JP4988522B2 - 移動ロボット及びその移動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、不整地や災害現場などの走行の妨げになる要素が多い地帯において、運搬作業や牽引作業に用いたり、救助活動や監視活動や情報収集活動を行う際に用いたりするのに好適な移動ロボット及びその移動方法に関するものである。
従来、上記したような移動ロボットとしては、例えば、車体と、この車体に配置された複数の多関節脚と、各多関節脚に設置された車輪を備えたものがあり、この移動ロボットにおいて、平坦地では車輪を用いて高速で移動し、一方、不整地では各多関節脚を駆使して歩行をすることにより、例えば、高い段差を乗り越えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9-142347号公報
ところが、上記した従来の移動ロボットにおいて、車輪を用いた走行時にロボット自身の機械要素や搭載機器などが衝撃で破損するのを防止するべく、多関節脚の各関節に衝撃吸収用ダンパを設置して衝撃を吸収したり、モータ出力を制御することで関節にコンプライアンスを持たせて衝撃を吸収したりすることが好ましいと考えられるが、衝撃吸収用ダンパを設置する場合には、多関節脚の歩行時に自重によって衝撃吸収用ダンパが撓み、その撓み分だけ姿勢が変化して関節が予期せぬ方向に曲がってしまい、脚先を正確に制御することができない。
一方、関節にコンプライアンスを持たせる場合には、モータに減速比が大きい減速機が付いていると、衝撃の速度に追従できずに減速機を破損する可能性があり、また、減速比が小さい減速機を使用するかあるいは減速機を使用しないとすると、自重を支えるために常時大トルクを出力し得るモータを採用する必要があり、その分だけ重量が増加してしまうと共に消費エネルギも増大してしまう。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、自身の機械要素を破損したり、重量や消費エネルギの増加を招いたりすることをなく、平坦地での移動時における走行性能及び衝撃吸収性の向上を実現でき、加えて、不整地における歩行時の脚先位置決め精度の向上をも実現が可能である移動ロボット及びその移動方法を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に係る発明は、車体と、この車体の少なくとも前後左右の四箇所に配置されて、基端部分が前記車体に対して水平方向で且つ適宜位置で固定可能に回動する第一関節駆動軸を介して支持された回動脚部と、この回動脚部を介して前記車体に支持されて適宜位置で固定可能に正逆回転する駆動輪を具備した脚車輪を備え、前記車体の前部及び後部のうちの少なくともいずれか一方に配置した脚車輪を、両端部分に前記駆動輪が配置されていると共に中央部分が前記回動脚部の先端部分に対して水平方向で且つ適宜位置で固定可能に回動する第二関節駆動軸を介して支持されて、前記回動脚部の回動により前記第一関節駆動軸回りに旋回する旋回脚部を具備した多関節脚車輪とし、この多関節脚車輪の前記第一関節駆動軸及び第二関節駆動軸を固定して走行する段階で前記車体に対する前記回動脚部の回動及び前記第二関節駆動軸に対する前記旋回脚部の回動を許容する衝撃吸収モードと、前記多関節脚車輪の前記第一関節駆動軸及び第二関節駆動軸を回動させて歩行する段階で前記第一関節駆動軸に対する前記回動脚部の固定及び前記第二関節駆動軸に対する前記旋回脚部の固定を行う固定モードとを切り替え可能なサスペンション機構を前記多関節脚車輪の第一関節駆動軸部分及び前記第二関節駆動軸部分にそれぞれ設けた構成としたことを特徴としており、この構成の移動ロボットを前述の従来の課題を解決するための手段としている。
また、本発明の請求項2に係る移動ロボットは、前記車体の前部及び後部の双方に配置した脚車輪をいずれも前記多関節脚車輪とした構成としている。
一方、本発明の請求項3に係る移動ロボットの移動方法は、上記移動ロボットを移動させるに際して、前記脚車輪による走行時には、すべてのサスペンション機構をそれぞれ衝撃吸収モードとし、且つ、すべての駆動輪を接地させた状態で前記多関節脚車輪の第一関節駆動軸及び第二関節駆動軸をそれぞれ固定して、すべての駆動輪を作動させ、前記脚車輪による歩行時には、すべてのサスペンション機構をそれぞれ固定モードとし、且つ、前記旋回脚部を有する左右の多関節脚車輪の前記回動脚部を第一関節駆動軸とともに交互に回動させつつ適宜位置で固定した前記旋回脚部の適宜選択される駆動輪を固定状態で接地させる構成としている。
本発明に係る移動ロボットにおいて、車体の前部及び後部のうちの少なくともいずれか一方に配置した脚車輪を回動脚部の回動により第一関節駆動軸回りに旋回する旋回脚部を有する多関節脚車輪とし、この多関節脚車輪の旋回脚部を支持する第二関節駆動軸を旋回脚部の両端部分に配置した駆動輪間に配置しているので、ロボットの自重で駆動輪が地面に倣うこととなり、その結果、地面に対する追従性がよくなって、駆動輪による走行性能が向上することとなる。
また、衝撃吸収モードと固定モードとを切り替え可能なサスペンション機構を多関節脚車輪の第一関節駆動軸部分及び第二関節駆動軸部分にそれぞれ設けているので、駆動輪による走行時には、サスペンション機構を作動させることで衝撃吸収性が向上することとなり、脚車輪による歩行時には、サスペンション機構を固定することで脚先位置決め精度が向上することとなる。
そして、多関節脚車輪の第一関節駆動軸及び第二関節駆動軸をコンプライアンス制御する必要がないので、自身の機械要素が破損したり、重量や消費エネルギが増加したりするのを回避し得ることとなる。
本発明に係る移動ロボット及びその移動方法では、上記した構成としているので、自身の機械要素を破損したり、重量や消費エネルギの増加を招いたりすることがないのは言うまでもなく、平坦地での移動時における走行性能及び衝撃吸収性の向上を実現しつつ、不整地における歩行時の脚先位置決め精度の向上をも実現することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
以下、本発明に係る移動ロボットを図面に基づいて説明する。
図1〜図7は、本発明に係る移動ロボットの一実施形態を示している。
図1及び図2に示すように、この移動ロボット1は、車体2と、この車体2の前部の左右二箇所に配置した多関節脚車輪10と、車体2の後部の左右二箇所に配置した脚車輪40を備えている。
車体2の前部に位置する多関節脚車輪10は、基端部分11aが車体2に対して水平方向で且つ適宜位置で固定可能に回動する第一関節駆動軸12を介して支持された回動脚部11と、車輪本体13a及びこの車輪本体13aを適宜ポジションで固定可能に正逆回転させる駆動機構13bを一体で有する駆動輪13が両端部分20a,20aに配置され且つ中央部分20bが回動脚部11の先端部分11bに対して水平方向で且つ適宜位置で固定可能に回動する第二関節駆動軸15を介して支持されて、回動脚部11の回動により第一関節駆動軸12回りに旋回する旋回脚部20を具備している。
この多関節脚車輪10の第一関節駆動軸12は、図3に示すように、車体2内に配置したモータ3から歯車群4及び減速機5を介して伝達される出力により回動するようになっており、一方、多関節脚車輪10の第二関節駆動軸15は、車体2内に配置したモータ6から歯車群7及び回動脚部11内に収容したベルト17を介して伝達される出力により回動するようになっている。
また、多関節脚車輪10の第一関節駆動軸12の周囲には、図4にも示すように、モータ3,6が固定されて車体2に対して軸受8を介して回動可能に取り付けた浅底円筒形状を成すモータ取付用ベース9と、車体2にシリンダ31の基端を枢支させてシリンダロッド32の先端をモータ取付用ベース9の周縁部分に回動自在に連結したサスペンション機構を構成するサスペンションダンパ30と、車体2に一端を枢支させ且つ他端をモータ取付用ベース9上においてシリンダロッド32の先端に連結した同じくサスペンション機構を構成する戻しバネ38が設けてあり、この戻しバネ38のモータ取付用ベース9の中心を間にした反対側にも同じ戻しバネ38が線対称を成すようにして配置してある。
上記サスペンションダンパ30は、図7に示すように、シリンダ31内のピストン33の両側を連通する流路34上に、蓄圧器37を挟むようにして可変オリフィス35,35を配置すると共に、一方の可変オリフィス35とシリンダ31との間に電磁バルブ36を配置した構成を成している。
つまり、上記したサスペンション機構は、第一関節駆動軸12を固定して走行する場合において、サスペンションダンパ30の電磁バルブ36を開状態にしてシリンダロッド32が動作する衝撃吸収モードを選択するように成すことによって、モータ取付用ベース9、すなわち、回動脚部11全体の軸受8を介した第一関節駆動軸12回りの若干の回動を許容し、一方、第一関節駆動軸12を回動させて歩行する場合において、電磁バルブ36を閉状態にしてシリンダロッド32を固定する固定モードを選択するように成すことによって、回動脚部11の全体を第一関節駆動軸12と一体で回動させるようにしている。
そして、上記したサスペンション機構では、衝撃吸収モードにおいてサスペンションダンパ30のシリンダロッド32がストロークエンドまで伸びきったり縮みきったりしたとしても、モータ取付用ベース9の中心を間にして両側に配置した戻しバネ38によって、シリンダロッド32を常に中立位置に戻すことができるようになっている。
一方、第二関節駆動軸15に支持される旋回脚部20は、図5及び図6にも示すように、第二関節駆動軸15に軸受21を介して回動可能に取り付けた駆動輪保持フレーム22と、第二関節駆動軸15に固定したアーム23と、駆動輪保持フレーム22にシリンダ31の基端を枢支させてシリンダロッド32の先端をアーム23に回動自在に連結したサスペンションダンパ(サスペンション機構)30を具備している。
この場合も、サスペンション機構は、第二関節駆動軸15を固定して駆動輪13により走行する場合において、サスペンションダンパ30の電磁バルブ36を開状態にしてシリンダロッド32が動作する衝撃吸収モードを選択するように成すことによって、駆動輪保持フレーム22、すなわち、旋回脚部20全体の軸受21を介した第二関節駆動軸15回りの若干の回動を許容し、一方、第二関節駆動軸15を回動させて歩行する場合において、電磁バルブ36を閉状態にしてシリンダロッド32を固定する固定モードを選択するように成すことによって、第二関節駆動軸15の回動動作をアーム23及びサスペンション30を介して駆動輪保持フレーム22に確実に伝達することで、旋回脚部20全体を第二関節駆動軸15と一体で回動させるようにしている。
さらに、車体2の後部に位置する脚車輪40は、基端部分41aが車体2に対して水平方向で且つ適宜位置で固定可能に回動する第一関節駆動軸42を介して支持された回動脚部41と、この回動脚部41の先端部分41bに配置されて適宜位置で固定可能に正逆回転する上記駆動輪13と同じ駆動輪13を具備している。
上記した移動ロボット1を移動させるに際して、脚車輪10,40による走行時には、多関節脚車輪10側に配置したすべてのサスペンションダンパ30のシリンダロッド32がそれぞれ動作する衝撃吸収モードとすると共に、すべての駆動輪13を接地させた状態で多関節脚車輪10の第一関節駆動軸12及び第二関節駆動軸15並びに脚車輪40の第一関節駆動軸42をそれぞれ固定して、すべての駆動輪13を作動させる。
この脚車輪10,40による走行時において、多関節脚車輪10の旋回脚部20を支持する第二関節駆動軸15を旋回脚部20の両端部分20a,20aに配置した駆動輪13,13間に配置しているので、自重で駆動輪13,13が地面に倣うこととなり、その結果、地面に対する追従性がよくなって、走行性能が向上することとなる。
また、脚車輪10,40による走行時において、衝撃吸収モードを選択してサスペンション機構におけるサスペンションダンパ30や戻しバネ38をそれぞれ作動させるようにしているので、衝撃吸収性が向上することとなる。
一方、脚車輪10,40による歩行時には、多関節脚車輪10側に配置したすべてのサスペンションダンパ30のシリンダロッド32をそれぞれ固定する固定モードとしたうえで、図8(a)に示すように、左右の多関節脚車輪10における旋回脚部20を直立させると共に左右の脚車輪40における回動脚部41を直立させて歩行状態とするのに続いて、左右の多関節脚車輪10の回動脚部11を第一関節駆動軸12とともに交互に回動させつつ適宜位置で固定した旋回脚部20の適宜選択される駆動輪13を固定状態で接地させる。
この脚車輪10,40による歩行時において、固定モードを選択してサスペンションダンパ30のシリンダロッド32をそれぞれ固定するようにしているので、脚先位置決め精度が向上することとなる。
そして、この脚車輪10,40による歩行時において、図8(b)に示すように、段差Aを乗り越える場合には、左右の多関節脚車輪10の回動脚部11を第一関節駆動軸12とともに交互に回動させて、図8(b)に仮想線で示すように、旋回脚部20の適宜選択される駆動輪13を固定状態で段差A上に接地させた後、回動脚部11を回動させたり、駆動輪13を回転させたりするように成せば、車体2を段差A上に引き上げることが可能になり、必要に応じて、図9に示すように、多関節脚車輪10における回動脚部11及び旋回脚部20をいずれも直立させたりすれば、車輪走行や通常歩行だけでは移動不可能な高段差や急斜面に対する踏破性能が向上することとなる。
上記した実施形態による移動ロボット1では、車体2の前部の左右二箇所に多関節脚車輪10を配置すると共に、車体2の後部の左右二箇所に脚車輪40を配置するようにしているが、多関節脚車輪10を車体2の後部に配置すると共に、脚車輪40を車体2の前部に配置するようにしてもよい。
また、上記した実施形態では、車体2の前部の左右二箇所に多関節脚車輪10を配置し、車体2の後部の左右二箇所には単関節の脚車輪40を配置するようにしているが、これに限定されるものではなく、図10に示すように、車体2の前後左右の四箇所のすべてに多関節脚車輪10を配置してなる移動ロボット1とすることが可能である。
さらに、上記した実施形態による移動ロボット1では、駆動輪13が、車輪本体13a及びこの車輪本体13aを適宜ポジションで固定可能に正逆回転させる駆動機構13bを一体で有している場合を示したが、これに限定されるものではなく、車輪本体13aと駆動機構13bとが別体を成していてもよい。
さらにまた、上記した実施形態による移動ロボット1では、多関節脚車輪10の旋回脚部20の両端部分20a,20aに配置した駆動輪13,13及び脚車輪40の回動脚部41の先端部分41bに配置した駆動輪13が互いに同じ大きさを成している場合を示したが、これに限定されるものではなく、旋回脚部20の駆動輪13,13の径を互いに違えたり、多関節脚車輪10の駆動輪13及び脚車輪40の駆動輪13の径を互いに違えたりしてもよい。
本発明に係る移動ロボットの一実施形態を簡略的に示す多関節脚車輪における旋回脚部を寝かせた走行状態の側面説明図である。 図1における移動ロボットを部分的に破断して示す平面説明図である。 図1に示した移動ロボットの多関節脚車輪における回動脚部の基端部分周辺の拡大横断面説明図である。 図1に示した移動ロボットの多関節脚車輪における回動脚部の基端部分周辺に配置したサスペンション機構の拡大説明図である。 図1に示した移動ロボットの多関節脚車輪における旋回脚部の拡大横断面説明図である。 図1に示した移動ロボットの多関節脚車輪における旋回脚部の拡大縦断面説明図である。 図1に示した移動ロボットの多関節脚車輪におけるサスペンションダンパの概略構成説明図である。 図1に示した移動ロボットの多関節脚車輪における旋回脚部を直立させた歩行状態の側面説明図(a)及び旋回脚部を旋回させて段差を乗り越える状態の側面説明図(b)である。 図1に示した移動ロボットの多関節脚車輪における回動脚部及び旋回脚部を直立させた状態の側面説明図である。 本発明に係る移動ロボットの他の実施形態を簡略的に示す多関節脚車輪における旋回脚部を寝かせた走行状態の側面説明図(a)及び旋回脚部を直立させた歩行状態の側面説明図(b)である。
符号の説明
1 移動ロボット
2 車体
10 多関節脚車輪
11 回動脚部
12 第一関節駆動軸
13 駆動輪
15 第二関節駆動軸
20 旋回脚部
20a 旋回脚部の両端部分
20b 旋回脚部の中央部分
30 サスペンションダンパ(サスペンション機構)
38 戻しバネ(サスペンション機構)
40 脚車輪
41 回動脚部
42 第一関節駆動軸

Claims (3)

  1. 車体と、
    この車体の少なくとも前後左右の四箇所に配置されて、基端部分が前記車体に対して水平方向で且つ適宜位置で固定可能に回動する第一関節駆動軸を介して支持された回動脚部と、この回動脚部を介して前記車体に支持されて適宜位置で固定可能に正逆回転する駆動輪を具備した脚車輪を備え、
    前記車体の前部及び後部のうちの少なくともいずれか一方に配置した脚車輪を、両端部分に前記駆動輪が配置されていると共に中央部分が前記回動脚部の先端部分に対して水平方向で且つ適宜位置で固定可能に回動する第二関節駆動軸を介して支持されて、前記回動脚部の回動により前記第一関節駆動軸回りに旋回する旋回脚部を具備した多関節脚車輪とし、
    この多関節脚車輪の前記第一関節駆動軸及び第二関節駆動軸を固定して走行する段階で前記車体に対する前記回動脚部の回動及び前記第二関節駆動軸に対する前記旋回脚部の回動を許容する衝撃吸収モードと、前記多関節脚車輪の前記第一関節駆動軸及び第二関節駆動軸を回動させて歩行する段階で前記第一関節駆動軸に対する前記回動脚部の固定及び前記第二関節駆動軸に対する前記旋回脚部の固定を行う固定モードとを切り替え可能なサスペンション機構を前記多関節脚車輪の第一関節駆動軸部分及び前記第二関節駆動軸部分にそれぞれ設けた
    ことを特徴とする移動ロボット。
  2. 前記車体の前部及び後部の双方に配置した脚車輪をいずれも前記多関節脚車輪とした請求項1に記載の移動ロボット。
  3. 請求項1又は2に記載の移動ロボットを移動させるに際して、
    前記脚車輪による走行時には、すべてのサスペンション機構をそれぞれ衝撃吸収モードとし、且つ、すべての駆動輪を接地させた状態で前記多関節脚車輪の第一関節駆動軸及び第二関節駆動軸をそれぞれ固定して、すべての駆動輪を作動させ、
    前記脚車輪による歩行時には、すべてのサスペンション機構をそれぞれ固定モードとし、且つ、前記旋回脚部を有する左右の多関節脚車輪の前記回動脚部を第一関節駆動軸とともに交互に回動させつつ適宜位置で固定した前記旋回脚部の適宜選択される駆動輪を固定状態で接地させる
    ことを特徴とする移動ロボットの移動方法。
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