JP4973199B2 - 半導体評価回路及び評価方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体評価回路及び評価方法に関し、特に多数の半導体素子の特性を評価するための技術に関するものである。
半導体の微細プロセスを開発する場合、微細素子(トランジスタ、抵抗素子等)の特性の評価解析を行うため、種々の寸法の素子からなるTEG(Test Element Group)を半導体ウェハー中に作製し、その評価解析結果を基にプロセス条件等を設定することで大量生産に耐えうる素子を開発している。
これまでのプロセス開発では、TEG中に作製された個々のトランジスタの特性を評価、解析することで最適なプロセス条件とトランジスタ構造を設定できたが、微細化が進むにつれて複数のトランジスタ間の特性ばらつきが無視できなくなってきた。
また、トランジスタ周辺の状態によってトランジスタに加えられるストレスが変わり、トランジスタの特性が変化するという現象も無視できなくなってきている。
このような状況から、例えば加工レベルが45nmの微細プロセスでは、隣接したトランジスタであっても両者の特性がばらついてしまうので、SRAM(Static Random Access Memory)等の微小信号をペアトランジスタ(隣接した2つのトランジスタ)で検知するような検知回路、増幅回路は動作マージンが低下するか、あるいは動作不能になることが予測されている。
この場合、個々のトランジスタの評価のみでは十分なデータが得られないため、大量のトランジスタの特性を評価し、統計処理して分析を行ない、システマティックな特性差とばらつきによる特性差とを分離して解析できるような大規模なTEGが必要である。
従来、大規模な素子評価を行うTEGとして、例えば図1(a)に示すように複数個のトランジスタをマトリックス状に配置して評価できるDMA(Device Matrix Array)−TEGがある(非特許文献1参照)。
同図を参照して従来技術に係るDMA−TEGの構成を以下に説明する。DUT11〜DUTnmは被測定トランジスタである。被測定トランジスタDUT11〜DUT1mのドレインは、共通ドレイン線D1に接続され、ソースは共通ソース線S1に接続される。共通ドレイン線D1はスイッチSW2を介してドレイン電圧が供給される共通のドレインフォース線(Drain Force)に接続される。また、共通ドレイン線D1の電圧をモニターするために、ドレイン電圧センス線DS1がスイッチSW1を介してドレインセンス線(Drain Sense)に接続される。
また、共通ソース線S1は共通のソース電源(Source Force)に接続される。さらに、この共通ソース線S1の電圧をモニターするために、共通ソース線S1はスイッチSW3を介してソースセンス線(Source Sense)に接続される。なお、上記のスイッチSW1〜SW3は、図示しないデコーダの出力信号によって制御される。
これらのセットを一組として、上述と同様な接続でn番目のセットである被測定トランジスタDUTn1〜DUTnmまで設けられている。また、被測定トランジスタDUT11〜DUTn1のゲートは共通ゲート線G1に接続され、同様にして被測定トランジスタDUT1m〜DUTnmのゲートは共通ゲート線Gmに接続される。
また、共通ゲート線G1にはゲート選択回路100を介してゲート電圧VG1またはゲート非選択電圧VGXの何れかが供給される。選択信号EN1がハイレベル(選択)になるとゲート電圧VG1がゲート線G1に供給され、選択信号EN1がローレベル(非選択)になると、ゲート非選択電圧VGXがゲート線G1に供給される。ゲート非選択電圧VGXは通常はゼロボルトであるが、必要に応じてマイナス電圧も設定できる。
このような構成のDMA−TEGにより、m×n個の被測定トランジスタDUT11〜DUTnmの特性が評価できる。
ここで、上記共通ドレイン線D1にはm個の被測定トランジスタDUT11〜DUT1mが並列接続されているため、各被測定トランジスタにオフリーク電流(トランジスタが完全にオフできずに流れる電流)があると、非選択の被測定トランジスタを通じてリーク電流が流れるため、測定したい被測定トランジスタの特性が正確に評価できなくなる。この場合には、例えばゲート非選択電圧VGXを−0.2V程度にして、オフリーク電流を抑えるようにする。
なお、図1(b)はスイッチSW1〜SW3の回路図である。
Yoshiyuki Shimizu, Mitsuo Nakamura, Toshimasa Matsuoka, and Kenji Taniguchi, ``Test structure for precise statistical characteristics measurement of MOSFETs,'' IEEE 2002 Int. Conference on Microelectronic Test Structure ( ICMTS 2002 ), pp. 49-54, April 2002
しかしながら、上述の従来技術に係るDMA−TEGによれば、大規模なDMA−TEG(例えばm=n=1024、すなわち1M個のトランジスタ評価が出来るTEG)を構成した場合、測定時間が非常に長くなるという問題があった。
例えば、トランジスタの静特性を測定して閾値を求める場合、測定ポイントを粗くしてもドレイン電圧Vdとして0〜2.0Vまで0.1Vステップで20ポイント、ゲート電圧Vgとして0〜2.0Vまで0.1Vステップで20ポイントの測定が必要となる。
この静特性の測定では、トランジスタを流れる電流をテスターによって測定するので、電圧を測定する場合と比較して測定時間が長くなる。この場合、テスターによりトランジスタの電流を1ポイント測定するために例えば1msec必要であるとすると、1つのトランジスタについて20×20=400ポイントの測定が必要なため、すべてのトランジスタを測定するためには1m×400×1M=400000sec(約111時間)が必要となる。従って、大量の測定データを得る事は容易ではないという問題があった。あるいは、高速に測定できる非常に高価で高性能なテスターを使用する必要があるという問題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、大規模な半導体素子を高精度かつ高速に測定できる半導体評価回路及び評価方法を提供する事である。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、本発明に係る半導体評価回路は、トランジスタ特性を評価するための半導体評価回路であって、評価セルを行及び列方向にマトリックス状に配列してなるn行m列(n,mは正の整数)の評価セルアレイと、前記評価セルアレイの各列に属する前記評価セル用のm本の第1ビット線と、前記評価セルアレイの各列に属する前記評価セル用のm本の第2ビット線と、前記第1ビット線とこれに対応する第2ビット線とをプリチャージするプリチャージ回路と、前記第1ビット線とこれに対応する第2ビット線との電圧差を検出して出力信号を出力する検出手段と、前記第1ビット線と、前記プリチャージ回路及び検出手段とを接続、解放する第1スイッチと、前記第2ビット線と、前記プリチャージ回路及び検出手段とを接続、解放する第2スイッチと、を備え、前記評価セルは、入力電圧と基準電圧との大小関係を比較するためのペアトランジスタを含み、2つの出力端子から比較結果を出力する比較器と、前記比較器の一方の出力端子と前記第1ビット線とを接続、開放する第3スイッチと、前記比較器の他方の出力端子と前記第2ビット線とを接続、開放する第4スイッチと、から構成され、当該半導体評価回路は、前記第1スイッチから前記第4スイッチと前記プリチャージ回路と前記比較器と前記入力電圧と前記基準電圧とを制御する制御手段を備える事を特徴とする。
本発明では、評価対象のトランジスタをペアトランジスタとして比較器を構成し、評価対象のペアトランジスタが属する評価セルの第3スイッチと第4スイッチと、評価セルが属する列の第1スイッチと第2スイッチとを閉状態にする。そして、この比較器に入力電圧と基準電圧とを入力し、比較器を非活性化してプリチャージ回路によって評価対象のペアトランジスタの属する列の第1ビット線と第2ビット線とをプリチャージする。
そして、比較器を活性化し、比較器の出力電圧を検出手段によって検出するようにしたので、ペアトランジスタの閾値の差を求める事が出来る。また、その比較器をマトリックス状に複数個配列したので、評価セルアレイ内の各ペアトランジスタに対して上記の評価を行う事によって、各ペアトランジスタの閾値の差の分布を得る事が出来る。電圧の測定は電流の測定よりも高速に行えるので、大規模な半導体素子を高速かつ高精度に測定できる半導体評価回路が実現出来る。
上記半導体評価回路において、前記比較器は、ソース同士が接続され、一方のゲートに入力電圧が入力され、他方のゲートに基準電圧が入力される第1トランジスタと第2トランジスタとからなるペアトランジスタと、前記ペアトランジスタのソースとグランドとの間に接続される電流源と、から構成される事を特徴とする。
上記半導体評価回路において、前記比較器は、前記第1トランジスタのドレインにソースが接続され、前記第3スイッチにドレインが接続され、一定電圧がゲートに印加された第3トランジスタと、前記第2トランジスタのドレインにソースが接続され、前記第4スイッチにドレインが接続され、前記一定電圧がゲートに印加された第4トランジスタと、を更に備えた事を特徴とする。
本発明によれば、第3トランジスタと第4トランジスタのインピーダンスにより、第1スイッチから第4スイッチが発生するノイズが第1トランジスタと第2トランジスタに伝わりにくいので、高精度に評価が行える。
また、本発明に係る半導体評価方法は、上記半導体評価装置を用いた半導体評価方法であって、前記制御手段が、評価対象の前記ペアトランジスタが属する前記評価セルの前記第3スイッチと前記第4スイッチと、該評価セルが属する列の前記第1スイッチと前記第2スイッチとを閉状態にする第1ステップと、前記制御手段が前記評価対象のペアトランジスタに前記入力電圧と前記基準電圧とを印加する第2ステップと、前記制御手段が前記比較器を非活性化し、前記プリチャージ回路が前記評価対象のペアトランジスタの属する列の前記第1ビット線と第2ビット線とをプリチャージする第3ステップと、前記制御手段が前記比較器を活性化し、前記評価対象のペアトランジスタの前記評価セルアレイ内における位置と前記入力電圧と前記基準電圧と前記検出手段から出力される出力信号とを対応付けて記憶手段に記憶する第4ステップと、を繰り返し行い、前記制御手段が、前記評価対象のペアトランジスタ毎に前記出力信号が反転した時の前記入力電圧と前記基準電圧との関係を前記ペアトランジスタの位置に対応付けて出力手段から出力する第5ステップと、を含む事を特徴とする。
本発明によれば、ペアトランジスタを含んで構成された比較器に入力電圧と基準電圧とを入力し、入力電圧を変化させて比較器の出力電圧の変化を検出手段によって検出するようにしたので、ペアトランジスタの閾値の差を求める事が出来る。また、マトリックス状に複数個配列された各ペアトランジスタに対して上記の評価を行う事によって、各ペアトランジスタの閾値の差の分布を得る事が出来る。電圧の測定は電流の測定よりも高速に行えるので、大規模な半導体素子を高速かつ高精度に測定できる半導体評価回路が実現出来る。
本発明によれば、評価対象のトランジスタをペアトランジスタとして比較器を構成し、この比較器に入力電圧と基準電圧とを入力し、入力電圧を変化させて比較器の出力電圧の変化を検出手段によって検出するようにしたので、ペアトランジスタの閾値の差を求める事が出来る。また、その比較器をマトリックス状に複数個配列したので、評価セルアレイ内の各ペアトランジスタに対して評価を行う事によって、各ペアトランジスタの閾値の差の分布を得る事が出来る。電圧の測定は電流の測定よりも高速に行えるので、大規模な半導体素子を高速かつ高精度に測定できる半導体評価回路が実現出来る。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るDMA−TEGの回路図である。
同図において、T1〜T5はNMOSトランジスタ、S1,S2,BS1a,BS1bはスイッチ、10はセンスアンプ、20はプリチャージ回路、DUT Pairはペアトランジスタ、Cell1−1,Cell1−n、Cellm−1,Cellm−nは評価セルである。
NMOSトランジスタT1,T2は、このDMA−TEGにおいて評価対象となる被測定トランジスタであり、隣接して配置されてペアトランジスタ(DUT Pair)を構成する。また、NMOSトランジスタT1〜T5とスイッチS1,S2は評価セルCell1−1を構成する。
このDMA−TEGは、ペアトランジスタ(DUT Pair)を含む評価セルCell1−1を行及び列方向にm×n個(m,nは正の整数)マトリックス状に配列して評価セルアレイを構成しているが、理解を容易にするために評価セルアレイの4隅の評価セルCell1−1,Cell1−n,Cellm−1,Cellm−nみを図示している。また、被測定トランジスタT1,T2は耐圧の低い微細トランジスタであり、これら以外は例えば3Vの耐圧を有するトランジスタから構成される。
まず、評価セルCell1−1の構成について説明する。NMOSトランジスタT1,T2は、それぞれのソースが共通接続される。また、NMOSトランジスタT1のゲートには入力電圧Vinが入力され、NMOSトランジスタT2のゲートには基準電圧Vrefが入力される。
また、NMOSトランジスタT3,T4は、NMOSトランジスタT1,T2をノイズから分離するために設けられたものであり、NMOSトランジスタT3のソースはNMOSトランジスタT1のドレインに接続され、ゲートに定電圧信号Bias1が入力される。さらに、NMOSトランジスタT4のソースはNMOSトランジスタT2のドレインに接続され、ゲートに定電圧信号Bias1が入力される。
NMOSトランジスタT5は定電流を流すための電流源として機能し、そのドレインはNMOSトランジスタT1,T2のソースに共通接続され、そのゲートには定電圧信号Bias2が供給され、そのソースはグランドに接続される。
上記NMOSトランジスタT1〜T5は、比較器を構成する。つまり、この比較器は、入力電圧Vinと基準電圧Vrefとの大小関係を比較するためのペアトランジスタを含み、2つの出力端子(NMOSトランジスタT3,T4のドレイン)から比較結果を出力するものである。また、この比較器は、NMOSトランジスタT5が定電圧信号Bias2により定電流を流せる様になった場合に活性化され、定電圧信号Bias2が0V等になり定電流を流せない場合に非活性化される。
また、スイッチS1(第3スイッチ),S2(第4スイッチ)はそれぞれNMOSトランジスタT3,T4のドレイン(比較器の出力端子)を共通ビット線Bit1(第1ビット線),Bit1b(第2ビット線)に接続、開放するためのものである。スイッチS1の一端は、NMOSトランジスタT3のドレインに接続され、他端は共通ビット線Bit1に接続される。また、スイッチS2の一端は、NMOSトランジスタT4のドレインに接続され、他端は共通ビット線Bit1bに接続される。さらに、スイッチS1,S2にはXセレクト信号X1が入力され、開閉状態が制御される。
この評価セルCell1−1と同一構成の評価セルがn×m個の評価セルアレイを構成する。この評価セルアレイはn本のXセレクト信号X1〜Xnと、m本のYセレクト信号Y1〜Ymと、m本の共通ビット線Bit1〜Bitmと、m本の共通ビット線Bit1b〜Bitmbとを備える。
つまり、このDMA−TEGは、評価セルアレイの各列に属する評価セル用のm本の第1ビット線(共通ビット線Bit1〜Bitm)と、評価セルアレイの各列に属する評価セル用のm本の第2ビット線(共通ビット線Bit1b〜Bitmb)とを備える。
また、行方向に配置されるn本の定電圧信号Bias1は、図示しないバイアス回路に共通接続される。また、行方向に配置されるn本の定電圧信号Bias2は、図示しないバイアス回路に共通接続される。さらに、各評価セルCell1−1〜Cellm−nに属するペアトランジスタ(DUT Pair)にそれぞれ入力される入力電圧Vinと基準電圧Vrefは、それぞれ図示しないバイアス回路から供給される。これらのバイアス回路は、図示しない制御回路(制御手段)によって制御される。
スイッチBS1a(第1スイッチ)の一端は共通ビット線Bit1に接続され、他端はメインビット線MBに接続される。スイッチBS1b(第2スイッチ)の一端は共通ビット線Bit1bに接続され、他端はメインビット線MBbに接続される。また、Yセレクト信号Y1はスイッチBS1a,BS1bに接続される。
同様にして、スイッチBSmaの一端は共通ビット線Bitmに接続され、他端はメインビット線MBに接続される。スイッチBSmbの一端は共通ビット線Bitmbに接続され、他端はメインビット線MBbに接続される。また、Yセレクト信号YmはスイッチBSma,BSmbに接続される。
また、メインビット線MB,MBbはセンスアンプ10(検出手段)の2つの入力端子に接続される。このセンスアンプ10は、メインビット線MB,MBbの電圧差を増幅して出力信号Outを出力する。換言すると、メインビット線MB,MBbは第1ビット線と第2ビット線の何れかに電気的に接続されるので、センスアンプ10はメインビット線MB,MBbに接続された第1ビット線と第2ビット線との電圧差を増幅する。
また、メインビット線MB,MBbはプリチャージ回路20にも接続される。このプリチャージ回路20は、プリチャージ信号PreChargeに応じてメインビット線MB,MBb(つまりメインビット線MB,MBbに接続された第1ビット線と第2ビット線)をプリチャージするものであり、その構成については後述する。
つまり、第1スイッチは第1ビット線とプリチャージ回路及び検出手段(センスアンプ10)とを接続、解放し、第2スイッチは第2ビット線とプリチャージ回路及び検出手段とを接続、解放する。
なお、Xセレクト信号X1〜XnとYセレクト信号Y1〜Ymは、図示しないデコーダ(制御手段)によって制御される。
次に、このDMA−TEGの動作について図3を参照して説明する。同図(a)は各信号の時間変化を示す図であり、同図(b)は選択された1つの評価セルの動作を説明するための回路図である。
同図(b)には、プリチャージ回路20の回路構成も示されている。同図において、21〜23はPMOSトランジスタ、24はインバータである。
以下に、一例としてNMOSトランジスタT1,T2が評価対象として選択された場合について説明する。
まず、図示しないデコーダによりXセレクト信号X1とYセレクト信号Y1が出力され、スイッチS1,S2,BS1a,BS1bが閉(オン)状態となる事によって評価セルCell1−1が選択される(時刻t0)。この時、他のスイッチはすべて開(オフ)状態である。
つまり、制御手段は評価対象のペアトランジスタが属する評価セルの第3スイッチと第4スイッチと、評価セルが属する列の第1スイッチと第2スイッチとを閉状態にする。
このとき、基準電圧VrefはNMOSトランジスタT1,T2の閾値Vth近辺である例えば0.6Vに設定されており、入力電圧Vinも0.6V付近に設定されている。また、定電圧信号Bias1は1.0Vに設定されている。
つまり、制御手段は評価対象のペアトランジスタに入力電圧と基準電圧とを印加する。
ここで、定電圧信号Bias2を0Vに設定し、プリチャージ信号PreChargeをハイレベルに設定し、プリチャージ回路20によってメインビット線MB,MBbを1.2Vにプリチャージする(時刻t0)。
つまり、制御手段が評価対象のペアトランジスタを含む比較器を非活性化し、評価対象のペアトランジスタの属する列の第1ビット線と第2ビット線とをプリチャージする。
このプリチャージ動作について以下に説明する。プリチャージ信号PreChargeがハイレベルになると、インバータ24によって反転されたローレベルの信号がPMOSトランジスタ21〜23のゲートに印加される。これにより、PMOSトランジスタ21〜23はすべてオン状態となり、メインビット線MB,MBbに電気的に接続されている共通ビット線Bit1,Bit1b、センスアンプ10の入力部等が有する寄生容量に電源から電荷を供給してプリチャージを行う。
次に、プリチャージが完了した後、プリチャージ信号PreChargeをローレベルに設定し、定電圧信号Bias2としてNMOSトランジスタT5が定電流を流す事の可能な0.4V程度の電圧を印加する(時刻t1)。
ここで、入力電圧Vinとして0.610Vを入力した場合、NMOSトランジスタT1,T2の閾値Vthが等しいと仮定すると、基準電圧Vrefが0.6VであるためNMOSトランジスタT1がオン状態となり、NMOSトランジスタT2がオフ状態となる。その結果、前述のプリチャージによって共通ビット線Bit1に電気的に接続されている系の寄生容量に蓄積されていた電荷が、NMOSトランジスタT1を介してグランドに放電されるので、共通ビット線Bit1の電圧が共通ビット線Bit1bの電圧よりも低下する。その結果、メインビット線MBの電圧がメインビット線MBbの電圧よりも低下する。
そして、メインビット線MB,MBbの電位差をセンスアンプ10が検知(増幅)して出力信号Outとしてローレベルの電圧である判定結果“0”を出力する。一方、入力電圧Vinが0.59Vであれば、出力信号Outとしてハイレベルの電圧である判定結果“1”が出力される。また、入力電圧Vinが基準電圧Vrefと等しい0.6Vの場合にはメインビット線MB,MBbの電圧は不定となり、出力信号Outは“0”あるいは“1”の何れかを出力する。これらの結果を例えば図示しない記憶手段に記憶しておき、後述する閾値の分布を得る際等に利用する。
つまり、制御手段は比較器を活性化し、評価対象のペアトランジスタの評価セルアレイ内における位置と入力電圧と基準電圧と検出手段から出力される出力信号とを対応付けて記憶手段に記憶する。
この判定に要する時間は、メインビット線MB,MBb等の有する寄生容量が電荷を放電する時間によって決まる。メインビット線MB,MBbに電気的に接続されている系の寄生容量Cpが2pF、ペアトランジスタ(DUT Pair)であるNMOSトランジスタT1,T2を流れる電流差ΔIが100nA、センスアンプ10の検知感度がΔV=50mVとすると、判定時間tは概略でt=Cp×ΔV/ΔI=1μsとなり、高速判定が可能となる。
ここで、プロセスばらつき等の原因により、ペアトランジスタであるNMOSトランジスタT1,T2の閾値Vthがそれぞれ異なっていた場合を考える。例えば、NMOSトランジスタT1の閾値Vthが0.35V、NMOSトランジスタT2の閾値Vthが0.30Vの場合、入力電圧Vin=0.36Vのときに出力信号Outが“0”、入力電圧Vin=0.34Vのときに出力信号Outが“1”になるので、出力信号Outと基準電圧Vrefと入力電圧Vinとの関係から、ペアトランジスタの閾値の差を高速に判定できる。
この様に、上述してきた一連の評価方法を一つの評価セルに対して繰り返し行い、基準電圧Vrefを固定し、出力信号Outが反転するまで入力電圧Vinを変化させる事で一組のペアトランジスタの閾値の差を求める事が出来る。
また、上述してきた一連の評価方法を評価セルアレイ内の各評価セルに対して実行する事によって、評価セルアレイ内のペアトランジスタの閾値の差の分布を高速かつ高精度に得る事が出来る。
図4は、このDMA−TEGの出力信号の評価セルアレイ内における分布を示す。
同図(a)〜(e)は、入力電圧Vinと基準電圧Vrefの電圧差ΔV(=入力電圧Vin−基準電圧Vref)をパラメータにして、各ペアトランジスタを選択した時の出力信号Outの値(“0”又は“1”)を各ペアトランジスタの評価セルアレイ内の位置に対応して表している。ここでは、理解を容易にするために10×10個のペアトランジスタの評価結果を示す。
同図(a)に示す様に、電圧差ΔVが+50mVの場合は全てのペアトランジスタに関して出力信号Outが“0”であることから、この例に示したDMA−TEGのペアトランジスタの閾値の差はすべて+50mV以内であることがわかる。
次に、同図(b)に示す様に電圧差ΔVを+25mVにすると、3行2列に属するペアトランジスタ等、一部のペアトランジスタを評価した場合に出力信号Outが“1”に変化する。
次に、同図(c)に示す様に電圧差ΔVを0mVにすると、閾値が等しいペアトランジスタの場合は出力信号Outが不定となるが、閾値に差があるペアトランジスタでは出力信号Outとして“0”または“1”の確定値が出力される。同様に、同図(d),(e)に示す様に電圧差ΔVを順次変化させると、ペアトランジスタの閾値のばらつきの大きさに依存して出力信号Outの状態が“0”から“1”へ変化する。
同図(f)には、同図(a)〜(e)に示した評価結果をまとめて表示した図を示す。同図は、電圧差ΔVを0から4までの番号に対応付けて、ペアトランジスタの閾値の差の分布を表している。例えば、1行1列に属するペアトランジスタは、同図(b)、(c)より電圧差ΔV=+25mVから0mVになった時に出力信号Outが“0”から“1”に反転しているので、同図(f)において電圧差ΔV=+25〜0mVを示す“1”と表される。同様に、1行2列に属するペアトランジスタは、電圧差ΔV=−25mVから−50mVになった時に出力信号Outが“0”から“1”に反転しているので、同図(f)において電圧差ΔV=−25〜−50mVを示す“3”と表される。
なお、同図(a)〜(e)に示した評価結果は、ディスプレイやプリンタ等(出力手段)によって利用者が認識しやすい様に出力される。
つまり、制御手段は、評価対象のペアトランジスタ毎に出力信号が反転した時の入力電圧と基準電圧との関係をペアトランジスタの位置に対応付けて出力手段から出力する。
上述した様に、同図(f)は評価セルアレイ内のすべてのペアトランジスタの閾値の差を表現できる。これにより、評価セルアレイ中のどの場所にどの程度の閾値のばらつきがあるか一目で判断できる。なお、この図は立体的に表す事もできる。
上述してきたDMA−TEGによれば、例えば1M組のペアトランジスタの閾値のばらつきを評価して分析するために必要なテスト時間は、1μs×1M組=1secである。したがって、高精度で大量のデータが高速に取得できる。
なお、本発明ではセンスアンプの特性ばらつきによる影響を極力なくすために、センスアンプ10は全ての評価セルに共通に1個に設定したが、配線容量が増加し、高速測定を妨げる要因になる場合がある。さらに高速測定を求める場合には、スイッチの組(例えばBSmaとBSmb)毎にセンスアンプを複数配置し、さらにスイッチBSma,BSmbを省略して共通ビット線Bitm,Bitmbを直接センスアンプに接続すれば、メインビット線MB,MBbの配線容量とスイッチの容量が削減でき、高速化が可能となる。しかし、この場合には、センスアンプのばらつきを抑えるために、センスアンプを構成するトランジスタの寸法(L及びW)を大きめに設定してばらつきに強くする等の工夫が必要である。
また、上述してきた説明に用いた電圧は一例である。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、NMOSトランジスタT3,T4は備えなくても良い。また、ペアトランジスタの組数は上述した例に限られない。また、行と列の関係を入れ替えても良い。
従来技術に係るDMA−TEGの回路図である。 本発明の実施形態に係るDMA−TEGの回路図である。 同上のDMA−TEGの動作を説明するための図である。 同上のDMA−TEGの出力信号の評価セルアレイ内における分布を示す図である。
符号の説明
T1〜T5 NMOSトランジスタ、S1,S2,BS1a,BS1b スイッチ、10 センスアンプ、20 プリチャージ回路、DUT Pair ペアトランジスタ、Cell1−1,Cell1−n、Cellm−1,Cellm−n 評価セル

Claims (4)

  1. トランジスタ特性を評価するための半導体評価回路であって、
    評価セルを行及び列方向にマトリックス状に配列してなるn行m列(n,mは正の整数)の評価セルアレイと、
    前記評価セルアレイの各列に属する前記評価セル用のm本の第1ビット線と、
    前記評価セルアレイの各列に属する前記評価セル用のm本の第2ビット線と、
    前記第1ビット線とこれに対応する第2ビット線とをプリチャージするプリチャージ回路と、
    前記第1ビット線とこれに対応する第2ビット線との電圧差を検出して出力信号を出力する検出手段と、
    前記第1ビット線と、前記プリチャージ回路及び検出手段とを接続、解放する第1スイッチと、
    前記第2ビット線と、前記プリチャージ回路及び検出手段とを接続、解放する第2スイッチと、を備え、
    前記評価セルは、
    入力電圧と基準電圧との大小関係を比較するためのペアトランジスタを含み、2つの出力端子から比較結果を出力する比較器と、
    前記比較器の一方の出力端子と前記第1ビット線とを接続、開放する第3スイッチと、
    前記比較器の他方の出力端子と前記第2ビット線とを接続、開放する第4スイッチと、
    から構成され、
    当該半導体評価回路は、前記第1スイッチから前記第4スイッチと前記プリチャージ回路と前記比較器と前記入力電圧と前記基準電圧とを制御する制御手段を備える事を特徴とする半導体評価回路。
  2. 前記比較器は、
    ソース同士が接続され、一方のゲートに入力電圧が入力され、他方のゲートに基準電圧が入力される第1トランジスタと第2トランジスタとからなるペアトランジスタと、
    前記ペアトランジスタのソースに電流を流す電流源と、
    から構成される事を特徴とする請求項1に記載の半導体評価回路。
  3. 前記比較器は、
    前記第1トランジスタのドレインにソースが接続され、前記第3スイッチにドレインが接続され、一定電圧がゲートに印加された第3トランジスタと、
    前記第2トランジスタのドレインにソースが接続され、前記第4スイッチにドレインが接続され、前記一定電圧がゲートに印加された第4トランジスタと、
    を更に備えた事を特徴とする請求項2に記載の半導体評価回路。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の半導体評価装置を用いた半導体評価方法であって、
    前記制御手段が、評価対象の前記ペアトランジスタが属する前記評価セルの前記第3スイッチと前記第4スイッチと、該評価セルが属する列の前記第1スイッチと前記第2スイッチとを閉状態にする第1ステップと、
    前記制御手段が前記評価対象のペアトランジスタに前記入力電圧と前記基準電圧とを印加する第2ステップと、
    前記制御手段が前記比較器を非活性化し、前記プリチャージ回路が前記評価対象のペアトランジスタの属する列の前記第1ビット線と第2ビット線とをプリチャージする第3ステップと、
    前記制御手段が前記比較器を活性化し、前記評価対象のペアトランジスタの前記評価セルアレイ内における位置と前記入力電圧と前記基準電圧と前記検出手段から出力される出力信号とを対応付けて記憶手段に記憶する第4ステップと、
    を繰り返し行い、
    前記制御手段が、前記評価対象のペアトランジスタ毎に前記出力信号が反転した時の前記入力電圧と前記基準電圧との関係を前記ペアトランジスタの位置に対応付けて出力手段から出力する第5ステップと、
    を含む事を特徴とする半導体評価方法。
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