JP4985166B2 - 自己位置推定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自己位置を推定する自己位置推定装置に関する。
従来、車両に搭載されたナビゲーションシステムなどの移動体において、自己位置を推定する技術として、下記の非特許文献1に開示されたランドマークデータベースを用いた投票による位置推定方法がある。この位置推定方法では、予めランドマークデータベースに所定の特徴を有する目印であるランドマークが観測できる範囲を登録しておく。また、位置推定を行う際には、ランドマークを含む画像を撮像し、この画像内からランドマークを抽出する。それから、抽出されたランドマークとランドマークデータベース内のランドマークとを比較し、両ランドマークが一致した場合に、ランドマークが観測できる位置を投票する。そして、投票値がもっとも高くなった位置を現在の位置と推定するというものである。
中川知香他2名、自然特徴点ランドマークデータベースを用いた投票に基づく静止画像からのカメラ位置・姿勢推定、画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2006)講演論文集、電子情報通信学会パターン認識・メディア理解研究専門委員会(PRMU)、July2006、249−254頁
しかし、上記非特許文献1に記載された従来技術では、抽出されたランドマークとランドマークデータベース内のランドマークとの一致度が一定値以上となる場合、自己位置を推定するにあたり、これらのランドマークを同等に取り扱っている。このため、類似するランドマークが抽出された際には、互いのランドマークを誤認識することがあり、誤認識されたランドマークが複数存在する場合には、自己位置を正確に推定することができなくなることがあるという問題があった。
そこで、本発明の課題は、複数のランドマークが抽出された際に、異なるランドマーク同士を精度良く認識し、高い精度で自己位置を推定することができる自己推定装置を提供することにある。
上記課題を解決した本発明に係る自己位置推定装置は、ランドマークを検出するランドマーク検出手段と、ランドマークの特徴量を記憶するランドマーク特徴量記憶手段と、新規事項の追加に該当ランドマーク検出手段によって検出されたランドマークと、ランドマーク特徴量記憶手段に記憶されたランドマークの特徴量と一致度であるランドマーク一致度を取得する一致度取得手段と、新規事項の追加に該当自己位置から新規事項の追加に該当ランドマークまでの距離を検出する距離検出手段と、新規事項の追加に該当ランドマークを検出可能とされる検出範囲を、複数の新規事項の追加に該当ランドマークにそれぞれ対応させて取得する検出範囲取得手段と、新規事項の追加に該当距離検出手段によって検出された距離と新規事項の追加に該当検出範囲取得手段によって取得された検出範囲とに基づいて、自己が存在可能である自己存在可能範囲を推定する自己存在可能範囲推定手段と、複数の新規事項の追加に該当ランドマークにそれぞれ対応する新規事項の追加に該当自己存在可能範囲内における自己位置の候補となる自己位置候補点を設定する自己位置候補点設定手段と、新規事項の追加に該当自己位置候補点に対して投票を行う投票手段と、新規事項の追加に該当投票手段の投票結果が所定となったときに、新規事項の追加に該当しきい値を超えた自己位置候補点を自己位置と推定する自己位置推定手段と、を備え、新規事項の追加に該当投票手段は、投票値が所定の値となるまで新規事項の追加に該当ランドマーク一致度が高いランドマークに対応する自己存在可能範囲における新規事項の追加に該当自己位置候補点から順番に投票を行うものである。
本発明に係る自己位置推定装置においては、自己位置を推定する際、自己位置の推定に用いるランドマークとして、ランドマーク信頼度が高いランドマークを順番に採用するようにしている。このため、類似するランドマークが抽出されたとしても、ランドマーク信頼度の低いランドマークの影響を小さくすることができる。したがって、複数のランドマークが抽出された際に、異なるランドマーク同士を精度良く認識することができ、もって高い精度で自己位置を推定することができる。
なお、本発明にいう「ランドマーク」とは、位置推定において目印になるものであり、実環境に存在する物体、この物体の任意の点に記された記号などを含むものである。この「ランドマーク」は、移動可能な物体および移動可能な物体の任意の点でもよく、固定物および固定物の任意の点でもよい。また、ここでいう「ランドマークの信頼度」とは、自己位置を推定する際に、有効なランドマークであるかを示す指標となるものである。
このように、投票値が所定の値となるまでランドマーク信頼度が高いランドマークから順番に投票を行うことにより、ランドマーク信頼度が高いランドマークによって投票値が求められることになり、その分精度よく自己位置を推定することができる。
また、上記課題を解決した本発明に係る自己位置推定装置は、ランドマークを検出するランドマーク検出手段と、ランドマーク検出手段によって検出されたランドマークの信頼度であるランドマーク信頼度を取得する信頼度取得手段と、ランドマーク検出手段によって検出された複数のランドマークに基づいて、自己位置を推定する自己位置推定手段と、自己位置からランドマークまでの距離を検出する距離検出手段と、ランドマークを検出可能とされる検出範囲をランドマークごとに取得する検出範囲取得手段と、を備え、自己位置推定手段は、距離検出手段によって検出された距離と検出範囲取得手段によって取得された検出範囲とに基づいて、自己が存在可能である自己存在可能範囲を推定する自己存在可能範囲推定手段と、複数のランドマークにそれぞれ対応する自己存在可能範囲内における自己位置の候補となる自己位置候補点に対して投票を行う投票手段と、を有しており、投票手段は、ランドマーク信頼度が高いランドマークに対応する自己存在可能範囲における自己位置候補点についての投票値の大きさを、ランドマーク信頼度が低いランドマークに対応する自己存在可能範囲における自己位置候補点についての投票値の大きさよりも大きくするものである。
本発明に係る自己位置推定装置では、ランドマーク信頼度が高いランドマークについての投票値の大きさを、ランドマーク信頼度が低いランドマークについての投票値の大きさよりも大きくしている。このため、類似するランドマークが抽出されたとしても、ランドマーク信頼度が低いランドマークの影響が小さい投票値を得ることができる。したがって、複数のランドマークが抽出された際に、異なるランドマーク同士を精度良く認識することができ、もって高い精度で自己位置を推定することができる。
このとき、自己位置存在可能範囲推定手段は、ランドマーク信頼度が高いランドマークについての自己存在可能範囲の広さを、ランドマーク信頼度が低いランドマークについての自己存在可能範囲の広さよりも狭く推定する態様とすることもできる。
このように、ランドマーク信頼度が高いランドマークについての自己存在可能範囲の広さを、ランドマーク信頼度が低いランドマークについての自己存在可能範囲の広さよりも狭く推定することにより、自己存在可能範囲同士の重なり合いが少なくなる。その結果、自己存在可能範囲が重なった部分を誤って現在位置と推定することを回避することができる。
本発明に係る自己位置推定装置によれば、複数のランドマークが抽出された際に、異なるランドマーク同士を精度良く認識し、高い精度で自己位置を推定することができる。
以下、本発明による自己位置推定装置の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本発明の自己位置推定装置は、たとえばナビゲーションシステムが搭載された車両や人間の生活環境中で移動可能なロボット等の移動体に搭載され、移動体の自己位置を推定するものである。この自己位置推定装置は、対象物を検出し、検出された対象物(物体や物体に記された記号など)をランドマークとして、ランドマークと地図データとを照合し、照合できたランドマークに基づいて、移動体の自己位置を推定する。地図データは、ランドマークの絶対的な位置および特徴に関する情報を含むものである。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る自己位置推定装置を示すシステム構成図である。図1に示すように、自己位置推定装置1は、ランドマークとして用いられる対象物を検出するステレオカメラ2と、自己位置推定処理を実行する自己位置推定用電子制御ユニット(以下、自己位置推定ECUという)3とを備えている。また、自己位置推定ECU3は、データベース11、ランドマーク抽出部12、地図照合部13、および自己位置推定部14を備えている。
ステレオカメラ2は、周囲の実環境を撮像し、この実環境からランドマークを抽出するための画像データを取得するものである。ステレオカメラ2は、取得した画像データを自己位置推定ECU3におけるランドマーク抽出部12に出力する。
自己位置推定ECU3におけるデータベース11は、ランドマークが設定されている領域(屋外や部屋の中など)の地図、この地図上における複数のランドマークの位置、これらのランドマークのそれぞれの特徴量を記憶している。また、データベース11は、それぞれのランドマークを観測可能な範囲であり、ランドマークごとに決定された検出範囲である観測可能範囲を記憶している。データベース11からは、ランドマーク抽出部12に対してランドマークの特徴量が出力される。また、地図照合部13に対して、地図上における複数のランドマークの位置およびそれぞれの観測可能範囲を出力する。データベース11は、検出範囲記憶手段を構成する。
ランドマーク抽出部12においては、ステレオカメラ2から出力された画像およびデータベース11から出力されたランドマーク特徴量に基づいて、ステレオカメラ2から出力された画像内におけるランドマークを抽出する。ここで、ステレオカメラ2から出力された画像内におけるランドマークを抽出する際に、画像特徴SIFT(Scale-Invariant Feature Transform、以下「SIFT」という)が用いられる。
データベース11には、複数のランドマークが登録されており、登録されたランドマークのランドマーク特徴量として、ランドマークをカメラで撮影した際の画像が記憶されている。SIFTによるランドマーク抽出では、画像中における物体の角度と大きさの変化に対して不変な特徴量を抽出し、この特徴量とランドマーク特徴量とを比較し、両者の一致度(本発明の信頼度、以下「ランドマーク一致度」という)を算出する。このランドマーク一致度が所定のしきい値以上となったときに、この物体をランドマークとして抽出する。ランドマーク一致度が本発明のランドマーク信頼度となる。
ここで、ランドマークを撮影した際のカメラのカメラ姿勢から±30度程度ずれると、ランドマークの対応付けが困難になり、ランドマークの抽出が非常に困難となる。したがって、逆に考えると、SIFTによってランドマークを抽出することができた場合には、ステレオカメラ2の位置(自己位置)が抽出されたランドマークから±30度の範囲にあるといえる。したがって、SIFTによってランドマークが抽出されることにより、自己位置の自己存在可能範囲を限定されることとなる。
また、ランドマーク抽出部12は、ランドマークを抽出した場合、ステレオカメラ2から出力された画像に基づいて、抽出したランドマークと自己位置との距離を算出する。抽出したランドマークと自己位置との距離の算出は、たとえば三角法によって行うことができる。さらに、ランドマーク抽出部12は、ランドマーク一致度を算出する。このランドマーク一致度が所定のしきい値以上となった場合に、抽出したランドマークにランドマーク一致度を付加し、抽出したランドマークと自己位置との距離とともに地図照合部13に出力する。
地図照合部13は、ランドマーク抽出部12から出力されたランドマークをデータベース11から出力された地図上における複数のランドマークの位置に照合し、地図上におけるランドマーク位置を検出する。また、地図照合部13では、地図上におけるランドマーク位置を検出したら、ランドマーク抽出部12から出力された距離およびデータベース11から出力された観測可能範囲に基づいて、自己が存在可能な範囲であり、抽出されたランドマークに対応する自己存在可能範囲を推定する。ここで、地図照合部13では、ランドマーク抽出部12から出力された距離情報が短い場合には、距離情報が長い場合よりも自己存在可能範囲が狭くなるように自己存在可能範囲を推定する。地図照合部13は、複数のランドマークに対応して推定した自己存在可能範囲およびこれらのランドマークにおけるランドマーク一致度を自己位置推定部14に出力する。
自己位置推定部14では、地図照合部13から出力された自己存在可能範囲に複数の自己位置の候補となる自己位置候補点を設定し、この自己位置候補点に対する投票を行う。ここで、自己位置候補点に投票を行うにあたり、投票を行うランドマークとして、ランドマーク一致度が最も高いランドマークおよび次にランドマーク一致度が高いランドマークを採用する。自己位置推定部14では、これらのランドマークに対応する自己存在可能範囲における自己位置候補点から順番に自己位置候補点に対する投票を行う。
その結果、投票値が所定のしきい値、本実施形態では2票以上である場合に自己位置候補点を自己位置と推定する。また、ランドマーク一致度が最も高いランドマークに対応する自己存在可能範囲に設定された自己位置候補点の投票値が所定のしきい値未満である場合には、投票を行うランドマークとして、ランドマーク一致度が次に高いランドマークを採用する。このランドマーク一致度が次に高いランドマークに対応する自己存在可能範囲をランドマーク一致度が最も高いランドマークおよび次に高いランドマークに対応する自己存在可能範囲に加えて投票を行う。以後、自己位置候補点における投票値の最高値が所定のしきい値以上となるまでこの作業を繰り返す。
次に、本実施形態に係る自己位置推定装置における自己位置の推定手順について説明する。図2は、本実施形態に係る自己位置推定装置における自己位置推定手順を示すフローチャートである。
図2に示すように、本実施形態に係る自己位置推定装置1においては、ステレオカメラ2で撮影されて出力された画像をランドマーク抽出部12に入力する(S1)。このとき、ランドマーク抽出部12には、データベース11からランドマークの特徴量が出力される。ランドマーク抽出部12では、ステレオカメラ2から出力された画像およびデータベース11から出力されたランドマークの特徴量に基づいて、画像中における物体の特徴量と、ランドマーク特徴量との一致度(ランドマーク一致度)を求める(S2)。ここで求めた一致度が所定のしきい値以上である場合に、画像中におけるこの物体をランドマークとして抽出する(S3)。ランドマーク一致度の算出およびランドマークの抽出には、SIFTが用いられる。
SIFTにおいては、ランドマークを登録した地点からカメラの姿勢がある程度の角度、たとえば±30度程度以上変化すると、そのランドマークとの対応付けが非常に困難となってしまう。たとえば、図3(a)に示す物体Mの表面に記された図形をランドマークRとすると、ランドマークRを正面に見た位置から90度ずれた位置から見た物体Mは、図3(b)に示すようになる。この位置から撮影した画像では、ランドマークRが撮影されず、ランドマークを抽出することができない。
また、ランドマークRを正面に見た位置から時計周り方向を正として、+30度、0度、−30度程度周った位置から見た物体Mは、それぞれ図3(c)、(d)、(e)に示すようになる。図3(c)〜(e)に示すように、ランドマークRを正面から見た位置から±30程度周った位置からは、ランドマークRを抽出することができるが、これより大きく周った位置からは、ランドマークRを抽出することができなくなる。こうして、ランドマークの抽出を行う。
ランドマークの抽出が済んだら、抽出したランドマークとステレオカメラ2が設置された自己位置との距離を算出する(S4)。この距離の算出は、抽出されたすべてのランドマークに対して行い、その手法として三角法を用いる。こうして、ランドマークの抽出およびランドマークと自己位置との距離の算出が済んだら、ランドマーク抽出部12は、抽出したランドマークおよびランドマークと自己位置との距離を地図照合部13に出力する。また、地図照合部13には、データベース11から地図、この地図上におけるランドマークの位置、および観測可能範囲が出力される。
地図照合部13では、ランドマーク抽出部12から出力されたランドマークおよび地図上におけるランドマークの位置を照合し(S5)、地図上における抽出されたランドマークの位置を特定する。ランドマークの位置を特定したら、各ランドマークとの距離およびランドマークを観測可能範囲に基づいて、自己存在可能範囲を推定する(S6)。自己存在可能範囲は、次のようにして推定される。図4は、ランドマークRが抽出された領域を平面視する図である。図4において、抽出されたランドマークRの観測可能範囲Eは、データベース11に予め記憶された範囲であり、ランドマークRを登録した際に撮影されたランドマークRの位置から所定の範囲、本実施形態では±30度の範囲に設定されている。このため、観測可能範囲Eとしては、中心角が60度とされた扇形が設定されている。
このランドマークRの観測可能範囲Eから、ランドマークRとの距離に基づいて自己存在可能範囲を絞り込むことによって自己存在可能範囲Pを推定する。自己存在可能範囲Pとしては、観測可能範囲Eにおける厚さを持った円弧を推定する。自己存在可能範囲Pを推定するにあたり、まず、円弧の半径Lを推定する。この半径Lは、自己位置とランドマークRとの距離に基づいて推定され、自己位置とランドマークRとの距離と比例した値とされる。ここでの円弧の半径Lとは、厚さを有する円弧のうち、もっとも内側の線までの距離をいう。
このように、自己存在可能範囲Pを設定するにあたり、円弧状の観測可能範囲Eを設定し、自己位置とランドマークRとの距離と比例した値の半径Lを設定して自己存在可能範囲Pを設定する。このため、自己位置からランドマークRまでの距離が短い場合に、自己位置からランドマークRまでの距離が長い場合と比較して、自己存在可能範囲Pが狭く推定される。
円弧の半径Lを求めたら、円弧の厚さを求める。ここで、ステレオカメラ2で撮影された画像では、ランドマークと自己位置との距離が長い場合、その距離が短い場合よりも距離の計測誤差が大きくなる傾向にある。この計測誤差を考慮して、円弧の厚さTは、自己位置とランドマークRとの距離に基づいて求め、自己位置とランドマークRとの距離が短い場合に、自己位置とランドマークRとの距離が長い場合と比較して、円弧の厚さTを小さく設定する。地図照合部13は、推定した自己存在可能範囲Pを自己位置推定部14に出力する。
自己存在可能範囲Pの推定が済んだら、自己位置推定部14においては、出力された自己存在可能範囲P内に自己位置候補点を設定する(S7)。自己位置候補点は、ランドマーク一致度が最も高いランドマークおよびランドマーク一致度が次に高いランドマークに対応する自己存在可能範囲内Pから設定する。ここでの自己位置候補点は、たとえば自己存在可能範囲Pを格子状に区切って形成される各点(領域)とすることもができるし、自己存在可能範囲P内における各画素あるいは数個の画素の集合体を自己位置候補点とすることもできる。
自己位置候補点を設定したら、自己位置候補点に対する投票を行う(S8)。自己位置候補点に対する投票では、各自己位置候補点における投票値をそれぞれ投票する。このとき、各自己位置候補点に対して、同等の数値となる投票値を投票する。続いて、各自己位置候補点における投票値がしきい値を以上となるか否かを判断する(S9)。
ここで、ランドマーク一致度が最も高いランドマークおよびランドマーク一致度が次に高いランドマークに対応する自己存在可能範囲Pが重複する場合には、その重複位置に対応する自己位置候補点における投票値がしきい値以上となる。この場合に、その重複位置に対応する自己位置候補点を自己位置として推定する(S10)。
一方、ランドマーク一致度が最も高いランドマークおよびランドマーク一致度が次に高いランドマークに対応する自己存在可能範囲Pが重複しない場合には、投票値がしきい値以上とはならない。この場合には、ステップS6に戻り、自己存在可能範囲を推定する。このときに、ランドマーク一致度が次に高いランドマークにおける自己存在可能範囲を追加して採用する。以後、ステップS9において、投票値がしきい値以上となる自己位置候補点が決定されるまで、上記の工程を繰り返す。
このように、本実施形態に係る自己位置推定装置においては、自己位置を推定するための自己存在可能範囲として、ランドマーク一致度が高いランドマークに対応する自己存在可能範囲から順に採用している。このため、高い精度で自己位置を推定することができる。たとえば、図5に示すように、ランドマーク一致度が高い順に4つのランドマークR1〜R4が抽出された場合を想定する。このとき、各ランドマークR1〜R4にそれぞれ対応する自己存在可能範囲P1〜P4が設定される。ここで、ランドマークR1〜R4について、そのランドマーク一致度によらずに各ランドマークR1〜R4にそれぞれ対応する自己存在可能範囲P1〜P4を用いて投票を行うと、ランドマーク一致度が低いランドマークR3,R4に対応する自己存在可能範囲P3,P4の影響を受けて、実際の自己位置とは異なる自己位置候補点X2の投票値が高くなってしまう。その結果、実際の自己位置とは異なる自己位置候補点X2が自己位置として推定されてしまう。
これに対して、ランドマーク一致度が高いランドマークに対応する自己存在可能範囲から順に採用して自己位置を推定すると、ランドマーク一致度が高いランドマークR1,R2に対応する自己存在可能範囲P1,P2基づいて自己位置が推定される。このとき、ランドマーク一致度が低いランドマークR3,R4に対応する自己存在可能範囲P3,P4の影響がなくなり、ランドマークR1,R2の自己存在可能範囲P1,P2が重複する自己位置候補点X1が実際の自己位置と一致する自己位置として推定される。このように、ランドマーク一致度が低いランドマークR3、R4に対応する自己存在可能範囲P3,P4の影響を小さくすることができる。したがって、複数のランドマークが抽出された際に、異なるランドマーク同士を精度良く認識することができ、もって高い精度で自己位置を推定することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る自己位置推定装置は、上記第1の実施形態と比較して、システム構成は上記第1の実施形態と同様であり、自己位置推定部14における自己位置候補点に対する投票を行う際の手順が主に異なる。以下、その相違点を中心に本実施形態に係る自己推定装置による自己位置の推定手順について主に説明する。
上記第1の実施形態では、自己位置候補点に対する投票の際、各自己位置候補点における投票値として、各自己位置候補点に対して、同等の数値となる投票値を投票していた。これに対して、本実施形態に係る自己位置推定装置では、自己位置候補点における投票値を、自己位置存在可能範囲に対応するランドマークにおけるランドマーク一致度の高さに応じた値とする。ここでは、ランドマーク一致度が高いランドマークに対応する自己位置存在範囲における自己位置候補点の方が、ランドマーク一致度が低いランドマークに対応する自己位置存在範囲における自己位置候補点よりも高い投票値が投票される。かかる態様によっても、自己位置を推定する際に、ランドマーク一致度が低いランドマークの影響を小さくすることができる。
具体的に、図5に示す例において、第1ランドマークR1の信頼度が5、第2ランドマークR2の信頼度が4、第3,第4ランドマークR3,R4の信頼度がそれぞれ1であったとする。また、自己位置候補点に投票する投票値として、第1ランドマークR1に対応する自己存在可能範囲P1における自己位置候補点に5が投票される。同様に、第2ランドマークR2に対応する自己存在可能範囲P2における自己位置候補点に4が投票され、第3,第4ランドマークR3,R4に対応する自己存在可能範囲P3,P4における自己位置候補点にそれぞれ1が投票される。
この例の場合、第1ランドマークR1に対応する自己存在可能範囲P1と第2ランドマークR1に対応する自己存在可能範囲P2との重複する自己位置候補点X1では、合計で9の投票値が得られる。その一方、第2〜第4ランドマークR2〜R4に対応する自己存在可能範囲P2〜P4が重複する自己位置候補点X2では、合計で6の投票値が得られることになる。この結果から、実際の自己位置と一致する点を自己位置候補点X1として推定することができる。
このように、自己位置候補点における投票値を、自己位置存在可能範囲に対応するランドマークにおけるランドマーク一致度の高さに応じた値とすることにより、ランドマーク一致度が低いランドマークに対応する自己存在可能範囲の影響を小さくすることができる。したがって、複数のランドマークが抽出された際に、異なるランドマーク同士を精度良く認識することができ、もって高い精度で自己位置を推定することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態に係る自己位置推定装置は、上記第1の実施形態と比較して、システム構成は上記第2の実施形態と同様であり、地図照合部13における自己存在可能範囲の推定手順が主に異なる。その相違点を中心に本実施形態に係る自己位置推定装置に自己位置推定手順について説明する。
上記第2の実施形態では、自己存在可能範囲を推定する際、自己存在可能範囲を一定の大きさ(中心角が60度とされた扇形)としていたが、本実施形態では、自己存在可能範囲の推定を行う際、ランドマーク一致度が用いられる。具体的には、ランドマーク一致度が高いほど自己存在可能範囲を狭くする。SIFTにおけるランドマークの抽出では、視点変化が小さいほど、ランドマーク一致度が高くなる性質がある。ランドマーク一致度が低くなる要因としては、視点変化のほかに、照明変動、隠れの影響等があるが、ランドマーク一致度が高い場合には、視点変化が少ない可能性が高くなっている。この視点変化が小さいほど、ランドマーク一致度が高くなる性質を利用し、ランドマーク一致度が高いランドマークに対応する自己存在可能範囲については、その自己存在可能範囲を狭くする。逆にランドマーク一致度が低いランドマークに対応する自己存在可能範囲については、その自己存在可能範囲を広くする。
たとえば、ランドマーク一致度が所定のしきい値未満である場合には、図6(a)に示すように、自己存在可能範囲PをランドマークRの位置を中心として中心角が60度の範囲に設定して自己存在可能範囲を広くする。また、ランドマーク一致度が所定のしきい値以上である場合には、図6(b)に示すように、自己存在可能範囲PをランドマークRの位置を中心として中心角が10度の範囲に設定して自己存在可能範囲を狭くする。あるいは、ランドマーク一致度の度合いによって中心角を変化させ、ランドマーク一致度が高くなるほど中心角を小さくさせる。
このように、ランドマーク一致度が高いほど自己存在可能範囲を狭くすることにより、自己存在可能範囲同士の重なり合いが少なくなる。その結果、自己存在可能範囲が重なった部分を誤って現在位置と推定することを回避することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、上記第1の実施形態では、上記実施形態では、抽出したランドマークのすべてについてランドマークまでの距離を算出し、自己存在可能範囲を推定しているが、ランドマーク一致度が高く、自己位置候補点に対する投票を行う際に用いられるランドマークのみについてランドマークまでの距離を算出し、自己存在可能範囲を推定する態様とすることもできる。
また、上記各実施形態ではランドマークの抽出を行う際にSIFTを用いているが、指向性RFIDタグなどを用いた抽出を行うこともできる。この場合、ランドマーク検出手段としては、RFIDタグリーダが用いられる。他方、ランドマーク検出手段としてはレンジファインダなどを用いることもできる。
さらに、自己位置とランドマークとの距離を求めるために三角法を用いているが、多重解像度テンプレートなどを用いることもできる。さらに、上記実施形態においては、自己位置推定装置をロボット等の移動体に適用しているが、たとえば、乗用車等のその他の移動体に適用してもよい。
第1の実施形態に係る自己位置推定装置を示すシステム構成図である。 第2の実施形態に係る自己位置推定装置における自己位置推定手順を示すフローチャートである。 (a)はランドマークが表示された物体を示す模式図、(b)〜(e)は、それぞれ角度を代えて見たランドマークを示す模式図である。 ランドマークが抽出された領域を平面視する図である。 複数のランドマークが抽出された際のランドマークと、自己存在可能範囲とを示す図である。 (a)は、ランドマーク一致度が低い場合における広い自己存在可能範囲を示す図、(a)は、ランドマーク一致度が高い場合における狭い自己存在可能範囲を示す図である。
符号の説明
1…自己位置推定装置、2…ステレオカメラ、3…自己位置推定ECU、11…データベース、12…ランドマーク抽出部、13…地図照合部、14…自己位置推定部、P,P1〜P4…自己存在可能範囲、R,R1〜R4…ランドマーク、X1,X2…自己位置候補点。

Claims (3)

  1. ランドマークを検出するランドマーク検出手段と、
    ランドマークの特徴量を記憶するランドマーク特徴量記憶手段と、
    前記ランドマーク検出手段によって検出されたランドマークと、ランドマーク特徴量記憶手段に記憶されたランドマークの特徴量と一致度であるランドマーク一致度を取得する一致度取得手段と、
    前記自己位置から前記ランドマークまでの距離を検出する距離検出手段と、
    前記ランドマークを検出可能とされる検出範囲を、複数の前記ランドマークにそれぞれ対応させて取得する検出範囲取得手段と、
    前記距離検出手段によって検出された距離と前記検出範囲取得手段によって取得された検出範囲とに基づいて、自己が存在可能である自己存在可能範囲を推定する自己存在可能範囲推定手段と、
    複数の前記ランドマークにそれぞれ対応する前記自己存在可能範囲内における自己位置の候補となる自己位置候補点を設定する自己位置候補点設定手段と、
    前記自己位置候補点に対して投票を行う投票手段と、
    前記投票手段の投票結果が所定となったときに、前記しきい値を超えた自己位置候補点を自己位置と推定する自己位置推定手段と、を備え、
    前記投票手段は、投票値が所定の値となるまで前記ランドマーク一致度が高いランドマークに対応する自己存在可能範囲における前記自己位置候補点から順番に投票を行うことを特徴とする自己位置推定装置。
  2. 前記投票手段は、前記ランドマーク一致度が高いランドマークに対応する自己存在可能範囲における前記自己位置候補点についての投票値の大きさを、前記ランドマーク一致度が低いランドマークに対応する自己存在可能範囲における前記自己位置候補点についての投票値の大きさよりも大きくする請求項1に記載の自己位置推定装置。
  3. 前記自己位置存在可能範囲推定手段は、前記ランドマーク一致度が高いランドマークについての自己存在可能範囲の広さを、前記ランドマーク一致度が低いランドマークについての自己存在可能範囲の広さよりも狭く推定する請求項1または請求項2に記載の自己位置推定装置。
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