JP4977047B2 - ビューファインダ表示回路及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、放送局のスタジオなどで使用するテレビカメラの光学レンズを手動で回転することによって焦点調整を行うときに、テレビカメラのビューファインダに映像信号を表示するビューファインダ表示回路及び方法に関する。
放送局のスタジオでは、放送用テレビカメラの光学レンズがカメラマンによって操作されることによって、鮮明な放送用映像が送出される。放送用テレビカメラは、Rチャンネル用、Gチャンネル用及びBチャンネル用の3種類の固体撮像素子(CCD:Charge Coupled Device)を有し、これら3種類の固体撮像素子によって得られた撮像信号に基づいて輪郭補正信号を作成し、作成された輪郭補正信号(DTL:Detail)を撮像信号に付加して送出する。
従来、放送用テレビカメラを操作するカメラマンが映像信号をビューファインダに映し、ビューファインダに映し出された映像信号を見ながら焦点調整及びその他の調整動作を行うために、ビューファインダ表示回路が提案されている(例えば、特許文献1)。ビューファインダに映し出される映像信号は、一般的に輪郭補正された映像信号、すなわち、作成された輪郭補正信号が付加された撮像信号である。
図8は、従来のビューファインダ表示回路のブロック図である。このビューファインダ表示回路は、CCD部801と、カメラ信号処理部802と、ピーキング処理部803と、増幅器804と、混合器805と、ビューファインダ(VF:View Finder)806と、レンズ制御部807とを具える。
CCD部801は、Rチャネル用、Gチャネル用及びBチャネル用の3種類の固体撮像素子を有する。カメラ処理部802は、CCD部801の出力から映像信号を作成し、作成した映像信号をカメラ出力信号として出力する。また、カメラ処理部802は、CCD部801からの出力に基づいて輪郭補正信号DTLも作成する。
ピーキング処理部803は、入力された映像信号のピーキング処理を行う。増幅器804は、入力された輪郭補正信号DTLを所定レベルに増幅する。混合器805は、ピーキング処理が行われた映像信号及び増幅された輪郭補正信号DTLを混合する。VF806は、混合された映像信号を表示する。すなわち、輪郭補正された映像信号がVF806に表示される。
カメラマンは、ピーキング処理部803のボリューム及び増幅部804のボリュームによりレベルを調整し、VF806に表示される輪郭を強調した映像を見て焦点(フォーカス)を合わせやすくするために、レンズ制御部807による焦点(フォーカス)調整を行う。なお、VF806の焦点調整部分は、一般的に画面の見やすい部分となる画面の中心となる。
特開2002−185821号公報
既に説明したように、カメラマンは、ピーキング処理部803のレベル及び増幅部804のレベルを調整しながら、フォーカスの合わせやすい映像をVF806に表示している。ピーキング処理部803のレベルは、アナログ的に水平方向成分だけで処理しているので、急峻なフィルタ処理を行うことができず、ピーキング処理部803のレベルを上げすぎると、DTLだけでなく強調しなくてもいい信号(例えば、ノイズ)まで強調してしまうことがあり、かえって見にくい映像となってしまう。
ピーキング処理部803は、映像信号と輪郭信号のコントラスト差が出るように輪郭信号を見やすくするものであり、輪郭補正信号DTLの増幅部804のレベル調整だけでは輪郭補正信号DTLのみを強調することができない。すなわち、ピーキング処理部803のレベル調整とバランスを取りながら輪郭補正信号DTLのレベル調整を行い、輪郭補正信号DTLのみを強調するように調整するには、かなりの熟練が必要となる。
本発明の目的は、テレビカメラの焦点合わせにおいて、焦点合わせを行いやすい映像信号を提供し、焦点合わせを簡単に行うことができるビューファインダ表示回路及び方法を提供することである。
請求項1によるビューファインダ表示回路は、
テレビカメラの光学レンズの焦点調整を行うために映像信号が映し出されるビューファインダと、
前記光学レンズを通じて入力された光学信号から映像信号及び輪郭補正信号を作成する映像信号及び輪郭補正信号作成手段と、
前記ビューファインダの画面中にフォーカスエリアを設定するフォーカスエリア設定手段と、
前記光学レンズの焦点調整時には、前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号の前記フォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号の前記フォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号と輪郭補正信号との混合信号を作成する混合信号作成手段と、
前記混合信号から輝度信号を作成する輝度信号作成手段と、
前記光学レンズの焦点調整時には、前記輝度信号が前記ビューファインダに供給されるように制御する制御手段とを具えることを特徴とする。
請求項2によるビューファインダ表示回路は、
前記混合信号作成手段が、
前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号を減衰する減衰器と、
前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号が入力される第1入力部及び前記減衰器によって減衰された映像信号が入力される第2入力部を有し、前記光学レンズの焦点調整時であるとともに被写体が前記フォーカスエリア内にあるときには前記減衰器によって減衰された映像信号を出力し、前記光学レンズの焦点調整時でない又は被写体が前記フォーカスエリア外にあるときには前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号を出力するように切換を行う第1切換器と、
前記第1切換器の出力と前記輪郭補正信号とを混合する混合器と、
前記第1切換器の出力が入力される第1入力部及び前記混合器の出力が入力される第2入力部を有し、前記光学レンズの焦点調整時には前記混合器の出力を出力し、前記光学レンズの焦点調整時でないときには前記第1切換器の出力を出力するように切換を行う第2切換器とを有することを特徴とする。
請求項3によるビューファインダ表示回路は、
前記映像信号がデジタル映像信号であり、前記減衰器をシフトレジスタとしたことを特徴とする。
請求項4によるビューファインダ表示回路は、
前記光学レンズの焦点調整時を、前記光学レンズのフォーカスリングの回転時又は前記テレビカメラの操作項目による焦点調整選択時としたことを特徴とする。
請求項5によるビューファインダ表示回路は、
前記フォーカスエリアが、前記ビューファインダの画面の中心を基準として画面全体まで可変であることを特徴とする。
請求項6によるビューファインダ表示回路は、
テレビカメラの光学レンズの焦点調整を行うために映像信号が映し出されるビューファインダと、
前記光学レンズを通じて入力された光学信号から映像信号及び輪郭補正信号を作成する映像信号及び輪郭補正信号作成手段と、
前記ビューファインダの画面中にフォーカスエリアを設定するフォーカスエリア設定手段と、
前記映像信号から輝度信号を作成する輝度信号作成手段と、
前記光学レンズの焦点調整時には、前記輝度信号の前記フォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、前記輝度信号の前記フォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、前記輝度信号と前記輪郭補正信号との混合信号を作成する混合信号作成手段と、
前記光学レンズの焦点調整時には、前記混合信号が前記ビューファインダに供給されるように制御する制御手段とを具えることを特徴とする。
請求項7によるビューファインダ表示回路は、
前記混合信号作成手段が、
前記輝度信号作成手段によって作成された輝度信号を減衰する減衰器と、
前記輝度信号作成手段によって作成された輝度信号が入力される第1入力部及び前記減衰器によって減衰された輝度信号が入力される第2入力部を有し、前記光学レンズの焦点調整時であるとともに被写体が前記フォーカスエリア内にあるときには前記減衰器によって減衰された輝度信号を出力し、前記光学レンズの焦点調整時でない又は被写体が前記フォーカスエリア外にあるときには前記輝度信号作成手段によって作成された輝度信号を出力するように切換を行う第1切換器と、
前記第1切換器の出力と前記輪郭補正信号とを混合する混合器と、
前記第1切換器の出力が入力される第1入力部及び前記混合器の出力が入力される第2入力部を有し、前記光学レンズの焦点調整時には前記混合器の出力を出力し、前記光学レンズの焦点調整時でないときには前記第1切換器の出力を出力するように切換を行う第2切換器とを有することを特徴とする。
請求項8によるビューファインダ表示回路は、
前記映像信号がデジタル映像信号であり、前記減衰器をシフトレジスタとしたことを特徴とする。
請求項9によるビューファインダ表示回路は、
前記光学レンズの焦点調整時を、前記光学レンズのフォーカスリングの回転時又は前記テレビカメラの操作項目による焦点調整選択時としたことを特徴とする。
請求項10によるビューファインダ表示回路は、
前記フォーカスエリアが、前記ビューファインダの画面の中心を基準として画面全体まで可変であることを特徴とする。
請求項11によるビューファインダ表示方法は、
テレビカメラの光学レンズを通じて入力された光学信号から映像信号及び輪郭補正信号を作成する映像信号及び輪郭補正信号作成ステップと、
光学レンズの焦点調整を行うために映像信号が映し出されるビューファインダの画面中にフォーカスエリアを設定するフォーカスエリア設定ステップと、
前記光学レンズの焦点調整時には、前記映像信号及び輪郭補正信号作成ステップで作成された映像信号の前記フォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、前記映像信号及び輪郭補正信号作成ステップで作成された映像信号の前記フォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、前記映像信号及び輪郭補正信号作成ステップで作成された映像信号と輪郭補正信号との混合信号を作成する混合信号作成ステップと、
前記混合信号から輝度信号を作成する輝度信号作成ステップと、
前記光学レンズの焦点調整時には、前記輝度信号が前記ビューファインダに供給されるように制御する制御ステップとを具えることを特徴とする。
請求項12によるビューファインダ表示方法は、
テレビカメラの光学レンズを通じて入力された光学信号から映像信号及び輪郭補正信号を生成する映像信号及び輪郭補正信号生成ステップと、
光学レンズの焦点調整を行うために映像信号が映し出されるビューファインダの画面中にフォーカスエリアを設定するフォーカスエリア設定ステップと、
前記映像信号から輝度信号を作成する輝度信号作成ステップと、
前記光学レンズの焦点調整時には、前記輝度信号の前記フォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、前記輝度信号の前記フォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、前記映像信号と前記輪郭補正信号との混合信号を作成する混合信号作成ステップと、
前記光学レンズの焦点調整時には、前記輝度信号が前記ビューファインダに供給されるように制御する制御ステップとを具えることを特徴とする。
請求項1によるビューファインダ表示回路によれば、光学レンズの焦点調整時、すなわち、テレビカメラの光学レンズを手動で回転し、テレビカメラのビィーファインダの出力映像信号を見ながら焦点調整を行うときには、映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号のフォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号のフォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号と輪郭補正信号との混合信号を作成する。その後、混合信号から輝度信号が作成され、作成された輝度信号は、光学レンズの焦点調整時にビューファインダに供給される。このようにフォーカスエリア内のみ信号レベルが低減された輝度信号が得られるので、テレビカメラの焦点合わせにおいて、焦点合わせを行いやすい輝度信号を提供し、焦点合わせを簡単に行うことができる。また、焦点調整時に輝度信号が供給されるので、ビューファインダに表示される画像が白黒画像となり、階調がわかりやすくなり、かつ、輪郭部分もわかりやすくなるので、焦点が合わせやすい画像を得ることができる。
請求項2によるビューファインダ表示回路によれば、光学レンズの焦点調整時には混合器の出力を出力するので、輪郭補正信号が鮮明な映像信号でビューファインダの表示が行われるので、焦点合わせが行いやすくなり、より鮮明な画像が得られる効果を有する。また、光学レンズの焦点調整時でないときには、輪郭補正信号が付加されない映像信号が表示されるので、映像信号が更に見やすくなる効果を有する。
請求項3によるビューファインダ表示回路によれば、映像信号をシフトレジスタにより右シフトすることにより映像信号を50%減衰させることができ、フォーカスエリアがより鮮明になる。また、デジタル映像信号の場合には1ビットシフトで対応できるので、回路を簡素化することができる。
請求項4によるビューファインダ表示回路によれば、光学レンズの焦点調整時を、光学レンズのフォーカスリングの回転時とすることによって、光学レンズの焦点動作に追随した調整用映像を得ることができる。また、光学レンズの焦点調整時を、テレビカメラの操作項目による焦点調整選択時とすることによって、光学レンズの焦点調整が光学レンズのフォーカスリングの回転に対応しない場合でも、光学レンズの焦点調整が有用になる。
請求項5によるビューファインダ表示回路によれば、フォーカスエリアが、ビューファインダの画面の中心を基準として画面全体まで可変であるので、被写体の最適な位置で焦点を合わせることが可能となり、焦点の合った鮮明な画像を得ることができる。
請求項6によるビューファインダ表示回路によれば、光学レンズの焦点調整時には、輝度信号のフォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、輝度信号のフォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、輝度信号と輪郭補正信号との混合信号を作成する。混合信号は、光学レンズの焦点調整時にビューファインダに供給される。このようにフォーカスエリア内のみ信号レベルが低減された輝度信号が得られるので、テレビカメラの焦点合わせにおいて、焦点合わせを行いやすい輝度信号を提供し、焦点合わせを簡単に行うことができる。また、焦点調整時に輝度信号が供給されるので、ビューファインダに表示される画像が白黒画像となり、階調がわかりやすくなり、かつ、輪郭部分もわかりやすくなるので、焦点が合わせやすい画像を得ることができる。
請求項7によるビューファインダ表示回路によれば、光学レンズの焦点調整時には混合器の出力を出力するので、輪郭補正信号が鮮明な輝度信号でビューファインダの表示が行われるので、焦点合わせが行いやすくなり、より鮮明な画像が得られる効果を有する。また、光学レンズの焦点調整時でないときには、輪郭補正信号が付加されない輝度信号が表示されるので、輝度信号が更に見やすくなる効果を有する。
請求項8によるビューファインダ表示回路によれば、映像信号をシフトレジスタにより右シフトすることにより映像信号を50%減衰させることができ、フォーカスエリアがより鮮明になる。また、デジタル映像信号の場合には1ビットシフトで対応できるので、回路を簡素化することができる。
請求項9によるビューファインダ表示回路によれば、光学レンズの焦点調整時を、光学レンズのフォーカスリングの回転時とすることによって、光学レンズの焦点動作に追随した調整用映像を得ることができる。また、光学レンズの焦点調整時を、テレビカメラの操作項目による焦点調整選択時とすることによって、光学レンズの焦点調整が光学レンズのフォーカスリングの回転に対応しない場合でも、光学レンズの焦点調整が有用になる。
請求項10によるビューファインダ表示回路によれば、フォーカスエリアが、ビューファインダの画面の中心を基準として画面全体まで可変であるので、被写体の最適な位置で焦点を合わせることが可能となり、焦点の合った鮮明な画像を得ることができる。
請求項11によるビューファインダ表示方法によれば、光学レンズの焦点調整時、すなわち、テレビカメラの光学レンズを手動で回転し、テレビカメラのビィーファインダの出力映像信号を見ながら焦点調整を行うときには、映像信号及び輪郭補正信号作成ステップで作成された映像信号のフォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、映像信号及び輪郭補正信号作成ステップで作成された映像信号のフォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、映像信号及び輪郭補正信号作成ステップで作成された映像信号と輪郭補正信号との混合信号を作成する。その後、混合信号から輝度信号が作成され、作成された輝度信号は、光学レンズの焦点調整時にビューファインダに供給される。このようにフォーカスエリア内のみ信号レベルが低減された輝度信号が得られるので、テレビカメラの焦点合わせにおいて、焦点合わせを行いやすい輝度信号を提供し、焦点合わせを簡単に行うことができる。また、焦点調整時に輝度信号が供給されるので、ビューファインダに表示される画像が白黒画像となり、階調がわかりやすくなり、かつ、輪郭部分もわかりやすくなるので、焦点が合わせやすい画像を得ることができる。
請求項12によるビューファインダ表示方法によれば、光学レンズの焦点調整時には、輝度信号のフォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、輝度信号のフォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、輝度信号と輪郭補正信号との混合信号を作成する。混合信号は、光学レンズの焦点調整時にビューファインダに供給される。このようにフォーカスエリア内のみ信号レベルが低減された輝度信号が得られるので、テレビカメラの焦点合わせにおいて、焦点合わせを行いやすい輝度信号を提供し、焦点合わせを簡単に行うことができる。また、焦点調整時に輝度信号が供給されるので、ビューファインダに表示される画像が白黒画像となり、階調がわかりやすくなり、かつ、輪郭部分もわかりやすくなるので、焦点が合わせやすい画像を得ることができる。
本発明によるビューファインダ表示回路及び方法の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明によるビューファインダ表示回路の第1の実施の形態のブロック図である。このビューファインダ表示回路は、3板の放送用テレビカメラに用いられ、Rチャンネル用CCD101と、Gチャンネル用CCD102と、Bチャンネル用CCD103と、レンズ制御部104と、カメラ信号処理部105と、フォーカスエリア設定部106と、VF処理部107,108,109と、輝度信号作成部110と、映像切換器111と、カラーVF112とを具える。
本実施の形態において、カラーVF112がビューファインダを構成し、Rチャンネル用CCD101、Gチャンネル用CCD102、Bチャンネル用CCD103及びカメラ信号処理部105が、映像信号及び輪郭補正信号作成手段を構成し、フォーカスエリア設定部106が、フォーカスエリア設定手段を構成し、VF処理部107,108,109が混合信号作成手段を構成し、輝度信号作成部110が輝度信号作成手段を構成し、レンズ制御部104及び切換器111が制御手段を構成する。
本実施の形態の動作を説明する。Rチャンネル用CCD101、Gチャンネル用CCD102及びBチャンネル用CCD103はそれぞれ、光学レンズ(図示せず)を通じて入力された光学信号を光電変換する。カメラ信号処理部105は、光学信号を光電変換することによって得られた信号をRチャンネル用の映像信号RV、Gチャンネル用の映像信号GV及びBチャンネル用の映像信号BVに変換するとともに、輪郭補正信号DTLを作成する。映像信号RV,GV,BVは、カメラ出力信号として出力され、映像信号RV及び輪郭補正信号DTLがVF処理部107に入力され、映像信号GV及び輪郭補正信号DTLがVF処理部108に入力され、映像信号BV及び輪郭補正信号DTLがVF処理部109に入力される。
輪郭補正信号DTLは、カメラ信号処理部105に含まれる従来の輪郭補正信号作成回路(図示せず)を用いて作成される。後に詳しく説明するVF処理部107,108,109は、映像信号のレベルと輪郭補正信号DTLの付加についてフォーカスエリア設定部106やレンズ制御部104からの制御により切り換えて出力を行う。
レンズ制御部104は、光学レンズのフォーカスリングが回転しているときに、動作中であることを示す信号、すなわち、焦点調整時を示す信号を出力する。フォーカスエリア設定部106は、後に詳しく説明するように、撮像画面の中央部分を基準としてフォーカスエリアを設定するものであり、外部のボリューム(図示せず)等によりフォーカスエリアの大きさを変えることができる。また、フォーカスエリアを被写体に応じて変えることができる。
輝度信号作成部110は、VF処理部107,108,109の出力から輝度信号Yを作成する。VF処理部107,108,109は、R信号、G信号及びB信号でそれぞれ出力するので、輝度信号作成部110は、VF処理部107,108,109の信号を輝度信号作成の所定の比率で混合して、輝度信号Yを作成する。
映像切換器111は、レンズ制御部104が焦点調整時を示す信号を出力する場合には、輝度信号YをカラーVF112に供給し、それ以外の場合には、VF処理部107,108,109の出力をカラーVF112に供給するように切換を行う。
図2は、本発明によるビューファインダ表示回路の第2の実施の形態のブロック図である。このビューファインダ表示回路は、3板の放送用テレビカメラに用いられ、Rチャンネル用CCD201と、Gチャンネル用CCD202と、Bチャンネル用CCD203と、レンズ制御部204と、カメラ信号処理部205と、輝度信号作成部206と、フォーカスエリア設定部207と、VF処理部208と、映像切換器209と、カラーVF210とを具える。
本実施の形態において、カラーVF210がビューファインダを構成し、Rチャンネル用CCD201、Gチャンネル用CCD202、Bチャンネル用CCD203及びカメラ信号処理部205が、映像信号及び輪郭補正信号作成手段を構成し、フォーカスエリア設定部207が、フォーカスエリア設定手段を構成し、輝度信号作成部206が輝度信号作成手段を構成し、VF処理部208が混合信号作成手段を構成し、レンズ制御部204及び切換器209が制御手段を構成する。
本実施の形態の動作を説明する。Rチャンネル用CCD201、Gチャンネル用CCD202、Bチャンネル用CCD203、レンズ制御部204、カメラ信号処理部205及びフォーカスエリア設定部207の構成及び動作は、図1のRチャンネル用CCD101、Gチャンネル用CCD102、Bチャンネル用CCD103、レンズ制御部104、カメラ信号処理部105及びフォーカスエリア設定部106と同一である。
輝度信号作成部110は、カメラ信号処理部205の映像出力である映像信号RV,GV,BVを輝度信号作成の所定の比率で混合して、輝度信号Yを作成する。VF処理部208は、後に詳しく説明するように、輝度信号Y及び輪郭補正信号DTLを入力信号としてレンズ制御部204及びフォーカスエリア設定部207の制御で動作する。
映像切換器209は、レンズ制御部204が焦点調整時を示す信号を出力する場合にはVF処理部208の出力をカラーVF210に供給し、それ以外の場合にはカメラ信号処理部205の出力である映像信号RV,GV,BVをカラー210に供給するように切換を行う。
図3は、本発明によるビューファインダ表示回路の第3の実施の形態のブロック図である。このビューファインダ表示回路は、3板の放送用テレビカメラに用いられ、Rチャンネル用CCD301と、Gチャンネル用CCD302と、Bチャンネル用CCD303と、レンズ制御部304と、カメラ信号処理部305と、フォーカスエリア設定部306と、VF処理部307と、映像切換器308と、カラーVF309とを具える。
本実施の形態において、カラーVF309がビューファインダを構成し、Rチャンネル用CCD301、Gチャンネル用CCD302、Bチャンネル用CCD303及びカメラ信号処理部305が、映像信号及び輪郭補正信号作成手段を構成し、フォーカスエリア設定部306が、フォーカスエリア設定手段を構成し、VF処理部307が混合信号作成手段を構成し、レンズ制御部304及び切換器308が制御手段を構成する。
上記第1及び第2の実施の形態では、RGB信号から作成した輝度信号を直接又はVF処理部を通じてカラーVFに入力するように構成しているが、本実施の形態では、輝度信号を作成せず、RGBのうちのいずれかの信号に対して処理を行い、処理を行った信号をカラーVFに入力するように構成する。
本実施の形態の動作を説明する。Rチャンネル用CCD301、Gチャンネル用CCD302、Bチャンネル用CCD303、レンズ制御部304、カメラ信号処理部305及びフォーカスエリア設定部306の構成及び動作は、図1のRチャンネル用CCD101、Gチャンネル用CCD102、Bチャンネル用CCD103、レンズ制御部104、カメラ信号処理部105及びフォーカスエリア設定部106と同一である。
VF処理部307は、後に詳しく説明するように、映像信号GV及び輪郭補正信号DTLを入力信号としてレンズ制御部304及びフォーカスエリア設定部306の制御で動作する。
映像切換器308は、レンズ制御部204が焦点調整時を示す信号を出力する場合にはVF処理部307の出力をカラーVF309に供給し、それ以外の場合にはカメラ信号処理部305の出力である映像信号RV,GV,BVをカラーVF309に供給するように切換を行う。
光学レンズの焦点調整時でないときには、通常の映像信号RV,GV,BVをカラーVF309に入力する。それに対して、光学レンズの焦点調整時には、VF処理部307の出力を3チャンネル同時にカラーVF309に入力する。GV信号は、光学レンズの焦点調整時には、処理された信号となり、光学レンズの焦点調整時でないときには、通常の映像信号としてVF処理部307から出力される。
図4は、VF処理部を詳細に示す図である。このVF処理部は、減衰器401と、第1切換器402と、混合器403と、第2切換器404とを有する。カメラ信号処理部から得られた映像信号又は輝度信号作成部から得られた輝度信号は、第1切換器402の一方の入力部に入力される。映像信号又は輝度信号は、減衰器401にも入力され、所定レベルに減衰されてから第1切換器402の他方の入力部に入力される。
第1切換器402は、光学レンズの焦点調整時であるとともに被写体がフォーカスエリア内であるときには、所定レベルに減衰した入力を選択し、光学レンズの焦点調整時でない又は被写体がフォーカスエリア外であるときには、減衰しない映像信号を選択するように切り換える。
第1切換器402で切り換えられた映像信号は、そのまま第2切換器404の一方の入力部に入力され、第2切換器404の他方の入力部には、混合器403で輪郭補正信号DTLを付加した映像信号が入力される。
第2切換器404は、光学レンズの焦点調整時であるときには、輪郭補正信号DTLを付加した信号を選択し、光学レンズの焦点調整時でないときには、輪郭補正信号DTLを付加しない信号を選択して出力する。減衰器401は、映像信号をデジタル信号で供給する場合にはシフトレジスタにより右シフトすることにより映像信号又は輝度信号を50%減衰させることができる。
図5は、VF画面のフォーカスエリアを説明するための図である。図5において、一番外側の枠がVFの画面を表し、画面中央の実線の枠が光学レンズの焦点を合わせるためのフォーカスエリアを表す。
通常、被写体の撮りたい部分が画面の中央になるように撮影が行われるので、画面の中央部分をフォーカスエリアとする。フォーカスエリアは、点線部分のように可変にすることができ、画面最大まで拡張できるものとする。
図6は、画面の一部についての本発明による処理前後のVF画面を示す図である。図6Aに示す画面の中央部分をフォーカスエリアとして処理を行うことにより、図6Bに示すように枠内の輪郭補正部分が鮮明となる。
図6Bに示すような輪郭補正部分を取得するに際し、フォーカスエリア設定部のフォーカスリングをまわしている間又は機能ボタンを押している間をトリガとして、フォーカスエリアを規定するセンターウィンドウが現れ、ウィンドウ内のみ映像レベルを50%程度(可変)に落とし、通常レベルの輪郭補正信号を混合した映像をセンターウィンドウに表示する。これによって、輪郭補正信号が強調され、フォーカスを設定しやすくなる。なお、ウィンドウのマーカのON/OFF及びウィンドウの大きさは、テレビカメラを操作することによって設定することができる。
図7は、画面全体についての本発明による処理前後のVF画面を示す図である。図7Aに示す画面全体をフォーカスエリアとして処理を行うことにより、図7Bに示すように画面全体が鮮明となる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
例えば、上記第1〜3の実施の形態において、ビューファインダ表示回路及び方法を3板の放送用テレビカメラに用いた場合について説明したが、本発明によるビューファインダ表示回路及び方法を単板の放送用テレビカメラに用いることもできる。
また、上記第1〜3の実施の形態では、光学レンズの焦点調整時はレンズ制御部から出力するようにしたが、レンズ制御部からの出力がない場合にはテレビカメラの操作項目として焦点調整を設けて、光学レンズの焦点調整時の出力をテレビカメラ本体から出力するように構成することもできる。
上記第3の実施の形態において、GチャンネルでVF処理を行う構成としたが、他のRチャンネル又はBチャンネルでも同様な処理を行うことができる。
本発明は、光学レンズを手動で回転し、ビューファインダの出力映像信号を見ながら光学レンズの焦点調整を行う放送用テレビカメラに有用である。また、本発明は、輪郭補正を行うテレビカメラにも有用であり、映像信号の輝度レベルが高く、輪郭補正部分が見づらい場合でも、焦点調整項目を設けてビューファインダ又はモニタテレビに撮影画像を見られるようにして焦点合わせを行うときに本発明を実施することにより、光学レンズの焦点調整が円滑になる。
本発明によるビューファインダ表示回路の第1の実施の形態のブロック図である。 本発明によるビューファインダ表示回路の第2の実施の形態のブロック図である。 本発明によるビューファインダ表示回路の第3の実施の形態のブロック図である。 VF処理部を詳細に示す図である。 VF画面のフォーカスエリアを説明するための図である。 画面の一部についての本発明による処理前後のVF画面を示す図である。 画面全体についての本発明による処理前後のVF画面を示す図である。 従来のビューファインダ表示回路のブロック図である。
符号の説明
101,201,301 Rチャンネル用CCD
102,202,302 Gチャンネル用CCD
103,203,303 Bチャンネル用CCD
104,204,304 レンズ制御部
105,205,305 カメラ信号処理部
106,207,306 フォーカスエリア設定部
107,108,109,208,307 VF処理部
110,206 輝度信号作成部
111,209,308 映像切換器
112,210,309 カラーVF
401 減衰器
402 第1切換器
403 混合器
404 第2切換器

Claims (12)

  1. テレビカメラの光学レンズの焦点調整を行うために映像信号が映し出されるビューファインダと、
    前記光学レンズを通じて入力された光学信号から映像信号及び輪郭補正信号を作成する映像信号及び輪郭補正信号作成手段と、
    前記ビューファインダの画面中にフォーカスエリアを設定するフォーカスエリア設定手段と、
    前記光学レンズの焦点調整時には、前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号の前記フォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号の前記フォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号と輪郭補正信号との混合信号を作成する混合信号作成手段と、
    前記混合信号から輝度信号を作成する輝度信号作成手段と、
    前記光学レンズの焦点調整時には、前記輝度信号が前記ビューファインダに供給されるように制御する制御手段とを具えることを特徴とするビューファインダ表示回路。
  2. 前記混合信号作成手段が、
    前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号を減衰する減衰器と、
    前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号が入力される第1入力部及び前記減衰器によって減衰された映像信号が入力される第2入力部を有し、前記光学レンズの焦点調整時であるとともに被写体が前記フォーカスエリア内にあるときには前記減衰器によって減衰された映像信号を出力し、前記光学レンズの焦点調整時でない又は被写体が前記フォーカスエリア外にあるときには前記映像信号及び輪郭補正信号作成手段によって作成された映像信号を出力するように切換を行う第1切換器と、
    前記第1切換器の出力と前記輪郭補正信号とを混合する混合器と、
    前記第1切換器の出力が入力される第1入力部及び前記混合器の出力が入力される第2入力部を有し、前記光学レンズの焦点調整時には前記混合器の出力を出力し、前記光学レンズの焦点調整時でないときには前記第1切換器の出力を出力するように切換を行う第2切換器とを有することを特徴とする請求項1記載のビューファインダ表示回路。
  3. 前記映像信号がデジタル映像信号であり、前記減衰器をシフトレジスタとしたことを特徴とする請求項2記載のビューファインダ表示回路。
  4. 前記光学レンズの焦点調整時を、前記光学レンズのフォーカスリングの回転時又は前記テレビカメラの操作項目による焦点調整選択時としたことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のビューファインダ表示回路。
  5. 前記フォーカスエリアが、前記ビューファインダの画面の中心を基準として画面全体まで可変であることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載のビューファインダ表示回路。
  6. テレビカメラの光学レンズの焦点調整を行うために映像信号が映し出されるビューファインダと、
    前記光学レンズを通じて入力された光学信号から映像信号及び輪郭補正信号を作成する映像信号及び輪郭補正信号作成手段と、
    前記ビューファインダの画面中にフォーカスエリアを設定するフォーカスエリア設定手段と、
    前記映像信号から輝度信号を作成する輝度信号作成手段と、
    前記光学レンズの焦点調整時には、前記輝度信号の前記フォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、前記輝度信号の前記フォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、前記輝度信号と前記輪郭補正信号との混合信号を作成する混合信号作成手段と、
    前記光学レンズの焦点調整時には、前記混合信号が前記ビューファインダに供給されるように制御する制御手段とを具えることを特徴とするビューファインダ表示回路。
  7. 前記混合信号作成手段が、
    前記輝度信号作成手段によって作成された輝度信号を減衰する減衰器と、
    前記輝度信号作成手段によって作成された輝度信号が入力される第1入力部及び前記減衰器によって減衰された輝度信号が入力される第2入力部を有し、前記光学レンズの焦点調整時であるとともに被写体が前記フォーカスエリア内にあるときには前記減衰器によって減衰された輝度信号を出力し、前記光学レンズの焦点調整時でない又は被写体が前記フォーカスエリア外にあるときには前記輝度信号作成手段によって作成された輝度信号を出力するように切換を行う第1切換器と、
    前記第1切換器の出力と前記輪郭補正信号とを混合する混合器と、
    前記第1切換器の出力が入力される第1入力部及び前記混合器の出力が入力される第2入力部を有し、前記光学レンズの焦点調整時には前記混合器の出力を出力し、前記光学レンズの焦点調整時でないときには前記第1切換器の出力を出力するように切換を行う第2切換器とを有することを特徴とする請求項6記載のビューファインダ表示回路。
  8. 前記映像信号がデジタル映像信号であり、前記減衰器をシフトレジスタとしたことを特徴とする請求項7記載のビューファインダ表示回路。
  9. 前記光学レンズの焦点調整時を、前記光学レンズのフォーカスリングの回転時又は前記テレビカメラの操作項目による焦点調整選択時としたことを特徴とする請求項6から8のうちのいずれか1項に記載のビューファインダ表示回路。
  10. 前記フォーカスエリアが、前記ビューファインダの画面の中心を基準として画面全体まで可変であることを特徴とする請求項6から9のうちのいずれか1項に記載のビューファインダ表示回路。
  11. テレビカメラの光学レンズを通じて入力された光学信号から映像信号及び輪郭補正信号を作成する映像信号及び輪郭補正信号作成ステップと、
    光学レンズの焦点調整を行うために映像信号が映し出されるビューファインダの画面中にフォーカスエリアを設定するフォーカスエリア設定ステップと、
    前記光学レンズの焦点調整時には、前記映像信号及び輪郭補正信号作成ステップで作成された映像信号の前記フォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、前記映像信号及び輪郭補正信号作成ステップで作成された映像信号の前記フォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、前記映像信号及び輪郭補正信号作成ステップで作成された映像信号と輪郭補正信号との混合信号を作成する混合信号作成ステップと、
    前記混合信号から輝度信号を作成する輝度信号作成ステップと、
    前記光学レンズの焦点調整時には、前記輝度信号が前記ビューファインダに供給されるように制御する制御ステップとを具えることを特徴とするビューファインダ表示方法。
  12. テレビカメラの光学レンズを通じて入力された光学信号から映像信号及び輪郭補正信号を生成する映像信号及び輪郭補正信号生成ステップと、
    光学レンズの焦点調整を行うために映像信号が映し出されるビューファインダの画面中にフォーカスエリアを設定するフォーカスエリア設定ステップと、
    前記映像信号から輝度信号を作成する輝度信号作成ステップと、
    前記光学レンズの焦点調整時には、前記輝度信号の前記フォーカスエリア内の信号レベルを減少するとともに、前記輝度信号の前記フォーカスエリア外の信号レベルをそのままにして、前記輝度信号と前記輪郭補正信号との混合信号を作成する混合信号作成ステップと、
    前記光学レンズの焦点調整時には、前記混合信号が前記ビューファインダに供給されるように制御する制御ステップとを具えることを特徴とするビューファインダ表示方法。
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