JP4989414B2 - Nmrプローブ用アンテナコイルとその製造方法、nmrプローブアンテナコイル用低磁性超電導線材及びnmrシステム - Google Patents

Nmrプローブ用アンテナコイルとその製造方法、nmrプローブアンテナコイル用低磁性超電導線材及びnmrシステム Download PDF

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Description

本発明は核磁気共鳴(NMR)装置において、均一磁場中に設置された試料に対して、所定の共鳴周波数で高周波信号を送信し、自由誘導減衰(FID)信号を受信するために適用するNMRプローブのアンテナコイルとその製造方法に係る。また、NMRプローブのアンテナコイルを構成する線材とNMRシステムに関する。
NMR用プローブは、高周波信号の送信、FID信号の受信用のアンテナコイルと、コイルボビン及び電気回路などから構成されている。アンテナコイルは同調用のコンデンサと組合せることで、同調回路を形成し、高周波パルスの照射により試料中の共鳴子が発するFID信号を受信している。
高周波パルスに対応して発生するFID信号を受信するNMRプローブには、高い感度が求められる。これは、たんぱく質のように測定試料の量が少ない場合、FID信号の強度が特に弱くなるため、感度が低いことで、測定に多大な時間を要するためである。
この感度を向上させるためには、同調回路のQ値を高めることが有効である。Q値とは、共振回路におけるピークの鋭さを表す値であり、下記の式1で求められる。
Figure 0004989414
一方、NMRプローブは優れた分解能も必要であり、この分解能を向上させるためには、アンテナコイルを形成している物質固有の磁化率を低減し、静磁場の歪みを極限まで小さくすることが有効である。
磁場歪の低減とQ値の向上を図るために、常磁性の金属箔と反磁性の金属箔を交互に貼り合わせて、相互の磁性を相殺させることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−11268号公報(要約)
特許文献1には、常磁性の金属箔と反磁性の金属箔を交互に貼り合わせて、少なくとも4層以上積層させて金属積層体とすること、さらに所定の厚みを持った低抵抗の金属箔を前記金属積層体の最外層に配置して、磁化率の微調整をすることが記載されている。
この従来技術のように、常磁性の金属箔と反磁性の金属箔を交互に貼り合わせて、相互の磁性を相殺させることにより、低磁化率の構造体を得ることができる。
しかしながら、厚さ方向が薄い材料となり、材料断面の面抵抗(R)が小さくなるため、Q値の向上が望めない。従来技術の金属積層体において、Q値を向上させるには、アンテナコイル全体を大きくすること、多段アンテナ構造にすること等が必要になり、結果として、プローブ先端部の大型化を招く。
本発明の目的は、低磁化率で、しかも高いQ値を兼備した材料で形成されたNMRプローブ用アンテナコイル及びその材料を提供することにある。
本発明は、磁性の異なる複数の材料を磁性が相殺し合うように組合せた母材部分と、前記母材部分の外周部に設けられた酸化物超電導体層とからなり、前記母材部分が一体化されており、コイル断面形状が丸形状、平角形状、六角形状または四角形状よりなり、ソレノイドコイル状に巻回されることを特徴とするNMRプローブ用アンテナコイルにある。
本発明は、磁性の異なる複数の材料を磁性が相殺し合うように組合せ、伸線加工によってクラッド化して断面形状が丸形状、平角形状、六角形状または四角形状の線材にし、ソレノイドコイル状に巻線したのち、外周面を酸化物超電導体により被覆することを特徴とするNMRプローブ用アンテナコイルの製造方法にある。
本発明は、磁性の異なる複数の材料を磁性が相殺し合うように組合せた母材部分と、前記母材部分の外周部に設けられた酸化物超電導体層とからなり、前記母材部分が一体化されており、断面形状が丸形状、平角形状、六角形状または四角形状よりなることを特徴とするNMRプローブアンテナコイル用低磁性超電導線材にある。
酸化物超電導体層は、その厚みを10μm以上とすることが望ましく、特に10μm以上、1mm以下の範囲とすることが望ましい。酸化物超電導体層は、多くの場合、ディップコート法により、酸化物超電導体の溶液を母材部分の表面に塗布し、焼成することによって形成される。ディップ後の熱処理で酸化物超電導体膜が自己破壊するのを防止するために、厚みの上限値は1mmとすることが好ましい。
アンテナを形成する材料は1本の線材であり、接続箇所を有しないようにすることが望ましい。母材部分の一体化はクラッド加工によって行うことが望ましく、特に押出加工や引抜加工などの伸線加工によって行うことが望ましい。
また、母材部分は常磁性材料と反磁性材料によって構成し、かつ常磁性材料にはPt、Ru、Rh、Pdまたはそれらの合金から選ばれた少なくとも1種を用い、反磁性材料にはAu、Agまたはそれらの合金から選ばれた少なくとも1種を用いることが望ましい。
また、酸化物超電導体には、Bi系の酸化物超電導体を用いることが望ましい。
母材部分と酸化物超電導体層との間には、必要に応じて、母材部分の磁化率を相殺する磁化を有する膜を設けることができる。例えば、伸線加工によってクラッド化した状態で母材部分の配合比にずれが生じた場合には、母材部分の外周部に母材部分の磁化率を相殺する磁化を有する膜を成膜して、磁化率を微調整することが望ましい。
伸線加工によってクラッド化した状態で母材部分が常磁性の場合には、母材部分の外周部にCuやAgなどの反磁性材料膜を成膜することが望ましい。反対に、伸線加工によってクラッド化した状態で母材部分が反磁性の場合には、母材部分の外周部にPtやVなどの常磁性材料膜を成膜することが好ましい。
本発明は、前記した構成のアンテナコイルを有するNMR用プローブを用いて、NMR信号を検出するNMRシステムにある。
本発明により、高いQ値と低磁性を兼備するアンテナコイル線材が得られ、高感度及び高分解能を兼備したNMRプローブを提供することができた。
低磁化率で、さらに高いQ値を兼備した材料で形成されたアンテナコイル及びその材料を提供するためには、常磁性材料と反磁性材料を組合せ、かつ互いの磁化率をキャンセルさせることで磁化率を低減することと、以下の(a)〜(d)に記載のQ値向上項目を同時に満たすことが必要となる。
(a)抵抗値の低い材料を丸線形状にし、断面積を大きくすることで、抵抗を小さくする。
(b)アンテナコイル設置場所を低温化させることで、抵抗を小さくする。
(c)超電導材料を適用し、抵抗値を極限まで小さくする。
(d)接続部を設けない連続的なソレノイド形状とする。
本発明は、このような考えに基づいて為されたものである。
以下、本発明の実施例を示すが、これに先立ち、比較材料として、特許文献1に記載の手法でアンテナコイルを作製し、磁化率及びQ値(300MHzで共振)を測定した。その結果、磁化率は1.5×10−7(体積磁化率)、Q値は300であった。以下の実施例では、この比較例で作製したアンテナコイルのデータと比較することで、材料の評価を実施した。
図1に低磁性超電導線材の母材として適用したAgとPtの複合丸形線材の断面構造を示す。この試作では母材部分1に常磁性材料3としてPt、反磁性材料2としてAgを適用した。アンテナコイル用材料の形状を丸線化することで、抵抗が低減でき、Q値が向上する。また、アンテナコイルは図6に示したようにボビン10に巻線した構造になるため、アンテナコイル全体の強度が向上し、頑丈なNMRプローブを構成することができる。さらに1本の線材でアンテナコイルを形成することにより接続部が存在しなくなるため、接続部の抵抗発生を回避することができる。
以下に、アンテナコイルの製造プロセスを示す。
線材作製に必要な部材として、最外層用Ag管、中間層用Ptシート、および最内層用Ag棒を準備した。
これらを順番に組込んだ後、伸線加工によってクラッド化、さらにφ1.0mmまで線引き加工し、AgとPtの複合線(以下、Ag・Pt複合線と記載する)を作製した。このときのAg管及びAg棒の寸法・肉厚、Ptシートの寸法・肉厚は、予め使用する材料を、アンテナコイルの使用環境と同条件で磁化率測定し、磁性が限りなくゼロに近づく配合比となるように決定した。この場合、Ptシートではなく、管でもかまわない。
次に、作製したAg・Pt複合線の磁化率を測定した。この結果、体積磁化率で−9.0×10−8となり、ほぼ配合比どおりの微小な体積磁化率となることがわかった。
次に作製したAg・Pt複合線をボビン10にソレノイドコイル状に巻線して、コイル形状にした。そして、この外周部に酸化物超電導体層4を形成した。酸化物超電導体層4は、ディップコート法により、Bi2212の溶液を塗布し、焼成することにより行い、Bi2212超電導膜を形成した。この際、885℃×30minの加熱保持時間とし、酸素雰囲気中で熱処理した。このようにして作製した低磁性超電導線材5の断面構造を図2に示す。
次に、作製したソレノイドコイルのQ値を4.2K中で測定した。この結果、Q=12000となり、従来構造のQ値を大幅に上回る結果となった。また、超電導層を形成したAg・Pt複合線の磁化率を測定した。フィールドクール法を適用して測定した結果、体積磁化率で−6.0×10−8となり、微小な体積磁化率となることがわかった。
以上の結果から、高いQ値と低磁性を兼備する超電導アンテナコイル及びその線材を形成することができた。
なお、下記の方法でも同様の効果が得られる。
常磁性材料としては、Pt、Ru、Rh、Pdまたはその合金が、反磁性材料としては、Au、Agまたはその合金が有効である。なぜならば、これらは、酸素雰囲気で熱処理するため酸化しにくい材料であること、磁化の温度依存性が小さいこと、低抵抗材料であること、靭性が比較的高いこと、などを兼備しているからである。これらの中でも、今回試作したAgとPtの組合せが最も好ましい。
母材の構成材料は、合金でも適用可能であるが、組成のばらつきなどで、磁化率や抵抗が変化する場合があり、またキュリー常磁性を示した場合には、低磁場と高磁場での磁化の変化率が異なるため、低磁場の実験結果を用いた高磁場側の設計が困難になる。そのため、合金よりは純金属を適用することが望ましい。
また、組合せが可能な母材の材料は、酸化物超電導層の生成熱処理を経由するので、融点が900℃以上の材料であることが好ましい。
線材断面構造としては、図3〜図5に示すように、中央部に高強度のAg合金が存在する構造、5重構造、Ptが面内に分散したPt多芯化構造等が適用可能であり、本実施例の場合と同様の効果が得ることができる。またAgやPtの配置を逆にした構造でも同様の効果が得られる。図3は、最内層をAgと、その外側をPtとして、交互にAgとPtを配置して5重構造の低磁性超電導線材6としたものである。図4は、Ag棒の面内にPtが分散した低磁性超電導線材7を示している。図5は、中央部に高強度のAg合金8が存在し、その外側にAgが存在し、以下、PtとAgが交互に存在する低磁性超電導線材9を示している。
伸線加工は、ドローベンチ加工、押出し加工、その他の伸線加工、静水圧プレス加工、圧延加工などでも同様の効果が得られる。
この試作では最終加工径をφ1.0mmとしたが、アンテナコイルのインダクタンスや寸法の仕様により任意に決定できる。実際の運転上は、φ0.1mm〜φ3.0mmが望ましい。
今回の線材作製では、体積磁化率が−9.0×10−8となったが、伸線時の影響で、配合比にずれが生じた場合には、母材の最外層に所定の膜を成膜して、微調整することで、低磁性化することが可能である。
加工上がりの線材が常磁性の場合には、CuやAgの反磁性材料膜を成膜する。加工上がりの線材が反磁性の場合には、PtやVなどの常磁性材料膜を成膜する。なお、この際、成膜後の通電特性に影響しないレベルの膜厚、材料が望ましい。また成膜する方法は、乾式、湿式など製法は問わないが、膜厚調整がしやすい手法で行うことが望ましい。
磁化率の微調整方法として、母材の外周部をエッチングして、所定の磁化率にすることも可能である。この方法では、表面の凹凸が大きくなるため、ディップコート法などでは有効である。
線材形状は、丸線または平角形状としたが、六角形状や四角形状でも同様の効果が得られる。
本発明で作製した低磁性超電導線材の母材部分の断面図である。 本発明で作製した低磁性超電導線材の断面図である。 低磁性超電導線材における母材部分の別の例を示す断面図である。 低磁性超電導線材における母材部分の更に別の例を示す断面図である。 低磁性超電導線材における母材部分の他の例を示す断面図である。 本発明の実施例によるアンテナコイルの斜視図である。
符号の説明
1…母材部分、2…反磁性材料、3…常磁性材料、4…酸化物超電導体層、5…低磁性超電導線材、6…低磁性超電導線材、7…低磁性超電導線材、8…Ag合金、9…低磁性超電導線材、10…ボビン。

Claims (14)

  1. ソレノイドコイル状に巻回されたNMRプローブ用アンテナコイルであって、前記NMRプローブ用アンテナコイルは、管状、シート状、又は棒状の何れかの形状を有する常磁性材料及び反磁性材料を、磁性が相殺し合うように組合せて伸線加工を施すことによってクラッド化し、丸形状、平角形状、六角形状または四角形状の何れかのコイル断面形状に成形された母材部分と、前記母材部分の外周部に設けられた酸化物超電導体層とからなり、前記常磁性材料がPtであり、前記反磁性材料がAgであり、前記酸化物超電導体層がBi系酸化物超電導体層であることを特徴とするNMRプローブ用アンテナコイル。
  2. 前記酸化物超電導体層が10μm以上の厚みを有していることを特徴とする請求項1に記載のNMRプローブ用アンテナコイル。
  3. アンテナを形成する材料が1本の線材であり、接続箇所を有しないことを特徴とする請求項1に記載のNMRプローブ用アンテナコイル。
  4. 前記磁性の異なる複数の材料を伸線加工によってクラッド化した状態で常磁性の場合に、その外周部にAg膜を成膜し、磁性を相殺することを特徴とする請求項1に記載のNMRプローブ用アンテナコイル。
  5. 前記磁性の異なる複数の材料を伸線加工によってクラッド化した状態で反磁性の場合に、その外周部にPt膜を成膜し、磁性を相殺することを特徴とする請求項1に記載のNMRプローブ用アンテナコイル。
  6. 管状、シート状、又は棒状の何れかの形状を有するAg及びPtを、磁性が相殺し合うように組合せ、伸線加工によってクラッド化して断面形状が丸形状、平角形状、六角形状または四角形状の何れかの線材にし、ソレノイドコイル状に巻線したのち、Bi系酸化物超電導体の溶液を前記線材の表面に塗布し、焼成することによって、
    前記線材の外周面をBi系酸化物超電導体により被覆することを特徴とするNMRプローブ用アンテナコイルの製造方法。
  7. 前記磁性の異なる複数の材料を伸線加工によってクラッド化した状態で常磁性の場合に、その外周部にAg膜を成膜し、磁性を相殺することを特徴とする請求項に記載のNMRプローブ用アンテナコイルの製造方法。
  8. 前記磁性の異なる複数の材料を伸線加工によってクラッド化した状態で反磁性の場合に、その外周部にPt膜を成膜し、磁性を相殺することを特徴とする請求項に記載のNMRプローブ用アンテナコイルの製造方法。
  9. 前記伸線加工として、押出加工または引抜加工を行うことを特徴とする請求項に記載のNMRプローブ用アンテナコイルの製造方法。
  10. NMRプローブアンテナコイル用低磁性超電導線材であって、管状、シート状、又は棒状の何れかの形状を有する常磁性材料及び反磁性材料を、磁性が相殺し合うように組合せ、伸線加工を施すことによってクラッド化し、丸形状、平角形状、六角形状または四角形状の何れかのコイル断面形状に成形された母材部分と、前記母材部分の外周部に設けられた酸化物超電導体層とからなり、前記常磁性材料がPtであり、前記反磁性材料がAgであり、前記酸化物超電導体層がBi系酸化物超電導体層であることを特徴とするNMRプローブアンテナコイル用低磁性超電導線材。
  11. 前記酸化物超電導体層が10μm以上の厚みを有していることを特徴とする請求項10に記載のNMRプローブアンテナコイル用低磁性超電導線材。
  12. 前記磁性の異なる複数の材料を伸線加工によってクラッド化した状態で常磁性の場合に、その外周部にAg膜を成膜し、磁性を相殺することを特徴とする請求項10に記載のNMRプローブアンテナコイル用低磁性超電導線材
  13. 前記磁性の異なる複数の材料を伸線加工によってクラッド化した状態で反磁性の場合に、その外周部にPt膜を成膜し、磁性を相殺することを特徴とする請求項10に記載のNMRプローブアンテナコイル用低磁性超電導線材。
  14. 請求項1〜の何れかに記載のアンテナコイルを有するNMR用プローブを用いて、NMR信号を検出するNMRシステム。
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