JP4973570B2 - ブリード型電磁弁 - Google Patents

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本発明は、ブリード型電磁弁に関する。
従来、この種のブリード型電磁弁としては、軸方向に開口した連通孔と径方向に開口した連通孔とが形成されたベースと、軸方向に移動して連通孔の開閉の調整を行うシャフト部材と、励磁コイルに通電して発生させた吸引力によりシャフト部材を移動させる電磁部とを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電磁弁では、通電状態でシャフト部材を軸方向の連通孔に当接する方向に移動させて連通孔間の流路断面を減少させる。
特開2007−255502号公報
上述したタイプのブリード型電磁弁では、軸方向から流入する作動油によりシャフト部材に力が作用し、その力が電磁弁の動作を妨げるものとなる。このため、その力に対抗し得る吸引力を電磁部から発生させてシャフト部材を移動させる必要があるが、吸引力を上げようとすると電磁部の大型化に繋がってしまう。特に、高圧の作動油を直接コントロールするダイレクト制御に用いられる場合には、作動油の吐出量が多くなりシャフト部材に作用する力が大きくなるので電磁部に要求される吸引力が更に大きなものとなる。
本発明は、ブリード型電磁弁において比較的小さな吸引力で弁を駆動することを主目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のブリード型電磁弁は、
軸方向に作動流体を流入する入力ポートと側方に作動流体を出力する出力ポートと側方に作動流体を排出する排出ポートとが形成された中空の弁本体と、
前記弁本体の内部に挿入され、軸方向の移動に伴って前記入力ポートと前記出力ポートと前記排出ポートの各ポートの開閉状態の調節を行う開閉状態調節部が形成された弁軸と、
前記弁軸を軸方向に移動させる電磁部と、
前記入力ポートを介して流入された作動流体により前記弁軸に作用する力の少なくとも一部が打ち消されるよう該弁軸を軸方向に付勢する付勢手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明のブリード型電磁弁では、中空の弁本体の軸方向に形成された入力ポートを介して流入された作動流体により弁軸に作用する力の少なくとも一部が打ち消されるよう弁軸を軸方向に付勢する付勢手段を備えるから、弁軸に作用する力に対抗して弁軸を軸方向に移動させるのに必要な力が小さくなる。この結果、比較的小さな吸引力で弁を駆動することができる。ここで、「付勢手段」としては、例えば、スプリングを挙げることができる。
こうした本発明のブリード型電磁弁において、前記付勢手段は、前記入力ポートを介して流入される作動流体により前記弁軸に作用する力が大きいほど大きくなる特性の付勢力をもって前記弁軸を付勢する手段であるものとしてもよい。こうすれば、弁軸に作用する力に応じた適切な付勢力を付与することができる。
また、本発明のブリード型電磁弁において、前記開閉状態調節部は、端面が前記入力ポートに当接したときに該入力ポートを閉塞すると共に前記出力ポートと前記排出ポートとを連通可能で、前記端面が前記入力ポートから離間したときに該入力ポートを開放すると共に該端面が該入力ポートから離れるほど小さくなる流路をもって前記出力ポートと前記排出ポートとを連通可能な部であり、前記付勢手段は、前記開閉状態調節部が前記入力ポートに近づく方向に付勢されてなるものとしてもよい。こうすれば、比較的少ない吸引力で調圧することができる。この態様の本発明のブリード型電磁弁において、前記付勢手段は、前記開閉状態調節部が前記入力ポートから離れるほど大きくなる傾向の付勢力をもって前記弁軸を付勢する手段であるものとしてもよい。ここで、弁軸に作用する力は開閉状態調節部と入力ポートとの離間距離に比例する傾向にあるので、その傾向を予め実験などにより把握しておけば、弁軸に必要な付勢力をより適切に付与することができる。
さらに、本発明のブリード型電磁弁において、前記電磁部は、コイルと、コアと、前記コイルへの通電を伴って前記コアとの間で生じる吸引力により前記弁軸を押し出すプランジャと、がケースに収容されてなり、前記付勢手段は、前記ケース側の反力を用いて前記吸引力と同方向に前記プランジャが付勢されるよう該ケースと該プランジャとの間に介在されてなるものとしてもよい。こうすれば、電磁部や弁本体を大型化することなく付勢手段を配置することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電磁弁20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電磁弁20は、例えばオートマチックトランスミッションに組み込まれたクラッチの油圧制御に用いられ、図示しないオイルポンプから圧送されレギュレータバルブにより調圧された油圧(ライン油圧)から最適なクラッチ圧を生成してクラッチをダイレクトに制御可能なダイレクト制御用のブリード型リニアソレノイドバルブとして構成されている。この電磁弁20は、初期状態において入力ポート52が開放されているノーマルオープン型のリニアソレノイドバルブとして構成され、ソレノイド部30と、このソレノイド部30により駆動されてライン油圧を入力すると共に入力したライン油圧を調圧して出力する調圧バルブ部40とを備える。
ソレノイド部30は、底付き円筒部材としてのケース31と、ケース31の内周側に配置され絶縁性のボビン32aに絶縁導線が巻回されてなるコイル(ソレノイドコイル)32と、ケース31の開口端部にフランジ外周部が固定されたフランジ部34aとフランジ部34aからコイル32の内周面に沿って軸方向に延伸された円筒部34bとが形成された第1のコア34と、ケース31の底部に形成された凹部の内周面と接触すると共にコイル32の内周面に沿って第1のコア34の円筒部34bと所定間隔を隔てた位置まで軸方向に延伸された円筒状の第2のコア35と、第2のコア35に挿入され第1のコア34の内周面および第2のコア35の内周面を軸方向に摺動可能でありケース31の凹部の底面に当接する後端側に凹部が形成されたプランジャ36と、ケース31の凹部の底面とプランジャ36の凹部の底面との間に配置されプランジャ36を前方(図中左方向)へ付勢するコイルスプリングであるスプリング37とを備える。第1のコア34の円筒部34bにはバルブシャフト60のシャフト部62が挿入されプランジャ36の先端に当接されると共に円筒部34bの内周面を軸方向に摺動可能となっている。また、ソレノイド部30は、コイル32からの端子がケース31の外周部に形成されたコネクタ部39に配策されており、この端子を介してコイル32への通電が行なわれる。
第1のコア34の円筒部34bの先端部は、外面には先端に向かうほど外径が小さくなるようテーパが形成され、内面にはシャフト部62の外径よりも大きな外径のプランジャ36の先端部が嵌挿可能にプランジャ受け34cが形成されている。プランジャ受け34cには、プランジャ36が第1のコア34に直接当接しないよう非磁性材料により形成された環状のリング34dが設けられている。
ケース31と第1のコア34と第2のコア35とプランジャ36は、いずれも純度の高い鉄などの強磁性材料により形成されており、第1のコア34の円筒部34bの端面と第2のコア35の端面との間の空間は、非磁性体として機能するよう形成されている。なお、この空間は、非磁性体として機能させればよいから、ステンレススチールや黄銅などの非磁性金属を設けるものとしても構わない。
ソレノイド部30では、コイル32に通電すると、ケース31,第2のコア35,プランジャ36,第1のコア34,ケース31の順にコイル32の周囲を周回するよう磁束が流れる磁気回路が形成され、これにより第1のコア34とプランジャ36との間に吸引力が作用してプランジャ36が吸引される。前述したように、プランジャ36の先端には第1のコア34の内周面を軸方向に摺動可能なシャフト部62が当接し、プランジャ36の後端側にはプランジャ36を前方(図中左方向)に付勢するスプリング37が配置されているから、プランジャ36に作用する吸引力とスプリング37の付勢力とによってバルブシャフト60は前方(図中左方向)に押し出される。なお、スプリング37の付勢力の詳細については後述する。
調圧バルブ部40は、図1に示すように、一端がソレノイド部30のケース31および第1のコア34に取り付けられた略円筒状の中空のスリーブ42と、スリーブ42の他端に取り付けられたエンドプレート46と、スリーブ42の内部空間に挿入されシャフト部62がプランジャ36の先端に当接するバルブシャフト60と、エンドプレート46とバルブシャフト60との間に設けられバルブシャフト60をソレノイド部30側へ付勢するスプリング48とを備える。このスプリング48は、コイル32に通電されていない初期状態ではバルブシャフト60をソレノイド部30側に押し付け、コイル32に通電された状態では電磁弁20としての通常の機能が得られるよう、即ち、プランジャ36の吸引力に対して伸縮することによりバルブシャフト60の移動量をリニアに調節することができる付勢力が設定されている。
スリーブ42は、その内部空間の開口部として、エンドプレート46に形成され図示しないオイルポンプから圧送された作動油を軸方向に入力する入力ポート52と、スリーブ42の側面の略中央に形成されクラッチCL側に作動油を出力する出力ポート54と、スリーブ42の側面の右寄りの位置に形成され作動油を排出するドレンポート56と、出力ポート54とドレンポート56とを連通しバルブシャフト60が挿入される連通部55とが形成されている。この連通部55は、バルブシャフト60の外径よりも大きく形成され、バルブシャフト60との隙間が流路となって作動油が流通可能となっている。
バルブシャフト60は、スリーブ42の内部空間に挿入される軸状部材として形成されており、プランジャ36に当接し連通部55に挿入される部分が一段小さな径となるよう形成されたシャフト部62と、内部空間に流出入する作動油の流量を調整する流量調整部64とを備える。流量調整部64は、入力ポート52よりも大きな外径に形成されエンドプレート46に当接したときに入力ポート52を閉塞する円柱部64aと、円柱部64aよりも大きな外径に形成されスプリング48が当接するフランジ部64bと、フランジ部64よりも小さな外径を有しシャフト部62へ向かうほど小さな外径となるようテーパ状に形成され連通部55に当接したときに連通部55とバルブシャフト60との隙間の流路を遮断してドレンポート56を遮断するテーパ部64cとを有する。
ここで、スプリング37の付勢力について説明する。このスプリング37は、入力ポート52から流入する作動油によりバルブシャフト60に作用する力(以下、フローフォースF0という)に対向する向きにプランジャ36を介してバルブシャフト60を付勢するために配置されている。このため、まずフローフォースF0について説明する。所定圧の作動油が入力ポート52から流入している状態で、バルブシャフト60の移動に伴うフローフォースF0の変化の様子の一例を図2に示す。図2では、横軸にバルブシャフト60の移動量Lをとり縦軸にフローフォースF0をとる。移動量Lは、バルブシャフト60がエンドプレート46に当接する位置を値0とし、ソレノイド部30側に最大限移動した位置を最大値Lmaxとした(図1参照)。図示するように、フローフォースF0は、移動量Lが値0のときは作動油が流入せず入力ポート52の開口面積分の作動油の圧力がバルブシャフト60の円柱部64aの端面に掛かるだけなので最小値Fminとなり、移動量Lが大きくなるにつれ略直線的に大きくなって、移動量Lが最大値Lmaxのときに最大値Fmaxとなる。次に、スプリング37の付勢力F1について説明する。この付勢力F1の一例を図3に示す。図3では、横軸にスプリング37のストローク量Xをとり縦軸に付勢力F1をとる。スプリング37は、バルブシャフト60の移動に伴って伸縮し、本実施形態では、移動量Lが値0のときにストローク量Xが最小値Xminとなり移動量Lが最大値Lmaxのときにストローク量Xが最大値Xmaxとなるものとした。図示するように、付勢力F1は、バネ定数kによりその傾きが定まる一次関数のグラフとなり、このバネ定数kはフローフォースF0の傾きと略同じになるように設定されている。このため、ストローク量Xが最大値Xmaxのときに付勢力F1が最大値Fmaxと略同一の値となり、ストローク量Xが最小値Xminのときに付勢力F1が最小値Fminと略同一の値となる。こうして設定された付勢力F1とフローフォースF0とを合成した合力の一例を図4に示す。図4では、横軸にバルブシャフト60の移動量Lをとり縦軸に合力をとる。図示するように、付勢力F1とフローフォースF0とが互いに打ち消し合うため、合力は値0に近づくことがわかる。このため、ソレノイド部30の吸引力によりバルブシャフト60を押し出す力がフローフォースF0によって妨げられることはない。
こうして構成された実施例の電磁弁20の動作について図1,図5および図6に基づいて説明する。図5は、バルブシャフト60に作用する力の関係を示す説明図、図6は、電磁弁20の動作中の状態を示す説明図である。まず、コイル32に通電されていない場合(図1参照)を考える。この場合、図5(a)に示すように、バルブシャフト60には、フローフォースF0とスプリング37の付勢力F1とスプリング48の付勢力F2とが作用する。前述したようにフローフォースF0と付勢力F1とが打ち消し合い合力が略値0となるので、付勢力F2によりバルブシャフト60がソレノイド部30側に押し付けられている。このため、図1に示すように、入力ポート52と出力ポート54とを連通し、連通部55に当接してドレンポート56を遮断する状態となる。次に、コイル32に通電が開始された場合を考える。この場合、コイル32に印加される電流の大きさに応じた吸引力F3で第1のコア34にプランジャ36が吸引され、図5(b)に示すように、バルブシャフト60には、フローフォースF0と付勢力F1と付勢力F2と吸引力F3とが作用する。この場合もフローフォースF0と付勢力F1とが打ち消し合い合力が略値0となるので、付勢力F2と吸引力F3とが丁度釣り合う位置で停止する。このため、図6に示すように、入力ポート52と出力ポート54とを連通すると共に連通部55を開通してドレンポート56を連通する調圧状態となる。即ち、バルブシャフト60がエンドプレート46側に移動するほどドレンポート56への作動油の排出量が増加して出力ポート54への出力量が減少し、ソレノイド部30側に移動するほどドレンポート56への作動油の排出量が減少して出力ポート54への出力量が増加する。ここで、スプリング37を配置しない場合では、バルブシャフト60の位置を保持するために吸引力F3がフローフォースF0と付勢力F2との合力となる必要がある。一方、本発明では、スプリング37を配置することによりフローフォースF0が付勢力F1により打ち消され、吸引力F3は付勢力F2と釣り合うだけの力となればよく、ソレノイド部30に要求される力が減少する。図5(b)の状態から、吸引力F3が付勢力F2を上回りバルブシャフト60が更に前方に押し出されるとエンドプレート46に当接し入力ポート52を閉塞する。このとき、入力ポート52を完全に塞ぐと共に出力ポート54とドレンポート55とを連通し、クラッチCLに作用している油圧は下降する。この場合も図5(c)に示すように、フローフォースF0と付勢力F1と付勢力F2と吸引力F3とが作用するが、付勢力F1とフローフォースF0とが打ち消し合い合力が略値0となる。なお、図5(c)の状態でソレノイド部30への通電が遮断されると、付勢力F2によりバルブシャフト60が初期位置に戻される。このとき、バルブシャフト60の移動に伴って、スプリング37のストローク量Xに応じた付勢力F1によってバルブシャフト60が付勢されると共に入力ポート52から流入する作動油のフローフォースF0がバルブシャフト60に作用するので、上述と同様に付勢力F1とフローフォースF0とが打ち消し合う。このため、付勢力F2は付勢力F1を打ち消す必要はなく、スプリング37を配置しない場合に比べてスプリング48のバネ定数が極端に大きくなることはない。
以上説明した実施例の電磁弁20によれば、入力ポート52を介して流入した作動油によりバルブシャフト60に作用しバルブシャフト60がソレノイド部30側に移動するほど大きくなる傾向のフローフォースF0が打ち消されるよう、バルブシャフト60がソレノイド部30側に移動するほど付勢力F1が大きくなるように設定されたスプリング37を備えるから、フローフォースF0に対抗してバルブシャフト60を移動させるのに必要な力が小さくなる。この結果、ソレノイド部30を大型化することなく小さな吸引力で電磁弁20を駆動させることができる。
実施例の電磁弁20では、スプリング37の付勢力F1がフローフォースF0の全部を打ち消すものとしたが、これに限られるものではなく、フローフォースF0の一部のみを打ち消すものとしてもよい。
実施例の電磁弁20では、バルブシャフト60を付勢するものとしてコイルスプリングを用いるものとしたが、これに限られず、板バネ等バルブシャフト60に付勢力を付与することができるものであれば如何なるものとしてもよい。
実施例の電磁弁20では、オートマチックトランスミッションに組み込まれたクラッチCLの油圧制御に用いるものとしたが、油圧により作動する如何なる作動機構の油圧制御に用いるものとしてもよい。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電磁弁の製造産業や自動車産業などに利用可能である。
本発明の一実施例としての電磁弁20の構成の概略を示す構成図である。 バルブシャフト60の移動に伴うフローフォースF0の変化の様子の一例を示す説明図である。 付勢力F1の一例を示す説明図である。 付勢力F1とフローフォースF0との合力の一例を示す説明図である。 バルブシャフト60に作用する力の関係を示す説明図である。 電磁弁20の動作中の状態を示す説明図である。
符号の説明
20 電磁弁、30 ソレノイド部、31 ケース、32 コイル、32a ボビン、34 第1のコア、34a フランジ部、34b 円筒部、34c プランジャ受け、34d リング、35 第2のコア、36 プランジャ、37 スプリング、39 コネクタ部、40 調圧バルブ部、42 スリーブ、46 エンドプレート、48 スプリング、52 入力ポート、54 出力ポート、55 連通部、56 ドレンポート、60 バルブシャフト、62 シャフト部、64 流量調整部、64a 円柱部、64b フランジ部、64c テーパ部。

Claims (5)

  1. 軸方向に作動流体を流入する入力ポートと側方に作動流体を出力する出力ポートと側方に作動流体を排出する排出ポートとが形成された中空の弁本体と、
    前記弁本体の内部に挿入され、軸方向の移動に伴って前記入力ポートと前記出力ポートと前記排出ポートの各ポートの開閉状態の調節を行う開閉状態調節部が形成された弁軸と、
    前記弁軸を軸方向に移動させる電磁部と、
    前記入力ポートを介して流入された作動流体により前記弁軸に作用する力の少なくとも一部が打ち消されるよう該弁軸を軸方向に付勢する付勢手段と、
    を備え
    前記電磁部は、コイルと、コアと、前記コイルへの通電を伴って前記コアとの間で生じる吸引力により前記弁軸を押し出すプランジャと、がケースに収容されてなり、
    前記付勢手段は、前記ケース側の反力を用いて前記吸引力と同方向に前記プランジャが付勢されるよう該ケースと該プランジャとの間に介在されてなる
    ブリード型電磁弁。
  2. 前記付勢手段は、前記入力ポートを介して流入される作動流体により前記弁軸に作用する力が大きいほど大きくなる特性の付勢力をもって前記弁軸を付勢する手段である請求項1記載のブリード型電磁弁。
  3. 請求項1または2記載のブリード型電磁弁であって、
    前記開閉状態調節部は、端面が前記入力ポートに当接したときに該入力ポートを閉塞すると共に前記出力ポートと前記排出ポートとを連通可能で、前記端面が前記入力ポートから離間したときに該入力ポートを開放すると共に該端面が該入力ポートから離れるほど小さくなる流路をもって前記出力ポートと前記排出ポートとを連通可能な部であり、
    前記付勢手段は、前記開閉状態調節部が前記入力ポートに近づく方向に付勢されてなる
    ブリード型電磁弁。
  4. 前記付勢手段は、前記開閉状態調節部が前記入力ポートから離れるほど大きくなる傾向の付勢力をもって前記弁軸を付勢する手段である請求項3記載のブリード型電磁弁。
  5. 前記付勢手段は、スプリングである請求項1ないしいずれか1項に記載のブリード型電磁弁。
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