JP4977853B2 - 学習進捗管理装置、学習進捗管理プログラム、学習進捗管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、学習進捗管理方法 - Google Patents
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Description
具体的には、生徒のテスト等の結果をコンピュータが記憶し、指導者等がそのコンピュータのデータを参照しながら、その生徒の進捗状態を評価し、当該システムを利用して、その生徒に提供する学習プランに最適な問題を選択等することができる構成となっている。
また、従来のシステムでは、コンピュータは、生徒の点数等のデータを記憶し、その結果をディスプレイ等に提示するにとどまり、特定の単元等を、その生徒が理解し、修了したか否かの判断は、指導者等が行うため、指導者等の負担は依然として軽減されないという問題があった。
すなわち、学習者、例えば、生徒が数学の学習をする際に修了範囲問題情報である例えば、数学の問題を選択しようとすると、その数学の問題は、修了範囲情報、例えば、特定の単元「正と負の数の理解」という範囲内でまとめられている。
そして、この特定の単元の範囲でまとめられている数学の問題は、例えば、複数あり、それぞれ、問題理解情報である、1問の配点等が関連付けられている。また、前記構成では、この1問の配点だけでなく、問題経験情報である、例えば、1問解答する毎の経験値である点数等も、数学の問題と関連付けられている。
すなわち、学習者が修了範囲問題情報である、例えば上述の単元「正と負の数の理解」の数学の問題を選択して、問題を解き、解答情報を提供すると、この解答情報に基づいて、問題理解情報、例えば、正答に応じた配点が与えられると共に、問題経験情報としての点数も与えられる。
このように、前記構成では、解答結果に基づいて、その問題理解情報と問題経験情報という基礎評価情報が得られる。
前記構成では、単に学習者が特定の単元等の問題を多く正答したか否かだけではなく、その問題を経験した問題経験情報をも考慮するため、従来、指導者等が判断していた単元等の修了/未修了を代わりに精度良く自動的に判断することができるので、
指導者等の負担も軽減することができる学習進捗管理装置となっている。
したがって、前記構成のように、修了可否判断部が、基礎評価情報及び正答率情報に基づいて修了範囲問題情報に関する特定の修了範囲情報の修了の可否を判断すると、より、精度良く、学習者の理解度や修了度を判断することができる。
本発明の学習進捗管理装置は、修了範囲情報判断部を有するため、学習者が複数の修了範囲情報、例えば、単元「正と負の数の理解」と「方程式の理解」の問題である修了範囲問題情報を選択して解答したときに、その学習者が単元をまたがって選択していることを把握することができる。
また、本装置は、終了/未終了状況判断部を有するため、またがって選択している単元等の修了範囲情報の一部、例えば単元「正と負の数の理解」が修了したか未修了であるかを判断することができる。
このため、上述の修了範囲情報の一部である例えば、単元「正と負の数の理解」が未修了と判断された場合は、選択許可判断部が、学習者による当該修了範囲問題、例えば、「方程式の理解」の問題をそのまま解答させて良いか否かを判断することになる。
そして、選択許可判断部が、例えば「方程式の理解」の問題を学習者にそのまま解答させることを許可しない場合は、強制問題提供部が未修了の修了範囲問題情報である例えば、「正と負の数の理解」の問題を学習者に強制的に提供し、解答させる。
したがって、前記構成では、学習者の問題等の選択の自由を基本的に尊重(自主性を尊重)し、学習者に学習の楽しさを教えつつ、一方で、学習者に苦手な単元等をそのままにさせず、理解させ修了させることもできる。
このため、学習者が単元「正と負の数の理解」等の複数の修了範囲情報をまたいで複数回、問題等(修了範囲問題情報)を選択しても、所定の判断回数に達しなければ、その自主性は尊重され、問題等が強制されることがない。
したがって、学習者の学習の自主性と、未修了の単元の修了という相反する要求を均衡させつつ達成させることができる学習進捗管理装置となっている。
すなわち、上述のように、学習者が単独で自主的に自己の解きたい問題等を選択し、その結果として、当該学習者が単元等の修了範囲情報を理解し、修了したか否かを自動的に判断するだけでなく、学習者集団全体として、単元等を理解し、修了したか否かを自動的に判断することができる。
このため、個々の学習者は相互に協力して単元等を修了しようとするため、集団によりチーム活動による学習を進めることとなり、個々の学習者の学習進捗を促進させることができる。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
本実施の形態の学習管理装置10は、例えば、中学生である個々の生徒が操作等できる環境に置かれる。本実施の形態では、個々の学習管理装置10が単独で、すなわち、通信しない状態でも動作する場合を例に説明するが、本発明は、これに限らず、後で説明するように、学習管理装置10が有する通信装置と、図示しないインターネット網等を介してサーバに接続するように構成されてもよい。
このようにサーバに接続された場合は、個々の学習管理装置10をサーバで管理することができ、個々の生徒の学習の進捗をよりきめ細かく管理することができることになる。
また、バス11には、学習管理装置10の利用者である学習者、例えば生徒が提供される問題等の解答を入力する例えば、キーボード等の入力装置15、生徒に問題等を表示する表示部である例えば、ディスプレイ16、図示しない他のサーバ等と通信等を行うための通信装置17が接続されている。
CPU12は所定のプログラムの処理を行う他、バス11に接続されたROM14等を制御している。ROM14は、各種プログラムや各種情報等を格納している。
RAM13は、プログラム処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
また、図2では、各種プログラム格納部30及び各種データ格納部40と分けて示してあるが、実際に、このようにデータが分けて格納されているわけではなく、説明上の便宜のために分けて記載したものである。
以下、図6及び図7のフローチャートにしたがって学習管理装置10の動作等を説明しつつ、その関連で図3乃至図5の各種プログラム、各種データ等についても説明する。
先ず、自習を始めようとする生徒は、自己の学習管理装置10を起動させ、図6のST1に示すように、選択用問題をディスプレイ16に表示させる。
具体的には、図3の選択問題データ表示プログラム31が動作し、選択問題をディスプレイ16に表示させる。
この選択問題は、図4の選択用問題データ41であり、具体的には、図5に示すように問題は、領域毎に大きく分けられ、このように分けられた各領域はカテゴリー毎に、更に分けられている。そして、各カテゴリーには、難易度毎に問題が設定されている。
例えば、図5の領域(1)は「数と式」であり、この「数と式」は3つのカテゴリーを有している。つまり、(1−1)が「正と負の数の理解等」、(1−2)が「文字を用いて関係や法則を式に表現等」及び(1−3)が「方程式の理解」である。
このカテゴリーが、本実施の形態では、生徒が理解し修了させるべき単位となっている。
このため、このカテゴリーが学習者が学習を修了すべき修了範囲情報の一例となっている。
つまり、(1−1−1)の問題は、難易度が最も低いグループ、(1−1−2)の問題は、難易度が中程度のグループ、そして、(1−1−3)の問題は、難易度が最も高いグループとなっている。
したがって、このカテゴリー対応問題が、修了範囲問題情報の一例となっている。
この配点は、カテゴリー対応問題の難易度の相違に対応して異なる配点となっている。
このように、図5の理解の配点が問題理解情報の一例であり、知見の配点が問題経験情報の一例である。さらに、各種データ格納部40及び選択用問題データ41が、問題関連情報格納部の一例となっている。
このため、生徒は、自己が希望する問題のカテゴリー等を、自主的に選択することができるようになっている。
次に、ST4へ進み、A生徒が前回選択した問題のカテゴリー(カテゴリー対応問題)と今回選択した問題のカテゴリーが相違するか否かが判断される。具体的には、図3の前回選択問題カテゴリー対比プログラム32が動作し、前回、A生徒が選択した問題のカテゴリーと今回選択したカテゴリーが同一か否かが判断される。
このカテゴリーは図5で示す「カテゴリー」である。
この工程は、図6のST12乃至ST15であり、その内容は、後述する。
ST5で終了したと判断された場合は、ST6へ進む。ST6では、図3の解答データ生成・登録プログラム33が動作し、A生徒が入力した解答データを処理する。つまり、A生徒の解答データと図示しない選択用問題データの正答データを比較して、解答した問題の正答数や誤答数を把握し、その結果を図4の生徒別データ42の結果の欄に格納する。
このST5で、A生徒が選択したカテゴリー対応問題(1−1−1)の3問について、何問正解し、何問間違ったかが分かることになる。
この図4の正答別データの結果欄に入力される解答データが解答情報の一例となっている。
具体的には、図4の生徒別データ42の結果データが例えば、3問中3問が正解の場合、問題が図5の(1−1−1)であるから、その知見及び理解の配点データ(1問について2点)を参照して、演算すると、知見が「6点」、理解が「6点」となる。この知見及び理解の点数は、それぞれ図4の生徒別データ42の得点欄に記憶されると共に、これらの合算点である「12点」も演算され、生徒別データ42の「計」の欄に記憶される。
このように、ST7で、今回、A生徒が選択し解答した問題について、その正答の点数である理解の点数と問題を経験した点数である知見の点数が判明することになる。
そこで、次のステップ以降で、当該カテゴリーの学習が修了したか否かを本実施の形態の学習管理装置10が自ら判断することになる。このような判断は従来、指導者が判断していたことであり、装置が自動的に判断することは困難と思われていたため、極めて画期的な工程となっている。
また、ST7までで、本実施の形態では、従来のような、単なる理解度だけでなく、問題を何問経験したという知見度も点数化して評価している点で従来とは異なる。このため、各問題を解く毎の、当該カテゴリーの学習の進展の度合いを、指導者の判断なく精度よく把握することができる。
前回までの最新累計得点が例えば、「36点」の場合は、上述の例の「12点」が足され、最新累計得点が「48点」となる。
また、ST8では、最新累計得点等演算プログラム35が動作して、図4の生徒別データ42の累計問題数(同一カテゴリーにおいて過去に選択した問題の数を正答と誤答に分けて累積したもの)に今回の解答問題数を加える。
前回までの累積問題数が例えば、3問(正答数3問)の場合は、上述の今回の解答問題数である「3問」を足して、累積問題数は正答と誤答を併せて「6問(正答数6問)」となる。
具体的には、上述の例では、累計問題数が「6問」であり、累計の正答数が「6問」であるから、正答率は「100%」となる。
このST7で、図5の同一カテゴリーにおける今までのA生徒の解答の正答率が求められることになる。つまり、同一カテゴリーにおける、今までのA生徒の理解の程度をこの正答率で把握することができる。
なお、この正答別データ42の正答率データが、正答率情報の一例であり、正答率演算プログラム36が、正答率情報生成部の一例となっている。
具体的には、図3の評価点演算プログラム37が動作し、図4の生徒別データ42の最新累計得点データ(上述の例では「48点」)と正答率データ(上述の例では「100%」)から評価点を求める。つまり、この例では、「48点」×「100%」で、評価点は「48点」となり、図4の生徒別データ42の評価点の欄に記憶される。
図3の判定プログラム38が動作し、図4の生徒別データ42の評価点データ(上述の例では「48点」)と図4の判定用データ43を参照して、当該評価点で当該カテゴリーの学習を修了したと判定して良いか否かが判断される。
図4の判定用データ43には、例えば、40点未満が不合格、40点以上60点未満が合格、60点以上が修了とのデータが格納されている。
このため、上述の例では、評価点が「48点」であるため、合格であるが、未修了との判断が下され、その結果が図4の生徒別データ42の「判定」に記憶される。
また、学習のカテゴリーの修了/未修了の判断は、問題を正答した点数や正答率だけでなく、問題を解答した経験値である知見も点数化して考慮するので、判定結果は、より信頼性の高いデータとなっている。
しかし、上述したように、問題の選択を学習者に委ねることは、学習者の自主性や積極性を育てる点で好ましいが、一方で、学習者を選択する問題が偏り、未修了のまま選択されないカテゴリーの問題が残ってしまうという課題が生じる。
そこで、本実施の形態では、学習者の自主性や積極性を損なわない範囲で、未修了のカテゴリーの問題も学習者に強制的に解答させ、未修了のカテゴリーが残らない工程も備えている。
具体的には、図6のST4、ST12乃至ST15が、その工程となっているため、以下説明する。
このように、A生徒が選択するカテゴリーが変わるときは、前回選択したカテゴリーが修了した場合、または、前回選択したカテゴリーに行き詰まり他のカテゴリーに逃避する場合が考えられる。そこで、次の工程でこの点について判断する。
なお、前回選択問題カテゴリー対比プログラム32は、修了範囲情報判断部の一例となっている。
具体的には、上述の例の場合は、前回選択したカテゴリーは図5の(1−1)「正と負の数の理解等」であったため、同プログラム39が、図4の生徒別データ42を参照し、A生徒のカテゴリー(1−1)の判定欄に「修了」の記録があるか否かを判断する。
この参照の結果、判定欄に「修了」と記録されている場合は、A生徒がカテゴリーを変更したのは、他のカテゴリーに逃避する場合ではないから、図6のST5へ進み、A生徒の選択に従った問題の提供が行われる。
一方、ST12で「修了」と記録されていない場合は、A生徒が他のカテゴリーに逃避した可能性があるので、ST13へ進む。
前回選択問題カテゴリー修了判断プログラム39は、修了/未修了状況判断部の一例となっている。
具体的には、ST13乃至ST15に記載のとおりである。
ST13では、ST12で、前回選択問題カテゴリーと今回選択問題のカテゴリーが相違すると、図3の強制選択カウンタ加算プログラム131が動作し、図4の強制選択カウントデータ44のカテゴリー(1−1)のカウンタに「1」を足す。
すなわち、カウンタが「3」未満の場合は、A生徒の問題選択の自主性を重視し、前回のカテゴリーが未修了のまま、他のカテゴリーの問題を解答することを認める構成となっている。この場合は、A生徒の選択どおりの問題が提供される。
なお、強制選択カウンタデータ44は、判断回数記憶部の一例であり、強制選択カウンタ判断プログラム132は、選択許可判断部も一例となっている。
この場合は、チームの各学習者が、それぞれ学習管理装置10を操作し、特定の単元等の問題を解き、その結果がチーム全体として評価され、チームとしての単元等の問題の修了が判断されることなる。
このため、 このため、個々の学習者は相互に協力して単元等を修了しようとするため、集団によりチーム活動による学習を進めることとなり、個々の学習者の学習進捗を促進させることができる。
コンピュータに上述の動作例を実行させるための学習進捗管理プログラム等とすることができる。
また、このような学習進捗管理プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等とすることもできる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されない。
Claims (7)
- 学習者が学習を修了すべき修了範囲情報に関する問題情報である修了範囲問題情報と、
前記問題情報の理解情報である問題理解情報と、
前記問題情報の経験情報である問題経験情報と、を相互に関連付けて格納する問題関連情報格納部と、
学習者が選択した前記修了範囲問題情報に関する解答情報、前記問題理解情報及び前記問題経験情報に基づいて、前記修了範囲情報における基礎的な評価情報である基礎評価情報を生成する基礎評価情報生成部と、
前記基礎評価情報に基づいて前記修了範囲問題情報に関する特定の前記修了範囲情報の学習の修了又は未修了を判断する修了/未修了判断部と、を有し、
学習者が選択した複数の前記修了範囲問題情報の属する前記修了範囲情報が相違するか否かを判断する修了範囲情報判断部と、
前記修了範囲情報判断部で前記修了範囲情報が相違すると判断されたとき、一部の前記修了範囲情報について学習の修了/未修了状況を判断する修了/未修了状況判断部と、
前記修了/未修了状況判断部で、前記一部の前記修了範囲情報が未修了と判断されたときに、学習者の前記修了範囲問題情報の選択を許可するか否かを判断する選択許可判断部と、
前記選択許可判断部で、学習者の前記修了範囲問題情報の選択が不許可とされたとき、前記未修了と判断された前記一部の前記修了範囲情報の前記修了範囲問題情報を強制的に学習者に提供する強制問題提供部と、を有することを特徴とする学習進捗管理装置。 - 前記解答情報に基づき、前記特定の前記修了範囲情報における正答率情報を生成する正答率情報生成部を有し、
前記基礎評価情報及び前記正答率情報に基づいて前記修了範囲問題情報に関する特定の前記修了範囲情報の修了の可否を判断する修了可否判断部を有することを特徴とする請求項1に記載の学習進捗管理装置。 - 前記修了/未修了状況判断部が前記一部の前記修了範囲情報を未修了と判断したときに、その判断回数を記憶するための判断回数記憶部を有し、
前記選択許可判断部は、前記判断回数に基づいて判断することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の学習進捗管理装置。 - 前記学習進捗管理装置は、複数の学習者よりなる学習者集団が相互に協力して学習を進捗させる集団協力学習を実施するために前記学習者毎に使用されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の学習進捗管理装置。
- コンピュータに、学習者が学習を修了すべき修了範囲情報に関する問題情報である修了範囲問題情報と、
前記問題情報の理解情報である問題理解情報と、
前記問題情報の経験情報である問題経験情報と、を相互に関連付けて格納する問題関連情報格納部と、
学習者が選択した前記修了範囲問題情報に関する解答情報、前記問題理解情報及び前記問題経験情報に基づいて、前記修了範囲情報における基礎的な評価情報である基礎評価情報を生成する基礎評価情報生成部と、
前記基礎評価情報に基づいて前記修了範囲問題情報に関する特定の前記修了範囲情報の学習の修了又は未修了を判断する修了/未修了判断部と、
学習者が選択した複数の前記修了範囲問題情報の属する前記修了範囲情報が相違するか否かを判断する修了範囲情報判断部と、
前記修了範囲情報判断部で前記修了範囲情報が相違すると判断されたとき、一部の前記修了範囲情報について学習の修了/未修了状況を判断する修了/未修了状況判断部と、
前記修了/未修了状況判断部で、前記一部の前記修了範囲情報が未修了と判断されたときに、学習者の前記修了範囲問題情報の選択を許可するか否かを判断する選択許可判断部と、
前記選択許可判断部で、学習者の前記修了範囲問題情報の選択が不許可とされたとき、前記未修了と判断された前記一部の前記修了範囲情報の前記修了範囲問題情報を強制的に学習者に提供する強制問題提供部と、を実現させるための学習進捗管理プログラム。 - コンピュータに、学習者が学習を修了すべき修了範囲情報に関する問題情報である修了範囲問題情報と、
前記問題情報の理解情報である問題理解情報と、
前記問題情報の経験情報である問題経験情報と、を相互に関連付けて格納する問題関連情報格納部と、
学習者が選択した前記修了範囲問題情報に関する解答情報、前記問題理解情報及び前記問題経験情報に基づいて、前記修了範囲情報における基礎的な評価情報である基礎評価情報を生成する基礎評価情報生成部と、
前記基礎評価情報に基づいて前記修了範囲問題情報に関する特定の前記修了範囲情報の学習の修了又は未修了を判断する修了/未修了判断部と、
学習者が選択した複数の前記修了範囲問題情報の属する前記修了範囲情報が相違するか否かを判断する修了範囲情報判断部と、
前記修了範囲情報判断部で前記修了範囲情報が相違すると判断されたとき、一部の前記修了範囲情報について学習の修了/未修了状況を判断する修了/未修了状況判断部と、
前記修了/未修了状況判断部で、前記一部の前記修了範囲情報が未修了と判断されたときに、学習者の前記修了範囲問題情報の選択を許可するか否かを判断する選択許可判断部と、
前記選択許可判断部で、学習者の前記修了範囲問題情報の選択が不許可とされたとき、前記未修了と判断された前記一部の前記修了範囲情報の前記修了範囲問題情報を強制的に学習者に提供する強制問題提供部と、を実現させるための学習進捗管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 学習者が学習を修了すべき修了範囲情報に関する問題情報である修了範囲問題情報と、
前記問題情報の理解情報である問題理解情報と、
前記問題情報の経験情報である問題経験情報と、を相互に関連付けて格納する問題関連情報格納部を有し、
基礎評価情報生成部は、学習者が選択した前記修了範囲問題情報に関する解答情報、前記問題理解情報及び前記問題経験情報に基づいて、前記修了範囲情報における基礎的な評価情報である基礎評価情報を生成し、
修了/未修了判断部が、前記基礎評価情報に基づいて前記修了範囲問題情報に関する特定の前記修了範囲情報の学習の修了又は未修了を判断し、
修了範囲情報判断部は、学習者が選択した複数の前記修了範囲問題情報の属する前記修了範囲情報が相違するか否かを判断し、
判断する修了/未修了状況判断部は、前記修了範囲情報判断部で前記修了範囲情報が相違すると判断されたとき、一部の前記修了範囲情報について学習の修了/未修了状況を判断し、
選択許可判断部は、前記修了/未修了状況判断部で、前記一部の前記修了範囲情報が未修了と判断されたときに、学習者の前記修了範囲問題情報の選択を許可するか否かを判断し、
強制問題提供部は、前記選択許可判断部で、学習者の前記修了範囲問題情報の選択が不許可とされたとき、前記未修了と判断された前記一部の前記修了範囲情報の前記修了範囲問題情報を強制的に学習者に提供することを特徴とする学習進捗管理方法。
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