JP4978804B2 - 車両用側突検出装置 - Google Patents
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Description
車両に搭載される側面ドアの外板と、
外板の車室内側に外板に対向して離隔配置される側面ドアの内板と、
内板と外板との間に位置し、側面ドアのドアガラスを固定し、上下に移動させるステーと、
を備え、
内板、および、内板のうち外板側の面に取り付けられる内側部材の何れか一方である被検出部材は、磁性体からなり、
さらに、被検出部材と外板との間であって被検出部材から離隔した状態で側面ドア内に配置され、磁界を発生させ、被検出部材との離間距離の変化にともない変化する磁束を検出するコイルを有する検出手段と、
検出手段の検出した磁束の変化に基づいて車両と物体とが衝突したことを判定する判定手段と、
を備える車両用側突検出装置において、
コイルは、ステーに配置または固定されていることを特徴とする。
車両用側突検出装置は、さらに、金属体または強磁性体からなり、ステーに取り付けられ、被検出部材の側の面にコイルが取り付けられる平面状シールド部材を備える。
第一実施形態の車両用側突検出装置について、図1〜図8を参照して説明する。
本変形態様の第一実施形態と異なる点は、衝突判定手段60が行う衝突判定方法である。その他の構成、動作などは第一実施形態と同様である。従って、相違点についてのみ述べる。
第二実施形態の第一実施形態と異なる点は、コイルのステーへの配置方法である。第一実施形態では、コイルを直接ステーに取り付けたが、本実施形態では、コイルは、シールド部材を介してステーに取り付けられる。その他の構成、動作などは第一実施形態と同様である。従って、相違点についてのみ述べる。
本実施形態の第一実施形態と異なる点は、内板12に被検出部材として、内側部材を取り付ける点である。その他の構成、動作などは第一実施形態と同様である。従って、相違点についてのみ述べる。
図10は、側面ドア1を車室内側から見た斜視図である。図11は、図10の側面ドア1のII―II水平断面図である。第一実施形態においては、内板12が貫通穴を有しない磁性体からなる平板状としたが、第三実施形態においては、内板112が、サービスホール112aなどの貫通穴を有している。このサービスホール112aは、側面ドア1の内部に配置するパワーウインド機構やスピーカなどの組み付けや調整用、および、ステー31に取り付けられるコイル2の組み付けや調整用に設けられている。
第三実施形態の変形態様として、内板12に貫通孔の有無に関わらず、内板12が例えば樹脂モジュールなどの非磁性体からなる場合にも、上記の内側部材110を内板12に取り付けることで、確実にコイル2のインダクタンスLsの変化を検出できる。内板12が樹脂モジュールの場合には、平面状コイル21と内板12との離間距離に応じて、平面状コイル21のインダクタンスLsが変化しない。このように内板12が非磁性体である場合には、コイル2がドアガラス30の開閉にともなって上下に移動する範囲全体にわたって磁性体の内側部材110を内板12のドアガラス30側に取り付ける。これにより、確実に側突検出ができる。
以上、本発明の車両用側突検出装置について説明した。しかしながら実施形態は上記形態に限定されるものではない。例えば、第1実施形態及び第2実施形態ではステーに配置するコイルを一個としているが車両前後方向に複数個のコイルを配置するものでもよい。複数のコイルを配置する場合は、コイル一個当たりの車両前後方向の幅を小さくすることができる。すなわち、コイルの断面積を小さくすることができるので、コイルの感度を向上させることができる。
11:外板、 12、112:内板、 112a:サービスホール、 13:補強部材
2:コイル、 21:平面状コイル、 22:フィルム
30:ドアガラス、 31:ステー、 32:ドアガラスレギュレータ
40:発振回路
50:検出回路
60:衝突判定手段
100:平面状シールド部材
110:内側部材
Claims (13)
- 車両に搭載される側面ドアの外板と、
前記外板の車室内側に前記外板に対向して離隔配置される前記側面ドアの内板と、
前記内板と前記外板との間に位置し、前記側面ドアのドアガラスを固定し、上下に移動させるステーと、
を備え、
前記内板、および、前記内板のうち前記外板側の面に取り付けられる内側部材の少なくとも何れか一方である被検出部材は、磁性体からなり、
さらに、前記被検出部材と前記外板との間であって前記被検出部材から離隔した状態で前記側面ドア内に配置され、磁界を発生させ、前記被検出部材との離間距離の変化にともない変化する磁束を検出するコイルを有する検出手段と、
前記検出手段の検出した磁束の変化に基づいて前記車両と物体とが衝突したことを判定する判定手段と、
を備える車両用側突検出装置において、
前記コイルは、前記ステーに配置または固定されていることを特徴とする車両用側突検出装置。 - 前記外板と前記内板との間であって前記内板に対して離隔配置され、前記外板の曲げ剛性より高い曲げ剛性を有する補強部材を有し、
前記ステーは、前記補強部材より前記内板側に位置している請求項1に記載の車両用側突検出装置。 - 前記コイルは、前記ステーの前記内板側の面に取り付けられる請求項1または請求項2に記載の車両用側突検出装置。
- 前記コイルは、平面状からなり、
前記車両用側突検出装置は、さらに、金属体または強磁性体からなり、前記ステーに取り付けられ、前記内板側の面に前記コイルが取り付けられる平面状シールド部材を備える請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用側突検出装置。 - 前記コイルと前記平面状シールド部材は一体成形されている請求項4に記載の車両用側突検出装置。
- 前記平面状シールド部材は、前記コイルの外形より大きく形成され、前記コイルがその外縁から飛び出さないように前記コイルが取り付けられる請求項4または5に記載の車両用側突検出装置。
- 前記内板は、貫通穴が形成され、
前記内側部材は、前記貫通穴を塞ぐように前記内板に取り付けられ、
前記被検出部材は、前記内板と、前記内側部材とである請求項1に記載の車両用側突検出装置。 - 前記内板は、樹脂モジュールからなり、
前記被検出部材は、前記内側部材である請求項1に記載の車両用側突検出装置。 - 前記被検出部材は、前記内板である請求項1に記載の車両用側突検出装置。
- 前記コイルは、平面状からなり、前記ステーより柔軟性が高く形成される請求項1〜9の何れか一項に記載の車両用側突検出装置。
- 前記判定手段は、前記磁束の量が第一閾値より小さくなった場合に前記車両と物体とが衝突したと判定する請求項1〜10の何れか一項に記載の車両用側突検出装置。
- 前記判定手段は、前記磁束の単位時間あたりの変化量の絶対値が第二閾値を超えた場合に前記車両と物体とが衝突したと判定する請求項1〜10の何れか一項に記載の車両用側突検出装置。
- 前記判定手段は、前記磁束の量が第一閾値より小さくなった場合または前記磁束の単位時間あたりの変化量の絶対値が第二閾値を超えた場合に前記車両と物体とが衝突したと判定する請求項1〜10の何れか一項に記載の車両用側突検出装置。
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