JP4980621B2 - 取付パッチ構造及び空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤ、及び例えばトランスポンダ,タイヤ内圧監視装置等の電子装置を前記空気入りタイヤにおけるインナーライナー側に取付けるための取付パッチ構造に関する。
トランスポンダ等の電子装置を空気入りタイヤにおけるインナーライナー側に取付けるための取付パッチ構造の先行技術として、特許文献1に示すものがあり、この先行技術に係る取付パッチ構造の具体的な構成は、次のようになる。
即ち、前記インナーライナーの表面には、パッチ接着部が接着されており、このパッチ接着部は、ゴムにより構成されている。また、前記パッチ接着部には、パッチストラップ部が一体形成されており、このパッチストラップ部は、ゴムにより構成されている。更に、前記パッチストラップ部は、前記電子装置における電子装置本体に設けられた貫通穴に挿通可能であって、前記パッチストラップ部の先端側には、前記電子装置本体に設けられた係合ピンと係合可能な係合穴が形成されている。
従って、前記パッチストラップ部を前記電子装置本体の前記貫通穴に挿通する。そして、前記パッチストラップ部の前記係合穴と前記係合ピンを係合させる。これにより、前記電子装置を前記パッチストラップ部にぶら下げるようにして前記インナーライナー側に取付けることができる。
WO2004/108439号公報
ところで、前述のように、前記電子装置を前記パッチストラップ部にぶら下げるようにして前記インナーライナー側に取付けているため、前記空気入りタイヤの走行中における前記電子装置からの入力によって、前記パッチストラップ部の基端側に局所的な応力集中が生じる。そのため、前記パッチストラップ部の基端側に亀裂が発生し易かったり、発生した亀裂も破断にまで進展し易かったりして、前記取付パッチ構造の耐久性を向上させることが容易でないという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決するため、空気入りタイヤの走行中における電子装置からの入力を分散させて、局所的な応力集中が生じることを抑制することができる、新規な取付パッチ構造、及び新規な構成の取付パッチ構造を備えた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴(請求項1に記載の発明の特徴)は、空気入りタイヤにおけるインナーライナー側に電子装置を取付けるためのパッチ構造であって、前記インナーライナーの表面(周面を含む)に接着され、ゴムにより構成されたパッチ接着部と、前記パッチ接着部にタイヤ中心側へ突出するように一体形成され、ゴムにより構成され、前記電子装置における電子装置本体の一方向の移動を規制する第1壁面を有した第1パッチ壁部と、前記パッチ接着部に前記タイヤ中心側へ突出するように一体形成され、前記第1パッチ壁部に対向してあって、ゴムにより構成され、前記電子装置本体の他方向の移動を規制する第2壁面を有した第2パッチ壁部と、前記第1パッチ壁部と前記第2パッチ壁部との間に掛け渡すように一体形成され、ゴムにより構成され、前記電子装置本体の頭部を係止可能なパッチ連結部と、を具備したことである。
なお、「インナーライナー側に電子装置を取付ける」とは、前記電子装置が前記インナーライナーに接触している必要はない。
第1の特徴によると、前記第1パッチ壁部の前記第1壁面と前記第2パッチ壁部の前記第2壁面との間に前記電子装置本体を挿入して、前記パッチ連結部に前記電子装置本体の頭部を係止させる。これにより、前記パッチ連結部を介して一体化した前記第1パッチ壁部と前記第2パッチ壁部によって前記電子装置本体の両方向(一方向と他方向)の移動を規制した状態の下で、前記電子装置を前記インナーライナー側に取付けることができる。そのため、前記空気入りタイヤの走行中における前記電子装置からの入力を前記取付パッチ構造全体に分散させて、前記取付パッチ構造の一部分に局所的な応力集中が生じることを抑制することができる。
本発明の第2の特徴(請求項2に記載の発明の特徴)は、第2の特徴に加えて、前記パッチ連結部に、前記電子装置本体に設けられた係合ピンと係合可能な係合穴が形成されたことである。
第2の特徴によると、前記パッチ連結部によって前記電子装置本体の頭部を係止させる他に、前記パッチ連結部の前記係合穴と前記係合ピンを係合させることにより、前記電子装置の位置ずれを抑えて、前記電子装置の取付状態を安定させることができる。
本発明の第3の特徴(請求項3に記載の発明の特徴)は、第1の特徴又は第2の特徴に加えて、前記第1パッチ壁部から前記パッチ連結部を経由して前記第2パッチ壁部にかけて、補強繊維によって補強されていることである。
第3の特徴によると、前記第1パッチ壁部から前記パッチ連結部を経由して前記第2パッチ壁部にかけて補強繊維によって補強されているため、前記第1パッチ壁部、前記第2パッチ壁部、及び前記パッチ連結部の剛性をそれぞれ高めつつ、前記空気入りタイヤの走行中における前記電子装置からの入力を前記取付パッチ構造全体に分散させ易くすることができる。
本発明の第4の特徴(請求項4に記載の発明の特徴)は、第1の特徴から第3の特徴のうちのいずれかの特徴に加えて、前記パンチ連結部がたるむように前記パッチ接着部を生タイヤにおける前記インナーライナーの表面に貼り付けた後に、前記生タイヤを加硫することによって、前記パッチ接着部が前記インナーライナーの表面に加硫接着するようになっていることである。
ここで、前記生タイヤとは、前記空気入りタイヤとして完成する前の未加硫のタイヤのことをいう。
第4の特徴によると、前記生タイヤを加硫する前に、前記パンチ連結部がたるむように前記パッチ接着部を前記生タイヤにおける前記インナーライナーの表面に貼り付けているため、前記生タイヤの加硫中に前記パッチ連結部がブラダーにより押圧されて前記インナーライナー側に変形しても、前記パッチ連結部の変形に基づく前記パッチ接着部の接着面(裏面)付近の応力を低減して、前記パッチ接着部を前記インナーライナーに強固に接着させることができる。
本発明の第5の特徴(請求項5に記載の発明の特徴)は、空気入りタイヤにおけるインナーライナー側に電子装置を取付けるためのパッチ構造であって、前記インナーライナーの表面に接着され、ゴムにより構成されたパッチ接着部と、前記パッチ接着部にタイヤ中心側へ突出するように一体形成され、ゴムにより構成され、前記電子装置における電子装置本体の一方向の移動を規制する第1壁面を有した第1パッチ壁部と、前記第1パッチ壁部に一体形成され、ゴムにより構成され、前記電子装置本体の頭部を一方側から係止可能な第1パッチ爪部と、前記パッチ接着部に前記タイヤ中心側へ突出するように一体形成され、前記第1パッチ壁部に対向してあって、ゴムにより構成され、前記電子装置本体の他方向の移動を規制する第2壁面を有した第2パッチ壁部と、前記第2パッチ壁部に一体形成され、ゴムにより構成され、前記電子装置本体の頭部を他方側から係止可能な第2パッチ爪部と、を具備したことである。
なお、「インナーライナー側に電子装置を取付ける」とは、前記電子装置が前記インナーライナーに接触している必要はない。
第5の特徴によると、前記第1パッチ壁部の前記第1壁面と前記第2パッチ壁部の前記第2壁面との間に前記電子装置本体を挿入して、前記第1パッチ爪部に前記電子装置本体の頭部を一方側から係止させると共に、前記第2パッチ爪部に前記電子装置本体の頭部を他方側から係止させる。これにより、前記第1パッチ壁部と前記第2パッチ壁部によって前記電子装置本体を両方向(一方向と他方向)の移動を規制した状態の下で、前記電子装置を前記インナーライナー側に取付けることができる。そのため、前記空気入りタイヤの走行中における前記電子装置からの入力を前記取付パッチ構造全体に分散させて、前記取付パッチ構造の一部分に局所的な応力集中が生じることを抑制することができる。
本発明の第6の特徴(請求項6に記載の発明の特徴)は、第1の特徴から第5の特徴のうちのいずれかの特徴に加えて、前記第1パッチ壁部の前記第1壁面及び前記第2パッチ壁部の前記第2壁面がタイヤ幅方向へそれぞれ延びていることである。
第6の特徴によると、前記第1パッチ壁部の前記第1壁面及び前記第2パッチ壁部の前記第2壁面がタイヤ幅方向へそれぞれ延びているため、前記空気入りタイヤの走行中に、前記インナーライナーのタイヤ周方向の伸縮動作に伴う入力によって前記電子装置にがたつきが生じることを抑えて、前記電子装置の取付状態を安定させることができる。
本発明の第7の特徴(請求項7に記載の発明の特徴)は、第1の特徴から第6の特徴のうちのいずれかの特徴に加えて、前記パッチ接着部は、前記インナーライナーの表面に接着された第1パッチ接着部と、前記インナーライナーの表面に接着されかつ前記第1パッチ接着部に離隔した第2パッチ接着部とからなっており、前記第1パッチ壁部は前記第1パッチ接着部に前記タイヤ中心側へ突出するように一体形成され、前記第2パッチ壁部は前記第2パッチ接着部に前記タイヤ中心側へ突出するように一体形成されていることである。
第7の特徴によると、前記パッチ接着部は、前記第1パッチ接着部と、前記第1パッチ接着部に離隔した前記第2パッチ接着部とからなっているため、連続した一つの前記パッチ接着部を前記インナーライナーの表面に接着する場合に比べて、前記取付パッチ構造の軽量化を図ることができると共に、前記空気入りタイヤの走行中における前記インナーライナーのタイヤ周方向の伸縮動作に対する前記パッチ接着部の追従性を高めることができる。
本発明の第8の特徴(請求項8に記載の発明の特徴)は、第1の特徴から第7の特徴のうちのいずれかの特徴に加えて、前記第1パッチ壁部及び前記第2パッチ壁部の高さが前記電子装置本体の高さの0.3倍以上であって1.5倍以下になっていることである。
ここで、前記第1パッチ壁部及び前記第2パッチ壁部の高さを前記電子装置本体の高さの0.3倍以上としたのは、前記電子装置本体の高さの0.3倍に満たないと、前記第1パッチ壁部と前記第2パッチ壁部によって前記電子装置本体の移動を十分に規制することができないからである。一方、前記第1パッチ壁部及び前記第2パッチ壁部の高さを前記電子装置本体の高さの1.5倍以下としたのは、前記電子装置本体の高さの1.5倍を越えると、前記第1パッチ壁部及び前記第2パッチ壁部の重心が高くなって、前記空気入りタイヤの走行中に、前記パッチ接着部の接着面(裏面)付近に作用する転倒モーメントが大きくなるからである。
本発明の第9の特徴(請求項9に記載の発明の特徴)は、第1の特徴から第8の特徴のうちのいずれかの特徴に加えて、前記パッチ接着部の厚さが前記電子装置本体の高さの0.4倍以下になっていることである。
ここで、前記パッチ接着部の厚さを前記電子装置本体の高さの0.4倍以下としたのは、前記電子装置本体の高さの0.4倍を越えると、前記電子装置の重心が高くなって、前記空気入りタイヤの走行中に、前記パッチ接着部の接着面付近に作用する転倒モーメントが大きくなるからである。
本発明の第10の特徴(請求項10に記載の発明の特徴)は、第1の特徴から第9の特徴のうちのいずれかの特徴に加えて、前記インナーライナーの表面を基準として、前記パッチ接着部の表面における縁側部分の角度が30度以下になっていることである。
ここで、前記パッチ接着部の表面における縁側部分の角度を30度以下としたのは、前記パッチ接着部の表面における縁側部分の角度が30度を越えると、前記空気入りタイヤの走行中における前記インナーライナーのタイヤ周方向の伸縮動作に対する前記パッチ接着部の縁側部分の追従性を高めることができないからである。
本発明の第11の特徴(請求項11に記載の発明の特徴)は、第1の特徴から第9の特徴のうちのいずれかの特徴に加えて、前記パッチ接着部の表面が縁側に向かって徐々に薄くなるようになっていることである。
ここで、前記パッチ接着部の表面が縁側に向かって徐々に薄くなるようにしたのは、前記空気入りタイヤの走行中における前記インナーライナーのタイヤ周方向の伸縮動作に対する前記パッチ接着部の縁側部分の追従性を高めるためである
本発明の第12の特徴(請求項12に記載の発明の特徴)は、第1の手段から第11の手段のうちのいずれか手段からなる取付パッチ構造を具備したことである。
請求項1から請求項12のうちのいずれかの請求項に記載の発明によれば、前記空気入りタイヤの走行中における前記電子装置からの入力を前記取付パッチ構造全体に分散させて、前記取付パッチ構造の一部分に局所的な応力集中が生じることを抑制できるため、前記取付パッチ構造の亀裂が発生し難くなって、前記取付パッチ構造の耐久性を容易に向上させることができる。
本発明の第1実施形態について図1から図3を参照して説明する。
図1(a)は、トランスポンダを取付けた状態の第1実施形態に係るパッチ取付構造を示す図、図1(b)は、図1(a)を上からみた図、図2(a)は、トランスポンダを取付ける前の状態の第1実施形態に係るパッチ取付構造を示す図、図2(b)は、図2(a)を上からみた図、図3は、本発明の実施形態に係わる空気入りタイヤの部分断面図、図4は、第1パッチ接着部及び第2接着部を生タイヤにおけるインナーライナーの表面に貼り付けた状態を示す図である。
図3に示すように、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1は、作動気体としての空気を充填可能であって、リム3に嵌合可能な環状の一対のビードフィラ5を備えており、各々のビードフィラ5は、ビードコア7をそれぞれ有している。また、一対のビードフィラ5の間には、骨格部材としてのカーカス9が一体に設けられており、このカーカス9の断面形状は、トロイド状を呈している。更に、カーカス9の外周面には、複層のベルト11が設けられている。
カーカス9の外周面には、接地可能なトレッド13がベルト11を覆うように一体に設けられており、カーカス9の一側面及び他側面には、カーカス9を保護するサイドウォール15がそれぞれ一体に設けられている。また、カーカス9の内側面(内周面も含む)には、空気の漏れを防ぐインナーライナー17が一体に設けられている。
図1(a)(b)に示すように、インナーライナー17の周面側には、トランスポンダ19が取付られており、このトランスポンダ19は、電子装置の一つであって、タイヤ内圧、内部温度を監視するために用いられるものである。また、トランスポンダ19は、電子装置本体として箱型のトランスポンダ本体21を備えており、このトランスポンダ本体21は、樹脂により成型されてあって、種々の電子部品(図示省略)を内蔵している。更に、トランスポンダ本体21の頭部には、係合ピン23が設けられてあって、この係合ピン23の先端側には、係合ピン23の径より大きいボタン25が設けられている。
次に、トランスポンダ19をインナーライナー17の周面側に取付けるための取付パッチ構造27について説明する。
図1(a)(b)及び図2(a)(b)に示すように、インナーライナー17の周面には、第1パッチ接着部29が接着されており、この第1パッチ接着部29は、ゴムにより構成されている。また、インナーライナー17の周面には、第1パッチ接着部29に離隔した第2パッチ接着部31が接着されており、この第2パッチ接着部31は、ゴムにより構成されている。
第1パッチ接着部29には、第1パッチ壁部33がタイヤ中心側(図1(a)及び図2(a)において上側)へ突出するように一体形成されており、この第1パッチ壁部33は、ゴムにより構成されている。また、第1パッチ壁部33は、トランスポンダ本体21の一方向(図1(a)(b)及び図2(a)(b)において右方向)の移動を規制する第1壁面33fを有してあって、この第1壁面33fは、タイヤ幅方向Wへ略平行に延びている。
第2パッチ接着部31には、第1パッチ壁部33に対向した第2パッチ壁部35が前記タイヤ中心側へ突出するように一体形成されており、この第2パッチ壁部35は、ゴムにより構成されている。また、第2パッチ壁部35は、トランスポンダ本体21の他方向(図1(a)(b)及び図2(a)(b)において左方向)の移動を規制する第2壁面35fを有してあって、この第2壁面35fは、タイヤ幅方向Wへ平行に延びている。
第1パッチ壁部33と第2パッチ壁部35との間には、トランスポンダ本体21の頭部を係止可能なパッチ連結部37が掛け渡すように一体形成されており、このパッチ連結部37は、ゴムにより構成されている。また、パッチ連結部37には、係合ピン23と係合可能な係合穴39が形成されている。
そして、第1パッチ壁部33からパッチ連結部37を経由して第2パッチ壁部35までは、補強繊維41によって補強されている。また、第1パッチ壁部33におけるパッチ連結部37の一端付近、及び第2パッチ壁部35におけるパッチ連結部37の他端付近には、切り込み43がそれぞれ形成されている。更に、図4に示すように、パンチ連結部37がたるむように第1パッチ接着部29及び第2接着部31を生タイヤ1’におけるインナーライナー17の表面に貼り付けた後に、生タイヤ1’を加硫することによって、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31がインナーライナー17の周面に加硫接着するようになっている。ここで、生タイヤ1’とは、空気入りタイヤ1として完成する前の未加硫のタイヤのことをいう。
取付パッチ構造27の具体的な構成は、次のようになる。
即ち、第1パッチ壁部33及び第2パッチ壁部35の高さは、トランスポンダ本体21の高さの0.3倍以上であって1.5倍以下になっている。ここで、第1パッチ壁部33及び第2パッチ壁部35の高さをトランスポンダ本体21の高さの0.3倍以上としたのは、トランスポンダ本体21の高さの0.3倍に満たないと、第1パッチ壁部33と第2パッチ壁部35によってトランスポンダ本体21の移動を十分に規制することができないからである。一方、第1パッチ壁部33及び第2パッチ壁部35の高さをトランスポンダ本体21の高さの1.5倍以下としたのは、トランスポンダ本体21の高さの1.5倍を越えると、第1パッチ壁部33及び第2パッチ壁部35の重心が高くなって、空気入りタイヤ1の走行中に、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の接着面(裏面)付近に作用する転倒モーメントが大きくなるからである。
また、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の厚さは、トランスポンダ本体21の高さの0.4倍以下になっている。ここで、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の厚さをトランスポンダ本体21の高さの0.4倍以下としたのは、トランスポンダ本体21の高さの0.4倍を越えると、トランスポンダ19の重心が高くなって、空気入りタイヤ1の走行中に、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の接着面付近に作用する転倒モーメントが大きくなるからである。
更に、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の表面は、縁側に向かってそれぞれ徐々に薄くなるようになっており、より具体的には、インナーライナー17の表面を基準として、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の表面における縁側部分の角度は、30度以下になっている。ここで、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の表面における縁側部分の角度を30度以下としたのは、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の表面における縁側部分の角度が30度を越えると、空気入りタイヤ1の走行中におけるインナーライナー17のタイヤ周方向Cの伸縮動作に対する第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の縁側部分の追従性を高めることができないからであ
続いて、第1実施形態の作用・効果について説明する。
第1パッチ壁部33の第1壁面33fと第2パッチ壁部35の第2壁面35fとの間にトランスポンダ本体21を挿入して、パッチ連結部37にトランスポンダ本体21の頭部を係止させる。更に、パッチ連結部37の係合穴39にボタン25を通して、パッチ連結部37の係合穴39と係合ピン23を係合させる。これにより、パッチ連結部37を介して一体化した第1パッチ壁部33と第2パッチ壁部35によってトランスポンダ本体21の両方向(一方向と他方向)の移動を規制した状態の下で、トランスポンダ19をインナーライナー17側に取付けることができる。そのため、空気入りタイヤ1の走行中におけるトランスポンダ19からの入力を取付パッチ構造27全体に分散させて、取付パッチ構造27の一部分に局所的な応力集中が生じることを抑制することができる。特に、第1パッチ壁部33からパッチ連結部37を経由して第2パッチ壁部35にかけて補強繊維41によって補強されているため、第1パッチ壁部33、第2パッチ壁部35、及びパッチ連結部37の剛性をそれぞれ高めつつ、空気入りタイヤ1の走行中におけるトランスポンダ19からの入力を取付パッチ構造27全体に分散させ易くすることができる。
第1パッチ壁部33の第1壁面33f及び第2パッチ壁部35の第2壁面35fがタイヤ幅方向Wへそれぞれ延びているため、空気入りタイヤ1の走行中に、インナーライナー17のタイヤ周方向Cの伸縮動作に伴う入力によってトランスポンダ19にがたつきが生じることを抑えて、トランスポンダ19の取付状態を安定させることができる。また、パッチ連結部37の係合穴39と係合ピン23を係合させることにより、トランスポンダ19の位置ずれを抑えて、トランスポンダ19の取付状態をより安定させることができる。
第1パッチ壁部33及び第2パッチ壁部35の高さがトランスポンダ本体21の高さの0.3倍以上であって1.5倍以下になっているため、第1パッチ壁部33と第2パッチ壁部35によってトランスポンダ本体21の移動を十分に規制しつつ、第1パッチ壁部33及び第2パッチ壁部35の重心を低くして、空気入りタイヤ1の走行中に、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の接着面(裏面)付近に作用する転倒モーメントを小さくすることができる。また、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の厚さがトランスポンダ本体21の高さの0.4倍以下になっているため、トランスポンダ19の重心を低くして、空気入りタイヤ1の走行中に、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の接着面(裏面)付近に作用する転倒モーメントをより小さくすることができる。
第1パッチ接着部29と第2パッチ接着部31を離隔しているため、連続した一つのパッチ接着部をインナーライナー17の周面に接着する場合に比べて、取付パッチ構造27の軽量化を図ることができると共に、空気入りタイヤ1の走行中におけるインナーライナー17のタイヤ周方向Cの伸縮動作に対するパッチ接着部(第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31)の追従性を高めることができる。また、インナーライナー17の表面を基準として、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の表面における縁側部分の角度は、30度以下になっているため、空気入りタイヤ1の走行中におけるインナーライナー17のタイヤ周方向Cの伸縮動作に対する第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の縁側部分の追従性をより高めることができる。
生タイヤ1’を加硫する前に、パンチ連結部37がたるむように第1パッチ接着部29及び第2接着部31を生タイヤ1’におけるインナーライナー17の表面に貼り付けているため、生タイヤ1’の加硫中にパッチ連結部37がブラダー(図示省略)により押圧されてインナーライナー17側に変形しても、パッチ連結部37の変形に基づく第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の接着面(裏面)付近の応力を低減して、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31をインナーライナー17に強固に接着させることができる。
以上の如き、第1実施形態によれば、空気入りタイヤ1の走行中におけるトランスポンダ19からの入力を取付パッチ構造27全体に分散させて、取付パッチ構造27の一部分に局所的な応力集中が生じることを抑制できるため、取付パッチ構造27の亀裂が発生し難くなって、取付パッチ構造27の耐久性を容易に向上させることができる。
また、トランスポンダ19の取付状態を安定させることができるため、トランスポンダ19自体の耐久性を向上させることができる。
更に、連続した一つのパッチ接着部をインナーライナー17の周面に接着する場合に比べて、取付パッチ構造27の軽量化を図ることができるため、空気入りタイヤ1の重量のばらつきを抑えて、空気入りタイヤ1の操縦安定性能及び耐偏摩耗性能の向上を図ることができる。
また、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31をインナーライナー17に強固に接着させつつ、空気入りタイヤ1の走行中におけるインナーライナー17のタイヤ周方向Cの伸縮動作に対する第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31の縁側部分の追従性をより高めることができるため、空気入りタイヤ1の走行中に、第1パッチ接着部29及び第2パッチ接着部31に接着剥離が生じることを十分に抑えることができる。
次に、第2実施形態について図5及び図6を参照して説明する。
ここで、図5(a)は、トランスポンダを取付けた状態の第2実施形態に係るパッチ取付構造を示す図、図5(b)は、図5(a)を上からみた図、図6(a)は、トランスポンダを取付ける前の状態の第2実施形態に係るパッチ取付構造を示す図、図6(b)は、図6(a)を上からみた図である。
図5(a)(b)及び図6(a)(b)に示すように、第2実施形態に係る取付パッチ構造45は、第1実施形態に係る取付パッチ構造27と略同じ構成を有しており、第2実施形態の係る取付パッチ構造45の具体的な構成のうち、第1実施形態に係る取付パッチ構造27の具体的な構成と異なる部分についてのみ簡単に説明する。なお、第2実施形態に係る取付パッチ構造45における複数の構成要素のうち、第1実施形態に係る取付パッチ構造27における構成要素と対応するものについては、図中に同一番号を付して、説明を省略する。
第2実施形態に係る取付パッチ構造45は、第1実施形態に係る取付パッチ構造27の構成要素の一つであるパッチ連結部37を具備する代わりに、第1パッチ爪部47及び第2パッチ爪部49を具備している。即ち、第1パッチ壁部33の先端側には、トランスポンダ本体21の頭部を一方側から係止可能な第1パッチ爪部47が一体形成されており、この第1パッチ爪部47は、ゴムにより構成されている。また、第2パッチ壁部35の先端側には、トランスポンダ本体21の頭部を他方側から係止可能な第2パッチ爪部49が一体形成されており、この第2パッチ爪部49は、ゴムにより構成されている。なお、第2実施形態にあっては、取付対象であるトランスポンダ19は、係合ピン23及びボタン25(図1参照)を備える必要がない。
そして、第2実施形態についても、第1実施形態の作用・効果と同様の作用・効果を奏する。
なお、本発明は、前述の実施形態の他に、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
図1(a)は、トランスポンダを取付けた状態の第1実施形態に係るパッチ取付構造を示す図、図1(b)は、図1(a)を上からみた図である。 図2(a)は、トランスポンダを取付ける前の状態の第1実施形態に係るパッチ取付構造を示す図、図2(b)は、図2(a)を上からみた図である。 本発明の実施形態に係わる空気入りタイヤの部分断面図である。 第1パッチ接着部及び第2接着部を生タイヤにおけるインナーライナーの表面に貼り付けた状態を示す図である。 図5(a)は、トランスポンダを取付けた状態の第2実施形態に係るパッチ取付構造を示す図、図5(b)は、図5(a)を上からみた図である。 図6(a)は、トランスポンダを取付ける前の状態の第2実施形態に係るパッチ取付構造を示す図、図6(b)は、図6(a)を上からみた図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
17 インナーライナー
19 トランスポンダ
21 トランスポンダ本体
23 係合ピン
27 取付パッチ構造
29 第1パッチ接着部
31 第2パッチ接着部
33 第1パッチ壁部
33f 第1壁面
35 第2パッチ壁部
35f 第2壁面
37 パッチ連結部
39 係合穴
41 補強繊維
45 取付パッチ構造
47 第1パッチ爪部
49 第2パッチ爪部

Claims (11)

  1. 電子装置を空気入りタイヤにおけるインナーライナー側に取付けるためのパッチ構造であって、
    前記インナーライナーの表面に接着され、ゴムにより構成された第1パッチ接着部と、
    前記インナーライナーの表面に接着され、前記第1パッチ接着部に離隔しており、ゴムにより構成された第2パッチ接着部と、
    前記第1パッチ接着部にタイヤ中心側へ突出するように一体形成され、ゴムにより構成され、前記電子装置における電子装置本体の一方向の移動を規制する第1壁面を有した第1パッチ壁部と、
    前記第2パッチ接着部に前記タイヤ中心側へ突出するように一体形成され、前記第1パッチ壁部に対向してあって、ゴムにより構成され、前記電子装置本体の他方向の移動を規制する第2壁面を有した第2パッチ壁部と、
    前記第1パッチ壁部と前記第2パッチ壁部との間にかけて掛け渡すように一体形成され、ゴムにより構成され、前記電子装置本体の頭部を係止可能なパッチ連結部と、
    を具備したことを特徴とする取付パッチ構造。
  2. 前記パッチ連結部に、前記電子装置本体に設けられた係合ピンと係合可能な係合穴が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の取付パッチ構造。
  3. 前記第1パッチ壁部から前記パッチ連結部を経由して前記第2パッチ壁部までが補強繊維によって補強されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の取付パッチ構造。
  4. 前記パッチ連結部がたるむように前記第1パッチ接着部及び前記第2パッチ接着部を生タイヤにおける前記インナーライナーの表面に貼り付けた後に、前記生タイヤを加硫することによって、前記第1パッチ接着部及び前記第2パッチ接着部が前記インナーライナーの表面に加硫接着するようになっていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項に記載の取付パッチ構造。
  5. 電子装置を空気入りタイヤにおけるインナーライナー側に取付けるためのパッチ構造であって、
    前記インナーライナーの表面に接着され、ゴムにより構成された第1パッチ接着部と、
    前記インナーライナーの表面に接着され、前記第1パッチ接着部に離隔しており、ゴムにより構成された第2パッチ接着部と、
    前記第1パッチ接着部にタイヤ中心側へ突出するように一体形成され、ゴムにより構成され、前記電子装置における電子装置本体の一方向の移動を規制する第1壁面を有した第1パッチ壁部と、
    前記第1パッチ壁部に一体形成され、ゴムにより構成され、前記電子装置本体の頭部を一方側から係止可能な第1パッチ爪部と、
    前記第2パッチ接着部に前記タイヤ中心側へ突出するように一体形成され、前記第1パッチ壁部に対向してあって、ゴムにより構成され、前記電子装置本体の他方向の移動を規制する第2壁面を有した第2パッチ壁部と、
    前記第2パッチ壁部に一体形成され、ゴムにより構成され、前記電子装置本体の頭部を他方側から係止可能な第2パッチ爪部と、
    を具備したことを特徴とする取付パッチ構造。
  6. 前記第1パッチ壁部の前記第1壁面及び前記第2パッチ壁部の前記第2壁面がタイヤ幅方向へそれぞれ延びていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の取付パッチ構造。
  7. 前記第1パッチ壁部及び前記第2パッチ壁部の高さが前記電子装置本体の高さの0.3倍以上であって1.5倍以下になっていることを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれかの請求項に記載の取付パッチ構造。
  8. 前記第1パッチ接着部及び前記第2パッチ接着部の厚さが前記電子装置本体の高さの0.4倍以下になっていることを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれかの請求項に記載の取付パッチ構造。
  9. 前記インナーライナーの表面を基準として、前記第1パッチ接着部及び前記第2パッチ接着部の表面における縁側部分の角度が30度以下になっていることを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれかの請求項に記載の取付パッチ構造。
  10. 前記第1パッチ接着部及び前記第2パッチ接着部の表面が縁側に向かって徐々に薄くなるようになっていることを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれかの請求項に記載の取付パッチ構造。
  11. 請求項1から請求項10のうちのいずれか請求項に記載の取付パッチ構造を具備したことを特徴とする空気入りタイヤ。
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