JP4986907B2 - オーバーキャップ付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、オーバーキャップ付き容器に関するものであり、容器本体の口部とオーバーキャップとの間からの液漏れを確実に回避しようとするものである。
コーヒーや紅茶等の飲料は、近年、内容物の味や風味を良好に維持するために無菌充填システムが採用されてきており、それに用いる容器としては、内容物を入れる本体部分をカップ状とし、その口部にフィルム状の密封シートを貼り付けるとともに、さらに該密封シートを保護するためにその外側にオーバーキャップを装着したものが用いられるようになっている。
この種の容器は、オーバーキャップに内容物を流出させる開口部を設け、その開口部に直接口をつけて内容物を飲むタイプのものや容器の胴体に予め備えつけられたストローをオーバーキャップの孔から差し入れて内容物を飲むタイプ等様々なものが商品として流通している(例えば特許文献1参照)が、ウォーマー等により加温される等、容器の取り扱い状況によってはオーバーキャップと容器本体口部との相互間におけるシール性が劣化(加温によりフランジが変形したり密封シートが収縮する等)し容器を傾けた場合にその部位から内容物が漏れ出てしまうこともあってその改善が求められていた。
実用新案登録第3140174号明細書
本発明の課題は、オーバーキャップと容器本体の口部との相互間を取り扱い状況にかかわらず確実にシールできる新規なオーバーキャップ付きの容器を提案するところにある。
本発明は、上記のような従来の不具合を解決するためになされたものであり、 環状周壁とこの周壁の下端に一体連結する底壁によって内容物を収納する充填空間を形成し、口部に密封シートを貼着して該充填空間を液密状態に保持するカップ状の容器本体と、該密封シートを覆い隠して容器本体の口部に着脱自在に固定保持されるオーバーキャップとを備えた容器であって、
前記オーバーキャップは、容器本体の口部を覆う天面壁と、この天面壁の下面及び縁部にそれぞれ一体連結され下向きに開放された2つの凹所を形成する内外二重の筒体からなり、
前記容器本体の口部外側壁に、オーバーキャップの下面に設けられた筒体による押し込みにて該密着シートの外縁部を位置せしめる環状溝を有し、外縁端を該オーバーキャップの内周壁に弾性接触させてその相互間を液密状態に維持するフランジ部を設けたことを特徴とするオーバーキャップ付き容器である。
上記の構成になる容器においては、オーバーキャップに、容器本体への取付け状態にて口部突端に当接して容器本体に対する位置決めを行う複数枚の位置決めリブを設けることができる。
容器本体の口部外側壁に、外縁端をオーバーキャップの内周壁に弾性接触させるフランジ部を設けることにより、容器本体及びオーバーキャップの少なくとも一方に熱影響等による収縮や変形が起きてもその相互間に隙間が生じることがないので、容器を傾倒させてもオーバーキャップの装着部位から内容物が漏れ出ることがない。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがうオーバーキャップ付き容器の外観斜視図であり、図2は図1に示した容器の要部断面を示した図である。
図における1はカップ状をなす容器本体である。この容器本体1は環状周壁1aと、この環状周壁1aの下端で一体連結する底壁1bからなり、その内側には内容物を収納する充填空間M(図2参照)が形成されている。
また、2は容器本体1の口部1cに貼着(接着剤を用いた接着や高周波を用いた溶融接着等が適用される)され充填空間Mを液密状態に保持する密封シート(アルミ製シート等、図2参照)、3は密封シート2を覆い隠して容器本体1の口部1cにアンダーカットの如き係合手段にて着脱自在に装着されるオーバーキャップである。
オーバーキャップ3は容器本体1の口部1cを覆う天面壁3aと、この天面壁3aの下面及び縁部にそれぞれ一体連結され下向きに開放された2つの凹所N、Nを形成する内外二重の筒体3b、3cを有しており(図2参照)、天面壁3aにはストローを差し込むことができる開口3dが形成されている。
4は容器本体1の口部外側壁に設けられたフランジ部である(図2参照)。このフランジ部4には環状溝4aと、この環状溝4aの外壁につながりエッジeを外側へ指向させた外縁端4bが形成されている。そして該環状溝4aにはオーバーキャップ3の下面に設けられた筒体(内筒)3bによって押し込まれた密封シート2の外縁部2aが位置しており、フランジ部4の外縁端4bにおけるエッジeはオーバーキャップ3の筒体(外筒)3cの内周壁にて弾性接触してその部位が液密状態に保持されている。
さらに、5はオーバーキャップ3の筒体(内筒)3bの基部に隣接設置された位置決めリブである。この位置決めリブ5は容器本体1の口部1cの周りに間隔を開けて複数枚設けられた縦リブからなり、容器本体1にオーバーキャップ3を取付けた際に口部突端(上端面)に当接して容器本体1に対する位置決めを行うようになっている。
上記の構成になる容器は、オーバーキャップ3の筒体(外筒)3cの内周壁に凸部tが形成されており、フランジ部4の外縁端4bが該凸部tに係合するアンダーカット係合により容器本体1に着脱自在に固定保持されているが、該外縁端4bは弾性的な変位に由来した予圧でもって筒体(外筒)3cの内周壁に当接しており、その部位は確実にシールされている。
本発明にしたがうオーバーキャップ付きの容器は、密封シート2の外縁部2aがフランジ部4の環状溝4aに位置しており、外縁端4bがオーバーキャップ3の筒体3(外筒)cの内周壁に直接接触するものであり、熱等による収縮が起きてもその影響を受けることがないのでオーバーキャップ3と容器本体1の口部1cの相互間からの液漏れを確実に回避することができる。
本発明の実施の形態では、オーバーキャップ3にストローを差し込むことができる開口3dを設けたものについて示したが、飲み口や排出口を形成する開口を備えた容器あるいは切断刃を備え、該切断刃を振り下ろすことによって密封シートを突き破って開封する容器にも適用可能であり、図示した容器に限定はされない。また、内容物についても、飲料等の液体(流体物)、錠剤等の固体、さらには、食品、化粧料、薬品等、様々は内容物に適用することが可能である。
図3は本発明にしたがう容器の他の実施の形態を要部断面について示した図である。フランジ部4の外縁端4bは図2に示したようにエッジeを付して線接触させてシールしてもよいし、図3に示す如く面接触によりシールを行う環状壁4cを設けてもよい。
オーバーキャップと容器本体との相互間からの液漏れを確実に回避できるオーバーキャップ付きの容器が提供できる。
本発明にしたがうオーバーキャップ付き容器の実施の形態を示した図である。 図1に示した容器の要部断面を示した図である。 本発明にしたがうオーバーキャップ付き容器の他の実施の形態を要部断面について示した図である。
符号の説明
1 容器本体
1a 環状周壁
1b 底壁
1c 口部
2 密封シート
2a 外縁部
3 オーバーキャップ
3a 天面壁
3b 筒体
3c 筒体
3d 飲み口
4 フランジ部
4a 環状溝
4b 外縁端
4c 環状壁
5 位置決めリブ
M 充填空間
、N 凹所
e エッジ

Claims (2)

  1. 環状周壁とこの周壁の下端に一体連結する底壁によって内容物を収納する充填空間を形成し、口部に密封シートを貼着して該充填空間を液密状態に保持するカップ状の容器本体と、該密封シートを覆い隠して容器本体の口部に着脱自在に固定保持されるオーバーキャップとを備えた容器であって、
    前記オーバーキャップは、容器本体の口部を覆う天面壁と、この天面壁の下面及び縁部にそれぞれ一体連結され下向きに開放された2つの凹所を形成する内外二重の筒体からなり、
    前記容器本体の口部外側壁に、オーバーキャップの下面に設けられた筒体による押し込みにて該密着シートの外縁部を位置せしめる環状溝を有し、外縁端を該オーバーキャップの内周壁に弾性接触させてその相互間を液密状態に維持するフランジ部を設けたことを特徴とするオーバーキャップ付き容器。
  2. 前記オーバーキャップは、容器本体への取付け状態にて口部突端に当接し容器本体に対する位置決めを行う複数枚の位置決めリブを有する、請求項1記載のオーバーキャップ付き容器。
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