JP4991462B2 - 画像処理装置およびその制御方法およびプログラム - Google Patents

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本発明は、画像処理の際に用いられるパラメータの設定に関する。
従来、パーソナルコンピュータが撮影制御パラメータを設定し、遠隔にあるカメラに送信すると、カメラがその撮影制御パラメータに基づいて撮影処理を実行することが行われている。
特開2007−208526号公報
ユーザは、さらにカメラの撮影範囲における位置を指定して、撮影処理を制御したい場合がある。例えば、スポット測光において、測光位置を指定して、露出を決めたい場合などが上げられる。
そこで、本発明は、ユーザが手間を掛けずに、画像処理の制御パラメータおよび基準位置を直感的な操作で容易に設定できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明は、カメラと接続された画像処理装置であって、前記カメラの被写体の映像を前記カメラから受信する受信手段と、前記カメラの被写体の映像を表示させる表示手段と、アイコンが前記映像にドロップされた位置を検知する検知手段と、前記アイコンと関連づけられた設定ファイルを取得する取得手段と、前記検知された位置および前記設定ファイルに基づいて、撮影処理を実行するための制御コマンドを生成する生成手段と、前記制御コマンドを前記カメラに送信する送信手段とを備え、前記制御コマンドに含まれる前記検知された位置に基づく位置情報は、前記カメラの撮像部の撮影範囲における座標と対応し、前記制御コマンドにしたがって前記カメラは前記被写体の撮影処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは、カメラと接続された画像処理装置において、カメラから受信した被写体の映像にアイコンをドロップ操作するだけで、簡単にカメラの撮影制御のパラメータの値や基準位置を一括して設定できるので、ユーザの利便性が向上する。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1はカメラ100および画像処理装置101を有する、画像処理システムの機能構成の一例を示す図である。図1に示されるように、カメラ100は撮像部111、現像部112、記憶部113、制御部114、操作部115、表示部116、通信部117を有する。画像処理装置101は記憶部121、制御部122、通信部123、表示部124、操作部125を有する。
カメラ100の各機能構成は制御部114による制御に応じて以下の動作を実行する。撮像部111は、測光パラメータや測距パラメータ、シャッタースピード等の設定にしたがって、撮像素子が被写体から受けた光を電気信号に変換する。また、ズーム倍率やストロボ発光ON/OFFの設定にしたがってレンズのズーム倍率やストロボの電源が調整された上で、撮像部111による上述の撮影が行われる。現像部112は電気信号に対して、圧縮処理や伸張処理を行い、画像ファイルを作成する。現像部112は、記録画質やホワイトバランスの設定にしたがって、画像ファイルを作成する。
通信部117は他のカメラや画像処理装置101等の外部機器とデータを送受信する。記憶部113は撮影処理や現像処理で用いられる撮影制御パラメータや、画像ファイルを記憶する。表示部116は各種画面や画像を液晶ディスプレイ等の表示装置に出力する。操作部115は方向ボタン、ダイアル、光学式デジタイザ、タッチペン等の入力装置が操作されることによって入力された入力情報を受け取り、制御部114に伝達する。
次に画像処理装置101について説明する。画像処理装置101は、パーソナルコンピュータ等で実現できる。画像処理装置101の各機能構成は制御部122による制御に応じて以下の動作を実行する。通信部123はカメラ100や他の画像処理装置等の外部機器とデータを送受信する。記憶部121は、OS(Operating System)、遠隔撮影ソフトウェアプログラム、撮影制御パラメータ、画像ファイル、撮影設定ファイル等を記憶する。表示部124は遠隔撮影ソフトウェアプログラムの画面を液晶ディスプレイ等の表示装置に出力する。操作部125はキーボード、ポインティングデバイス、タッチペン、光学式デジタイザ等の入力装置が操作されることによって入力された入力情報を受け取り、制御部122に伝達する。
次に、本実施形態において、画像処理装置101がカメラ100に対して撮影設定の変更を指示する処理について、図2のフローチャートを参照して説明する。以下に説明する処理は、画像処理装置101の制御部122がOSや遠隔撮影ソフトウェアプログラムを記憶部121から読み出して起動し、それらにしたがって動作し、各種モジュール(機能構成)を制御することにより実現される。なお、画像処理装置101およびカメラ100は、有線または無線によって互いに接続されて通信を確立している。
本処理を開始する際に、画像処理装置101が遠隔撮影ソフトウェアプログラムを起動すると、図3(a)に示すような遠隔撮影制御画面300が表示部124により表示装置311に表示される。図3(a)において、301はライブビュー領域であり、現在、カメラ100の撮像部111が捉えている被写体の映像が、カメラ100から画像処理装置101に送信され、表示されている。302はレリーズボタンであり、ユーザのクリック操作に応答して、画像処理装置101はカメラ100にレリーズ指示を送信する。303〜305にはカメラ100における現在の撮影設定の内容が表示される。表示中の撮影設定の内容は、ユーザによる操作に応答して個々に変更可能であり、画像処理装置101がカメラ100に変更を通知すると、カメラ100は設定内容を変更することもできる。図3において、303はISO感度、304は記録画質、305はホワイトバランスの設定表示欄である。
ステップS201において、画像処理装置101は操作部125を介して、図3(b)に示すように撮影設定アイコン321が遠隔撮影制御画面300のライブビュー領域301にドロップされたか否かを検知する。
撮影設定アイコン321は、撮影設定ファイルに関連づけられたアイコンであり、撮影設定ファイルのファイルパスを保持する。
撮影設定ファイルには、図4に示すような撮影時の設定項目についてその値が記述されている。例えば、図4(a)〜(d)に示すようなものがあげられる。記録画質、ファイルサイズ、シャッタースピード、絞り数値、測光モード、クリック合焦ON/OFF、ストロボ発光ON/OFF、クリックホワイトバランスON/OFF、顔検出ON/OFF、露出補正、ISO感度、撮影モード等である。
ここで、クリック合焦とは、ライブビュー領域に表示された映像で、クリック操作により指定した位置に合焦する機能である。また、クリックホワイトバランスとは、ライブビュー領域に表示された映像で、クリック操作により指定した位置が白くなるようにホワイトバランスを調整する機能である。
なお、撮影設定ファイルは画像ファイルであってもよく、この場合、当該画像ファイルに含まれる画像データの撮影に用いられた各設定項目の値が利用される。例えば、Exif形式の画像ファイルには、規格にしたがって各設定項目の値がメタデータとして格納されている。
また、画像処理装置101は撮影設定ファイルを、インターネット上のWebサーバからダウンロードしたり、カメラ100から受信したり、画像処理装置101上でユーザの設定操作により作成される等して、記憶部121に予め記憶している。
ステップS201で撮影設定アイコン321がライブビュー領域301にドロップされたと検知されたとき、ステップS202において、画像処理装置101は撮影設定アイコンのドロップ位置を検知し、位置情報を取得する。また、撮影設定アイコンと対応する撮影設定ファイルを取得する。撮影設定アイコンのドロップ位置情報は、例えば、ライブビュー領域301に表示されている撮影範囲の左下を原点として表される座標である。
ステップS203において、画像処理装置101はステップS202で取得したドロップ位置情報および撮影設定ファイルに記述された各設定項目の値に基づいて、撮影設定コマンドを生成する。
例えば、図4(a)に示すように、測光モードに“スポット測光”が設定されているときは、ドロップ位置を含む所定の範囲でスポット測光するための撮影制御コマンドを生成する。ここで、所定の範囲は遠隔撮影制御プログラムやカメラ100に予め設定されており、一般的には、撮影範囲の2〜3%程度、受光角で1〜2度程度である。遠隔撮影制御プログラムで設定された範囲を利用する場合は、この範囲に関する情報も撮影設定コマンドに含まれる。
あるいは、図4(b)に示すように、クリック合焦設定がONであれば、ドロップ位置を合焦位置にするというコマンドを生成する。
あるいは、図4(c)に示すように、クリックホワイトバランスの設定がONであれば、ドロップ位置を白にするようにホワイトバランスを調整するというコマンドを生成する。
あるいは、図4(d)に示すように、顔検出モードが“ON”に設定されているとき、ドロップ位置を中心として顔検出を行い、検出された顔にピントを合わせるための撮影設定コマンドを生成する。
次にステップS204において、画像処理装置101は通信部123を介して、ステップS203で生成した撮影設定コマンドをカメラ100に送信する。
次に、カメラ100の動作について説明する。以下に説明する処理は、カメラ100の制御部114が内蔵されたOSやファームウエアプログラムにしたがって動作し、各種モジュールを制御することにより実現される。
ステップS211において、カメラ100は通信部117を介して、撮影設定コマンドを画像処理装置101から受信したか検知する。受信したと検知されたとき、ステップS212の処理に進む。
ステップS212において、カメラ100はステップS211で受信した撮影設定コマンドを解析し、撮影制御パラメータを算出する。
なお、撮影設定コマンドに含まれるドロップ位置情報は、画像処理装置101でライブビュー領域301に表示された範囲、つまり、撮像部111の撮影範囲における座標と対応する。
例えば、撮影設定コマンドが、ドロップ位置でのスポット測光を指示するものであった場合、カメラ100は、ドロップ位置を含む所定の範囲を測光の対象範囲として求める。そして、求められた範囲で測光を行い、露出パラメータを決定する。そして、ステップS213で、記憶部113に記録された露出パラメータを更新する。
あるいは、撮影設定コマンドがドロップ位置で合焦するというものであれば、ドロップ位置から合焦位置を求める。そして、ステップS213で、記憶部113に記録された焦点検出パラメータを更新する。
あるいは、コマンドがドロップ位置を白にするようにホワイトバランスを調整するというものであれば、白にする基準位置をドロップ位置から求める。そして、ステップS213で、記憶部113に記録されたホワイトバランスパラメータを更新する。
あるいは、撮影設定コマンドが、ドロップ位置の近傍での顔検出を指示するものであった場合、カメラ100はドロップ位置を中心として周辺の顔領域を検出し、検出された顔領域を合焦位置として求める。また、顔を含む範囲で測光し、露出パラメータを決定する。そして、ステップS213で、記憶部113に記憶された焦点検出パラメータや露出パラメータを更新する。
ステップS213において、上述のようにカメラ100は、ステップS212で算出された撮影制御パラメータによって、記憶部113に記憶された既存の撮影制御パラメータを更新する。
次にステップS214において、カメラ100は記憶部113に記憶された撮影制御パラメータにしたがって、被写体の撮影処理を実行する。例えば、焦点検出パラメータや露出パラメータにしたがって撮影動作を行う。また、撮影された映像をホワイトバランスパラメータにしたがって調整する。
ステップS215において、カメラ100は通信部117を介してステップS214で撮影処理された被写体の映像データを画像処理装置101に送信する。ここで送信された映像データは、画像処理装置101のライブビュー領域301に表示される。
ステップS216において、カメラ100は、本体のレリーズボタンが押下された、あるいは画像処理装置101からレリーズ指示を受信したかを検知する。
ステップS216でレリーズ指示を受けたと検知されたことに応答して、ステップS217において、カメラ100はシャッターを開放する。
ステップS218において、カメラ100はステップS217での撮影により得られた電気信号について、記憶部113に記憶された撮影制御パラメータにしたがって現像処理を実行し、画像ファイルを生成する。例えば、ホワイトバランスパラメータにしたがって現像処理の動作を行う。
ステップS219において、カメラ100はステップS418で生成された画像ファイルを記憶部113に記録する。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザは画像処理装置において、撮影設定アイコンをドラッグアンドドロップ操作するだけで、簡単にカメラの撮影制御パラメータの値や撮影制御の基準位置を一括して設定できるので、ユーザの利便性が向上する。
(第2の実施形態)
本実施形態では、画像処理装置101ではなく、カメラ100自身において、撮影設定の変更を行う場合について説明する。以下、上述した第1の実施形態と同様の部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分について詳細に説明する。
本実施形態における、カメラ100の動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
カメラ100は電源を起動し、ライブビュー撮影モードが設定されると、図6(a)に示すようなライブビュー領域601を表示部116により表示装置に表示する。ライブビュー領域601には、現在、撮像部111が捉えている被写体の映像が表示されている。そして、撮影設定の変更モードへの切替えが指示されると、アイコン領域602に撮影設定アイコン621が一覧表示される。なお、603はレリーズボタン、604はファインダー、605は操作ボタンである。
ステップS501において、カメラ100は操作部115を介して、図6(b)に示すようにユーザがライブビュー領域601に撮影設定アイコン621をドロップしたか否かを検知する。ここで、操作部115としては表示装置が接触センサ付きディスプレイであり、タッチペン等によって操作され、入力情報が入力される。
ステップS501で撮影設定アイコン621がライブビュー領域601にドロップされたと検知されれば、ステップS502において、カメラ100はドロップされた撮影設定アイコンと対応する撮影設定ファイルおよびドロップ位置情報を取得する。カメラ100は撮影設定ファイルをインターネット上のWebサーバからダウンロードしたり、画像処理装置101から受信したり、カメラ100上でユーザの設定操作により作成される等して、記憶部113に予め記憶している。
ステップS503において、カメラ100はステップS502で取得したドロップ位置情報および撮影設定ファイルの各撮影設定項目の値を解析し、撮影制御パラメータを求める。
以降の処理は図2のステップS213〜S219と同様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザはカメラにおいて、撮影設定アイコンをドラッグアンドドロップ操作するだけで、簡単にカメラの撮影制御パラメータの値や撮影制御の基準位置を一括して設定できるので、ユーザの利便性が向上する。
(第3の実施形態)
本実施形態では、画像処理装置101が画像ファイルに対して補正処理を実行する際の補正制御パラメータを設定する場合について説明する。
以下、図7のフローチャートを参照して説明する。以下の処理は画像処理装置101の制御部114がOSや画像補正ソフトウェアプログラムを記憶部121から読み出して起動し、それらにしたがって動作し、各種モジュールを制御することにより実現される。
本処理を開始する際に、画像処理装置101が補正処理ソフトウェアプログラムを起動すると、図8(a)に示すような補正処理画面800が表示部124により表示装置に表示される。図8において801はプレビュー領域であり、802は各項目の設定欄である。プレビュー領域801には、画像処理装置101の記憶部121に記憶された画像ファイルの中からユーザにより選択された画像ファイルの画像が表示されている。
ステップS701において、画像処理装置101は、プレビュー領域801に補正設定アイコン821がドロップされたかどうか検知する。ドロップされたと検知したとき、ステップS702の処理に進む。
ステップS702において、画像処理装置101は補正設定アイコン821と対応する補正設定ファイルおよびドロップ位置情報を取得する。ここで、補正設定アイコンは補正設定ファイルと対応づけられている。また、補正設定ファイルには、図9に示すような画像補正時の設定項目についてその値が記述されている。例えば、図9(a)〜(d)に示すような、ホワイトバランス、明るさ、コントラスト、色合い、色の濃さ、シャープネス等である。
なお、補正設定ファイルは画像ファイルであってもよく、この場合、当該画像ファイルに含まれる画像データの補正に用いられた各設定項目の値が利用される。
また、画像処理装置101は補正設定ファイルを、インターネット上のWebサーバからダウンロードしたり、カメラ100から受信したり、画像処理装置101上でユーザの設定操作により作成される等して、記憶部121に予め記憶している。
次にステップS703において、画像処理装置101はステップS702で取得したドロップ位置情報および補正設定ファイルの設定項目の値に基づいて、補正制御パラメータを求める。
ステップS704において、画像処理装置101はステップS703で求められた補正制御パラメータを記憶部121に記録する。
ステップS705において、画像処理装置101はステップS704で記録された補正制御パラメータに基づいて、画像の補正処理を実行する。
例えば、クリックホワイトバランスがONに設定されていれば、ドロップ位置が白になるようにホワイトバランスを補正する。あるいは、明るさ補正が設定されていれば、ドロップ位置を含む所定の領域を明るさ補正パラメータに合わせて補正する。あるいは、補正制御パラメータでコントラスト補正が設定されていれば、ドロップ位置を含む所定の領域をコントラスト補正パラメータに合わせて補正する。あるいは、補正制御パラメータで色合い補正が設定されていれば、ドロップ位置を含む所定の領域を色合い補正パラメータに合わせて補正する。あるいは、補正制御パラメータで色の濃さ補正が設定されていれば、ドロップ位置を含む所定の領域を色の濃さパラメータに合わせて補正する。あるいは、補正制御パラメータでシャープネス補正が設定されていれば、ドロップ位置を含む所定の領域をシャープネス補正パラメータに合わせてシャープネス補正する。あるいは、補正制御パラメータで赤目補正機能がONに設定されていれば、ドロップ位置を含む所定の領域で瞳の領域を検出し、さらに、赤目が検出されたとき、瞳の色を黒や青等、所定の色に置換する。
ここで、上述したドロップ位置を含む所定の領域とは、例えばドロップ位置を中心として半径が画像全体の縦サイズの10%の円領域である。また、所定の領域は上述した例に限らず、予め画像補正ソフトウェアプログラムまたは補正設定ファイルに保持されている条件によって決定されるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザは画像処理装置において、補正設定アイコンをドラッグアンドドロップ操作するだけで、簡単に、画像補正処理に用いられる設定項目の値や基準位置を一括して設定できるので、ユーザの利便性が向上する。
(他の実施形態)
本発明の目的は上記実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータが記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成される。ここで、コンピュータはCPU又はMPUでもよい。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOperating System(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上記実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施形態におけるカメラおよび画像処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態におけるカメラおよび画像処理装置の動作の一例を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態における画像処理装置が表示する遠隔撮影制御画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における撮影設定項目の一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるカメラ100の動作の一例を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態におけるカメラが表示するライブビュー領域を示す図である。 本発明の一実施形態における画像処理装置の動作の一例を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態における補正処理画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における補正設定項目の一例を示す図である。
符号の説明
100 カメラ
101 画像処理装置
111 撮像部
112 現像部
113 記憶部
114 制御部
115 操作部
116 表示部
117 通信部
121 記憶部
122 制御部
123 通信部
124 表示部
125 操作部

Claims (5)

  1. カメラと接続された画像処理装置であって、
    前記カメラの被写体の映像を前記カメラから受信する受信手段と、
    前記カメラの被写体の映像を表示させる表示手段と、
    アイコンが前記映像にドロップされた位置を検知する検知手段と、
    前記アイコンと関連づけられた設定ファイルを取得する取得手段と、
    前記検知された位置および前記設定ファイルに基づいて、撮影処理を実行するための制御コマンドを生成する生成手段と、
    前記制御コマンドを前記カメラに送信する送信手段とを備え、
    前記制御コマンドに含まれる前記検知された位置に基づく位置情報は、前記カメラの撮像部の撮影範囲における座標と対応し、
    前記制御コマンドにしたがって前記カメラは前記被写体の撮影処理を実行することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記設定ファイルの項目は、記録画質、ファイルサイズ、シャッタースピード、絞り数値、測光モード、合焦のON/OFF、ストロボ発光のON/OFF、ホワイトバランスのON/OFF、顔検出のON/OFF、露出補正、ISO感度および撮影モードのうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記生成手段は、前記検知された位置を含む所定の範囲でのスポット測光、前記検知された位置での合焦、前記検知された位置を白にするホワイトバランス調整および前記検知された位置を中心とした顔検出のうち少なくとも1つを行って撮影処理するよう指示するためのコマンドを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. カメラと接続された画像処理装置の制御方法であって、
    前記カメラの被写体の映像を前記カメラから受信するステップと、
    前記カメラの被写体の映像を表示させるステップと、
    アイコンが前記映像にドロップされた位置を検知するステップと、
    前記アイコンと関連づけられた設定ファイルを取得するステップと、
    前記検知された位置および前記設定ファイルに基づいて画像処理を実行するための制御コマンドを生成するステップと、
    前記制御コマンドを前記カメラに送信するステップとを備え、
    前記制御コマンドに含まれる前記検知された位置に基づく位置情報は、前記カメラの撮像部の撮影範囲における座標と対応し、
    前記制御コマンドにしたがって前記カメラは前記被写体の撮影処理を実行することを特徴とする制御方法。
  5. カメラと接続されたコンピュータに、
    前記カメラの被写体の映像を前記カメラから受信するステップと、
    前記カメラの被写体の映像を表示させるステップと、
    アイコンが前記映像にドロップされた位置を検知するステップと、
    前記アイコンと関連づけられた設定ファイルを取得するステップと、
    前記検知された位置および前記設定ファイルに基づいて画像処理を実行するための制御コマンドを生成するステップと、
    前記制御コマンドを前記カメラに送信するステップとを実行させ、
    前記制御コマンドに含まれる前記検知された位置に基づく位置情報は、前記カメラの撮像部の撮影範囲における座標と対応し、
    前記制御コマンドにしたがって前記カメラは前記被写体の撮影処理を実行することを特徴とするプログラム。
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