JP4987427B2 - 作動ガス流入路の冷却構造を備える常圧燃焼タービンシステム - Google Patents

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本発明は、常圧燃焼で得られた常圧の高温ガスを作動ガスとして利用する常圧燃焼タービンシステムに関し、より具体的には、高温の作動ガスが流入する流入路の冷却構造に関する。
従来のガスタービンエンジンにおいては、大気圧の空気を圧縮機で昇圧して燃焼器に導き、燃料と混合して燃焼させ、その後タービンで動力を回収するため、燃料の圧力を圧縮機出口空気圧力よりも高くする必要があり、常圧排熱、常圧燃焼利用ができないことから、ガス化燃料、固形燃料、未利用高温ガスなどを利用することが困難である。
一方、近年では、常圧・高温のガスを利用できるタービン装置として、常圧燃焼で得られた常圧の高温ガスを作動ガスとしてタービンに導入して膨張させ、負圧の状態の作動ガスを熱交換器により冷却した後、圧縮機により圧力を大気圧に戻して大気中に排気する常圧燃焼タービンが知られている(特許文献1参照)。この常圧燃焼タービンシステムは、熱源として、常圧環境下で燃料を燃焼させて得た常圧高温ガス、若しくは工業炉・ボイラなどから得られた常圧高温排ガスを利用する。燃料については、通常の内燃機関では処理に手間を要する各種ガス化燃料や、直接燃料として利用することのできない固形燃料を、低コストかつ比較的簡単な設備で利用できる利点がある。また、常圧高温排ガスの廃熱利用においては、蒸気タービンなどに比べて小規模でより簡単な設備を用いて発電できる利点がある。
常圧燃焼タービンシステムにおいて、作動ガスである上記の常圧・高温ガスの温度は、システム内への流入時に1000℃を超える場合がある。その場合、常圧・高温ガスを外部からシステム内に取り入れてタービンへと導く通路である、流入ダクトやスクロールは、作動時において常に1000℃以上の高温にさらされることになり、これらの通路を構成する部材の劣化が激しい。
特開2000−240471号公報
そこで、前記流入ダクトやスクロールを冷却するための追加の冷却装置を設けることも考えられるが、その場合にはシステムが大型化・複雑化してしまい、また製造コスト増にもつながり、さらには外部から冷媒を供給するためにエネルギを要するので、システム全体の効率が低下する。一方、常圧燃焼タービンシステムにおいて圧縮機の出口からの排気ガスは、約100℃という低温であるが、従来この排気ガスは有効に再利用されることなく外部に排出されていた。
そこで、本発明は、冷却装置を追加することなく低温の排気ガスを再利用して、システムの効率低下および大型化・複雑化を避けつつ、高温にさらされる流入ダクト・燃焼器などの部材を冷却することにより、当該部材の耐久性を向上させる常圧燃焼タービンシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の常圧燃焼タービンシステムは、高温常圧の作動ガスを膨張させるタービンと、前記タービンにより駆動され、前記タービンからの膨張した作動ガスを圧縮する圧縮機と、前記高温常圧の作動ガスを前記タービンに流入させる流入路とを備え、前記流入路は、前記圧縮機から排出される排気ガスによって冷却され、該排気ガスは、前記流入路を冷却した後、外部に排出される
この構成の常圧燃焼タービンシステムにおいては、1000℃程度の高温の作動ガスが通過する流入路を冷却することにより、流入路を構成する部材の高温劣化を防止し、流入路の耐久性が向上する。しかも、この流入路の冷却は系内の排気ガスによって行われるため、外部の冷媒を導入するための装置を追加する必要がないので、常圧燃焼タービンシステム全体が大型化・複雑化することがなく、製造コストを低減することができる。
本発明において、例えば、前記流入路が前記高温常圧の作動ガスをタービンへ向ける流入ダクトにより形成され、前記流入ダクトと、この流入ダクトを覆う第1ケーシングとの間に、前記排気ガスが通る冷却通路が形成されている。この構成によれば、追加の冷却通路を設ける必要がなく、従来の部品の軽微な設計変更によって前記流入路を容易に冷却することができる。
好ましくは、さらに、前記高温常圧の作動ガスを旋回させながら前記タービンに導くスクロールと、このスクロールを覆う第2ケーシングとの間に、前記排気ガスが通る冷却通路が形成されている。この構成によれば、前記流入ダクトのみならず、スクロールをも冷却することができるので、スクロールの耐久性も向上する。
前記常圧燃焼タービンシステムは、さらに前記高温常圧の作動ガスを生成する燃焼器を備え、前記燃焼器における、前記流入ダクトに作動ガスを導く導出ダクトの外周に冷却通路が形成されている構成とすることができる。この構成によれば、常圧燃焼タービンシステムが燃焼器を備える場合には、この燃焼器を冷却することも可能であるので、燃焼器を構成する部材の高温劣化を防ぎ、燃焼器の耐久性が向上する。
以上のように、本発明の常圧燃焼タービンシステムによれば、排気ガスを再利用することによって、追加の冷却装置等を設けることなく作動ガスの流入路を冷却することができるので、システム全体が大型化・複雑化することなく、製造コストの増加を抑えつつ、流入路の耐久性を向上させることが可能となる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る常圧燃焼タービンシステムの縦断面図である。このシステムに含まれる常圧燃焼タービンエンジンAPTは、作動ガスとなる常圧・高温のガスG1をシステム内に取り入れる流入ダクト11、流入ダクト11からの高温作動ガスG1を旋回させるスクロール29、このスクロール29を経た常圧・高温の作動ガスG1を負圧にまで膨張させるタービン2、この膨張した作動ガスG2を排出する第1排出ダクト12、第1排出ダクト12と吸引通路10を介して連通する吸引ダクト13、吸引通路10の中途に設けられた冷却器5、吸引ダクト13を介して導入した作動ガスG2を昇圧する圧縮機4、および圧縮機の出口に連通して排気ガスG3が排出される第2排出ダクト16を備えている。流入ダクト11は、高温作動ガスG1をタービン2に流入させる流入路9の上流部を形成するもので、その外周は第1ケーシング7により覆われ、前記流入路9の下流部を形成するスクロール29の外周は、第2ケーシング8により覆われている。第1ケーシング7と第2ケーシング8は、ボルトBにより接続されているが、一体形成された単一物としてもよい。第1ケーシング7と第2排出ダクト16は、排気ガス還流路41により連通している。前記冷却器5は、例えば外部から導入した冷水を冷媒とする水冷式冷却器である。
圧縮機4のインペラ4aの径方向外方は圧縮機ケーシング15によって覆われ、圧縮機ケーシング15と第2ケーシング8が、中間ハウジング25を介してボルト連結されている。ラジアルタービン2および遠心圧縮機4は、中空の回転軸である中空軸21の両端に、タービン2のタービン翼車2aと圧縮機4のインペラ4aが背面合わせになる向きで配置されて、タービン2、圧縮機4および中空軸21の回転軸心上にあって軸心方向に貫通している連結シャフト23を介して、一体回転するように連結されている。中空軸21は、中間ハウジング25に固定されたジャーナル軸受27によって径方向に支持され、また中間ハウジング25の側壁に受けられているスラスト軸受28によって軸方向に支持されている。
タービン2は、径方向の外方が、前記第1排出ダクト12に連なるタービンケーシング14によって覆われ、軸方向の中央側が隔壁20により覆われている。これらタービンケーシング14および隔壁20は第2ケーシング8の内方に配置されている。
連結シャフト23と圧縮機4は、圧縮機4の中心部に貫通して設けた圧入孔に連結シャフト23を圧入することにより、互いに固定される。この連結シャフト23の基端部(図1の左端部)は圧縮側ハウジング26を貫通して、負荷である発電機GEに連結される。
流入ダクト11は、この実施形態では、タービンシステムの回転軸心に垂直な軸心を有する円筒状の部材である。流入ダクト11の下流にはスクロール29が連なるが、図1のII−II線に沿った断面概略図である図2に示すように、流入ダクト11とスクロール29の相対位置は、効率よく旋回流を生成するように、流入ダクト11の軸心C1がスクロール29の軸心C2、つまり常圧燃焼タービンシステムの回転軸心と交わらないように設定されている。
第1ケーシング7と、これより小径の流入ダクト11の間には環状の隙間が形成される。この隙間は、図1に示すように、圧縮機4の第2排出ダクト16と、排気ガス還流路41を介して連通しており、第2排出ダクト16からの排気ガスG3である冷却ガスG4を通して流入ダクト11を冷却するための、ダクト冷却通路43として機能する。
図2に示すように、スクロール29と第2ケーシング8との間には隙間が形成されるが、この隙間が、流入ダクト11のダクト冷却通路43に連通しており、ダクト冷却通路43からの冷却ガスG4を通過させることによりスクロール29を冷却するための、スクロール冷却通路45として機能する。このスクロール冷却通路45の下流には、冷却ガスG4を外部に排出するための排気ダクト19が連結されている。
次に、前記構成に係る常圧燃焼タービンシステムの作用について説明する。図1において、図示しない浸炭炉のような熱処理炉から排出された約1000℃の常圧・高温ガスG1が、流入ダクト11から、スクロール29および固定のタービンノズル18を通ってタービン2に送られてこのタービン2を駆動し、その発生動力により圧縮機4と発電機GEが駆動される。また、常圧・高温ガスG1は、タービン2を通過することにより負圧まで膨張し、この膨張した負圧・中温の作動ガスG2が吸引通路10を通って、吸引ダクト13から圧縮機4に送られる。吸引通路10の中途に設けられた冷却器5により、圧縮機4に送られる作動ガスG2を冷却して低温化し、これによって圧縮機4での圧縮効率を高める。圧縮機4に送られた作動ガスG2は、常圧まで昇圧された後、排気ガスG3となって圧縮機4の出口から第2排出ダクト16および排気ガス還流路41を経て、流入ダクト11のダクト冷却通路43へ送られる。この実施形態では、ダクト冷却通路43に到達した排気ガスG3の温度は約100℃である。
排気ガス還流路41からダクト冷却通路43に流入した排気ガスG3である冷却ガスG4は、流入ダクト11の外周面に接触しながら、下流側(図1の下側)であるスクロール29へ向かって流れる。したがって、内周面が約1000℃の高温作動ガスG1にさらされている流入ダクト11が、冷却ガスG4によって冷却される。
ダクト冷却通路43において流入ダクト11を冷却した冷却ガスG4は、次いでスクロール冷却通路45に流入し、スクロール29の外周面に接触しながら、下流側の排気ダクト19に向かって流れる。したがって、内面が高温作動ガスG1にさらされているスクロール29が、冷却ガスG4によって冷却される。
このように、本願発明の第1実施形態に係る常圧燃焼タービンシステムによれば、圧縮機4の第2排出ダクト16と流入ダクト11とを連通する排気ガス還流路41を設けるという簡単な構造によって、当該システムの排気ガスG3を再利用して流入ダクト11およびスクロール29を冷却することができるので、冷却器を追加してシステム全体が大型化・複雑化することなく、流入ダクト11およびスクロール29の耐久性向上が可能となる。したがって、製造コストの増加が抑制され、耐久性向上によって保守・点検の負担も軽減される。また、本実施形態においては、流入ダクト11の上流部のほうがより高温であるところ、冷却ガスG4よりも温度の低い排気ガスG3が当該流入ダクト11の上流部に接触することにより、流入ダクト11全体として高温による劣化の低減を図ることができ、耐久性の向上を図る効果が期待できる。
図3は本発明の第2実施形態に係る常圧燃焼タービンシステムを示す縦断面図である。この実施形態に係る常圧燃焼タービンシステムは、前記第1実施形態と類似の構造を有するが、図1に示す構造に追加して、流入ダクト11の上流側で流入ダクト11に連結され、作動ガスとしての燃焼ガスGBを生成する燃焼器50を設け、吸入通路10に燃焼器50の燃焼用空気を予熱する再生器6を設けている。燃焼器50は、再生器6から、高温ガスGHを導入するための燃焼器流入ダクト35を備えている。その他の構成は図1の構成と同様である。すなわち、第1実施形態においては、システムに導入する高温作動ガスG1として浸炭炉のような熱処理炉から排出された約1000℃の常圧・高温ガスを利用するが、この第2実施形態においては、再生器からの約600℃の高温ガスGHを、燃焼器流入ダクト35を介して燃焼器50に取り込み、この燃焼器50で燃焼させた約1000℃の燃焼ガスGBを、システムの作動ガスとして利用する。燃焼器50は、高温高圧の作動ガスを使用する一般的なガスタービンの燃焼器と同様な構造である。
燃焼器50は、燃焼器の外筒となる燃焼器ケーシング60と、燃焼器ケーシング60を支持し燃焼器流入ダクト35が支持される円筒状の空気導入ボックス61と、燃焼器ケーシング60の内部に収納されて高温ガスを燃焼させる燃焼器内筒51と、燃焼器内筒51の下流側に連なって、燃焼器内筒51で生成された燃焼ガスGBを流入ダクト11へ導出する導出ダクト59とからなる。空気導入ボックス61は、その下壁が第1ケーシング7の上端部に連結されている。燃焼器内筒51および導出ダクト59は同一の軸心を有する、円筒状の外周面をそれぞれ有しており、流入ダクト11の内径にほぼ等しい外径を有する導出ダクト59の下流部である連結嵌合部59aを、流入ダクト11の上流部の内周面に嵌合することによって、流入ダクト11の上流側に導出ダクト59が接続されている。
燃焼器内筒51は、その頂壁部(上流端壁51a)に、燃料ノズル55が配置されている。燃焼器内筒51と燃焼器ケーシング60の間を通って上昇した高温ガスGHが、上流端壁51aに設けた複数の固定羽根であるスワーラ53を通って燃焼器内筒51内に導入され、燃料ノズル55から供給された燃料と混合されて燃焼し、燃焼ガスGBが空気導入ボックス61の下壁を貫通する導出ダクト59を通って流入ダクト11に流入する。
導出ダクト59の連結嵌合部59aの下端59aaの軸方向位置は、図3に示すように、流入ダクト11の外周面に直交して連結されている円筒状の排気ガス還流路41の出口に臨む位置に設定されており、この実施形態では、排気ガス還流路41の出口の最上点位置Ltよりも下方に設定され、好ましくは、この最上点位置Ltと最下点位置Lbの中間位置Loよりも下方に設定される。なお、連結嵌合部59aの下端59aaの軸方向位置を、排気ガス還流路41の出口の最下点位置Lbより下方に設定してもよい。
次に、この構成に係る常圧燃焼タービンシステムの作用について説明する。図3において、再生器6から排出された約600℃の常圧・高温ガスGHが、燃焼器流入ダクト35を介して燃焼器50に導入される。この燃焼器50で生成された1000℃程度の燃焼ガスGBが導出ダクト59を経て流入ダクト11に流入する。
一方、図1の第1実施形態と同様にして、図3排気ガスG3である約100℃の冷却ガスG4が、排気ガス還流路41を経てダクト冷却通路43に流入し、流入ダクト11の外周面に接触して流入ダクト11を冷却する。このとき、流入ダクト11の冷却ガスG4が接触する部分の内周面に接触している、燃焼器50の連結嵌合部59aも同時に冷却され、この連結嵌合部59aを介して導出ダクト59が冷却されることとなる。第1実施形態の場合と同様、冷却ガスG4はこの後、スクロール29を冷却してから排気ダクト19を通って外部に排出される。
このように、システム内に燃焼器50を備える本願発明の第2実施形態に係る常圧燃焼タービンシステムにおいては、燃焼器50の導出ダクト59を冷却ガスG4が接触する位置まで延ばすことにより、第2排出ダクト16と流入ダクト11とを連通する排気ガス還流路41を設けるという簡単な構造によって、当該システムの排気ガスG3を再利用して、流入ダクト11およびスクロール29のみならず燃焼器50の導出ダクト59をも冷却することができる。したがって、冷却器を追加してシステム全体が大型化・複雑化することなく、燃焼器50、流入ダクト11およびスクロール29の耐久性向上が可能となる。
なお、上記各実施形態において、排気ガスG3を冷却用に還流させる排気ガス還流路41を、第2排出ダクト16と流入ダクト11との間にのみ設けたが、この排気ガス還流路41を、流入ダクト11側とスクロール29側に分岐させて2本設けてもよい。あるいは、システム設計上の都合により、排気ガス還流路41を流入ダクト11に接続させることが困難な場合や、流入ダクト11が短い場合には、排気ガス還流路41は、スクロール29にのみ接続させてもよい。
本発明の第1実施形態に係る、流入路の冷却構造を備えた常圧燃焼タービンシステムの縦断面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態に係る、流入路の冷却構造を備えた常圧燃焼タービンシステムの縦断面図である。
符号の説明
2 タービン
4 圧縮機
5 冷却器
7 第1ケーシング
8 第2ケーシング
9 流入路
11 流入ダクト
14 タービンケーシング
15 圧縮機ケーシング
16 第2排出ダクト
19 排気ダクト
29 スクロール
41 排気ガス還流路
43 ダクト冷却通路
45 スクロール冷却通路
50 燃焼器
51 燃焼器内筒
59 導出部
59a 連結嵌合部

Claims (4)

  1. 高温常圧の作動ガスを膨張させるタービンと、
    前記タービンにより駆動され、前記タービンからの膨張した作動ガスを圧縮する圧縮機と、
    前記高温常圧の作動ガスを前記タービンに流入させる流入路と
    を備え、
    前記流入路は、前記圧縮機から排出される排気ガスによって冷却され、該排気ガスは、前記流入路を冷却した後、外部に排出されるものであり、
    前記流入路が前記高温常圧の作動ガスをタービンへ向ける流入ダクトにより形成され、前記流入ダクトと、この流入ダクトを覆う第1ケーシングとの間に、前記排気ガスが通る冷却通路が形成されており、この冷却通路が、前記圧縮機からの排気ガスを排出する排出ダクトに、排気ガス還流路を介して連通している
    常圧燃焼タービンシステム。
  2. 請求項において、さらに、前記高温常圧の作動ガスを旋回させながら前記タービンに導くスクロールと、このスクロールを覆う第2ケーシングとの間に、前記排気ガスが通る冷却通路が形成されている常圧燃焼タービンシステム。
  3. 請求項またはにおいて、さらに前記高温常圧の作動ガスを生成する燃焼器を備え、前記燃焼器における、前記流入ダクトに作動ガスを導く導出ダクトの外周に冷却通路が形成されている常圧燃焼タービンシステム。
  4. 請求項またはにおいて、前記流入ダクトが、前記スクロールの軸心に垂直な軸心を有する円筒状部材で形成されており、前記流入ダクトの軸心が、前記スクロールの軸心に交わらないように設定されている常圧燃焼タービンシステム。
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