JP4983534B2 - 集合住宅 - Google Patents

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Description

本発明は、建物本体と独立した構成からなる外廊下部を有した集合住宅の技術に関する。
従来より、集合住宅における外廊下部やバルコニー等の構造としては、たとえば「特許文献1」に示されるように、建物本体を構成する柱フレームや梁フレーム等を利用する、片持ち構造や、あるいは、建物本体部の外周部に柱フレームを立設し、該柱フレームと建物本体部との間で前記外廊下部を掛架させる構造が一般的に公知となっている。
特開平11−336238号公報
このような片持ち構造からなる外廊下部等においては、該外廊下部の荷重の全部、あるいは、一部を前記建物本体の柱フレームや梁フレーム等によって直接支持するため、建物本体自身を保持する以上の剛性が必要となり、常に材料サイズの選択において、サイズアップが必要となる。その結果、居住空間の圧迫や、材料費の経費増加等の原因となっている。
また、外廊下部の支持梁等が直接、建物本体の柱フレームや梁フレーム等と接続されることから、該外廊下部を居住者が歩行する際の衝撃振動等が、直接建物本体に伝達され、居住性の悪化の原因ともなっている。
このような現状を踏まえて、本発明においては、建物本体と独立した構成からなる外廊下部を有した集合住宅の技術の提供を課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、各住居に共有の外廊下を具備する集合住宅において、地上から離間して設ける前記外廊下の架構フレームは建物本体の外部に立設する複数の柱により片持ち構造を介して保持され、前記柱と建物本体とは互いに突出して設ける板部材を介して、緩衝材を間に挟んで連結するものである。
請求項2においては、前記建物本体と該建物本体の外部に立設する柱との間隙に、給湯器類や給配水管を配備するチャンバーボックスや、玄関ドアや、面格子を具備する収納スペースを設けるものである。
請求項3においては、前記建物本体の外部に立設する前記柱により屋根部を支持するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、各住居に共有の外廊下を具備する集合住宅において、地上から離間して設ける前記外廊下の架構フレームは建物本体の外部に立設する複数の柱により片持ち構造を介して保持する独立構造を有するため、建物本体部を構成する柱や梁等のフレーム部材をむやみにサイズアップすることなく、最適な材料を選択することができる。
また、前記柱と建物本体とは互いに突出して設ける板部材を介して、緩衝材を間に挟んで連結するので、居住者が外廊下を歩行する際に発生する衝撃振動等が、前記建物本体に伝搬しにくく、快適な居住空間を実現することができる。
請求項2においては、前記建物本体と該建物本体の外部に立設する柱との間隙に、給湯器類や給配水管を配備するチャンバーボックスや、玄関ドアや、面格子を具備する収納スペースを設けるので、設備機器や配管経路等の設置箇所を容易に確保することができる。
請求項3においては、前記建物本体の外部に立設する前記柱により屋根部を支持するので、建物本体部を構成する柱や梁等のフレーム部材をむやみにサイズアップすることなく、最適な材料を選択することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施例1に係る集合住宅1の全体的な構成を示した斜視図である。
図2は同じく集合住宅1の断面平面図である。
図3は本実施例における外廊下部5の全体を示す断面正面図である。
図4は同じく外廊下部5の上部を示す断面正面図である。
図5は同じく下部を示す断面正面図である。
図6は図3に示す矢印C側から見た柱フレーム6の接続部平面図である。
図7は本実施例における外廊下部5側近傍の建物本体部2を示す断面平面図である。
図8は図7に示す矢印D側から見た建物本体部2の側面図である。
図9は本発明の実施例2に係る集合住宅40の全体的な構成を示した正面図である。
[全体構成]
まず、本発明に係る実施例1として、集合住宅1の全体的な構成について、図1、および、図2を用いて説明する。なお、図1、および、図2中に示す矢印A、Bはそれぞれ桁行方向(矢印A)、梁行方向(矢印B)を示し、かつ、桁行方向(矢印A)を集合住宅1における前後方向と規定する。
集合住宅1は、例えば単身者もしくは夫婦が居住することを想定したワンルームタイプの集合住宅であり、一方向に長い平面視略矩形状を成し、桁行方向(図1中矢印Aの方向)に沿って複数の住戸が配列されている。
集合住宅1を形成する建物躯体本体部(建物本体部)2や屋根部3や妻面のファサード12やバルコニー部4や外廊下部5等は、各々独立した構成からなり、前記各構成部2・3・4・5・12の任意の組合せによって、集合住宅1の様々なレイアウト構成を容易に実現することを可能としている。とりわけ、バルコニー部4や外廊下部5は、後述のとおり、建物本体部2と独立して立設する複数の支持柱6・6・・・によって載架して設けられ、前記建物本体部2に対して完全な独立構造を有している。
集合住宅1では、その梁行方向(図1中矢印Bの方向)における一端側に、桁行方向に延出して各住戸の共用部分であるバルコニー部4が具備され、その他端側に共用部分としての外廊下部5が設けられる。前記バルコニー部4と外廊下部5との間には、居住部9が設けられており、該居住部9の内部は梁行方向に伸びる複数の戸境壁8・8・・・によって桁行方向に仕切られ、各住戸の専用部分である室内空間7・7・7・・・が形成されている。なお、前記戸境壁8は各室内空間7を形成すると同時に、前記バルコニー部4まで延出され、各室内空間7に付随するバルコニー10を形成している。
前記戸境壁8には複数の耐力壁11・11・11・・・が、前記戸境壁8と略直交して設けられるとともに、前記戸境壁8に沿って複数略等間隔に配設されている。前記耐力壁11・11・11・・・は室内空間7をより広く使用可能とするため、一つの室内空間7を構成する一組の戸境壁8・8のうち、一側の戸境壁8に沿って設けられる。この耐力壁11・11・11・・・により地震時に集合住宅1が水平方向の揺れを受けた場合でも躯体に捩れを発生させず、集合住宅1の耐震強度が向上するのである。
[外廊下部5]
次に本発明に係る外廊下部5の具体的構造について、図3乃至図6を用いて説明する。
外廊下部5は主に支持柱(柱フレーム6)や架構フレーム13や床板14等より構成される。柱フレーム6は主にH型鋼材より形成され、建物本体部2の外側において、前記外廊下部5の配置される側に幾分かの間隙を設け、複数本、平行して立設される。
なお、柱フレーム6を構成する部材については、本実施例に示すとおりH型鋼材に限定されるものではなく、例えば、角型パイプや、C型鋼材等、柱としての十分な剛性を有し、かつ、市場における汎用性等の理由から、他の部材を用いても良い。
柱フレーム6の上下方向中央部、および、上端部には、建物本体部2に向かって延出されるプレート部材15・16が各々設けられ、前記柱フレーム6は該プレート部材15・16を介して、建物本体部2のフレーム(柱フレーム、あるいは、梁フレーム)と連結される。
すなわち、柱フレーム6の上端部に具備される前記プレート部材16には、その先端部において複数の貫通孔が設けられており、一方、建物本体部2のフレームからは外側に向かって延出するプレート部材17が設けられており、該プレート部材17の先端部においても、前記プレート部材16の貫通孔と同じ配置寸法にて貫通孔が設けられている。そして、これら両プレート部材16・17に設けられる貫通孔を介して、ボルト等の締結部材によって連結される。
また、建物本体部2の上下方向中央部において、建物本体部2の上部を構成するフレームの下端、および、下部を構成するフレームの上端からは、各々外側に向かってプレート部材17・17が設けられており、前記柱フレーム6の中央部に具備される前記プレート部材15と、同時に貫通される複数の貫通孔を介して、ボルト等の締結部材によって連結される。
このような構成により、建物本体部2と柱フレーム6、すなわち、外廊下部5とはプレート部材15・16・17を介して連結されているため、後述のようにキャンティ構造(片持ち構造)からなる外廊下部5において、その重心のズレや、居住者の歩行等により発生する水平方向の荷重を建物本体部2に分散することができ、該外廊下部5の転倒を防止することができる。
なお、上述した建物本体部2と柱フレーム6との各々の接続箇所では、緩衝材37が挟着されており、外廊下部5を歩行する際に発生する衝撃振動等が、前記建物本体部2に伝搬しにくくなっている。
すなわち、図6に示すように、建物本体部2から突出して設けられる前記プレート部材17と、柱フレーム6の上端部、および中央部に設けられる前記プレート部材15・16と、の連結部では、矩形状の緩衝材37を間に挟み込み、ともに、ボルト等の締結部材によって保持されている。
架構フレーム13は柱フレーム6に比べて若干サイズの小さな、主にH型鋼材より形成され、該架構フレーム13により、平面視矩形状のフレーム枠体が連続して、柱フレーム6の中央部に形成される。
すなわち、建物本体部2外側の一側面側において、桁行方向に沿って平行に立設する各々の柱フレーム6・6・・・の中央部より、架構フレーム13aが外側に向かって延設され、また同時に、前記柱フレーム6・6間においては、2本の架構フレーム13b・13bが前記架構フレーム13aの前後両先端部において平行して横架されている。
なお、架構フレーム13を構成する部材については、本実施例に示すとおりH型鋼に限定されるものではなく、例えば、角型パイプや、C型鋼等、柱としての十分な剛性を有し、かつ、市場における汎用性等の理由から、他の部材により形成しても良い。
このような構成により、架構フレーム13a・13bによって形成されるフレーム枠体は、平面視において桁行方向に沿って連続して設けられ、かつ、正面視(桁行方向から見る)において、一側面を柱フレーム6により支持される片持ち構造(キャンティ構造)として形成される。
前記架構フレーム13aの下方には、該架構フレーム13aの自重等による撓みを防ぐためのブレース材19が設けられる。前記ブレース材19は言うまでもなく、平面視にて柱フレーム6と同じ配置位置によって架構フレーム13aに対して設けられており、該架構フレーム13aの下面より幾分下がった位置における柱フレーム6外側面と、該架構フレーム13aの外側先端部付近の下面と、を繋ぐ、正面視三角形状にて設けられる。
また、前記架構フレーム13aの外側先端部には小柱フレーム20が上方に向かって設けられている。上方に向かって一旦垂直に延出した前記小柱フレーム20は、その後、柱フレーム6の上端に向かって斜上方に方向を変え、その先端部において、ボルト等の締結部材によって前記柱フレーム6と連結される。
そして、小柱フレーム20についても前記ブレース材19と同様に、平面視にて柱フレーム6と同じ配置位置によって架構フレーム13aに対して設けられ、かつ、並設される小柱フレーム20・20間にて手摺等の部材が複数、横架されることで、柱フレーム6の上部と、架構フレーム13a・13bによるフレーム枠体と、小柱フレーム20と、前記手摺等による部材と、による略直方体構造のフレームを形成することとなるため、キャンティ構造部の剛性を高めることができる。
床板14は平面視長方形状の押出成形セメント板により形成されており、その長手方向を桁行方向に向け、上述の架構フレーム13a・13bからなるフレーム枠体の上面部に連設設置される。
ここで、前記床板14の上面部には、床面の仕上げ材として略同形状のクッションマット22が配設されており、居住者の歩行等により発生する衝撃が緩和され、建物本体部2への衝撃振動の伝搬を防止することができる。
また、床板14の上面部において、その外側端部付近には、平面視矩形状の窪み14aが長手方向に設けられており、前記床板14の上面部に放たれた雨水等の排水路として利用される。
すなわち、前記窪み14aの底面において、一方の桁行方向端部付近には、はい樋21が装入されており、該はい樋21は一旦真下に下がって前記フレーム枠体の下面を抜け出た後、緩やかに傾斜しながら柱フレーム6に向かって下り、その後、該柱フレーム6の内側側面(建物本体部2側)に沿って、再び直下方向に配設される。
なお、床板14を構成する部材については、本実施例に示すとおり押出成形セメント板に限定されるものではなく、例えば、鉄筋コンクリートからなるスラブ床によって、バルコニー部4や、居住部9や、外廊下部5を通して一体として形成しても良い。
このように、各住居に共有の外廊下(外廊下部5)を具備する集合住宅1において、地上から離間して設ける前記外廊下部5の架構フレーム13は建物本体部2の外部に立設する複数の柱(柱フレーム6・6・・・)により片持ち構造を介して保持する独立構造を有するため、建物本体部2を構成する柱や梁等のフレーム部材をむやみにサイズアップすることなく、最適な材料を選択することができる。
すなわち、従来の集合住宅においては外廊下部やバルコニー部は建物本体部の柱や梁等を利用して保持する構造としていたため、その分、剛性力が必要となり、常に建物本体部の柱や梁等については材料のサイズアップを余儀なくされていた。
しかし、これら外廊下部やバルコニー部を、建物本体部から独立の構造とすることで、該建物本体部のフレーム部材は適切なサイズのものを利用することができ、有効的に室内空間を確保することができるのである。
また、前記柱フレーム6と建物本体部2とは互いに突出して設ける板部材(プレート部材15・16・17)を介して、緩衝材37を間に挟んで連結するので、居住者が外廊下部5を歩行する際に発生する衝撃振動等が、前記建物本体部2に伝搬しにくくなっている。
[収納スペース23]
次に本発明に係る、チャンバーボックス24や玄関ドア25等が収納される収納スペース23について、図7、および、図8を用いて説明する。
上述のとおり、本実施例では外廊下部5やバルコニー部4の構造については建物本体部2に対して完全な独立構造を有しており、これら外廊下部5やバルコニー部4は建物本体部2の外側周辺に平行して立設される複数の柱フレーム6・6・・・によって自重を支え、設置されている。
ここで、前記柱フレーム6の設置箇所については、建物本体部2の基礎を設けるためのスペースを確保するため等の理由から、該建物本体部2の外周面から幾分かの間隙を見越して設けられている。
すなわち、図7に示すように、柱フレーム6は建物本体部2の壁面(図7に示すX1線)から寸法aだけ離れた位置に立設されており、外廊下部5を歩行する居住者等にとっては柱フレーム6が障害物となるため、必然的に、前記壁面から該柱フレーム6の外側面を含む寸法bの範囲は、外廊下部5として利用不可能なデッドスペースとなる。
そこで、本発明では前記デッドスペースを収納スペース23として有効的に利用するべく、チャンバーボックス24や、玄関ドア25や、玄関パネル26や、面格子27等を前記デッドスペースに設置することで、室内空間7の居住面積を前記壁面近傍まで最大限に広げることができるのである。
つまり、通常の集合住宅では、外廊下部は独立構造となっておらず、建物本体部を構成する柱フレームや梁フレーム等によって支えられているため、本実施例に示すような該建物本体部2より独立して立設する柱フレーム6は存在せず、そのため、上述のデッドスペースの存在はありえない。そのため、逆に各住戸に必要となるチャンバーボックスや、玄関ドア等の設置箇所については、室内空間側に押しやられるため、その分、室内空間の居住面積は圧迫されるのである。
ここで、前記チャンバーボックス24はガス給湯器28や、該ガス給湯器28に繋がる給配水管群29が集約される収納ボックスであり、その上部には、室内空気の排気ダクトの排出口31が設けられている。
また、前記玄関パネル26はネームプレート32や、インターホン33や、新聞受け台34等が一体的に設けられた壁パネルであり、前記面格子27は、矩形状に形成されたフレーム枠の内側において、複数の平板部材を回動自在に平行に枢支して形成されたがらり戸である。
このように、建物本体部2と該建物本体部2の外部に立設する柱(柱フレーム6)との間隙に、給湯器類28や給配水管29を配備するチャンバーボックス24や、玄関ドア25や、面格子27を具備する収納スペース23を設けるので、設備機器や配管経路等の設置箇所を容易に確保することができる。
また、外廊下部2に面して、回動自在の面格子27を設けることで、該外廊下部5の歩行者等からの視線を抑制しつつ、室内への採光、通風を確保することが可能となり、より付加価値を持った室内空間7の利用や、該室内空間7の広がりを容易に演出することができる。
[屋根部3]
次に本発明に係る実施例2として、建物本体部2より独立する構造からなる屋根部3について、図9を用いて説明する。
本実施例における屋根部3は上述の「実施例1」に基づく柱フレーム6を利用して自重を保持することにより、建物本体部2と構造的に独立としたものである。
すなわち、「実施例2」における柱フレーム35は、前記柱フレーム6に比べて、上方側に若干長く形成されており、その上端部において、屋根部3を形成する梁フレーム36が連結されている。
このように、建物本体部2の外側近傍において独立して設けられる複数の柱フレーム35・35・・・により屋根部3を支持するため、該屋根部3は上述のバルコニー部4や外廊下部5等と同様に、建物本体部2から独立した構造を有する。
つまり、建物本体部2の外部に立設する前記柱(柱フレーム35)により屋根部3を支持するので、建物本体部2を構成する柱や梁等のフレーム部材をむやみにサイズアップすることなく、最適な材料を選択することができる。
ここで、建物本体部2における天井面18は、図1に示すように、住戸ごとに各々設けられていることは、言うまでもなく、前記屋根部3は建物本体部2に照り返す日差しや、降り注ぐ雨水等の対策として設けられるものである。
また、図9に示すとおり、建物本体部2の上面と、屋根部3の下面との間には、幾分かの隙間(図9に示す寸法e)が設けられているので、該隙間が気流の通過路となり、例えば、強風等が吹付けても、その一部は該隙間を利用して外部に逸れてくれるため、屋根部3への影響を少なくすることができる。また、例えば夏場などには、前記隙間を通して自然の風が通過するため、建物本体部2の熱量を取り除き、快適な室内空間7を実現することができるのである。
本発明の実施例1に係る集合住宅1の全体的な構成を示した斜視図。 同じく集合住宅1の断面平面図。 本実施例における外廊下部5の全体を示す断面正面図。 同じく外廊下部5の上部を示す断面正面図。 同じく下部を示す断面正面図。 図3に示す矢印C側から見た柱フレーム6の接続部平面図。 本実施例における外廊下部5側近傍の建物本体部2を示す断面平面図。 図7に示す矢印D側から見た建物本体部2の側面図。 本発明の実施例2に係る集合住宅40の全体的な構成を示した正面図。
符号の説明
1 集合住宅
2 建物本体部
5 外廊下部
6 柱フレーム
13 架構フレーム
13a 架構フレーム
13b 架構フレーム
14a 窪み
14 床板
15 プレート部材
16 プレート部材
17 プレート部材
19 ブレース材
20 小柱フレーム
21 はい樋
27 面格子

Claims (3)

  1. 各住居に共有の外廊下を具備する集合住宅において、地上から離間して設ける前記外廊下の架構フレームは建物本体の外部に立設する複数の柱により片持ち構造を介して保持され、前記柱と建物本体とは互いに突出して設ける板部材を介して、緩衝材を間に挟んで連結する、ことを特徴とする集合住宅。
  2. 前記建物本体と該建物本体の外部に立設する柱との間隙に、給湯器類や給配水管を配備するチャンバーボックスや、玄関ドアや、面格子を具備する収納スペースを設ける、ことを特徴とする請求項1に記載の集合住宅。
  3. 前記建物本体の外部に立設する前記柱により屋根部を支持する、ことを特徴とする請求項1、または、請求項2に記載の集合住宅。
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