JP4980151B2 - 移動体通信システム、pdif及び移動端末の死活監視方法 - Google Patents

移動体通信システム、pdif及び移動端末の死活監視方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の無線通信システムを統合した移動体通信システムにおける移動端末の死活監視方法に関し、特に、移動端末の接続状態に最適な死活監視方法を選択するための死活監視制御に関する。
近年、ブロードバンドインターネットサービスの普及、及び、第3世代携帯端末の普及によって、音楽ダウンロードを始めとする移動体通信システムにおける大容量のデータを転送するニーズの拡大によって、セルら無線システムに加えて、WiFi及びWiMAX等の広帯域無線アクセス技術を用いた高速及び大容量のデータ伝送システムの実現が望まれている。
第3世代携帯電話の標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)及び3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)は、IMS(IP Multimedia Subsystem)/MMD(MultiMedia Domain)と呼ばれるAll−IPネットワークの公衆携帯電話網技術を標準化している。また、3GPP及び3GPP2は、高速及び大容量のデータ伝送システムを実現するため、WiFiアクセス経由での3GサービスFMC(Fixed Mobile Convergence)システムによる標準化を推進している。移動体通信システムは、WiFiアクセス経由での3GサービスFMCによって、移動体通信基盤をALL−IP化することができる。このため、コスト削減、及び、固定網通信と移動体通信との融合が可能となる。また、移動端末は、移動端末の場所又は状況に応じて最適な通信手段を選択することが可能となる。
前述したように、移動体通信システムは、複数の通信方式を用いて通信する移動端末が接続されるため、アクセス形態の多様化によって課金制御及びアクセス制御等様々な制御を柔軟に行う必要がある。
また、移動端末は、通常、バッテリーによって電源が供給されるため、長時間の通信が困難とされるが、移動端末の消費電力の削減によって、EVDOシステムを代表とするセルラ無線システムで使用される移動端末は、通信中に一定時間データが送受信されない場合又は電波の状態が悪い場合に、インターネットへの接続を維持したまま、一時的に無線リンクを解放する省電力モードの機能を備え、消費電力を削減している。
しかし、複数の移動体通信網に接続可能な移動端末は、複数の無線受信機を搭載することによって消費電力が大きくなり、長時間使用することが課題となる。特許文献1に記載された技術によると、通信をしていない状態又は通信を必要としていない無線システムの無線受信機が、移動端末へのパケットを用いた着信等、移動端末との通信が必要となった場合に、一方の無線システムの基地局から特定の無線受信機の起動要求を含んだページング通知を送信するページング機能によって再度アクセスネットワークへ接続することが記載されている。しかし、この技術を用いる場合、移動端末の消費電力の削減に関しては大きな効果が得られるが、アクセスゲートウェイ装置と移動端末とのコネクションは切断されるため、再び端末とアクセスゲートウェイ装置との間でコネクションを確立する必要がある。特に、常時接続を想定したサービスを提供する場合には、再度アクセスネットワークへ接続することによって、接続性を低下させる課題が残る。
次に、移動体通信システムに備わるアクセスゲートウェイ装置の課題を説明する。アクセスゲートウェイ装置は、接続される移動端末のアクセス認証及びパケット転送等を行なうが、無線状況の変化又は突然のバッテリー切れによる電源断によって、移動端末とのコネクションが正常に解放されないことがある。このため、通常、アクセスゲートウェイ装置は、移動端末との接続状態を確認するために、定期的に死活監視パケット送受信することによって、移動端末の接続状態を監視する。
具体的に、図22を用いてセルラ無線システムでの死活監視手順を説明する。
図22は、従来技術のセルラ無線システムにおける死活監視手順を説明したシーケンス図である。
MS(Mobile Station)15は、セルラ無線システムに接続される移動端末である。また、PCF(Packet Control Function)10は、EVDOシステムにおける基地局である。また、PDSN(Packet Data Serving Node)7は、セルラ無線システムにおけるアクセスゲートウェイ装置である。
PDSN7は、MS15とのセッションをPPP(Point to Point Protocol)で管理している。
まず、PDSN7は、PPPを用いて死活監視パケットをMS15に送信する(S1)。
次に、MS15がアクティブの状態(P1)である場合、MS15は、S1で受信した死活監視パケットに対する応答パケットをPDSN7に送信する(S2)。PDSN7は、応答パケットを受信することによって、MS15とデータを送受信できる状態であることを判定し、当該MS15とのセッションを維持する。
次に、MS15の状態が圏外又は省電力モード(P2)に遷移した場合、PDSN7は、死活監視パケットをPCF10に送信する(S3)。PCF10は、MS15との無線リンクが解放状態(P2A)であるため、PDSN7からMS15に対しての死活監視パケットを受信した後、ページング通知をMS15に送信する。具体的に、PCF10は、MS15に対して、パケットの着信がある旨を通知する信号をMS15に送信する。
次に、MS15の状態が圏外である場合、PCF10は、PDSN7に対して圏外通知を送信し(図示省略)、PDSN7は、MS15とのセッションを切断する(F1)。一方、MS15が省電力モードの状態である場合、S4でページング通知を送信することによって、MS15は、アクティブの状態(P3)に遷移する。そして、PCF10は、PDSN7から受信した死活監視パケットをMS15に転送する(S5)。
次に、MS15は、受信した死活監視パケットに対する応答パケットをPDSN7に送信する(S6)。PDSN7は、MS15から応答メッセージを受信した場合、MS15とデータを送受信できる状態であることを判定し、当該MS15とのセッションを維持する。
次に、MS15が電源をOFF(P4)にした場合、まず、MS15は、切断通知をPDSN7に送信する(S7)。PDSN7は、MS15から切断通知を受信することによって、当該MS15とのセッションを解放する(F2)。PDSN7とMS15とのセッションが解放されることによって、PCF10とMS15との無線リンクは解放状態になる(P4A)。
このように、セルラ無線システムは、無線システムの基地局から特定の移動端末の起動要求を含んだページング通知を送信するページング機能を備えたシステムであるため、移動端末が省電力モードの状態であり、死活監視制御を実行しているときに移動端末を活性化させることが可能であり、PDSNは、PCFからの通知によって移動端末の無線リンクの接続状態を検知することが可能である。したがって、EVDOシステムでは、移動端末の状態が電源OFFの状態又は圏外の状態のように無線電波が届かない場合に、移動端末が不活性の状態であるとし、アクティブの状態又は省電力モードの状態である場合には、活性の状態であると判断することが可能である。
次に、無線LANシステムでの死活監視手順を説明する。
図23は、従来技術の無線LANシステムでの死活監視手順を説明したシーケンス図である。
MS15は、無線LANシステムに接続する移動端末である。また、BBR(Broad Band Router)11は、無線LANシステムにおけるブロードバンドルータである。また、PDIF(Packet Data Interworking Function)8は、無線LANシステムにおけるアクセスゲートウェイ装置である。
PDIF8は、MS15とのセッションをIPsecSA(Security Associate)によって管理する。IPsecSAは、MS15を起動する時に、IKE(Internet Key Exchange)を用いて生成される。無線LANシステムでの死活監視制御は、IKEの標準機能を用いて実行される。
まず、PDIF8は、IKEを用いて死活監視パケットをMS15に送信する(S8)。
次に、MS15がアクティブの状態(P5)である場合、MS15は、S8で受信した死活監視パケットに対する応答パケットをPDIF8に送信する(S9)。PDIF8は、MS15から応答パケットを受信することによって、MS15が生存していることを判定し、当該MS15とのセッションを維持する。
次に、MS15の状態が圏外(P6)である場合、PDIF8は、死活監視パケットをBBR11に送信すると(S10)、BBR11とMS15との無線リンクが切断されているため、BBR11は、送信先不明通知をPDIF8に送信する(S11)。PDIF8は、BBR11から送信先不明通知を受信することによって、当該MS15とのセッションを解放する。PDIF8とMS15とのセッションが解放されると、IPsecコネクションは、解放状態になる(P6B)。
次に、MS15が電源をOFF(P7)にした場合、EVDOシステムと同様に、MS15は、切断通知をPDIF8に送信する(S12)。PDIF8は、MS15から切断通知を受信することによって、当該MS15とのセッションを解放する(F4)。PDIF8とMS15とのセッションが解放されることによって、BBR11とMS15との無線リンクは、解放状態となる(P7A)。
このように、無線LANシステムは、ページング機能を備えていないシステムであるため、移動端末が省電力モードの状態である場合に、死活監視制御を実行しているときに移動端末を活性化させることができない。また、PDIFは、移動端末の無線リンクの接続状態を検知することもできない。したがって、無線LANシステムでは、移動端末がアクティブの状態のみを活性の状態であると判断する。
特開2003−169379号公報
前述したとおり、セルラ無線システムに代表されるページング機能を備える無線システムのアクセスゲートウェイ装置(PDSN)は、移動端末の省電力モードの状態及び圏外の状態等、詳細な接続状態を監視することができるため、接続状態に応じた死活監視制御による適切なセッションの切断が可能である。
具体的に、セルラ無線システムでは、移動端末とAP(アクセスポイント)、APとPCFとの間の制御プロトコル、及びPCFとPDSNとの間で制御プロトコルが定義されており、移動端末とAPとの間で無線リンクが確立された場合、確立された無線リンクの接続状態をAPとPCFとの間で交換する。セルラ無線システムにおけるPCFは、移動端末との無線リンクの接続状態を管理しており、移動端末とAPとの間で確立された無線リンクの接続状態をPDSNに通知する。移動端末が省電力モードの状態になった場合、移動端末とAPとの間の無線リンクは解放される。無線リンクの解放中に、PCFがPDSNから移動端末宛のパケットを受信した場合、移動端末がどのAPに接続されているか検索し、検索されたAPを経由して特定の移動端末の起動要求を含んだページング通知を送信するページング機能を用いることによって、移動端末とAPとの間の無線リンクを再び確立したあと、PCFは移動端末にパケットを転送する。このため、移動端末が省電力モードの状態の場合、死活監視制御を実行することによって、移動端末を活性化させることが可能である。
一方、無線LANに代表されるページング機能を備えない無線システムにおけるアクセスゲートウェイ装置(PDIF)は、移動端末に対して着信通知を送信するページング機能が定義されていない。また、PDIFは、移動端末が省電力モードの状態になることは想定されていない。また、無線LANシステムにおけるBBRは、移動端末との無線リンクの接続状態を管理せず、移動端末とAPとの間で確立された無線リンクの接続状態をPDIFに通知する機能がない。
このため、従来技術を使用したセルラ無線システムと無線LANシステムとを併用した移動体通信システムにおいては、以下に説明する課題がある。
移動端末には、双方の無線通信システムを利用するための送信機及び受信機が搭載されるが、従来技術のEVDOシステムで説明したように、移動端末は、消費電力を抑えるために省電力モードの状態になることが想定される。特に、常にパケットの送受信を可能とする常時接続サービスを利用者に提供する場合、移動端末は、無線種別に関係なく省電力モードに状態を遷移することが想定される。この場合、前述したように、無線LANシステムに設置されるアクセスゲートウェイ装置(PDIF)では、移動端末の省電力モードの状態及び圏外の状態を検知することができない。さらに、ページング機能によって移動端末を活性化させることもできないため、無線LAN側のコネクションは、セッションを切断する頻度が増加する。このため、次回以降の接続にも遅延が生じるため、EVDOシステムと同様に死活監視制御及びセッションの切断ができないという課題がある。
本発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、複数の無線システムに接続する移動端末と、前記移動端末との無線リンクの接続状態を管理する第1の無線システムを終端する第1の接続装置と、前記移動端末との無線リンクの接続状態を管理しない第2の無線システムを終端する第2の接続装置と、を備える移動体通信システムにおいて実行される前記移動端末の死活監視方法であって、前記第2の接続装置は、前記第1の接続装置から、前記第1の無線システムにおける前記移動端末との無線リンクの接続状態を取得し、前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末がアクティブであることを示す場合、前記移動端末と前記第2の接続装置とのセッションを解放する処理を、監視制御処理として決定し、前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が省電力モードであることを示す場合、前記移動端末をアクティブ状態に遷移させて死活監視パケットを送信する処理を、監視制御処理として決定し、前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が圏外であることを示す場合、前記移動端末に送信する死活監視パケットの送信周期を延長する処理を、監視制御処理として決定し、前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末の電源が遮断されていることを示す場合、前記移動端末と前記第2の接続装置とのセッションを継続する処理を、監視制御処理として決定する。
本発明の一形態によると、複数の無線システムを備える移動体通信システムにおいて、ページング機能を備えない無線システムを用いてページング機能が可能な移動体通信システムを構築することが可能になる。したがって、移動端末は、どの無線システムに接続しても省電力モード状態となることが可能であり、消費電力が削除できる。
また、アクセスゲートウェイ装置は、他の無線システムでの移動端末の接続状態を確認することが可能であり、適切に死活監視制御を行い、死活監視パケットを抑止することによって、無線リソース及び無駄なセッション管理リソースを削除することができる。
さらに、移動端末の接続先及び接続状態を集約して管理することが可能になるため、管理者が移動端末の状態を容易に把握することが可能となる。
<第1実施形態>
本発明の第1の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の移動体通信システムの構成図である。
移動体通信システムは、コアネットワーク1、アクセスネットワーク2(2A、2B)、及びMS15を備える。
コアネットワーク1は、AS(Application Server)3、HA(Home Agent)4、HSS(Home Subscriber Server)5、及びルータ6を備える。
AS3は、利用者に各種サービスを提供するアプリケーションサーバである。HA4は、MS15の移動を管理し、代理で受信したMS15宛のパケットをMS15の移動先に転送する。HSS5は、加入者情報及び移動端末に割り振られる移動端末の識別情報をデータベースに格納するホームサブスクライバサーバである。ルータ6は、コアネットワーク1とアクセスネットワーク2A及び2Bとを接続するためのルータである。
アクセスネットワーク2Aは、セルラ無線システムにおけるEVDOシステムであり、PDSN7、PCF10、及びAP12(12A、12B)を備える。
PDSN7は、MS15とのセッションをPPP(Point to Point Protocol)で管理し、PCFとの間でMS15の無線リンクの状態を交換する。PCF10は、PDSN7と複数のアクセスポイントとの間で送受信されるデータを中継する基地局の制御装置である。AP12は、MS15と接続する基地局の無線中継機である。
アクセスネットワーク2Bは、無線LANシステムにおけるWiFiシステムである。また、アクセスネットワーク2Bは、PDIF8、BBR11、及びAP13(13A、13B)を備える。
PDIF8は、MS15とのセッションをIPsecSAで管理する。BBR11は、PDIF8と複数のアクセスポイントとの間で送受信されるデータを中継するブロードバンドルータである。AP13は、MS15と接続する中継機である。
MS15は、EVDOシステム及びWiFiシステムとデータを送受信するインタフェース、PDSN7とのセッションを管理するPPP、PDIF8とのセッションを管理するIPsec、及びアプリケーション等のサービスが提供される機能を備える。
なお、図1には、EVDOでアクセス可能なエリア16、及び、WiFiでアクセス可能なエリア17を示す。
図2は、本発明の第1の実施の形態のEVDOシステムのPDSN7の構成を示すブロック図である。
PDSN7は、ROM70、CPU71、RAM72、Switch74、及びIP Interface75(75A、75B)を備える。なお、各構成は、バス73によって接続される。
ROM70は、PDSN7で実行されるプログラム及びPDSN7の動作を決定する設定ファイル等の情報を格納する。なお、ROM70は、ネットワーク上に接続される他の装置に備わるハードディスクでもよい。CPU71は、ROM70又はRAM72に格納されているプログラムを実行する。RAM72は、実行されるプログラムを一時的に格納する。また、図を省略するが、RAM72は、セッション管理テーブル100及び死活監視制御テーブル300を保持する。Switch74は、IP Interface75に接続され、インタフェースを切り換える。IP Interface75は、IPパケットを送受信するインタフェースである。なお、図には二つのIP Interface75が示されているが、少なくとも一つ以上であれば複数備わってもよい。
図3は、本発明の第1の実施の形態のPDSN7によって保持されるセッション管理テーブル100である。
セッション管理テーブル100は、端末管理識別子101、PPPセッション識別子102、端末IPアドレス103、LifeTime104、及び端末状態105を含む。
端末管理識別子101は、MS15に割り振られる移動端末の識別子である。PPPセッション識別子は、MS15との間で確立されるセッションの識別子である。端末IPアドレス103は、MS15がEVDOシステムに接続する時に用いられるIPアドレスである。LifeTime104は、PPPで管理されるセッションが有効な期間である。端末状態105は、MS15の接続状態である。なお、端末状態には、active及び省電力モードが設定される。端末状態がactiveとは、移動端末と基地局とが接続されており、データが送受信されている(アクティブ)状態である。また、端末状態が省電力モードとは、MS15とPCF10との無線リンクは解放されているが、PDSN7とMS15との間のPPPを用いたセッションは切断されていない状態である。
図4は、本発明の第1の実施の形態のWiFiシステムのPDIF8の構成図である。
PDIF8は、ROM80、CPU81、RAM82、Switch84、及びIP Interface85(85A、85B)を備える。なお、各構成要素は、バス83によって接続される。
ROM80は、PDIF8で実行されるプログラム及びPDIF8の動作を決定する設定ファイル等の情報を格納する。なお、ROM80は、ネットワーク上に接続される他の装置に備わるハードディスクでもよい。CPU81は、ROM80又はRAM82に格納されているプログラムを実行する。RAM82は、実行されるプログラムを一時的に格納する。また、図を省略するが、RAM82は、セッション管理テーブル200及び死活監視制御テーブル300を含む。Switch84は、IP Interface85に接続され、インタフェースを切り換える。IP Interface85は、IPパケットを送受信するインタフェースである。なお、図には二つのIP Interface85が示されているが、少なくとも一つ以上であれば複数備わってもよい。
図5は、本発明の第1の実施の形態のPDIF8に保持されるセッション管理テーブル200である。
セッション管理テーブル200は、端末管理識別子201、IPsecSA識別子202、端末IPアドレス203、LifeTime204、及び端末状態205を含む。
端末管理識別子201は、MS15に割り振られる移動端末の識別子である。IPsecSA識別子202は、MS15との間で確立されるセッションの識別子である。端末IPアドレス203は、MS15がWiFiシステムに接続する時に用いられるIPアドレスである。LifeTime204は、IPsecSAで管理されるセッションが有効な期間である。端末状態205は、MS15の接続状態である。なお、PDIF8では、MS15の無線リンクの状態を検知することが不可能であるため、端末状態205は、エントリがあれば常にActiveが設定される。また、エントリがあるとは、MS15がPDIF8とのセッションが確立されている状態である。
次に、図6を用いて、PDSN7及びPDIF8が起動する時にROM80から読み込まれる死活監視制御方式の設定内容を説明する。なお、死活監視制御方式は、管理者によって設定される。
図6は、本発明の第1の実施の形態の死活監視制御テーブル300である。
死活監視制御テーブル300は、問い合わせフラグ301、問い合わせ先IPアドレス302、LifeTime305、及び死活監視失敗時アクション情報306を含む。
問い合わせフラグ301は、死活監視制御が失敗した場合、他の無線システムの外部装置に対して、当該無線システムの外部装置と接続されている移動端末の接続状態を確認するか否かのフラグである。なお、他の無線システムの外部装置とは、例えば、本発明の第1の実施の形態のPDIF8に対するPDSN7である。
問い合わせ先IPアドレス302は、問い合わせフラグ301が「ON」である場合に、問い合わせをする外部装置のIPアドレスである。なお、IPアドレスは、問い合わせ可能な外部装置のIPアドレスを複数設定されてもよい。
LifeTime305は、PDSN7又はPDIF8が死活監視制御を行う時間間隔である。
死活監視失敗時アクション情報306は、他の外部装置から移動端末の接続状態を取得した時に行なわれる動作である。また、死活監視失敗時アクション情報306は、他システム端末状態307及びAction308を含む。
他システム端末状態307は、取得した他の無線システムにおける移動端末の接続状態である。具体的には、Active、省電力、圏外、及び情報無し(電源OFF)が設定される。Activeは、移動端末がアクティブの状態である。また、省電力は、移動端末が省電力モードの状態である。また、圏外は、移動端末が圏外の状態である。情報無し(電源OFF)は、移動端末の電源がOFFになっている状態である。
Action308は、他システム端末状態307に設定された状態に応じて、PDSN7及びPDIF8が実行する動作の内容である。例えば、「即時解放」は、無線リンクを即時に解放する。また、「端末Active化+死活監視」は、移動端末をアクティブの状態に活性化させた後に、再び死活監視制御を実行する。また、「死活監視周期延長」は、LifeTime305に設定される時間を変更し、死活監視制御を行う周期を長くする。また、「セッション継続」は、移動端末とのセッションを維持する。
次に、図7を用いて、本発明の第1の実施の形態で実行される死活監視制御について説明する。
図7は、本発明の第1の実施の形態の死活監視制御を説明するシーケンス図である。
なお、本発明の第1の実施の形態では、無線LANシステムのPDIF8で行なわれる死活監視について説明する。
まず、図8に示されるように、MS15のEVDOシステムのインタフェース及びWiFiシステムのインタフェースが圏外の状態の死活監視について説明する。
まず、PDIF8は、接続中のMS15に対してIKEを用いた死活監視パケットを送信する(S13)。この場合、MS15は圏外であるため、死活監視パケットは届かず、死活監視パケットを用いた死活監視は失敗する。
次に、PDIF8は、MS15から死活監視パケットに対する応答がない場合、死活監視制御テーブル300の問い合わせ先IPアドレス302を参照して、設定されているIPアドレスが示すPDSN7に端末状態取得要求を送信する(S14)。PDSN7は、セッション管理テーブル200を参照して、PDIF8から要求を受けたMS15の端末状態を取得する(F6)。そして、PDSN7は、取得した端末状態をPDIF8に送信する(S15)。
次に、PDIF8は、受信した端末状態から死活監視制御テーブル300を参照して、端末状態に基づいた動作を決定する。例えば、PDSにおけるMS15の状態は「圏外」であるため、死活監視制御テーブル300のAction308を参照し、PDIF8は、死活監視の周期を延長する。
次に、PDIF8は、延長させた周期の後、再び死活監視パケットをMS15に送信する(S16)。MS15がアクティブの状態に遷移している場合、MS15は、受信した死活監視パケットに対して、応答パケットをPDIF8に送信する(S17)。
次に、図9に示されるように、EVDOシステムがアクティブの状態及びWiFiシステムが圏外の状態の死活監視について説明する。
PDSN8がアクティブの状態で、PDIF7が圏外の状態である場合、図7のS13〜S15の処理は同じように実行される。しかし、EVDOシステムがアクティブの状態であるため、同じように死活監視制御テーブル300を参照すると、「即時解放」するように設定されている。したがって、PDIF8は、MS15から死活監視パケットに対する応答がなくても、MS15とのセッションを切断する。
次に、図10に示されるように、MS15のEVDOシステムのインタフェース及びWiFiシステムのインタフェースが省電力モードの状態の死活監視について説明する。
図7で、MS15が省電力モードの状態である場合、まず、PDIF8は、IKEを用いた死活監視パケットをMS15に送信する(S18)。この場合、圏外の状態の時と同じように、死活監視パケットはMS15に届かず死活監視は失敗する。
次に、PDIF8は、MS15から死活監視パケットに対する応答がない場合、死活監視制御テーブル300の問い合わせ先IPアドレス302を参照して、設定されているIPアドレスが示すPDSN7に端末状態取得要求を送信する(S19)。PDSN7は、セッション管理テーブル200を参照し、PDIF8から要求を受けたMS15の端末状態を取得する(F6)。そして、PDSN7は、取得した端末状態をPDIF8に送信する(S20)。
次に、PDIF8は、受信した端末状態から死活監視制御テーブル300を参照して、端末状態に基づいた動作を決定する。例えば、PDSN上でのMS15の状態は「省電力モード」であるため、死活監視制御テーブル300のAction308を参照し、PDIF8は、MS15をアクティブの状態に活性化し、再び死活監視を行う。
次に、PDIF8は、S20でPDSN7からMS15の端末状態を受信する時、MS15がPDSN7上で使用するIPアドレスを取得する。送信先アドレスに取得したIPアドレスを設定し、PDIF8自身のIPアドレスを送信元アドレスとした省電力解除用IPパケットを、ルータ6及びHA4を経由してPDSN7に送信する(S21A)。PDSN7は、送信された省電力解除用IPパケットをPCF10に転送する(S21B)。
PCF10は、省電力解除用IPパケットを受信すると、ページング通知をMS15に送信する(S22)。MS15は、ページング通知を受信した後、無線LAN側のインタフェースを活性化させる。そして、省電力モードの状態からアクティブの状態に遷移したMS15は、応答パケットをPDIF8に送信する(S23)。
次に、PDIF8は、IKEを用いた死活監視パケットを再びMS15に送信する(S24)。MS15は、アクティブの状態に遷移しているため、応答パケットをPDIF8に送信する(S25)。
ここで、ページング機能を備えない無線LANシステムにおいて、省電力モードの状態の移動端末をアクティブの状態に活性化させる方法について説明する。
移動端末を活性化させる方法として、従来技術を用いる方法がある。具体的には、ページング機能を有する他のシステムは、ページングを通知するパケットに活性化させたい移動端末のインタフェース情報を含めて送信する方法である。しかし、本発明の第1の実施の形態では、PDSN7は、ページングを通知するパケットに特別な情報を含まず、通常のIPパケットを転送することによってページング機能を実現する。
このように、PDIF8がMS15を活性化させてから死活監視を行うことができるため、無駄なセッションの解放を避けることができる。
次に、図11を用いて、死活監視が失敗した場合に、即時にセッションを解放せず、管理者によって設定された死活監視失敗時のアクションに従って、死活監視制御を変更する処理について説明する。
図11は、本発明の第1の実施の形態の死活監視制御変更の処理フロー図である。
死活監視制御変更処理は、死活監視制御が行われている実行される処理である。
まず、PDIF8は、セッション管理テーブル200のLifeTime204を参照し、セッションに設定される死活監視タイマが、LifeTime204の時間を経過しているか否かを判定する(500)。死活監視タイマがLifeTime204に設定される時間を経過している場合は、次のステップに進む。一方、死活監視タイマがLifeTime204の時間を経過していない場合は、次のセッションの死活監視タイマを確認する。
次に、PDIF8は、MS15に死活監視パケットを送信する(501)。そして、PDIF8は、MS15から死活監視パケットに対する応答を受信したか否かを判定する(502)。MS15から応答を受信した場合は、ステップ503に進む。一方、MS15から応答を受信できなかった場合は、ステップ502に進む。
次に、PDIF8は、死活監視タイマの値をセッション管理テーブル200に設定されるLifeTime204の値に設定する(503)。次に、PDIF8は、死活監視タイマを再びスタートさせ、次のセッションの死活監視タイマを確認する(504)。
次に、PDIF8は、死活監視パケットの送信後、死活監視パケットの再送回数が最大再送回数に到達したか否かを判定する(505)。最大再送回数に達していない場合、PDIF8は、ステップ501で再び死活監視パケットを送信する。一方、最大再送回数に達している場合、PDIF8は、ステップ506に進む。
次に、PDIF8は、死活監視制御の処理が失敗したと判定し、死活監視制御テーブル300の問い合わせフラグ301を確認する(506)。問い合わせフラグがOFFに設定されている場合、PDIF8は、ステップ510に進み、MS15とのセッションを解放し(510)、処理を終了する。一方、問い合わせフラグがONに設定されている場合、PDIF8は、ステップ507に進む。
次に、PDIF8は、死活監視制御テーブル300の問い合わせ先IPアドレス302及びセッション管理テーブル200の端末管理識別子201を死活監視制御テーブル300及びセッション管理テーブル200から抽出する。そして、PDIF8は、端末管理識別子201を含む端末情報取得要求を、問い合わせ先IPアドレス302が示すアクセスゲートウェイ(例えば、PDSN7)に送信する(507)。
次に、PDIF8は、PDSN7からの応答によって端末状態情報を取得できたか否かを判定する(508)。端末状態情報を取得できた場合は、ステップ511に進む。一方、端末状態情報を取得できなかった場合は、ステップ509に進む。
次に、PDIF8は、他に問い合わせが可能なアクセスゲートウェイが死活監視制御テーブル300に登録されているか否か確認する(509)。他に問い合わせ先のIPアドレスが登録されている場合、PDIF8は、ステップ507で当該他の問い合わせ先のIPアドレスの示すアクセスゲートウェイ(例えば、PDSN)に対して端末状態取得要求を送信する。一方、他に問い合わせ先のIPアドレスが登録されていない場合、PDIF8は、ステップ510に進み、MS15とのセッションを解放して処理を終了する。
ステップ511では、PDIF8は、PDSN7から取得した端末状態情報に基づいて死活監視制御テーブル300の他システム端末状態307に対応するAction308を確認する。Action308に設定される端末状態がが「即時解放」である場合、PDIF8は、ステップ510に進み、MS15とのセッションを解放して処理を終了する。なお、Life Time204を設定することによって、PDIF8は、確立されているセッションを維持する。Action308が「セッション継続」である場合、PDIF8は、ステップ503に進み、死活監視タイマの値をセッション管理テーブル200に設定されるLifeTime204の値に設定する。Action308が「死活監視周期延長」である場合、ステップ512に進み、死活監視タイマの値をセッション管理テーブル200に設定されるLifeTime204の2倍の値に設定する。なお、2倍のLife Time204を設定することによって、PDIFは、セッションを切断せずに、死活監視を継続する。次に、ステップ504で、2倍に設定された死活監視タイマを再びスタートさせ、次のセッションの監視タイマを確認する。Action308が「端末Active化+死活監視」である場合、ステップ513に進み、移動端末アクティブ化処理を実行する。なお、移動端末をアクティブの状態に遷移させることによって、PDIF8は、再び死活監視を実行できる。移動端末アクティブ化処理については、後述する図12で詳細を説明する。
図12は、本発明の第1の実施の形態の移動端末アクティブ化の処理フロー図である。
まず、PDIF8は、端末情報取得要求に対する応答から、MS15のIPアドレスを抽出する(520)。次に、PDIF8は、抽出したMS15のIPアドレスを送信先とし、PDIF8自身のIPアドレスを送信元として設定したIPパケットをMS15に送信する(521)この場合、図7で説明したように、ページング機能を備えるPDSN7を経由してIPパケットがMS15に送信されるため、MS15の状態が省電力モードの状態である場合、MS15は、アクティブの状態に遷移する。
次に、PDIF8は、IPパケットを送信した後、死活監視パケットを再びMS15に送信する(523)。次に、PDIF8は、MS15から死活監視パケットに対する応答を受信したか否かを判定する(524)。MS15から死活監視パケットに対する応答を受信した場合、PDIF8は、図11のステップ503に進み、死活監視タイマの値をセッション管理テーブル200に設定されるLifeTime204の値に設定する。一方、死活監視パケットに対する応答を受信していない場合、ステップ525に進む。
次に、PDIF8は、死活監視パケットの再送回数が最大再送回数に到達しているか否かを判定する(525)。死活監視パケットの再送回数が最大再送回数に到達していない場合、PDIF8は、ステップ521に進み、PDSN7を経由するIPパケットを再びMS15に送信する。一方、死活監視パケットの再送回数が最大再送回数に到達している場合、PDIF8は、ステップ526に進み、MS15とのセッションを解放して処理を終了する。
次に、図13を用いてPDSN7がPDIF8から端末状態取得要求を受信した時の処理について説明する。
図13は、本発明の第1の実施の形態のPDSN7の応答処理の処理フロー図である。
まず、PDSN7は、PDIF8から端末状態取得要求を受信する(600)。次に、PDSN7は、端末状態取得要求に含まれる端末管理識別子を抽出する(601)。
次に、PDSN7は、セッション管理テーブル100を参照して、抽出した端末管理識別子がセッション管理テーブル100のレコードに含まれているか検索する(602)。端末管理識別子がセッション管理テーブル100のレコードに含まれていない場合、移動端末のIPアドレス情報を全て「0」に設定し、移動端末の状態を「情報無し」として応答情報に設定して(604)、ステップ606に進む。一方、端末管理識別子がセッション管理テーブル100のレコードに含まれている場合、PDIF8から要求された端末識別子とセッション管理テーブル100のレコードとが一致するか否かを判定する(603)。要求された端末識別子とセッション管理テーブル100のレコードとが一致しない場合、PDSN7は、ステップ602に進み、次のレコードを検索する。一方、要求された端末識別子とセッション管理テーブル100のレコードとが一致する場合、PDSN7は、ステップ605に進む。
次に、PDSN7は、一致したレコードに格納されている端末IPアドレス103及び端末状態105を抽出し、抽出された情報を応答情報として設定する(605)。
次に、PDSN7は、設定された応答情報をPDIF8に送信して処理を終了する(606)。
なお、本発明の第1の実施の形態では、複数の無線システムを備える移動体通信システムにおいて、ページング機能を備える無線通信システムとしてEVDOシステムを用いて説明し、ページング機能を備えない無線通信システムとしてWiFiシステムを用いて説明しているが、その他の無線システムを用いて本発明の移動体通信システムを実現してもよい。
<第2実施形態>
本発明の第1の実施の形態では、各アクセスゲートウェイ間で移動端末の接続状態を交換していた。一方、本発明の第2の実施の形態では、各アクセスゲートウェイが移動端末の接続状態をセッション管理サーバに送信し、各アクセスゲートウェイは、移動端末の接続状態をセッション管理サーバと交換する。
具体的に、本発明の第2の実施の形態では、セッション管理サーバとしてHSSを用いる。HSSは、加入者情報だけではなく、移動端末の接続状態も管理する。したがって、以降の説明では、HSSをセッション管理サーバとして説明する。
図14は、本発明の第2の実施の形態のHSS5の構成図である。
HSS5は、ROM50、CPU51、RAM52、Switch54、及びIP Interface55(55A、55B)を備える。なお、各構成は、バス53によって接続される。
ROM50は、HSS5で実行されるプログラム及びHSS5の動作を決定する管理テーブル等の情報を格納する。なお、ROM80は、ネットワーク上に接続される他の装置に備わるハードディスクでもよい。CPU51は、ROM50又はRAM52に格納されているプログラムを実行する。RAM52は、実行されるプログラムを一時的に格納する。また、RAM52は、セッション管理テーブル400を含む(図示省略)。Switch54は、IP Interface55に接続され、インタフェースを切り換える。IP Interface55は、IPパケットを送受信するインタフェースである。なお、図には二つのIP Interface55が示されているが、少なくとも一つ以上であれば複数備わってもよい。
図16は、本発明の第2の実施の形態のセッション管理テーブル400である。
セッション管理テーブル400は、端末管理識別子401、接続先リスト情報402、氏名403、及び契約情報を含む。
端末管理識別子401は、MS15に割り振られる移動端末の識別子である。接続先リスト情報402は、システム種別406、GW IPアドレス407、移動端末IPアドレス408、LifeTime409、及び無線リンク状態410を含む。システム種別306は、MS15が接続中の無線システムの種類である。GW IPアドレス407は、無線システムのアクセスゲートウェイのIPアドレスである。移動端末IPアドレスは、MS15が無線システムに接続する時に使用されるIPアドレスである。LifeTime409は、確立されたセッションが有効な期間である。無線リンク状態410は、MS15の接続状態である。氏名403は、移動端末を所持する加入者の氏名である。契約情報404は、移動端末に関する加入者の契約情報である。
このように、複数の無線システムを利用可能な移動端末の接続先及び移動端末の状態がHSS5で一元的に管理されるため、管理者は、移動端末の状態を容易に把握することができる。
次に、図15を用いて、本発明の第2の実施の形態においてPDSN7及びPDIF8に保持される死活監視制御テーブル300について説明する。
図15は、本発明の第2の実施の形態の死活監視制御テーブル300である。
本発明の第1の実施の形態と異なるのは、端末状態通知フラグ303及び通知先IPアドレス304を含む点である。
端末状態通知フラグ303は、MS15の接続状態をHSS5に通知するか否かを判定するフラグである。通知先IPアドレスは、MS15の接続状態を通知するHSS5のIPアドレスである。
次に、図17を用いてセッション管理テーブル400の更新方法、及び、死活監視失敗時のMS15の接続状態を交換する方法に関して説明する。
図17は、本発明の第2の実施の形態の死活監視制御を説明するシーケンス図である。
まず、MS15の電源がONになった場合(P12)、MS15は、PDSN7との間にPPPを用いてセッションを確立する(S26)。この時、新規にMS15が接続されることによって、PDSN7は、セッション管理テーブル100を更新する。そして、PDSN7は、接続状態更新通知をHSS5に送信する(S27)。次に、HSS5は、PDSN7から接続状態更新通知を受信した後、セッション管理テーブル400を更新する(F10)。同様に、MS15は、PDIF8との間でIPsecを用いてセッションを確立する(S28)。この時、新規にMS15が接続されることによって、PDIF8は、セッション管理テーブル200を更新する。そして、PDIF8は、接続状態更新通知をHSS5に送信する(S29)。HSS5は、PDIF8から接続状態更新通知を受信した後、セッション管理テーブル400を更新する(F10)。
次に、図8に示されるように、MS15のEVDOシステムのインタフェース及びWiFiシステムのインタフェースが圏外の状態に遷移した場合、EVDOシステムは、前述したようにPCF10からのページング通知を送信することによって、MS15の無線リンクの状態を検知することが可能である。そして、PDSN7は、検知された無線リンクの状態に基づいて、接続状態更新通知をHSSに送信する(S30)。
一方、WiFiシステムは、MS15が圏外に移動したことを検知できないため、PDIF8は、死活監視周期を過ぎると、IKEを用いて死活監視パケットをMS15に送信する(S31)。しかし、死活監視パケットはMS15に到達せず、死活監視制御は失敗する。この時、PDIF8は、即時にセッションを解放せず、管理者によって設定される死活監視制御テーブル300の死活監視失敗時のアクションに基づいて、監視制御処理を実行する(F13)。
次に、PDIF8は、F13で死活監視制御を変更することによって「死活監視周期延長」を選択した場合、接続状態要求をHSS5に送信する(S33)。そして、PDIF8は、HSS5から他のシステムにおけるMS15の接続状態を含んだ応答を受信する(S34)。
次に、PDIF8は、死活監視周期の後、死活監視パケットを再びMS15に送信する(S35)。MS15がアクティブの状態に遷移している場合、PDIF8は、MS15から応答パケットを受信することができるため(S36)、無駄なセッションの解放を避けることができる。
次に、図18を用いて、PDSN7がHSS5に対して接続状態の更新を通知する処理について説明する。
図18は、本発明の第2の実施の形態の接続状態更新通知の処理フロー図である。
まず、PDSN7は、MS15の接続状態をセッション管理テーブル(100、200)に設定する(700)。
次に、PDSN7は、死活監視制御テーブル300の端末状態通知フラグ303を確認する(701)。フラグがOFFである場合、PDSN7は、MS15の接続状態をHSS5に通知せずに処理を終了する。一方、フラグがONである場合、PDSN7は、死活監視制御テーブル300から通知先IPアドレス304を抽出する(702)。
次に、PDSN7は、セッション管理テーブル(100、200)からMS15の端末管理識別子、端末IPアドレス、及び端末状態を抽出する(703)。そして、PDSN7は、システムパラメータから自身のIPアドレス及び自身の無線システムの種別を抽出する(704)。
次に、PDSN7は、抽出した情報に基づいて接続状態更新メッセージを作成する(705)。そして、PDSN7は、作成した接続状態更新メッセージをHSS5に送信して(706)、処理を終了する。なお、PDSN7を用いて接続状態更新通知の処理について説明したが、PDIF8も同じである。
次に、図19を用いて、HSS5が接続状態更新メッセージを受信した時の処理について説明する。
図19は、本発明の第2の実施の形態の接続状態更新通知受信の処理フロー図である。
まず、HSS5は、PDSN7又はPDIF8から接続状態更新メッセージを受信する(800)。次に、HSS5は、受信した接続状態更新メッセージから端末管理識別子を抽出する(801)。
次に、HSS5は、抽出した端末管理識別子を用いて、セッション管理テーブル400に同一の識別子が存在するか検索する(802)。抽出した端末管理識別子が、セッション管理テーブル400のレコードに含まれる場合、HSS5は、処理を終了する。一方、抽出した端末管理識別子が、セッション管理テーブル400のレコードに含まれない場合、HSS5は、ステップ803に進む。
次に、HSS5は、受信した接続状態更新メッセージから無線システムの種別を抽出する(803)。そして、HSS5は、抽出した無線システムの種別が、ステップ802で該当した端末管理識別子のレコード内の接続先リスト情報に存在するか否かを判定する(804)。接続先リスト情報に存在しない場合、HSS5は、ステップ805に進む。 ステップ804で、抽出した無線システムの種別が接続先リスト情報に存在しない場合、HSS5は、セッション管理テーブル400に新規のレコードを追加する(805)。そして、受信した接続状態更新メッセージに含まれる各種情報を新規に追加したレコードに設定し(806)、処理を終了する。
一方、接続先リスト情報に存在する場合、HSS5は、ステップ807に進む。ステップ804で、接続先リスト情報に抽出した無線システムの種別が存在する場合、HSS5は、受信した接続状態更新メッセージから端末状態を抽出する(807)。
次に、HSS5は、抽出した端末状態に基づいてセッションが解放されているか否かを判定する(808)。セッションが解放されている場合、HSS5は、該当するレコードを削除し(809)、処理を終了する。一方、セッションが解放されていない場合、HSS5は、ステップ806に進み、受信した接続状態更新メッセージに含まれる各種情報を該当するレコードに設定して処理を終了する。
次に、図20を用いて本発明の第2の実施の形態においてPDIF8が死活監視を失敗した場合に、管理者によって設定される死活監視失敗時のアクションにしたがって死活監視制御を変更する処理について説明する。
図20は、本発明の第2の実施の形態の死活監視制御変更の処理フロー図である。
まず、PDIF8は、セッション管理テーブル200のLifeTime204を参照し、セッションの死活監視タイマがLifeTime204に設定されている時間を経過しているか否かを判定する(900)。死活監視タイマがLifeTime204の時間を経過している場合、PDIF8は、ステップ901に進む。一方、死活監視タイマがLifeTime204の時間を経過していない場合、PDIF8は、次のセッションの死活監視タイマを確認する。
次に、PDIF8は、MS15に死活監視パケットを送信する(901)。そして、PDIF8は、MS15から死活監視パケットに対する応答を受信したか否かを判定する(902)。MS15から応答を受信した場合、PDIF8は、ステップ903に進む。一方、MS15から応答を受信できなかった場合、PDIF8は、ステップ502に進む。
次に、ステップ903では、死活監視タイマの値をセッション管理テーブル200のLifeTime204の値に設定する(903)。次に、PDIF8は、死活監視タイマを再びスタートさせ、次のセッションの監視タイマを確認する(504)。
次に、PDIF8は、死活監視パケットの送信後、死活監視パケットの再送回数が最大再送回数に到達したか否かを判定する(905)。最大再送回数に到達していない場合、PDIF8は、ステップ901で再び死活監視パケットを送信する。一方、最大再送回数に到達している場合、PDIF8は、ステップ906に進む。
次に、PDIF8は、死活監視制御の処理が失敗したと判定し、死活監視制御テーブル300の問い合わせフラグ301を確認する(906)。問い合わせフラグがOFFに設定されている場合、PDIF8は、ステップ510に進み、MS15とのセッションを解放(910)し、処理を終了する。一方、問い合わせフラグがONに設定されている場合、PDIF8は、ステップ907に進む。
次に、PDIF8は、死活監視制御テーブル300の問い合わせ先IPアドレス302、セッション管理テーブル200の端末管理識別子201、PDIF8自身のIPアドレス、及びPDIF8自身の無線システムの種別を抽出する。そして、PDIF8は、抽出した各種情報を含む端末情報取得要求を、HSS5に送信する(907)。
次に、PDIF8は、HSS5から端末情報取得要求に対する応答メッセージの受信を待つ(908)。そして、PDIF8は、HSS5から端末状態取得要求を受信した後、他のシステムによって端末状態情報が取得されたか否かを判定する(909)。端末状態情報が取得されなかった場合、PDIF8は、ステップ910に進み、MS15とのセッションを解放し、処理を終了する。一方、端末状態情報が取得された場合、PDIF8は、図11のステップ511に進み、取得された端末状態情報に対応するアクションを確認する。以降の処理については、本発明の第1の実施の形態の図11と同様の処理であるため省略する。
次に、図21を用いて、HSS5がPDIF8から端末状態取得要求を受信した時の処理について説明する。
図21は、本発明の第2の実施の形態のHSS5の応答の処理フロー図である。
まず、HSS5は、PDIF8から端末状態取得要求を受信する(1000)。次に、HSS5は、PDIF8に送信する応答メッセージを作成する(1001)この時、HSS5は応答メッセージには接続先無しであることを情報として格納しておく。
次に、HSS5は、端末状態取得要求から端末管理識別子を抽出する(1002)。そして、HSS5は、抽出した端末管理識別子を用いて、セッション管理テーブル400のレコードを参照し、一致する端末管理識別子が存在するか否かを判定する(1003)。一致する端末管理識別子が存在しない場合、HSS5は、接続先の情報無しの情報が格納された応答メッセージをPDIF8に送信して(1004)、処理を終了する。一方、一致する端末管理識別子が存在する場合、HSS5は、端末状態取得要求から無線システムの種別及びアクセスゲートウェイのIPアドレスを抽出する(1005)。
次に、HSS5は、セッション管理テーブル400の接続先リスト情報402に、検索するレコードが存在するか否かを判定する(1006)。検索するレコードが存在しない場合は、ステップ1004に進み、応答メッセージをPDIF8に送信し、処理を終了する。検索するレコードが存在する場合は、ステップ1007に進む。
次に、HSS5は、ステップ1005で抽出した無線システムの種別及びアクセスゲートウェイのIPアドレスを用いて、セッション管理テーブル400の接続先リスト情報402のレコードと一致するか否かを判定する(1007)。レコードと一致しない場合、HSS5は、ステップ1006に進み、次のレコードの接続先リスト情報を検索する。一方、レコードと一致する場合、HSS5は、ステップ1008に進む。
次に、HSS5は、ステップ1007で一致したレコードの内容を応答メッセージの接続先リストに追加して(1008)、ステップ1006に進み、次のレコードの接続先リスト情報を検索する。
なお、本発明の第2の実施の形態は、セッション管理サーバをHSSとして説明したが、他の装置(例えば、HA4)に同様の機能を実現してもよい。また、セッション管理サーバのみの機能を備える装置によって実現してもよい。
本発明の第1の実施の形態の移動体通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のEVDOシステムのPDSNの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のPDSNが保持するセッション管理テーブルである。 本発明の第1の実施の形態のWiFiシステムのPDIFの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のPDIFが保持するセッション管理テーブルである。 本発明の第1の実施の形態の死活監視制御テーブルである。 本発明の第1の実施の形態の死活監視制御を説明するシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態においてMS15がEVDOシステム及びWiFiシステムで圏外の状態の移動体通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施の形態においてMS15がEVDOシステムでアクティブの状態及びWiFiシステムで圏外の状態の移動体通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施の形態においてMS15がEVDOシステム及びWiFiシステムで省電力モードの状態の移動体通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の死活監視制御変更の処理フロー図である。 本発明の第1の実施の形態の移動端末アクティブ化の処理フロー図である。 本発明の第1の実施の形態のPDSN7の応答の処理のフロー図である。 本発明の第2の実施の形態のHSSの構成図である。 本発明の第2の実施の形態の死活監視制御テーブルである。 本発明の第2の実施の形態のセッション管理テーブルである。 本発明の第2の実施の形態の死活監視制御を説明するシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態の接続状態更新通知の処理フロー図である。 本発明の第2の実施の形態の接続状態更新通知受信の処理フロー図である。 本発明の第2の実施の形態の死活監視制御変更の処理フロー図である。 本発明の第2の実施の形態のHSSの応答の処理フロー図である。 従来技術のセルラ無線システムでの死活監視手順を説明したシーケンス図である。 従来技術の無線LANシステムでの死活監視手順を説明したシーケンス図である。
符号の説明
1 コアネットワーク
2 アクセスネットワーク
3 アプリケーションサーバ
4 ホームエージェント
5 ホームサブスクライバサーバ(セッション管理サーバ)
6 ルータ
7 EVDO アクセスゲートウェイ装置
8 無線LAN アクセスゲートウェイ装置
10 EVDO 基地局
11 ブロードバンドルータ
12 EVDO アクセスポイント
13 無線LAN アクセスポイント
15 移動端末

Claims (6)

  1. 複数の無線システムに接続する移動端末と、前記移動端末との無線リンクの接続状態を管理する第1の無線システムを終端する第1の接続装置と、前記移動端末との無線リンクの接続状態を管理しない第2の無線システムを終端する第2の接続装置と、を備える移動体通信システムにおいて実行される前記移動端末の死活監視方法であって、
    前記第2の接続装置は、
    前記第1の接続装置から、前記第1の無線システムにおける前記移動端末との無線リンクの接続状態を取得し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末がアクティブであることを示す場合、前記移動端末と前記第2の接続装置とのセッションを解放する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が省電力モードであることを示す場合、前記移動端末をアクティブ状態に遷移させて死活監視パケットを送信する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が圏外であることを示す場合、前記移動端末に送信する死活監視パケットの送信周期を延長する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末の電源が遮断されていることを示す場合、前記移動端末と前記第2の接続装置とのセッションを継続する処理を、監視制御処理として決定することを特徴とする死活監視方法。
  2. 前記監視制御処理として決定されるべき処理は、管理者により予め設定され、
    前記第2の接続装置は、
    所定の周期で前記死活監視パケットを前記移動端末に送信し、
    前記移動端末から前記死活監視パケットに対する応答がない場合、前記決定された監視制御処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の死活監視方法。
  3. 複数の無線システムに接続する移動端末と、前記移動端末との無線リンクの接続状態を管理する第1の無線システムを終端する第1の接続装置と、前記移動端末との無線リンクの接続状態を管理しない第2の無線システムを終端する第2の接続装置と、前記移動端末と前記各無線システムとの接続状態を管理するセッション管理サーバと、を備える移動体通信システムにおいて実行される前記移動端末の死活監視方式であって、
    前記第1の接続装置及び前記第2の接続装置は、前記移動端末との無線リンクの接続状態を前記セッション管理サーバに通知し、
    前記セッション管理サーバは、前記通知された接続状態を管理し、
    前記第2の接続装置は、
    前記セッション管理サーバから前記第1の無線システムにおける前記移動端末との無線リンクの接続状態を取得し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末がアクティブであることを示す場合、前記移動端末と前記第2の接続装置とのセッションを解放する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が省電力モードであることを示す場合、前記移動端末をアクティブ状態に遷移させて死活監視パケットを送信する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が圏外であることを示す場合、前記移動端末に送信する死活監視パケットの送信周期を延長する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末の電源が遮断されていることを示す場合、前記移動端末と前記第2の接続装置とのセッションを継続する処理を、監視制御処理として決定することを特徴とする死活監視方法。
  4. 移動体通信システムに含まれる無線LANシステムを終端する第1の接続装置であって、
    前記移動体通信システムは、複数の無線システムに接続される移動端末との無線リンクの接続状態を管理する無線システムを終端する第2の接続装置を備え、
    前記第1の接続装置は、
    前記第2の接続装置から前記第2の接続装置によって終端される無線システムにおける前記移動端末との無線リンクの接続状態を取得し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末がアクティブであることを示す場合、前記移動端末と前記第1の接続装置とのセッションを解放する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が省電力モードであることを示す場合、前記移動端末をアクティブ状態に遷移させて死活監視パケットを送信する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が圏外であることを示す場合、前記移動端末に送信する死活監視パケットの送信周期を延長する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末の電源が遮断されていることを示す場合、前記移動端末と前記第1の接続装置とのセッションを継続する処理を、監視制御処理として決定することを特徴とする接続装置。
  5. 移動体通信システムに含まれる無線LANシステムを終端する第1の接続装置であって、
    前記移動体通信システムは、複数の無線システムに接続する移動端末と、前記移動端末との無線リンクの接続状態を管理する第1の無線システムを終端する前記第1の接続装置と、前記移動端末との無線リンクの接続状態を管理しない第2の無線システムを終端する第2の接続装置と、前記移動端末と前記各無線システムとの接続状態を管理するセッション管理サーバと、を備え、
    前記第1の接続装置及び前記第2の接続装置は、前記移動端末との無線リンクの接続状態を前記セッション管理サーバに通知し、
    前記セッション管理サーバは、前記通知された接続状態を管理し、
    前記第2の接続装置は、
    前記セッション管理サーバから前記第1の無線システムにおける前記移動端末との無線リンクの接続状態を取得し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末がアクティブであることを示す場合、前記移動端末と前記第2の接続装置とのセッションを解放する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が省電力モードであることを示す場合、前記移動端末をアクティブ状態に遷移させて死活監視パケットを送信する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が圏外であることを示す場合、前記移動端末に送信する死活監視パケットの送信周期を延長する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末の電源が遮断されていることを示す場合、前記移動端末と前記第2の接続装置とのセッションを継続する処理を、監視制御処理として決定することを特徴とする接続装置。
  6. 複数の無線システムに接続する移動端末と、前記移動端末との無線リンクの接続状態を管理する第1の無線システムを終端する第1の接続装置と、前記移動端末との無線リンクの接続状態を管理しない第2の無線システムを終端する第2の接続装置と、を備える移動体通信システムであって、
    前記第2の接続装置は、
    前記第1の接続装置から前記第1の無線システムにおける前記移動端末との無線リンクの接続状態を取得し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末がアクティブであることを示す場合、前記移動端末と前記第2の接続装置とのセッションを解放する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が省電力モードであることを示す場合、前記移動端末をアクティブ状態に遷移させて死活監視パケットを送信する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末が圏外であることを示す場合、前記移動端末に送信する死活監視パケットの送信周期を延長する処理を、監視制御処理として決定し、
    前記取得した移動端末との無線リンクの接続状態が、前記移動端末の電源が遮断されていることを示す場合、前記移動端末と前記第2の接続装置とのセッションを継続する処理を、監視制御処理として決定することを特徴とする移動体通信システム。
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