照射口に位置する領域が左側映像用偏光フィルタLの領域から右側映像用偏光フィルタRの領域に切り換えられるように、その回転を設定することができる。円偏光フィルタ部402’をこのように設定する場合、センサーは、該当の時点に、円偏光フィルタ部402’の左側映像用偏光フィルタの領域と右側映像用偏光フィルタの領域の境界が、図6に示すa−a'に位置するか否かを検知するように設定することができる。
ただし、図6からわかるように、プロジェクタから照射される映像601aが左側映像から右側映像に切り換えられる時に、円偏光フィルタ部402’の左側映像用偏光フィルタの領域と右側映像用偏光フィルタの領域の境界が図6に示すa−a’に位置する場合、円光フィルタ部402’は、プロジェクタが右側映像を照射する一定期間、右側映像を正しく偏光させることができない。すなわち、映像601aの大きさを考慮せずに、左右の映像の切換時における、円偏光フィルタ部402’の左側映像用偏光フィルタの領域と右側映像用偏光フィルタの領域の境界位置を設定すると、追加的なクロストークが発生するおそれがある。
そこで、本発明の好ましい一実施形態では、左右の映像の切換時における円偏光フィルタ部の上記境界位置を、映像の大きさを考慮して設定するものである。具体的には、上記の例において、映像601aが左側映像から右側映像に切り換えられる時に、円偏光フィルタ部402'の左側映像用偏光フィルタの領域と右側映像用偏光フィルタの領域の境界が、図6のa−a’ではなくb−b’に位置するように設定することができる。また、本実施形態では、円偏光フィルタ部402’の回転位置を検知するためのセンサー402bがbまたはb’に配置されるように設定するものである。このようにセンサー402bの位置を設定することによって、映像601aの大きさに対応する期間に発生するクロストークを防止することができる。
ここで、図6に示す例では、映像の大きさが一定であることを仮定したが、映像は、プロジェクタの種類などに応じて様々な大きさを有する場合があり、次に、この点について説明する。
図7は、本発明の好ましい一実施形態において、円偏光フィルタ部に用いられるセンサーの位置を、映像の大きさを考慮して決定する方法について具体的に説明するための図である。
図7は、プロジェクタから照射される映像が、映像601a、映像601b、及び映像601cのように様々である場合を例示している。映像が左側映像から右側映像に切り換えられる時の、円偏光フィルタ部402''の左側映像用偏光フィルタLの領域と右側映像用偏光フィルタRの領域の境界位置の設定は、映像の大きさに応じて変更することができる。この境界位置の変更に従って、センサー402bの位置も調整することが好ましい。例えば、図7では、映像601aが照射されているときはセンサーをbまたはb’に配置し、映像601bが照射されているときはセンサーをcまたはc’に配置し、映像601cが照射されているときはセンサーをdまたはd’に配置することが好ましい。このように、本発明の好ましい一実施形態では、様々な映像の大きさに応じてセンサー位置が調整されるものである。
図8は、本発明の好ましい一実施形態において、映像の大きさ及びこれによるセンサーの位置を効率的に決定するための構成を示す図である。
図7を参照して上述したように、映像の大きさが変更される場合、それに応じてセンサーの位置も調整されることが好ましい。ただし、映画館などで用いられるプロジェクタにおいてセンサー位置の調整が粗い場合、調整位置が不正確になり、結果として立体映像の品質が低下するおそれがある。
したがって、本発明のより好ましい一実施形態による円偏光フィルタ部402'''は、図8に示すように、映像の大きさを測定するための測定手段801、及び測定手段801の測定値に応じてセンサー402bの位置を決定するための位置決め手段802をさらに備えるものである。図8に示す例において、具体的には、測定手段を用いて映像の大きさがそれぞれ0,1,2,3,4,5・・・のように測定されると、センサー402bは、測定された映像の大きさに応じて、それぞれ0,1,2,3,4,5・・・の位置に配置することができる。
図8では、本発明の好ましい実施形態を説明するために、目盛り形態を用いて映像の大きさとそれに対応するセンサーの位置を定量的に設定する方式を示しているが、本発明において、測定手段及び位置決め手段として、映像の大きさとそれに対応するセンサーの位置を決定できる任意の手段を用いることができる。
以下、上記の本発明の各実施形態による方式を既存のLCDシャッター方式と対比して説明する。
図9は、従来のLCDシャッター方式と本発明の一実施形態による1プロジェクタ円偏光フィルタ方式について、左側映像と右側映像の間に発生するクロストークの程度を比較した図である。
図9の上段の“左”、“右”は、それぞれ、プロジェクタを通して左側映像が照射される時間と右側映像が照射される時間を表す。図9から、このように左側映像と右側映像が交互に照射される場合、図3に示すようなLCDシャッターを用いて各映像を偏光させると、左右の映像の切換時に相対的に大きいクロストークが発生することがわかる。なお、LCDシャッターは、立上り時間(rising time)に比べて立下り時間(falling time)の応答が遅れることが一般的であり、図9に示す例では、LCDの立上り時間に左側映像が上映され、立下り時間に右側映像が上映されているため、左側映像から右側映像への切換時に、右側映像から左側映像への切換時よりも大きいクロストークが発生しているが、立ち上がり時間及び立下り時間に上映される映像は、この例とは異なっていてもよい。これに対して、本発明の一実施形態による円偏光フィルタ部を用いる場合、図9に示すように、左側映像と右側映像の切換時に、クロストークはほとんど発生していない。特に、図5に示すような遮光領域を設定しておくと、発生する可能性のあるクロストークをより低減させることができる。
また、図9に示すように、LCDシャッターを用いる方式では、左側映像または右側映像のいずれか一方の映像の偏光率が、本発明による円偏光方式に比べて低いため、切換時以外の左側映像の照射時間及び右側映像の照射時間に発生するクロストークも、本発明の一実施形態による円偏光フィルタ部を用いる方式に比べて大きいものである。
したがって、本発明によれば、一つのプロジェクタを用いることによって、映画館などの上映室におけるプロジェクタの使用性を最大限に向上させ、立体映像上映のための設置費用を節減できるだけでなく、従来のLCDシャッター方式に比べて、左右の映像の間のクロストークを減少させることによって、より優れた立体映像を具現することができる。
上述した実施形態による円偏光フィルタ部を用いた1プロジェクタ立体映像上映システムを他のシステムと比較し、下記の表1に示す。
Figure 0004993147
上記表1に示すように、本発明による円偏光フィルタ方式は、1プロジェクタ方式が有する上映室での使用性の問題、及び左右映像の整合度の問題を改善し、また、直線偏光フィルタを用いる方式が有する視聴角度の制限の問題を改善し、さらに、LCDシャッター方式において顕著に発生するクロストークも、大幅に低減するものである。
また、本発明による円偏光フィルタ方式は、2プロジェクタ方式に比べて、円偏光フィルタを使用することから発生する可能性のあるクロストークの問題を有するものの、この問題は、LCDシャッター方式におけるクロストークの問題と比べて大幅に低いレベルであり、また、図5に示すように、左側映像用フィルタと右側映像用フィルタとの間に遮光領域を設定することによって、ある程度解消することができる。
図10は、本発明の一実施形態による1プロジェクタ円偏光フィルタ方式立体映像上映システムの全体的な構成を示す図である。
図10に示すように、本発明の一実施形態による円偏光フィルタ方式立体映像上映システムは、立体映像プロジェクタシステム705、スクリーン706、及び偏光眼鏡707を含む。立体映像プロジェクタシステム705は、偏光方式を用いて左側映像と右側映像を照射し、この左側映像と右側映像は、スクリーン706に照射される。そして、左側映像と右側映像は、偏光眼鏡707を選択的に通過する。
立体映像プロジェクタシステム705は、左側映像と右側映像を順次に照射する一つのプロジェクタ701、左側映像用偏光フィルタと右側映像用偏光フィルタを含む円偏光フィルタ部702、及びこの円偏光フィルタ部702をプロジェクタの左側映像の照射と右側映像の照射のタイミング同期に合わせて回転させて駆動するフィルタ駆動部703を含むことを特徴とする。これにより、一つのプロジェクタのみを使用して、LCDシャッター方式に比べてクロストークを大幅に低減させつつ、左右の映像の高い整合度を有し、広い視聴角度を有する立体映像を上映することが可能となる。
以上、当業者が本発明を具現して実施できるように、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明した。上記の説明は、本発明の好ましい実施形態に関連させて本発明を説明するものであるが、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び範囲を逸脱することなく本発明を様々に修正及び変更できることは、当業者には明白である。したがって、本発明は、ここに開示された特定の実施形態に制限されるものではなく、ここに開示された原理及び新規の特徴と一致する最も広い範囲を含むものである。
本発明による円偏光フィルタ部を用いる立体映像上映システムは、1つのプロジェクタのみを用いるものであるため、映画館などの上映室における使用性が向上し、設置費用が低減し、また、LCDシャッター方式に比べてクロストークを低減さつつ、左右の映像の高い整合度と広い視聴角度を持持つ立体映像が上映可能となる。したがって、本発明による立体映像上映システムは、映画館での立体映像上映のためのシステムとして好適である。
また、本発明による立体映像上映システムは、システム全体として使用可能なだけではなく、立体映像上映システムに含まれ、かつ、プロジェクタ、円偏光フィルタ部、フィルタ駆動部を含む立体映像プロジェクタシステムを独立して利用することができる。さらに、この立体映像上映システム用に従来のプロジェクタをそのまま利用できるため、円偏光フィルタ部及びフィルタ駆動部を、立体映像上映システム用装置として独立して利用することができる。

Claims (15)

  1. 立体映像用コンテンツの左側映像と右側映像を順次に照射する一つのプロジェクタと、
    左側映像用偏光フィルタ領域、右側映像用偏光フィルタ領域、及び前記左側映像用偏光フィルタ領域と前記右側映像用偏光フィルタ領域の間に配置される遮光領域を含む円偏光フィルタ部と、
    前記円偏光フィルタ部を、前記プロジェクタの前記左側映像の照射と前記右側映像の照射のタイミング同期に合わせて回転させることにより、前記プロジェクタが前記立体映像用コンテンツの前記左側映像を照射する時に、前記左側映像用偏光フィルタ領域が前記プロジェクタの照射口に位置し、前記プロジェクタが前記立体映像用コンテンツの前記右側映像を照射する時に、前記右側映像用偏光フィルタ領域が前記プロジェクタの前記照射口に位置するように駆動するフィルタ駆動部と、
    前記左側映像用偏光フィルタ領域と前記右側映像用偏光フィルタ領域の境界を検知するように構成され、前記プロジェクタから照射される前記左側映像及び前記右側映像の大きさに応じて位置が調整されるセンサーと、
    を含む立体映像プロジェクタシステム。
  2. 前記プロジェクタの前記左側映像の照射と前記右側映像の照射のタイミング同期の情報得して前記フィルタ駆動部に伝達する同期部をさらに含む請求項1に記載の立体映像プロジェクタシステム。
  3. 前記プロジェクタ及び前記円偏光フィルタ部の固定及び位置調整を行なうフレーム部をさらに含む請求項1に記載の立体映像プロジェクタシステム。
  4. 前記フレーム部は、前記プロジェクタ及び前記円偏光フィルタ部の位置調整を行なって、2次元(2D)映像と3次元(3D)映像のいずれを上映するかを制御する請求項3に記載の立体映像プロジェクタシステム。
  5. 前記立体映像用コンテンツは、前記プロジェクタによって照射される前記左側映像と前記右側映像を順次に含んでおり、前記プロジェクタは、前記立体映像用コンテンツを受信し、前記立体映像用コンテンツの前記左側映像と右側映像を順次に照射する請求項1に記載の立体映像プロジェクタシステム。
  6. 前記円偏光フィルタ部は、
    前記プロジェクタから照射される前記左側映像及び前記右側映像の大きさを測定するための測定手段と、
    前記測定手段の測定値に応じて前記センサーの位置を決定するための位置決め手段と、
    をさらに含む請求項に記載の立体映像プロジェクタシステム。
  7. 前記円偏光フィルタ部の前記左側映像用偏向フィルタ領域は、複数の左側映像用偏光フィルタを含み、前記円偏光フィルタ部の前記右側映像用偏向フィルタ領域は、複数の右側映像用偏光フィルタを含む請求項1に記載の立体映像プロジェクタシステム。
  8. 前記複数の左側映像用偏光フィルタ及び前記複数の右側映像用偏光フィルタのそれぞれは、前記左側映像用偏光フィルタ及び前記右側映像用偏光フィルタの数が増加するにつれて減少する中心角を有する請求項に記載の立体映像プロジェクタシステム。
  9. 立体映像用コンテンツの左側映像と右側映像を順次に照射する一つのプロジェクタを用いる立体映像上映システム用装置であって、
    左側映像用偏光フィルタ領域、右側映像用偏光フィルタ領域、及び前記左側映像用偏光フィルタ領域と前記右側映像用偏光フィルタ領域の間に配置される遮光領域を含む円偏光フィルタ部と、
    前記円偏光フィルタ部を、前記プロジェクタの前記左側映像の照射と前記右側映像の照射のタイミング同期に合わせて回転させることにより、前記プロジェクタが前記立体映像用コンテンツの前記左側映像を照射する時に、前記左側映像用偏光フィルタ領域が前記プロジェクタの照射口に位置し、前記プロジェクタが前記立体映像用コンテンツの前記右側映像を照射する時に、前記右側映像用偏光フィルタ領域が前記プロジェクタの前記照射口に位置するように駆動するフィルタ駆動部と、
    前記左側映像用偏光フィルタ領域と前記右側映像用偏光フィルタ領域の境界を検知するように構成され、前記プロジェクタから照射される前記左側映像及び前記右側映像の大きさに応じて位置が調整されるセンサーと、
    を含立体映像上映システム用装置。
  10. 前記プロジェクタの前記左側映像の照射と前記右側映像の照射のタイミング同期の情報得して前記フィルタ駆動部に伝達する同期部をさらに含む請求項に記載の立体映像上映システム用装置。
  11. 前記プロジェクタ及び前記円偏光フィルタ部の固定及び位置調整を行なうフレーム部をさらに含む請求項1に記載の立体映像上映システム用装置。
  12. 前記フレーム部が前記一つのプロジェクタ及び前記円偏光フィルタ部の位置調整を行なって、2次元(2D)映像と3次元(3D)映像のいずれを上映するかを制御する請求項1に記載の立体映像上映システム用装置。
  13. 前記円偏光フィルタ部は、
    前記プロジェクタから照射される前記左側映像及び前記右側映像の大きさを測定するための測定手段と、
    前記測定手段の測定値に応じて前記センサーの位置を決定するための位置決め手段と、
    をさらに含む請求項9に記載の立体映像上映システム用装置。
  14. 前記円偏光フィルタ部の前記左側映像用偏向フィルタ領域は、複数の左側映像用偏光フィルタを含み、前記円偏光フィルタ部の前記右側映像用偏向フィルタ領域は、複数の右側映像用偏光フィルタを含んでおり、前記複数の左側映像用偏光フィルタ及び前記複数の右側映像用偏光フィルタのそれぞれは、前記左側映像用偏光フィルタ及び前記右側映像用偏光フィルタの数が増加するにつれて減少する中心角を有する請求項9に記載の立体映像上映システム用装置。
  15. 立体映像用コンテンツの左側映像と右側映像を照射する立体映像プロジェクタシステムと、
    前記立体映像用コンテンツの前記左側映像と前記右側映像が照射されるスクリーンと、
    前記立体映像用コンテンツの前記左側映像と前記右側映像が選択的に通過する偏光眼鏡と、を含む立体映像上映システムであって、
    前記立体映像プロジェクタシステムは、
    前記立体映像用コンテンツの前記左側映像と前記右側映像を順次に照射する一つのプロジェクタと、
    左側映像用偏光フィルタ領域、右側映像用偏光フィルタ領域、及び前記左側映像用偏光フィルタ領域と前記右側映像用偏光フィルタ領域の間に配置される遮光領域を含む円偏光フィルタ部と、
    前記円偏光フィルタ部を、前記プロジェクタの前記左側映像の照射と前記右側映像の照射のタイミング同期に合わせて回転させることにより、前記プロジェクタが前記立体映像用コンテンツの前記左側映像を照射する時に、前記左側映像用偏光フィルタ領域が前記プロジェクタの照射口に位置し、前記プロジェクタが前記立体映像用コンテンツの前記右側映像を照射する時に、前記右側映像用偏光フィルタ領域が前記プロジェクタの前記照射口に位置するように駆動するフィルタ駆動部と、
    前記左側映像用偏光フィルタ領域と前記右側映像用偏光フィルタ領域の境界を検知するように構成され、前記プロジェクタから照射される前記左側映像及び前記右側映像の大きさに応じて位置が調整されるセンサーと、
    を含立体映像上映システム。
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