JP4976861B2 - 磁気粘性流体緩衝器の製造方法 - Google Patents

磁気粘性流体緩衝器の製造方法 Download PDF

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本発明は、磁界の作用によって見かけの粘性が変化する磁気粘性流体を利用した磁気粘性流体緩衝器とその製造方法に関するものである。
自動車等の車両に搭載される緩衝器として、磁気粘性流体が通過する流路に磁界を作用させ、磁気粘性流体の見かけの粘性を変化させることによって、減衰力を発生させるものがある。
この種の緩衝器として、ロッドにピストンアッセンブリを固定し、そのピストンアッセンブリをシリンダ内に摺動自在に配置する構造のものがある。
特許文献1には、ピストンコアと、磁束リングと、ピストンコアの端部に配置されたエンドプレートとを備える緩衝器が開示されている。
特許文献1に記載の緩衝器の組み立ては、各部材を組み付け型内に配置した状態にて、クリンプダイにて圧縮荷重を加え、磁束リングとエンドプレートとをクリンプ部材を介して結合することによって行われる。
米国特許第6260675号明細書
しかしながら、特許文献1における緩衝器では、組み付け専用の型を必要とするため、緩衝器の組み立てを容易に行うことができない。
このように、磁気粘性流体を利用した緩衝器は、磁気粘性流体が通過する流路を形成するための部材や、その流路に磁界を作用させるコイル等の複数の部材にて構成されるため、組み立てには大変な労力を要する。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、組み立てが容易な簡便な構造を有する磁気粘性流体緩衝器を提供することを目的とする。
本発明は、磁界の作用によって粘性が変化する磁気粘性流体が封入されたシリンダと、前記シリンダ内に摺動自在に配置され、前記シリンダ内を二つの流体室に画成するピストンアッシーと、前記ピストンアッシーに形成され、前記ピストンアッシーの摺動によって前記二つの流体室間の前記磁気粘性流体が通過する流路と、前記ピストンアッシーの内部に収容され前記流路に磁界を作用させるコイルと、前記ピストンアッシーが連結されるロッドと、を備える磁気粘性流体緩衝器の製造方法において、前記ピストンアッシーは、大径部の外周面の一部に前記コイルが巻回され、大径部の両側に小径部が形成された円筒状のピストンコアと、前記ピストンコアの前記大径部の外周に所定の間隔をもって配置されることによって前記ピストンコアの外周面との間に前記流路を形成する円筒状のピストンリングと、前記ピストンリングを前記ピストンコアの中心軸方向に挟持する環状の第1、第2プレートと、前記第1、第2プレートを前記ピストンコアに固定する第1、第2ナットとからなり、前記ピストンコアの前記小径部の一方に前記第1プレートを前記ピストンコアの中心軸方向から挿入し、前記第1プレートを前記ピストンコアの前記大径部と前記小径部との段差部に押し付けるように前記第1ナットを前記ピストンコアに螺合し、前記第1プレートの外周部に前記ピストンリングを前記中心軸方向から挿入し、前記第1プレートと前記ピストンリングを挟持するように、前記ピストンコアの前記小径部の他方に前記第2プレートを前記中心軸方向から挿入し、前記第2プレートを前記ピストンコアの前記大径部に押し付けるように前記第2ナットを前記ピストンコアに螺合して形成されることを特徴とする磁気粘性流体緩衝器の製造方法である。
本発明によれば、磁気粘性流体が通過する流路を形成するピストンアッシーは、ピストンコアと、ピストンリングと、ピストンリングを挟持する第1、第2プレート、第1、第2プレートをピストンコアに固定する第1、第2ナットとによって構成され、ピストンアッシーがロッドに締結される。このように、本発明に係る磁気粘性流体緩衝器は、簡便な構造を有するものであり、組み立てに際して型等の特別な治具を必要とせず、簡便に組み立てることができる。
図1を参照して本発明の第1の実施の形態である磁気粘性流体緩衝器100について説明する。
図1は、磁気粘性流体緩衝器100のピストンアッシー2を含む部分断面図である。
磁気粘性流体緩衝器100は、例えば自動車等の車両の車体と車軸との間に介装され、車体姿勢の変化を抑制する緩衝器として機能するものである。
磁気粘性流体緩衝器100は、有底薄肉円筒状のシリンダ1と、シリンダ1内に摺動自在に配置され、シリンダ1内を摺動方向に二つの流体室3、4に画成するピストンアッシー2と、一端をピストンアッシー2に接続し、他端をシリンダ1から突出して外部の車体部材等(不図示)に固定されるロッド5を備える。
シリンダ1内には磁気粘性流体が封入されており、この磁気粘性流体は、磁界の作用によって見かけの粘性が変化するものであり、油等の液体中に強磁性を有する微粒子を分散させた液体である。磁気粘性流体の粘性は、作用する磁界の強さを変更することによって調節することができ、磁界を除くことによって元の状態に戻る。
なお、シリンダ1内には、ロッド5のシリンダ1からの出入りに伴うシリンダ1内の容積変化を補償するガス室(図示せず)が設けられている。
シリンダ1内を摺動するピストンアッシー2は、ロッド5の端部が螺合する略円筒形状のピストンコア2aと、ピストンコア2aの外周に所定の間隔をもって同軸上に配置された薄肉円筒状のリング体(ピストンリング)2bとを備える。なお、ピストンコア2a及びリング体2bは、磁性材料で構成される。
以下、図2を用いてピストンコア2aの詳細形状を説明する。
ピストンコア2aは、略円筒形状を有し、外周面の中央部には他の部位(第1、第2小径部2f、2h)より径の大きい大径部2gを形成する。そしてこの大径部2gの外周面の一部に環状の凹部8が形成される。また、ロッド5側の第1小径部2fおよび大径部2gを挟んで反対側の第2小径部2hの外周面には端部からそれぞれ雄ねじ2i、2jが形成される。
ピストンコア2aの内周側には、径の異なる2種類の貫通孔2c、2dが中心軸方向に段階的に形成され、大径側の貫通孔2cの一部に端部から雌ねじ2eが切られ、図1に示すように、ロッド5の端部の外周面に形成された雄ねじ5aと螺合し、ロッド5にピストンコア2aが固定される。さらにロッド5の雄ねじ5aとピストンコア2aの雌ねじ2eとの螺合部での磁気粘性流体の流通を防止するため、この界面に第1Oリング21を設置する。
一方、小径側の貫通孔2dにはピストンコア2aの凹部8と径方向に連通するように溝部2kが形成され、この溝部2kに略U字状のピン10が軸方向に向いて配置される。このピン10は、導電性材料からなり、ピン10の一端が凹部8に、他端が貫通孔2c内に延出する。
大径部2gに形成された凹部8には通電により磁界を生じるコイル9が巻回され、その端部がピン10の一端に接続する。ピン10の他端は、貫通孔2dを通って貫通孔2c内に配置され、中空状のロッド5内を貫通して不図示のコントローラに接続する電線15に連結する。コントローラは、コイル9に供給する電流量を制御し、コイル9が発生する磁界を制御する。
そして、ピン10が設置される溝部2k及び小径の貫通孔2d内にピン10を設置した状態で樹脂が充填され、ピン10の位置が固定される。そして、図1に示すように充填した樹脂とピストンコア2aとの間を通じて磁気粘性流体が流通しないように、この界面に第2Oリング22を設置する。
ピストンコア2aの大径部2gの外径と、その外周側に設置されたリング体2bの内径との差に応じて、磁気粘性流体が通過する環状の流路6が形成される。ピストンアッシー2がシリンダ1内を摺動することによって、磁気粘性流体が流路6を通過する。
ピストンコア2aの大径部2gの外周面に形成された環状の凹部8にはコイル9が巻回され、コイル9は、流路6に面して形成されている。したがって、前述したように、不図示のコントローラの制御によりコイル9に電流を流すことによってコイル9は磁力を発生し、その磁力は、ピストンコア2a及びリング体2bが形成する流路6を介して、流路6を流れる磁気粘性流体に作用することになる。
ピストンコア2aの第1、第2小径部2f、2hには、一対の環状の第1、第2プレート11、12がリング体2bを挟持して配置され、第1、第2プレート11、12の内周面11a、12aは、ピストンコア2aの第1、第2小径部2f、2hの外周面に軸方向に摺接して配置される。また、第1、第2プレート11、12の外周部には、図3に示すように環状のつば部11c、12cが軸方向に延出して形成される。
図5に示すようにリング体2bは、外径が大径の大径部2b2が中央部に形成され、その両端に小径の小径部2b1が形成されており、第1、第2プレート11、12のつば部11c、12cの内周面にリング体2bの小径部2b1の外周面が摺接する。
このように流路6を画成するピストンコア2aと第1、第2プレート11、12間、第1、第2プレート11、12とリング体2b間をそれぞれ軸方向に摺接して、隙間なく挿入することで、各部品間の同軸度を向上させ、ピストンコア2aとリング体2b間に形成される流路6の寸法精度を確保し、流路6の流路面積のばらつきを抑制することができる。
さらに、第1、第2プレート11、12には、図3に示すように、軸方向に貫通する貫通孔11b、12bが周方向に所定間隔で形成され、この貫通孔11b、12bは、ピストンコア2aとリング体2b間に形成される流路6に面して開口する。したがって、流路6を流通する磁気粘性流体の流通を妨げることがない。
また、ピストンコア2aの第1、第2小径部2f、2hの外周面に形成された雄ねじ2i、2jに螺合する第1、第2ナット13、14が設けられ、この第1、第2ナット13、14は、第1、第2プレート11、12をピストンコア2aの大径部2gと小径部2f、2hとの径差に基づき形成される段差部2mに押し付け、リング体2bを所定位置に固定する。なお、第1、第2ナット13、14は、図4に示すように円形の外周形状の一部を平面加工した2つの面を平行に形成してナット締め付け時の作業性を確保している。
図1に示すように、ピストンアッシー2をシリンダ1内に配置した状態では、ピストンアッシー2はシリンダ1内を摺動自在であるため、シリンダ1内周面とリング体2b外周面との間には僅かな隙間が存在する。しがって、ピストンアッシー2の摺動の際には、この隙間に磁気粘性流体の流れが発生する。この流れは、リング体2bやロッド5の偏芯によって乱れる場合があり、その場合には、磁気粘性流体緩衝器100の減衰力にばらつきが発生し、減衰力の制御性に悪影響を及ぼすことになる。
このような減衰力の制御性に対する悪影響を防止するためには、図5に示すようにリング体2bの大径部2b2の外周面に、シリンダ1内周面と摺動する環状のシール部材23を設けてもよい。
シール部材23は、ピストンアッシー2の摺動の際に、リング体2b外周面とシリンダ1内周面との間における磁気粘性流体の通過を防止する。したがって、磁気粘性流体緩衝器100の減衰力のばらつきの発生が防止され、減衰力の制御性への悪影響を防止することができる。
シール部材23を設けることによって、磁気粘性流体が通過する流路は、流路6のみとなる。この流路6のロッド5に対する同軸度等は、ピストンコア2aとリング体2bとの相対位置によって決定される。そして、ピストンコア2aとリング体2bとの相対位置は、第1、第2プレート11、12との寸法精度による。したがって、ピストンコア2aとリング体2bと第1、第2プレート11、12との摺動部の寸法管理を行うことによって、流路6を通過する磁気粘性流体の流れの乱れを防止することができ、磁気粘性流体緩衝器100の減衰力のばらつきを防止することが可能となる。
以上のように構成される磁気粘性流体緩衝器100の動作について説明する。
シリンダ1内にてピストンアッシー2が摺動すると、ピストンアッシー2両側の流体室3、4の磁気粘性流体が流路6、第1、第2プレート11、12を介して移動する。このとき、コイル9に電流を流すと磁気粘性流体に磁力が作用し、磁気粘性流体の粘性が変化する。これにより、磁気粘性流体緩衝器100は、流路6を流れる磁気粘性流体の粘性抵抗の大きさに応じた減衰力を発生する。
コイル9の電流が大きくなるほど磁気粘性流体の粘性は大きくなり、磁気粘性流体緩衝器100の発生する減衰力も大きくなる。このように、磁気粘性流体緩衝器100が発生する減衰力の調節は、コイル9に流す電流を変化させ流路6に作用する磁場の強さを変化させることによって行われる。
次に、磁気粘性流体緩衝器100の組立方法について図6を用いて詳しく説明する。
まず工程(a)では、ピストンコア2aの凹部8にコイル9を巻回すると共に、一端にコイル9に接続するピン10を溝部2kに設置する。ピン10には不図示のコントローラに繋がる電線15を他端に接続する。
次工程(b)では、溝部2kに樹脂を充填し、ピン10を所定位置に固定する。ここで、充填した樹脂とピストンコア2aとの間の磁気粘性流体の流通を禁止する第2Oリング22を設置する。
工程(c)では、第1プレート11の内周面11aをピストンコア2aの第1小径部2fの外周面に軸方向から摺接させつつ挿入し、その後、第1ナット13をピストンコア2aの雄ねじ2iに螺合して第1プレート11を段差部2mに押し付け、固定する。
続く工程(d)において、ピストンコア2aの第2小径部2h側からリング体2bをピストンコア2aの大径部2gに軸方向から挿入し、第1プレート11のつば部11cの内周面にリング体2bの一方の小径部2b1の外周面を摺接させつつ挿入する。さらに、リング体2bの他方の小径部2b1の外周面を第2プレートのつば部12cの内周面に摺接させつつ挿入すると共に、第2プレート12の内周面12aを軸方向から第2小径部2hの外周面に摺接させつつ挿入して、その後、第2ナット14を第2小径部2hの雄ねじ2jに螺合する。第2ナット14は、第2プレート12を第1プレート11側に押し付け、リング体2bを第1、第2プレート11、12で挟持し、ピストンコア2aに固定する。
このような工程により、工程(e)に示すようなピストンアッシー2が形成され、ピストンアッシー2の雌ねじ2eにロッド5の雄ねじ5aが螺合してロッド5にピストンアッシー2が固定される。ロッド5には、ロッド5の軸心を貫通する貫通孔が形成され、この貫通孔内に電線15が配設され、不図示のコントローラに接続されている。ピストンアッシー2が固定されたロッド5はシリンダ1内に挿入され、磁気粘性流体緩衝器100が構成される。
以上のように、本発明によれば、リング体2bを、ピストンコア2aに摺接する一対の第1、第2プレート11、12に挟持させ、第1、第2プレート11、12を第1、第2ナット13、14でピストンコア2aに固定することで、磁気粘性流体が通過する流路6がピストンコア2aとリング体2b間に形成される。また、ピストンアッシー2のロッド5への固定は、ピストンコア2aに形成した雌ねじ2eにロッド5の雄ねじ5aが螺合することで行われる。
このように、本発明の磁気粘性流体緩衝器100は、流路6を形成するピストンアッシー2を予め組み立てておき、この組み立てられたピストンアッシー2をロッド5に螺合するという単純な組み立て構造を有するものであるため、組み立てに際して型等の特別な治具を必要としない。またピストンアッシー2の組立は、ピストンコア2aの軸方向の両側から各部材を順番に組み付け、第1、第2ナット13、14でリング体2bを挟持する第1、第2プレート11、12をピストンコア2aに固定するという工程であるため、簡便に行うことができる。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明は、車両に搭載する磁気粘性流体緩衝器に適用することができる。
本発明を適用する磁気粘性流体緩衝器100を示す断面図である。 ピストンコア2aを示す断面図である。 第1、第2プレート11、12を示す断面図である。 第1、第2ナット13、14を示す断面図である。 リング体2bを示す断面図である。 ピストンアッシー2の組み立て工程を説明する図である。
符号の説明
1:シリンダ
2:ピストンアッシー
2a:ピストンコア
2b:リング体
3、4:流体室
5:ロッド
6:流路
8:凹部
9:コイル
10:ピン
11、12:第1、第2プレート
13、14:第1、第2ナット
100:磁気粘性流体緩衝器

Claims (2)

  1. 磁界の作用によって粘性が変化する磁気粘性流体が封入されたシリンダと、
    前記シリンダ内に摺動自在に配置され、前記シリンダ内を二つの流体室に画成するピストンアッシーと、
    前記ピストンアッシーに形成され、前記ピストンアッシーの摺動によって前記二つの流体室間の前記磁気粘性流体が通過する流路と、
    前記ピストンアッシーの内部に収容され前記流路に磁界を作用させるコイルと、
    前記ピストンアッシーが連結されるロッドと、
    を備える磁気粘性流体緩衝器の製造方法において、
    前記ピストンアッシーは、
    大径部の外周面の一部に前記コイルが巻回され、大径部の両側に小径部が形成された円筒状のピストンコアと、
    前記ピストンコアの前記大径部の外周に所定の間隔をもって配置されることによって前記ピストンコアの外周面との間に前記流路を形成する円筒状のピストンリングと、
    前記ピストンリングを前記ピストンコアの中心軸方向に挟持する環状の第1、第2プレートと、
    前記第1、第2プレートを前記ピストンコアに固定する第1、第2ナットとからなり、
    前記ピストンコアの前記小径部の一方に前記第1プレートを前記ピストンコアの中心軸方向から挿入し、
    前記第1プレートを前記ピストンコアの前記大径部と前記小径部との段差部に押し付けるように前記第1ナットを前記ピストンコアに螺合し、
    前記第1プレートの外周部に前記ピストンリングを前記中心軸方向から挿入し、
    前記第1プレートと前記ピストンリングを挟持するように、前記ピストンコアの前記小径部の他方に前記第2プレートを前記中心軸方向から挿入し、
    前記第2プレートを前記ピストンコアの前記大径部に押し付けるように前記第2ナットを前記ピストンコアに螺合して形成されることを特徴とする磁気粘性流体緩衝器の製造方法。
  2. 前記第1、第2プレートの外周部に前記中心軸方向に延出するつば部を形成し、
    前記ピストンコアの前記小径部の一方の外周面に前記第1プレートの内周面を前記中心軸方向から摺接しつつ挿入し、
    前記第1プレートのつば部の内周面に前記ピストンリングの外周面を前記中心軸方向から摺接しつつ挿入し、
    前記第2プレートのつば部の内周面に前記ピストンリングの外周面を、かつ前記ピストンコアの小径部の他方の外周面に前記第2プレートの内周面を、それぞれ前記中心軸方向から摺接しつつ挿入することを特徴とする請求項1に記載の磁気粘性流体緩衝器の製造方法。
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