JP4988636B2 - 一対の電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は電気コネクタの技術分野に属し、雄コネクタと雌コネクタとを備え、雄コネクタが雌コネクタに嵌合すると雄コネクタが雌コネクタから離脱しないようにロックするようにした一対の電気コネクタに関する。
特許文献1は、対向する一方のプリント基板にプラグが取り付けられており、対向する他方のプリント基板にリセプタクルが取り付けられており、当該プラグと当該リセプタクルが嵌合することにより電気接続するプリント基板用コネクタであって、上記プラグは両翼に一対のロックアームを備えており、当該ロックアームの先端部は、上記リセプタクルが取り付けられている当該他方のプリント基板における上記プラグの対向面から当該対向面の反対側の面まで貫通し、当該反対側の面において当該プリント基板に係止されるプリント基板用コネクタを開示している。
特許文献2は、絶縁ハウジングに複数の接点が整列状態で配設されるソケットと上記複数の接点がハンダ接合部にハンダ付けされる基板と、絶縁ハウジングに複数の端子が整列状態で配設されるプラグと上記複数の端子がハンダ接合部にハンダ付けされる基板とからなり、上記ソケットは、両端部に係合窓を有するロックバネを配置し、上記プラグには上記係合窓に係合する拘止突部を備え、上記プラグをハンダ接合する基板には装着された上記ソケットを上記プラグから外すときに、上記ロックバネの係合窓を上記拘止突部からリリースさせるためのロック解除窓を形成する基板接続用コネクタを開示している。
特開2005−122994号公報 特開2006−244955号公報
特許文献1のプリント基板用コネクタの場合、プラグをプリント基板から離脱させる方法は開示されていないが、ロックアームの爪をこじることでプラグをプリント基板から離脱させることになる。特許文献2の基板接続用コネクタの場合、プラグをソケットから離脱させるには、ロック解除窓からロックバネの先端位置にあるリリース片を外側方向に動かすことで拘止突部が係合窓から外れ、これによってロック状態が解除され、プラグ用基板を上方向に持ち上げることでプラグをソケットから離脱させることができる。
しかし、いずれの場合もコネクタに異物などが接触したり誤操作を受けることにより、不用意にロックが解除されてしまうおそれがある。
本発明は、このような点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、雄コネクタが雌コネクタに嵌合すると雄コネクタが雌コネクタから離脱しないように確実にロックし、このロックの解除を抜き治具を用いて行うようにして、外力を受けて不用意にロックが解除されることを防止した一対の電気コネクタを提供することにある。
本発明の一対の電気コネクタは、凸部を有する雄ハウジングと、この雄ハウジングに設けられ、プリント配線板よりなる第1の実装先部材にハンダ付けされることになる雄コンタクトとを有する雄コネクタと、上記雄ハウジングの凸部と嵌合でき且つ凸部から離脱できる凹部を有する雌ハウジングと、この雌ハウジングに設けられ、第2の実装先部材にハンダ付けされることになる雌コンタクトとを有する雌コネクタとを備え、上記雄ハウジングの凸部が上記雌ハウジングの凹部と嵌合すると上記雄コンタクトが対応する上記雌コンタクトに接触するように構成すると共に、上記雄ハウジングには、凸部の内部を嵌合離脱方向に延び、一端が第1開口として雄コネクタが第1の実装先部材に実装されると第1の実装先部材を嵌合離脱方向に貫通する貫通孔に連通するように開口し、他端が第2開口として凸部の側面に開口する抜き治具挿入孔が設けられ、上記雌ハウジングには、ほぼ凹部の内側壁の近傍を嵌合離脱方向に延びた起立片が設けられており、この起立片の実装側の端部が第2の実装先部材にハンダ付けできるように実装側に導出され、この起立片の反実装側の端部には、上記雄ハウジングの凸部が上記雌ハウジングの凹部と嵌合すると上記抜き治具挿入孔の第2開口の周縁のうち実装側から遠い部位に掛かるように内側に突き出たフックが設けられ、起立片の反実装側の端部は先端からフックに向かって内側に出るように傾斜しており、上記雌ハウジングの凹部の内側壁における上記フックの外側には、待避空間が形成されており、上記雄ハウジングの凸部が上記雌ハウジングの凹部と嵌合しているときに第1の実装先部材の貫通孔に棒状の抜き治具を挿入すると、抜き治具が起立片の反実装側の端部に内側から当たり、起立片を弾性変形させてフックを外側へ押しやるように構成している。
雄コンタクトを第1の実装先部材にハンダ付けして雄コネクタを第1の実装先部材に実装する。この場合、雄ハウジングの抜き治具挿入孔の第1開口は、第1の実装先部材の貫通孔に連通する。また、雌コンタクト及び起立片を第2の実装先部材にハンダ付けして雌コネクタを第2の実装先部材に実装する。そして、雄ハウジングの凸部が雌ハウジングの凹部に嵌合すると雄コンタクトが対応する雌コンタクトに接触する。また、起立片のフックが抜き治具挿入孔の第2開口の周縁のうち実装側から遠い部位に掛かって雄コネクタが雌コネクタから離脱しないようにロックする。そして、第1の実装先部材の貫通孔に棒状の抜き治具を挿入すると、抜き治具が起立片の反実装側の端部に当たり、抜き治具の挿入深さが深くなるにつれて起立片の反実装側の端部の傾斜を倣うことで相対的に起立片の反実装側の端部を外側へ押しやり、起立片が弾性変形してフックが外側へ押しやられ、フックが第2開口の周縁から外れてロックが解除され、雄ハウジングが雌ハウジングから離脱できるようになる。その場合、貫通孔を異物、指などが入りにくい大きさ又は深さに設定すれば、起立片に異物、指などが触れることがない。そのため、雄コネクタ又は雌コネクタに異物などが接触したり誤操作を受けることで外力によって不用意にロックが解除されることが防止される。
本発明の一対の電気コネクタは、上記抜き治具挿入孔の第2開口の周縁のうち実装側から遠い部位が、この周縁の他の部位よりも内側に寄っていてもよい。
このようにすれば、上記抜き治具挿入孔の第2開口の周縁のうち実装側から遠い部位が、この周縁の他の部位よりも内側に寄った分だけフックの掛かる位置が内側に寄っているので、この寄りが無いときに較べると、抜き治具の挿入深さが浅いときから起立片の弾性変形が始まることから、製品寸法のばらつきにかかわらずロックが確実に解除される。
本発明の一対の電気コネクタを用いると、雄コネクタが雌コネクタに嵌合すると雄コネクタが雌コネクタから離脱しないように確実にロックして耐振動性などを向上させることができ、またロックの解除を抜き治具を用いて簡単に行うことができ、さらに外力を受けて不用意にロックが解除されることを確実に防止することができる。そのため、雄コネクタと雌コネクタとを安定して電気接続することができる。
上記抜き治具挿入孔の第2開口の周縁のうち実装側から遠い部位を、この周縁の他の部位よりも内側に寄せたときは、製品寸法のばらつきにかかわらずロックを確実に解除することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施形態の一対の電気コネクタを示す。この一対の電気コネクタは、雄コネクタ100と、雌コネクタ200とからなる。ここで部材又は部分に対して実装側又は反実装側というときは、その部材又は部分が雄コネクタに設けられているときは雄コネクタの実装側又は反実装側のことであり、その部材又は部分が雌コネクタに設けられているときは雌コネクタの実装側又は反実装側のことである。実装側とは実装先部材に実装される側のことであり、反実装側とは、この実装側と反対側のことである。
図2ないし図4に示すように、雄コネクタ100は、絶縁性材料よりなる雄ハウジング110と、この雄ハウジング110に設けられた導電性材料よりなる雄コンタクト120とを備えている。雄ハウジング110には、実装側にある本体から反実装側へ突出した凸部111が設けられている。雄コンタクト120は板片よりなり、雄ハウジング110の本体をその厚さ方向に貫通している。雄コンタクト120の一端は雄ハウジング110の本体の実装側に導出されて接続部になっており、他端は雄ハウジング110の凸部111の側面111aに沿って反実装側へ延びて接触部となっている。雄コンタクト120の数は極数に応じて決められる。130は必要に応じて雄ハウジング110に設けられる補強タブである。雄コンタクト120の接続部をプリント配線板よりなる第1の実装先部材300の表面に形成された導電部よりなるパターンにハンダ付けすると、雄コネクタ100は第1の実装先部材300に実装されることになる。その場合、必要に応じて補強タブ130を第1の実装先部材300のパターンにハンダ付けする。第1の実装先部材300の表面を示す図5において、320は雄コンタクト120の接続部がハンダ付けされる部位を示し、330は補強タブ130がハンダ付けされる部位を示す。同図において、310は第1の実装先部材300を板厚方向、つまり後述する嵌合離脱方向に貫通する貫通孔である。
図6ないし図8に示すように、雌コネクタ200は、絶縁性材料よりなる雌ハウジング210と、この雌ハウジング210に設けられた導電性材料よりなる雌コンタクト220とを備えている。雌ハウジング210には、雄ハウジング110の凸部111に対応して反実装側の表面から実装側へ凹んだ凹部211が設けられている。この凹部211は、雄ハウジング110の凸部111と嵌合でき且つ凸部111から離脱できる。雌コンタクト220は板片よりなり、雌ハウジング210をその厚さ方向に貫通している。雌コンタクト220の一端は雌ハウジング210の実装側に導出されて接続部になっており、他端は凹部211を構成する内側壁211aに沿って反実装側へ延びて接触部となっている。雌コンタクト220の数は雄コンタクト120の数に対応しており、極数に応じて決められる。240は必要に応じて雌ハウジング210に設けられる補強タブである。雌コンタクト220の接続部を第2の実装先部材400の表面に形成された導電部よりなるパターンにハンダ付けすると、雌コネクタ200は第2の実装先部材400に実装されることになる。その場合、必要に応じて補強タブ240を第2の実装先部材400のパターンにハンダ付けする。この実施形態では第2の実装先部材400はプリント配線板であるが、これによって本発明の対象とする第2の実装先部材は限定解釈されず、例えば表面に導電部が形成された立体的な形状の絶縁性材料よりなる部材、製品なども第2の実装先部材に含まれる。
そして、雄コネクタ100を第1の実装先部材300に実装し、雌コネクタ200を第2の実装先部材400に実装し、雄コネクタ100と雌コネクタ200とを反実装側同士が対向するように配置し、図1に示すように、両者を接近させると雄ハウジング110の凸部111が雌ハウジング210の凹部211と嵌合し、図10に示すように、両者を離間させると雄ハウジング110の凸部111が雌ハウジング210の凹部211から離脱するように構成している。この両コネクタを接近させる方向及び離脱させる方向が嵌合離脱方向である。この嵌合離脱方向は実装側と反実装側との間を延びる方向でもある。その場合、雄ハウジング110の凸部111が雌ハウジング210の凹部211と嵌合すると雄コンタクト120が対応する雌コンタクト220に接触し、雄ハウジング110の凸部111が雌ハウジング210の凹部211から離脱すると雄コンタクト120が対応する雌コンタクト220から離れるように構成している。
図1に示すように、上記雄ハウジング110には、抜き治具挿入孔112が設けられている。この抜き治具挿入孔112は、凸部111を貫通しており、凸部111の内部を嵌合離脱方向に延びている。そして、抜き治具挿入孔112の一端は第1開口112aとして、雄コネクタ100が第1の実装先部材300に実装されると第1の実装先部材300の上記貫通孔310に連通するように雄ハウジング110の底面に開口している。また、抜き治具挿入孔112の他端は第2開口112bとして凸部111の側面111aに開口している。
上記雌ハウジング210には、弾性変形することができる板片よりなり嵌合離脱方向に延びる起立片230が設けられている。この実施形態では、起立片230が雌ハウジング210の底部を貫通する底孔を貫通し、起立片230の中途部が底孔を構成する壁に圧入されている。しかし、起立片の中途部が雌ハウジングに設けられておればよく、例えば起立片の中途部が雌ハウジングに一体成形などにより固定されていてもよいし、例えば起立片の中途部が雌ハウジングに接着などにより取り付けられていてもよい。起立片230は、ほぼ凹部211の内側壁211aの近傍を嵌合離脱方向に延びている。この起立片230の実装側の端部231は第2の実装先部材400にハンダ付けできるように雌ハウジング210の実装側に導出されている。この起立片230の反実装側の端部232にはフック232aが設けられている。このフック232aは内側に突き出ている。内側とは凹部211の中央に近い側のことであり、外側とは凹部211の中央から遠い側のことで雌ハウジング210の外側に近い側である。この実施形態では起立片230の反実装側の端部232の一部をプレス加工により周囲から押し出してフック232aを形成しているが、本発明のフックの形状及び加工方法はこれに限定して解釈されない。そして、雄ハウジング110の凸部111が雌ハウジング210の凹部211と嵌合するとフック232aが抜き治具挿入孔112の第2開口112bの周縁のうち実装側から遠い部位112baに掛かるように構成されている。起立片230の反実装側の端部232は、先端からフック232aに向かって内側に出るように傾斜している。そして、上記雌ハウジング210の凹部211の内側壁211aにおける上記フック232aの外側には、待避空間212が形成されており、起立片230が弾性変形して反実装側の端部232が外側に倒れたときに反実装側の端部232が待避空間212に逃げるようにしている。この起立片230は、補強タブとしても機能するが、そうしたときは別途に補強タブを設けることに較べると雌コネクタ200の省スペース化が進む。
そして、図1及び図9に示すように、雄ハウジング110の凸部111が上記雌ハウジング210の凹部211と嵌合しているときに第1の実装先部材300の貫通孔310に棒状の抜き治具500を挿入すると、抜き治具500が起立片230の反実装側の端部232に内側から当たり、起立片230を弾性変形させてフック232aを外側へ押しやるように構成している。この実施形態の場合、第1の実装先部材300の貫通孔310と抜き治具挿入孔112は嵌合離脱方向にみてほぼ同じ四角形の孔に形成されており、抜き治具500も嵌合離脱方向にみて、これら貫通孔310及び抜き治具挿入孔112の孔の形状に対応した四角柱形に形成されている。しかし、貫通孔310、抜き治具挿入孔112、又は抜き治具挿入孔112の形状はこれに限定されない。
また、上記抜き治具挿入孔112の第2開口112bの周縁のうち実装側から遠い部位112baが、この周縁の他の部位よりも内側に寄っている。内側とは凸部111の内部中央に近い側のことであり、外側とは凸部111の内部中央から遠い側のことで雄ハウジング110の外側に近い側である。この実施形態の場合、他の表現をすると、上記抜き治具挿入孔112の第2開口112bの周縁のうち実装側から遠い部位112baが、この周縁の他の部位よりも抜き治具挿入孔112の中心側に寄っている。
次に、上記実施形態の作用及び効果を説明する。雄コンタクト120を第1の実装先部材300にハンダ付けして雄コネクタ100を第1の実装先部材300に実装する。この場合、雄ハウジング110の抜き治具挿入孔112の第1開口112aは、第1の実装先部材300の貫通孔310の表面側の開口に対向し、第1開口112aは貫通孔310に連通する。また、雌コンタクト220及び起立片230を第2の実装先部材400にハンダ付けして雌コネクタ200を第2の実装先部材400に実装する。そして、図1に示すように、雄ハウジング110の凸部111が雌ハウジング210の凹部211に嵌合すると雄コンタクト120が対応する雌コンタクト220に接触する。また、起立片230のフック232aが抜き治具挿入孔112の第2開口112bの周縁のうち実装側から遠い部位112baに掛かって雄コネクタ100が雌コネクタ200から離脱しないようにロックする。このように雄コネクタ100を雌コネクタ200にロックすると、ロックしない場合に較べて耐振動性などが向上する。そして、図9に示すように、第1の実装先部材300の貫通孔310に棒状の抜き治具500を挿入すると、抜き治具500が起立片230の反実装側の端部232に当たり、抜き治具500の挿入深さが深くなるにつれて起立片230の反実装側の端部232の傾斜を倣うことで相対的に起立片230の反実装側の端部232を外側へ押しやり、起立片230が弾性変形してフック232aが外側へ押しやられ、フック232aが第2開口112bの周縁から外れてロックが解除され、図10に示すように、雄ハウジング110が雌ハウジング210から離脱できるようになる。その場合、貫通孔310を異物、指などが入りにくい大きさ又は深さに設定すれば、起立片230に異物、指などが触れることがない。そのため、雄コネクタ100又は雌コネクタ200に異物などが接触したり誤操作を受けることで外力によって不用意にロックが解除されることが防止される。そのため、雄コネクタ100と雌コネクタ200とを安定して電気接続することができる。
本発明の一対の電気コネクタは、抜き治具挿入孔の第2開口の周縁の形状を限定しない。そのような種々の実施形態のなかで、上記実施形態の一対の電気コネクタは、抜き治具挿入孔112の第2開口112bの周縁のうち実装側から遠い部位112baが、この周縁の他の部位よりも内側に寄っている。このようにすれば、上記抜き治具挿入孔112の第2開口112bの周縁のうち実装側から遠い部位112baが、この周縁の他の部位よりも内側に寄った分だけフック232aの掛かる位置が内側に寄っているので、この寄りが無いときに較べると、抜き治具500の挿入深さが浅いときから起立片230の弾性変形が始まることから、製品寸法のばらつきにかかわらずロックが確実に解除される。
本発明は、以上の実施形態の特徴を組み合わせた実施形態を含んでいる。さらに、以上の実施形態は本発明の一対の電気コネクタのいくつかの例を示したに過ぎない。したがって、これらの実施形態の記載によって本発明の一対の電気コネクタが限定解釈されるものではない。
本発明の一対の電気コネクタの実施形態において、第1の実装先部材に実装された雄コネクタが第2の実装先部材に実装された雌コネクタに嵌合しており、第1の実装先部材の貫通孔に向かって抜き治具を挿入するところを示した正面図である。第1の実装先部材、雄コネクタ及び雌コネクタは一部を断面している。 上記実施形態における雄コネクタの正面図である。 上記実施形態における雄コネクタの平面図である。 上記実施形態における雄コネクタの、図2のIV−IV線における断面図である。 上記実施形態における第1の実装先部材の表面を示す平面図である。 上記実施形態における雌コネクタの正面図である。一部を断面している。 上記実施形態における雌コネクタの平面図である。 上記実施形態における雌コネクタの、図6のVIII−VIII線における断面図である。 図1の状態から実装先部材の貫通孔に抜き治具を挿入したところを示した図1相当の正面図である。 図9の状態から雄コネクタを雌コネクタから離脱させたところを示した図1相当の正面図である。
符号の説明
100 雄コネクタ
110 雄ハウジング
111 凸部
111a 側面
112 抜き治具挿入孔
112a 第1開口
112b 第2開口
112ba 抜き治具挿入孔の第2開口の周縁のうち実装側から遠い部位
120 雄コンタクト
200 雌コネクタ
210 雌ハウジング
211 凹部
211a 内側壁
212 待避空間
220 雌コンタクト
230 起立片
231 実装側の端部
232 反実装側の端部
232a フック
300 第1の実装先部材
310 貫通孔
400 第2の実装先部材
500 抜き治具

Claims (2)

  1. 凸部を有する雄ハウジングと、この雄ハウジングに設けられ、プリント配線板よりなる第1の実装先部材にハンダ付けされることになる雄コンタクトとを有する雄コネクタと、
    上記雄ハウジングの凸部と嵌合でき且つ凸部から離脱できる凹部を有する雌ハウジングと、この雌ハウジングに設けられ、第2の実装先部材にハンダ付けされることになる雌コンタクトとを有する雌コネクタとを備え、
    上記雄ハウジングの凸部が上記雌ハウジングの凹部と嵌合すると上記雄コンタクトが対応する上記雌コンタクトに接触するように構成すると共に、
    上記雄ハウジングには、凸部の内部を嵌合離脱方向に延び、一端が第1開口として雄コネクタが第1の実装先部材に実装されると第1の実装先部材を嵌合離脱方向に貫通する貫通孔に連通するように開口し、他端が第2開口として凸部の側面に開口する抜き治具挿入孔が設けられ、
    上記雌ハウジングには、ほぼ凹部の内側壁の近傍を嵌合離脱方向に延びた起立片が設けられており、この起立片の実装側の端部が第2の実装先部材にハンダ付けできるように実装側に導出され、この起立片の反実装側の端部には、上記雄ハウジングの凸部が上記雌ハウジングの凹部と嵌合すると上記抜き治具挿入孔の第2開口の周縁のうち実装側から遠い部位に掛かるように内側に突き出たフックが設けられ、起立片の反実装側の端部は先端からフックに向かって内側に出るように傾斜しており、
    上記雌ハウジングの凹部の内側壁における上記フックの外側には、待避空間が形成されており、
    上記雄ハウジングの凸部が上記雌ハウジングの凹部と嵌合しているときに第1の実装先部材の貫通孔に棒状の抜き治具を挿入すると、抜き治具が起立片の反実装側の端部に内側から当たり、起立片を弾性変形させてフックを外側へ押しやるように構成した一対の電気コネクタ。
  2. 上記抜き治具挿入孔の第2開口の周縁のうち実装側から遠い部位が、この周縁の他の部位よりも内側に寄っている請求項1の一対の電気コネクタ。
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