JP2006192218A - 換気機能付き靴の中敷 - Google Patents

換気機能付き靴の中敷 Download PDF

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Abstract

【課題】 靴内部への雨水の浸入を防止すると共に外部からの高温空気の進入を抑制し、且つ靴内で発生した高温空気を相対的に低温に転換する換気機能付き靴を提供する。
【解決手段】 歩行に伴う荷重変化により弾性変形する空気室と、空気室を経由して、靴内部の空気を靴外部へ排出する空気排出通路と、を靴の中敷内部に形成すると共に、空気排出通路の空気室を挟んだ両位置と空気排出通路の先端に、靴外部に空気を排出する方向にのみ開弁する逆流防止弁を介装させたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、靴内部に装着する靴の中敷に関し、特に、靴内部の空気を循環させ強制的に換気を行う換気機能付き靴の中敷に関する。
現在我々が一般的に使用している靴には、歩行運動により体内から発生した熱、足と靴中敷の間に生じた摩擦熱、靴底と地面の間に生じた摩擦熱、または地表熱などの影響を受けて靴内部の温度が上昇することがあった。またこの温度上昇に伴う足からの発汗により靴内の湿度が上昇し靴内部が蒸れ不快感を受けることがあった。
このような問題を解決するものとして、特許文献1〜3に記載の技術が開示されている。
特許文献1に開示されている技術は、靴底の足裏にあたる部分にスプリング入りエアーポンプを設け、このエアーポンプに外気を取り込む第1のチューブと靴内部に通じる第2のチューブを設けている。歩行時に足裏でエアーポンプを押圧すると、このポンプに接続された第1のチューブを介して外部から空気が吸入され、第2のチューブを介して靴内部に流入される。これにより歩行と同時に外部から新鮮な空気を靴内に供給して常に靴内の温度を一定に保っている。
また特許文献2に開示されている技術は、エアーポンプと、外気取り込み用のチューブと、靴内に通じるチューブを備える点で特許文献1と類似している。異なる点は、これらを取り外し可能なように中敷の踵部分(若しくは足指先部分)にエアーポンプを内蔵し、このエアーポンプに接続されたチューブを中敷層内に埋め込んでいる点である。これにより個人が所有している靴にこの中敷を装着するだけで、その靴内の温度環境を快適にすることができる。
特許文献3に開示されている技術は、上記2つの技術とほぼ同じ構成であるが、吸入用ポンプと排気用ポンプを2段重ねにして靴底の踵部分に配置している。これにより吸気経路と排気経路を独立に設けることができるので一回の踏み込みで外気から新鮮な空気を取り込むと同時に靴内の空気を外部に排出できるので効率よく空気循環を行うことができる。
また、上記特許文献以外にも靴内を換気するための開閉窓が設けられており、さらに靴内部と靴外部に温度差を作ることのできる靴が提案されている。例えば、靴中敷の踵付近に薄膜状の圧電素子を配置して、歩行運動により圧電素子に荷重が掛かると圧電素子から発生した起電力をペルチェ効果利用素子に供給し、このペルチェ効果利用素子を駆動する靴がある。これによれば歩行の度に圧電素子から起電力が発生し、これを充電池や大容量コンデンサーに蓄え、その電気的エネルギーを用い、窓を開閉したり、温度センサを伴って靴内の温度を制御したりすることができる。
特開2003−284604号公報 特開2003−334101号公報 特開2004−148049号公報
ところで特許文献1記載の技術は、エアーポンプに逆流防止弁(吸入弁、排出弁)が内蔵されているが、外気を取り込む側のチューブの開放端には弁が設けられておらず、ここから雨水が進入する恐れがある。また本技術は靴一体としての提供に限られ、中敷のみの提供はなされていないために汎用性に欠ける。また、空気の吸入又は排出は弁の取付け方向(即ち開閉方向)に依存するため、必要に応じて弁の開閉方向を切り替える作業が必要であり、その作業が煩雑である。さらに、靴外部の空気が常に涼しく、湿度も低いとは限らないため、靴内部の温度に対して相対的に温度を下げることのできる構造をゆうするものではない。
また特許文献2記載の技術は、外気を靴内に吸入することで靴内を乾燥させるものであるが、このためには空気の排出経路を確保しなければ効率的に靴内を乾燥させることは困難であり、本技術にはその排出経路が設けられていない。また、特許文献1と同様にパイプから雨水が進入する恐れがあり、靴内部の相対的な温度を下げることが難しい。
更に特許文献3記載の技術は、外気を吸入するポンプと靴内部の空気を排出するポンプが二段重ね構造で靴底の踵部分に配置されているが、このポンプに接続されている2本の管の開放端が踵の外側面に設けられており、それらが踵側面に露出している。更にその開放端が近接配置されているため、一方の管から排出された空気を他方の管で吸入する可能性がある。また更に靴内の空気吸排口が近接配置されていることから、局所的な空気の対流に留まる可能性があり十分な換気が行えない場合があり得る。また、この構造では上段のポンプは押圧できても下段にかかる圧力が上段には劣るため個人の荷重によっては十分な排気が期待できない場合がある。
また、空気吸排出口が靴の踵側面、即ち地面に近い部分に配置されているため、雨天時には靴内に雨水を吸入する恐れがある。更に、路面付近の高温空気を吸入する場合もあり、却って靴内の温度が上昇させる可能性がある。また更に、中敷としての提供は想定されておらず、靴との一体型での提供のみとなり汎用性に欠ける。そして更に靴内部の相対的な温度を下げることは難しい。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、靴内部への雨水の浸入を防止すると共に外部からの高温空気の進入を抑制して、且つ靴内で発生した高温空気を相対的に低温に転換することで快適な靴内環境を保つ換気機能付き靴の中敷を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1記載の本発明は、歩行に伴う荷重変化により弾性変形する空気室と、空気室を経由して、靴内部の空気を靴外部へ排出する空気排出通路と、を靴の中敷内部に形成すると共に、空気排出通路の空気室を挟んだ両位置と空気排出通路の先端に、靴外部に空気を排出する方向にのみ開弁する逆流防止弁を介装させたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、歩行に伴い空気室に荷重が作用すると、空気室が弾性変形して容積が減少し、空気室内の圧力が上昇する。このため、空気室と靴外部との間に位置する逆流防止弁を開弁し、空気排出通路を通って靴外部へと排出される。そして、歩行に伴い空気室に荷重が作用しなくなると空気室が弾性復元して容積が増加し、空気室内の圧力が負圧となる。このため、靴内部の空気は、靴内部と空気室との間に位置する逆流防止弁を開弁し、空気室に吸引される。この時、靴内部は負圧となる。そのため、靴内部に靴入り口と足首などの隙間から靴外部の空気が吸入される。このように、歩行に伴う荷重変化により空気室の容積が増減すると、空気室が一種のポンプとして機能し、靴内部の空気が靴外部へと強制排出され、靴外部に靴外部の空気が流入してくることで、靴内部が強制的に換気される。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の本発明であって、歩行に伴う荷重変化により弾性変形する薄膜状の発電手段と、足裏に接するように靴の中敷表面に設けられる吸熱手段(吸熱板)と、空気排出通路の一部又は全部に設けられる放熱手段(放熱扱)と、吸熱手段と放熱手段の間に設けられるペルチェ効果利用素子と、靴内の温度を検知する温度検知手段(温度センサー)と、吸熱手段、放熱手段、ペルチェ効果利用素子および温度検知手段に発電手段により発生した起電力を分配給電すると共に駆動制御する制御手段(制御回路)とを備え、制御手段は、温度検出手段により検出された靴内の温度情報に基づいてペルチェ効果利用素子に対して一定電圧の電力供給を行い、ペルチェ効果利用素子の駆動により吸熱手段と放熱手段との間に生じた高温部と低温部の2極状態により、低温部で靴内を冷却すると共に、高温部で空気排出通路内を通過して排出される空気を冷却することを特徴とする。
本発明は、靴内部への雨水の浸入を防止すると共に外部からの高温空気の進入を抑制し、且つ靴内で発生した高温空気を相対的に低温に転換する換気機能付き靴を提供することができる。
以下、本発明に係る換気機能付き靴中敷を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る換気機能付き靴中敷1の構成図であり、図2はこの換気機能付き靴中敷1の縦断面図である。
図1および図2に示すように、本発明に係る換気機能付き靴の中敷1は、歩行に伴う荷重変化により弾性変形する空気室6と、この空気室6を経由して、靴内部の空気を靴外部へ排出する空気排出通路4A、4Bとを靴の中敷内部に形成すると共に、空気排出通路4A,4Bの空気室6を挟んだ両位置と空気排出通路4A,4Bの先端に、靴外部に空気を排出する方向にのみ開弁する逆流防止弁5A,5B,5Cを介装させたことを特徴とする。ここで空気室6とは弾性材料からなる例えばポンプなどであり、空気排出通路4A,4Bは例えば管状のチューブである。
本発明に係る換気機能付き靴の中敷1の具体的な構成は、足型を有する靴中敷用の基台2と、この基台2の踵部分に内蔵されるポンプ6と、この基台2の足指先部分に開口される複数個の通気口3と、この通気口3とポンプ6を連結する第1の空気排出通路4Aと、ポンプ6と靴外部を連結する第2の空気排出通路4Bを少なくとも備え、第1の空気排出通路4Aとポンプ6の連結部には第1の逆流防止弁5Aが設けられ、第2の空気排出通路4Bとポンプ6の連結部には第2の逆流防止弁5Bが設けられ、第2の空気排出通路4Bの開放端には第3の逆流防止弁5Cが設けられている。また基台2の中心部分(土踏まず部分)或いは基台全体には多孔質からなるシート7が配置されている。
ここで基台2のポンプ6上部はゴムやシリコンなどの弾性材料からなり、その他の基台2は基台2に含まれる構造が破壊されない程度の剛性を持ち、プラスチックなどの樹脂材料や固めのゴムやシリコンなどの弾性材料、発泡スチロールなどの有機材料、紙や布などの繊維質を押し固めた繊維材料や木材・金属などの変形を受けにくい材料などでも良い。
この基台2には2個の通気口3が開口されており、これら2つの通気口3とポンプ6は二股式の通気管4Aで接続されている。ポンプ6は歩行時に最も荷重がかかり、変位の大きな踵部分に配置されることが望ましい。
これら第1の空気排出通路4A、ポンプ6、及び第2の空気排出通路4Bは連通しており、第2の空気排出通路4Bの一部を除き、それ以外は全て基台2に内蔵されている。また基台2の上面(前面若しくは土踏まず付近)に配置されている多孔質材からなるシート7は、具体的には、袋状の布に細かく砕いた炭を入れてなるものである。
ところで、第3の逆流防止弁5Cは、空気を排出する時にのみ開弁するものであり、空気を排出する際には、第2の空気排出通路4Bからの空気圧により、弁を通過して第2の空気排出通路4Bの内部に雨水が流入してくることはない。また、図1では第2の空気排出通路4Bの開放端が上向きとなっているが、他の方向に向けても良い。
次に、図3〜図5を参照して本発明の第1の実施の形態に係る換気機能付き靴の靴中敷1の作用について説明する。図3は換気機能付き靴中敷1を靴に装着した場合の縦断面図である。図4は、本発明に係る換気機能付き靴中敷1のポンプ6内への吸気過程における具体的な弁動作図である。図5は、換気機能付き靴中敷1のポンプ6からの排気過程における具体的な弁動作図である。
まず図3に示すように、本発明の換気機能付き靴中敷1を靴に装着して歩行すると、歩行者の体重移動に伴う荷重によりポンプ6が押圧されて弾性変形し、再び押圧が開放されて弾性変形が戻るときに、第1の逆流防止弁5Aが開弁して靴内空気が通気管4Aを介してポンプ6に吸入される。(図4)その後、ポンプ6に導入された靴内空気は再度ポンプが押圧されると同時に第2の逆流防止弁5Bが開弁し通気管4Bを通過して逆流防止弁5Cから外に排出される。(図5)
図4及び図5に示した第1〜第3の逆流防止弁5A〜5Cは、薄いゴムやシリコンなどの弾性材料からなり、排気方向の圧力を受けると図4及び図5に示したように弾性変形し、空気の排気通路が開くが、吸気方向の圧力を受けると、細くなっている管を覆うような構造を有しているために空気の排気通路は開かない。第1及び第2の逆流防止弁5A及び5Bは、この形態以外でも排気の圧力がかかれば開き、吸気の圧力がかかれば閉じるような機能を持つ弁であれば良く、例えばポンプ6が押圧されると第1の逆流防止弁5Aが閉じ、第2の逆流防止弁5Bと第3の逆流防止弁5Cが開く。逆に、ポンプ6がポンプ6の弾性により復元膨張する時には第1の逆流防止弁5Aが開き、第2の逆流防止弁5Bと第3の逆流防止弁5Cが閉じるような機能を有する弁でも良い。
本発明によれば、ポンプ6は空気の排出だけの機能に限定することで、靴内部の空気を排出することに専念し、これにより靴入り口と足首の隙間などから自然に外気が流入することで靴内部全体の空気の循環が起き、靴内部の温度・湿度を下げることができる。また、ポンプ6を一つとすることで押す力を効率的にポンプに伝えることができるようになる。また、空気の排出口に第1〜第3の逆流防止弁5A〜5Cを設けることで、雨水の浸入を防ぐことができる。また、多孔質材料を練りこんだシート7を足裏部に設けることで、靴内の湿度が高い時に吸湿して靴内の空気を乾燥させ、逆に靴を脱いでいる間には湿度を放出するので、再び靴を履いた時には湿気効果が復元されて再度湿気を吸収することができるので、靴を履いている時には靴内の湿度を低く保つことができる。また、湿度と同時に臭いについても、同様の効果を奏するので、靴内からの悪臭の発生を軽減させることが出来る。
従って本実施形態の換気機能付き靴中敷1によれば、靴内部の空気を排出することで、靴内の高温・多湿な空気を排出することになり、靴内部の温度と湿度を下げ靴内を快適に保つことが出来る。また、多孔質材料により湿度を下げることで、足からの発汗による悪臭の発生を抑えることが出来ると共に、足を快適に保ち、足の疾病の予防にも効果を発揮する。また、臭いを吸収することで、靴内部からの悪臭の拡散を軽減することが出来る。
次に、図6及び図7を参照して、第2の実施の形態を説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴の中敷10の構成図である。図7は、本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴の中敷10の縦断面図である。
図6及び図7に示すように本発明の換気機能付き靴の中敷10は、第1の実施の形態の換気機能付き靴の中敷1と同様の構成を有しているが、基台2の平面方向に、歩行に伴う押圧により発電する発電手段と、この発電手段で発生した起電力の給電により駆動する靴内冷却手段を設けた点が異なる。また、発電手段9により発生した起電力を蓄電する充電池または大容量コンデンサーを設ける。更に、これら発電手段9、充電手段の駆動を制御する制御回路も設ける。
ここで発電手段9とは、例えば金属薄膜からなる圧電素子が挙げられる。この発電手段9は圧電素子に限定されるものではなく、例えば図10〜図14を用いて後述する下に記す発電機構又は光電池であってもよい。このように発電手段9を設けることで、靴内部の温度を電気的な効果によって下げることができる。尚、本実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能を有する部分には同符号を付し、その説明を省略する。
次に、図8を参照して制御回路の具体的な構成を説明する。図8は、換気機能付き靴の中敷10に内臓する制御回路のブロック図である。図8に示すように、発電手段9で発電した電気エネルギーが整流回路21に送られ、脈流を残して直流に変換された後、平滑回路22により、完全な直流になる。この上で得られた電気エネルギーを蓄電回路23に蓄電する。蓄電されたエネルギーはDC−DCコンバータ24により各素子に適切な電圧値に変換された後に、制御回路25や温度センサ26、ペルチェ効果利用素子11の電源として利用される。温度センサ26から得られた靴内の温度の情報を元に制御回路25がペルチェ効果利用素子11に出力する電気エネルギーを決定し、出力する。この素子によって低温部(吸熱板)12と高温部14の2極の状態を作ることができ、低温部(吸熱版)12が靴内を冷却し、高温部14は通気管4A内に配置した熱の良導体である放熱板13を介して、通気管4A内を通り排出される空気に冷却される。熱を吸収した空気は、ポンプ6を通って靴外に排出される。
ここで整流回路21とは、発電手段9より出力された電気エネルギーを交流から直流に変化する回路を指し、回路中には、ダイオードや抵抗器、コイル、コンデンサー、トランスなどが含まれ、例えば、ブリッジ回路などからなるものである。これら以外でも、交流の電気エネルギーを直流に変えるような回路であれば、他の形態を取っても良い。
平滑回路22においては、整流回路を通しても、まだなお残っている脈流と呼ばれるような交流成分を完全に直流に変換する回路を指し、コンデンサーや抵抗器、コイル等により構成されている物である。上記以外の構成でも、交流成分を完全に直流に変換するような回路であれば、他の形態をとっても構わない。
蓄電回路23とは、二次電池や大容量コンデンサーなどからなる回路であり、発電された電気エネルギーを蓄電することができる物であれば、他の形態を取っても良い。
DC−DCコンバータ24とは、後に制御回路25、ペルチェ効果利用素子11、温度センサ26等の電源にするために、これらが作動するための電圧に変換する回路である。
制御回路25とは、温度センサ26等により、靴内部の温度が上昇し、靴内部が不快に感じていることを検知すると、ペルチェ効果利用素子11に対して電力を供給するような仕組みを有しているものである。ペルチェ効果利用素子11は、この電力を以って靴内を冷却する。この靴内部の温度が上がるにつれて、ペルチェ効果利用素子11へ出力する電力も増やす。これを制御回路25中のマイクロコンピュータ等によって、予め入力したプログラムを元に制御する形態をとることにするものである。或いは、アナログ的な電子回路やデジタル的な素子を用いて論理演算を行い制御しても良い物とする。
温度センサ26とは、サーミスタなど、温度に依存して抵抗値が変化する物があるが、別の形態でも、温度に依存して電気的特性が変化する物であれば、他のものでも良い。
ペルチェ効果利用素子11とは、供給された電力を以って、高温部と低温部の2極を作り出すことができる物である。ここでは、この低温部12側を靴内に配置し、高温部14側を排気管4A内に露出させた放熱板13によって冷却させ、この熱を吸収した空気を靴外に排出する仕組みの一担を担っている。
ここで発電機構とは、ポンプに内蔵する物としているが、図10に示すように、第一の発電機構として、ポンプはゴムやシリコンなどの弾性体材料による物等で成り、この途中途中に、圧電素子9の皮膜をはさみこんだものとすることで、ポンプに押圧がかかった際に、挟み込まれた各圧電素子9が変形を受け、発電を行うことが出来る。このとき、圧電素子9の皮膜に弾性がある場合には、ポンプの材料は原形を保てるほどの剛性があれば弾性が無い物でも良い。この構造は、1枚のシート状のものを基台2に配置することに比べると、一度の押圧で、多層に配置された圧電素子9を変形させることが出来るので、発電効率が良い物となっている。
第二の発電機構として、図11を示す。弾性のあるスポンジなどの発泡体やスポンジ状の弾性体15を空気を遮断する弾性のあるビニールやゴム、シリコンなどのシート16で覆ったものを多数重ね、その間に圧電素子9を挿入した発電構造入りのポンプ6が挙げられる。
第三の発電機構として、ポンプ6上部と下部に相対する磁石を装備し、ポンプ側面を囲むように巻いたコイルを配置し、磁石がポンプにかかる押圧によりコイルに出入りすることで、発電する構造を持つ物でも良い。
また、第四の発電機構として、図12について説明する。図12はポンプ内に配置されている発電構造の概観図である。図12、13、14では、ポンプ内部のポンプ上部に結合している棒31とこの棒を取り囲むようにして、棒31の中腹部に配置されている円環32があり、円環32下部には磁石33が極性を交互にして配置されている。また、この円環の下側には、ポンプ6内下部に配置されているコイル34がある。また、図13、14、15に示すように、棒31の側面には角柱状の突起35が2つ以上結合している。また、円環32の内側で、棒31との間には図13、14、15に示すような三角柱状の突起36が付いている。この角柱状の突起35と三角柱状の突起36は角柱状の突起35が上下することで、三角柱状の突起36の上面或いは下面に衝突し、この力を避けるように三角柱状の突起36の付いた円環は回転する。すなわち、この三角柱状の突起36は一種のガイドのような働きをする。また、棒31下部とポンプ内下部とをバネ37が結合している。これにより、ポンプの弾性力の補助と、棒の位置がずれるのを防ぐ。
ここで、第四の発電機構について、棒31及び円環32、角柱状の突起35、三角柱状の突起36はプラスティックや木材などの有機材料や金属などの無機材料など剛性があり、力がかかってもあまり変形しない材料であればよい。さらに、角柱状の突起35及び三角柱状の突起36はこのような形でなくても、棒31が上下することで、円環32が同じ方向に或いは別な方向に回転する物であれば良い物とする。また、円環下部に配置された磁石33は、N極とS極が交互に下向きについており、個数に関しては1つ以上あればよいものとする。また、コイル37は垂直上向き方向の芯38に銅線など良導体の導線を巻いたものであり、この芯38は、鉄などの磁性をもつものであれば良いが、芯38は無くても良い。また、コイルはポンプ6内下部の円環の下の部分に環を作るように複数配置しても良い。更にここでは、磁石33を円環につけたが、逆にコイル37を円環に取り付け、磁石33をポンプ6内下部に交互に、全体として円を作るように配置しても良い。更にまた、今回の実施例では磁石は円環下部につけたが、コイルの中に磁束を通すようにすることが出来る配置であれば、上記以外の形態でも良い物とする。或いは、コイル37は電子回路の基板に印刷されるような平べったいものなど、コイルの働きをするものであれば何でも良い物とする。また、バネ37はこの形態以外にも、弾性のあるゴムやシリコンで出来た棒でも良い。この時、棒の太さが棒31よりも太くならないようにすれば良い。
次に、図12〜図15を参照して本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴の第四の発電機構の作用を示す。図13、14に示すように、ポンプ6に押圧がかかると、ポンプ6内部中心付近についている棒31とそれについている二つ以上の角柱状の突起35が押し下げられる。この時、この棒を取り囲むようにして配置された円環32の内側にある三角柱状の突起36に下向きの力がかかり、この力を避けようとして、三角柱状の突起36及び、これの付いた円環32が回転する。その後、今度は棒31下部についているバネ37及び、ポンプ6の弾性により、棒31及び角柱状の突起35が上に移動すると、再び同じように、円環32内部についている三角柱状の突起36に上向きの力がかかり、円環32は再び回転力を受ける。ここで、この三角柱状の突起36は上下方向に対称な形をしており、この形が角柱状の突起35のガイドとなるので、円環32は同じ方向に回転することになる。また、この円環32下部にはN極とS極を交互に並べた磁石33が付いており、円環32が回転するにつれて、ポンプ底部に並べられているコイル34に誘導起電力が発生する。この起電力は電気エネルギーとして、整流回路21に送られる。
ポンプ6に内蔵された発電機構を作動させて発電した電気エネルギーは、整流回路を解して、整流された後に、充電池または大容量コンデンサーに蓄えられる。その後DC−DCコンバータなど、制御回路が動作する電圧・電流に変換した後に、制御回路に送り、ここに内蔵されるマイコン等により、適当な電流・電圧値に制御され、ペルチェ効果利用素子に出力される。また、サーミスタなどの靴内の温度を計測するのに適切な温度範囲・感度の温度センサー等を用いて得られた靴内の温度に関する情報を制御回路に送り、ペルチェ効果利用素子への出力を調整しても良い。
本発明の構成によれば、従来は単に足裏に発電素子若しくは発電機構を配置して発電を行っていたので、一度の荷重変化による起電力の発生の効率が良いものではなかったが、本発明の換気機能付き中敷10によれば、その配置を工夫することで効率が大幅にあげることができた。またこの発電手段9を用いて、効率的に冷却、積極的に熱の発散を行うことで、電気的な冷却効果を高めることができる。
このような構成により、本発明の換気機能付き靴中敷10を靴に装着して歩行すると、歩行者の体重移動に伴う荷重により発電手段9で発電した電気的エネルギーを蓄電回路23内の二次電池または大容量コンデンサーに蓄え、この電気的エネルギーによって動作する制御回路25を用いてペルチェ効果利用素子11に電気的エネルギーを送ることで、ペルチェ効果利用素子11にできる低温部(吸熱版)12により靴内部を冷却することができる。一方で、対として発生する高温部14は、放熱板13を通じて空気排気経路4Aを通過して排気される空気によって熱を奪われ、靴外に排出される。この時、基台内部に温度センサ26を搭載することにより、靴内の温度環境に合わせてペルチェ効果利用素子11への電力供給量を調整することも出来る。以上を以って高温部14を積極的に冷却することで、ペルチェ効果利用素子による冷却効果は高まり、効率よく靴内を冷却することができる。
従って本実施形態の換気機能付き靴中敷10によれば、靴内部の空気を排出することで、靴内の高温・多湿な空気を排出することになり、靴内部の温度と湿度を下げ靴内を快適に保つことが出来る。また、多孔質材料により湿度を下げることで、足からの発汗による悪臭の発生を抑えることが出来ると共に、足を快適に保ち、足の疾病の予防にも効果を発揮する。また、臭いを吸収することで、靴内部からの悪臭の拡散を軽減することが出来る。
本発明に係る換気機能付き靴中敷の構成図である。 本発明に係る換気機能付き靴中敷の縦断面図である。 本発明に係る換気機能付き靴中敷を靴に装着した場合の縦断面図である。 本発明に係る換気機能付き靴のポンプ内への吸気過程における具体的な弁動作図である。 本発明に係る換気機能付き靴のポンプ内からの排気過程における具体的な弁動作図である。 本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴中敷の構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴中敷の縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴中敷の電気系統の動作ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴中敷のペルチェ効果利用素子の配置部における靴横断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴中敷の圧電素子を利用した第一の発電機構を内蔵するポンプの断面動作図の一例である。 本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴中敷の圧電素子を利用した第二の発電機構を内蔵するポンプの断面動作図の一例である。 本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴中敷の第四の発電機構を内蔵するポンプの概観図である。 本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴中敷の第四の発電機構を内蔵するポンプの断面動作図のポンプ6の膨張過程である。 本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴中敷の第四の発電機構を内蔵するポンプの断面動作図のポンプ6の収縮過程である。 本発明の第2の実施の形態に係る換気機能付き靴中敷の第四の発電機構の角柱状の突起35と三角柱状の突起36及び円環32との作用図である。
符号の説明
1、10 換気機能付き靴中敷
2 基台
3 通気口
4A、4B 空気排気経路
5A、5B、5C 第1〜第3逆流防止弁
6 空気室(ポンプ)
7 多孔質シート
8 蓄電手段(制御回路含む)
9 圧電素子
11 ペルチェ効果利用素子
12 吸熱版
13 放熱板
14 高温部
15 スポンジ状の弾性体
21 整流回路
22 平滑回路
23 蓄電回路
24 DC−DCコンバータ
25 制御回路
26 温度センサ
31 棒
32 円環
33 磁石
34 コイル
35 角柱状の突起
36 三角柱状の突起
37 バネ

Claims (2)

  1. 歩行に伴う荷重変化により弾性変形する空気室と、
    前記空気室を経由して、靴内部の空気を靴外部へ排出する空気排出通路と、
    を靴の中敷内部に形成すると共に、
    前記空気排出通路の空気室を挟んだ両位置と空気排出通路の先端に、靴外部に空気を排出する方向にのみ開弁する逆流防止弁を介装させたこと、
    を特徴とする換気機能付き靴の中敷。
  2. 歩行に伴う荷重変化により弾性変形する薄膜状の発電手段と、
    足裏に接するように靴の中敷表面に設けられる吸熱手段と、
    前記空気排出通路の一部又は全部に設けられる放熱手段と、
    該吸熱手段と該放熱手段の間に設けられるペルチェ効果利用素子と、
    靴内の温度を検知する温度検知手段と、
    該吸熱手段、該放熱手段、該ペルチェ効果利用素子および該温度検知手段に前記発電手段により発生した起電力を分配給電すると共に駆動制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記温度検出手段により検出された靴内の温度情報に基づいてペルチェ効果利用素子に対して一定電圧の電力供給を行い、該ペルチェ効果利用素子の駆動により吸熱手段と放熱手段との間に生じた高温部と低温部の2極状態により、該低温部で靴内を冷却すると共に、高温部で前記空気排出通路内を通過して排出される空気を冷却することを特徴とする請求項1記載の換気機能付き靴の中敷。
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