JP4975535B2 - 燃料電池システム、燃料電池システムの制御方法、燃料電池システム制御プログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

燃料電池システム、燃料電池システムの制御方法、燃料電池システム制御プログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池システムの温度制御装置、特に燃料電池の運転に適した温度となるように温度調整用流体の温度を制御する温度制御装置に関するものである。
近年、化石燃料の枯渇といった環境・エネルギー問題が深刻化してくるにつれ、クリーンな化石代替燃料として燃料電池が注目されている。
燃料電池とは、燃料ガスと酸化剤ガスとから電気化学反応により起電力を得るものである。燃料電池には、運転に適した所定温度があり、燃料電池の温度をこの所定の温度に保つことで、効率のよい発電を行うことができる。しかしながら、燃料電池は、発電時に発電量に応じて発熱するので、運転時の温度が、必ずしも上記所定の温度となるとは限らない。
そこで、特許文献1では、目標冷却液流量または燃料電池の発熱量の少なくとも何れか一方に基づいて、燃料電池の入口温度を所定の範囲内に抑えられるように冷却能力を調整することによって、燃料電池の発熱量が変化した場合に、燃料電池の温度の一時的な変化を防止する技術が記載されている。
また、特許文献2では、冷却水の流路がラジエター側に切り替えられたときのラジエターの圧力損失による影響をなくすために、冷却水の流量を変化させることで燃料電池を効率的に冷却する技術が記載されている。
特開2005−150019号公報(公開日:2005年6月9日) 特開2004−178826号公報(公開日:2004年6月24日)
しかしながら、上記従来の構成では、以下のような問題を生じる。すなわち、上記特許文献1では、燃料電池の入口温度を所定の範囲内に抑えられるように冷却能力を調整している。しかし、実際に冷却水の温度を調整している箇所と燃料電池の入口の温度を測定している箇所とが異なるため、冷却水の入口での温度が所望の温度となるまでにある程度の時間がかかってしまう。
また、特許文献2では、燃料電池を効率的に冷却するためにラジエターを通る冷却水と通らない冷却水との流量を調整している。しかし、冷却水の流量を調整している箇所と燃料電池が設置されている箇所とは異なるため、流量が調整されてから燃料電池の温度に反映されるまでに時間を要する。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料電池の温度をすばやく所望の温度にする燃料電池システム等を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料電池システムは、燃料電池の発熱量を算出する発熱量算出手段と、燃料電池の温度を調整するための温度調整用流体が燃料電池に流入する流入口での温度である入口温度であって、上記温度調整用流体が上記燃料電池から流出する流出口での温度である出口温度を所望の温度とするために必要な入口温度を、上記発熱量算出手段が算出した発熱量から算出する入口温度算出手段と、該入口温度算出手段が算出した入口温度を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された以前の入口温度に対する、上記入口温度算出手段が算出した今回の入口温度の変動量に基づいて、上記温度調整用流体の温度を設定する温度設定地点から上記燃料電池の流入口までの流路を上記温度調整用流体が流れるときに、該流路によって変動する上記温度調整用流体の変動温度を算出する変動温度算出手段と、上記入口温度算出手段が算出した入口温度と、上記変動温度算出手段が算出した変動温度とに基づいて、上記温度設定地点で設定する上記温度調整用流体の温度を決定する温度決定手段と、上記温度決定手段が決定した温度に基づいて、上記温度設定地点での温度調整用流体の温度を調整する温度調整手段とを備えることを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る燃料電池システムの制御方法は、算出した入口温度を記憶する記憶部を備える燃料電池システムの制御方法であって、燃料電池の発熱量を算出する発熱量算出ステップと、燃料電池の温度を調整するための温度調整用流体が燃料電池に流入する流入口での温度である入口温度であって、上記温度調整用流体が上記燃料電池から流出する流出口での温度である出口温度を所望の温度とするために必要な入口温度を、上記発熱量算出ステップで算出した発熱量から算出する入口温度算出ステップと、上記記憶部に記憶された以前の入口温度に対する、上記入口温度算出手段が算出した今回の入口温度の変動量に基づいて、上記温度調整用流体の温度を設定する温度設定地点から上記燃料電池の流入口までの流路を上記温度調整用流体が流れるときに、該流路によって変動する上記温度調整用流体の変動温度を算出する変動温度算出ステップと、上記入口温度算出ステップで算出した入口温度と、上記変動温度算出ステップで算出した変動温度とに基づいて、上記温度設定地点で設定する上記温度調整用流体の温度を決定する温度決定ステップと、上記温度決定ステップで決定した温度に基づいて、上記温度設定地点での温度調整用流体の温度を調整する温度調整ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成および方法によれば、燃料電池の流出口での温度調整用流体の温度を所望の温度とするために、燃料電池の入口温度を何度にすればよいかが、燃料電池の発熱量を基に算出される。そして、算出された入口温度の変動量から、温度調整用流体が、温度設定地点から燃料電池の流入口までの流路(算出流路)を流れるときに変動する温度が算出される。
すなわち、出口温度を所望の温度とするために必要な入口温度が算出され、該入口温度が変化した場合に、上記算出流路で温度調整用流体が変動する温度である変動温度が算出される。そして、算出された入口温度と変動温度とから温度設定地点で設定する温度調整用流体の温度が決定される。
これにより、温度設定地点で設定する温度が変動温度も考慮されて決定されるので、入口温度を、出口温度を所望の温度とするための入口温度により早く到達させることができる。よって、出口温度を所望の温度により早く到達させることができる。
本発明にかかる燃料電池システムでは、上記変動温度算出手段は、上記入口温度の変動量の時間勾配に基づいて上記変動温度を算出するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、変動温度が入口温度の変動量の時間勾配に基づいて算出される。そして、変動温度が入口温度の変動量の時間勾配に基づいて算出されることにより、入口温度の変動に対応した変動温度の算出が可能となる。
これにより、変動温度は、入口温度の変動量の時間勾配を考慮した温度となり、的確に変動温度を算出できる。ここで、時間勾配とは、どれだけの時間にどれだけ変化したかを示すものである。
本発明に係る燃料電池システムでは、上記温度決定手段は、上記算出した入口温度に対し、上記温度設定地点から燃料電池の流入口まで温度調整用流体が流れるときに温度調整用流体の温度が上がる場合は、上記算出した変動温度分を減じ、上記温度設定地点から燃料電池の流入口まで温度調整用流体が流れるときに温度調整用流体の温度が下がる場合は、上記算出した変動温度分を加えて、上記温度設定地点で設定する温度調整用流体の温度を決定するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、算出流路を温度調整用流体が流れるときに、温度調整用流体の温度が下がる場合は、該下降分を加えて設定温度が決定され、温度調整用流体の温度が上がる場合は、該上昇分を減じて設定温度が決定される。
これにより、算出流路を温度調整用流体が流れるときに変動する温度を考慮した温度設定が可能となり、入口温度を、出口温度を所望の温度とするための入口温度により早くすることができる。
ところで、上記温度設定地点から上記流入口までの上記温度調整用流体の流量が変化すると、上記変動温度が変化することになる。その結果、入口温度を、出口温度を所望の温度とするための入口温度に到達させるまでの時間にばらつきが生じることになる。
そこで、本発明に係る燃料電池システムでは、上記温度調整用流体の複数の流路が合流して上記温度設定点に到達しており、上記複数の流路に、それぞれ流量調整バルブを備えており、上記温度調整手段は、上記温度設定地点での温度調整用流体の流量が一定となるように上記流量調整バルブを制御するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、上記温度設定地点の温度調整用流体の流量が一定となる。これにより、入口温度を、出口温度を所望の温度とするための入口温度に精度よく到達させることができる。さらに、温度調整用流体が燃料電池内を流れるときの圧力も一定となり、燃料電池に対して温度調整用流体による余分な圧力がかかることがなく、温度調整用流体の圧力による燃料電池の破損を防止できる。
なお、上記燃料電池システムは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記燃料電池システムをコンピュータにて実現させる燃料電池システムの制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る燃料電池システムは、燃料電池の発熱量を算出する発熱量算出手段と、燃料電池の温度を調整するための温度調整用流体が燃料電池に流入する流入口での温度である入口温度であって、上記温度調整用流体が上記燃料電池から流出する流出口での温度である出口温度を所望の温度とするために必要な入口温度を、上記発熱量算出手段が算出した発熱量から算出する入口温度算出手段と、該入口温度算出手段が算出した入口温度を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された以前の入口温度に対する、上記入口温度算出手段が算出した今回の入口温度の変動量に基づいて、上記温度調整用流体の温度を設定する温度設定地点から上記燃料電池の流入口までの流路を上記温度調整用流体が流れるときに、該流路によって変動する上記温度調整用流体の変動温度を算出する変動温度算出手段と、上記入口温度算出手段が算出した入口温度と、上記変動温度算出手段が算出した変動温度とに基づいて、上記温度設定地点で設定する上記温度調整用流体の温度を決定する温度決定手段と、上記温度決定手段が決定した温度に基づいて、上記温度設定地点での温度調整用流体の温度を調整する温度調整手段とを備える構成である。
また、本発明に係る燃料電池システムの制御方法は、算出した入口温度を記憶する記憶部を備える燃料電池システムの制御方法であって、燃料電池の発熱量を算出する発熱量算出ステップと、燃料電池の温度を調整するための温度調整用流体が燃料電池に流入する流入口での温度である入口温度であって、上記温度調整用流体が上記燃料電池から流出する流出口での温度である出口温度を所望の温度とするために必要な入口温度を、上記発熱量算出ステップで算出した発熱量から算出する入口温度算出ステップと、上記記憶部に記憶された以前の入口温度に対する、上記入口温度算出手段が算出した今回の入口温度の変動量に基づいて、上記温度調整用流体の温度を設定する温度設定地点から上記燃料電池の流入口までの流路を上記温度調整用流体が流れるときに、該流路によって変動する上記温度調整用流体の変動温度を算出する変動温度算出ステップと、上記入口温度算出ステップで算出した入口温度と、上記変動温度算出ステップで算出した変動温度とに基づいて、上記温度設定地点で設定する上記温度調整用流体の温度を決定する温度決定ステップと、上記温度決定ステップで決定した温度に基づいて、上記温度設定地点での温度調整用流体の温度を調整する温度調整ステップとを含む方法である。
これにより、温度設定地点で設定する温度が変動温度も考慮されて決定されるので、入口温度を、出口温度を所望の温度とするための入口温度により早く到達させることができる。よって、出口温度を所望の温度により早く到達させることができる。
本発明の一実施の形態について図1から図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図1は、本実施の形態に係る燃料電池システム1のコントローラ10の構成を示すブロック図である。また、図2は、燃料電池システム1のシステム構成を示す図である。
図2に示すように、燃料電池システム1は、コントローラ10、出口温度センサ11、入口温度センサ12、温度センサ13、ポンプ15、加熱ユニット16、流量調整バルブ17、流量調整バルブ18、ラジエター19、および燃料電池スタック20により構成されている。
図2に示すように、燃料電池システム1では、温度調整液(温度調整用流体)が燃料電池スタック20とラジエター19と加熱ユニット16とを流通することで燃料電池スタック20の温度を所望の温度に保つものである。
具体的には、温度調整液の流路は、燃料電池スタック20を通り、その後、2つに分かれ、一方がラジエター19を通過し、他方がラジエター19を通過しない。その後、2つに分かれた流路が合流し、ポンプ15を介して加熱ユニット16を通って燃料電池スタック20を再び通る。以上のように温度調整液が循環する流路により、燃料電池スタック20を冷却したい場合は、温度調整液をラジエター19側へ通過させることで冷却し、逆に燃料電池スタック20を加熱したい場合は、ラジエター19側へ通過させずに、加熱ユニット16で加熱する。
ここで、温度調整液は、燃料電池スタック20の温度を調整する液体である。温度調整液は、燃料電池スタック20の温度を調整できる液体であれば、何でもよいが、例えば、無機系の液体が挙げられる。なお、燃料電池スタック20の温度調整を行う媒体は液体に限らず、気体、例えば空気であってもよい。すなわち、燃料電池スタック20内を通過できる流体であればよい。
出口温度センサ11は、温度調整液の燃料電池スタック20の流出口での温度、入口温度センサ12は、温度調整液の燃料電池スタック20の流入口での温度、温度センサ13は、温度調整液の流量調整バルブ17および流量調整バルブ18を通った後、ポンプ15に至る前の地点での温度を、それぞれ測定するものである。温度センサ13の地点で、温度調整液の温度を調整する。
また、入口温度センサ12で燃料電池スタック20の流入口の温度を測定することにより、加熱ユニット16が必要以上に加熱していないかを監視することができる。
それぞれの温度センサは、各測定地点での温度調整液の温度を測定できるものであれば何でもよいが、例えば、熱電対を用いることが考えられる。
測定した温度は、温度データとして燃料電池スタック20の温度測定部104へ伝えられる。
ポンプ15は、温度調整液を、燃料電池スタック20、ラジエター19、加熱ユニット16の間を流通させるものである。加熱ユニット16は、温度調整液の温度を上げるものである。
流量調整バルブ17および流量調整バルブ18は、それぞれを通過する温度調整液の流量を調整することにより、温度調整液の温度の下げ幅を調整するものである。具体的には、流量調整バルブ18は、ラジエター19を通る経路に設けられ、流量調整バルブ17は、ラジエター19を通過しない経路に設けられている。よって、流量調整バルブ17と流量調整バルブ18とを調整することによって、ラジエター19を通る温度調整液の流量とラジエター19を通らない温度調整液の流量が調整され、温度調整液の温度の下げ幅が調整される。
ラジエター19は、放熱により温度調整液の温度を下げるものである。また、ファン(図示せず)を備え、ファンの回転を制御することで冷却効率を変化させることができる。
燃料電池スタック20は、陰極側に水素を含む燃料ガスの供給を受け、陽極側に酸素を含む酸化剤ガスの供給を受け、電気化学反応により起電力を得るセルを多層積層したものである。セルが、多層積層されている間を温度調整液が流れることにより、燃料電池スタック20の温度が調整される。
燃料ガスの例としては、水素、一酸化炭素、アルコール、ヒドラジン(N)等が挙げられる。また、酸化剤ガスの例としては、酸素、空気等が挙げられる。
コントローラ10は、温度調整液の温度を制御することにより、燃料電池スタック20の温度を所定の温度に保つものである。
そして、図1に示すように、コントローラ10は、温度決定部(温度決定手段)100、温度調整部(温度調整手段)101、加熱ユニット制御部102、発熱量算出部(発熱量算出手段)103、温度測定部104、バルブ開閉部105、ラジエター制御部106、入口温度算出部(入口温度算出手段)107、記憶部108、および変動温度算出部(変動温度算出手段)109により構成されている。
温度決定部100は、発熱量算出部103および温度測定部104から受信したデータに基づき温度調整液の温度を決定し、加熱ユニット制御部102およびバルブ開閉部105を介して温度調整液の温度を調整する。温度決定の詳細については後述する。
温度調整部101は、温度調整液を、温度決定部100が決定した温度にするために、加熱ユニット16、流量調整バルブ17、流量調整バルブ18およびラジエター19の調整を行う指示データを加熱ユニット制御部102、バルブ開閉部105、およびラジエター制御部106へ送信する。
加熱ユニット制御部102は、温度調整部101から受信した指示データに基づき加熱ユニット16の動作を制御する。
発熱量算出部103は、燃料電池スタック20の発熱量を算出する。発熱量の具体的な算出方法は後述する。
温度測定部104は、出口温度センサ11、入口温度センサ12、温度センサ13が測定した温度調整液のそれぞれの地点での温度データを受信し、温度決定部100へ送信する。
バルブ開閉部105は、温度調整部101から受信した指示データに基づき、流量調整バルブ17および流量調整バルブ18の開閉を調整する。
ラジエター制御部106は、温度調整部101から受信した指示データに基づきラジエター19の冷却効率を調整する。
入口温度算出部107は、発熱量算出部103が算出した発熱量から燃料電池の温度調整液の流出口での温度を所望の温度とするための燃料電池の温度調整液の流入口での温度を算出する。そして、算出した温度データを記憶部108へ記憶させる。燃料電池の温度調整液の流入口での温度の具体的な算出方法については後述する。
記憶部108は、入口温度算出部107が算出した温度データを記憶する。記憶部108の具体例としては、不揮発性メモリであるフラッシュメモリが挙げられる。
変動温度算出部109は、記憶部108に記憶されている入口温度算出部107が前回算出した温度から、今回、入口温度算出部107が算出した温度の変動量を求め、温度調整液が温度センサ13の地点から入口温度センサ12の地点までを流れるときに変動する温度を算出する。変動する温度の具体的な算出方法については後述する。
次に、図3を用いて、温度調整液の温度の決定方法について説明する。図3は、温度調整液の温度を決定し、調整する処理の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態では、燃料電池スタック20を所望の温度とするために出口温度センサ11での温度調整液の温度を所望の温度とする。そして、出口温度センサ11の温度を所望の温度にするための入口温度センサ12での温度を燃料電池スタック20の発熱量から算出する。次に、入口温度センサ12の温度を算出した温度とするための温度センサ13での温度を、入口温度センサ12と温度センサ13との間の流路の熱量を考慮して算出する。そして、温度センサ13の地点で温度調整液の温度を調整するものである。
これにより、温度センサ13と入口温度センサ12との間の流路を温度調整液が流れるときに変動する温度を考慮した温度設定が可能となる。その結果、入口温度センサ12の地点での温度調整液の温度をより早く算出された温度とすることができ、出口温度センサ11での温度をより早く所望の温度とすることができる。
図3に示すように、まず、発熱量算出部103は、燃料電池スタック20の発熱量を算出する(S301)。燃料電池の発熱量は次の計算式によって求める。
燃料電池の枚数(スタックの数):N
燃料電池の面積 :A[cm
電圧 :E[V]
電流密度 :i[A/cm
理論起電力 :E[V]
ファラデー定数 :F=96485[C/mol]
反応に寄与する電子数 :n=2
ギブスの自由エネルギーの変化量:ΔG≒286[kJ/mol]
とすると、理論起電力は、E=ΔG/nFとなる。
そして、発熱量QはQ=(E−E)×i×A×N[W]となる。
次に、入口温度算出部107は、発熱量算出部103が算出した燃料電池スタック20の発熱量を基に、温度調整液の燃料電池スタック20の流入口でのターゲット温度T2tを算出する(S302)。これは、最終的に燃料電池スタック20の流出口での温度調整液の温度を所定の温度で一定にするための温度である。ターゲット温度T2tの具体的な算出方法は以下のとおりである。
まず、温度調整液に水を用いたとし、
水の熱容量 :C[kJ/(g・K)]
水の流量 :L[l/min]
水の比重 :g[g/l]
燃料電池の流入口と流出口との温度差:ΔT[℃]
とする。上記S301で算出した発熱量Qがすべて温度調整液に放出されたとすると、
Q×60=ΔT×C×g×Lとなる。よって、
ΔT=Q×60/(C×g×L)となる。実際には補正係数αを用いて、
ΔT=α×Q×60/(C×g×L)である。
そして、ターゲット温度T2tを(出口温度―ΔT)で算出する。
次に、変動温度算出部109は、入口温度算出部107が算出したターゲット温度T2tと入口温度算出部107が前回算出し、記憶部108に記憶されているターゲット温度との差を用いて単位時間当たりの温度変化dT/dtを算出する(S303)。
次に、変動温度算出部109は、算出したdT/dtを用いて、ポンプ15の入口から燃料電池スタック20の流入口までの温度調整液が通る配管の冷却に必要な熱量Qを算出する(S304)。
は、ポンプ15、配管の重量をm、ポンプ15、配管の比熱をcとすると、Q=mcdT/dtで算出される。
次に、変動温度算出部109は、算出したQを用いて、現在の温度調整液の流量から、ポンプ15の入口から燃料電池スタック20の流入口までの配管を流れるとき変動する温度、すなわち、ポンプ15の入口で過加熱または過冷却するべき温度Tを算出する(S305)。
これは、温度調整液の流量をM、温度調整液の比熱をCとするとT=Q/(M・C)で算出される。
そして、算出されたT2t、Tを基に、温度決定部100は、温度センサ13で測定されている温度とT2t+Tとを比較し、冷却するのか加熱するのかを判断する(S306)。そして、ポンプ15の入口の温度である温度センサ13の値がT2t+Tになるように加熱ユニット16、流量調整バルブ17、流量調整バルブ18を調整する。
具体的には、燃料電池スタック20を所望の温度にするために、温度調整液を冷却する場合は、開度合計が一定となる条件で、流量調整バルブ17、流量調整バルブ18の開度を変更し、加熱ユニット16の出力を下げ、ラジエター19の冷却効率を上げることにより温度調整液の温度を変更する(S307)。ここで、開度合計が一定とは、流量調整バルブ17と流量調整バルブ18とから流れ出る温度調整液の流量の合計が一定となることをいう。
一方、燃料電池スタック20を所望の温度にするために、温度調整液を加熱する場合は、開度合計が一定となる条件で、流量調整バルブ17、流量調整バルブ18の開度を変更し、加熱ユニット16の出力を上げ、ラジエター19の冷却効率を下げることにより温度調整液の温度を変更する(S308)。
その後、出口温度センサ11および入口温度センサ12で検出された温度と設定値との偏差が小さくなるように加熱ユニット16、流量調整バルブ17、流量調整バルブ18、ラジエター19の冷却能力をPID(proportional integral differential)制御する(S309)。その後は、S301に戻る。
これにより、温度調整液の温度を調整するときに、温度調整液の温度を調整する箇所と燃料電池スタック20の流入口との間の配管およびポンプ15の熱容量を考慮した温度設定が可能となる。よって、燃料電池スタック20の流入口の温度をより早く所望の温度とすることができる。その結果、燃料電池スタック20の流出口の温度、すなわち、燃料電池スタック20の温度をより早く所望の温度にすることが可能となる。
また、本実施の形態を用いた場合と、従来技術を用いた場合との燃料電池スタック20の温度変化を示すグラフを図4に示す。図4(a)は、本実施の形態を用いた場合の温度調整液の入口温度、出口温度および流れる電流値を示す図である。図4(b)は、従来技術を用いた場合の、温度調整液の入口温度、出口温度および流れる電流値を示す図である。それぞれ、図の実線が入口温度、破線が出口温度、一点鎖線が電流値を示す。縦軸が温度もしくは電流値を示し、横軸は時間である。そして、燃料電池スタック20の流出口側の温度調整液の温度が燃料電池スタック20の温度を示している。本実施の形態と従来技術との出口温度を比較すると、本実施の形態では、従来技術と比較して入口温度の温度降下が早く、出口温度のオーバーシュートが小さく、所望の値で安定するまでの時間が短くなっていることが分かる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、コントローラ10の各ブロック、特に温度決定部100、温度調整部101、加熱ユニット制御部102、発熱量算出部103、温度測定部104およびバルブ開閉部105は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、コントローラ10は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるコントローラ10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記コントローラ10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU(microprocessor unit))が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM(compact disc read-only memory)/MO(magneto-optical)/MD(Mini Disc)/DVD(digital video disk)/CD−R(CD Recordable)等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM(erasable programmable read-only memory)/EEPROM(electrically erasable and programmable read-only memory)/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、コントローラ10を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN(local area network)、ISDN(integrated services digital network)、VAN(value-added network)、CATV(community antenna television)通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE(institute of electrical and electronic engineers)1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(asynchronous digital subscriber loop)回線等の有線でも、IrDA(infrared data association)やリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR(high data rate)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
燃料電池の温度を従来よりも速く所望の温度にすることができるので、燃料電池を用いる様々な装置、例えば、燃料電池自動車に適用できる。
本実施の形態に係る燃料電池システムのコントローラの構成を示すブロック図である。 上記燃料電池システムのシステム構成を示す図である。 温度調整液の温度を決定し、調整する処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態および従来技術を用いた場合の、温度調整液の温度および電流値を示す図であり、(a)は、本実施の形態を用いた場合の温度調整液の入口温度、出口温度および流れる電流値を示す図、(b)は、従来技術を用いた場合の、温度調整液の入口温度、出口温度および流れる電流値を示す図である。
符号の説明
10 コントローラ
11 出口温度センサ
12 入口温度センサ
13 温度センサ
15 ポンプ
16 加熱ユニット
17 流量調整バルブ
18 流量調整バルブ
19 ラジエター
20 燃料電池スタック
100 温度決定部(温度決定手段)
101 温度調整部(温度調整手段)
102 加熱ユニット制御部
103 発熱量算出部(発熱量算出手段)
104 温度測定部
105 バルブ開閉部
106 ラジエター制御部
107 入口温度算出部(入口温度算出手段)
108 記憶部
109 変動温度算出部(変動温度算出手段)

Claims (7)

  1. 燃料電池の発熱量を算出する発熱量算出手段と、
    燃料電池の温度を調整するための温度調整用流体が燃料電池に流入する流入口での温度である入口温度であって、上記温度調整用流体が上記燃料電池から流出する流出口での温度である出口温度を所望の温度とするために必要な入口温度を、上記発熱量算出手段が算出した発熱量から算出する入口温度算出手段と、
    該入口温度算出手段が算出した入口温度を記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶された以前の入口温度に対する、上記入口温度算出手段が算出した今回の入口温度の変動量に基づいて、上記温度調整用流体の温度を設定する温度設定地点から上記燃料電池の流入口までの流路を上記温度調整用流体が流れるときに、該流路によって変動する上記温度調整用流体の変動温度を算出する変動温度算出手段と、
    上記入口温度算出手段が算出した入口温度と、上記変動温度算出手段が算出した変動温度とに基づいて、上記温度設定地点で設定する上記温度調整用流体の温度を決定する温度決定手段と、
    上記温度決定手段が決定した温度に基づいて、上記温度設定地点での温度調整用流体の温度を調整する温度調整手段とを備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 上記変動温度算出手段は、上記入口温度の変動量の時間勾配に基づいて上記変動温度を算出することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 上記温度決定手段は、上記算出した入口温度に対し、
    上記温度設定地点から燃料電池の流入口まで温度調整用流体が流れるときに温度調整用流体の温度が上がる場合は、上記算出した変動温度分を減じ、
    上記温度設定地点から燃料電池の流入口まで温度調整用流体が流れるときに温度調整用流体の温度が下がる場合は、上記算出した変動温度分を加えて、上記温度設定地点で設定する温度調整用流体の温度を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 上記温度調整用流体の複数の流路が合流して上記温度設定点に到達しており、
    上記複数の流路に、それぞれ流量調整バルブを備えており、
    上記温度調整手段は、上記温度設定地点での温度調整用流体の流量が一定となるように上記流量調整バルブを制御することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項に記載の燃料電池システムを動作させる燃料電池システム制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための燃料電池システム制御プログラム。
  6. 請求項5に記載の燃料電池システム制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 算出した入口温度を記憶する記憶部を備える燃料電池システムの制御方法であって、
    燃料電池の発熱量を算出する発熱量算出ステップと、
    燃料電池の温度を調整するための温度調整用流体が燃料電池に流入する流入口での温度である入口温度であって、上記温度調整用流体が上記燃料電池から流出する流出口での温度である出口温度を所望の温度とするために必要な入口温度を、上記発熱量算出ステップで算出した発熱量から算出する入口温度算出ステップと、
    上記記憶部に記憶された以前の入口温度に対する、上記入口温度算出手段が算出した今回の入口温度の変動量に基づいて、上記温度調整用流体の温度を設定する温度設定地点から上記燃料電池の流入口までの流路を上記温度調整用流体が流れるときに、該流路によって変動する上記温度調整用流体の変動温度を算出する変動温度算出ステップと、
    上記入口温度算出ステップで算出した入口温度と、上記変動温度算出ステップで算出した変動温度とに基づいて、上記温度設定地点で設定する上記温度調整用流体の温度を決定する温度決定ステップと、
    上記温度決定ステップで決定した温度に基づいて、上記温度設定地点での温度調整用流体の温度を調整する温度調整ステップとを含むことを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
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