JP4992636B2 - バックライト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置などに用いられ被照明部材をたとえば背面より照射する発光ダイオードを用いたバックライト装置に関する。
液晶表示装置(LCD;Liquid Crystal Display)は、カラーフィルタを備えた透過型の液晶表示パネルを背面側からバックライト装置にて照明することでカラー画像を表示している。バックライト装置の光源としては、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)といった蛍光ランプが多く用いられているが、CCFLは、蛍光管内に水銀を封入するため、環境への悪影響が考えられ、CCFLに代わるバックライト装置の光源として発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)の利用が広がっている。
さらに、発光ダイオードから出射される赤色光、緑色光、青色光を混色することで、色純度の高い白色光を得ることができ、色再現範囲をCCFLと比較して大幅に広げることができる。
図11は、従来のLEDバックライト装置を備えた液晶表示装置の概略断面図である。
従来のLEDバックライト装置では、筐体101に内蔵されたプリント基板104にLED106が実装されており、その上面にLED実装部分に孔をあけた反射シート105zを配置している。そして、LED106から発する光で拡散シート、輝度上昇シートなどの光学部材103を通して液晶パネル102を照明するようになっている。
なお、発光ダイオードを光源として用いるバックライト装置として、絶縁性を有するプリント基板104の上面にLED106を実装し、LED実装領域を除く所定の位置に貫通孔を形成した後、プリント基板104の上面側で貫通孔を塞ぐように、LED実装領域を除く全面に反射シート105zを貼付した構造が知られている(たとえば特許文献1参照)。
また、発光ダイオードを光源として用いるバックライト装置として、発光ダイオード106を表側に実装した発光ダイオード基板104と、発光ダイオード106が発光した光を反射させるべき反射シート105zとを備え、反射シート105zは発光ダイオード基板104の表側に配され、且つ該発光ダイオード106が挿入される貫通孔を有する構造が知られている(たとえば特許文献2参照)。
特開2006−190721号公報 特開2007−80798号公報
ところで、前述したように、LEDを光源として採用することは、環境面あるいは色再現性能面において大きなメリットがあるが、現状ではCCFLと比較してLED素子のコストは非常に高い。また、LEDを実装するためのプリント基板が必要であり、さらに、LEDの光の利用効率を向上させるために、通常はプリント基板上面に反射シートを配置している。そのため、CCFLを光源とするバックライト装置よりもLEDバックライトは、構造が煩雑であるという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、液晶表示パネルを背面側から照明するバックライト装置において、従来よりも構造が簡素になるバックライト装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、液晶表示パネルを背面側から照明するバックライト装置において、少なくとも厚さ方向の一方の面が光を反射する反射面になっている反射シートと、前記反射シートの反射面側で前記反射シートに実装されているLEDと、前記LEDの電極に電気的に接続されると共に前記反射シートの反射面側で前記反射シートに前記LEDから離れて設けられている金属片と、
前記LEDに通電するために前記反射シートの前記反射面とは反対側の面に設けられた回路パターンと、前記金属片と前記回路パターンとを電気的につなぐように前記反射シートを貫通して設けられた導電材と、前記LEDが実装されている箇所で前記反射シートを貫通して設けられた貫通孔と、を有することを特徴とするバックライト装置である。
第2の発明は、第1の発明において、前記貫通孔に充填された伝熱部材と、前記反対側の面に前記回路パターンと互いに離れて形成され前記伝熱部材とつながれた他の回路パターンと、を有するバックライト装置である。
第3の発明は、第2の発明において、前記回路パターン又は前記他の回路パターンは、前記反対側の面において突出して設けられているバックライト装置である。
の発明は、第3の発明のバックライト装置と、前記反対側の面において突出して設けられた前記回路パターン又は前記他の回路パターンと接触する放熱シートと、を備えた照明装置である。
本発明によれば、液晶表示パネルを背面側から照明するバックライト装置において、従来よりも構造が簡素になるという効果を奏する。
[第1の実施形態]
図1、図2は、本発明の第1の実施形態に係るバックライト装置(たとえば直下型バックライト装置)1を備えたカラー液晶表示装置の概略構成を示す図であり、図3は、カラー液晶表示装置の分解斜視図である。なお、図1に示すバックライト装置は放熱シート301を設けていないものであり、図2に示すバックライト装置(図1に示すバックライト装置とは別形態のバックライト装置)には放熱シート301が設けられている。
カラー液晶表示装置は、筐体101と直下型バックライト装置1と光学部材103と液晶パネル102とを備えて構成されている。
筐体101は、たとえば、矩形な枡状に形成されており、筐体101の底面には、矩形な板状の放熱シート301がたとえば密着して設けられている。放熱シート301の上面(筐体101に密着している面とは反対側の面)には、板状の直下型バックライト装置1が密着して設けられている。このように直下型バックライト装置1が設置された状態では、直下型バックライト装置1の上面(放熱シート301に密着している面とは反対の面;筐体101の開口部側の面)に複数のLED106が配置されている。
なお、放熱シート301は、絶縁性を備えて構成されている。具体的には、たとえば、シート状の基材であるポリイミド樹脂の厚さ方向の一方の面に、銅等の金属膜を設け、この金属膜の表面に液体セラミック塗料を塗装して放熱シート301が構成されており、セラミック塗料の塗装されている面が、詳しくは後述する反射シート105の回路パターン3等に接触している(図6参照)。
筐体101の開口部には、拡散シート、輝度上昇シートなどの光学部材103と液晶パネル102とが設けられており、LED106から発する光が光学部材103を通して液晶パネル102を照明するようになっている。
なお、筐体101が大型になった場合、直下型バックライト装置1を分割して複数設けた構成であってもよい。
ここで、直下型バックライト装置1について詳しく説明する。
直下型バックライト装置1は、液晶パネル(カラー液晶表示パネル)102を背面側から照明する装置であり、絶縁性を備えた材料で薄い板状に構成され少なくとも厚さ方向の一方の面が光を反射する反射面になっている反射シート105と、この反射シート105の反射面側で反射シート105に実装されている複数のLED106とを備えて構成されている。なお、反射シート105は、LED106の被実装部材であると共にLED106が発した光の一部を液晶パネル102の側に反射するために設けられている。
また、反射シート105の裏面(反射面とは反対側の面;LED106が実装されている面とは反対側の面)には、各LED106に通電するために回路パターン(配線パターン)3が設けられている。さらに、反射シート105には、各LED106を冷却するための貫通孔208C(図6参照)が設けられている。
直下型バックライト装置1についてさらに詳しく詳しく説明する。
図4は、LED106の概略構成を示す図であり、図2におけるIV矢視図である。図5は、反射シート105を裏面側から見た図であり(図3におけるV矢視図であり)、回路パターン3の概略を示す図である。図6は、LED素子201におけるマウント(実装)の態様の概略を示す断面図である。
反射シート105は、絶縁性と光反射性とを備えた材料で構成されており、反射シート105の厚さ方向の一方の面が、LED106が発した光を反射する反射面になっている。この反射面は、90%以上の反射率で、より好ましくは97%以上の反射率で、LED106が発する白色光を拡散反射するようになっている。
反射シート105は、たとえば、白色のポリエチレンテレフタレート樹脂または白色のポリエステル樹脂等の合成樹脂で構成されている。なお、光の反射率が90%以上であって光を拡散反射することできる反射面を構成することができかつ絶縁性が備わっていれば、上記合成樹脂以外の材料で反射シートを構成してもよい。
各LED106は、反射シート105の反射面に実装されており、白色光を発するようになっている。また、各LED106は、お互いが所定の距離だけ離れて、たとえば格子上に配列されている。
反射シート105の厚さ方向の他方の面(裏面)には、各LED106に通電するための回路パターン3が形成されている。また、反射シート105には、この厚さ方向を貫通する各貫通孔208(208A、208B)が設けられており、各貫通孔208には、導電材(たとえば、導電性ペースト)7が充填されている。導電性ペースト7は、後述する金属片206とボンディングワイヤ202とを介してLED106に通電するために設けられており、LED106と回路パターン3とお互いに電気的につないでいる。
さらに、反射シート105には、前述したように、各LED106が実装されている箇所で反射シート105の厚さ方向を貫通する貫通孔208(208C)が設けられており、貫通孔208Cには、伝熱部材(各貫通孔208A、208Bを満たしている導電性ペースト7と同一の材料で構成されている伝熱部材)7が充填されている。この伝熱部材7によって、各LED106の放熱が効率良くなされるようになっている。
ところで、図4に示すように、1つの白色LED106は、青色光を発生する1つのLED素子201Bと緑色光を発生する1つのLED素子201Gと赤色光を発生する1つのLED素子201Rとを備えて構成されている。各LED素子201B、201G、201Rはお互いが近接して設けられており、各LED素子201B、201G、201Rが発する光が合わさって、白色光が生成されるようになっている。
各LED素子201(201B、201G、201R)は、反射シート105の反射面に直接マウントされている。
ここで、各LED素子201のマウントの態様について、各LED素子201B、201G、201Rのうちの1つのLED素子201を例に掲げて説明する。
図6に示すように、LED素子201はダイボンディング材(導電性接着剤)5で反射シート105に接着されている。LED素子201の近傍であって、反射シート105の反射面には、各金属片206(206A、206B)がLED素子201から離れて、導電性接着剤5により接着されて設けられている。
なお、反射シート105の厚さ方向から眺めた場合、LED素子201を接着している導電性接着剤5の面積は、LED素子201の面積よりも僅かに大きくなっており、LED素子201が導電性接着剤5の内側に位置している。また、各金属片206や導電性接着剤5の関係も、LED素子201の場合と同様になっている。さらに、LED素子201を接着している導電性接着剤5と、金属片206Aを接着している導電性接着剤5と、金属片206Bを接着している導電性接着剤5とは、お互いに離れており電気的に絶縁されている。
LED素子201が設けられている反射シート105の部位には、貫通孔(反射シート105の厚さ方向に貫通している孔)208Cが設けられているが、反射シート105の厚さ方向から眺めた場合、貫通孔208Cの面積は、LED素子201の面積よりも小さくなっており、貫通孔208CがLED素子201の内側に位置している。また、貫通孔208Cには前述したように導電性ペースト7が充填されている。さらに、各金属片206が設けられている反射シート105の部位にも、LED素子201の場合と同様に、貫通孔208が設けられており、この貫通孔208には、前述したように導電性ペースト7が充填されている。なお、各導電性接着剤5と各導電性ペースト7とは、たとえば同じ材料で構成されている。
LED素子201の一方の電極と金属片206Aとの間はボンディングワイヤ202Aによって電気的に接続されており、LED素子201の他方の電極と金属片206Bとの間はボンディングワイヤ202Bによって電気的に接続されている。さらに、たとえば樹脂で構成された封止材203により、LED素子201(201B、201G、201R)、ボンディングワイヤ202(202A、202B)、金属片206(206A、206B)が封止されLED106が形成されている。
反射シート105の裏面(各LED素子201が実装されている面とは反対側の面)には、回路パターン3が形成されている。
図5に示すIVの箇所であって、図5に現れていない反射シート105の反射面(図5に表されている面は、反射シート105の裏面である。)に、LED106が実装されている。なお、回路パターン3が、図5の31、32、33で示すように、3本になっているのは、LED106が、青色LED素子201Bと、緑色LED素子201Gと、赤色LED素子201Rとで構成されており、各LED素子に給電する必要があるからである。
回路パターン3は、たとえば、銅や銀などのフィラーを樹脂に含有させた導電性ペーストをスクリーン印刷により反射シート105の裏面に塗布し熱硬化させることにより形成されているが、反射シート105の裏面に銅などの金属をメッキし、その後エッチングすることにより、回路パターン3を形成してもよい。
図6を参照するに、回路パターン3は、導電性ペースト7を介して金属片206Aとボンディングワイヤ202Aとに導通している回路パターン3Aと、導電性ペースト7を介して金属片206Bとボンディングワイヤ202Bとに導通している回路パターン3Bと、LDE素子201ところに形成されている貫通孔208Cに充填されている導電性ペースト7に導通している回路パターン3Cとを備えて構成されている。
各回路パターン3A、3B、3Cはお互いが離れて反射シート105に設けられていると共に、反射シート105の裏面からの突出高さ(図6における上下方向の寸法)は、お互いがほぼ等しくなっている。そして、直下型バックライト装置1をカラー液晶表示装置に設置した状態では、各回路パターン3A、3B、3Cが放熱シート301に接触しており、放熱シート301への放熱がなされるようになっている。
なお、回路パターン3Cが、貫通孔208Cに充填された導電性ペースト7で構成されていてもよい。
また、青色光を発生するLED素子201Bの近くに、緑色を発生する蛍光体(青色光を発生するLED素子201Bから青色光の照射を受けて緑色を発生する蛍光体)と、赤色を発生する蛍光体(青色光を発生するLED素子201Bから青色光の照射を受けて赤色を発生する蛍光体)とを設けて、白色光を生成するように構成されていてもよい。
また、青色光を発生するLED素子201Bの近くに、黄色を発生する蛍光体(青色光を発生するLED素子201Bから青色光の照射を受けて黄色を発生する蛍光体)を設けて、白色光を生成するように構成されていてもよい。
また、紫外線を発生するLED素子の近くに、青色を発生する蛍光体(紫外線を発生するLED素子から紫外線の照射を受けて青色を発生する蛍光体)と、緑色を発生する蛍光体(紫外線を発生するLED素子から紫外線の照射を受けて緑色を発生する蛍光体)と、赤色を発生する蛍光体(紫外線を発生するLED素子から紫外線の照射を受けて赤色を発生する蛍光体)とを設けて、白色光を生成するように構成されていてもよい。さらには、青色等の単色のLEDのみを単数もしくは複数設けた構成であってもよい。
直下型バックライト装置1によれば、LED106が反射シート105に実装されているので、LED106を実装する基板を、反射板とは別個に設ける必要がなくなり、従来よりも装置の構造を簡素にすることができ、軽量化をはかることができ、製造コストが低減されている。
また、液晶パネル102や光学部材103と平行に対向している反射シート105の反射面にLED106を実装してあるので、LED106を実装する面の面積を充分に確保することができ、この充分な面積のところに多数のLED106を実装することができ、液晶表示装置が大型になっても、直下型バックライト装置1の照度を上昇させることが容易であり、液晶表示装置の明るさを確保することができる。
また、直下型バックライト装置1によれば、回路パターン3が反射シート105の裏面(LED106が実装されている面とは反対側の面)に設けられているので、反射シート105の反射面の反射率が回路パターンによって低下することがなく、直下型バックライト装置1の光の照射強度を低下させることなく照射強度にむらが発生することを防止することができる。
さらに、直下型バックライト装置1によれば、LED106を冷却するための貫通孔(導電性ペースト7が充填されている貫通孔)208Cが設けられているので、LED106による反射シート105等の温度上昇を簡素な構成で防止することができる。
また、直下型バックライト装置1によれば、反射シート105が、材料自体が白色である材料で構成されているので、基材に白色の塗料を塗布した反射シートを製作する場合に比べ、反射シートの製造工数を削減することができる。また、塗料のように剥がれることがないので、反射シートの反射面の耐久性が向上する。
なお、直下型バックライト装置1において、貫通孔208に充填されている導電性ペースト7を削除した構成であってもよい。さらに、LED素子201が設けられている箇所の貫通孔208Cを削除した構成であってもよい。
[第2の実施形態]
図7は、本発明の第2の実施形態に係る直下型バックライト装置1aの概略構成を示す図であり、図6に対応した図である。
本発明の第2の実施形態に係る直下型バックライト装置1aは、反射シート105の反射面に、回路パターン3と同様な回路パターン109を設けてある点が、本発明の第1の実施形態に係る直下型バックライト装置1と異なり、その他の点は、本発明の第1の実施形態に係る直下型バックライト装置1とほぼ同様に構成されており、ほぼ同様の効果を奏する。
なお、第2の実施形態に係る直下型バックライト装置1aにおいては、回路パターンの総てが反射シート105の反射面に設けられているわけではなく、回路パターン(上面回路パターン;反射面回路パターン)109は、直下型バックライト装置1aの回路パターンの一部である。したがって、回路パターンの他の一部(下面回路パターン;裏面回路パターン)110は、反射シート105の裏面に設けられている。
また、第2の実施形態に係る直下型バックライト装置1aでは、図8に示すように、反射シート105に貫通孔107が設けられており、この貫通孔107に導電性ペースト108が充填されている。この導電性ペースト108により、上面回路パターン109と下面回路パターン110とがお互いに電気的に接続されている。
なお、すでに理解されるように、上面回路パターン109は、直下型バックライト装置1aの回路パターンのうちで、反射シート105の反射面に設けられた回路パターンであり、下面回路パターン110は、直下型バックライト装置1aの回路パターンのうちで、反射シート105の反射面とは反対側の面に設けられた回路パターンである。
このように上面回路パターン109と下面回路パターン110とで構成することにより、回路パターン設計時のおける回路パターンの形態の自由度が向上する。なお、図7では示していないが、第2の実施形態に係る直下型バックライト装置1aにおいて、第1の実施形態に係る直下型バックライト装置1と同様に、LED素子201で発生した熱を逃がすための貫通孔と導電性ペーストを設けてあってもよい。
ところで、前述した第1の実施形態に係る直下型バックライト装置1では、下面回路パターン110に対応する回路パターン3しか設けていないが、第1の実施形態に係る直下型バックライト装置1においても、上面回路パターン109と下面回路パターン110とを設けた構成であってもよい。
さらに、後述する第3の実施形態や第4の実施形態に係る直下型バックライト装置1b、1cにおいて、回路パターンを、下面回路パターンのみで構成してもよいし、上面回路パターンと下面回路パターンとで構成してもよい。
[第3の実施形態]
図9は、本発明の第3の実施形態に係る直下型バックライト装置1bの概略構成を示す図であり、図6に対応した図である。
本発明の第3の実施形態に係る直下型バックライト装置1bは、平面実装型LEDパッケージを設けてある点が、本発明の第1の実施形態に係る直下型バックライト装置1と異なり、その他の点は、本発明の第1の実施形態に係る直下型バックライト装置1とほぼ同様に構成されており、ほぼ同様の効果を奏する。
平面実装型LEDパッケージは、成型樹脂205とリードフレーム電極204とからなり、リードフレーム電極204(9)上にLED素子201がマウントされている。
リードフレーム電極204は、インサート成形によって成型樹脂205に一体的に設けられている。なお、リードフレーム電極204は、お互いが導通していない各部位204A、204B、9によって構成されており、部位9にLED素子201がマウントされている。また、部位204Aが回路パターン109Aにたとえば導電性接着剤を介して導通しており、部位204Bがたとえば導電性接着剤を介して回路パターン109Bに導通している。LED素子201は各ボンディングワイヤ202によって各部位204A、204Bに接続されており、LED素子201や各ボンディングワイヤ202は樹脂等の封止材203により封止されている。
[第4の実施形態]
図10は、本発明の第4の実施形態に係る直下型バックライト装置1cの概略構成を示す図であり、図9に対応した図である。
本発明の第4の実施形態に係る直下型バックライト装置1cは、フリップチップ型LED素子を設けてある点が、本発明の第3の実施形態に係る直下型バックライト装置1bと異なり、その他の点は、本発明の第3の実施形態に係る直下型バックライト装置1bとほぼ同様に構成されており、ほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、第4の実施形態に係る直下型バックライト装置1cでは、フリップチップ型LED素子207を反射シート105上にマウントしてある。フリップチップ型LED素子207の電極は導電性ペーストによって回路パターン109に接続されており、封止材203により、LED素子207を封止してある。
なお、上述した各実施形態に係るバックライト装置が発生する光であるが、必ずしも白色である必要はなく、青色や緑色や赤色等の単色であってもよい。すなわち、単数もしくは複数のLED(たとえば、青色等の単色光を発生するLED)のみを用いてバックライト装置が構成されていてもよい。
また、上述した各実施形態に係るバックライト装置を、少なくとも厚さ方向の一方の面が光を反射する反射面になっている反射シートと、この反射シートの反射面側で前記反射シートに実装されている複数のLEDとを有する照明装置として把握してもよい。この照明装置は、たとえば、室内灯(たとえば、天井照明灯や壁面照明灯)やポスターをこの裏側(背面)から照明するための装置として使用される。
本発明の第1の実施形態に係る直下型バックライト装置1を備えたカラー液晶表示装置の概略構成を示す図である。 直下型バックライト装置1を備えたカラー液晶表示装置の概略構成を示す図である。 直下型バックライト装置1を備えたカラー液晶表示装置の分解斜視図である。 LED106の概略構成を示す図であり、図2におけるIV矢視図である。 反射シート105を裏面側から見た図であり、回路パターン3の概略を示す図である。 LED素子201におけるマウントの態様の概略を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る直下型バックライト装置1aの概略構成を示す図であり、図6に対応した図である。 直下型バックライト装置1aの反射シート105に貫通孔107を設け、この貫通孔107に導電性ペースト108を充填し、この導電性ペースト108により、上面回路パターン109と下面回路パターン110とをお互いに電気的に接続した態様を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る直下型バックライト装置1bの概略構成を示す図であり、図6に対応した図である。 本発明の第4の実施形態に係る直下型バックライト装置1cの概略構成を示す図であり、図9に対応した図である。 従来のLEDバックライト装置を備えた液晶表示装置の概略断面図である。
符号の説明
1、1a、1b、1c 直下型バックライト装置
3、3A、3B、3C 回路パターン
5 導電性接着剤
7、108 導電性ペースト
9 部位
101 筐体
102 液晶パネル
103 光学部材
105 反射シート
106 LED
107 貫通孔
109、110 回路パターン
201、207 LED素子
202 ボンディングワイヤ
203 封止材
208 貫通孔
301 放熱シート

Claims (4)

  1. 液晶表示パネルを背面側から照明するバックライト装置において、
    少なくとも厚さ方向の一方の面が光を反射する反射面になっている反射シートと、
    前記反射シートの反射面側で前記反射シートに実装されているLEDと、
    前記LEDの電極に電気的に接続されると共に前記反射シートの反射面側で前記反射シートに前記LEDから離れて設けられている金属片と、
    前記LEDに通電するために前記反射シートの前記反射面とは反対側の面に設けられた回路パターンと、
    前記金属片と前記回路パターンとを電気的につなぐように前記反射シートを貫通して設けられた導電材と、
    前記LEDが実装されている箇所で前記反射シートを貫通して設けられた貫通孔と、
    を有することを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記貫通孔に充填された伝熱部材と、
    前記反対側の面に前記回路パターンと互いに離れて形成され前記伝熱部材とつながれた他の回路パターンと、
    を有することを特徴とする請求項1記載のバックライト装置。
  3. 前記回路パターン又は前記他の回路パターンは、前記反対側の面において突出して設けられていることを特徴とする請求項2記載のバックライト装置。
  4. 請求項3記載のバックライト装置と、
    前記反対側の面において突出して設けられた前記回路パターン又は前記他の回路パターンと接触する放熱シートと、
    を備えたことを特徴とする照明装置。
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