JP4979459B2 - 造花の作り方 - Google Patents

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Description

本発明は造花の作り方に関する。
従来の造花は紙や布に樹脂材を塗布して、アイロンゴテを用いて固まった樹脂を溶かすように柔らかくして葉や花弁形状に成型している。
このため、紙や布は伸びが悪く加工が大変で、より自然に近い形状に加工することが難しいとともに、無理に伸ばすとしわが出たり、折れたり、布目が現れたり、周囲がほつれたりするという欠点があった。
特開平6−146104
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、転写あるいは染められた植物柄を簡単に曲げたり伸ばしたりでき、より自然に近い形状の葉や花弁に、簡単な作業で誰でもが容易に成型することができる造花の作り方を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は柔軟性のある不織紙、不織布等の不織シート材に植物柄を印刷や転写、描いたり染めたり、あるいは押し花を貼り付けて描く等のいずれかで描く植物柄描き工程と、この植物柄描き工程後に植物柄が描かれた不織シート材に酢酸ビニールやアクリル等の透明液体樹脂を浸透させて乾燥させ、透明樹脂が浸透された柔軟性のある不織シート材を得る透明樹脂浸透工程と、前記植物柄描き工程後に不織シート材の植物柄の輪郭形状に切断あるいは前記透明樹脂浸透工程後に透明樹脂が浸透された不織シート材の植物柄の輪郭形状に切断して植物柄シートにする切断工程と、この切断工程と前記透明樹脂浸透工程を経て該切断工程で形成された植物柄シートを曲げて、立体的な葉や花弁に成型する成型工程とで造花の作り方を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)柔軟性のある不織紙、不織布等の不織シート材に植物柄を印刷や転写、描いたり染めたり、あるいは押し花を貼り付けて描く等のいずれかで描く植物柄描き工程と、この植物柄描き工程後に植物柄が描かれた不織シート材に酢酸ビニールやアクリル等の透明液体樹脂を浸透させて乾燥させ、透明樹脂が浸透された柔軟性のある不織シート材を得る透明樹脂浸透工程と、前記植物柄描き工程後に不織シート材の植物柄の輪郭形状に切断あるいは前記透明樹脂浸透工程後に透明樹脂が浸透された不織シート材の植物柄の輪郭形状に切断して植物柄シートにする切断工程と、この切断工程と前記透明樹脂浸透工程を経て該切断工程で形成された植物柄シートを曲げて、立体的な葉や花弁に成型する成型工程とからなるので、植物柄描き工程によって、作りたい造花の色や模様をリアルに表現することができる。
(2)前記(1)によって、柔軟性のある不織シート材を用いているので、簡単に曲げたり伸ばしたりすることができる。
(3)前記(1)によって、透明樹脂浸透工程によって、しわが出たり、折れたりすることなく、容易に曲げたり伸ばしたりする成型ができるとともに、損傷を効率よく防止することができる。
(4)前記(1)によって、リアルな自然に近い形状や色、模様の葉や花弁を成型することができる。
(5)前記(1)によって、不織シート材に透明液体樹脂を浸透させているので、完成した造花も、いつでも好きに表情を変える修正を行なうことができる。
(6)請求項2も前記(1)〜(5)と同様な効果が得られるとともに、表面と裏面を印刷や転写あるいは描いたり染めて描くので、よりリアルな植物柄を作ることができる。
(7)請求項3も前記(1)〜(5)と同様な効果が得られるとともに、植物柄を薄く、かつ転写や染められていない部分を透明に加工することができる。
(8)請求項4も前記(1)〜(5)と同様な効果が得られるとともに、成型後に透明液体樹脂をコーティングすることにより、丈夫な仕上がりになり、かつ転写や染められていない部分を透明に仕上げることができる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図5に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明の造花の作り方で、この造花の作り方1は柔軟性のある不織紙、不織布、フェルト等の不織シート材2に植物柄3を印刷や転写、描いたり染めたり、あるいは押し花を貼り付けて描く等のいずれかで描く植物柄描き工程4と、この植物柄描き工程4後に植物柄3が描かれた不織シート材2Aを酢酸ビニールやアクリル等の透明液体樹脂5に漬け込んだり、筆で塗って浸透させ、自然乾燥や乾燥機で乾燥させる透明樹脂浸透工程6と、この透明樹脂浸透工程6後に透明樹脂が浸透された不織シート材2Bの植物柄3の輪郭形状に切断して植物柄シート7にする切断工程8と、この切断工程8で形成された植物柄シート7を曲げて立体的な葉9や複数枚の植物柄シート7を組み合わせて花弁10形状に成型する成型工程11とで構成されている。
上記構成の造花の作り方1は、柔軟性のある不織紙、不織布等の不織シート材2に植物柄3を印刷や転写、描いたり染めたり、あるいは押し花を貼り付けて描く等のいずれかで印刷や転写、描いたり染めたり、あるいは押し花を貼り付けて描く等のいずれかで描く植物柄描き工程4を用いているので、自然に近い色や形状に柔軟性のある不織シート材2に描くことができ、植物柄が描かれた不織シート材2Aに透明液体樹脂5を浸透させる透明樹脂浸透工程6や切断工程8を用いることにより、十分な強度が得られるとともに、不織シート材部分は柔軟性を保って、曲げたり伸ばしたりできる植物柄シート7を得ることができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図6ないし図13に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図6および図7に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、不織シート材2の両面に一致するように植物柄3Aを転写あるいは染めて描く植物柄描き工程4Aを用いた点で、このような植物柄描き工程4Aを用いた造花の作り方1Aを行なっても、より自然に近い葉や花弁を形成することができる。
図8および図9に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、透明液体樹脂5が浸透された不織シート材2Bをアイロン等によって加熱、加圧して薄く加工した後、植物柄3の輪郭形状に切断する切断工程8Aを行なった点で、このような切断工程8Aを用いた造花の作り方1Bを行なっても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、加熱、加圧することにより、不織シート材2部分を薄く、かつ透明にできる。
図10および図11に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、切断工程8と成型工程11との間に植物柄シート7の裏面に植物柄3を転写あるいは染めて描く裏面植物柄描き工程12を行なった点で、このような裏面植物柄描き工程12を行なった造花の作り方1Cを行なっても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、より自然に近い造花を作ることができる。
図12および図13に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、立体的な葉9や花弁10に成型した後、酢酸ビニールやアクリル等の透明液体樹脂5をコーティングして乾燥させる成型工程11Aを用いた点で、このような成型工程11Aを用いて造花の作り方1Dを行なっても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、透明液体樹脂5のコーティングによって丈夫に仕上げることができるとともに、不織シート材2部分を透明にすることができる。
なお、植物柄描き工程4後に切断工程8を行なった後、透明樹脂浸透工程6、成型工程11を行って造花の作り方を行なってもよい。
本発明は造花を作る産業や造花の作り方を教える産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の工程図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の植物柄描き工程の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の透明樹脂浸透工程の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の切断工程の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の成型工程の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の工程図。 本発明を実施するための第2の形態の植物柄描き工程の説明図。 本発明を実施するための第3の形態の工程図。 本発明を実施するための第3の形態の切断工程の説明図。 本発明を実施するための第4の形態の工程図。 本発明を実施するための第4の形態の裏面植物柄描き工程の説明図。 本発明を実施するための第5の形態の工程図。 本発明を実施するための第5の形態の成型工程の説明図。
1、1A、1B、1C、1D:造花の作り方、
2:不織シート材、 3、3A:植物柄、
4、4A:植物柄描き工程、 5:透明液体樹脂、
6:透明樹脂浸透工程、 7:植物柄シート、
8、8A:切断工程、 9:葉、
10:花弁、 11、11A:成型工程、
12:裏面植物描き工程。

Claims (4)

  1. 柔軟性のある不織紙、不織布等の不織シート材に植物柄を印刷や転写、描いたり染めたり、あるいは押し花を貼り付けて描く等のいずれかで描く植物柄描き工程と、この植物柄描き工程後に植物柄が描かれた不織シート材に酢酸ビニールやアクリル等の透明液体樹脂を浸透させて乾燥させ、透明樹脂が浸透された柔軟性のある不織シート材を得る透明樹脂浸透工程と、前記植物柄描き工程後に不織シート材の植物柄の輪郭形状に切断あるいは前記透明樹脂浸透工程後に透明樹脂が浸透された不織シート材の植物柄の輪郭形状に切断して植物柄シートにする切断工程と、この切断工程と前記透明樹脂浸透工程を経て該切断工程で形成された植物柄シートを曲げて、立体的な葉や花弁に成型する成型工程とを含むことを特徴とする造花の作り方。
  2. 植物描き工程は不織シート材の両面に植物柄を印刷や転写あるいは描いたり染めて描くことを特徴とする請求項1記載の造花の作り方。
  3. 切断工程は透明樹脂が浸透された不織シート材を加熱加圧して薄く透明に加工した後、植物柄の輪郭形状に切断することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の造花の作り方。
  4. 成型工程は植物柄を曲げて立体的な葉や花弁に成型するとともに、成型後に酢酸ビニールやアクリル等の透明液体樹脂をコーティングして乾燥させることを特徴とする請求項1記載の造花の作り方。
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