JP4992854B2 - コミュニティ管理システム、及びコミュニティ管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、異なるソーシャルネットワーキングサービス間を連携させて、コミュニティを設定し管理するコミュニティ管理システムに関する。
インターネットを介したコミュニケーションサービスであるソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service、以下SNSと表記する)では、各SNS利用者が自分の知人、友人等に招待メールを送付してSNS内の各コミュニティへの参加権限を与えることにより、SNSの利用者や、当該SNSコミュニティへの参加者が増加する。
また、各々固有のメールアドレスを有する各SNS利用者は、各SNSへログイン後、各自のプロフィール表示欄に記載の匿名やニックネーム、ハンドルネームで各SNS内コミュニティに参加し、SNS内コミュニティへの書き込みの際にも、実名を隠す場合が一般的である。
この場合、各SNSシステム管理者の関与しないところで匿名のSNS利用者やSNSコミュニティ参加者が無秩序、無尽蔵に増加してしまうという不都合が生じ得る。
この結果として、不特定多数のSNS利用者によって、意識する、しないに関わらず、個人の誹謗中傷や、各SNS内でのエントリに対するコメントや書込みで、祭り、炎上、荒れ、といった嫌がらせや、プライバシーの侵害、個人情報漏洩などが引き起こされてきている。
この対策として、各SNSシステム管理者が各SNSへの書き込み内容をチェックし、上述の様な問題が発生しない様に常時監視することが一般的であるが、これには非常な工数、およびコストがかかると共に、全てを防ぎきれるものではない。
これに対する関連技術として、グループ間のプロフィール情報およびプレゼンス情報をマッチングして承認すると共に、ユーザグループ(コミュニティに相当)が、他のユーザグループをインバイトする方法が開示されている(特許文献1)。
また、この関連技術として、他のコミュニティに自コミュニティ内のユーザのプロフィール情報を提供する手法が開示されている(特許文献2)。
さらに、関連技術として、メンバ管理情報にメンバ加入時、脱会時の承認者決定情報を
付加するとともに、誰が誰を招待したかという招待関係情報を保持し、承認権限を有する
メンバをその都度決定し、承認依頼を行い、承認されたメンバのみを追加する手法が開示されている(特許文献3)。
また、特許文献4では、複合SNSシステムおよび制御方法に関し、グローバルSNSとローカルSNSとの切替えを容易にする手法が開示されている(特許文献4)。
更に、SNSによるコミュニケーション領域を他のSNSに拡げると共に、他のSNSのユーザの状況も一元的に管理することができ、異なるSNS間で利用者の状況情報や共有情報の連携を行う手法が関連技術として開示されている(特許文献5)。
又、連携を行う手法の応用例として、SNSのコミュニティを共有し、業務と掲示板の書き込みを紐づけして業務毎に整理し、一定期間返信がない書き込みがある場合、未解決の問題があると判断し関係者にアラームメールを送信することで返信書き込みを増やすSNS−タスク管理連携する手法が関連技術として開示されている。(特許文献6)
特開2005−284495公報 特開2007−193611公報 特開2007−228243公報 特開2008−027095公報 特願2008−040704 特願2008−022940
しかしながら、上記特許文献1、2および3に開示された関連情報は、複数の異なるSNS間で連携を行うことが想定されておらず、データ構造もSNS間で連携することができないという不都合がある。
また、上記特許文献4の関連技術は、複数の異なるポリシーに対応した複数のSNSをローカルSNSとし、その複数のローカルSNSに対して共通的なグローバルSNSを基に、ローカルSNSの切替えを容易にして、操作性の向上を図ることを目的としており、複数のSNSにまたがる共有コミュニティを管理することは困難であった。
更に、上記特許文献5および6に開示された関連情報は、上述のように、各SNSシステム管理者の関与しないところで匿名のSNS利用者やSNSコミュニティ参加者が無秩序、無尽蔵に増加してしまうという不都合が生じ得る。
これらの問題は、消費者(コンシューマ)向けSNSとして成り立ったSNSの仕組みを、企業組織内、企業組織間SNSとして展開利用する場合においても、大きな懸念や障害となっている。
〔発明の目的〕
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、異なるソーシャルネットワークサービス間で設定されたコミュニティの管理にかかる負荷を有効に軽減するコミュニティ管理システム、及びコミュニティ管理方法を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るコミュニティ管理システムは、異なるソーシャルネットワークサービスそれぞれを利用している一方および他方の利用者端末と、前記異なるソーシャルネットワークサービスそれぞれに対応して設けられ前記利用者端末の利用者が参加するコミュニティを設定する管理端末とを備えたコミュニティ管理システムであって、前記利用者端末から前記各管理端末が取得した管理情報を前記各管理端末から取得し複数SNS一元管理情報として記憶する複数SNS一元管理データベースを備え、前記管理端末は、前記利用者から送り込まれた前記利用者の個人情報を含む利用者特定情報に基づき前記利用者が前記コミュニティに参加することを承認するか否かを決定する参加承認手段と、前記承認された利用者を前記コミュニティに招待する参加招待手段と、前記利用者特定情報を他方の管理端末に対してコミュニティの情報共有を依頼する情報共有依頼手段と、前記コミュニティの情報共有を許容する場合に、前記複数SNS一元管理データベースに格納した複数SNS一元管理情報に対する書き込みおよび閲覧を許可するレベルを設定することにより他方のソーシャルネットワークサービスの利用者端末との情報共有を行うコミュニティを設定する共有コミュニティ生成手段とからなる構成をとっている。
又、本発明にかかるコミュニティ管理方法は、異なるソーシャルネットワークサービスを利用している一方および他方の利用者それぞれを管理する一方および他方の管理端末が、前記一方および他方の利用者が参加するコミュニティを設定するコミュニティ管理方法において、前記管理端末が、前記利用者端末から前記各管理端末が取得した前記利用者の個人情報を含む管理情報を前記各管理端末から取得し、複数SNS一元管理データベースに複数SNS一元管理情報として格納し、前記一方の管理端末から前記一方のソーシャルネットワークを利用する際に登録された前記利用者の個人情報を含む利用者特定情報を取得した場合に、前記他方の管理端末が、前記利用者特定情報に基づき前記利用者が前記コミュニティに参加することを承認するか否かを決定し、前記コミュニティへの参加を承認した場合に前記利用者を前記コミュニティに招待し、前記一方の管理端末から前記一方の利用者による前記コミュニティの情報共有を依頼された場合に当該情報共有を許容するか否かを決定し、前記情報共有を許容する場合に、前記複数SNS一元管理データベースに格納した複数SNS一元管理情報に対する書き込みおよび閲覧を許可するレベルを設定することにより、前記一方のソーシャルネットワークサービスの利用者端末との情報共有を行うコミュニティを設定することを特徴としている。
本発明は以上のように構成されているので、これによると、異なるソーシャルネットワークサービスの利用者が参加するコミュニティを設定する管理端末と、当該管理端末に利用者が前記コミュニティに参加することを承認して利用者端末に対して前記コミュニティへの参加を求める手段を有する構成としたことにより、異なるソーシャルネットワークサービス(SNS)間で設定されたコミュニティの管理を行う際のSNS管理者にかかる負荷を有効に軽減し得るコミュニティ管理システム、及びコミュニティ管理方法を提供することができる。
[実施形態]
次に、本発明の実施形態について、その基本的構成内容を説明する。
本実施形態のコミュニティ管理システムは、図1に示すように、それぞれ独立して設定されたソーシャルネットワークサービス(SNS)10と、ソーシャルネットワークサービス(SNS)20からなり、SNS10は、該SNS10に会員登録された利用者(SNS10利用者)によって利用されるSNS利用者端末11と、このSNS利用者端末11にネットワークを介して接続され、SNS10の利用にかかる情報(マイページ#a1〜…など)を記憶するSNSデータベース12と、SNSデータベース12から抽出された、SNS10の利用にかかる利用者の管理情報を記憶する管理データベース13を有する。
また、SNSデータベース12、および管理データベース13に接続され、SNS10のSNS運用を管理するSNS管理者サーバ15と、ネットワークを介して各SNS(ここでは、SNS10,20)における管理データベース(13、23)に接続され、各SNSの利用にかかる利用者の管理情報を取得し記憶する複数SNS一元管理データベース14(利用者情報記憶手段)を含み構成されている。
又、SNS20は、該SNS20に会員登録された利用者(「SNS20利用者」という)によって利用されるSNS利用者端末21と、このSNS利用者端末21と、ネットワークを介してSNS管理者サーバ15とに接続され、SNS20の利用にかかり生成された情報(マイページ#b1〜…など)を記憶するSNSデータベース22と、SNSデータベース22から抽出された、SNS20の利用にかかる利用者の管理情報を記憶する管理データベース23(SNS10における管理データベース13に対応)を備えている。
ここで、上記利用者は、このSNS利用者端末(11、または21)を介して利用者の名前、ニックネーム、仕事、住所等の個人情報や、プロフィール情報を、SNSデータベース(12、22)および管理データベース(13、23)に登録することにより、各SNSに会員登録されているものとする。ここで、SNS利用者は固有のIDを取得して、このIDを用いてログインを行い、SNS10、またはSNS20を利用する。
SNS利用者端末11は、ネットワークや通信回線を介してSNSデータベース12、および管理データベース13に接続されている。SNS10利用者に対応して設定されたマイページ#a1、SNS内でSNS10利用者、またはSNS管理者により設定された共有コミュニティに参加して、書込み、および閲覧を行う。
SNSデータベース12は、各SNS10利用者に対応して設定されるマイページ#a1〜…と、SNS10内、または、他のSNS間にまたがって設定された共有コミュニティ(ここでは#AB1)を定義するコミュニティ定義情報やコミュニティ内での参加者による発言(エントリ、書込み、コメント)などを記憶する。
尚、上記コミュニティ定義情報には、コミュニティの名称、参加者リスト、参加者のプロフィール情報などが含まれる。
管理データベース13は、SNS管理者サーバ15によって制御され、SNS10利用者のSNS10内における管理情報が格納される。
この管理情報には、SNS10利用者のプロフィール情報や、参加しているコミュニティの情報、SNS10におけるSNS10利用者の閲覧、書込み履歴などが含まれる。
複数SNS一元管理データベース14は、上記管理データベース13、またこの管理データベース13に対応してSNS20内に設定された管理データベース23にネットワークを介して接続され、取得された管理データベース13、23に記憶された管理情報が格納される。
これにより、SNS管理者サーバ15は、この複数SNS一元管理データベース14に格納された管理情報に基づいて、異なるSNSをまたがるコミュニティ(共有コミュニティ)、単一のSNS内のコミュニティの設定(ローカルコミュニティ設定手段に相当)、および異なるSNS利用者の管理を行うことができる。
SNS管理者サーバ15は、ネットワークを介して各SNSのSNSデータベース(12、22)および、管理データベース(13,23)に接続され、複数SNS一元管理データベースに格納された管理情報(複数SNS一元管理情報)を参照して複数SNS一元管理を行う。
以下で詳説する各種機能の実行を行い、SNS10、および共有コミュニティの運用管理を行う。
また、SNSデータベース12、および管理データベース13には、SNS利用者端末11、およびSNS管理者サーバ15で実現される各機能により利用される各種情報が、記憶されている。
SNSデータベース12には、SNS利用登録情報、プロフィール情報、SNS利用情報、マイページ情報、SNS招待情報、コミュニティ利用情報およびコミュニティ招待情報が格納されている。
また、管理データベース13にプロフィール管理情報、SNS管理情報、SNS招待者管理情報、コミュニティ管理情報およびコミュニティ招待者管理情報が格納され、複数SNS一元管理データベース14に、複数SNS一元管理情報および共有コミュニティ参加者直接招待情報が格納されている。
さらに、SNSデータベース12および管理データベース13に対応したSNS20のSNSデータベース22、および管理データベース23に、SNS利用登録情報、プロフィール情報、SNS利用情報、マイページ情報、SNS招待情報、コミュニティ利用情報、プロフィール管理情報、SNS管理情報、SNS招待者管理情報、コミュニティ管理情報およびコミュニティ招待者管理情報が、同様に格納された構成であってもよい。
尚、本発明による実施形態のSNS利用者端末11、21、SNS管理者サーバ15は情報処理端末であって、少なくとも、CPU、メモリ、およびHDD等の記憶装置、ディスプレイなどの出力装置、およびキーボードなどの入力装置を含むコンピュータであって、HDDに予め記憶されたプログラムをメモリに読込み、これを実行することによって各種機能の実行を行う。
また、本実施形態では、SNS利用者端末が1台である場合を示しているが、SNSデータベース12、及び管理データベース13に接続された異なる複数のSNS利用者端末が設けられた構成であってもよい。
次に、本実施形態に類似した既存SNSシステムについて、図6、7に基づき説明する。
尚、本実施形態は、この既存SNSシステム(SNS30)におけるSNS管理者サーバ15内に、以下に示す複数SNS一元管理機能、および共有コミュニティ参加者直接招待機能を新たに設けたことを特徴とする。複数SNS一元管理機能と、共有コミュニティ参加者直接招待機能の内容については後述する。
既存SNSシステムであるSNS30のSNS利用者端末11は、SNSデータベース12、および管理データベース13にネットワークを介して接続されている。また、SNS管理者サーバ15も、ネットワーク(NW)を介して、SNSデータベース12、および管理データベース13に接続された構成をとっている。
また、SNS利用者端末11は、以下に示す機能群を備えたSNS利用者端末11−1,11−2,…とネットワークを介して接続されているものとする。
上記構成により、SNS利用者端末(11−1,11−2,11−3…)、およびSNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12内に予め設定されたマイページ、およびコミュニティにアクセスすることができる。
また、SNSデータベース12内におけるマイページ(#a1,a2…)は、各SNS利用者に対応して設定され、各SNS利用者によるエントリ、日記、コメント、メッセージ、およびプロフィールなどの情報を含み、他のSNS利用者から閲覧可能に記録されている。
コミュニティ#A1,2…は、SNS利用者により作成され、各コミュニティの参加者リスト、各コミュニティの参加者(メンバー)で閲覧可能な掲示板、スケジュール情報、イベント情報、ランキング情報などを含むと共に、参加者からの書き込みが可能な状態でSNSデータベース12に記憶されている。
尚、SNS利用者端末(11−1,11−2…)、およびSNS管理者サーバ15はそれぞれ、上述のように、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、およびHDD(Hard Disc Drive)等の記憶装置と、ネットワークを介して情報通信を行う通信手段を備えた情報処理装置であって、HDDからメモリに読み込まれたプログラムに基づき、以下に示す各機能を実現するものとする。
また、以下に示す各機能は、その実行にあたって、SNS利用者端末11、またはSNS管理者サーバ15の予め設定されたメモリが確保されるものとする。
SNS利用者端末11は、図7に示すように、ネットワーク(NW)を介してSNSデータベース12にアクセスすると共に、SNS管理者サーバに対してSNS利用登録申請を行うSNS利用登録機能を有する。このとき、SNS利用者端末11は、SNSデータベースにSNS利用登録情報を送信する。
SNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12にアクセスして、利用者端末からのSNS利用登録情報を参照すると共に、管理データベース13にアクセスしてSNS利用登録情報に基づき承認判定を行う(SNS利用承認機能:参加承認手段に相当)。
ここで、SNS管理者サーバ15、上記SNS利用登録情報に適正なSNS利用登録情報が含まれると判定した場合に、SNS利用承認を行う。
又、SNS利用者端末11は、SNS利用承認がなされた後、SNSデータベース12に対してSNS利用者端末11のユーザのプロフィール情報を登録するプロフィール登録機能を有する。
SNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12内に登録されたSNS利用者端末11のプロフィール情報を参照すると共に、管理データベース13内のプロフィール管理情報にアクセスして、プロフィール情報の登録、更新、および参照などのプロフィール管理を行うプロフィール管理機能を備えている。
更に、SNS利用者端末11は、SNSデータベース12内のSNS利用を開始するSNS利用開始機能を備える。
ここで、SNS利用者端末11は、SNS30のコミュニティ情報、参加ユーザ(メンバー)のマイページやプロフィール情報を取得する。SNS利用者端末11では、コミュニティページ、SNS利用ページを取得して、予め設定されたブラウザなどの閲覧ソフトに出力される。これにより、利用者端末のユーザは、閲覧、書込みなどのSNS利用が行う。尚、上記SNS利用の内容は、管理データベース内に履歴情報(SNS利用情報)として記録される。
SNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12内のSNS利用を開始した利用者端末の利用内容を示すSNS利用情報を参照すると共に、管理データベース13内のSNS管理情報にアクセスしてSNS管理を行うSNS管理機能を備えている。
ここで、SNS管理者サーバは、上記SNS管理機能として、他のSNS利用者端末(例えば11−2,11−3…)からSNS30各利用者のマイページ、エントリ、日記、コメント、メッセージ等を参照可能に記憶、および更新などを行う。また、SNS管理者サーバ15は、書込み閲覧機能に対して、SNSデータベース12内のマイページ情報を参照すると共に、管理データベース13にアクセスしてSNS管理を行う。
また、SNS利用者端末11は、SNSデータベース12内のマイページ、日記、コメント、メッセージ等の書き込みおよび閲覧を行う書込み閲覧機能を有する。
更に、SNS利用者端末11は、ネットワーク(NW)経由で他のSNS利用者を生成されたコミュニティに招待するメールを発信し、SNSデータベース12にコミュニティへの招待メンバーを示すSNS招待情報を登録するSNS招待機能(参加招待手段に相当)を備えている。
SNS管理者サーバ15は、上記SNS招待機能に対して、SNSデータベース12内のSNS招待情報を参照すると共に、管理データベース13内のSNS招待者管理情報にアクセスして、SNS招待者リストの生成、および更新などを行い、SNS利用者のSNS招待者管理を行うSNS招待者管理機能を有する。
一方、SNS利用者端末11は、SNSデータベース12のコミュニティを利用するコミュニティ利用機能を備えている。
SNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12内のコミュニティ利用情報を参照すると共に、管理データベース13内のコミュニティ管理情報にアクセスしてコミュニティ管理を行うコミュニティ管理機能を備えている。
ここで、上記コミュニティ管理情報には、SNS30内に設定された各コミュニティ(#A1,A2…)への参加者リスト、各コミュニティ内で参照されるエントリ、書込み、メッセージ等が含まれる。
又、SNS利用者端末11は、ネットワーク(NW)経由でSNSデータベース12に設定された(コミュニティ#A1以外の)他のコミュニティに参加する他コミュニティ参加機能と、SNSデータベース12内の他のコミュニティ内で設定されたコミュニティ内エントリやメッセージに対する書き込み、およびその閲覧を行う他コミュニティ書き込み閲覧機能を有する。
一方、SNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12内のコミュニティ利用情報を参照すると共に、管理データベース13内のコミュニティ管理情報にアクセスしてコミュニティ管理を行うコミュニティ管理機能を備えている。
又、SNS利用者端末11は、SNSデータベース12にコミュニティを作成するコミュニティ作成機能と、作成されたコミュニティに対応してSNSデータベース12内に生成されたコミュニティページやコミュニティの各参加者のマイページへの書き込み、およびそれらの閲覧を行うコミュニティ書き込み閲覧機能を備えている。
尚、上記コミュニティ作成機能が実行されることにより、SNSデータベース12は、当該SNSデータベース12内に作成されたコミュニティの識別情報、コミュニティへの参加者、および参加希望者などがリスト化されたコミュニティ利用情報が生成する。
又、SNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12内のコミュニティ利用情報を参照するとともに、管理データベース13内に予め設定されたコミュニティ管理情報にアクセスして、作成されたコミュニティの識別情報、コミュニティへの参加者および参加希望者等のリスト作成、およびその更新、コミュニティページへの書込み内容の記録などのコミュニティ管理を行うコミュニティ管理機能を有する。
また、SNS利用者端末11は、他のSNS利用者を招待するメッセージ(招待メッセージ)を発信し、SNSデータベース12に、招待元の利用者のプロフィール情報、招待メッセージの内容、招待メッセージの送信先であるSNS利用者のプロフィール情報などを含むコミュニティ招待情報を登録するコミュニティ招待機能を備えている。
このコミュニティ招待機能に対して、SNS管理者サーバ15は、コミュニティ招待情報を参照すると共に、管理データベース13内にアクセスして、招待元利用者のプロフィール情報、招待メッセージの内容、招待メッセージの送信先であるSNS利用者のプロフィール情報、招待元コミュニティの参加者リストなどを含んだコミュニティ招待者管理情報を生成、更新するコミュニティ招待者管理機能を有する。
以上が、既存SNSの一実施例と本実施形態との共通の構成内容の説明である。
また、ここで本実施形態と、上述の既存SNSとの相違点について説明する。
本実施形態のSNS管理者サーバ15は、図1に示すように、SNS10以外の異なるSNS(ここでは、SNS20)の管理データベースに接続され、各管理データベースのプロフィール管理情報、SNS管理情報、SNS招待者管理情報、コミュニティ管理情報およびコミュニティ招待者管理情報(総称として「管理情報」という)を、複数SNS一元管理情報として格納する複数SNS一元管理データベース14を備える。
SNS管理者サーバ15は、複数のSNSそれぞれの管理情報を参照し取得すると共に、複数SNS一元管理情報として複数SNS一元管理データベース14に格納し、この複数SNS一元管理情報に基づき複数SNS一元管理を行う複数SNS一元管理機能を有する。
さらに、本発明では、異なるSNSの利用者を、参加者として含む共有コミュニティ(ここでは、共有コミュニティ#AB1:図1)への参加者は、SNSシステム管理者(ここでは「SNS10の管理者」)が直接、当該共有コミュニティへ招待する(共有コミュニティ参加者直接招待機能)ことにより、共有コミュニティへの参加権限を与えられる。
具体的には、共有コミュニティへの参加が認められた、管理者のSNSと異なるSNS利用者に対して、SNS管理者サーバ15の管理者が、招待メール(メッセージ)を送る。
尚、招待メールを送るのに先立ち、SNS管理者サーバが、招待メッセージの送り先の利用者のプロフィール情報や個人情報が取得されていることが、招待メッセージを送信する前提条件となる。
ここで、SNS管理者サーバ15が、予め設定された特定のプロフィール情報などが取得した場合に、共有コミュニティへの招待メールを自動的に送信する設定としてもよい。
これにより、共有コミュニティ参加者の選択など、SNS管理者の共有コミュニティ管理に係る負担を軽減することができる。
また、SNS管理者は、共有コミュニティへの参加者を、メールアドレスを一元管理できる範囲内で共有コミュニティを管理することができ、その参加者数を一定数に限定することができる。
また、SNS管理者サーバ15は、上記共有コミュニティ参加者直接招待機能により招待されたSNS利用者をリスト化し、共有コミュニティへの参加、及び不参加状況を示す共有コミュニティ参加者直接招待情報を生成し、複数SNS一元管理データベース14に格納すると共に、当該共有コミュニティ参加者直接招待情報および、管理情報に基づき、共有コミュニティの参加者を一元管理する(複数SNS一元管理機能)。
[実施形態の動作説明]
次に、上記実施形態の動作について、図2に基づき説明する。
SNS利用者端末11は、ネットワーク(NW)を介してSNSデータベース12にアクセスすると共に、SNS管理者サーバに対してSNS利用登録申請を行う (ステップS101:SNS利用登録機能)。SNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12にアクセスして、利用者端末からのSNS利用登録情報を参照すると共に、管理データベース13にアクセスしてSNS利用登録情報に基づき承認判定を行う(ステップS201:SNS利用承認機能)。
SNS利用者端末11は、SNS利用承認がなされた後、SNSデータベース12に対してSNS利用者端末11のユーザのプロフィール情報を登録する(ステップS102:プロフィール登録機能)。
これに対して、SNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12内に登録されたSNS利用者端末11のプロフィール情報を参照すると共に、管理データベース13内のプロフィール管理情報にアクセスして、プロフィール情報の登録、更新、および参照などのプロフィール管理を行う(ステップS202:プロフィール管理機能)。
更に、SNS利用者端末11は、SNSデータベース12内のSNS利用を開始する(ステップS103:SNS利用開始機能)。ここで、SNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12内のSNS利用を開始した利用者端末の利用内容を示すSNS利用情報を参照すると共に、管理データベース13内のSNS管理情報にアクセスしてSNS管理を行う(ステップS203:SNS管理機能)。
ここで、SNS利用者端末11は、SNSデータベース12内のマイページ、日記、コメント、メッセージ等の書き込みおよび閲覧を行う(S1031:書込み閲覧機能)。
また、SNS利用者端末11は、ネットワーク(NW)経由で他のSNS利用者を生成されたコミュニティに招待するメールを発信し、SNSデータベース12にコミュニティへの招待メンバーを示すSNS招待情報を登録する(S104:SNS招待機能)。これに対して、SNS管理者サーバ15は、上記SNS招待機能に対して、SNSデータベース12内のSNS招待情報を参照すると共に、管理データベース13内のSNS招待者管理情報にアクセスして、SNS招待者リストの生成、および更新などを行い、SNS利用者のSNS招待者管理を行う(ステップS204:SNS招待者管理機能)。
一方、SNS利用者端末11は、SNSデータベース12のコミュニティを利用してもよい。(ステップS105:コミュニティ利用機能)。
ここで、SNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12内のコミュニティ利用情報を参照すると共に、管理データベース13内のコミュニティ管理情報にアクセスしてコミュニティ管理を行う(ステップS205:コミュニティ管理機能)。
このとき、SNS利用者端末11は、SNSデータベース12に設定されたコミュニティ#A1以外の他のコミュニティに参加する(ステップS1051:他コミュニティ参加機能)。また、SNSデータベース12内の他のコミュニティ内で設定されたコミュニティ内エントリやメッセージに対する書き込み、およびその閲覧を行う(ステップS1061:他コミュニティ書き込み閲覧機能)。
尚、上記他コミュニティ参加機能、および他コミュニティ書き込み閲覧機能は、後述する共有コミュニティ参加機能、および共有コミュニティ書込み閲覧機能(図4、図5)にそれぞれ対応する。
ここで、SNS管理者サーバ15は、SNSデータベース12内のコミュニティ利用情報を参照するとともに、管理データベース13内に予め設定されたコミュニティ管理情報にアクセスして、作成されたコミュニティの識別情報、コミュニティへの参加者および参加希望者等のリスト作成、およびその更新、コミュニティページへの書込み内容の記録などのコミュニティ管理を行う(ステップS205:コミュニティ管理機能)。
又、SNS利用者端末11は、ステップS105に続いて、SNSデータベース12にコミュニティを作成する(ステップS1052:コミュニティ作成機能)。
また、SNS利用者端末11は、作成されたコミュニティに対応してSNSデータベース12内に生成されたコミュニティページやコミュニティの各参加者のマイページへの書き込み、およびそれらの閲覧を行う(ステップS1062:コミュニティ書き込み閲覧機能)。
SNS利用者端末11は、他のSNS利用者を招待するメッセージ(招待メッセージ)を発信し、SNSデータベース12に、招待元の利用者のプロフィール情報、招待メッセージの内容、招待メッセージの送信先であるSNS利用者のプロフィール情報などを含むコミュニティ招待情報を登録する(ステップS1063:コミュニティ招待機能)。
このコミュニティ招待機能に対して、SNS管理者サーバ15は、コミュニティ招待情報を参照すると共に、管理データベース13内にアクセスして、招待元利用者のプロフィール情報、招待メッセージの内容、招待メッセージの送信先であるSNS利用者のプロフィール情報、招待元コミュニティの参加者リストなどを含んだコミュニティ招待者管理情報を生成、更新する(ステップS206:コミュニティ招待者管理機能)。
SNS管理者サーバ15は、複数のSNSそれぞれの管理情報を参照し取得すると共に、複数SNS一元管理情報として複数SNS一元管理データベース14に格納し、この複数SNS一元管理情報に基づき複数SNS一元管理を行う(ステップS207:複数SNS一元管理機能)。
SNS管理者サーバ15は、共有コミュニティ(#AB1)参加者直接招待機能により招待されたSNS利用者をリスト化し、共有コミュニティへの参加、及び不参加状況を示す共有コミュニティ参加者直接招待情報を生成し、複数SNS一元管理データベース14に格納すると共に、当該共有コミュニティ参加者直接招待情報および、管理情報に基づき、共有コミュニティの参加者を一元管理する(ステップS208:共有コミュニティ参加者直接招待機能)。
以上のように、本実施形態では、共有コミュニティの参加者は、SNSシステム管理者が直接、共有コミュニティへ招待することで参加権限を与えられる(共有コミュニティ参加者直接招待機能)ため、異なるSNS間で設定された共有コミュニティの参加者を一元管理することができる。
[変形例]
次に、本発明の実施形態の変形例について、図3に基づき説明する。
この変形例では、SNS10とSNS20とがそれぞれ独立した別々のSNS(10、20)として設けられ、SNS10のSNS管理者サーバ15からSNS20のSNS管理者サーバ25に対して、SNSの連携依頼が行われ(情報共有依頼手段)、共有コミュニティ#AB1が設定される、他のSNSシステム内コミュニティへの参加者招待機能が実行される。
ここでは、SNS20内にSNS10のSNS管理者サーバ15に対応するSNS管理者サーバ25がSNS20内を有した構成となっている。
また、SNS管理者サーバ25は、SNSデータベース22、および管理データベース23に接続され、SNS管理者サーバ15の有する各機能に対応した機能を備えている。
また、複数SNS一元管理データベース14が、SNS管理者サーバ15および25にネットワークを介して接続され、SNS10およびSNS20の外部に設けられた構成としている。
尚、この複数SNS一元管理データベース14は、例えば、当該複数SNS一元管理データベース14に対して送り込まれた情報の書き込み(記録)処理、および情報の読み出し処理を制御するCPUを備え、SNS10およびSNS20の外部に設けられたサーバマシン内部に設けられた構成とする。
更に、SNS10のSNS管理者サーバ15は、図4に示すように、SNS間連携依頼機能(情報共有依頼手段に相当)、およびSNS共有コミュニティ招待機能を備えた点が、上述の実施形態とは異なる。
また、SNS20のSNS管理者サーバ25は、図5に示すように、SNS管理者サーバ15とほぼ同じ機能を有するが、本変形例では、SNS間連携依頼機能に対するSNS間連携了承機能を備えた点が異なる。
[変形例の動作説明]
変形例におけるSNS利用者端末11、およびSNS管理者サーバ15の有する各機能とその動作フローは、図4、および図5に示すように、上記実施形態におけるSNS利用者端末11、およびSNS管理者サーバ15の備えた各機能(図2)と類似した構成を有する。
以下に、上記実施形態と本変形例における相違点について説明する。
尚、前述した実施形態と同一の部分については、同一の符号を付するものとする。
ここでは、SNS管理者サーバ15からSNS管理者サーバ25に対して、SNSの連携依頼が行われ、共有コミュニティ#AB1が設定される、他のSNSシステム内コミュニティへの参加者招待機能の動作について、図4、および図5に基づき説明する。
この変形例では、管理者サーバ15に、図4に示すように、SNS管理者(事前)連携依頼機能、共有コミュニティ作成機能、および共有コミュニティ招待機能が組み込まれ、また、SNS利用者端末11(SNS10利用者)に、共有コミュニティ参加機能が組み込まれた点が実施形態(図2)の場合と相違する。
また、SNS20のSNS管理者サーバ25、およびSNS利用端末21についても、図2に示す構成とほぼ対応した構成を有するが、図5に示すように、管理者サーバ25に
SNS間連携了承機能、共有コミュニティ作成機能、および共有コミュニティ招待機能が組み込まれ、SNS利用者端末21に共有コミュニティ参加機能が組み込まれた点が相違する。
ここでは、SNS管理者サーバ15が、SNS10とは異なるSNS(ここではSNS20)と連携するコミュニティ(共有コミュニティ#AB1)を立ち上げてSNS内(SNSデータベース12、22)に設定する。
そのため、まず、SNS管理者サーバ15が、共有コミュニティの立ち上げに先立ち、他のSNS(SNS20)における既知のSNS管理者サーバ25に対して、コミュニティ連携を行うことを依頼する事前連携依頼(通信)を送信する(ステップS501:SNS管理者事前連携機能)。
これにより、SNS管理者サーバ15からSNS管理者サーバ25にSNS連携依頼(情報)が送られる。
次いで、SNS管理者サーバ25は、この事前連携依頼を受け、SNS連携を了承するか否かを決定する(ステップS502:SNS連携依頼了承機能)。SNS管理者サーバ25が、SNS連携依頼を了承する場合、SNS連携依頼を了承することを示すSNS連携了承(情報)が、SNS管理者サーバ25からSNS管理者サーバ15に送られる。
ここで、各々のSNS管理者サーバ15、25が管理する各々のSNSコミュニティ同士を連携させる。
SNS連携了承情報を受信したSNS管理者サーバ15が、SNS10内(SNSデータベース12)に共有コミュニティ#AB1を生成する(ステップS503:共有コミュニティ作成機能)。尚、この共有コミュニティ作成機能は、本発明の共有コミュニティ生成手段に相当する。
尚、SNS管理者サーバ15が、SNS10内に予め設定されたコミュニティを共有コミュニティとして設定するようにしてもよい。
ここで、SNS管理者サーバ15は、SNS10利用者のうちの特定の利用者に対して共有コミュニティ#AB1への参加者招待を行う(S504:共有コミュニティ招待機能)。
次いで、上記設定された共有コミュニティ#AB1には、SNS10管理者によって指定されたSNS10利用者(SNS利用者端末11)のみが招待され、ここで、SNS10利用者が共有コミュニティ#AB1に参加する(S505:共有コミュニティ参加機能)。これにより、共有コミュニティ#AB1おける書込み、および閲覧が可能になる。
また、上記共有コミュニティ招待機能の実行(S504)と同時に、他のSNSシステム内コミュニティへの参加者招待機能が実行されることにより、SNS管理者サーバ15からSNS管理者サーバ25に共有コミュニティ#AB1への参加招待が行われ、この参加者招待に応じてSNS20のシステム管理者(SNS管理者サーバ25)が、参加要求信号を返信することで、SNS20内に共有コミュニティ#AB1が生成される(ステップS506:共有コミュニティ作成機能)。
また、SNS10内と同様に、SNS20に設定された共有コミュニティ#AB1に、SNS20利用者のうち、SNS管理者サーバ25(SNS20の管理者)によって指定されたSNS利用者のみが共有コミュニティ#AB1に招待される(共有コミュニティ招待機能)。
これにより、SNS20内の指定されたSNS利用者のみが、共有コミュニティ#AB1に参加することができるので、共有コミュニティの参加者数の増加をSNSシステム管理者が管理できる範囲で抑制することができる。
具体的には、SNS管理者サーバ25からSNS利用者端末21に対して、共有コミュニティ招待通知が行われる(ステップS507:共有コミュニティ招待機能)。SNS利用者端末21が、この共有コミュニティ招待通知に応じることにより、SNS利用者端末21は共有コミュニティの参加者に設定される(ステップS508:共有コミュニティ参加機能)。
これにより、共有コミュニティ#AB1に招待されたSNS利用者端末21は、共有コミュニティ#AB1内で設定されたページへの書き込みおよび閲覧が可能となる。このため、共有コミュニティ#AB1の参加者であるSNS10利用者のエントリ、日記などに対する書込みや、閲覧が可能となる。
以上のように、この変形例においては、各SNS内に設定されたコミュニティの参加者は、各SNSを管理するSNSシステム管理者が直接、設定されたコミュニティへ招待して参加権限を与える(SNSコミュニティ参加者直接招待機能)。また、管理者サーバが、複数SNS一元管理データベースに格納された情報に基づき、各SNSコミュニティの参加者を一元管理する点についても、本発明の上記実施形態の場合と同様である。
尚、上述の変形例に下記に示す機能を追加する設定としてもよい。
すなわち、SNS管理者サーバ15、および25が、設定された各共有コミュニティにおける参加者のプロフィール情報の閲覧レベルを、一律に設定する共有コミュニティ参加者一律設定機能を備えた構成としてもよい。
これにより、共有コミュニティ参加者は、その参加者の間で同一レベルのプロフィール公開を行うことになる。例えば、SNS管理者サーバ(15又は25)が、設定された共有コミュニティ対して実名参加を必須とする設定を行った場合、招待された共有コミュニティ参加者は相互に、相手のプロフィールの実名を参照できるようになる。
既存のSNSシステムでは、SNS参加者が個人ごとに、プロフィール公開のレベルを設定するものが一般的である。
ここでは、共有コミュニティ参加者一律設定機能(開示項目特定手段に相当)を追加することで、共有コミュニティ参加者が、共有コミュニティ内における掲示板、チャット、エントリに対する書込みなどで、対等の立場で議論できるようになる。
また、例えば、共有コミュニティの参加者がコミュニティで発言(エントリ、書込みなど)が行われ、SNS管理者がその発言を不適切と考えた場合に、SNS管理者サーバ15、および25が、その発言を発言者の利用するSNSにおける個人ページ、日記、又はプロフィール情報などへ差戻す不適切発言差戻し機能を備えた構成としてもよい。
また、この不適切発言差戻し機能では、発言の行われた共有コミュニティから発言の内容を削除すると共に、発言のあったページに、上記差戻しされた発言へのリンクを設定するようにしてもよい。
これにより、コミュニティ参加者は、発言の内容を知りたい場合には、設定されたリンクをたどることで発言内容を参照することができる。
例えば、コミュニティ内(SNS内)での発言の内容が削除されると、SNS利用者、およびコミュニティ参加者に対して、SNS内における自由な発言ができない印象を与え得る。
しかしながら、管理者が不適切と考えた発言(書込み)内容を、コミュニティ参加者から直接は発言の内容が見えないようにする一方で、その発言の内容を参照する手段を設定することで、管理者が発言内容を一方的に削除するものではないということを示すことができる。
さらに、この不適切発言差戻し機能を設定することで、不適切とされた発言の内容が発言者自身の個人ページ、日記、又はプロフィールページに表示されることになるため、共有コミュニティ参加者は、自己の発言に対して慎重を期すようになる。このため、エントリー、ブログに対する書込みにおける、祭り、炎上、荒らしなどを効果的に抑制することができる。
以上のように、実施形態、およびその変形例により、異なるSNS利用者間で設定される共有コミュニティの参加者数の増加を、SNSシステム管理者が管理できる範囲で制御することができる。これは、上記共有コミュニティ参加者直接招待機能が実行されることにより、新たなSNS利用者を共有コミュニティに参加させる場合、既成のSNSシステムのように各SNS利用者が自分の知人、友人等に招待メールを送付してSNS内の各コミュニティへの参加権限を与えるのではなく、SNSシステム管理者が新たなSNS利用者を直接、当該共有コミュニティへ招待するためである。また、これにより、参加者を一元管理することができるからである。
このため、共有コミュニティの参加者が増加することなく、各参加者のメールアドレスを一元管理できる範囲内で当該共有コミュニティを運営でき、共有コミュニティへの参加者数を、ある程度絞り込むことができる。
また、共有コミュニティ内で相互に実名を隠して、匿名、ニックネーム、ハンドルネームでSNS内コミュニティに書き込んだとしても、祭り、炎上、荒れ、プライバシーの侵害、個人情報漏洩と言った社会問題につながる事柄を効果的に抑制できる。
共有コミュニティの各参加者のメールアドレスを一元管理できる範囲内で当該共有コミュニティを運営し、共有コミュニティへの参加者数を、ある程度絞り込むことができるため、参加者同士が、お互いに相手の素性を理解できる、顔の見える範囲での意見交流の場を提供することになるためである。
また、各SNSシステム管理者が各SNSへの書き込み内容を常時監視する負担が減り、工数とコストが削減することができる。
これは、参加者同士が、上記のように、共有コミュニティ内でお互いに相手の素性を理解できる、顔の見える範囲での意見交流の場を提供されることで、祭り、炎上、荒れ、プライバシーの侵害、個人情報漏洩といったことがら軽減されるためである。
更には、SNSシステムを企業組織内、企業組織間SNSとして展開利用する場合に、導入懸念を払拭することができる。これについても、参加者同士が、お互いに相手の素性を理解できる、顔の見える範囲での意見交流の場を提供することで、祭り、炎上、荒れ、プライバシーの侵害、個人情報漏洩を抑制でき、各SNSシステム管理者が各SNSへの書き込み内容を常時監視する負担が減り、工数とコストが削減できるためである。
本発明は、企業組織内、企業組織間SNS等に適用することができ、特に、参加者同士が相互に相手の素性を理解できる、顔の見える範囲での意見交流の場を提供するサービスとして有用に適用することができる。
本発明によるコミュニティ管理システムの一実施形態を示す概略構成図である。 図1に開示したコミュニティ管理システムにおける利用者端末、および管理者サーバの構成内容の一例を示す概略ブロック図である。 図1に開示したコミュニティ管理システムの一実施形態を示す概略構成図である。 図3に開示したコミュニティ管理システムにおける利用者端末、および管理者サーバの構成内容と、その処理動作ステップを示すフローチャートである。 図3に開示したコミュニティ管理システムにおける利用者端末、および管理者サーバの構成内容と、その処理動作ステップを示すフローチャートである。 図1に開示したコミュニティ管理システムに係る関連技術の一例を示す概略構成図である。 図1に開示したコミュニティ管理システムに係る関連技術の構成内容と、その処理動作ステップを示すフローチャートである。
符号の説明
10、20、30 SNS(ソーシャルネットワークサービス)
11、21 SNS利用者端末(利用者)
12、22 SNSデータベース
13、23 管理データベース
14 複数SNS一元管理データベース(利用者情報記憶手段)
15、25 SNS管理者サーバ(管理端末)

Claims (3)

  1. 異なるソーシャルネットワークサービスそれぞれを利用している一方および他方の利用者端末と、前記異なるソーシャルネットワークサービスそれぞれに対応して設けられ前記利用者端末の利用者が参加するコミュニティを設定する管理端末とを備えたコミュニティ管理システムであって、
    前記利用者端末から前記各管理端末が取得した管理情報を前記各管理端末から取得し複数SNS一元管理情報として記憶する複数SNS一元管理データベースを備え、
    前記管理端末は、
    前記利用者から送り込まれた前記利用者の個人情報を含む利用者特定情報に基づき前記利用者が前記コミュニティに参加することを承認するか否かを決定する参加承認手段と、
    前記承認された利用者を前記コミュニティに招待する参加招待手段と、
    前記利用者特定情報を他方の管理端末に対してコミュニティの情報共有を依頼する情報共有依頼手段と、
    前記コミュニティの情報共有を許容する場合に、前記複数SNS一元管理データベースに格納した複数SNS一元管理情報に対する書き込みおよび閲覧を許可するレベルを設定することにより他方のソーシャルネットワークサービスの利用者端末との情報共有を行うコミュニティを設定する共有コミュニティ生成手段と、
    を備えたことを特徴とするコミュニティ管理システム。
  2. 前記請求項1に記載のコミュニティ管理システムにおいて、
    前記各ソーシャルネットワークサービスの利用者が参加するコミュニティを前記各ソーシャルネットワークサービス内に設定するローカルコミュニティ設定手段を、前記各管理端末に併設したことを特徴とするコミュニティ管理システム。
  3. 異なるソーシャルネットワークサービスを利用している一方および他方の利用者それぞれを管理する一方および他方の管理端末が、前記一方および他方の利用者が参加するコミュニティを設定するコミュニティ管理方法において、
    前記各管理端末が、前記利用者端末から前記各管理端末が取得した前記利用者の個人情報を含む管理情報を前記各管理端末から取得し、複数SNS一元管理データベースに複数SNS一元管理情報として格納し、
    前記一方の管理端末から前記一方のソーシャルネットワークを利用する際に登録された前記利用者の個人情報を含む利用者特定情報を取得した場合に、
    前記他方の管理端末が
    前記利用者特定情報に基づき前記利用者が前記コミュニティに参加することを承認するか否かを決定し、
    前記コミュニティへの参加を承認した場合に前記利用者を前記コミュニティに招待し、
    前記一方の管理端末から前記一方の利用者による前記コミュニティの情報共有を依頼された場合に当該情報共有を許容するか否かを決定し、
    前記情報共有を許容する場合に、前記複数SNS一元管理データベースに格納した複数SNS一元管理情報に対する書き込みおよび閲覧を許可するレベルを設定することにより、前記一方のソーシャルネットワークサービスの利用者端末との情報共有を行うコミュニティを設定することを特徴としたコミュニティ管理方法。
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