JP4989405B2 - 安全帯用フック及び安全帯 - Google Patents

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Description

本発明は、安全帯用フック及び安全帯に関する。詳細には、本発明は、安全帯用フックの鉤部の開閉キャップの開閉機構に関する。
電気、土木、建築などの高所作業では高所作業用安全帯が使用されている。高所作業用安全帯は、ベルト、ベルトに連結された命綱及び命綱の先端に連結されたフックを備えている。高所作業では、ベルトが身体に巻付けられる。フックが構造物に係止される。作業者は命綱の長さにより許容される移動範囲で作業する。万が一、作業者が高所から落下した時には、この安全帯により作業者の墜落事故が防止される。
作業者が、作業場所を変える場合には、新たな作業場所周辺の構造物にフックが係止し直される。フックは係合する場所を変えられるように、フックの鉤口が開閉可能な構造とされている。しかし、作業中に簡単に鉤口が開放されてしまうことがあってはならない。フックは、係止が簡単に開放されない構造を備えている。
従来より使用されているフックは、鉤口を閉鎖する開閉キャップを備えている。開閉キャップが回動することで、鉤口が開閉される。鉤口が開かれた状態でフックは構造物に係止される。係止された後に開閉キャップが閉じられて、フックが構造物から外れないようにされている。更に、この開閉キャップの回動を阻止するために安全キャップが備えられている。安全キャップが解除されて開閉キャップが回動可能とされる構造である。フックは開閉キャップ及び安全キャップの二重の安全装置を備えている。
安全性を確保した上で、作業性を考慮する必要がある。このため、従来のフックは開閉キャップと安全キャップとを手で握る動作でフックの開放が可能な構造とされているものがある。手で握る動作で操作できるフックは、作業性に優れている。しかしながら、フックが作業者と構造物との間に挟まれる場合など特有の状況ではフックの係止が開放される可能性が完全にないとはいえない。
より安全性を確保したフックが実用新案登録第3035268号公報に開示されている。このフックは、開閉キャップ、安全キャップ及びスライドレバーを備えている。このフックでは、開閉キャップがフックの鉤口を塞ぐ。安全キャップが開閉キャップの回動を阻止する。更に、スライドレバーが開閉キャップの回動を阻止する。このフックは、三重の安全装置を備えている。このフックでは、スライドレバーが開閉キャップの回動を許容する向きにスライドさせられる。その後に、安全キャップと開閉キャップが握られる。この動作により、開閉キャップが回動させられてフックの鉤口が開放される。
このフックの鉤口の開放には、まず、スライドレバーをスライドさせる。このスライドレバーは、開閉キャップ及び安全キャップとは別体である。このスライドレバーのスライド方向はフックを握る向きと異なっている。フックを握る方向の外力により誤ってフックが開放されることがない。前述の二重の安全装置を備えたフックに比べ、より安全性に優れている。
実用新案登録第3035268号公報
このフックの鉤口を開放するとき、作業者は、スライドレバーをスライドさせる操作と安全キャップ及び開閉キャップを回動させる動作との2つの動作が必要となる。スライドレバーは、安全キャップ及び開閉キャップと別体であり、スライド方向が、フックが握られる方向と異なる。スライドレバーをスライドさせる操作と安全キャップ及び開閉キャップを回動させる動作との間には、フックの握り直し若しくは持ち替え動作が必要となる。安全性には優れるが、操作性に劣る。
本発明の目的は、開閉キャップ及び安全キャップの開閉に関して、安全性と操作性とを兼ね備えた安全帯用フック及び安全帯の提供にある。
本発明に係る安全帯用フックは、フック本体と、開閉装置と、第一安全装置と、第二安全装置とを備えている。フック本体は、先端に位置する鉤部を備えている。鉤部は、鉤部本体と、鉤部本体から屈曲して延びる鉤部先端と、鉤部本体と鉤部先端の間に鉤口を備えている。開閉装置は、開閉キャップと、弾性体とを備えている。開閉キャップは、開閉キャップ先端を備えている。開閉キャップは、フック本体に摺動可能に取り付けられている。開閉キャップ先端は、鉤部先端と鉤部本体の間で移動可能にされている。開閉キャップ先端は、弾性体の付勢力により鉤部先端に当接して鉤口を塞いでいる。第一安全装置は、安全キャップと、第一弾性体とを備えている。安全キャップは、フック本体に摺動可能に取り付けられている。安全キャップは、安全キャップ先端を備えている。安全キャップ先端は、第一弾性体の付勢力により開閉キャップに係合している。第二安全装置は、ロックレバーを備えている。ロックレバーは、開閉キャップ又は安全キャップに摺動可能に取り付けられている。ロックレバーは、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動を阻止する位置に配置されている。ロックレバーは、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動方向にほぼ直交する向きに摺動させられて、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動阻止が解除される。
本発明に係る安全帯用フックは、好ましくは2つの第二安全装置を備えている。一の第二安全装置は開閉キャップに取り付けられている。他の第二安全装置は安全キャップに取り付けられている。
好ましくは、第二安全装置は、ロックレバーと、第二弾性体とを備えている。ロックレバーは、第二弾性体により、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動を阻止する位置に配置されている。ロックレバーは、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動方向にほぼ直交する向きに摺動させられて、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動阻止が解除される。
好ましくは、第二安全装置は、ロックレバーと、第二弾性体とを備えている。ロックレバーは、開閉キャップ又は安全キャップに回動可能に取り付けられている。ロックレバーは、第二弾性体により、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動を阻止する位置に配置されている。ロックレバーは、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動方向にほぼ直交する向きに回動させられて、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動阻止が解除される。
本発明に係る安全帯は、ベルトと、ベルトに連結された命綱と、命綱に連結されたフックとを備えている。フックは、フック本体と、開閉装置と、第一安全装置と、第二安全装置とを備えている。フック本体は、先端に位置する鉤部を備えている。鉤部は、鉤部本体と、鉤部本体から屈曲して延びる鉤部先端と、鉤部本体と鉤部先端の間に鉤口を備えている。開閉装置は、開閉キャップと、弾性体とを備えている。開閉キャップは、開閉キャップ先端を備えている。開閉キャップは、フック本体に摺動可能に取り付けられている。開閉キャップ先端は、鉤部先端と鉤部本体の間で移動可能にされている。開閉キャップ先端は、弾性体の付勢力により鉤部先端に当接して鉤口を塞いでいる。第一安全装置は、安全キャップと、第一弾性体とを備えている。安全キャップは、フック本体に摺動可能に取り付けられている。安全キャップは、安全キャップ先端を備えている。安全キャップ先端は、第一弾性体の付勢力により開閉キャップに係合している。第二安全装置は、ロックレバーを備えている。ロックレバーは、開閉キャップ又は安全キャップに摺動可能に取り付けられている。ロックレバーは、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動を阻止する位置に配置されている。ロックレバーは、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動方向にほぼ直交する向きに摺動させられて、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動阻止が解除される。
本発明に係る安全帯用フックでは、開閉キャップ及び安全キャップが回動する方向と第二安全装置のロックレバーの摺動の方向がほぼ直交している。このフックでは、開閉キャップ及び安全キャップを手で握った状態で、第二安全装置のロックレバーの摺動の操作が可能となっている。このフックは、安全性と操作性とを兼ね備えている。本発明に係る安全帯は、安全性と操作性とを兼ね備えている。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るフック2が取り付けられた安全帯100が示された正面図である。この安全帯100は、ベルト102と、角環104と、伸縮調節器106と、ロープ108と、フック2とを備えている。ロープ108は命綱である。フック2はロープ108の一端に連結されている。ロープ108の他端は、伸縮調節器106に通されて、伸縮調節器106に連結されている。伸縮調節器106は、角環104に連結されている。角環104は、ベルト102に連結されている。このフック2は、命綱であるロープ108を介してベルト102に連結されている。このフック2は、角環104と伸縮調節器106を介してベルトに連結されている。フック2は、命綱を介してベルトに連結されていればよく、角環104及び伸縮調節器106に代えて他の連結金具を用いて命綱とベルトが連結されても良いし、命綱が直接ベルト102に連結されていてもよい。
図2は、図1のフック2が示された正面図である。図3は、図1のフック2の一部分の拡大断面図である。説明の都合上、図2において左右方向が水平方向とされている。このフック2は、フック本体4、開閉装置6及び第一安全装置8及び第二安全装置10を備えている。
フック本体4は、図2の鉛直方向に厚みのある板状の形状である。このフック本体4は図2の紙面に平行な平面11と鉛直な側面12から形成されている。フック本体4は、先端に位置する鉤部13と、後端に位置する環部14とを備えている。この環部14には図示しない命綱が連結される。鉤部13は、鉤部本体16と、鉤部先端18と、係止部20と、鉤口22とを備えている。鉤部先端18は、鉤部本体16から上方に屈曲して延びて形成されている。係止部20は、鉤部本体16と鉤部先端18の間の屈曲形状で形成された凹部である。鉤部本体16と鉤部先端18との間の開口が鉤口22である。
開閉装置6は、軸孔24、長孔26、弾性体座部28、開閉キャップ30及び弾性体36から構成されている。開閉キャップ30は、軸34、ピン35及び突起38を備えている。軸孔24、長孔26及び弾性体座部28は、フック本体4に形成されている。軸孔24は、フック本体4の平面11の後端側の上方に形成されている。長孔26は、フック本体4の平面11の中央付近に形成されている。長孔26は、軸孔24から所定の距離離されて形成されている。長孔26の長孔方向は、長孔26から軸孔24への方向とほぼ直交している。弾性体座部28は、フック本体4の上方の側面12に形成されている。弾性体座部28は軸孔24と鉤部先端18の間に形成されている。
開閉キャップ30は、互いに対向する2面31と、この2面31を一体に連結する連結部32とからなる。連結部32はほぼ水平方向に延びており、連結部32の左端が開閉キャップ先端33の一部分を形成している。開閉キャップ30の右向き後端側には、対向する2面31を跨いで軸34が固定されている。開閉キャップ30の中央部には、対向する2面31を跨いでピン35が固定されている。先端と後端の間の連結部32には、対向する2面の開口向きに突起38が固定されている。この突起38には、弾性体36の一端が配置されている。図2では、弾性体36としてコイルバネが配置されている。
開閉キャップ30は、フック本体4に対して摺動可能に取り付けられる。開閉キャップ30の対向する2面31は、フック本体4の上方の側面12を挟んでいる。対向する2面31は、フック本体4の平面11に平行な面である。軸34は、軸孔24に回転可能に取り付けられている。これにより、開閉キャップ30は、軸34を回転中心にして回動可能となっている。開閉キャップ30の把握部は、ほぼ上下方向に回動可能となっている。開閉キャップ先端33はフック本体4の鉤部本体16と鉤部先端18との間に位置している。開閉キャップ先端33は、鉤部本体16と鉤部先端18との間でほぼ上下方向に回動可能である。ピン35は、フック本体4の長孔26に通されている。ピン35は、開閉キャップ30の回動に伴い、長孔26内を移動する。弾性体36の他端は、フック本体4の弾性体座部28に係合している。この弾性体36は、開閉キャップ30をフック本体4から押し離す向きに付勢している。開閉キャップ先端33は、鉤部先端18に付勢されている。鉤口22は、開閉キャップ先端33が鉤部先端18に付勢されて閉じられている。
第一安全装置8は、第一軸孔40、第一弾性体座部42、安全キャップ44、及び第一弾性体49から構成されている。安全キャップ44は、第一軸48及び第一突起50を備えている。第一軸孔40及び第一弾性体座部42はフック本体4に形成されている。第一軸孔40は、フック本体4の平面11の中央の下方に形成されている。第一弾性体座部42は、フック本体4の下方の側面12に形成されている。第一弾性体座部42は、第一軸孔40から右向きのフック本体4の後端側の側面12に形成されている。
安全キャップ44は、互いに対向する2面45と、この2面45を一体に連結する連結部46とからなる。この連結部46は、ほぼ水平方向に延びている。安全キャップ先端47は、第一軸48から上方に向かって延びている。安全キャップ先端47は、互いに対向する2面45からそれぞれ延びている。安全キャップ先端47には、凹部52が形成されている。第一軸48は、安全キャップ44の対向する2面45を跨いで固定されている。安全キャップ44の連結部46には、対向する2面の開口向きに第一突起50が固定されている。この第一突起50には、第一弾性体49の一端が配置されている。図2では、第一弾性体49としてコイルバネが配置されている。
安全キャップ44は、対向する2面45の間にフック本体4の下方の側面12を挟んで摺動可能に取り付けられる。対向する2面45は、フック本体4を間にして、フック本体4の平面11に平行な面である。第一軸48は、第一軸孔40に回動可能に取り付けられている。これにより、安全キャップ44は、第一軸48を回転中心として回動可能となっている。安全キャップ44の把握部は、ほぼ上下方向に回動させられる。安全キャップ先端47は、フック本体4を間に挟んで摺動可能となっている。この安全キャップ先端47は、開閉キャップ30の対向する2面の間に摺動可能に位置している。開閉キャップ先端33が鉤部先端18に当接している位置で、凹部52はピン35に係合している。第一弾性体49の他端はフック本体4の第一弾性体座部42に係合している。第一弾性体49は安全キャップ44の凹部52をピン35に向けて付勢している。この凹部52とピン35との係合により、開閉キャップ30の鉤口開放向きの回動が阻止されている。
第二安全装置10は、ロック受け面54、凹部56、ロックレバー58、第二弾性体60、第二弾性体止め具62及び長孔64から構成されている。ロック受け面54及び凹部56は、フック本体4の上方の側面12に形成されている。ロック受け面54と凹部56とは、軸孔24と鉤部先端18との間に形成されている。長孔64は、開閉キャップ30の連結部32に形成されている。長孔64の長孔方向は、ほぼ水平方向になっている。
ロックレバー58は、ロック棒66、つまみ68及び円板70からなる。ロック棒66は開閉キャップ30の連結部32に形成された長孔64に通されている。つまみ68と円板70とは長孔64を間にしてロック棒66に固定されている。つまみ68及び円板70によりロック棒66は長孔64からの抜け止めされている。ロック棒66は、長孔64の長手方向に摺動可能にされている。第二弾性体止め具62は、開閉キャップ30の連結部32に固定されている。第二弾性体止め具62は、長孔64からその長孔方向に所定距離を離されている。第二弾性体60の一端がこの第二弾性体止め具62に、他端がロック棒66に固定されている。ロック棒66は第二弾性体60により第二弾性体止め具62の向きに付勢されている。ロック棒66は長孔64の左側内面に当接している。フック本体4の上方の側面12には、ロック受け面54が形成されている。ロック棒66が長孔64の左側内面に当接する位置で、ロック棒66の先端は、ロック受け面54に対向している。フック本体4の上方の側面12には、このロック受け面54に連続して凹部56が形成されている。凹部56は、ロック受け面54より右側位置に形成されている。
図2のフック2では、開閉キャップ先端33は、弾性体36の付勢力により鉤部先端18に当接している。鉤口22は開閉キャップ30により閉じられている。これにより、係止部20に係止された構造物71が抜け止めされている。第一弾性体49の付勢力により安全キャップ44の凹部52は、開閉キャップ30のピン35に当接している。これにより、開閉キャップ30の鉤口22を開放する向きの回動が阻止されている。第二弾性体60によりロック棒66は長孔64の左側内面に当接している。この当接位置ではロック棒66の先端はロック受け面54に対向している。開閉キャップ30の鉤口22を開放する向きに回動すると、ロック棒66の先端がロック受け面54に当接する。開閉キャップ30は、鉤口22を開放する向きの回動を阻止されている。このフック2は、三重の係止外れ防止が図られている。
このフック2の使用方法が説明される。図2のフック2の開閉キャップ30及び安全キャップ44が手で握られる。握ったまま、フック2が後端側に引かれる。フック2は構造物71に係止されている。手は、握られた状態でフック2に対して後端側にスライドする。この手のスライドによりロックレバー58は、第二弾性体60の付勢力に抗して後端側に摺動する。ロック棒66は凹部56の上方に移動させられる。これにより、第二安全装置10による開閉キャップ30の回動阻止が解除される。
この操作ためには、ロックレバー58は、開閉キャップ30と安全キャップ44とを握った状態で操作できる位置にあればよい。ロックレバー58は、開閉キャップ30又は安全キャップ44に取り付けられることが好ましい。第二安全装置10は、開閉キャップ30の対向する二面31に取り付けても良い。このフック2では、ロックレバー58はフック2の後端側にスライドさせているが、先端側にスライドさせる構造でもよい。この場合、第二弾性体60は右向きに付勢してロック棒66は長孔64の右側内面に当接させる。凹部56は、ロック受け面54より左側位置に形成される。フック2は鉤口22を塞ぐ開閉キャップ30が構造物71に押し付けられる。手は、握られた状態でフック2に対して先端側にスライドする。この手のスライドにより、ロックレバー58は、先端側に第二弾性体60の付勢力に抗して後端側に摺動する。ロック棒66は凹部56の上方に移動させられる。これにより、第二安全装置10による開閉キャップ30の回動阻止が解除される。
次に、安全キャップ44が握られる。安全キャップ44は第一弾性体49の付勢力に抗して第一軸48を中心に回動させられる。この回動により、凹部52とピン35の係合が解除される。第一安全装置による開閉キャップ30の回動阻止が解除される。
次に、開閉キャップ30が握られる。開閉キャップ30は弾性体36の付勢力に抗して軸34を中心に回動させられる。この回動により、開閉キャップ先端33が鉤部先端18から離れて、鉤口22が開放される。
ここでは、説明の便宜上、ロックレバー58、安全キャップ44及び開閉キャップ30の操作を別々に説明したが、実際には、一連の操作となる。フック2が握られて、ロックレバー58がスライドさせられつつ、安全キャップ44が握られつつ、開閉キャップ30が握られる。このフック2では、フック2を握り直すこと無しに一連の操作で、フック2の鉤口22が開放された状態となる。
図4は、図1のフック2が示された正面図である。図4では、このフック2の鉤口22は、前述の操作により開放された状態である。この状態で、構造物71は、フック2から外される。
その後、新たな作業場所の構造物71に、鉤口22を通してフック2がかけられる。フック2を握る手の力が緩められると、開閉キャップ30は弾性体36の付勢力により軸34を中心に回動させられる。この回動により、開閉キャップ先端33が鉤部先端18に当接する。鉤口22が閉じられる。
安全キャップ44は、第一弾性体49の付勢力により、第一軸48を中心に回動させられる。この回動により、凹部52とピン35とが係合させられる。これにより、開閉キャップ30の鉤口22を開放する向きの回動が阻止されている。
ロックレバー58は、第二弾性体60の付勢力により、ロック受け面54と対向する位置に引き戻される。これにより、開閉キャップ30の鉤口22を開放する向きの回動が阻止されている。
ここでは、説明の便宜上、開閉キャップ30、安全キャップ44及びロックレバー58の動作を別々に説明したが、実際には、一連の動作となる。安全キャップ44が回動させられて、鉤口22が閉じられる。閉じられるとほぼ同時に安全キャップ44の凹部52がピン35に係合させられつつ、ロックレバー58がロック受け面54と対向する位置に引き戻される。
この一連の動作で、フック2は、図2の状態に戻る。ロックレバー58のスライドは、バネによらず、2位置で切り替え可能なレバーであってもよい。このフック2では、第二弾性体60が開閉キャップの摺動を阻止する位置にロックレバー58を自動で引き戻す。このフック2は、より安全性が高くなっている。
フック2が構造物71に係止されていない状態からでも、このフック2では、一連の操作で鉤口22が開放された状態にできる。図示しない構造物の突起物にフック2の係止部20が通され、フック2が係止される。フック2が係止された状態で、前述の係止の解除方法と同様にすることで、鉤口22が一連の操作で開放される。鉤口22を開放した状態で、フック2は別の構造物71に係止し直される。フック2が別の構造物71に係止された後にフック2を握る力が緩められと、弾性体36、第一弾性体49及び第二弾性体60により図2の係止状態に戻る。
ベルト102に、フック2を仮係止するリングを備えてもよい。作業者は、構造物から外したフック2をベルトのリングに係止する。フック2を係止した状態で、新たな作業場所に移動する。作業者が前述の構造物71からのフック2の係止の解除方法と同様にすることで、フック2はリングの係止が解除される。係止が解除されたフック2は、新たな作業場所の構造物71に係止し直される。フック2を握る力が緩められと、弾性体36、第一弾性体49及び第二弾性体60により図2の係止状態に戻る。このベルト102は、構造物の突起物などを必要とせず、よりフック2の操作性に優れる。
このフック2は、フック2を握り替えたり握り直したりせずに、一連の操作でフック2の係止と解除とができる。フック2には、開閉装置6、第一安全装置8及び第二安全装置10により、三重の安全装置を備えている。
このフック2では、鉤口22の開放は、開閉キャップ30は下方に向かって回動させる。安全キャップ44は上方に向かって回動させる。ロックレバー58は、左右方向にスライドさせられる。このフック2では、開閉キャップ30の回動方向とロックレバー58のスライド方向がほぼ直交している。このため、一方向の外力により、誤って鉤口22が開放される危険がない。
図5は、本発明の他の実施形態に係るフック72が示された正面図である。ここでは、図1に示されたフック2と異なる構成について説明される。フック2と同じ構成についてはその説明が省略される。このフック72では、第二安全装置10が第一安全装置8に取り付けられている。
第二安全装置10を構成する、ロック受け面54及び凹部56は、フック本体4の下方の側面12に形成されている。第二安全装置10は、安全キャップ44の後方に取り付けられている。第二安全装置10は、安全キャップ44の連結部46に取り付けられている。第二安全装置10により、安全キャップ44の回動が阻止されている。第二安全装置10の位置が異なるが、このフック72の操作方法はフック2と同じである。フック72が握られて、ロックレバー58がスライドさせられ、安全キャップ44が握られつつ、開閉キャップ30が握られる。この一連の操作で、フック72の鉤口22が開放された状態となる。
この実施形態においても、安全キャップ44の把握部は上方に向かって回動させられる。ロックレバー58のスライド方向は、安全キャップ44の回動方向とほぼ直交している。このため、一方向の外力により、誤って鉤口22が開放される危険がない。
安全キャップ44の回動方向は、開閉キャップ30が握られる際に同時に解除できる向きであればよい。安全キャップ44が開閉キャップ30と同時に握れる位置にあればよい。第二安全装置10は、安全キャップ44の対向する二面46に取り付けても良い。この実施形態では、安全キャップ44は上方に向かって回動させているが、図5の鉛直方向に回動させても良い。フック2を手で握る操作で、安全キャップ44及び開閉キャップ30の操作が可能である。
この実施形態では、第二安全装置10は安全キャップ44に取り付けられている。ロックレバー58のスライド方向は、安全キャップ44の回動方向とほぼ直交していればよい。これにより、一方向の外力により誤って鉤口22が開放される危険がない。
図6は、本発明の更に他の実施形態に係るフック73が示された正面図である。ここでは、図1に示されたフック2と異なる構成について説明される。このフック73では、2つの第二安全装置10が取り付けられている。一の第二安全装置10が開閉装置6に取り付けられている。更に、他の第二安全装置10が第一安全装置8に取り付けられている。このフック2は、四重の安全装置を備えている。
第二安全装置10が2つである点で異なるが、このフック73の操作方法はフック2と同じである。フック73が握られて、2つのロックレバー58がスライドさせられつつ、安全キャップ44が握られつつ、開閉キャップ30が握られる。この一連の操作で、フック73の鉤口22が開放された状態となる。このフック73は握り直したり持ち直したりせずに、フック73の係止と解除とができる。この一連の操作のため、2つのロックレバー58の摺動向きは同じであることが好ましい。
このフック73では、開閉キャップ30及び安全キャップ44の回動方向と2つのロックレバー58の摺動方向がほぼ直交している。このため、一方向の外力により、誤って鉤口22が開放される危険がない。このフック2は、四重の安全装置により、より安全が確保されている。
図7は、本発明の更に他の実施形態に係るフック74の一部が示された拡大断面図である。ここでは、図1に示されたフック2と異なる構成について説明される。このフック74は、2つの第二安全装置10を備えている。一の第二安全装置10が開閉装置6に取り付けられている。更に、他の第二安全装置10が第一安全装置8に取り付けられている。第二安全装置10は、ロック受け面54、凹部56、ロックレバー76、第二弾性体78、レバーピン80及び長孔64から構成されている。この第二安全装置10は、開閉キャップ30又は安全キャップ44のいずれか一方に取り付けられてもよい。
ロックレバー76は、レバー本体82、ロック突起84及びレバーつまみ86からなる。レバー本体82は中央部には孔が形成された円筒形状である。このレバー本体82の円筒外周面から半径方向にロック突起84及びレバーつまみ86がそれぞれ延びている。第二弾性体78は中央部がU字型に折り曲げ、両端が同じ一方向に延びている。U字型と両端との間は渦巻きバネになっている。
ここでは、開閉キャップ30に取り付けられた第二安全装置10について説明される。安全キャップ44に取り付けられた第二安全装置10も同様であり、その説明は省略される。ロックレバー76は、開閉キャップ30の連結部32に形成された長孔64に通されている。レバーピン80は、長孔64の近傍で、開閉キャップ30の対向する2面31に架け渡されて固定されている。このレバーピン80は、レバー本体82の孔に通されている。これにより、ロックレバー76はレバーピン80に回動可能に保持されている。
このレバーピン80には、第二弾性体78の渦巻きバネが通されている。第二弾性体78のU字型には、ロック突起84が係止されている。第二弾性体78の両端は、開閉キャップ30の連結部32に係止されている。この第二弾性体78の付勢力により、ロックレバー76のレバーつまみ86が長孔64の左側面に当接させられている。フック本体4の上方の側面12には、ロック突起84の先端に対向する位置にロック受け面54が形成されている。フック本体4の上方の側面12には、このロック受け面54に連続して凹部56が形成されている。凹部56は、ロック突起84が第二弾性体78の付勢力に抗して回動させられる向きにロック受け面54に隣接して形成されている。
ロック突起84の先端は、ロック受け面54に対向している。開閉キャップ30が鉤口22を開放する向きに回動すると、ロック突起84がロック受け面54に当接する。この当接により、開閉キャップ30の回動が阻止されている。ロック突起84がロック受け面54と対向する位置で、レバーつまみ86は、レバーピン80に対して左側で長孔64の左側内面に当接することが望ましい。これにより、開閉キャップ30を下方に押し下げる外力により誤ってレバーつまみ86が解除方向に回動することが防止できる。
このフック74の使用方法が説明される。図7のフック74の開閉キャップ30及び安全キャップ44が握られる。握ったまま、フック74が後端側に引かれる。フック74は構造物71に係止されている。手は、握られた状態でフック74に対して後端側にスライドする。この手のスライドによりロックレバー76が、第二弾性体78の付勢力に抗してレバーピン80を中心にして回動する。ロック突起84は凹部56の上方に移動させられる。これにより、第二安全装置10による開閉キャップ30の回動阻止が解除される。
同様にして、安全キャップ44に取り付けられた第二安全装置10が解除される。開閉キャップ30及び安全キャップ44に取り付けられた、2つのロックレバー76の回動向きが同じであることが望ましい。開閉キャップ30及び安全キャップ44を握った手を一方にスライドさせることで2つ第二安全装置10を同時に解除できる。
次に、安全キャップ44が握られる。安全キャップ44は第一弾性体49の付勢力に抗して第一軸48を中心に回動させられる。この回動により、凹部52とピン35の係合が解除される。第一安全装置8による開閉キャップ30の回動阻止が解除される。
次に、開閉キャップ30が握られる。開閉キャップ30は弾性体36の付勢力に抗して軸34を中心に回動させられる。この回動により、開閉キャップ30の先端が鉤部先端18から離れて、鉤口22が開放される。
ここでは、説明の便宜上、ロックレバー76、安全キャップ44及び開閉キャップ30の操作を別々に説明したが、実際には、一連の操作となる。フック74が握られて、ロックレバー76が回動させられつつ、安全キャップ44が握られつつ、開閉キャップ30が握られる。この一連の操作で、フック74の鉤口22が開放された状態となる。この一連の操作ためには、ロックレバー76は開閉キャップ30と安全キャップ44とを握った状態で操作できる位置にあればよい。
第二安全装置10は、開閉キャップ30又は安全キャップ44の対向する二面31、45のいずれかの面に取り付けても良い。ロックレバー76の回動方向は、取り付けられる開閉キャップ30又は安全キャップ44の回動方向と直交する向きとする。これにより、一方向の外力で誤って鉤口22が開放されることが防止される。
本発明は、電気工事、建設工事及び土木工事他の高所作業に使用される安全帯用フックに適用されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るフックが取り付けられた安全帯が示された正面図である。 図2は、図1のフックが示された正面図である。 図3は、図1のフックの一部の拡大断面図である。 図4は、図1のフックが示された正面図である。 図5は、本発明の他の実施形態に係るフックが示された正面図である。 図6は、本発明の更に他の実施形態に係るフックが示された正面図である。 図7は、本発明の更に他の実施形態に係るフックの一部分の拡大断面図である。
符号の説明
2・・・フック
4・・・フック本体
6・・・開閉装置
8・・・第一安全装置
10・・・第二安全装置
11・・・平面
12・・・側面
13・・・鉤部
14・・・環部
16・・・鉤部本体
18・・・鉤部先端
20・・・係止部
22・・・鉤口
24・・・軸孔
26・・・長孔
28・・・弾性体座部
30・・・開閉キャップ
31・・・面
32・・・連結部
33・・・開閉キャップ先端
34・・・軸
35・・・ピン
36・・・弾性体
38・・・突起
40・・・第一軸孔
42・・・第一弾性体座部
44・・・安全キャップ
45・・・面
46・・・連結部
47・・・安全キャップ先端
48・・・第一軸
49・・・第一弾性体
50・・・第一突起
52・・・凹部
54・・・ロック受け面
56・・・凹部
58・・・ロックレバー
60・・・第二弾性体
62・・・第二弾性体止め具
64・・・長孔
66・・・ロック棒
68・・・つまみ
70・・・円板
71・・・構造物
72・・・フック
73・・・フック
74・・・フック
76・・・ロックレバー
78・・・第二弾性体
80・・・レバーピン
82・・・レバー本体
84・・・ロック突起
86・・・レバーつまみ
100・・・安全帯
102・・・ベルト
104・・・角環
106・・・伸縮調節器
108・・・ロープ

Claims (4)

  1. フック本体と、開閉装置と、第一安全装置と、第二安全装置とを備えており、
    フック本体が、先端に位置する鉤部を備えており、
    鉤部が、鉤部本体と、鉤部本体から屈曲して延びる鉤部先端と、鉤部本体と鉤部先端の間に鉤口を備えており、
    開閉装置が、開閉キャップと、弾性体とを備えており、
    開閉キャップが、開閉キャップ先端を備えており、
    開閉キャップが、フック本体に摺動可能に取り付けられており、
    開閉キャップ先端が、鉤部先端と鉤部本体の間で移動可能にされており、
    開閉キャップ先端が、弾性体の付勢力により鉤部先端に当接して鉤口を塞いでおり、
    第一安全装置が、安全キャップと、第一弾性体とを備えており、
    安全キャップが、フック本体に摺動可能に取り付けられており、
    安全キャップが、安全キャップ先端を備えており、
    安全キャップ先端が、第一弾性体の付勢力により開閉キャップに係合しており、
    第二安全装置が、ロックレバーを備えており、
    ロックレバーが、開閉キャップ又は安全キャップに、スライド又は回動可能に取り付けられて、摺動可能にされており、
    ロックレバーが、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動を阻止する位置に配置されており、
    開閉キャップ及び安全キャップを握る手に接触するロックレバーの接触部分が、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動方向にほぼ直交する向きに摺動させられて、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動阻止が解除されており、
    このロックレバーの摺動方向の一方で開閉キャップ又は安全キャップの摺動阻止がされており、この摺動方向の他方で開閉キャップ又は安全キャップの摺動阻止の解除がされており、
    このロックレバーの摺動方向の一方でのロックレバーの接触部分の位置が摺動方向の他方でのロックレバーの接触部分の位置より鉤部に近い位置にある安全帯用フック。
  2. 2つの第二安全装置を備えており、
    一の第二安全装置が開閉キャップに取り付けられており、
    他の第二安全装置が安全キャップに取り付けられている請求項1に記載の安全帯用フック。
  3. 第二安全装置が、ロックレバーと、第二弾性体とを備えており、
    ロックレバーが、第二弾性体の付勢力により、ロックレバーの摺動方向の一方の位置に配置されており、
    ロックレバーが、ロックレバーの摺動方向の他方の位置に摺動させられて、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動阻止が解除される請求項1又は2に記載の安全帯用フック。
  4. ベルトと、ベルトに連結された命綱と、命綱に連結されたフックとを備えており、
    フックが、フック本体と、開閉装置と、第一安全装置と、第二安全装置とを備えており、
    フック本体が、先端に位置する鉤部を備えており、
    鉤部が、鉤部本体と、鉤部本体から屈曲して延びる鉤部先端と、鉤部本体と鉤部先端の間に鉤口を備えており、
    開閉装置が、開閉キャップと、弾性体とを備えており、
    開閉キャップが、開閉キャップ先端を備えており、
    開閉キャップが、フック本体に摺動可能に取り付けられており、
    開閉キャップ先端が、鉤部先端と鉤部本体の間で移動可能にされており、
    開閉キャップ先端が、弾性体の付勢力により鉤部先端に当接して鉤口を塞いでおり、
    第一安全装置が、安全キャップと、第一弾性体とを備えており、
    安全キャップが、フック本体に摺動可能に取り付けられており、
    安全キャップが、安全キャップ先端を備えており、
    安全キャップ先端が、第一弾性体の付勢力により開閉キャップに係合しており、
    第二安全装置が、ロックレバーを備えており、
    ロックレバーが、開閉キャップ又は安全キャップに、スライド又は回動可能に取り付けられて、摺動可能にされており、
    ロックレバーが、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動を阻止する位置に配置されており、
    開閉キャップ及び安全キャップを握る手に接触するロックレバーの接触部分が、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動方向にほぼ直交する向きに摺動させられて、取り付けられた開閉キャップ又は安全キャップの摺動阻止が解除されており、
    このロックレバーの摺動方向の一方で開閉キャップ又は安全キャップの摺動阻止がされており、この摺動方向の他方で開閉キャップ又は安全キャップの摺動阻止の解除がされており、
    このロックレバーの摺動方向の一方でのロックレバーの接触部分の位置が摺動方向の他方でのロックレバーの接触部分の位置より鉤部に近い位置にある安全帯。
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