JP4982042B2 - 無線タグ装置、無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

無線タグ装置、無線通信システムおよび無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、他の無線装置(例えば、リーダ)と無線通信可能な無線タグ装置、無線通信システムおよび無線通信方法に関する。
従来の受動的なRFIDタグは、ある種の不活性能力を有することが多い。このような能力は、照射電磁場中に置かれた多数の受動的RFIDタグと通信する際に役立つ。タグの不活性能力により、ある特定のタグと通信した後に、そのタグと再度通信しないように電力を供給したままタグを無効化することができる。
不活性能力を有する従来のタグは、タグ内のチップを無応答状態にしている。無応答状態は、リーダまたはタグ内に組み込まれる電荷蓄積素子(例えば、RFフィールドから一時的に除去されるときにチップが電力を失わないようにチップの電源電圧供給線と並列に取り付けられる大容量キャパシタ)のような供給電源に依存する。
無応答の状態、例えばチップ内の正常な電力レベルを必要としない内部クロック(例えば、「クローク」論理コマンドに応じて作動される直列スイッチ)を使用するチップの入出力を阻むような状態は、供給電源とは無関係に設定できる。
アンテナからの命令に応答しないようにする、いわゆるクローク技術を使用して、アンテナからの入力信号を遮断する場合、入力信号がチップ内で認識されないように、かつチップがリーダからのいかなる指令にも応答しないように、チップ内の前段で入力信号が遮断される(特許文献1参照)。
特許文献1では、充電された抵抗素子とキャパシタ素子との時定数で決まる時間だけ、RFIDタグのアンテナを遮断する直列スイッチを設けている。
いわゆるミュート技術を利用して、出力を遮断する場合、チップはリーダからの指令の受信と応答を継続して行っても、出力が遮断されているために、リーダへの応答は行われない(特許文献2参照)。
特許文献2では、タグがミュート状態にあるとき、パッシブ型のRFIDタグからの信号に反射応答しないように、クローク信号の反転信号と出力信号との論理積を取ることで制御信号を生成している。
米国特許公報No. 5,963,144 米国特許出願 Serial No. 2002/0097143 A1
複数のアンテナを有するリーダを用いて、大量のタグを識別する場合、あるタグがあるアンテナにより識別されると、そのアンテナが同じタグを再度識別しないようにそのタグをスリープ状態等に設定することができる。ところが、いったんスリープ状態に設定したタグであっても、他のアンテナは新たなタグと認識して再度識別するおそれがある。したがって、リーダが複数のアンテナを有する場合には、同じタグが何度も識別されるおそれがあり、識別処理に時間がかかってしまい、場合によってはタグの識別処理を正しく行えないおそれもある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、無線タグ装置が他の無線タグ装置の通信を妨害しないようにする無線タグ装置、無線通信システムおよび無線通信方法を提供することにある。
本発明の一態様によれば、他の無線装置からの電波を受信可能なアンテナと、前記アンテナで受信した電波を利用して内部電力を生成する電力発生手段と、前記電力発生手段で生成された内部電力にて駆動され、特定の場合を除いて無応答状態を維持するディープスリープ状態を含む複数の動作状態間の状態遷移を制御する制御論理手段と、を備える。
本発明によれば、ディープスリープ状態を設けるため、同じ無線タグ装置が他の通信装置から複数回にわたって識別される不具合を防止できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
本発明の一実施形態に係るRFIDタグは、動作モードとして、リーダからの指令に応答しない、いわゆるディープスリープ状態を持っている。ここで、ディープスリープ状態とは、リーダからの指令により設定される動作モードであり、この動作モードに設定されると、リーダからの特定の指令(覚醒指令)を受信した場合や内部停止状態になった場合を除いて無応答状態になる。いったんディープスリープ状態になったRFIDタグは、その後に電源オフになって再度電源オンになっても、ディープスリープ状態を保持する。ここで、電源オフとは、RFIDタグ内に蓄積されている電力がなくなることを指す。
図1は本実施形態に係るRFIDタグの概略構成を示すブロック図である。図1のRFIDタグ1は、アンテナ2と、アンテナ2に接続される高周波インタフェース部(RFインタフェース部)3と、制御論理部4と、記憶部5とを備えている。
図1のRFIDタグ1は、低周波波帯域(例えば、13.56MHz)で作動するように設計されている。RFIDタグ1の電力は、不図示のリーダから送信された電波をタグ内の不図示のインダクタ素子で誘導結合させて得られる。動作周波数は低周波数帯域に限らず、例えば、UHF帯の超高周波数でもよい。この場合、マイクロウェーブRFIDシステムのように、放射性結合を利用する。発生された電力はタグ内の不図示のキャパシタ素子に蓄積される。電力発生用のインダクタ素子やキャパシタ素子は、例えば制御論理部4の内部に設けられてもよいし、別個の電力発生部を設けてもよい。
RFインタフェース部3、制御論理部4および記憶部5は、低消費電力CMOS ICのような1チップに集積化することができる。以下では、このようなチップをRFIDチップと呼ぶ。
RFインタフェース部3はアナログ回路であり、制御論理部4と記憶部5はデジタル回路であるため、RFIDチップ内には、アナログ回路とデジタル回路が混在している。
記憶部5は、電気的に消去可能なROM(EEPROM)等の不揮発性メモリである。記憶部5は、RFIDチップ内に設けてもよいし、RFIDチップとは別個に設けてもよい。
図1のRFインタフェース部3は、アンテナ2での受信信号と同調させるためのコンデンサを含む同調回路と、受信信号を直流信号に変換するための整流回路とを有する。同調回路と整流回路は、上述したRFIDチップに内蔵してもよいし、別個に設けてもよい。
アンテナ2は、リーダからの指令を受信するだけでなく、RFIDチップを駆動するための電源を取得する。アンテナ2の形状やサイズは、使用するシステムの種類に応じて最適なものが選択される。
制御論理部4は、より詳細には、デジタル制御回路とデータ変調回路とを有する。制御論理部4は、リーダからの指令のうち、一番最後の指令に従って動作を行う。リーダからの指令の中には、ディープスリープ指令などの各種の指令が含まれている。
制御論理部4は、ディープスリープ指令が受信されると、RFIDタグ1をディープスリープ状態に設定する。ディープスリープ状態では、RFIDタグ1に供給される電力に関係なく、RFIDタグ1を無応答状態にする。無応答状態は、制御論理部4やRFインタフェース部3を用いて実現する。
制御論理部4は、無応答状態が終わると、すぐに次の状態に移行する。次の状態とは、後述するように、初期の通信状態、隔離状態、または再度の無応答状態である。無応答状態は、タグ内の不図示のタイマーの停止(例えば、RFIDチップ内のキャパシタ素子の自然放電)や、リーダからの完全覚醒指令により、終了する。ここで、隔離状態とは、リーダからの特定の指令(隔離指令)により設定される動作モードであり、この動作モードに設定されると、リーダから特定の指令(覚醒指令)があるまでは無応答状態になる。隔離状態は、主に、特定種類のタグについて無応答状態にしたい場合にリーダが設定する動作モードである。リーダがすでに識別の終わったRFIDタグを一時的に無応答状態にしたい場合にも、リーダはそのRFIDタグを隔離状態に設定する。いったん隔離状態に設定されたRFIDタグ1は、その後に電源オフになった場合には、その時点で隔離状態から抜け出す。
制御論理部4は、RFIDタグ1がいったんディープスリープ状態に入ると、リーダからの指令に無応答になる。このため、ディープスリープ状態では、他のRFIDタグ1とリーダとの通信を妨げるおそれがなくなる。制御論理部4は、ディープスリープ状態の間は、リーダからの覚醒指令を待ち受けるとともに、覚醒指令以外の他の指令を受け付けないようにする。
RFIDタグ1は、リーダからスリープするように指令を受けると、ディープスリープ状態に入ることができ、以下の(1)および(2)の2つの条件のうち1つが満足されるまで、その状態を維持する。
(1)RFIDタグ1を覚醒させるための特定の指令を受信する。(2)内部タイマが時間切れになる。
RFIDタグ1がディープスリープ状態から覚醒するとき、リーダからの追加の指令に応答することができる。RFIDタグ1は、ディープスリープ状態のときには、供給電力に無関係に無応答状態になる。この無応答状態は、RFIDタグ1がある時間にわたって、リーダとの通信範囲から外れた場合や、RFIDタグ1の電力残量に関係なく、継続される。
リーダは、ディープスリープ状態のRFIDタグ1に対して、ディープスリープ状態から覚醒させるための指令を送ることができる。このような指令がRFIDタグ1で受信されると、RFIDタグ1は覚醒するが、受信した指令の内容あるいはタグ内の停止処理により、リーダと現在通信中の他のタグの通信の妨害を防止できる。
このように、本実施形態では、パッシブ型RFID通信に、ディープスリープ状態と管理プロトコルを組み合わせることで、タグ間の干渉を減らしており、RFDIタグとリーダ間の通信を効率的に行うことができる。
図2は多数のRFIDタグ1の識別を行う無線通信システムの概略構成の一例を示すブロック図である。図2の無線通信システム10は、図1と同様の内部構成を有する多数の高周波パッシブRFIDタグ1と、これらRFIDタグ1の識別を行うリーダ11と、リーダ11に接続された複数のリーダアンテナ12とを備えている。
多数のRFIDタグ1は、筐体13の中にランダムに入れられており、この筐体13の側壁および上壁にリーダアンテナ12が配置されている。リーダ11は、不図示のRF送受信部、信号処理部および制御部を有する。図2では省略しているが、リーダ11を制御するためのホストシステムが別個に設けられる場合がある。
個々のリーダアンテナ12は、部分的に重複する電波通信エリアを有する。このため、リーダ11は、筐体13内のすべてのRFIDタグ1との通信が可能である。リーダ11はRFIDタグ1と通信を行う際、時分割読み取りを行うことができる。
一般に、無線通信システム10は、各タグを、約45度〜90度で無作為に方位づけされる複数のタグからなるグループに分類し、各グループに少なくとも一つのリーダアンテナ12を対応づけることができる。
二分探索プロトコルを使用するなどして、あるタグがリーダ11で読み取られると、そのタグをディープスリープ状態に移行させ、そのタグを無応答状態にする。ディープスリープ状態になったRFIDタグ1は、リーダ11からの覚醒命令などの特定の場合を除いて、タグ内のRFIDチップをリセットする。
図3は二分探索技術の概要を説明する図である。図3の例では、4つのRFIDタグを並列的に処理する例を示している。各RFIDタグの識別番号は、”1101”、”1100”、”1000”、”0100”である。
これら4つのRFIDタグの識別番号を識別するリーダ11は、まず、これら4つのRFIDタグに対して、最上位ビットが”1”か否かを問い合わせる(ステップS1)。最上位ビットが”1”のRFIDタグはリーダ11に応答し、最上位ビットが"0"のRFIFタグはスリープ状態に移行する(ステップS2)。この手順により、3つのRFIDタグが応答し、"0100"を持つRFIDタグはスリープ状態に移行する。
次に、リーダ11は、2番目のビットが”1”か否かを問い合わせる(ステップS3)。この問い合わせに対して、2つのRFIDタグが応答し、"1000”を持つRFIDタグはスリープ状態に移行する。
次に、リーダ11は、3番目のビットが”0”か否かを問い合わせる(ステップS4)。候補として残った2つのRFIDタグとも3番目のビットが”0”であるため、いずれのRFIDタグも応答する。
次に、リーダ11は、最下位ビットが”1”か否かを問い合わせる(ステップS5)。この問い合わせに対して、"1101”を持つRFIDタグのみが応答し、"1100”を持つRFIDタグはスリープ状態に移行する。これにより、特定のRFIDタグ"1101”を識別することができる。
ここで、スリープ状態とは、特定のRFIDタグを一時的に無応答状態にする動作モードである。例えば、二分探索技術を利用してRFIDタグの探索を行うときに、候補から外れたRFIDタグを一時的に無応答状態にするときにスリープ状態に設定される。RFIDタグ1の初期状態がスリープ状態であり、初期状態では、すべてのRFIDタグはスリープ状態になる。
以下、同様に、スリープ状態に移行した3つのRFIDタグに対しても、リーダ11が順に問い合わせを行うことにより、一つずつ識別することができる。
このような二分探索技術を利用することで、RFIDモジュールの試験工程を効率よく行うことができる。
ディープスリープ状態のRFIDタグ1は、タグ電源を供給するリーダ11の電磁フィールドから外れてしまっても、そのRFIDタグ1はディープスリープ状態を維持する。ただし、ディープスリープ状態のRFIDタグ1は、同状態の間も、リーダ11との通信を行い、リーダ11からの覚醒命令に即座に応答する。
このように、リーダ11により識別されたRFIDタグ1は順次ディープスリープ状態に移行するため、リーダ11が他のRFIDタグ1との通信を行っている間に、識別済みのRFIDタグ1がその通信の妨害をするおそれがなくなる。
ディープスリープ状態のRFIDタグ1は、最初にリーダ11からの指令を受信した場合のみ、リーダ11に応答するように設計されてもよい。リーダ11との通信に柔軟性を持たせるために、多重の通信状態を設けてもよい。
制御論理部4は、RFIDタグ1の状態遷移を制御する。RFIDタグ1の状態遷移の具体的内容については複数の候補が考えられる。以下、状態遷移の具体例を順に説明する。
図4はRFIDタグ1の状態遷移の第1例を示す状態遷移図である。複数の通信状態からなる多重通信状態20が存在する。この多重通信状態20は、初期通信状態21から開始され、リーダ11からの指令(各種の通信コマンド)22に応じて、通信状態が逐次変化する。これら通信状態では、必要に応じて、新たな通信状態への移行や、リーダ11に対する何らかの応答を行う。通信コマンドの順序は、二分探索プロトコルの一部になることができ、RFIDタグ1の識別IDの特定のビットについてのリーダ11からの問い合わせに対する応答などを含む。
RFIDタグ1は、リーダ11から、ディープスリープ指令23を受けると、ディープスリープ状態24に移行する。あるいは、上述した一連の通信コマンドの終了などにより、自動的にディープスリープ状態に移行してもよい。
ディープスリープ状態では、供給電源とは無関係な無応答状態になる。制御論理部4は、無応答状態の終了とともに、次の状態(初期通信状態21)に移行する。ディープスリープ状態は、リーダ11からの覚醒指令25の受信や内部タイマ等を用いた無応答状態の内部停止26により終了する。リーダ11は、覚醒指令25を、識別済みの特定のRFIDタグ1のみに送信してもよいし、複数のRFIDタグ1に適応可能な汎用的な指令を送信してもよい。
ディープスリープ状態が終了し、最初の通信状態に入るとき、一連の指令の中で最初の指令ではなく、より高度な通信状態にあるタグに関連する指令をそのタグが無視するようにしてもよい。すなわち、一連の指令の中で最初の指令を受信するまでは、初期通信状態21にとどまるようにしてもよい。
図5はRFIDタグ1の状態遷移の第2例を示す状態遷移図である。図5は、図4にいくつかの動作モードを追加している。図5では、複数の通信状態からなる多重通信状態20を一つの通信状態にまとめて図示している。
RFIDタグ1がリーダ11からの電波を受信して初めて電力の供給を受けた場合に、そのタグはスリープ状態31に移行する。このスリープ状態31では、RFIDタグ1が通信状態に入る前にリーダ11からの認識指令32を待ち受ける。リーダ11からの認識指令は、例えば部分的覚醒指令や完全覚醒指令である。スリープ状態31は、図4で説明した初期通信状態21と等価である。
図5には、隔離状態を設けている。RFIDタグ1は、リーダ11からの隔離指令33に応答して、あるいは一連のコマンドの終了とともに、隔離状態34に移行する。隔離状態34に移行したタグは、例えば部分的覚醒指令や完全覚醒指令35などに応答して、通信状態20に移行することができる。
スリープ状態31と隔離状態34の違いは、供給電源次第であり得る。このため、スリープ状態31と隔離状態34は、同の一状態にまとめてもよいし、あるいは図5のように別個の状態に割り当ててもよい。
ディープスリープ状態24は、完全覚醒指令25を受信することにより、終了する。完全覚醒指令25は、部分的覚醒指令と区別されることができ、ある個別のタグに固有であるか、または複数のRFIDタグ1に適用可能な汎用的な完全覚醒指令であり得る。
したがって、例えば、部分的覚醒指令は、ある電磁フィールド内のスリープ状態31か隔離状態34にあるすべてのタグを再度アクティブにすることができる。完全覚醒指令は、ある電磁フィールド内のスリープ状態31、隔離状態34およびディープスリープ状態24の全タグを再度アクティブにすることができる。
その他の代替的な部分的覚醒指令と完全覚醒指令との機能組合せもまた可能である。部分的覚醒指令は、ある電磁フィールド内のスリープ状態31にある全てのタグを再びアクティブにすることができる。完全覚醒指令はその電磁フィールド内のスリープ状態31、隔離状態34およびディープスリープ状態24の全てのタグを再びアクティブにすることができる。
あるいは、部分的覚醒指令は、ある電磁フィールド内のスリープ状態31にある全てのタグを再びアクティブにすることができ、そして完全覚醒指令はその電磁フィールド内のスリープ状態31とディープスリープ状態24のいずれかである全てのタグを再びアクティブにすることができる。
あるいは、部分的覚醒指令は、ある電磁フィールド内のスリープ状態31か隔離状態34にある全てのタグを再びアクティブにすることができる。完全覚醒指令は、その電磁フィールド内のスリープ状態31とディープスリープ状態24のいずれかである全てのタグを再びアクティブにすることができる。
完全覚醒指令および/または部分的覚醒指令により、隔離状態が影響を受けない場合、隔離状態を終わらすために別の指令を使用したり、またはそうした指令のどれもが使用されなくてもよい(例えば、隔離状態のRFIDタグが電磁フィールドから外れることによってのみ終了させられる場合)。
図6はRFIDタグ1の状態遷移の第3例を示す状態遷移図である。図6は、図5の変形例であり、ディープスリープ状態24のRFIDタグ1が内部停止状態26になる場合に、隔離状態34に移行する例を示している。
図7はRFIDタグ1の状態遷移の第4例を示す状態遷移図である。ディープスリープ状態24のRFIDタグ1が内部停止状態26になっても、ディープスリープ状態24にとどまる例を示している。また、通信状態20にあるRFIDタグ1が隔離指令33をリーダ11から受けた場合に、隔離状態34に移行する。
図8は図1の制御論理部4の内部構成の一例を示す回路図、図9は図8の各部の論理図である。図8の制御論理部4は、電源電圧VRと接地電圧GND間に縦続接続されるPMOSトランジスタP1,P2と、これらトランジスタP1,P2の接続ノード(以下、コモンノード)n1に接続されるPMOSトランジスタP3とNMOSトランジスタN1からなるインバータIV1と、電源電圧VRとコモンノードn1間に並列接続されるキャパシタ素子C1とインダクタ素子L1とを有する。インバータIV1は、電源電圧VRと接地電圧GND間に接続されており、インバータIV1の出力OUTが制御論理部4の出力になる。キャパシタ素子C1とインダクタ素子L1は、電力発生部として作用する。
PMOSトランジスタP2のゲートには、ディープスリープ状態への移行を指令するディープスリープセット信号s1が入力される。PMOSトランジスタP1のゲートには、ディープスリープ状態からのウェイクアップ(覚醒)を指令するウェイクアップリセット信号s2が入力される。信号S1,S2は通常はハイレベルであり、ディープスリープ状態に移行するときに信号S1はロウレベルになり、ディープスリープ状態から抜けてウェイクアップするときに信号S2はロウレベルになる。
通常の状態では、トランジスタP1,P2がともにオフであり、コモンノードn1はハイレベルになって、インバータIV1の出力OUTはロウレベルになる。ディープスリープ状態への移行を指令する信号S1がロウレベルになると、PMOSトランジスタP2がオンし、コモンノードn1はロウレベルになる。これにより、インバータIV1の出力OUTはハイレベルになり、ディープスリープ状態に移行する。
いったんディープスリープ状態に移行すると、信号S1は再びハイレベルになる。これにより、PMOSトランジスタP2はオフする。このため、キャパシタ素子C1の自己放電が始まり、次第にコモンノードn1の電圧が上昇し、やがてコモンノードn1が論理的なハイレベルになり、インバータIV1の出力は再びロウレベルになる。これが、ディープスリープ状態の内部停止である。ディープスリップ状態になってから内部停止するまでの時間は、キャパシタC1の容量と図8の回路内の寄生抵抗との時定数にて決定される。
一方、ディープスリープ状態の間に、信号S2がロウレベルになると、PMOSトランジスタP1がオンし、コモンノードn1は強制的にハイレベルになり、インバータIV1の出力はロウレベルになる。これによっても、ディープスリープ状態は終了する。
このように、本実施形態によれば、RFIDタグの動作モードとしてディープスリープ状態を設け、ディープスリープ状態に移行すると、RFIDタグを自動的に無応答状態にするため、リーダが他のタグと通信を行っている間に、その通信の妨害をするおそれがなくなる。したがって、短期間に大量のタグの識別が可能となる。また、リーダが複数のアンテナを有する場合にも、同じRFIDタグが各アンテナで別個に識別されるといった不具合を防止できる。
さらに、ディープスリープ状態に移行したRFIDタグは、リーダからの特定の指令(覚醒指令)があった場合やタグ内の内部停止により、ディープスリープ状態から他の状態への移行を簡便かつ迅速に行うことができる。
本実施形態に係るRFIDタグの概略構成を示すブロック図。 多数のRFIDタグ1の識別を行う無線通信システムの概略構成の一例を示すブロック図。 二分探索技術の概要を説明する図。 RFIDタグ1の状態遷移の第1例を示す状態遷移図。 RFIDタグ1の状態遷移の第2例を示す状態遷移図。 RFIDタグ1の状態遷移の第3例を示す状態遷移図。 RFIDタグ1の状態遷移の第4例を示す状態遷移図。 図1の制御論理部4の内部構成の一例を示す回路図。 図8の各部の論理図。
符号の説明
1 RFIDタグ
2 アンテナ
3 RFインタフェース部
4 制御論理部
10 無線通信システム
11 リーダ
12 リーダアンテナ

Claims (12)

  1. 他の無線装置からの電波を受信可能なアンテナと、
    前記アンテナで受信した電波を利用して内部電力を生成する電力発生手段と、
    前記電力発生手段で生成された内部電力にて駆動され、ディープスリープ状態を含む初期通信状態、スリープ状態と隔離状態など複数の動作状態間の状態遷移を制御する制御論理手段と、を備えた無線タグ装置であって、
    前記ディープスリープ状態は、リーダからの指令により設定される動作モードであり、この動作モードに設定されるとリーダからの特定の指令の受信や内部タイマ等を用いた無応答状態の内部停止まで、無応答状態を維持し、
    無線タグ装置が他の無線タグ装置の通信を妨害しないようにしたことを特徴とする無線タグ装置。
  2. 前記複数の動作状態が前記ディープスリープ状態のほか、スリープ状態を含み、
    前記スリープ状態とは、特定のRFIDタグが一時的に無応答状態とされた動作モードであり、このスリープ状態では、RFIDタグが通信状態に入る前にリーダからの認識命令を待ち受け、リーダからの認識指令は、たとえば部分的覚醒指令や完全覚醒指令であり、
    あるタグがリーダで読み取られるとディープスリープ状態に移行させられ、候補からはずれたタグがスリープ状態に設定され、
    前記部分的覚醒指令は、ある電磁フィールド内のスリープ状態にあるすべてのタグを再度アクティブにすることができ、前記完全覚醒指令は、ある電磁フィールド内のスリープ状態およびディープスリープ状態の全タグを再度アクティブにすることができることを特徴とする請求項1に記載の無線タグ装置。
  3. 前記制御論理手段により設定される前記複数の動作状態は、前記ディープスリープ状態、スリープ状態及び隔離状態を包含し、
    該スリープ状態は、起動直後に設定され、該隔離状態は前記他の無線装置からの隔離指令を受信したときに設定され、
    前記制御論理手段は、前記他の無線装置からの完全覚醒指令を受信すると、前記隔離状態、前記スリープ状態および前記ディープスリープ状態を終了し、前記他の無線装置からの部分的覚醒指令を受信すると、前記ディープスリープ状態を除き前記隔離状態および前記スリープ状態を終了し、
    前記隔離状態とは、特定種類のタグについて無応答状態にしたい場合、或いは、リーダーがすでに識別の終わったRFIDタグを一時的に無応答状態にしたい場合に、リーダからの隔離指令により設定される動作モードであり、この動作モードに設定されると、リーダから完全覚醒指令または部分覚醒指令があるまでは無応答状態になり、該隔離状態はRFIDタグが電磁フィールドから外れることによってのみ終了させられる場合があり、
    前記スリープ状態と前記隔離状態の違いは、供給電源次第であり得て、このため、スリープ状態と隔離状態は、同一の状態にまとめることができることを特徴とする請求項1または2に記載の無線タグ装置。
  4. 前記制御論理手段により設定される前記複数の動作状態は、起動直後に設定されるスリープ状態と、前記他の無線装置からの隔離指令を受信したときに設定される隔離状態とを有し、
    前記隔離状態とは、特定種類のタグについて無応答状態にしたい場合、或いは、リーダーがすでに識別の終わったRFIDタグを一時的に無応答状態にしたい場合に、リーダからの隔離指令により設定される動作モードであり、
    該隔離状態はRFIDタグが電磁フィールドから外れることによってのみ終了させられる場合があり、
    前記制御論理手段は、前記他の無線装置からの完全覚醒指令が受信されると、前記隔離状態を除いて前記スリープ状態および前記無応答状態を終了し、前記他の無線装置からの部分的覚醒指令が受信されると、前記無応答状態および前記隔離状態を除いて前記スリープ状態を終了することを特徴とする請求項1または2に記載の無線タグ装置。
  5. 前記制御論理手段により設定される前記複数の動作状態は、起動直後に設定されるスリープ状態と、前記他の無線装置からの隔離指令を受信したときに設定される隔離状態とを有し、
    前記隔離状態とは、特定種類のタグについて無応答状態にしたい場合、或いは、リーダーがすでに識別の終わったRFIDタグを一時的に無応答状態にしたい場合に、リーダからの隔離指令により設定される動作モードであり、
    該隔離状態はRFIDタグが電磁フィールドから外れることによってのみ終了させられる場合があり、
    前記制御論理手段は、前記他の無線装置からの完全覚醒指令が受信されると、前記隔離状態、前記スリープ状態および前記無応答状態を終了し、前記他の無線装置からの部分的覚醒指令が受信されると、前記無応答状態および前記隔離状態を除いて前記スリープ状態を終了することを特徴とする請求項1または2に記載の無線タグ装置。
  6. 前記制御論理手段により設定される前記複数の動作状態は、前記他の無線装置からの隔離指令を受信したときに設定される隔離状態を有し、
    前記隔離状態とは、特定種類のタグについて無応答状態にしたい場合、或いは、リーダーがすでに識別の終わったRFIDタグを一時的に無応答状態にしたい場合に、リーダからの隔離指令により設定される動作モードであり、
    該隔離状態はRFIDタグが電磁フィールドから外れることによってのみ終了させられる場合があり、
    前記制御論理手段は、前記ディープスリープ状態に移行した後、所定時間が経過すると前記無応答状態を終了して前記隔離状態に移行し、前記他の通信装置からの完全覚醒指令を受信すると、前記ディープスリープ状態および前記隔離状態を終了することを特徴とする請求項1または2に記載の無線タグ装置。
  7. 前記制御論理手段により設定される前記複数の動作状態は、前記他の無線装置からの隔離指令を受信したときに設定される隔離状態を有し、
    前記隔離状態とは、特定種類のタグについて無応答状態にしたい場合、或いは、リーダーがすでに識別の終わったRFIDタグを一時的に無応答状態にしたい場合に、リーダからの隔離指令により設定される動作モードであり、
    該隔離状態はRFIDタグが電磁フィールドから外れることによってのみ終了させられる場合があり、
    前記制御論理手段は、前記ディープスリープ状態に移行した後、所定時間が経過すると前記無応答状態を終了して再度前記無応答状態に移行し、前記他の通信装置からの完全覚醒指令を受信すると、前記ディープスリープ状態を終了することを特徴とする請求項1または2に記載の無線タグ装置。
  8. 前記論理制御手段は、キャパシタ素子と、インピーダンス素子とを有し、
    前記無応答状態に移行してから該状態が内部停止するまでの時間は、前記キャパシタ素子および前記インピーダンス素子の時定数により決定されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の無線タグ装置。
  9. 前記電力発生手段および前記制御論理手段を内蔵するCMOSプロセスで形成されるICチップを備え、
    前記ICチップは、前記制御論理手段を含むデジタル部と、前記電力発生部を含むアナログ部とを有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の無線タグ装置。
  10. 前記ディープスリープ状態への移行を指令する信号によりオンして、共通ノードを第1論理に設定する第1トランジスタと、
    前記ディープスリープ状態の停止を指令する信号によりオンして、前記共通ノードを第2論理に設定する第2トランジスタと、
    前記共通ノードの論理を反転出力する論理反転回路と、
    前記共通ノードに一端が接続されるキャパシタ素子と、を備え、
    前記ディープスリープ状態に移行した後、前記キャパシタ素子の自然放電を利用して前記ディープスリープ状態の内部停止を行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の無線タグ装置。
  11. 固有の識別情報を持つ無線タグ装置と、
    前記無線タグ装置と無線通信を行うリーダと、を備えた無線通信システムにおいて、
    前記無線タグ装置は、
    前記リーダからの電波を受信可能なアンテナと、
    前記アンテナで受信した電波を利用して内部電力を生成する電力発生手段と、
    前記電力発生手段で生成された内部電力にて駆動され、特定の場合を除いて無応答状態を維持するディープスリープ状態を含む複数の動作状態間の状態遷移を制御する制御論理手段と、を有し、
    前記リーダは、前記ディープスリープ状態への移行を指示するディープスリープ指令と、
    前記ディープスリープ状態の停止を指示する覚醒指令とを含む部分覚醒、完全覚醒と隔離など複数の指令を送信可能であることを特徴とする無線通信システム。
  12. 固有の識別情報を持つ無線タグ装置と、前記無線タグ装置と無線通信を行うリーダとの間で行う無線通信方法において、
    前記無線タグ装置は、
    前記リーダからの電波を受信可能なアンテナで受信した電波を利用して内部電力を生成し、
    前記生成された内部電力にて駆動され、特定の場合を除いて無応答状態を維持するディープスリープ状態を含む複数の動作状態間の状態遷移を制御し、
    前記リーダは、前記ディープスリープ状態への移行を指示するディープスリープ指令と、
    前記ディープスリープ状態の停止を指示する覚醒指令とを含む部分覚醒、完全覚醒と隔離など複数の指令を送信可能であることを特徴とする無線通信方法。
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