JP4980142B2 - 発電装置 - Google Patents

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Description

この発明は、人間の生活の動作によって電力を発生する発電装置に関し、特に歩行を行なうことで電力を発生させ、携帯機器に電力を供給する発電装置に関する。
従来より、携帯機器に搭載される機能が増加しその使用時間が伸びていることから、携帯電話や、音楽プレーヤーなどの電源が外出時に切れてしまうという問題がある。この問題を解決するには、携帯機器に搭載される電池の容量が十分に大きいこと、もしくは外出時において、どこでも充電が出来ること、もしくは、発電によって電力を得ることが必要である。
しかし、現在の電池技術では、電池の容量を大きくしようとすると、電池の大きさと重さが増えてしまい、携帯性が悪くなる。また、外出時に、どこでも充電をできるようなシステムは今のところない。また、手回し充電器など、携帯性の発電機は存在するが、意識的に力を入れて充電しなければならないことから、利用者は疲れてしまい、実用的ではない。
そこで、利用者が意識せずに発電を行うものとして、歩行発電が考案されている。例えば、特許文献1では、踵などの靴内部の稼動部分に圧電素子を配置し、歩行による応力により圧電素子にひずみを発生させることにより電力を得る方法を開示しており、特許文献2では、歩行運動により靴内部に取り付けられた磁石とコイルとの距離を変化させることで電磁誘導を発生させ、発生させた電磁誘導により電力を得る方法を開示している。
また、歩行運動により、靴内部のペダルを体重により押し込み、その仕事によって発電機を回転させて電力を得る方法や、靴内部にポンプを配置し、歩行による圧力によって外部から空気を取り込み、タービンを回して発電機を回転させることで電力を得る方法なども考案されている。
ここで、歩行の際に発生する圧力を利用して発電を行なう場合には、歩行時に踵からつまさきに重心が移る過程において、その圧力に差があることを考慮する必要がある(非特許文献1を参照)。
特開2004−96980号公報 特許第2870330号公報 「大面積圧力センサを用いた歩行パターン計測装置の開発」NTT CS研 大和淳司 他 電子情報通信学会論文誌 D-II、Vol.J84-D-II、No.2,pp.380-389、2001年2月
ところで、上記した従来の技術は、その実用性に問題があった。例えば、上記した圧電素子を用いる従来の技術は、利用者の歩行時における違和感がほとんどないという利点はあるものの、靴底に入る圧電素子の大きさには制限があるため、出力はせいぜい数十mWであり、携帯電話などの通信機器に必要とされる1W以上の消費電力を提供することができないので、実用性に問題があった。なお、1W以上を出力できる実用的な圧電素子の材料は、現状では存在しない。
また、上記した電磁誘導を用いる従来の技術は、磁石とコイルの距離の変化の微分に比例した電磁誘導の起電圧を発生させるが、通常の歩行速度では1W以上の出力は期待できないので、実用性に問題があった。
また、上記したペダルを体重で押し込むことにより電力を得る従来の技術は、1W以上の出力を期待できるが、効率をあげるために、増速機構が必要であるため、ギアを用いている。しかし、稼動時において、ギアから騒音が発生するので、歩いているときに常に足元から音がすることとなり、利用者に不快感を与える。また、ギア部分は、磨耗により劣化しやすいので、耐久性に問題がある。また、発電量を高めるためにストロークを大きくすると、歩行時に利用者にとって違和感が生じる。このようなことから、当該従来技術は、実用性に問題があった。
また、上記した外部から取り込んだ空気圧でタービンを回すことにより電力を得る従来の技術は、1W以上の出力を期待でき、増速機構として気体の圧力変化を利用するので騒音も少ない。しかし、靴底近くの空気は地面に近いため、塵や、雨水などをとりこみやすく、タービンなどの稼動部分が磨耗もしくは劣化しやすくなる。このようなことから、当該従来技術は、実用性に問題があった。
以上のように、現状において、利用者が意識せずに発電を行う技術は、得られる電力が小さい、利用者に不快感を与える、壊れやすい、エネルギーロスを生じるなどの問題点を有しており、どれも実用的ではなかった。
本発明は、上述した従来技術における問題点を解消し、課題を解決するためになされたものであり、人間の日常生活の何気ない動作の中で意識的な作業なしに携帯機器を充電し、携帯機器の電池切れを予防することのできる、実用的な発電装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、発明は、流体を貯蔵する第1のタンクと、前記第1のタンクの内部を2つの空間に隔絶する第1の仕切り板と、前記第1の仕切り板に設けられる流動経路であり、前記第1の仕切り板により隔絶された上側の空間から下側の空間に向かう方向に選択的に流体を流動させる選択的流動機構を有する第1の流動経路と、外部からの加重を伝達して前記第1の仕切り板の位置を下方向に移動させ、前記外部からの加重がない場合には、前記第1の仕切り板を所定の位置まで上方向に移動させる弾性機構を有する第1の加重伝達手段と、流体を貯蔵する第2のタンクと、前記第2のタンクの内部を2つの空間に隔絶する第2の仕切り板と、前記第2の仕切り板に設けられる流動経路であり、前記第2の仕切り板により隔絶された上側の空間から下側の空間に向かう方向に選択的に流体を流動させる選択的流動機構を有する第2の流動経路と、外部からの加重を伝達して前記第2の仕切り板の位置を下方向に移動させ、前記外部からの加重がない場合には、前記第2の仕切り板を所定の位置まで上方向に移動させる弾性機構を有する第2の加重伝達手段と、前記第1の仕切り板により隔絶された2つの空間を前記第1のタンクの外で連結する第1の外部流動経路であり、かつ、前記第2の仕切り板により隔絶された2つの空間を前記第2のタンクの外で連結する第2の外部流動経路であり、かつ、前記第1の外部流動経路の一部と前記第2の外部流動経路の一部とを共有する共有流動経路を有する流動経路であって、前記第1の外部流動経路が前記第1の仕切り板により隔絶された下側の空間から前記共有流動経路を経由して前記第1の仕切り板により隔絶された上側の空間に向かう方向に前記流体を選択的に流動させる選択的流動機構を有し、前記第2の外部流動経路が前記第2の仕切り板により隔絶された下側の空間から前記共有流動経路を経由して前記第2の仕切り板により隔絶された上側の空間に向かう方向に前記流体を選択的に流動させる選択的流動機構を有する第3の流動経路と、前記共有流動経路上に設けられ、当該共有流動経路を流動する前記流体によって回転するタービンと、前記タービンの回転を用いて発電を行なう発電手段と、利用者の体に装着される靴と、を備え、前記第1のタンクおよび前記第1の加重伝達手段は、前記靴の中における爪先の部分に配置され、前記第2のタンクおよび前記第2の加重伝達手段は、前記靴の中における踵の部分に配置され、前記第3の流動経路と前記タービンと前記発電手段とは、前記靴の内部の空いているスペースに配置され、前記発電手段に用いられる前記タービンの回転は、前記第1の加重伝達手段による前記第1の仕切り板の位置の下方向への移動にともなう前記第1仕切り板により隔絶される2つの空間それぞれの体積変化から生じる前記共有流動経路における前記流体の流動と、前記第2の加重伝達手段による前記第2の仕切り板の位置の下方向への移動にともなう前記第2の仕切り板により隔絶される2つの空間それぞれの体積変化から生じる前記共有流動経路における前記流体の流動とにより発生し、前記利用者の歩行中において、当該利用者の体重である前記外部からの加重が、前記踵の部分に配置された前記第2の加重伝達手段と、前記爪先の部分に配置された前記第1の加重伝達手段とのいずれか一方、もしくは両方にかけられた場合に、前記タービンが同一方向に回転して発電することを特徴とする。
発明によれば、流体を貯蔵するタンクと、タンクの内部を2つの空間に隔絶する仕切り板と、仕切り板によって隔絶された2つの空間の間に流体を流動させる流動経路と、流動経路上に設けられ、当該流動経路を流動する流体によって回転するタービンと、外部からの加重を伝達して仕切り板の位置を移動させるペダルと、タービンの回転を用いて発電を行なう発電機と、を備え、発電機の発電に用いられるタービンの回転は、ペダルによる仕切り板の位置の移動にともなう2つの空間それぞれの体積変化から生じる流動経路における流体の流動により発生させるので、閉じた空間の中に流体を循環させることで、塵や雨水などタービンに悪影響を及ぼすものがタービン内部に入ることを回避して発電システムの耐久性を向上させることができると同時に、タービンを回転させるのに最適な流体を任意に選択して発電システムの発電効率を向上させることができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
また、発明によれば、流動経路を複数備え、かつ、複数の流動経路の内部において、特定方向に選択的に流体を流動させる機構を有するので、外部からの加重方向によってタンク内に設けた2つの空間の間を流動する流体の方向を一方のみに選択して、タービンに流れる流体を一方向に設定することにより、発電システムの発電効率を向上させることができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。すなわち、両方向の流動に対応した構造を有するタービンを設置する必要がなく、一方向のみの流動に対応した構造を有するタービンを設置することで、外部からの加重を効率よく電力に変換して発電効率を向上させることができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
また、発明によれば、複数の流動経路のうち一つは、仕切り板に設けられるので、流動経路が仕切り板の中を通ることにより、タンク内に設けた2つの空間の間を流体が移動する際の距離が短くなりエネルギー損失を減少できると同時に、流動経路のうち一つをタンクの外部ではなく、タンク内に設置して発電装置全体を小型化することができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
また、発明によれば、ペダルは、外部からの加重がない場合には、仕切り板を所定の位置に移動させる弾性機構をさらに有するので、仕切り板に加重がかかり、その位置が変化しても、加重がなくなると再び元の位置に戻ることから、外部からの加重が一方向に断続的に発生するような状況でも発電することができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
また、発明によれば、利用者の動作に伴って、仕切り板に対する外部からの加重が変化するように、利用者の体に発電装置を装着し、利用者の行動によって発電するので、日常生活の何気ない行動で発電することができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
また、発明によれば、利用者の装着する靴に発電装置を設置し、外部からの加重として、利用者の体重を使用するので、例えば、日常生活の歩行や走行によって発電することができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
また、発明によれば、タンクおよびペダルを、靴の中における踵の部分および爪先の部分それぞれに二つずつ配置して備え、複数の流動経路のうち一つは、踵の部分に配置されたタンクおよび爪先の部分に配置されたタンクの両方につながり、当該一つの流動経路上にタービンを設け、利用者の歩行中において、当該利用者の体重である外部からの加重が、踵の部分に配置されたペダルと、爪先の部分に配置されたペダルとのいずれか一方、もしくは両方にかけられた場合に、タービンが回転して発電するので、例えば、踵部分および爪先部分それぞれに加重をかけるペダルを設置することにより、歩行時あるいは走行時に踵から爪先に重心が移動しても、効率よく発電をすることができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。

以下に添付図面を参照して、この発明に係る発電装置の好適な実施例について説明する。
図1を用いて、実施例1における発電装置について説明する。なお、図1は、実施例1における発電装置の構成を説明するための図である。
図1に示すように、実施例1における発電装置は、タンク1と、仕切り板2と、ペダル3と、パイプ4と、タービン5と、発電機6とから構成される。タンク1は、流体によって満たされており、その内部が、ペダル3と接続される仕切り板2によって、図1に示すように、部屋1aと部屋1bとの2つの部屋に隔絶されている。ペダル3は、外部からの加重を伝達するために、漏れのないシーリング(例えば、Oリング)によって外に引き出されている。また、仕切り板2は、タンク1の内部に固定されておらず、ペダル3に外部から加重がかけられることによって、タンク1の内部を移動することができる。
すなわち、仕切り板2は、ペダル3にかけられた外部からの加重によって、例えば、注射器のピストンのように、タンク1の内部を2つの部屋(部屋1aおよび部屋1b)に隔絶したままスライドすることができる。ここで、図1に示す構成においては、仕切り板2は、タンク1の内部を上下方向にスライドする。なお、ペダル3は、特許請求の範囲に記載の「加重伝達手段」に対応し、2つの部屋(部屋1aおよび部屋1b)は、同じく「2つの空間」に対応する。
パイプ4は、仕切り板2によって隔絶された2つの部屋の間に流体を流動させる「流動経路」である。すなわち、図1に示すように、部屋1aおよび部屋1bは、タンク1の外部に伸びたパイプ4によって接続され、タンク1が貯蔵する流体は、パイプ4の内部を通って、部屋1aから部屋1bへ、もしくは部屋1bから部屋1aへ流動する。
タービン5は、パイプ4の途中に接続され、パイプ4を流動する流体によって回転し、発電機6は、タービン5の回転を用いて発電を行なう。すなわち、発電機6は、ペダル3による「仕切り板2の位置の移動」にともなう「部屋1aおよび部屋1bそれぞれの体積変化」から生じる「パイプ4における流体の流動」により発生したタービン5の回転を用いて発電を行なう。なお、発電機6は、特許請求の範囲に記載の「発電手段」に対応する。
具体的には、仕切り板2は、ペダル3に外部からの加重がかけられると、タンク1内をスライドし、それにともない、部屋1aおよび部屋1bそれぞれの体積が変化するので、流体は、パイプ4とタービン5とを通って2つの部屋の間を移動する。そして、タービン5は、流体の運動エネルギーと圧力とによって回転をすることができる。
例えば、外部からペダル3を下方向に押し込むような加重がかかると、仕切り板2は、下方向にスライドし、これにより、流体は、パイプ4の中を流動して部屋1aから部屋1bへ移動するので、タービン5は、反時計回りに回転する。また、外部からペダル3を上方向に引き上げるような加重がかかると、仕切り板2は、上方向にスライドし、これにより、流体は、パイプ4の中を流動して部屋1bから部屋1aへ移動するので、タービン5は、時計回りに回転する。
ここで、タービン5の回転は、タービン5と発電機6との間で軸を共有するか、もしくはタービン5と発電機6との間にギアやプーリーを設置することにより、発電機6へ伝えることができる。なお、本実施例では、タービン5に発電機6を接続して発電する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、タービン5の中に発電機6を構成する部品を埋め込むことにより、タービン5の回転を発電機6に伝えて発電する場合であってもよい。
このようなことから、実施例1における発電装置は、閉じた空間の中に流体を循環させることで、塵や雨水などタービン5に悪影響を及ぼすものがタービン5の内部に入ることを回避して発電システムの耐久性を向上させることができると同時に、タービン5を回転させるのに最適な流体を任意に選択して発電システムの発電効率を向上させることができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
上述した実施例1では、流動経路を一つ設置する場合について説明したが、実施例2では、流動経路を複数設置する場合について、図2を用いて説明する。なお、図2は、実施例2における発電装置の構成を説明するための図である。
実施例1における発電装置では、連続して電力を得るために、ペダル3を(図1においては、上下に)往復して動かす必要がある。また、流体は、タービン5の内部を2つの方向に流動するので、タービン5の構造は、どちらの向きでも回転できるような構造である必要があり、さらに、発電機6も両方の回転方向に対応している必要がある。しかし、タービン5の回転効率を上げるためには、その形状と流路は最適にする必要があり、流体の流れる方向は限定したほうが効率の面からは望ましい。
そこで、実施例2における発電装置は、図2に示すように、タンク21と、仕切り板22と、ペダル23と、パイプ241と、パイプ242と、タービン25と、発電機26とから構成され、さらに、パイプ241の内部に逆止弁271を備え、パイプ242の内部に逆止弁272を備える。ここで、タンク21は、図1におけるタンク1に対応し、仕切り板22は、同じく仕切り板2に対応し、ペダル23は、同じくペダル3に対応し、パイプ241は、同じくパイプ4に対応し、タービン25は、同じくタービン5に対応し、発電機26は、同じく発電機6に対応する。すなわち、実施例2における発電装置は、実施例1の発電装置と比較して、パイプ242と、逆止弁271と、逆止弁272とを新たに備える点が異なる。以下、これを中心に説明する。
図2に示すように、タンク21の内部は、仕切り板22によって、部屋21aと部屋21bとの2つの部屋に隔絶されており、部屋21aと部屋21bとは、タービン25を通るパイプ241によってつながっていると同時に、別途設置されたパイプ242によってもつながっている。そして、パイプ241の内部には、逆止弁271が取り付けられ、パイプ242の内部には、逆止弁272が取り付けられている。これにより、パイプ241の内部およびパイプ242の内部において、流体が選択的に一方向にしか流れないようにすることができる。例えば、図2に示す構成により、流体の流動を、パイプ242の内部においては上から下方向へのみに選択することができ、パイプ241の内部においては下から上方向へのみに選択することができる。なお、逆止弁271および逆止弁272は、特許請求の範囲に記載の「選択的流動機構」に対応する。
これにより、ペダル23を上から下へ押し込んだ場合は、タービン25に流体が流入することにより、タービン25は回転し、発電機26において電力を得ることができるが、ペダル23を下から上へ引き上げた場合は、タービン25に流体が流入しないので、タービン25は回転せず、発電機26において電力を得ることができない。しかし、ペダル23を下から上へ引き上げた場合では、ペダル23に与えなければならない仕事は、流体を部屋21bから部屋21aへ移動させる分だけであるため、エネルギー損失は少なく、効率の低下は少ない。
また、ペダル23にかける力は往復運動でなくてはいけないが、タービン25を回転させるために強い力をかけなければならないのは片方向のみで、もう片方向は、流体を部屋から部屋へ移動させるための力のみでよい。すなわち、実施例2における発電装置は、例えば、自転車のタイヤの手動空気入れのように、体重をかけて強く押して、引くときには軽い力で引くことを繰り返すような動作によって発電する場合に適する。
このようなことから、実施例2における発電装置は、外部からの加重方向によってタンク21の内部に設けた2つの部屋の間を流動する流体の方向を一方のみに選択して、タービンに流れる流体を一方向に設定することにより、発電システムの発電効率を向上させることができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。すなわち、両方向の流動に対応した構造を有するタービンを設置する必要がなく、一方向のみの流動に対応した構造を有するタービンを設置することで、外部からの加重を効率よく電力に変換して発電効率を向上させることができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
上述した実施例2では、複数の流動経路すべてをタンクの外に設置する場合について説明したが、実施例3では、複数の流動経路のうち一つを仕切り板に設置する場合について、図3を用いて説明する。なお、図3は、実施例3における発電装置の構成を説明するための図である。
図3に示すように、実施例3における発電装置は、タンク31と、仕切り板32と、ペダル33と、パイプ341と、流動経路342と、タービン35と、発電機36とから構成され、さらに、パイプ341の内部に逆止弁371を備え、流動経路342の内部に逆止弁372を備える。すなわち、実施例3における発電装置は、実施例2における発電装置と、ほとんど同様の構成からなるが、実施例2の発電装置においては、逆止弁272を備えるパイプ242がタンク21の外部に設置されるのに対して、実施例3における発電装置においては、逆止弁372を備える流動経路342が仕切り板32の中に設置される点が異なる。
このように、逆止弁372を備える流動経路342を仕切り板32の中に内蔵することにより、外部からペダル33を下方向に押し込むような加重がかかる場合、実施例2と同様に、流体はパイプ341の中を流動して部屋31aから部屋31bへ移動するが、外部からペダル33を上方向に引き上げるような加重がかかる場合、実施例2とは異なり、流体は仕切り板32の中を通過して部屋31bから部屋31aへ移動することができる。すなわち、流体の移動経路を短くすることができる。
また、流動経路342は、図3に示すように、必ずしも、パイプの形状でなくてもよく、例えば、図4に示すように、仕切り板32に複数の穴40を作製し、穴40を覆うように板41が蝶番42によって取り付けられている構成にすることができる。なお、図4は、実施例3における流動経路の別形態を説明するための図である。
例えば、仕切り板32が引き上げられることにより上から下方向へ流体が通るときは、図4の左側に示すように、板41が流体に押されることによって、穴40が開き、流体は部屋31bから部屋31aへ移動することができるが、仕切り板32が押し下げられることにより下から上方向へ流体が通ろうとしても、板41が流体に押されることによって、穴40を閉じるために、仕切り板32の中を通ることはできず、流体はパイプ341の中を流動して部屋31aから部屋31bへ移動する。このように、穴40、板41および蝶番42を用いることによって、図3に示す流動経路342および逆止弁372と同様の役割を果たすことができる。
このようなことから、実施例3における発電装置は、流動経路342が仕切り板32の中を通ることにより、タンク31内に設けた2つの部屋の間を流体が移動する際の距離が短くなりエネルギー損失を減少できると同時に、流動経路342をタンク31の外部ではなく、タンク31の内部に設置して装置全体を小型化することができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
実施例4では、外部からの加重がない場合には、仕切り板を所定の位置に移動させる弾性機構をさらに有する場合について、図5を用いて説明する。なお、図5は、実施例4における発電装置の構成を説明するための図である。
図5に示すように、実施例4における発電装置は、タンク51と、仕切り板52と、ペダル53と、パイプ541と、流動経路542と、タービン55と、発電機56と、バネ59から構成され、さらに、パイプ541の内部に逆止弁571を備え、仕切り板52の中に設置された流動経路542の内部に逆止弁572を備え、タンク51の内部は、仕切り板52によって、部屋51aと部屋51bとに分けられる。すなわち、実施例4における発電装置は、実施例3における発電装置と、ほとんど同様の構成からなるが、ペダル53に、弾性機構としてのバネ59を新たに取り付ける点が異なる。以下、これを中心に説明する。
ペダル53にバネ59などの弾性機構を取り付けことにより、外部からの加重がかけられてペダル53の位置が移動した後、外部からの加重がかからなくなると、ペダル53は元の位置までもどる。
このようなことから、実施例4における発電装置は、外部からの加重が一方向にのみしか働かない状況でも、その力が断続的にかかれば、発電機56は、発電を継続して行なうことができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。すなわち、本発明は、人間の日常生活の何気ない動作の中で意識的な作業無しに発電をすることを目的としているが、人間の無意識の動作の中には、一方向のみに断続的な力が反復的にかかるものは多く、例えば、歩行中やジョギングなどの走行中における足の裏からの圧力などがあげられる。従って、実施例4における発電装置を用いれば、このような断続的な力を効率よく電力に変えることができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
実施例5では、外部からの加重として、歩行時に足の裏から靴底にかかる圧力を利用する場合について、図6を用いて説明する。なお、図6は、実施例5における発電装置の構成を説明するための図である。
図6に示すように、実施例5における発電装置は、利用者の体に装着される靴に適用され、タンク61と、ペダル63と、パイプ64と、タービン65と、発電機66と、バネ69から構成され、さらに、パイプ64の内部に逆止弁68を備える。また、図示しない実施例5における発電装置の構成要素として、タンク61の内部にある仕切り板と、仕切り板の中に設置される流動経路とを備える。すなわち、靴に適用される実施例5における発電装置は、図5に示す実施例4における発電装置と同様のものである。
図6に示すように、タンク61およびペダル63は、足の中で、歩行・走行時に体重がかかる部分の一つである踵の位置に配置され、逆止弁68を備える流動経路であるパイプ64、逆止弁68、タービン65および発電機66は、靴内部の空いているスペースに配置される。
このような構成配置により、靴の装着者である利用者が、ペダル63を上から踏みつけると、流体がタービン65に流れ込むことにより、発電機66が発電することができる。そして、利用者がペダル63を踏みつけない時には、ペダル63は、バネ69によって上に押し戻され、再び、利用者がペダル63を踏みつけられれば発電できる状態になる。ペダル63は、利用者によって踏まれると下に沈み込み、これ以上踏みつけることはできなくなるが、歩行時あるいは走行時には、右足および左足の交互に靴に対して圧力がかかる。そのため、足が歩行あるいは走行のために空中に浮いている間に、ペダル63はバネ69によって戻され、再度踏みつけられることが可能になる。これによって、歩行時あるいは走行時において、反復的に発電することが可能になる。
このようなことから、実施例5における発電装置は、日常生活の何気ない行動、例えば、日常生活の歩行や走行によって発電することができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
上述した実施例5では、靴内部にタンクおよびペダルが一組設置される場合について説明したが、実施例6では、靴内部にタンクおよびペダルが二組設置される場合について、図7を用いて説明する。なお、図7は、実施例6における発電装置を説明するための図である。
図7に示すように、実施例6における発電装置は、実施例5と同様に利用者の体に装着される靴に適用されるが、踵部分に配置されるタンク711およびバネ791を有するペダル731と、爪先部分に配置されるタンク712およびバネ792を有するペダル732と、靴内部の空いているスペースに配置されるパイプ74とタービン75と発電機76とから構成される。
また、図7に示すように、パイプ74は、タンク711およびタンク712の両方につながり、さらに、タンク711につながる流路に逆止弁781を備え、タンク712につながる流路に逆止弁782を備える。また、タービン75は、パイプ74に接続される。また、図示しない実施例6における発電装置の構成要素として、タンク711の内部にある仕切り板および仕切り板の中に設置される流動経路と、タンク712の内部にある仕切り板および仕切り板の中に設置される流動経路とを備える。
すなわち、実施例6における発電装置は、踵部分のペダル731が利用者の体重により押し付けられた時も、爪先部分のペダル732が利用者の体重により押し付けられた時も、タンク711およびタンク712の両方につながるパイプ74を介して、タービン75に圧力がかかる構成となっている。ここで、踵部分に体重がかかった場合の流体の流路は、図7の実線の矢印で示すものであり、爪先部分に体重がかかった場合の流体の流路は、図7の破線の矢印で示すものである。また、タービン75を、図7に示すように配置することにより、どちらのタンクに圧力がかかる場合でも、タービン75の回転方向は、反時計回りとすることができる。このように、実施例6における発電装置は、2つのタンクにかかる圧力の総和を、タービン75に伝えることができる。
なお、これらのペダルは必ずしも、対応するタンクの真上にある必要はなく、ペダルとタンクとが別の場所にあっても、ペダルに加重をかけることによって、タンクの内部を2つの部屋に隔絶する仕切り板がスライドする構造ならばよい。また、ペダルを配置する位置は必ずしも、踵の下や爪先の下ではなくともよく、土踏まずの下でもよい。
このようなことから、実施例6における発電装置は、踵部分および爪先部分それぞれに加重をかけるペダルを設置することにより、歩行時あるいは走行時に踵から爪先に重心が移動しても、効率よく発電をすることができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。すなわち、歩行時に踵から爪先に重心が移動する状況や、踵もしくは爪先にどちらか一方に偏って重心がかかっていたりする状況でも、効率よく発電をすることができ、実用的な発電装置を提供することが可能になる。
上述してきたように、本発明に係る発電装置は、タンクの中に閉じ込めた流体によってタービンを回すことにより、内部に塵などの不純物が入り、タービンやタンクなどが劣化することを防ぐことができる。なお、タービンを回しやすい最適な材料を流体として選択することにより、タービンの回転効率を上げることができる。また、逆止弁によって流体の流れを制御し、バネによって、ペダルの動作を制御することにより、例えば、人の運動に起因する一方向のみの力も効率よく利用することができる。また、利用者の体に装着することで、例えば、歩行など、日常生活における人間の圧力をかける動作により、効率よく電力を得ることができる。
本発明により、既存の携帯機器の電池切れを予防できる。また、これまで、消費電力の高さのため実用的ではなかった様々な携帯機器も、本発明と組み合わせることにより実用的に使用することが可能になる可能性がある。また、利用者は、発電装置を利用することにより、二酸化炭素を排出することにより生成される商用電力、もしくは乾電池などを使用する必要がなくなり、電気代、乾電池代の削減ができるとともに、環境への貢献をすることができる。また、電力を得るために、積極的に歩行などの運動をするようになり、使用者の健康効果も期待できる。
以上のように、本発明に係る発電装置は、人力による発電に有用であり、特に、歩行などの日常動作による発電に適している。
実施例1における発電装置の構成を説明するための図である。 実施例2における発電装置の構成を説明するための図である。 実施例3における発電装置の構成を説明するための図である。 実施例3における流動経路の別形態を説明するための図である。 実施例4における発電装置の構成を説明するための図である。 実施例5における発電装置の構成を説明するための図である。 実施例6における発電装置を説明するための図である。
符号の説明
1、21、31、51、61、711、712 タンク
1a、1b、21a、21b、31a、32b、51a、51b 部屋
2、22、32、52 仕切り板
3、23、33、53、63、731、732 ペダル
4、241、242、341、541、64、74 パイプ
5、25、35、55、65、75 タービン
6、26、36、56、66、76 発電機
271、272、371、372、571、572、68、781、782 逆止弁
342、542 流動経路
40 穴
41 板
42 蝶番
59、69、791、792 バネ

Claims (1)

  1. 流体を貯蔵する第1のタンクと、
    前記第1のタンクの内部を2つの空間に隔絶する第1の仕切り板と、
    前記第1の仕切り板に設けられる流動経路であり、前記第1の仕切り板により隔絶された上側の空間から下側の空間に向かう方向に選択的に流体を流動させる選択的流動機構を有する第1の流動経路と
    部からの加重を伝達して前記第1の仕切り板の位置を下方向に移動させ、前記外部からの加重がない場合には、前記第1の仕切り板を所定の位置まで上方向に移動させる弾性機構を有する第1の加重伝達手段と、
    流体を貯蔵する第2のタンクと、
    前記第2のタンクの内部を2つの空間に隔絶する第2の仕切り板と、
    前記第2の仕切り板に設けられる流動経路であり、前記第2の仕切り板により隔絶された上側の空間から下側の空間に向かう方向に選択的に流体を流動させる選択的流動機構を有する第2の流動経路と、
    外部からの加重を伝達して前記第2の仕切り板の位置を下方向に移動させ、前記外部からの加重がない場合には、前記第2の仕切り板を所定の位置まで上方向に移動させる弾性機構を有する第2の加重伝達手段と、
    前記第1の仕切り板により隔絶された2つの空間を前記第1のタンクの外で連結する第1の外部流動経路であり、かつ、前記第2の仕切り板により隔絶された2つの空間を前記第2のタンクの外で連結する第2の外部流動経路であり、かつ、前記第1の外部流動経路の一部と前記第2の外部流動経路の一部とを共有する共有流動経路を有する流動経路であって、前記第1の外部流動経路が前記第1の仕切り板により隔絶された下側の空間から前記共有流動経路を経由して前記第1の仕切り板により隔絶された上側の空間に向かう方向に前記流体を選択的に流動させる選択的流動機構を有し、前記第2の外部流動経路が前記第2の仕切り板により隔絶された下側の空間から前記共有流動経路を経由して前記第2の仕切り板により隔絶された上側の空間に向かう方向に前記流体を選択的に流動させる選択的流動機構を有する第3の流動経路と、
    前記共有流動経路上に設けられ、当該共有流動経路を流動する前記流体によって回転するタービンと、
    前記タービンの回転を用いて発電を行なう発電手段と、
    利用者の体に装着される靴と、
    を備え、
    前記第1のタンクおよび前記第1の加重伝達手段は、前記靴の中における爪先の部分に配置され、
    前記第2のタンクおよび前記第2の加重伝達手段は、前記靴の中における踵の部分に配置され、
    前記第3の流動経路と前記タービンと前記発電手段とは、前記靴の内部の空いているスペースに配置され、
    前記発電手段に用いられる前記タービンの回転は、前記第1の加重伝達手段による前記第1の仕切り板の位置の下方向への移動にともなう前記第1仕切り板により隔絶される2つの空間それぞれの体積変化から生じる前記共有流動経路における前記流体の流動と、前記第2の加重伝達手段による前記第2の仕切り板の位置の下方向への移動にともなう前記第2の仕切り板により隔絶される2つの空間それぞれの体積変化から生じる前記共有流動経路における前記流体の流動とにより発生し、
    前記利用者の歩行中において、当該利用者の体重である前記外部からの加重が、前記踵の部分に配置された前記第2の加重伝達手段と、前記爪先の部分に配置された前記第1の加重伝達手段とのいずれか一方、もしくは両方にかけられた場合に、前記タービンが同一方向に回転して発電することを特徴とする発電装置。
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