JP4980971B2 - ルートフラッピング防止装置、ルートフラッピング防止ルータ - Google Patents
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Description
また、判定基準設定部72は、フラッピング上限値Fを設定する。
経路切替判定部66は、ルーティングプロトコルによる正系回線から副系回線への経路切替を検出する(S10)。時刻記録部68は、経路切替の時刻t0を記録し、フラッピング判定部74は経路切替カウンタdを1だけインクリメントする(S12)。その後正系回線の回復に伴い、経路切替判定部66は、ルーティングプロトコルによる副系回線から正系回線への経路切替を検出する(S14)。時刻記録部68は経路切替の時刻t1を記録し、フラッピング判定部74は経路切替カウンタdをインクリメントする(S16)。
フラッピング判定部74は、正系回線と副系回線の間での経路切替回数をカウントし、最初に経路切替が検出された時刻t0からフラッピング判定期間Tが経過するまでの間に、経路切替カウンタdがFに達するか否かを判定する(S22)。カウンタdがFに達すると(S22のY)、フラッピング判定部74はフラッピングが発生したと判断する。これに応じて、経路固定部76は正系回線を遮断し、通信経路を副系回線に固定する(S24)。カウンタdがFに到達しなかった場合(S22のN)、フラッピング判定部74はフラッピング判定期間Tと経路切替カウンタdとをリセットする(S26)。
図7(a)は、ルータのCPU稼働率を基準として設定する場合のテーブル150を示す。列152は、フラッピング防止装置60が接続されているルータA1またはA2のCPU稼働率を表し、列154は係数cを表し、列156はフラッピング上限値Fを表す。判定基準設定部72は、ルータA1またはA2のCPU稼働率を定期的に取得し、予め準備されているテーブル150を参照して、CPU稼働率に応じた係数cおよびフラッピング上限値Fを設定する。一例として、テーブル150は、CPU稼働率が高いほど、係数cおよびフラッピング上限値Fが小さくなるように準備されている。これは、CPU稼働率が高いほど、経路切替が発生したときに必要となるルーティング再計算に要する負荷による影響が大きいため、なるべく早期にフラッピング発生と判定して副系回線に固定する方が、通信の安定に寄与すると考えられるからである。
フラッピング判定期間Tは、正系回線から副系回線への最初の経路切替時刻と、その後の正系回線の復帰に伴う経路切替時刻とに基づき設定されるので、経路切替の周期の長短にかかわらず、フラッピングを検出することができる。また、フラッピング発生と判定するための経路切替の周期を事前に設定しておく必要がない。
また、経路切替判定部は、ルータのルーティングテーブルにおけるエントリの入れ替えに基づいて経路切替を判定するので、RIPやRIPngに限らず、ルーティングテーブルを利用する任意のルーティングプロトコルに対して本実施形態を適用することができる。さらに、ルーティングプロトコルを利用せずにフラッピングの有無を判定するので、ネットワーク層以外で生じた障害を原因とするルートフラッピングも検出することができる。
Claims (10)
- 第1回線と、第1回線の使用不可時に切り替えて使用される第2回線とを備える冗長構成のネットワークで発生するルートフラッピングを防止する装置であって、
第1回線に接続されたルータに少なくとも接続され、前記ルータによる第1回線と第2回線の間での経路切替を検出する経路切替判定部と、
第1回線での障害発生に伴う第1回線から第2回線への経路切替が検出された第1時刻と、第1回線の回復に伴う第2回線から第1回線への経路切替が検出された第2時刻と、を記録する時刻記録部と、
第2時刻と第1時刻との差分に基づき、第1回線と第2回線の間での経路切替の回数をカウントする期間であるフラッピング判定期間を設定する判定基準設定部と、
第1時刻から前記フラッピング判定期間が経過するまでの間に経路切替の回数が所定の上限値に到達したとき、ルートフラッピングが発生したと判定するフラッピング判定部と、
ルートフラッピングが発生したと判定されたとき、第1回線を遮断するよう前記ルータに指令して第2回線に経路固定する経路固定部と、
を備えることを特徴とするルートフラッピング防止装置。 - 前記経路切替判定部は、前記ルータの有するルーティングテーブルにおけるエントリの入れ替わりを監視して、第1回線と第2回線の間での経路切替を検出することを特徴とする請求項1に記載のルートフラッピング防止装置。
- 前記経路切替判定部は、前記ルータに記録されているログデータに基づき第1回線と第2回線の間での経路切替を検出することを特徴とする請求項1に記載のルートフラッピング防止装置。
- 前記経路切替判定部は、前記ルータで採用されているルーティングプロトコルにしたがって隣接するルータ間で交換されるメッセージを参照して、第1回線と第2回線の間での経路切替を検出することを特徴とする請求項1に記載のルートフラッピング防止装置。
- 前記判定基準設定部は、前記ルータの有するルーティングテーブルのエントリ数を参照し、該エントリ数に応じて前記フラッピング判定期間を設定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のルートフラッピング防止装置。
- 前記判定基準設定部は、前記ルータのCPU稼働率を参照し、該CPU稼働率に応じて前記フラッピング判定期間を設定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のルートフラッピング防止装置。
- 前記判定基準設定部は、前記ルーティングテーブルのエントリ数または前記ルータのCPU稼働率に応じて前記上限値を設定することを特徴とする、請求項5、または請求項2を引用する請求項6のいずれかに記載のルートフラッピング防止装置。
- 前記経路切替判定部は、第1回線に接続されたルータと第2回線に接続されたルータの双方に接続され、いずれのルータにおいても第1回線と第2回線の間での経路切替がなされたと判定されるとき、前記時刻記録部が時刻を記録することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のルートフラッピング防止装置。
- 第1回線と、第1回線の使用不可時に切り替えて使用される第2回線とを備える冗長構成のネットワークにおいて、第1回線に接続されたルータまたは該ルータに接続される装置で実行されるプログラムであって、
前記ルータによる第1回線と第2回線の間での経路切替を検出する経路切替機能と、
第1回線での障害発生に伴う第1回線から第2回線への経路切替が検出された第1時刻と、第1回線の回復に伴う第2回線から第1回線への経路切替が検出された第2時刻と、を記録する時刻記録機能と、
第2時刻と第1時刻との差分に基づき、第1回線と第2回線の間での経路切替の回数をカウントする期間であるフラッピング判定期間を設定する判定基準設定機能と、
第1時刻から前記フラッピング判定期間が経過するまでの間に経路切替の回数が所定の上限値に到達したとき、ルートフラッピングが発生したと判定するフラッピング判定機能と、
ルートフラッピングが発生したと判定されたとき、第1回線を遮断するよう前記ルータに指令して第2回線に経路固定する経路固定機能と、
を備えることを特徴とするルートフラッピング防止プログラム。 - 第1回線と、第1回線の使用不可時に切り替えて使用される第2回線とを備える冗長構成のネットワークにおいて第1回線に接続されるルータであって、
当該ルータによる第1回線と第2回線の間での経路切替を検出する経路切替部と、
第1回線での障害発生に伴う第1回線から第2回線への経路切替が検出された第1時刻と、第1回線の回復に伴う第2回線から第1回線への経路切替が検出された第2時刻と、を記録する時刻記録部と、
第2時刻と第1時刻との差分に基づき、第1回線と第2回線の間での経路切替の回数をカウントする期間であるフラッピング判定期間を設定する判定基準設定部と、
第1時刻から前記フラッピング判定期間が経過するまでの間に経路切替の回数が所定の上限値に到達したとき、ルートフラッピングが発生したと判定するフラッピング判定部と、
ルートフラッピングが発生したと判定されたとき、第1回線を遮断して第2回線に経路固定する経路固定部と、
を備えることを特徴とするルートフラッピング防止ルータ。
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