JP4969983B2 - 加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物に対して加工を行うための加工部を有するキャリッジを複数備える加工装置に関する。
一般に、紙やマーキングフィルムなどの被加工物に対して所望する文字や図形などを印刷するとともに、同被加工物を所望する形状に切断する加工を行う加工装置が知られている。例えば、下記特許文献1に記載の加工装置においては、被加工物であるシートを切断するためのカッティングヘッドを有するカッティング用キャリッジと、同シートに対して印刷を行うためのインクジェットヘッドを有するプリント用キャリッジとを備えている。これらのカッティング用キャリッジおよびプリント用キャリッジは、シートが移動する方向に対して直交する方向に配置されたガイドレールに直動ガイドを介してそれぞれ支持されている。
特開2006−35510号公報
直動ガイドは、主に、ガイドレールに取り付けられる1つの直動レールと、カッティング用キャリッジおよびプリント用キャリッジにそれぞれ設けられ前記直動レールに摺動可能な状態で組み付けられる直動ブロックとから構成される。そして、カッティング用キャリッジにワイヤを介して連結された駆動モータの回転駆動により、カッティング用キャリッジおよびプリント用キャリッジが直動レール(すなわち、ガイドレール)に沿って変位するようになっている。
しかしながら、このような加工装置においては、カッティング用キャリッジおよびプリント用キャリッジを変位させるための機構を構成する部品点数が多く複雑な構成となっているため、各部品の寸法公差、組み付け誤差などの公差の集積により各キャリッジの位置決め精度が悪い。このため、被加工物に対する加工精度が悪いという問題がある。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、複数のキャリッジを被加工物に対して変位させるための構成を簡単にして、各キャリッジの位置決め精度を向上させて被加工物に対する加工精度を良好することができる加工装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、被加工物に対して加工を行うための加工部をそれぞれ有する複数のキャリッジと、被加工物に対して前記複数のキャリッジを変位させる変位手段とを備える加工装置において、前記複数のキャリッジは、互いに他のキャリッジと分離可能に連結するための連結部をそれぞれ有し、変位手段は、前記複数のキャリッジのうちの1つのキャリッジをネジ送り機構によって変位させ、ネジ送り機構は、前記1つのキャリッジに設けられる雌ネジ部と、回転駆動される駆動手段に連結されて雌ネジ部に螺合する雄ネジ部が形成された軸部とから構成され、雌ネジ部を有するキャリッジ以外のキャリッジは、雄ネジの外径より大きい内径に形成された孔部を有することにある。
このように構成した本発明の特徴によれば、被加工物に対して加工を行うための複数のキャリッジは、ネジ送り機構によって被加工物に対して変位する。ネジ送り機構は、雄ネジと雌ネジとから構成されるものであり、前記従来例に示した直動ガイドに比べて部品点数が少ない簡単な構成である。これにより、各部品の寸法公差、組み付け誤差などの公差の集積による各キャリッジの位置決め誤差を少なくでき、被加工物に対する加工精度を良好にすることができる。
また、本発明の特徴によれば、雌ネジ部を有するキャリッジ以外のキャリッジは、被加工物に対して加工を行わない場合、雌ネジ部を有するキャリッジから分離しておくことができる。このため、被加工物の加工時においては、雌ネジ部を有するキャリッジと被加工物に対して加工を行うキャリッジのみ変位させることができ、キャリッジを変位させる駆動手段の負荷を抑えることができる。この結果、被加工物の加工精度の向上、駆動手段の長寿命化を図ることが期待できる。
この場合、前記孔部は、雄ネジが摺動可能に挿入される内径に形成されているとよい。そして、この場合、前記加工装置は、さらに、前記複数のキャリッジを変位手段による変位方向にそれぞれ案内するキャリッジシャフトを備えるとよい。
また、これらの場合、前記連結部は、前記複数のキャリッジにそれぞれ設けられて互いに隣り合うキャリッジ間で互いに吸着し合う磁石を備えるとよい。
また、これらの場合、前記複数のキャリッジは、被加工物に対して点状および線状の加工痕をそれぞれ形成するとよい。

以下、本発明に係る加工装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、被加工物である真鍮材からなるワークWKの表面に点状の加工痕を複数形成することにより、所望する画像をワークWKの表面上に形成する打刻装置10の全体を示す斜視図である。また、図2は、同打刻装置10の作動を制御する制御システムのブロック図である。
この打刻装置10は、上面が開放された箱型の下カバー11を備えている。下カバー11は、打刻装置10の下側の筐体を構成する部材であり、その前面(図示手前側の面)図示左側には、打刻装置10の電源スイッチ11aが設けられている。この下カバー11の内部には、ベース12が設けられている。ベース12は、平板状に形成されており、その中央部には、ベース12の上面から下面に向かって貫通する四角形状の貫通孔12aが設けられている。貫通孔12aの内部には、ワークWKを載置するための載置台13が設けられている。
載置台13は、ワークWKを載置するためのテーブルであり、平板状に形成されているとともに、その下面における図示X軸方向の両側には、図示Y軸方向に沿って凸状に突出した突出部13a,13bが形成されている。突出部13a,13bには、図示Y軸方向に貫通する孔部がそれぞれ設けられており、これらの各孔部に載置台シャフト14a,14bが摺動可能な状態でそれぞれ挿入されている。載置台シャフト14a,14bは、貫通孔12aの内部における載置台13の下方において、図示Y軸方向に平行な向きに架け渡された状態でそれぞれ設けられており、同貫通孔12aの内部において載置台13を支持するとともに図示Y軸方向に案内する。
また、載置台シャフト14aと載置台シャフト14bとの間には、載置台シャフト14a,14bと平行な状態でY軸方向送りネジ15が設けられている。Y軸方向送りネジ15は、その一端が貫通孔12a内に設けられたY軸方向フィードモータ16(図1において図示せず)の回転軸に連結しているとともに、他端が貫通孔12aの内壁面に回転自在に組み付けられている。Y軸方向フィードモータ16は、詳しくは後述するコントローラ70によって回転駆動が制御される電動モータである。また、Y軸方向送りネジ15は、載置台13の下面中央部に設けられた図示しないナットに嵌り合っている(以下、「螺合」という)。したがって、Y軸方向フィードモータ16が回転すると、載置台13はY軸方向送りネジ15およびナットからなるネジ送り機構により図示Y軸方向に変位する。
ベース12の上面中央部には、貫通孔12aを跨ぐように門型状のフレーム20が設けられている。フレーム20は、貫通孔12aの両脇の位置で直立した2つの柱部20a,20bと、同柱部20a,20b間に架け渡された水平部20cとから構成されており、フレーム20の長手方向が図示X軸方向と平行となるようにベース部12上に組み付けられている。このフレーム20における水平部20cの下方であって柱部20aと柱部20bとの間には、キャリッジシャフト21とX軸方向送りネジ22とが図示X軸方向に平行な状態でそれぞれ架け渡されている。
キャリッジシャフト21は、フレーム20の水平部20cの下方であって載置台13の上方の位置でキャリッジ30,40をそれぞれ支持するとともに、同キャリッジ30,40を図示X軸方向に案内するための軸部材である。X軸方向送りネジ22は、キャリッジ30,40を貫通して、その一端がフレーム20における柱部20bの外側壁面(図示左側壁面)に設けられたX軸方向フィードモータ23の回転軸に連結しているとともに、他端がフレーム20における柱部20aの内側壁面(図示右側壁面)に回転自在に組み付けられている。このX軸方向送りネジ22の外周面には、螺旋状に溝を切った雄ネジ部が形成さている。X軸方向フィードモータ23は、後述するコントローラ70によって回転駆動が制御される電動モータである。
キャリッジ30,40は、ワークWKの表面に線状または点状の加工痕を形成するための各加工工具を保持する。具体的には、図3(A),(B)に示すように、キャリッジ30は、ワークWKの表面に線状の加工痕を形成することができる針状の先端部31aを有する線痕加工工具31を保持する。またキャリッジ40は、ワークWKの表面に点状の加工痕を形成することができる円錐状の先端部41aを有する線痕加工工具41を保持する。なお、線痕加工工具31の先端部31aは、点痕加工工具41の先端部41aより鋭角に形成されている。また、線痕加工工具31および点痕加工工具41の各先端部31a,41aは、ワークWKより硬い素材(例えば、超硬合金や工業用人工ダイヤモンド)で構成されている。
これらのキャリッジ30,40は、互いに略同様の構成であるので、キャリッジ30の構成を中心に説明して、キャリッジ40におけるキャリッジ30と同様の構成部分は符号のみを記載してその説明を省略する。キャリッジ30(40)は、筐体を構成するホルダー32(42)を備えている。ホルダー32(42)は、略四角柱状に形成されており、その前面における図示左側部分が前方に向かって延びた張出片32a(42a)を備えている。張出片32a(42a)の下部には、図示右側に向かって水平状態で設けられた支持板33(43)が固着されている。支持板33(43)は、平板上に形成されており、その上面に円筒状に形成されたソレノイド34(44)が直立した状態で組み付けられている。このソレノイド34(44)が組み付けられた支持板33(43)の上面中央部には、同上面から下面に向けて貫通する図示しない貫通孔が設けられている。
ソレノイド34(44)は、電気エネルギーを直線運動に変換する電磁機能部品であり後述するコントローラ70によって駆動が制御される。このソレノイド34(44)には、円筒状に形成された本体内を貫通する状態でプランジャ35(45)が設けられている。プランジャ35(45)は、鉄性の材料で形成されたピン状部材であり、ソレノイド34(44)の駆動によってソレノイド34(44)の下方に吸引される。すなわち、ソレノイド34(44)は、プル(PULL)型のソレノイドである。このプランジャ35(45)の下端部には、支持板33(43)に設けられた前記貫通孔を貫通した状態で配置される線痕加工工具31(点痕加工工具41)の上端部が接続されている。
線痕加工工具31(点痕加工工具41)は、加工部である先端部31a(41a)を下方に向けた状態(図示Z軸方向に平行な状態)で板バネ36(46)によって支持されている。板バネ36(46)は、図示垂直方向に延びる薄板状の垂直部36a(46a)と、図示水平方向に延びる薄板状の水平部36b(46b)とが直交したL字状に形成されているバネ部材である。板バネ36(46)は、水平部36b(46b)が支持板33(43)の下方に位置するように、垂直部36a(46b)が張出片32a(42a)の外側壁面に固着されている。板バネ36(46)の水平部36b(46b)の中央部には、同水平部36b(46b)を貫通した状態で円筒状のブッシュ36c(46c)が埋め込まれている。ブッシュ36c(46c)は、円筒内に線痕加工工具31(点痕加工工具41)を貫通させた状態で板バネ36(46)の水平部36b(46b)に固定する。
プランジャ35(45)の上方には、ストッパー37aを備えた支持片37(47)が設けられている。支持片37(47)は、短冊状に形成されており、その一端側がプランジャ35(45)の上方に位置するように、他端側がホルダー32(42)の上面に固定されている。この支持片37(47)の一端側の下面には、樹脂材料によって構成された半球状のストッパー37a(47a)が固着されており、上方に向かって変位するプランジャ35(45)の上端面が当たるようになっている。すなわち、ストッパー37a(47a)はプランジャ35(45)の上方における変位限界位置を規制している。
すなわち、ソレノイド34(44)が通電されると、ソレノイド34(44)内のプランジャ35(45)は下方に吸引される。この場合、線痕加工工具31(点痕加工工具41)は板バネ36(46)の付勢力に抗しながら下方に変位する。これにより、線痕加工工具31(点痕加工工具41)の先端部31a(41a)は、載置台13上に載置されたワークWKの表面に押し付けられ、同表面に点状(より具体的には、先端部31a(41a)の形状に対応した円錐形状)の加工痕を形成する。また、ソレノイド34(44)に対する通電が停止されると、線痕加工工具31(点痕加工工具41)は板バネ36(46)の付勢力によって上方に変位する。この場合、プランジャ35(45)はプランジャ35(45)の上端がストッパー37a(47a)に当たる位置まで上方に押し上げられる。これにより、線痕加工工具31(点痕加工工具41)の先端部31a(41a)は、ワークWKの表面から離脱する。
ホルダー32(42)の前面に直交する2つの側面には、図示X軸方向に貫通する2つの孔部51,52(61,62)が図示Z軸方向に並んでそれぞれ設けられている。これらのうち、上側に設けられた孔部51(61)には、キャリッジシャフト21が摺動可能な状態で挿入されている。また、ホルダー32の下側に設けられた孔部52内には、筒状の雌ネジブッシュ53が埋め込まれている。雌ネジブッシュ53は、その内周面に螺旋状に溝を切った雌ネジ部が形成されており、この雌ネジ部にX軸方向送りネジ22の雄ネジ部が螺合した状態で挿入されている。したがって、X軸方向フィードモータ23が回転すると、キャリッジ30はX軸方向送りネジ22および雌ネジブッシュ53からなるネジ送り機構により図示X軸方向に変位する。
一方、ホルダー42の下側に設けられた孔部62は、同孔部62の内径とX軸方向送りネジ22の外径とがすきまばめの関係となるように形成されており、同孔部62にX軸方向送りネジ22が摺動可能な状態で挿入されている。すなわち、キャリッジ40には、キャリッジ40を直接図示X軸方向に変位させるための駆動源は接続されていない。なお、孔部62の内径とX軸方向送りネジ22の外径との関係は、孔部62にX軸方向送りネジ22が摺動可能な状態で挿入されていれば、すきまばめに限定されるものではない。すなわち、孔部62の外径は所謂バカ孔であってもよい。
ホルダー32とホルダー42とが互いに対向する側面中央部には、直方体状の磁石38,48がそれぞれ設けられている。磁石38,48はキャリッジ30とキャリッジ40とを分離可能に連結するための永久磁石であり、互いに対向する面が異なる磁極となっている。また、キャリッジ40におけるフレーム20の柱部20b側の側面には、L字状に形成された受け金具49が設けられている。受け金具49は、フレーム20における柱部20bの内側壁面に設けられたロック装置24とともに、キャリッジ40をフレーム20の柱部20bに固定するための金具である。
ロック装置24は、受け金具49に対応する逆L字に形成されたロック金具24aと、ロック金具24aを図示矢印方向に変位させるためのロック用ソレノイド24b(図1において図示せず)と、キャリッジ40の図示左側における変位可能限界を規制するストッパー24cとから構成されている。ロック用ソレノイド24bは、プッシュ・プル(PUSH−PULL)型のソレノイドであり、後述するコントローラ70によって駆動が制御される。すなわち、キャリッジ40が図示左側における変位可能限界位置に位置している場合において、ロック用ソレノイド24bに正方向の電流が流れることにより、ロック金具24aが図示時計回りに回動して受け金具49に引っ掛かりキャリッジ40がフレーム20の柱部20bにロックされる。また、ロック用ソレノイド24bに負方向の電流が流れることにより、ロック金具24aが図示反時計回りに回動して受け金具49から離れキャリッジ40のロックが解除される。
コントローラ70は、CPU、ROM、RAMなどからなるマイクロコンピュータによって構成されており、インターフェース71を介して接続される外部コンピュータ装置80からの指示に従って、Y軸方向フィードモータ16、X軸方向フィードモータ23、ソレノイド34,44およびロック用ソレノイド24bの作動をそれぞれ制御する。
外部コンピュータ装置80は、CPU、ROM、RAM、ハードディスクなどからなるマイクロコンピュータによって構成されており、キーボードおよびマウスからなる入力装置81からの指示に従って、図4に示す加工プログラムを実行することにより打刻装置10の作動を制御する。この場合、加工プログラムは、作業者により予め前記ハードディスクに記憶されている。また、外部コンピュータ装置80は、液晶ディスプレイからなる表示装置82に、打刻装置10の作動状態および加工プログラムの実行状態などを適宜表示させる。すなわち、本実施形態において外部コンピュータ装置80は、個人向けパーソナルコンピュータ(所謂パソコン)を想定している。なお、外部コンピュータ装置80は、打刻装置10の作動を制御することができれば、どのような形式のコンピュータ装置であってもよい。
なお、下カバー11上には、ベース12上に設けられたフレーム20を覆う状態で上カバー17が配置されている。上カバー17は、打刻装置10の上側の筐体を構成する部材であり、下カバー11に対して着脱自在な状態で設けられている。この上カバー17は、上カバー17の内側の構成を明らかにするために二点鎖線で示している。
次に、上記のように構成した打刻装置10の作動について説明する。まず、作業者は外部コンピュータ装置80と打刻装置10とをインターフェース71を介して接続し、外部コンピュータ装置80および打刻装置10の電源をそれぞれ投入する。具体的には、作業者は、打刻装置10の下カバー11の前面に配置された電源スイッチ11aを操作することにより、コントローラ70を含む打刻装置10の各種回路の作動を開始させる。これにより、外部コンピュータ装置80は、図示しない所定のプログラムを実行することにより作業者からの指令の入力を待つ待機状態となる。
また、打刻装置10は、コントローラ70内のROMに予め記憶されている図示しない所定のプログラムを実行することにより、キャリッジ30,40および載置台13の原点復帰をそれぞれ行った後、外部コンピュータ装置80からの指示を待つ待機状態となる。なお、キャリッジ30,40の各原点位置は、キャリッジ40がロック装置24のストッパー24cに当たる位置であり、載置台13の原点位置は、載置台13が最も図示前側に位置する位置である。
次に、作業者は、打刻装置10の載置台13上にワークWKを載置し固定した後、外部コンピュータ装置80の入力装置81を操作して、外部コンピュータ装置80に図4に示す加工プログラムの実行を指示する。この加工プログラムは、作業者が所望する画像をワークWKの表面上に形成するために、所望する画像に対応する加工データを生成して打刻装置10に出力するプログラムである。この指示に応答して、外部コンピュータ装置80は、加工プログラムをステップS100にて開始して、ステップS102にて、画像データの入力を待つ。
この場合、作業者は、所望する任意の画像をスキャナーなどの画像取り込み装置を用いて外部コンピュータ装置80に入力する。本実施形態においては、図5に示すようなアルファベット文字である「A」をデザイン化した図形を外部コンピュータ装置80に入力する。これにより、所望する画像を表す画像データが外部コンピュータ装置80のハードディスク内に記憶される。この場合、画像データはラスターデータ(ビットマップデータ)形式である。
次に、外部コンピュータ装置80は、ステップS104にて、前記画像データに基づいて線痕加工データと点痕加工データとをそれぞれ生成する。線痕加工データは、ワークWKの表面に線状の加工痕を形成するように打刻装置10、具体的には、Y軸方向フィードモータ16、X軸方向フィードモータ23およびソレノイド34をそれぞれ作動させるための加工データである。また、点痕加工データは、ワークWKの表面に点状の加工痕を形成するようにY軸方向フィードモータ16、X軸方向フィードモータ23およびソレノイド44をそれぞれ作動させるための加工データである。
本実施形態においては、図5に示す図形「A」において線図によって表すことができる輪郭部分OL1,OL2について線痕加工データを生成し、輪郭部分OL1,OL2以外の図形部分PIについて点痕加工データを生成する。具体的には、図形「A」における輪郭部分OL1,OL2を表す画像データをベクターデータ形式に変換するとともに、同ベクターデータ形式に変換された画像データに基づいて線痕加工データを生成する。この場合、輪郭部分OL1,OL2を表す画像データに含まれる白黒の明度(輝度)の程度を表すデータの変化は無視される。すなわち、線痕加工データは、ワークWKに一定の深さの加工痕を形成するための加工データに生成される。
また、図形「A」における輪郭部分OL1,OL2以外の図形部分PIを表す画像データは、ラスターデータ(ビットマップデータ)形式であるので、このラスターデータ(ビットマップデータ)形式に基づいて点痕加工データを生成する。この場合、図形部分PIを表す画像データに含まれる白黒の明度(輝度)の程度を表すデータの変化に応じて点痕加工データを生成する。すなわち、点痕加工データは、画像データに含まれる白黒の明度(輝度)の程度に応じた深さに加工痕を形成するための加工データに生成される。この加工痕の深さは、ワークWK上に形成される画像の濃淡を表す。
なお、画像データにおいて、線痕加工データを生成するための線図部分(本実施形態においては、輪郭部分OL1,OL2)の抽出は、外部コンピュータ装置80に対して入力装置81を操作して作業者が直接指示するようにしてもよいし、線図部分を抽出する公知のプログラムを用いてもよい。
次に、外部コンピュータ装置80は、ステップS106にて、前記ステップS104にて生成した線痕加工データを打刻装置10に出力する。打刻装置10は、外部コンピュータ装置80から出力された線痕加工データをコントローラ70のRAMに一時的に記憶するとともに、同一時的に記憶した線痕加工データに基づいてY軸方向フィードモータ16、X軸方向フィードモータ23およびソレノイド34の各作動を制御して画像データにおける線図部分、具体的には輪郭部分OL1,OL2の加工を開始する。
この場合、コントローラ70は、線図部分の加工開始に先駆けてロック用ソレノイド24bを作動させることにより、ロック金具24aを受け金具49に引っ掛けてキャリッジ40をフレーム20の柱部20bに固定する。これにより、原点位置に位置するキャリッジ30は、X軸方向フィードモータ23の回転駆動によりキャリッジ40と離脱して単独で変位する(図3(B)参照)。そして、線痕加工工具31の先端部をワークWKの表面に押し付けた状態でキャリッジ30のワークWKに対する位置を変化させることにより、ワークWKの表面に線状の加工痕が形成される。このようにして、線痕加工データに基づく線図部分の加工がすべて終了した場合には、コントローラ70はキャリッジ30および載置台12を原点復帰させる。
次に、外部コンピュータ装置80は、ステップS108にて、前記ステップS104にて生成した点痕加工データを打刻装置10に出力する。打刻装置10は、外部コンピュータ装置80から出力された点痕加工データをコントローラ70のRAMに一時的に記憶するとともに、同一時的に記憶した点痕加工データに基づいてY軸方向フィードモータ16、X軸方向フィードモータ23およびソレノイド44の各作動を制御して画像データにおける図形部分PIの加工を開始する。なお、このステップS108による点痕加工データの出力は、打刻装置10による線図部分の加工進度に関わらず出力されコントローラ70のRAMに記憶される。そして、打刻装置10は線図部分の加工が終了した後、図形部分PIの加工を開始する。
具体的には、コントローラ70は、線図部分の加工が終了しキャリッジ30が原点復帰した状態でロック用ソレノイド24bを作動させることにより、ロック金具24aを上方に退避させて受け金具49から外し、キャリッジ40のロック状態を解除する。そして、コントローラ70は、RAMに記憶した点痕加工データに基づいて図形部分PIの加工を開始する。この場合、キャリッジ40は磁石38,48によってキャリッジ30と連結されているため、キャリッジ30と一体的に変位する。そして、点痕加工工具41の先端部をワークWKの表面に断続的に押し付けながらキャリッジ40のワークWKに対する位置を変化させることにより、ワークWKの表面に点状の加工痕が形成される。このようにして、点痕加工データに基づく図形部分PIの加工がすべて終了した場合には、コントローラ70はキャリッジ40および載置台13を原点復帰させる。
次に、外部コンピュータ装置80は、ステップS110にて、この加工プログラムの実行を終了して再び待機状態となる。これにより、打刻装置10も再び待機状態となる。そして、作業者は、載置台13からワークWKを取り外して加工作業を終了する。また、作業者は、他のワークWKに対して画像を形成する場合には、前記と同様にして他のワークWKを載置台13にセットした後、加工プログラムを実行する。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、ワークWKに対して加工を行うためのキャリッジ30,40は、X軸方向送りネジ22および雌ネジブッシュ53からなるネジ送り機構によって変位する。このネジ送り機構は、前記従来例に示した直動ガイドに比べて部品点数が少ない簡単な構成である。この結果、これにより、キャリッジ30,40の寸法公差、組み付け誤差などの公差の集積による各キャリッジ30,40の位置決め誤差を少なくでき、ワークWKに対する加工精度を良好なものすることができる。
また、キャリッジ40は、ワークWKに対して加工を行わない場合、キャリッジ30から分離しておくことができる。このため、キャリッジ40が不要の場合においては、キャリッジ30のみ変位させることができ、X軸方向フィードモータ23の負荷を抑えることができる。この結果、ワークWKの加工精度の向上、X軸方向フィードモータ23の長寿命化を図ることが期待できる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
上記実施形態においては、キャリッジ30に雌ネジ部、すなわち雌ネジブッシュ53を設け、同雌ネジブッシュ53にX軸方向送りネジ22を螺合するように構成したが、これに限定されるものではない。例えば、キャリッジ30側に雄ネジ部を設け、X軸方向フィードモータ23によって回転駆動する雌ネジ部(例えば、ナット)をフレーム20に設けるように構成してもよい。これによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、キャリッジ30とキャリッジ40とを分離可能な構成としたが、これに限定されるものではない。すなわち、キャリッジ40にも雌ネジブッシュ53を設けるとともにX軸方向送りネジ22の雄ネジ部と螺合させ、キャリッジ40をX軸方向フィードモータ23によって変位させるように構成してもよい。これによれば、磁石38,48は不要となるとともに、キャリッジ30とキャリッジ40とを連結・離脱するための作動が不要となる。
また、上記実施形態においては、キャリッジ30,40にワークWKに対して点状または線状の加工痕を形成する加工工具を保持させた打刻装置10に本発明を適用した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、キャリッジ30,40に、ワークWKに対して所定の文字または図形を印刷する印刷ヘッドを保持させた加工装置(印刷装置)や、ワークWKを切断するための切断工具を保持させた加工装置、さらには、これらの印刷ヘッドと切断工具とをそれぞれ保持した加工装置にも適用できる。すなわち、ワークWKに対して何らかの加工を施すための加工部を有するキャリッジを複数備える加工装置に広く適用できるものである。したがって、被加工物も紙材、カッティングシート材、木材、貴金属類など材質を問わない。また、キャリッジの数も上記実施形態のように2つに限定されるものではなく、3つ以上であってもよい。これによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、キャリッジ40に孔部62を設け、同孔部62にX軸方向送りネジ22を挿入するように構成したが、これに限定されるものではない。キャリッジ40における外形における孔部62が形成された部分をX軸方向送りネジ22に干渉しない程度に切り欠いた形状としてもよい。
また、上記実施形態においては、ネジ送り機構に用いたネジとして溝形状が台形の台形ネジを用いたが、他の種類のネジであってもよい。例えば、ネジ送り機構をボールネジによって構成することもできる。ボールネジは、回転が滑らかでバックラッシや摩擦が極めて少ない。このため、ワークWKの加工精度を更に向上させることができるとともに、キャリッジ30,およびX軸方向フィードモータ23の長寿命化を図ることが期待できる。また、バックラッシが少ないスクリューネジを用いてネジ送り機構を構成してもよい。
本発明の一実施形態に係る打刻装置の全体を示す斜視図である。 図1に示す打刻装置の作動を制御する制御システムのブロック図である。 (A)は図1に示す打刻装置において2つのキャリッジが連結した状態で変位する様子を示す一部破断正面図であり、(B)は図1に示す打刻装置において1つのキャリッジが単体で変位する様子を示す正面図である。 外部コンピュータ装置によって実行される加工プログラムのフローチャートを示している。 図1に示す打刻装置によってワークWKの表面に形成される画像を示す説明図である。
符号の説明
WK…ワーク、10…打刻装置、13…載置台、14a,14b…載置台シャフト、15…Y軸方向送りネジ、16…Y軸方向フィードモータ、20…フレーム、21…キャリッジシャフト、22…X軸方向送りネジ、23…X軸方向フィードモータ、24…ロック装置、30,40…キャリッジ、31…線痕加工工具、31a,41a…先端部、32,42…ホルダー、34,44…ソレノイド、35,45…プランジャ,36,46…板バネ、41…点痕加工工具、51,52,61,62…孔部、53…雌ネジブッシュ。

Claims (5)

  1. 被加工物に対して加工を行うための加工部をそれぞれ有する複数のキャリッジと、
    前記被加工物に対して前記複数のキャリッジを変位させる変位手段とを備える加工装置において、
    前記複数のキャリッジは、互いに他のキャリッジと分離可能に連結するための連結部をそれぞれ有し、
    前記変位手段は、前記複数のキャリッジのうちの1つのキャリッジをネジ送り機構によって変位させ、
    前記ネジ送り機構は、前記1つのキャリッジに設けられる雌ネジ部と、回転駆動される駆動手段に連結されて前記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部が形成された軸部とから構成され、
    前記雌ネジ部を有するキャリッジ以外のキャリッジは、前記雄ネジの外径より大きい内径に形成された孔部を有することを特徴とする加工装置。
  2. 請求項1に記載の加工装置において、
    前記孔部は、前記雄ネジが摺動可能に挿入される内径に形成されていることを特徴とする加工装置。
  3. 請求項2に記載の加工装置において、さらに、
    前記複数のキャリッジを前記変位手段による変位方向にそれぞれ案内するキャリッジシャフトを備えることを特徴とする加工装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の加工装置において、
    前記連結部は、
    前記複数のキャリッジにそれぞれ設けられて互いに隣り合う前記キャリッジ間で互いに吸着し合う磁石を備えることを特徴とする加工装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の加工装置において、
    前記複数のキャリッジは、被加工物に対して点状および線状の加工痕をそれぞれ形成することを特徴とする加工装置。
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