JP4980535B2 - リライタブルディスク媒体上への複数のポーズ記録 - Google Patents

リライタブルディスク媒体上への複数のポーズ記録 Download PDF

Info

Publication number
JP4980535B2
JP4980535B2 JP2001537261A JP2001537261A JP4980535B2 JP 4980535 B2 JP4980535 B2 JP 4980535B2 JP 2001537261 A JP2001537261 A JP 2001537261A JP 2001537261 A JP2001537261 A JP 2001537261A JP 4980535 B2 JP4980535 B2 JP 4980535B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
program
pause
track
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001537261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003514336A (ja
Inventor
ヘンリー ウィリス,ドナルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomson Licensing SAS
Original Assignee
Thomson Licensing SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thomson Licensing SAS filed Critical Thomson Licensing SAS
Publication of JP2003514336A publication Critical patent/JP2003514336A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4980535B2 publication Critical patent/JP4980535B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/433Content storage operation, e.g. storage operation in response to a pause request, caching operations
    • H04N21/4333Processing operations in response to a pause request
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B2007/0003Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • G11B2020/1062Data buffering arrangements, e.g. recording or playback buffers
    • G11B2020/10675Data buffering arrangements, e.g. recording or playback buffers aspects of buffer control
    • G11B2020/10712Data buffering arrangements, e.g. recording or playback buffers aspects of buffer control buffer capacity, e.g. when the buffer capacity is exhausted, buffered data are overwritten with more recent data, accepting that the old data are lost
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/21Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is of read-only, rewritable, or recordable type
    • G11B2220/215Recordable discs
    • G11B2220/216Rewritable discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2537Optical discs
    • G11B2220/2562DVDs [digital versatile discs]; Digital video discs; MMCDs; HDCDs

Description

【0001】
発明の背景
本発明の一般的には、例えば、レコーダブルディジタルビデオディスクのような、ディスク媒体上に記録されたオーディオ及び/又はビデオプログラムのための進んだ動作の特徴を提供する方法と装置に関連する。
【0002】
種々の装置は、消費者が後に表示のためにビデオ及びオーディオプログラムを記録することを可能とするために開発されている。そのような装置は、テープレコーダ、ビデオカセットレコーダ、レコーダブルコンパクトディスク、及び、最も最近では、レコーダブルディジタルビデオディスク(DVD)を含む。1回のみ記録可能なDVDは、その後は本質的にはDVD読出し専用メモリであり、頭字語でDVD−Rと呼ばれる。頭字語DVD−Rは、一般的にはライトワンス又は、レコードワンス技術と呼ばれるのも使用されている。記録され、消去されそして再記録され即ち上書き又は、再書き込みされるDVDには、幾つかのフォーマットが利用できる。これらは、頭字語DVD−RAM、DVD−RW及び、DVD+RWと呼ばれる。現在、1つの業界標準は適用されていない。頭字語DVD−RAM、DVD−RW及び、DVD+RWも、一般的にはそれぞれリライタブル技術と呼ぶのが使用されている。リライタブルDVD技術、装置と方法の参照は一般的には、将来開発され得るものと、現在使用されている、全ての標準を含むことが意図される。
【0003】
多くの場合には、プログラム表示は、視聴者のいないときに、後の更に便利なときに表示するために、記録される。これはプログラムのタイムシフトと呼ばれる。他のときに、プログラムは記録されること無くそして記録に興味なく、視聴されるが、しかし、例えば、電話や予期しない訪問者により、視聴者の注意は中断される。視聴者がテレビジョン見ている場合に、例えば、そして、VCR内にカセットテープがあり、又は、カセットテープを取りだしそしてロードすると、プログラムは記録される。しかしながら、記録が完了するまで、視聴者はその全体のプログラムを適切な時間順序で見て且つ聞くことが出来ない。記録の完了時間は短いか又は長く、プログラムの長さに依存する。
【0004】
DVD装置の望ましい特徴は、中断又は一時停止中にプログラム内容を犠牲にすることなく、中断又は一時停止が終了するや否や、視聴者が、プログラムの表示の再開を開始することを可能とする。
【0005】
リライタブルDVD技術一般的には利用できるが、動作は、再生、記録、早送り戻し又は、停止のような基本機能に制限される。一時停止は、利用できるが、しかし、例えば、予め記録されたプログラムの再生の中断又は、記録からコマーシャルを除去するための視聴プログラムの記録中断のような、VCRの動作を一時停止することにのみ対応する。コンピュータのハードドライブと異なり、レコーダブルDVD装置は、非常に重要な追加の機能を有する。この機能は、予め記録されたDVDを再生することである。従って、コンピュータのハードディスクの代わりに使用できる方法と装置を含む、リライタブルDVD技術を開発する経済的誘因がある。コストの減少と販売の増加の目標を妥協すること無く、改善された、優位な特徴を有するそのような装置を提供することが課題である。そのような新しいDVDの特徴は、コンピュータハードディスクの高動作速度無しで、シームレスに、見ながら同時にディスク媒体上に記録する能力を含むべきである。読出しと書き込みのための単一ヘッドを有するレコーダブルDVD装置は、同時に読出し且つ書き込みをすることができない。従って、用語、シームレスと、同時に、は、ここでは、機能が実際には交互に又は多重されていても、プログラム素材の記録と再生が、発明の配置に従って、視聴者に同時に出現することを示す。
【0006】
例えば、1X(1倍)読出しと1X(1倍)書き込み能力を有する基本的なリライタブルDVD装置は、典型的には、約11メガビット/秒のみの記録又は、再生の最大データレートを有する。
【0007】
そのような基本的なリライタブルDVD装置内で単一の一時停止を実行するシステムは、1999年3月31に出願された米国特許出願番号09/433434、今は米国特許番号(有効な場合には特許番号を挿入)に記載されている。複数の一時停止は、更に問題がある。複数の一時停止は、非常に大きな数の頻繁なジャンプを引き起こしうる。頻繁なジャンプは、書き込みと読出しのデューティーサイクルの減少、機械雑音の増加及び、動作寿命の減少を含む、幾つかの理由により問題である。
【0008】
ジャンプ中に、ディスク媒体に書き込み又は、ディスク媒体から読み出すことは不可能である。従って、書き込みと読出しには非常に少しの時間しか利用できず、そして、したがって書き込みと読出しのデューティーサイクルは非常に減少される。この結果、書き込みと読出しレートは、おそらくプレーヤ/レコーダの能力よりも大きく、非常に増加されねばならない。上述の1Xの装置では、利用できる最大データレートは、再生に約5メガビット/秒そして記録に約5メガビット/秒である。そのようなレートは最小能力の機械の最小レートの半分のみであり、従って、明らかに、特に複数の一時停止に対しては、そのような機械で同時に再生し且つ記録するのは不可能に見える。
【0009】
頻繁なジャンプは、コンピュータハードディスクドライブでしばしば聞こえるような、多くの可聴雑音を発生する。そのような雑音は、例えば、HDTVムービーをサラウンド音で視聴しているときには、とくに気になる。
【0010】
頻繁なジャンプはピックアップ組立体を、早期に摩耗する。
【0011】
複数の一時停止を管理することは、単一の一時停止を管理するよりも非常に難しい。第2の一時停止を開始するユーザコマンドはプログラムの真中でのみ発生するだけでなく、第1の一時停止の結果の連続する同時の記録/再生シーケンスの最中にも発生することは、理解されるべきである。従って、第の更なる一時停止を実行することを可能としそして、更に、最大の利用できるデータレートの制約内でそのような特徴を可能とする、新しい特徴を提供することが望ましい。
【0012】
発明の概要
本発明の配置に従って、トラック上の第1のパターンのインターリーブされたセグメント内にプログラムを記録することと、前記プログラムを前記第1のパターンのインターリーブされたセグメントから再生することとを交互に行うことにより、先に一時停止されている前記プログラムを記録し且つ見る過程の中で、第2の一時停止を実行するために、ディスク媒体を使用する方法であって、この方法は、(a)前記第2の一時停止の開始に際して、前記第1のパターンのセグメントに記することと、該第1のパターンのセグメントから再生することとを交互に行うことを中断して、前記トラックの異なる部分にジャンプするステップと、(b)第2のパターンのインターリーブされたセグメントを、前記第2の一時停止の終了まで、1つおきの第2のパターンのインターリーブされたセグメント上に前記プログラムを記録することにより、前記トラックの前記異なる部分確立するステップと、(c)前記第1のパターンのセグメント及び前記第2のパターンのセグメントの夫々の中で記録及び再生を交互に行うことにより、前記第1のパターンのセグメントの連続及び前記第2のパターンのセグメントの連続を交互に発生するステップとを有し、前記ステップ(c)の最中に、(d)記録されたセグメントが前記第1のパターンのセグメント又は前記第2のパターンのセグメントの夫々の中で順番に再生されることが可能である限り、前記記録及び再生を交互に行う間に前記第1のパターンのセグメント又は前記第2のパターンのセグメントの夫々の中でセグメントからセグメントへ順次移動するステップと、(e)再生されるべき次のセグメントが、前記第1のパターンのセグメント又は前記第2のパターンのセグメントの他の1つ内にあるときにのみ、前記第1のパターンのセグメント前記第2のパターンのセグメントの間を移動するステップとを有する。
【0013】
ディスク媒体のトラックを使用してプログラムをシームレスに記録し且つ再生する方法であって、(a)第のパターンのインターリーブされたセグメント及び第2のパターンのインターリーブされたセグメントの夫々の中で前記プログラムの一部の記録及び再生を交互に行うことにより、前記トラック上の前記第1のパターンのインターリーブされたセグメントの連続及び前記トラック上の前記第2のパターンのインターリーブされたセグメントの連続を交互に発生するステップと、(b)記録されたセグメントが前記第1のパターンのセグメント又は前記第2のパターンのセグメントの夫々の中で順番に再生されることが可能である限り、前記記録及び再生を交互に行う間に前記第1のパターンのセグメント又は前記第2のパターンのセグメントの夫々の中でセグメントからセグメントへ順次移動するステップと、(c)再生されるべき次のセグメントが、前記第1のパターンのセグメント又は前記第2のパターンのセグメントの他の1つ内にあるときにのみ、前記第1のパターンのセグメント及び前記第2のパターンのセグメントの間を移動するステップとを有する。
【0014】
本発明の配置の更なる特徴に従って、複数の一時停止に関わらず、明らかに同時な記録及び再生は、視聴者に、優位にトランスペアレントであり又は、少なくとも実質的にトランスペアレントである。リライタブルDVD装置と対応する方法は、一時停止が終了したときに、回復として示されるように、プログラム表示が視聴者に再生されることを可能とするがしかし、再生は一時停止の開始したときから開始する。リライタブルDVD装置は、プログラムが最初にもちろん終了しない場合には、一時停止及び、長さに対応する時間の期間の間、同時に記録し且つ再生する。
【0015】
複数の一時停止は、ジャンプの数と頻度が最小に保持されるように、本発明の配置に従って実行されることが可能である。本発明の配置では、記録と再生はトラックの連続する交互のセグメントに発生するので、ジャンプは、大部分の同時の記録及び再生中には必要とされない。ジャンプが必要とされる唯一のときは、最も古い再生されていない記録されたセグメントが、最後の記録されたセグメントに隣接しないときである。
【0016】
記録/再生ヘッドは、ジャンプのたびに雑音を発生する。大きな数のジャンプが必要なときには、多くの雑音が発生される。多くの部分に対しては、DVDプレーヤは、プログラム音は、聞こえる音のみであると考えられる環境で動作することが意図されている。本発明の配置は、ジャンプ雑音を最小化することにより、この環境を大きく向上する。頻繁なジャンプも、過度に、記録/再生ヘッドに関連する機械的な組立体の動作寿命を減少する効果も有する。複数の一時停止は、このように、書き込みと読出しのデューティーサイクルの最小の可能な減少、最小の量の雑音及び、動作寿命への最小の悪影響を可能化する。
【0017】
最後に、複数の一時停止を実行する方法と装置は、ここでは、記録及び再生進行としてリライタブルDVDのトラックにそって進むことにより、リライタブルDVDの最大の有益な再記録寿命を促進することに一貫している。
【0018】
好適な実施例の詳細な説明
本発明の配置に従った、リライタブルディスク媒体102を使用する、一時停止及び再生の間の記録を実行する装置100は図1のブロック図の形式で示されている。リライタブルディスク媒体102は、リライタブルDVDとして具体化される。装置100は、リライタブルDVD102に書き込みそして、そこから読み出すことができる。装置100は、機械的組立体104、制御部120、ビデオ/オーディオ入力処理パス140及び、ビデオ/オーディオ出力処理パス170を有する。異なる部分又はパスの多くのブロックの配置は自明であり、一方幾つかのブロックの配置は、便宜上なされているものであり、この装置の動作の理解には重大ではない。
【0019】
機械的組立体104は、DVD102を回転させるモーター106と、回転するディスク上を移動するように適用されたピックアップ組立体108を有する。ピックアップ組立体108上のレーザは、ビデオ及び/又オーディオプログラム素材を記録し且つ再生するために、ディスク上のらせんトラック上にスポットを焼き又は既にトラック上に焼かれたスポットを照射する。本発明の理解のために、1つの又は2つのサイドに記録可能かどうか又は、両側の記録の場合には、両側記録又は、続いてのディスクからの読出しが、ディスクの同じ側から又は両側から起こるかどうかには関わらない。ピックアップとモーターは、サーボ110により制御される。サーボ110は、第1の入力に、ディスク102のらせんトラックから読み出されたデータの再生信号も受信する。再生信号は、制御部の一部又は、ビデオ/オーディオ出力処理パスの一部と考えられる、誤り訂正回路130の入力でもある。
【0020】
制御部120は、制御中央処理ユニット(CPU)122とナビゲーションデータ発生回路126を有する。制御CPU122は、ナビゲーションデータ発生回路126に第1の入力信号を供給し、そして、サーボ110はナビゲーションデータ発生回路126に第2の入力信号を供給する。サーボ110は、制御部120の一部と考えられる。ナビゲーションデータ発生回路126は、第1の入力信号をマルチプレクサ(MUX)154へ供給し、これはビデオ/オーディオ入力処理パス140の一部を形成する。MUX154の出力は、誤り訂正符号化回路128の入力である。誤り訂正符号化回路128の出力は、ピックアップ108に供給される記録可能な入力信号であり、これは、レーザによりディスク102のらせんトラック上に”焼かれる”。
【0021】
視聴者により作動可能な機能ための制御バッファ132は、現在利用できる機能、即ち、再生、記録、逆再生、早送り、一時停止/再生及び、停止を示す。一時停止は、VCRの動作を一時停止することに対応し、例えば、予め記録された番組の再生の中断又は、記録からコマーシャルを除去するための視聴されているプログラムの記録の中断である。(記録及び再生の間の)ポーズと呼ばれる一時停止及び再生の間の特別の記録機能が、本発明の配置のこの特徴を強調するために、別のバッファ136の一部として示されている。
【0022】
ビデオ/オーディオ入力処理パス140は、例えば、NTSC又はPALの従来のテレビジョン信号を、装置100によるディジタル記録のための例えば、MPEG−1又は、MPEG−2の、ディジタル化されたパケットデータに変換する信号処理回路である。入力パス140はNTSCデコーダ142と、ビデオインのための、例えば、MPEG−1、MPEG−2ビデオ符号化器144を含み、且つオーディオアナログ/ディジタル変換器(A/D)146及び、例えば、MPEG−1、MPEG−2オーディオ符号化器148を含む。ディジタル化された信号は、マルチプレクサ150内で結合されそして、全体のパケットが構成されるまで、記録バッファ152内に蓄積される。各パケットが構成されると、各パケットは、MUX154内でナビゲーションデータ発生回路の出力と結合されそして、誤り訂正符号化回路128に送られる。誤り訂正符号化回路128は、入力処理パス140の一部と考えられる。
【0023】
実際的な方法で、ディスク上のらせんトラック上の最小のアドレス可能なユニットは、16セクタのECC(誤り訂正符号)ブロックであり、ここで、各セクタは、2048バイトのユーザデータを含む。グループは、例えば、12の整数のECCブロックである。ブロックの各グループは、約0.5秒の結合されたビデオとオーディオプログラム素材を表す。例えば、192セクタの、ECCブロックのグループを記録するのに必要ならせんトラックにそった線形な空間の量は、らせんトラックのセグメントとしてここでは定義される。従って、記録バッファは1セグメントのデータを蓄積するのに十分に大きい必要があることがわかる。1セグメントのデータは、例えば、約0.5秒のオーディオ及びビデオプログラム素材に対応する。
【0024】
出力処理パス170は、トラックバッファ又は、出力バッファ172を含み、その中で、ディスクから読み出されたデータが更なる処理のために、パケットに集められる。パケットは、デマルチプレクサ176を介してそして、ビデオ及びオーディオ処理のそれぞれのパスへパケットの伝搬を制御する、条件アクセス回路174により処理される。従って、トラックバッファ172は、約0.5秒のオーディオ及びビデオプログラム素材に対応する、1セグメントのデータを蓄積するのに十分に大きい必要がある。
【0025】
発明の配置に従って、入力処理パス140内の記録バッファ152は、優位に、必要なよりも非常に大きい。現在好適な実施例では、記録バッファは、約1.5秒のビデオ及びオーディオデータ表示を蓄積するのに十分に大きい。また、本発明の配置に従って、出力処理パス170内のトラックバッファ172も、優位に、必要なよりも非常に大きい。現在好適な実施例では、トラックバッファも、約1.5秒のビデオ及びオーディオデータ表示を蓄積するのに十分に大きい。大きな記録及びトラックバッファは、優位に、本発明の配置に従って、記録及び再生中に、ピックアップ組立体108の最長の可能なジャンプに適応させるために、設けられる。更に詳細に説明するように、装置100の最長の可能なジャンプは、約0.9秒である。ここで教示される改善された特徴のコストは、優位に、改善されたリライタブルDVD装置を製造するコストに関して、あったとしても、最低限の影響しか有さない
【0026】
ビデオは復号器178で、例えば、MPEG−1又は、MPEG−2から、復号され、そして、例えば、NTSC又は、PALのような従来のテレビジョン信号として符号化される。オーディオは回路182により、例えば、MPEG−1又は、MPEG−2から、復号され、そして、オーディオディジタル/アナログ変換器(D/A)184によりアナログ形式に変換される。出力処理パス170は、示されたように誤り訂正回路130を有する。
【0027】
装置100は、例えば、1X読出し、及び1X書き込み能力を有する装置を示す。そのような装置は、典型的には、約11メガビット/秒の、記録及び再生の最大データレートを有する。一時停止及び再生の間の記録機能を実行するために、同時に現れるように、再生(読出し)及び記録(書き込み)を行う必要がある。利用できる最大のデータレートは、再生(読出し)に5メガビット/秒、記録に5メガビット/秒である。そのようなレートは、最小能力の装置の最小レートの半分であり、従って、明らかにそのような装置での同時の再生及び記録は不可能であるように見える。それにも関わらず、そのような最小の能力を有する装置は、記録バッファ及びトラックバッファの優位な管理によって、一時停止及び再生の間の記録機能を実行するのが必要な、明らかに同時の再生及び記録を提供するために、本発明の配置に従って、優位に動作される。本発明の配置は、より高いデータレートを有する装置にも有益であることは理解される。
【0028】
一時停止及び再生の間の記録(又は、記録及び再生の間一時停止)特徴は、リライタブルDVD装置では、非常に望ましい。そのような機能は、例えば、視聴者がテレビジョンプログラムを見ておりそして訪問者又は電話呼出により中断されたときに使用される。視聴者が利用できない時間の間、レコーダはプログラムの記録を継続する。例えば、1から2分から30分又はそれ以上の、ある時間の期間の後に、視聴者は、視聴者が中断されたところからプログラムの視聴を回復したい。この点で、装置は、入力するプログラム素材の記録を行いながら、一時停止の開始から記録を再生しなければならない。この明らかに同時の再生及び記録は、通常はらせんトラックの記録領域と再生領域の間の大きなジャンプを必要とし、これは、再生と記録の間をビデオレコーダが代わるたびに繰返しなされる必要がある。ジャンプが発生するときに、読出し及び書き込みの何れもが発生しないことが強調されるべきである。従って、ある種のジャンプは平均ビットレートを減少させる。ジャンプが長くなるほど、そしてジャンプが頻繁になるほど、平均ビットレートは大きく減少する。
【0029】
本発明の配置に従って、書き込みも読み出しも発生しない時間の量を優位に最小化する、一時停止後の記録及び再生のための方法が提供される。従って、この方法は、できる限りジャンプの長さ及び長いジャンプの数を、一時停止及び再生の間の記録特徴の実行を予め排除することなしに、優位に最小化する。発明のバッファ管理及びビットレート管理は、避けることができないジャンプ補償する。この特徴は、再生は実質的に、そうでなくても、完全にシームレスであるので、従って更に視聴者に許容される。一時停止中に、プログラム素材は優位に、少なくとも記録セグメントと同じ又は僅かに長いセグメント間の空間を残して、例えば、ディスクの2又は3回転に等価な短いセグメントに記録される。一時停止が終了すると、ジャンプ戻りが一時停止の先頭に対応する記録の開始に行われ、これにより、記録の再生が開始される。これらの記録されたセグメントの各々が再生されながら、記録されたセグメント間の空間が、入力プログラム素材を記録するのに使用されることが可能である。結局、他のジャンプ戻りが、元の一時停止に等しい他の時間期間が過ぎた後に、なされねばならない。このように、一時停止の期間でなされるジャンプ戻りを除いては、潜在的に長いジャンプが優位に避けられる。言い替えると、一時停止が10分である場合には、一時停止が終了した後の再生は、10分の記録されたプログラム素材を収容するのに十分な長いジャンプ戻りを必要とする。そのようなジャンプ戻りは、プログラムの記録と再生が終了するまで、10分ごとに必要である。十分な長さのバッファメモリは、ディスクから素材が再生されながら記録を待っている符号化されたプログラム素材を蓄積するために、そして、ディスク上に素材が記録されながら復号器へ再生素材供給するために、優位に使用される。バッファは、ジャンプ中に、プログラム素材を再生及び記録するのにも使用される。同時に、所望のバッファ管理を実行するために十分なビットレートを供給するために、符号化器及び復号器のビットレートはこの特徴の実行中に制御できる。符号化器と及び復号器は、例えば、MPEG−2規格に従って動作できる。
【0030】
本発明の配置目的のために、プログラム素材は、リライタブルDVDの上述のセグメント内に記録されそして、リライタブルDVDから再生される。各セグメントは、図2に示すように、特定の線形長又は、らせんトラックの期間を示す。リライタブルDVD10は、装置100内のディスク102として使用するのに適している。このディスクは、ディスクの真中の穴28の付近で始まり外側にらせんが続く、連続するらせんトラック12を有する。トラックは、メディア形式インデックスを収容するために、図に示していない、サイド−ツー−サイドウーブルも有する。規模の困難さのために、トラック12の一部のみが大きく拡大されて、示されている。トラック上の記録の方向は、典型的には、小半径部分から大きな半径部分への、トラックに沿って外側である。幾つかの連続する3つの大きな点
【0031】
【外1】
Figure 0004980535
は、図の中では示されていないトラックの部分を示す。
【0032】
参照番号14は、本発明の配置に従って、一時停止中に記録されたセグメントを示す。四角16は、記録されたセグメントの終わりを示す。四角16は、未記録セグメント18の開始も示す。未記録セグメント18の終わりは、ダイアモンド20で示されている。ダイアモンド20も、オプションのガードバンド22を示し、記録された又は未記録のセグメントよりも小さくてもよい。オプションのガードバンド22の最後は、円24で示されている。円24も、次の記録セグメント26の先頭を示す。ガードバンドは、リライタブルDVD装置が、十分に速く再生と記録の間を切り換えできない場合に、セグメントが故意でなく上書きされないことを保証するために設けられる。ガードバンドなしの動作は、記録容量を失わないために必要とされないときに好ましい。
【0033】
一時停止中−記録方法は、図3−14に順次示されている。番号が付された垂直線又は、空間はらせんトラックのセグメントを示す。第1の番号を付されたセグメントは、トラックの第1セグメントである必要はないが、しかし一時停止機能が開始されたときに記録される第1のセグメントである。図3に示すように、セグメント1は、一時停止の開始に対応する。その後に、記録された及び未記録及び、セグメントの交互のパターンAが、トラック上に作られる。記録されたセグメントは奇数番号セグメントの1−43である。偶数番号のセグメント2−42は未記録である。ガードバンドは示されていないが、しかし、記録されたセグメントよりも長い未記録セグメントと考えることができる。22セグメントが図3に示されている。各セグメントは、約0.5秒のプログラム素材を表し、そして、従って、図示された一時停止は約11秒の長さである。一時停止の長さに関わらず、パターンAは、一時停止が終了するまで継続する。視聴者が一時停止を終了しない場合には、制御ルーチンが、例えば、トラックの最後のセグメントが記録された又は、プログラムが終了したときに、一時停止を終了する。
【0034】
図4に示すように、一時停止が終了したときに、装置は、ジャンプする前に、最初に、ディスク媒体上に書き込まれているセグメントの書き込みを終了しなければならない。図3の最後に記録されたセグメントは、セグメント43である。終了がセグメント42のスキップ中に発生した場合には、例えば、セグメント43は完全に書き込まれねばならない。ピックアップ組立体は、セグメント1にジャンプして戻る。このジャンプの後に、プログラム素材が失われないように、記録しながら再生を開始することが望ましい。これは、発明のバッファ管理方法の初期化を必要とする。この方法を理解することは、一時停止が終了されたときに装置の開始条件を理解することを必要とする。記録中に、ディスク媒体から読み出されるプログラム素材はない。トラックバッファ172に書き込まれるプログラム素材は無く、トラックバッファから読み出されそして、再生パス170を通して視聴者に再生されるプログラム素材は無い。短く言えば、トラックバッファ172は空である。同時に、符号化されたプログラム素材は記録バッファ152を通して送られ、そして、交番するパターンとビットレートが許す限り速く、ディスク上に書き込まれる。図示された実施例のピークビットレートは、11メガビット/秒である。従って、記録バッファ152は、空又はほぼ空である。
【0035】
ディスク媒体の交互の読出し及び書き込みが、明らかに同時にプログラム素材の読出し及び書き込みが行われている間に発生するために、トラックバッファは、ディスク媒体上に書き込み中に再生されるために、十分なプログラム素材がそこに蓄積されなければならない。同様に、記録バッファは、データの損失を避けるために、ディスク媒体からデータが読み出されているときに、十分なプログラム素材を蓄積するために十分に空でなければならない。本発明の配置に従って、それぞれの入力及び出力パスバッファが、プログラム素材の約1.5秒に等価な、プログラム素材の3セグメントを蓄積する能力を必要とされることが、決定される。このサイズのバッファは、装置100及び、等価なデータレートの他の装置内の、記録及び再生特徴中に一時停止のシームレス動作を可能とする。
【0036】
一時停止が終了した時点で、必要なバッファ条件は満たされていない。更に、あるビットレート能力が、一時停止が終了した後に、バッファを初期化するのに利用できなければならない。従って、一旦一時停止が開始されると、符号化器に対するビットレートが一定のビットレートに設定される。復号器は、符号化中のビットレートに対応するレートで復号しなければならず、したがって、復号器は自動的に符号化周波数で動作し且つ特定の値に設定する必要はない。現在好適な実施例では、一定のビットレートは、各場合に、5メガビット/秒である。これは、約1メガビット/秒(11メガビット/秒以下の2X5メガビット/秒)のビットレート能力をバッファを制御するために残す。
【0037】
一時停止終了後のこのジャンプは、図4に示されている。このジャンプは、最初のジャンプであると考えられる。第1のジャンプが開始するとすぐに、ディスク媒体上の書き込みは不可能である。しかしながら、5メガビット/秒の減少され且つ一定のビットレートであるが、符号化器はまだ出力を供給する。従って、図5に示されたパターンBのセグメントとなるプログラム素材は、順次記録バッファ152に蓄積される。ジャンプが終了するとすぐに、そして、記録バッファが充填を継続しながら、パターンAの第1のセグメントは、ディスク媒体から読み出されそして、トラックバッファ172に蓄積される。
【0038】
余分なビットレート能力は、バッファ動作が安定な状態に達することを可能にする。この場合に、記録バッファ及びトラックバッファを充填し及び空にすることは、常に相補的である。言い替えると、入力バッファは、出力バッファが空にされると、充填される等である。又、2つのバッファのデータの和は、容量の割合として、常に実質的に一定である。例えば、1つのバッファが1/3充填である場合には、他のバッファは2/3充填である。1つのバッファが1/2充填である場合には、他のバッファは1/2充填である。各バッファが3セグメントを保持できる場合には、現在好適な実施例では、両バッファ内のセグメントの数の和は同時に一定で且つ3に等しくなければならない。
【0039】
図5は、一旦バッファの安定な状態の動作に達すると交互のシーケンスで発生する、パターンAのセグメント1−43の読出しとパターンBのセグメント2−44の書き込みを示す。
【0040】
図6は、第2のジャンプ戻りを示し、そして、実際にはすべての残りのジャンプ戻りを示す。第1のジャンプがセグメント43からセグメント1に起こるときに、バッファは初期化されない。第2のジャンプがセグメント44からセグメント2に起こるときには、バッファはすでに初期化され、そして、相補的に動作する。従って、第2のジャンプが開始した後に、トラックバッファは、ジャンプの間、セグメントが読み出されるとともに、再生が中断されずに継続するよう、十分に充填されている。同時に、記録バッファはデータの損失を防ぐために、ジャンプ中に蓄積されるべき符号化されたセグメントに対して十分に空である。ジャンプ戻り中の記録と再生は、一時停止の長さと同じ時間期間を有する。
【0041】
図7に示すように、偶数番号のセグメント2−44が再生されながら、パターンCの奇数番号のセグメント3−45が交互に記録される。偶数番号のセグメント2−44が再生された後に、そして、奇数番号のセグメント3−45が記録された後に、ピックアップ組立体は、図8に示すように、再生されるべきパターンCの第1のセグメントである、セグメント3にジャンプして戻る。奇数番号のセグメント3−45が再生されながら、パターンDの偶数番号のセグメント4−46が、図9に示すように、交互に記録される。
【0042】
奇数番号のセグメント3−45が再生された後に、そして、偶数番号のセグメント4−46が記録された後に、ピックアップ組立体は、図10に示すように、再生されるべきパターンDの第1のセグメントである、セグメント4にジャンプして戻る。図11に示すように、偶数番号のセグメント4−46が再生されながら、パターンEの奇数番号のセグメント5−47が、交互に記録される。偶数番号のセグメント4−46が再生された後に、そして、奇数番号のセグメント5−47が記録された後に、ピックアップ組立体は、図12に示すように、再生されるべきパターンEの第1のセグメントである、セグメント5にジャンプして戻る。
【0043】
バッファの安定状態動作の達成後に、処理は、第1のパターンの記録されたセグメントの再生後に、第2のパターンの第1の記録されたセグメントにジャンプして戻り、そして、第2のパターンの記録されたセグメントの再生と、第1のパターンのセグメントに上書きすることにより第3のパターンへのプログラムの記録を交互に行うステップにより要約される。この前進ステップは、プログラムが終了するまで、更なるセグメントのパターンに繰り返される。
【0044】
例えば、0.9秒間である限り、ジャンプ時間は示されたサイズのバッファにより収容することができると信じられる。ジャンプの継続時間は、ジャンプの時間と、ディスク媒体を再同期させるのに要する時間を含む。バッファが既に安定な状態条件で動作しているので、第1のジャンプ後のジャンプは、更に速く完了する。従って、ディスク媒体からの読出及びそのディス媒体への書込が交互に行われる場合に、再生される媒体の中断はなく、従って、記録及び再生が同時に見える、プログラム素材のシームレス表示を保証する。
【0045】
この処理は、プログラム表示が終了するまで続く。プログラムが終了する前に、トラックの最後に達する場合には、プログラムが終了するまで記録及び再生の交互の期間が継続するために、トラックの先頭又はトラック上の他の位置にジャンプして戻るルーチンが供給できる。交互の記録及び再生は、図13の表内に要約される。
【0046】
この方法の動作は、図15のフローチャート200に示され、バッファ管理が強調されている。一時停止はステップ202で開始する。第1のパターン(パターンA)のセグメントが、例えば、5メガビット/秒のような所望の一定のレートで復号されることを保証することが必要である。従って、復号器が自動的に符号化と同じレートで復号するので、一定のビットレートで、第1のパターンのセグメントを符号化することが必要である。従って、復号器に対するビットレートは、ステップ204に従って、所望の一定のビットレートに設定される。復号器は、一時停止が終了されるまで、必要ないことは理解されよう。さらに以下に更に十分に説明するように、一時停止が終了するときに復号器をオフすることは、トラックバッファを更に速く充填させるのに役立つ。従って、現在は、一時停止が開始した後に、ステップ206に従って、復号器をオフすることが好ましい。
【0047】
装置はそしてステップ208で、トラック上の交互のセグメントに第1のパターンのセグメントを記録する。一時停止が終了しない限り、判断ブロック210はパス213によりステップ208にこの方法をもどしそして、待つ。一時停止が終了すると、この方法は、パス211でステップ212に分岐し、それに従って、装置は第1のパターンの最後のセグメントの記録を完了する。その後に、ピックアップ組立体は、ステップ214に従って、第1のパターンの第1のセグメントにジャンプして戻る。ジャンプが進むと、記録バッファはセグメントの充填を開始し、これは、ステップ216に従って、第2のパターンとなる。これは、ジャンプ中に入力するプログラム素材が失われないことを保証するのに必要である。
【0048】
本発明の配置に従って、一時停止の終了後の再生動作はシームレスである。これは、一旦再生が開始すると、再生は中断されないことを意味する。従って、トラックバッファは、アンダーフロー状態であってはならずそうでないと、復号器は、復号する素材が切れ、そして再生は中断される。同時に、記録中にプログラム素材が失われないようにするために、記録バッファはオーバーフロー状態であってはならず、そうでなければ、符号化器の出力は蓄積されるものがない。本発明の配置に従ったバッファの相補的な管理は、これらのバッファの動作条件を満足する。しかし、記録及びトラックバッファは、第1のジャンプと関連して、最初に相補動作のために初期化されねばならない。初期化は、両バッファ内のセグメントの数の和が3に等しくなるとすぐに図示する実施例中で達成される。それが発生するとすぐに、装置は、本発明の配置に従って、交互にセグメントを記録及び再生する。1より多い処理が初期化を達成するのに実行されることは、理解されよう。図15と関連して記載される初期化の処理は、現在好適である。
【0049】
記録バッファが充填されるにつれて、判断ステップ218は、ジャンプが完了したかどうかを質問する。完了していない場合には、この方法は、パス221で分岐して戻り、そして待つ。ジャンプがなされた場合には、この方法はパス219で分岐する。ピックアップ組立体が、ディスク媒体からパターンAの第1のセグメントを読みそして、トラックバッファはステップ222に従って、データの充填を開始する。記録バッファは充填を継続する。
【0050】
トラックバッファが充填されるにつれて、即ち、第1のセグメントがトラックバッファに完全に書き込まれる前に、判断ステップ222は、ステップ220中に、両バッファ内のセグメントの数の和が3に等しくなったかどうかを質問する。そのようでない場合には、第1のセグメントは、トラックバッファに全体的に書き込まれる。この場合には、この方法は、パス223でステップ224に分岐し、それに従って、トラックバッファへの第1のセグメントの書き込みが終了し、そして、その後に、トラックバッファへの書き込みが停止する。この時点で、ディスクからの読出し又は、ディスクへの書き込みはない。判断ステップ226は、そして、ステップ224の後に、両バッファ内のセグメントの数の和が3に等しくなるかどうかを質問し、即ち、復号器がオフされている間に、トラックバッファは第1のセグメントのみを保持し続けそして、記録バッファは充填を継続する。そのようでない場合には、この方法はパス229で分岐して戻りそして待つ。記録バッファは結局2セグメントで充填される。この時点で、両バッファのセグメントの数の和は、3に等しく、そして、バッファはこのように初期化される。この方法は、そして、パス227で、ステップ232へ分岐し、それに従って復号器はオンに戻される。その後に、ステップ234と236に従って、この装置は、記録バッファからの読出しとディスク媒体への書き込みを開始し、そして、トラックバッファからの読出しと復号器への書き込みを開始できる。記録バッファからの第2のパターンの第1のセグメントをディスク媒体上に書き込んだ後に、第1のパターンの第2のセグメントはディスク媒体から読み出されそして、トラックバッファに書き込まれる。本発明の配置の交互の読出し及び書き込みはこのように確立される。
【0051】
判断ブロック222に戻ると、ディスク媒体から読み出された第1のセグメントがトラックバッファに完全に書き込まれる前に、記録バッファは2セグメント以上でしかし、3セグメント以下で、充填されることが可能である。これが起きるかどうかは、主に、ステップ214の第1のジャンプの継続時間に依存する。これが発生すると、両バッファ内のセグメントの数の和が、3に等しいので、第1のセグメントが記録バッファに完全に書き込まれる前に、バッファが初期化される。一旦バッファが初期化されると、両バッファの書き込み及び読出しは、可能化される必要がある。従って、そして、その時点では、この方法は、パス225でステップ228に分岐し、それに従って、復号器はオンされる。復号器がオンされた後に、ステップ230に従って、トラックバッファへの第1のセグメントの書き込みを終了する必要がある。その後に、この装置は、ステップ234及び236に従って、記録バッファから読出し及びディスク媒体への書き込みを開始でき、そして、トラックバッファからの読出し及び復号器への書き込みを開始できる。記録バッファからの第2のパターンの第1のセグメントをディスク上に書き込んだ後に、第1のパターンの第2のセグメントがディスク媒体から読み出されそして、トラックバッファに書き込まれる。本発明の配置の交互の読出しと書き込みはこのように確立される。
【0052】
バッファを初期化する処理に関わらず、所定のビットレートで、次のジャンプのための準備のためにある一定の時間の期間が必要である。図示された実施例では、1メガビット/秒が準備処理に利用できる。この時間期間は、例えば、10秒以下の長さのような、一時停止が非常に短い場合には利用できない。そのような一時停止は、特徴偶然視聴者により選択されることによる。他の可能な原因は、第1の一時停止の後の初期化のすぐ後の第2の一時停止の視聴者による初期化である。従って、例えば、制御プログラムにより、全ての一時停止を最小の継続時間に制限する必要がある。
【0053】
ステップ234及び236の後に、装置は交互にディスク媒体から第1のパターンのセグメントを読みそして、ディスク媒体上に第2のパターンのセグメントを書き込み、そして、ステップ238に従って、相補的な方法で、バッファを充填し且つ空にする。この処理は図3−5に対応する。
【0054】
バッファの相補的な動作は、バッファの全体的な動作を参照して理解されるべきであり、全てのときに、瞬時に維持される必要にある条件ではない。図示された実施例では、交互のセグメントに記録中に、記録バッファが、選択された符号化器の出力レートの5メガビット/秒で符号化器により充填される。上述のように、合計のディスクへの書き込みビットレート能力は11メガビット/秒である場合には、充填するレートと空にするレートとの間の差によって、記録バッファは6メガビット/秒で空にされる。書き込み動作中は、トラックバッファは、復号レートと同じレートで、5メガビット/秒で空にされる。両バッファが空にされると、瞬時に、両バッファのセグメントの数の和が減少する。セグメントがディスクに書き込まれた後に、上述のように、11メガビット/秒で、セグメントがディスクから読み出されそして、トラックバッファに書き込まれる。トラックバッファは5メガビット/秒で空にされる。従って、ディスクが読み出されるときに、充填するレートと空にするレートとの間の差によって、トラックバッファは6メガビット/秒で充填される。読出し動作中に、記録バッファは、5メガビット/秒で充填される。両バッファが充填され、瞬時に、両バッファのセグメントの数の和が増加する。それにも関わらず、バッファの動作が、読出し/書き込みサイクルの同じ時点、例えば、常に読出し又は書き込み動作の開始、であると考えられるときに、動作の優位な相補的な性質が明らかである。
【0055】
多くの場合に、第2のパターンが最後のパターンではないがしかしそれは可能である。従って、判断ブロック240は、最後のパターンが再生されたかどうかを質問する。そのようでない場合には、この方法は、パス241でステップ242に分岐し、それに従って、ピックアップ組立体は再生される必要のある次のパターンの第1のセグメントにジャンプして戻る。ジャンプの後に、バッファは既に初期化されているので、装置は、すぐに交互に読出し及び書き込みを行うことができ、そして、ステップ244に従って、交互に記録し且つ再生することが可能である。本発明の配置に従って、読出し及び書き込みそして記録及び再生は、本発明の配置に従った相補的な方法でバッファが充填されそして空にされるように実行される。
【0056】
ステップ240242及び、244は、判断ブロック240が最後のパターンが記録され且つ再生されたと認識するまで繰り返される。この方法は、パス243でステップ246に分岐する。ステップ246は、最後のパターンの処理が、プログラムの最後に対応することに注意する。バッファのデフォルト動作が回復されるこの方法はステップ248で終了する。
【0057】
図410及び、12に示されたジャンプ戻りは、図14の表に要約されている。第1のジャンプはセグメント1に戻り、第2のジャンプはセグメント2に戻り、第3のジャンプはセグメント3に戻り、第4のジャンプはセグメント4に戻り、第5のジャンプはセグメント5に戻る等である。各ジャンプ戻りは、ディスク上への再記録又は再書き込みとなる。ディスク媒体の早計な消耗を避けるために、この方法がジャンプして戻るたびに、少なくとも1つのセグメントによりこの方法が進むということが分かる。最初のジャンプ戻りは、奇数番号のセグメント1−43に書き込み又は再書き込みする。第2のジャンプ戻りは、セグメント1をスキップし、そして、偶数番号のセグメント2−44に書き込み又は再書き込みする。第3のジャンプ戻りは、セグメント2をスキップし、そして、奇数番号のセグメント3−45に書き込みする等である。
【0058】
一時停止中に、トラック内の未記録ギャップが記録されたセグメント間に形成される。1つの記録されたセグメントの最後から、次のセグメントが書き込まれるべきトラック上の位置にジャンプすることが可能である。しかしながら、多くの場合にはピックアップ組立体の下でディスク媒体を単純に回転させ、次のセグメントに達するまでトラックを走査するのが容易である。
【0059】
必要なよりも速いディスク媒体の回転速度により、トラックの1回転分ジャンプして戻すことがしばしば必要である。そのようなジャンプは、上述のジャンプに関して、第3の種類のジャンプである。そのようなジャンプはDVD装置に対してさえも非常に短く、そしてそのようなジャンプは、記録及び再生の間の記録(又は一時停止及び再生の間の記録)特徴に必要な、長いジャンプと比較して、特別のバッファ管理又は、大きなバッファサイズを必要とはしない。
【0060】
リライタブルディスク媒体の記録中の処理は、ここで、本発明の配置に従って教示された、一時停止と再生中の記録特徴以外の、繰返し記録動作に優位であることは理解される。
【0061】
続く一時停止及び再生の間の記録動作も、本発明の配置に従って可能である。レコーダが一時停止を行うようになされる場合には、視聴者は同じプログラム内で追加の一時停止を望み得る。この特徴は、本発明の配置に従って、記録/再生ヘッドによる最小のジャンプで提供されることが可能である。セグメントを利用する一時停止中の記録は、上述されている。本発明の配置に従った、同じプログラム内の複数の一時停止の実行は、図16a、16b、及び、16cと関連して説明されている。
【0062】
図16aに示されたらせんトラック図では、各行は、1から44の番号が付され、ディスク上のトラックの連続するセグメントのシーケンス内の1つのセグメントを示す。各トラックセグメントは、1セグメントのプログラム素材を保持するのに十分に大きい。1セグメントは、この例では、上述されたように、約ビデオ及びオーディオプログラム素材の2分の1秒に等しい。図16bの時間シーケンス図では、書き込み、読出し及び、ジャンプ順序が、書き込みセグメント列及び読出しセグメント列により示されている。図16cに示されたトラックセグメントジャンプチャートは、図16aに示されている、記録及び再生のシーケンス内に発生する2つの一時停止により生ずる第1の6つのジャンプを確認する。第6のジャンプとそれに続く多くのジャンプは、図の空間制限により、図16bに示されていない。
【0063】
複数の一時停止の実施例は、用語”パターン”が単一の一時停止の実施例と異なって定義される場合には、更に簡単に説明される。図16aを参照すると、奇数番号のセグメント1から23と偶数番号のセグメント2から22は、単一の一時停止の実施例と関連して、別のパターンとして定義される。奇数の番号のセグメント25から43と偶数の番号のセグメント24から44も同じである。複数の一時停止の実施例では、しかしながら、奇数と偶数番号の両方のセグメント1から23は、例えば、第1のパターンの、トラック上のインターリーブされたセグメントの1つのパターンとして更に便利に定義される。同様に奇数と偶数番号の両方のセグメント24から44は、例えば、第2のパターンの、トラック上のインターリーブされたセグメントの1つのパターンとして更に便利に定義される。
【0064】
第1のトラックとしてセグメントを指定することは、本発明の処理で使用される第1のセグメントを指定するためであり、そして、トラックの第1のセグメントの必要はないということは理解される。同様に、本発明の処理で記録されるプログラムの第1のセグメントは、プログラムの第1のセグメントである必要はない。確かに、上述の記録を処理する優位性に関して、異なる位置で連続する記録を開始することは利益がある。
【0065】
用語、記録及び書き込み並びに、用語、読出し及び再生は、しばしば、交換可能に使用されたが、やはり便宜上のためである。更に正確には、プログラム素材は、記録バッファに書き込まれ且つ累積され、そして、記録バッファから読み出されてそして、ディスクに書きこまれる。これは、多くの実際的な目的の記録と等化である。プログラム素材は、ディスクから読み出され、そしてトラックバッファに書きこまれて累積され、そして、トラックバッファから読み出される。これは、多くの実際の目的のための再生と等価である。
【0066】
プログラムが視聴されており、そしてあるときに、視聴者が最初の一時停止を開始するとする。プログラムは第1の一時停止が開始するとすぐに記録されねばならない。
【0067】
第1の一時停止は、時間シーケンス図の一番上でPAUSE#1と示されている。空間トラック図に示されたように、セグメントno.1として識別されたトラックのセグメントで記録が開始する。本発明の配置に従って、プログラムは、インターリーブされたセグメント1−23の第1のパターンの、1セグメントおきに、即ち奇数番号のセグメントに、記録される。図16bに示された、時間シーケンス図では、これは連続する書きこみセグメント1−12により示されている。
【0068】
第1の一時停止は約18秒後に終了され、セグメント当り約1.5秒のプログラム素材とする。これは時間シーケンス図に、RESUME#1として指定されている。Jump#1は読出し/書きこみヘッドがトラックセグメント1に戻るときに発生する。上述のように記録バッファ及びトラックバッファは初期化されているので、プログラムセグメント1及び2は、トラックバッファを充填するために、最初に読みだされる。バッファが初期化された後に、シーケンスが開始する。プログラムセグメント13はトラックセグメント4に書きこまれ、プログラムセグメント3はトラックセグメント5から読み出され、プログラムセグメント14はトラックセグメント6に書きこまれ、プログラムセグメント4はトラックセグメント7から読み出され、そして、時間シーケンス図に示されているようである。交互の再生及び記録は第2の一時停止が開始されるまで継続する。
【0069】
ある時間後に、例えば、プログラムセグメント17をトラックセグメント12に書きこんだ後に、第2の一時停止が開始する。この処理は第2の一時停止が開始するとすぐに記録のみを元に戻す。第2の一時停止は、時間シーケンス図で、PAUSE#2と示されている。読出し/書きこみヘッドは、例えば、トラックセグメント26のような、Jump#2のようなトラックの異なる位置にジャンプする。プログラムは、インターリーブされたセグメント26−44の第2のパターンの、1セグメントおきに即ち、偶数番号のセグメントに記録される。時間シーケンス図では、これは、連続して書きこみセグメント18−27により示される。
【0070】
第2の一時停止は、約15秒後に終了され、セグメント当り約1.5秒のプログラム素材であるとする。これは、時間シーケンス図にRESUME#2として、示されている。Jump#3は、そして、読出し/書きこみヘッドがトラックセグメント7にジャンプして戻るときに、発生する。記録バッファ及びトラックバッファは再び上述のように初期化されるので、トラックバッファを充填するために、プログラムセグメント7及び8は最初に読まれる。
【0071】
2分の1秒以内又は第1のジャンプの後に、トラックバッファ内に蓄積された2つのプログラムセグメントと記録バッファに蓄積された1つのセグメントがあるべきである。この点で、復号器は、活性化されることができ、そして、デッキは、最高レートの最初のインターリーブされたパターンのセグメントの交互の書きこみ及び読出しを開始する。書きこみ/読み出しビットレートは、11Mb/s(1X装置)に等しいので、そして、符号化器及び復号器の合計のビットレートは、10Mb/sであるので、フロントエンドは、セグメント書きこみ/セグメント読出しのサイクル(909ミリ秒)ごとに、記録バッファから0.455Mbの再生バッファへのビットの平均的な再分配を発生できる。この結果フロントエンドは、更なる約5秒で再生バッファをほぼ充填でき、そして、この同じ期間中に記録バッファをほぼ空にできる。各バッファは、約3セグメント又は、7.5MBを保持する。従って、セグメント2を読んだ後に、レコーダは他の長いジャンプの準備が出来ている。
【0072】
バッファが初期化された後に、シーケンスが開始する。プログラムセグメント28は、トラックセグメント16に書きこまれ、プログラムセグメント9はトラックセグメント17から読み出され、プログラムセグメント29は、トラックセグメント18に書きこまれ、プログラムセグメント10はトラックセグメント19から読み出され、プログラムセグメント30は、トラックセグメント20に書きこまれ、プログラムセグメント11はトラックセグメント21から読み出され、プログラムセグメント31は、トラックセグメント22に書きこまれ、プログラムセグメント12はトラックセグメント23から読み出され、そして、プログラムセグメント32は、トラックセグメント24に書きこまれる。
【0073】
次の読み出されるべきプログラムセグメントは、即ち、プログラムセグメント13は、トラックセグメント23の後に順次に配置されていないがしかし、トラックセグメント4に配置されている。Jump#4は読出し/書きこみヘッドがトラックセグメント4に戻るときに発生し、プログラムセグメント13が読み出せる。バッファは既に初期化されており、それにより、1つのプログラムセグメントのみが、次のプログラムセグメントが書きこまれる前に読み出される必要がある。以下のシーケンスは、Jump#4の後に発生する。プログラムセグメント13はトラックセグメント4から読み出され、プログラムセグメント33はトラックセグメント5に書きこまれ、プログラムセグメント14はトラックセグメント6から読み出され、プログラムセグメント34はトラックセグメント7に書きこまれ、プログラムセグメント15はトラックセグメント8から読み出され、プログラムセグメント35はトラックセグメント9に書きこまれ、プログラムセグメント16はトラックセグメント10から読み出され、プログラムセグメント36はトラックセグメント11に書きこまれ、プログラムセグメント17はトラックセグメント12から読み出され、そして、プログラムセグメント37はトラックセグメント13に書きこまれる。
【0074】
プログラムセグメント33はプログラムセグメント3を上書きし、プログラムセグメント34はプログラムセグメント4を上書きし、プログラムセグメント35はプログラムセグメント5を上書きし、プログラムセグメント36はプログラムセグメント6を上書きし、そして、プログラムセグメント37はプログラムセグメント7を上書きするのがわかる。
【0075】
次の読み出されるべきプログラムセグメントは、即ちプログラムセグメント18は、トラックセグメント13の後に順次に配置されていないがしかし、トラックセグメント26に配置されている。Jump#5はそして、読出し/書きこみヘッドがトラックセグメント26にジャンプするときに発生し、プログラムセグメント18が読み出せる。バッファは初期化されていない。以下のシーケンスは、Jump#5の後に発生し、プログラムセグメント18はトラックセグメント4から読み出され、プログラムセグメント38はトラックセグメント5に書きこまれ、プログラムセグメント14はトラックセグメント6から読み出され、プログラムセグメント34はトラックセグメント7に書きこまれ、プログラムセグメント15はトラックセグメント8から読み出され、プログラムセグメント35はトラックセグメント27に書きこまれる。時間シーケンス図はプログラムセグメント38の記録で終わるが、しかし、インターリーブされたセグメントのパターン内の記録と再生は、プログラムが終了するか又は、他の一時停止が発生するまで継続する。
【0076】
1つの更なるジャンプは、図16cのトラックセグメントジャンプ図に示されている。JUMP#6は、トラックセグメント27からトラックセグメント16であり、それにより、プログラムセグメント28は、プログラムセグメント27の再生後に再生できる。第1の6つのジャンプの長さも示されている。最長のジャンプ、JUMP#3は、RESUME#2の後の第2の一時停止の最後である。
【0077】
2つの基本的な規則は動作の安定状態モード中に、読み出し/書きこみヘッドの移動を制御することが、前述から分かる。このモードは、インターリーブされたセグメントの第1及び第2のパターンが確立された後に且つ、記録バッファ及びトラックバッファが初期化された後に、第2の一時停止が終了した後に確立される。第1の規則は、第1又は第2のパターンの各々以内で、順に記録されたセグメントが再生できる限り、交互の記録及び再生の途中にセグメントの第1又は第2のパターンの各々以内で、セグメントからセグメントに順次移動する。第2の規則は、最も古い再生されていない記録されたセグメントがセグメントの第1又は第2のパターンの1つ以外にあるときのみの、セグメントの第1と第2のパターンの間のジャンプである。これらの規則は、大部分の交互の読出し及び書き込みは連続するセグメントで発生するので、ジャンプの数が最小化されることを保証する。これらの規則は、特に長いジャンプの、ジャンプの数も最小化されることを保証する。
【0078】
インターリーブされたセグメントの第2のパターンは、通常は、インターリーブされたセグメントの第1のパターンを2つのパターン又は、サブパターンに分割する効果を有する、これらの規則の実行は、らせんトラック図から理解されよう。この特徴化は正確であるが、処理の説明を複雑にする。
【0079】
ジャンプとバッファのこの管理は、特定の状況下では、例えば、2つの長いジャンプが約0.5秒の読出し/書きこみのみにより、分離されている場合には、更に複雑である。そのような、短い時間では、バッファは、第2のこれらのジャンプの前にトラックバッファがほぼ充填されており且つ記録バッファがほぼ空であるということを保証するための、その充填度の状態が制御されることが出来ない。従って、1つの一時停止能力に対して、2つの一時停止能力のためには、ほぼ2倍のバッファ容量を供給することが必要である。
【0080】
大きなバッファが実際的でない場合には、代わりの解決方法は、前もってそのような状態を検知することである。第2の一時停止の実行は、第1の一時停止から生じるインターリーブされた第1のパターンの交互の再生と記録の終わりまで、要求された時間からの第2の一時停止の開始を遅延するために、制御される。
【0081】
本発明の配置はビデオ/オーディオ又は、オーディオのみに、及び、DVDディスク、ハードディスク又は、ミニディスクのようなMODディスクの記録に、適用できる。
【0082】
全体的に、上述の本発明の配置は、視聴者が、プログラムを中断し、そして中断後に、遅延無く且つプログラム内容を失うことなくシームレスにプログラムの視聴を再開することを可能とする、新たな種類のDVDの特徴を提供する。さらに、本発明の配置は、例えば、予め記録されたDVDをも再生でき且つ他に従来の記録もできる、リライタブルDVD装置のような、基本的なリライタブルディスク媒体装置で実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の配置に従って、一時停止及び再生の間の記録機能を有するリライタブルDVD装置のブロック図である。
【図2】 本発明の配置の一時停止及び再生の間の記録機能に従って、どのように記録可能なセグメントを、リライタブルDVDのらせんトラックに関連させるかを示すのに有益な図である。
【図3】 発明の配置に従った一時停止及び再生の間の記録機能を実行するための、本発明の配置に従った方法を示す図である。
【図4】 本発明の配置に従った一時停止及び再生の間の記録機能を実行するための、本発明の配置に従った方法を示す図である。
【図5】 本発明の配置に従った一時停止及び再生の間の記録機能を実行するための、本発明の配置に従った方法を示す図である。
【図6】 本発明の配置に従った一時停止及び再生の間の記録機能を実行するための、本発明の配置に従った方法を示す図である。
【図7】 本発明の配置に従った一時停止及び再生の間の記録機能を実行するための、本発明の配置に従った方法を示す図である。
【図8】 本発明の配置に従った一時停止及び再生の間の記録機能を実行するための、本発明の配置に従った方法を示す図である。
【図9】 本発明の配置に従った一時停止及び再生の間の記録機能を実行するための、本発明の配置に従った方法を示す図である。
【図10】 本発明の配置に従った一時停止及び再生の間の記録機能を実行するための、本発明の配置に従った方法を示す図である。
【図11】 本発明の配置に従った一時停止及び再生の間の記録機能を実行するための、本発明の配置に従った方法を示す図である。
【図12】 本発明の配置に従った一時停止及び再生の間の記録機能を実行するための、本発明の配置に従った方法を示す図である。
【図13】 図3−12に示された交互の記録/再生を要約するテーブルを示す図である。
【図14】 図3−12に示された進行を要約するテーブルを示す図である。
【図15】 本発明の配置に従ったリライタブルDVD装置のバッファ管理を説明するのに有益なフローを示す図である。
【図16a】 同じプログラム内での複数の一時停止中の記録及び再生を示す関連する図を示す図である。
【図16b】 同じプログラム内での複数の一時停止中の記録及び再生を示す関連する図を示す図である。
【図16c】 同じプログラム内での複数の一時停止中の記録及び再生を示す関連する図を示す図である。

Claims (3)

  1. プログラムの記録の方法であって、
    ユーザからの第1の停止要求に応答して、受信するプログラムを前記ユーザに提示することを停止する第1の一時停止を開始し、該第1の一時停止の間に受信する前記プログラムのプログラムセグメントの夫々をディスク媒体1つおきのトラックセグメントから成る第1のパターンに記録するステップと、
    前記ユーザからの第1の停止解除要求に応答して、前記第1の一時停止終了し前記第1のパターンに記録されたプログラムセグメントを読み出して前記ユーザに提示するとともに、前記第1の一時停止の終了後に受信する前記プログラムのプログラムセグメントの夫々を、前記第1のパターンに対して交互配置の関係にある前記ディスク媒体1つおきのトラックセグメントから成る第2のパターンにおいて前記第1の一時停止の間にプログラムセグメントが記録された前記第1のパターンのトラックセグメントに隣接するトラックセグメント順次記録するステップと、
    前記ユーザからの第2の停止要求に応答して、前記第1のパターンに記録されたプログラムセグメントを読み出して前記ユーザに提示することを停止する第2の一時停止を開始し、該第2の一時停止の間に受信する前記プログラムのプログラムセグメントの夫々を、前記第1の一時停止の間にプログラムセグメントが記録された前記第1のパターンのトラックセグメントに隣接しない前記第2のパターンのトラックセグメント順次記録するステップと、
    前記ユーザからの第2の停止解除要求に応答して、前記第2の一時停止終了して、該第2の一時停止の開始前に最後に読み出されたプログラムセグメントに続くプログラムセグメントを前記第1のパターンから読み出して前記ユーザに提示するとともに、前記第2の一時停止の終了後に受信する前記プログラムのプログラムセグメントの夫々を、該第2の一時停止の終了後にプログラムセグメントが読み出される第1のパターンのトラックセグメントに隣接する前記第2のパターンのトラックセグメント順次記録するステップと
    を有する、方法。
  2. 前記ディスク媒体は、ディジタルビデオディスクである、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の一時停止の間にプログラムセグメントを記録された前記第1のパターンのトラックセグメントのうち未だ読み出されていないトラックセグメントの数はnであり、前記第2のパターンにおいて、前記第2の一時停止の開始前に最後にプログラムセグメントが記録されるトラックセグメントと、前記第2の一時停止の開始後に最初にプログラムセグメントが記録されるトラックセグメントとは、少なくともトラックセグメント(2n+1)個分の距離によって相隔てられる、
    請求項1に記載の方法。
JP2001537261A 1999-11-10 2000-11-07 リライタブルディスク媒体上への複数のポーズ記録 Expired - Fee Related JP4980535B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US16479099P 1999-11-10 1999-11-10
US60/164,790 1999-11-10
PCT/US2000/030615 WO2001035643A1 (en) 1999-11-10 2000-11-07 Multiple pause recording on a rewritable disk medium

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003514336A JP2003514336A (ja) 2003-04-15
JP4980535B2 true JP4980535B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=22596106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001537261A Expired - Fee Related JP4980535B2 (ja) 1999-11-10 2000-11-07 リライタブルディスク媒体上への複数のポーズ記録

Country Status (12)

Country Link
EP (1) EP1236348B1 (ja)
JP (1) JP4980535B2 (ja)
KR (1) KR100663784B1 (ja)
CN (1) CN1180621C (ja)
AU (1) AU1472301A (ja)
DE (1) DE60019161T2 (ja)
ES (1) ES2235990T3 (ja)
HK (1) HK1051613A1 (ja)
MX (1) MXPA02004687A (ja)
PL (1) PL354807A1 (ja)
TW (1) TW493345B (ja)
WO (1) WO2001035643A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW514884B (en) * 1999-12-03 2002-12-21 Koninkl Philips Electronics Nv Allocating real time data on a disc like recording medium

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000293938A (ja) * 1999-03-24 2000-10-20 Hewlett Packard Co <Hp> パターン化された読み出し/書き込み動作を実行するための方法および装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07130150A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Ricoh Co Ltd 情報機器
DE69619608T2 (de) * 1995-09-11 2002-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd Fernsehsignalaufnahme- und -wiedergabeanlage
FR2787962B1 (fr) * 1998-12-28 2001-02-09 Thomson Multimedia Sa Procede d'enregistrement et de lecture simultanes d'un flux de donnees audio et video numeriques, et recepteur pour la mise en oeuvre du procede

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000293938A (ja) * 1999-03-24 2000-10-20 Hewlett Packard Co <Hp> パターン化された読み出し/書き込み動作を実行するための方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003514336A (ja) 2003-04-15
AU1472301A (en) 2001-06-06
HK1051613A1 (en) 2003-08-08
KR20020047325A (ko) 2002-06-21
CN1409922A (zh) 2003-04-09
EP1236348B1 (en) 2005-03-30
DE60019161D1 (de) 2005-05-04
DE60019161T2 (de) 2005-09-08
EP1236348A1 (en) 2002-09-04
WO2001035643A1 (en) 2001-05-17
ES2235990T3 (es) 2005-07-16
TW493345B (en) 2002-07-01
MXPA02004687A (es) 2002-09-02
CN1180621C (zh) 2004-12-15
KR100663784B1 (ko) 2007-01-03
PL354807A1 (en) 2004-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100720383B1 (ko) 실시간 dvd레코더에 대한 동시 인코딩-디코딩 및일시정지-캐치-업을 위한 버퍼 최적화
KR100666431B1 (ko) 재기록가능한 디스크 매체를 사용하여 잠시멈춤 및 재생동안에 레코딩하기 위한 방법 및 장치
JP4674784B2 (ja) 書き換え可能なディジタル・プログラム・ディスク用のデータ・バッファ管理方法
MXPA02004689A (es) Metodo para editar video fuente para disminuir el movimiento o acelerar el movimiento en el medio que se puede grabar.
KR100924571B1 (ko) 필드 구조 포맷으로 리코딩된 비디오 표현을 위한 재생 속도의 변경
JP4980535B2 (ja) リライタブルディスク媒体上への複数のポーズ記録
KR100663134B1 (ko) 재기록가능한 디스크 매체를 위해 전진형 레코딩 방법 및 장치
US6985416B1 (en) Buffer optimization for simultaneous encoding-decoding and pause-catch-up for real time DVD recorder
US7228058B1 (en) Multiple pause recording on a rewritable disk medium
JP2004118944A (ja) ディスク記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040415

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100125

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110223

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110927

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120419

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees