JP4968787B2 - 静電塗装用ガン - Google Patents

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Description

本発明は塗装対象物に塗料を静電気力で付着させる静電塗装用ガンに関する。
上記静電塗装用ガンには塗料を塗料経路内の内部電極に直接的に接触させることに基づいて帯電させた後にノズルから噴出する構成のものがある。この内部印加方式の静電塗装用ガンで電気的な抵抗値が低い導電性の塗料を使用する場合には塗料から塗料経路を通して電流が流れるので、塗料に高電圧を印加することができない。上記静電塗装用ガンには塗料を外部電極によって帯電させる構成のものがある。この外部電極はノズルから噴出する塗料の噴出領域の外部に配置されたものであり、塗料はイオン化された領域を通過することに基づいて帯電し、塗装対象物に向う電気力線に載って塗装対象物に付着する。この外部印加方式の静電塗装用ガンによれば水系塗料およびメタリック系塗料等の導電性塗料であっても塗料を帯電させることができる。特許文献1には外部印加方式の静電塗装用ガンが開示されている。この従来の静電塗装用ガンはノズルの外周部に円形状のカップ部材を同心状に設け、カップ部材に複数の外部電極を設けた構成であり、複数の外部電極によって均一な強い電界を形成することに基づいて霧化された塗料を帯電させている。
特開2006−205158号公報
上記従来の静電塗装用ガンの場合には複数の外部電極が共通の円形軌跡上に等間隔で配置されているので、霧化された塗料の全箇所が均一に強く帯電してしまう。このため、深底な容器状の塗装対象物に静電塗装を施す場合に塗装対象物の内周面および外周面のそれぞれに静電気力で付着する塗料の割合が多くなり、塗装対象物の底面に到達する塗料の割合が少なくなるので、容器状の塗装対象物を均一に塗装することができない問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は容器状の塗装対象物を均一に塗装することができる外部印加方式の静電塗装用ガンを提供することにある。
1.請求項1記載の静電塗装用ガンの説明
請求項1記載の静電塗装用ガンは[1]ガン本体〜[7]外部電極を設けたところに特徴を有している。
[1]ガン本体は塗料源から塗料が供給され、しかも、空気源から空気が供給されるものである。
[2]キャップはガン本体に前後方向へ延びる軸心線を中心に回動可能に設けられたものであり、空気源からガン本体を通して空気が供給されるものである。
[3]ノズルはキャップの内部に設けられたものであり、塗料源からガン本体に供給された塗料をキャップの外部にキャップの軸心線に沿って噴出するものである。
[4]霧化エア噴出口はキャップに設けられたものであり、ノズルの出口を取囲む円環状をなしている。この霧化エア噴出口はキャップに供給された空気を霧化エアとして噴出するものであり、霧化エアとはノズルの出口から噴出する塗料を霧化するためのエアを称する。
[5]整形エア噴出口はキャップに設けられたものであり、キャップにはキャップの軸心線を挟んで相互に対向配置する2個の整形エア噴出口が設けられている。これら2個の整形エア噴出口のそれぞれはキャップに供給された空気を整形エアとして噴出するものである。この整形エアとは霧化エア噴出口が霧化した塗料を整形するものであり、2個の整形エア噴出口が横方向に相互に対向した状態では縦長な噴霧パターンが形成され、2個の整形エア噴出口が縦方向に相互に対向した状態では横長な噴霧パターンが形成される。
[6]アームはガン本体に設けられたものであり、ガン本体には2本のアームが設けられている。これら2本のアームのそれぞれはキャップの軸心線に対して平行な状態を保ちながら回動操作されるものである。
[7]外部電極は2本のアームのそれぞれに設けられたものである。この外部電極は霧化エア噴出口が霧化した塗料を2個の整形エア噴出口の双方が整形した後に帯電させるものであり、一方のアームは縦長な噴霧パターンの上端部に外部電極が対応し且つ横長な噴霧パターンの左端部に外部電極が対応する使用位置およびキャップを回動操作するために予め決められたメンテナス位置相互間で回動操作可能に設けられ、他方のアームは縦長な噴霧パターンの下端部に外部電極が対応し且つ横長な噴霧パターンの右端部に外部電極が対応する使用位置およびキャップを回動操作するために予め決められたメンテナス位置相互間で回動操作可能に設けられている。
2.請求項1記載の静電塗装用ガンの作用の説明
静電塗装用ガンを横方向へ往復操作しながら塗装対象物に静電塗装を施す場合には2本のアームのそれぞれをメンテナンス位置に回動操作し、キャップを回動操作することに基づいて2個の整形エア噴出口相互間を横方向に対向させ、2本のアームのそれぞれをメンテナンス位置から使用位置に戻す。この状態では霧化塗料が左側および右側のそれぞれから空気で押し潰されることに基づいて縦長な噴霧パターンが形成され、一方のアームの外部電極が縦長な噴霧パターンの上端部に対応し、他方のアームの外部電極が縦長な噴霧パターンの下端部に対応するので、縦長な噴霧パターンの上端部および下端部のそれぞれが残余部分に比べて強く帯電する。このため、特に塗装対象物が容器状である場合に縦長な噴霧パターンのうち上端部および下端部のそれぞれが塗装対象物の外周面に静電気力で回り込み、縦長な噴霧パターンのうち上端部および下端部の双方を除く残余部が塗装対象物の内部に噴出力で入り込む。
静電塗装用ガンを縦方向へ往復操作しながら塗装対象物に静電塗装を施す場合には2本のアームのそれぞれをメンテナンス位置に回動操作し、キャップを回動操作することに基づいて2個の整形エア噴出口相互間を縦方向に対向させ、2本のアームのそれぞれをメンテナンス位置から使用位置に戻す。この状態では霧化塗料が上側および下側のそれぞれから空気で押し潰されることに基づいて横長な噴霧パターンが形成され、一方のアームの外部電極が横長な噴霧パターンの左端部に対応し、他方のアームの外部電極が横長な噴霧パターンの右端部に対応するので、横長な噴霧パターンの左端部および右端部のそれぞれが残余部分に比べて強く帯電する。このため、特に塗装対象物が容器状である場合に横長な噴霧パターンのうち左端部および右端部のそれぞれが塗装対象物の外周面に静電気力で回り込み、横長な噴霧パターンのうち左端部および右端部の双方を除く残余部が塗装対象物の内部に噴出力で入り込む。
3.請求項1記載の静電塗装用ガンの効果の説明
塗装対象物に縦長な噴霧パターンおよび横長な噴霧パターンのいずれで静電塗装を施す場合であっても噴霧パターンの各端部を残余部に比べて強く帯電させることができる。このため、特に容器状の塗装対象物に静電塗装を施す場合に塗装対象物の底面に付着する塗料の割合が塗装対象物の内周面および外周面の双方に付着する塗料の割合に対してバランスするので、容器状の塗装対象物の全域を縦長な噴霧パターンおよび横長な噴霧パターンのそれぞれで均一に塗装することができる。しかも、キャップを回動操作することに基づいて噴霧パターンを設定するときに2本のアームのそれぞれが邪魔にならないように2本のアームのそれぞれをメンテナス位置に回動操作することができるので、キャップの操作性が向上する。
グリップ1の下端部には、図1に示すように、電源コネクタ2が固定されており、電源コネクタ2には対の電源コネクタ3が着脱可能に接続されている。このグリップ1は作業者が手で把持するものであり、電源コネクタ2には対の電源コネクタ3を通して交流電源が印加される。このグリップ1にはガン本体に相当するバレル4が固定されている。このバレル4は前端部に円筒状のノズル取付口5が形成されたものであり、バレル4の内部にはカスケード6が収納されている。このカスケード6は昇圧トランスおよび高圧整流回路の両者を合成樹脂でモールドすることから構成されたものであり、カスケード6の昇圧トランスには電源コネクタ2を通して交流電源が印加される。このカスケード6の昇圧トランスは交流電源を昇圧するものであり、カスケード6の高圧整流回路は昇圧トランスが昇圧した交流電源を直流電源に変換する。この高圧整流回路はコッククロフト型の多段整流回路から構成されたものであり、高圧整流回路の正極はアース接続されている。この高圧整流回路の負極には高圧端子7が接続されており、高圧端子7には導体8が接続されている。
バレル4の内部には、図1に示すように、塗料用弁座9が固定されている。この塗料用弁座9は前後面が開口する円筒状をなすものであり、塗料用弁座9の前端部には円環状のシール部材10が固定されている。この塗料用弁座9の内周面には後方から塗料用弁体11の前端部が嵌合されている。この塗料用弁体11は前端部が尖った円柱状のニードルからなるものであり、塗料用弁座9の後面は塗料用弁体11が前後方向へ移動することに基づいて閉鎖状態および開放状態相互間で切換えられる。この塗料用弁体11には円筒状の弁体ロッド12が同心状に固定されており、弁体ロッド12は円筒状をなすロッドガイド13の内周面に前後方向へスライド可能に嵌合されている。このロッドガイド13はバレル4の内部に移動不能に固定されたものであり、塗料用弁体11は弁体ロッド12の外周面がロッドガイド13の内周面に沿って案内されることに基づいて塗料用弁座9の後面を閉鎖する閉鎖位置および塗料用弁座9の後面を開放する開放位置相互間で前後方向へ直線的に移動可能にされている。
バレル4の内部には、図1に示すように、後端部に位置して円筒状のエアタンク14が固定されている。このエアタンク14の後面にはキャップ15が着脱可能に嵌合されており、エアタンク14の後面はキャップ15によって気密状態に塞がれている。このエアタンク14の内周面には前端部に位置して円筒状のブッシュ16が固定され、ブッシュ16の後方に位置して円筒状の空気用弁座17が前後方向へスライド可能に嵌合されている。この空気用弁座17およびキャップ15相互間には圧縮コイルスプリングからなる外スプリング18が介在されており、空気用弁座17は外スプリング18のばね力でブッシュ16に押付けられている。
ブッシュ16の内周面および空気用弁座17の内周面のそれぞれには、図1に示すように、円筒状のパイプ19が前後方向へスライド可能に嵌合されている。このパイプ19の後端部にはパイプ19に比べて直径寸法が大きな空気用弁体20が形成されており、空気用弁座17の後面は空気用弁体20が前後方向へ移動することに基づいて閉鎖状態および開放状態相互間で切換えられる。この空気用弁体20およびキャップ15相互間には圧縮コイルスプリングからなる中スプリング21が介在されている。この中スプリング21は空気用弁体20を介してパイプ19を前方へ付勢するものであり、空気用弁体20は中スプリング21のばね力で空気用弁座17に押付けられることに基づいて空気用弁座17の後面を閉鎖する閉鎖位置に保持されている。
パイプ19の内周面には、図1に示すように、円柱状の連結ロッド22が前後方向へスライド可能に嵌合されており、連結ロッド22は弁体ロッド12を介して塗料用弁体11に連結されている。この連結ロッド22には空気用弁体20の後方に位置して操作ロッド23が固定されている。この操作ロッド23は連結ロッド22に比べて直径が大きなものであり、操作ロッド23およびキャップ15相互間には圧縮コイルスプリングからなる内スプリング24が介在されている。この内スプリング24は操作ロッド23を介して連結ロッド22および弁体ロッド12のそれぞれを前方へ付勢するものであり、塗料用弁体11は内スプリング24のばね力で塗料用弁座9の内周面に嵌合することに基づいて塗料用弁座9の後面を閉鎖する閉鎖状態に保持されている。
バレル4には、図1に示すように、トリガ25が軸26を中心に回動可能に装着されている。このトリガ25には板状のプッシャ27が形成されており、プッシャ27は操作プレート28に前方から接触している。この操作プレート28は連結ロッド22の外周面にスライド可能に嵌合された円環状をなすものであり、パイプ19の前端面に固定されている。この操作プレート28はトリガ25が矢印方向へ操作されることに基づいてプレート27によって後方へ押圧されるものであり、塗料用弁体11および空気用弁体20のそれぞれが閉鎖位置に保持された状態で操作プレート28が後方へ押圧されたときには連結ロッド22の静止状態でパイプ19が後方へ移動し、空気用弁体20が空気用弁座17の後面を開放する開放位置に移動する。この空気用弁体20が操作ロッド23に接触したときには操作ロッド23が空気用弁体20によって後方へ押圧されること基づいて操作ロッド23と連結ロッド22と弁体ロッド12の3者が一体的に後方へ移動し、塗料用弁体11が塗料用弁座9の後面を開放する開放位置に移動する。即ち、作業者がトリガ25を手指で操作したときには空気用弁座17が閉鎖状態から開放状態に切換わり、空気用弁座17が開放状態に切換わった後に塗料用弁座9が閉鎖状態から開放状態に切換わる。
塗料用弁座9および空気用弁座17のそれぞれの開放状態でトリガ25から操作力が除去されたときには操作ロッド23と連結ロッド22と弁体ロッド12の3者が内スプリング24のばね力で前方へ移動することに基づいて塗料用弁体11が開放位置から塗料用弁座9の後面を閉鎖する閉鎖位置に移動し、空気用弁体20が中スプリング21のばね力で前方へ移動することに基づいて開放位置から空気用弁座17の後面を閉鎖する閉鎖位置に移動する。この空気用弁体20が閉鎖位置に移動するときにプッシャ27がプレート28によって前方へ押圧され、トリガ25が操作状態から非操作状態に復帰する。即ち、作業者がトリガ25から手指を離したときには塗料用弁座9が開放状態から閉鎖状態に切換わり、空気用弁座17が開放状態から閉鎖状態に切換わる。
バレル4の内部には、図1に示すように、塗料室29が形成されている。この塗料室29は塗料用弁座9およびロッドガイド13相互間の空間部を称するものであり、塗料室29には塗料パイプ30の上端部が接続されている。この塗料パイプ30の下端部にはジョイント31が接続されており、ジョイント31には塗料ポンプを介して塗料タンクが接続されている。この塗料タンクは塗料源に相当するものであり、大地に電気的に接続されている。この塗料タンクの内部には水系塗料またはメタリック系塗料等の導電性の塗料が貯留されている。この塗料は塗料ポンプの吐出圧で塗料パイプ30を通して塗料室29の内部に充填されており、トリガ25が矢印方向へ操作されたときには塗料用弁座9が閉鎖状態から開放状態に切換わることに基づいて塗料が塗料室29内から塗料用弁座9を通して前方へ塗料ポンプの吐出圧で噴出する。
エアタンク14には、図1に示すように、エアパイプ32の上端部が接続されており、エアパイプ32の下端部にはジョイント33が接続されている。このエアパイプ32はグリップ1の内部に固定されたものであり、ジョイント33はグリップ1の下端部に固定されている。このジョイント33には空気源に相当するコンプレッサが接続されており、エアタンク14の内部にはコンプレッサの吐出圧でエアパイプ32を通して圧縮空気が充填されている。このエアタンク14内の空気用弁座17には複数の吐出口34が形成されており、トリガ25が矢印方向へ操作されたときには空気用弁座17が閉鎖状態から開放状態に切換わることに基づいてエアタンク14内の圧縮空気が複数の吐出口34のそれぞれからコンプレッサの吐出圧で噴出する。これら複数の吐出口34のそれぞれにはエア通路の後端部が接続されている。これら複数のエア通路のそれぞれは前後方向へ直線的に延びるものであり、複数の吐出口34のそれぞれから噴出した圧縮空気はエア通路に沿って前方へ流れる。これら複数のエア通路のそれぞれはバレル4の内部に形成されたものである。
バレル4には、図2に示すように、ノズル取付口5の外周面に位置してネジ部が形成されており、ノズル取付口5のネジ部にはキャップベース35の内ネジ部が螺合されている。このキャップベース35は前後面が開口する円筒状をなすものであり、内ネジ部はキャップベース35の内周面に形成されている。このキャップベース35の外周面には外ネジ部が形成されており、外ネジ部にはリテイニングナット36のネジ部が螺合されている。このリテイニングナット36は前後面が開口する円筒状をなすものであり、リテイニングナット36の後端面は円環状のストッパ37に接触している。このストッパ37はキャップベース35に形成されたものであり、リテイニングナット36はストッパ37に接触することに基づいて後方の螺合限度位置に保持されている。
リテイニングナット36の前端部には、図2に示すように、フック38が形成されている。このフック38はリテイニングナット36を取囲む円筒状をなすものであり、フック38の内周面にはキャップに相当するノズルキャップ39が嵌合されている。このノズルキャップ39はリテイニングナット36に対して同軸な円形状をなすものであり、リテイニングナット36の前面はノズルキャップ39によって塞がれている。このノズルキャップ39にはガイド面40が形成されている。このガイド面40はフック38の内周面に面接触する円形状をなすものであり、ノズルキャップ39はガイド面40がフック38の内周面に沿って案内されることに基づいて軸心線CLを中心に回動可能にされている。
ノズルキャップ39の後端部には、図2に示すように、ジョイント41が形成されている。このジョイント41はノズルキャップ39を取囲む円環状をなすものであり、リテイニングナット36が後方の螺合限度位置に移動した状態ではリテイニングナット36のフック38が前方からジョイント41に係合することに基づいてノズルキャップ39が回動不能に拘束されている。このリテイニングナット36が螺合限度位置から前方へ移動したときにはフック38およびジョイント41相互間の係合が解除され、ノズルキャップ39が回動可能になる。即ち、ノズルキャップ39は作業者がリテイニングナット36を螺合限度位置から緩めることに基づいて回動操作することが可能になるものであり、作業者がリテイニングナット36を螺合限度位置に締め込むことに基づいて回動操作することが不能になる。
バレル4のノズル取付口5には、図2に示すように、内周面に位置してネジ部が形成されており、ネジ部にはノズルホルダ42のネジ部が螺合されている。このノズルホルダ42は円環状の底板43を有するものであり、ノズルホルダ42の底板43およびノズル取付口5の底面相互間には2枚の座金44が介在されている。このノズルホルダ42の底板43の内周面にはノズル45が着脱可能に嵌合されており、ノズル45はノズルキャップ39によって前方から覆われている。このノズル45はノズルキャップ39の軸心線CLを中心とする円筒状をなすものであり、塗料通路46を有している。この塗料通路46は軸心線CLに沿って前後方向へ直線的に延びるものであり、塗料通路46の後端部はシール部材10を介して塗料用弁座9の前面に接続されている。ノズル45の前端部には塗料噴出口47が形成されている。この塗料噴出口47はノズル45の残余部分に比べて外径寸法が小さな円筒状の部分を称するものであり、塗料用弁座9の開放状態では塗料がノズル45の塗料通路46から塗料噴出口47に注入され、塗料噴出口47から軸心線CLに沿って前方に真直ぐに噴出する。
ノズルホルダ42の前端部には、図2に示すように、円筒状のシール部材48が固定されており、シール部材48はリテイニングナット36が螺合限度位置に締め込まれた状態で円環状の座面49に気密状態に接触する。この座面49はノズルキャップ39に形成されたものであり、シール部材48および座面49相互間が気密状態に接触した状態ではノズル45の外周部に前後方向へ直線的に延びる円筒状の内側エア通路50が形成される。ノズルホルダ42には複数の開口部51が形成されている。これら複数の開口部51のそれぞれはバレル4のエア通路に接続されており、空気用弁座17の開放状態ではバレル4のエア通路からノズルホルダ42の複数の開口部51のそれぞれを通して内側エア通路50内に圧縮空気が注入され、圧縮空気が内側エア通路50に沿って前方へ真直ぐに流れる。
ノズルキャップ39には開口部が形成されている。この開口部はノズルキャップ39およびノズル45の両者の軸心線CLを中心とする円形状をなすものであり、ノズル45の塗料噴出口47はリテイニングナット36が螺合限度位置に締め込まれた状態で開口部内に挿入される。この塗料噴出口47の外周部には、図2に示すように、霧化エア噴出口52が形成されている。この霧化エア噴出口52は塗料噴出口47の外周面および開口部の内周面相互間の隙間を称するものであり、塗料噴出口47を取囲む円環状をなしている。この霧化エア噴出口52は内側エア通路50に接続されており、空気用弁座17の開放状態では内側エア通路50に沿って前方へ流れる圧縮空気が霧化エア噴出口52から前方へ軸心線CLに沿って真直ぐに噴出する。この霧化エア噴出口52から噴出する空気は塗料噴出口47から噴出する塗料を円環状に取囲むものであり、塗料噴出口47から噴出する塗料を塗料噴出口47から遠ざかるに従って直径寸法が大きくなる断面円形状の噴霧パターンに霧化する。
バレル4の内部には、図2に示すように、ノズル取付口5の内周面およびノズルホルダ42の外周面相互間に位置して円筒状の外側エア通路53が形成されている。この外側エア通路53はバレル4のエア通路に接続されており、空気用弁座17の開放状態ではバレル4のエア通路から外側エア通路53内に圧縮空気が注入される。ノズルホルダ42の外周面にはノズルホルダ42を取囲む円環状のカバー54が形成されており、カバー54は外側エア通路53の前端部に被せられている。このカバー54には円周方向に等ピッチで並ぶ複数の貫通孔55が形成されており、空気用弁座17の開放状態では外側エア通路53内に注入された圧縮空気がカバー54の複数の貫通孔55のそれぞれを通してエア中継路56内に放出される。このエア中継路56はノズルキャップ39の内部に形成されたものであり、シール部材48を取囲む円筒状をなしている。
ノズルキャップ39には、図3に示すように、中空状をなす2個の突起部57が形成されている。これら両突起部57の内部空間のそれぞれはノズルキャップ39の回動位置に拘らずノズルキャップ39のエア中継路56に接続されるものであり、空気用弁座17の開放状態ではエア中継路56内から両突起部57内のそれぞれに圧縮空気が注入される。これら両突起部57はノズルキャップ39およびノズル45の両者の軸心線CLを挟んで相互に対向配置されたものであり、両突起部57のそれぞれには傾斜板58が形成されている。これら両傾斜板58のそれぞれは前方へ向うに従って軸心線CLから離れるように傾斜するものであり、両傾斜板58の傾斜角度は相互に同一に設定されている。これら両傾斜板58のそれぞれには円形孔状の整形エア噴出口59が形成されており、両突起部57内のそれぞれに注入された圧縮空気は整形エア噴出口59から噴出する。
両整形エア噴出口59は、図3に示すように、ノズルキャップ39およびノズル45の両者の軸心線CLを挟んで相互に対向配置されたものであり、軸心線CLを中心とする共通の円形軌跡上に配置されている。これら両整形エア噴出口59のそれぞれは整形エア噴出口59の中心点を通る垂線VLが軸心線CL上の交点Pで相互に交差するように配置されており、両整形エア噴出口59のそれぞれから噴出する空気は塗料噴出口47から噴出する塗料に交点Pで交差するように吹付けられ、断面円形状の噴霧パターンを押し潰すことに基づいて断面長円形状の噴霧パターンを生成する。即ち、両整形エア噴出口59のそれぞれは霧化エア噴出口47が霧化した塗料を整形するための整形エアを噴出するものである。
図4の(a)はノズルキャップ39を横塗り角度に設定したときの横塗り用の噴霧パターンPHを示すものである。この横塗り角度は両整形エア噴出口59を相互に結ぶ直線Lが水平方向に指向する角度であり、ノズルキャップ39が横塗り角度に設定されたときには垂直方向の幅寸法が水平方向の幅寸法に比べて大きい縦長な噴霧パターンPHが形成されるので、作業者がバレル4を水平方向に往復操作しながら塗装対象物の表面に静電塗装を施すことになる。図4の(b)はノズルキャップ39を縦塗り角度に設定したときの縦塗り用の噴霧パターンPVを示すものである。この縦塗り角度は両整形エア噴出口59を相互に結ぶ直線Lが垂直方向に指向する角度であり、ノズルキャップ39が縦塗り角度に設定されたときには水平方向の幅寸法が垂直方向の幅寸法に比べて大きい横長な噴霧パターンPVが形成されるので、作業者がバレル4を垂直方向に往復操作しながら塗装対象物の表面に静電塗装を施すことになる。
バレル4には、図3に示すように、左電極棒60が装着されている。この左電極棒60はポリエチレンを材料に形成されたものであり、落下等の衝撃力で塑性変形することが防止されている。この左電極棒60は円柱状の左軸部61および円柱状の左アーム部62を有している。左軸部61はノズルキャップ39およびノズル45の両者の軸心線CLに対して直交する部分を称するものであり、バレル4に軸心回りに回動可能に装着されている。左アーム部62は軸心線CLに対して平行な部分を称するものであり、軸心線CLに対して平行な状態を保ちながら回動操作されるアームに相当する。この左アーム部62の前端部には2個の左横電極63が左アーム部62の延び方向に沿って相互に間隔を置いて固定されている。これら両左横電極63のそれぞれは外部電極に相当するものであり、軸心線CLに向って延びるピン状をなしている。この左アーム部62の前端部には1個の左前電極64が固定されている。この左前電極64は外部電極に相当するものであり、軸心線CLに沿って延びるピン状をなしている。これら両左横電極63および左前電極64のそれぞれは共通の電線65に接続されており、電線65はバレル4の内部で導体8に接続されている。この電線65は左アーム部62の内部および左軸部61の内部の双方に埋設されたものであり、2個の左横電極63および1個の左前電極64のそれぞれには導体8から電線65を通して高圧直流電源が印加される。
バレル4には、図3に示すように、右電極棒66が装着されている。この右電極棒66はポリエチレンを材料に形成されたものであり、落下等の衝撃力で塑性変形することが防止されている。この右電極棒66は円柱状の右軸部67および円柱状の右アーム部68を有している。右軸部67はノズルキャップ39およびノズル45の両者の軸心線CLに対して直交する部分を称するものであり、バレル4に軸心回りに回動可能に装着されている。この右軸部67は、図4に示すように、左電極棒60の左軸部61に同心状に連結されており、左電極棒60および右電極棒66は相互に一体的に回動操作される。
右電極棒66の右アーム部68は、図3に示すように、軸心線CLに対して平行な部分を称するものであり、軸心線CLに対して平行な状態を保ちながら回動操作されるアームに相当する。この右アーム部68の前端部には2個の右横電極69が右アーム部68の延び方向に沿って相互に間隔を置いて固定されている。これら両右横電極69のそれぞれは外部電極に相当するものであり、軸心線CLに向って延びるピン状をなしている。この右アーム部68の前端部には1個の右前電極70が固定されている。この右前電極70は外部電極に相当するものであり、軸心線CLに沿って延びるピン状をなしている。これら両右横電極69および右前電極70のそれぞれは共通の電線71に接続されており、電線71はバレル4の内部で導体8に接続されている。この電線71は右アーム部68の内部および右軸部67の内部の双方に埋設されたものであり、2個の右横電極69および1個の右前電極70のそれぞれには導体8から電線71を通して高圧直流電源が印加される。
左電極棒60および右電極棒66のそれぞれはメンテナンス位置および使用位置相互間で一体的に回動操作可能にされている。図1の二点鎖線は左電極棒60および右電極棒66のそれぞれがメンテナンス位置に回動操作された状態を示している。左電極棒60のメンテナンス位置は側方から見て左アーム部62がリテイニングナット36に重ならないように設定されたものであり、右電極棒66のメンテナンス位置は側方から見て右アーム部68がリテイニングナット36に重ならないように設定されたものであり、左電極棒60および右電極棒66のそれぞれがメンテナンス位置に回動操作された状態ではリテイニングナット36を操作してノズルキャップ39の角度を調節する作業を左電極棒60および右電極棒66のそれぞれによって邪魔されることなく容易に行うことができる。
図1の実線は左電極棒60が使用位置に回動操作された状態を示し、図1の一点鎖線は右電極棒66が使用位置に回動操作された状態を示している。左電極棒60の使用位置は、図4の(a)に示すように、2個の左横電極63および1個の左前電極64のそれぞれが横塗り用の噴霧パターンPHの上端部に対応する位置であり、左電極棒60の使用位置では、図4の(b)に示すように、2個の左横電極63および1個の左前電極64のそれぞれが縦塗り用の噴霧パターンPVの左端部に対応する。右電極棒66の使用位置は、図4の(a)に示すように、2個の右横電極69および1個の右前電極70のそれぞれが横塗り用の噴霧パターンPHの下端部に対応する位置であり、右電極棒66の使用位置では、図4の(b)に示すように、2個の右横電極69および1個の右前電極70のそれぞれが縦塗り用の噴霧パターンPVの右端部に対応する。
ノズルキャップ39が横塗り角度に設定され且つ左電極棒60および右電極棒66のそれぞれが使用位置に回動操作された状態では、図4の(a)に示すように、横塗り用の噴霧パターンPHの上端部が2個の左横電極63および1個の左前電極64のそれぞれによって強く帯電され、横塗り用の噴霧パターンPHの下端部が2個の右横電極69および1個の右前電極70のそれぞれによって強く帯電されるので、図5に示すように、容器状の塗装対象物100に静電塗装を施す場合に噴霧パターンPHのうち上端部および下端部のそれぞれが塗装対象物100の外周面に静電気力で回り込み、噴霧パターンPHのうち上端部および下端部の双方を除く残余部が塗装対象物Wの内部に噴出圧で入り込む。
ノズルキャップ39が縦塗り角度に設定され且つ左電極棒60および右電極棒66のそれぞれが使用位置に回動操作された状態では、図4の(b)に示すように、縦塗り用の噴霧パターンPVの左端部が2個の左横電極63および1個の左前電極64のそれぞれによって強く帯電され、縦塗り用の噴霧パターンPVの右端部が2個の右横電極69および1個の右前電極70のそれぞれによって強く帯電されるので、容器状の塗装対象物100に静電塗装を施す場合に噴霧パターンPVのうち左端部および右端部のそれぞれが塗装対象物100の外周面に静電気力で回り込み、噴霧パターンPHのうち左端部および右端部の双方を除く残余部が塗装対象物Wの内部に噴出圧で入り込む。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
塗装対象物100に縦長な噴霧パターンPHおよび横長な噴霧パターンPVのいずれで静電塗装を施す場合であっても噴霧パターンPHおよび噴霧パターンPVのそれぞれの各端部を残余部に比べて強く帯電させることができる。このため、塗装対象物100の底面に付着する塗料の割合が塗装対象物100の内周面および外周面の双方に付着する塗料の割合に対してバランスするようになるので、塗装対象物100の全域を噴霧パターンPHおよび噴霧パターンPVのそれぞれで均一に塗装することができる。しかも、ノズルキャップ39を回動操作することに基づいて噴霧パターンを設定するときに左電極棒60および右電極棒66のそれぞれが邪魔にならないように左電極棒60および右電極棒66のそれぞれをメンテナス位置に回動操作することができるので、ノズルキャップ39の操作性が向上する。
左電極棒60の前端部には、図6に示すように、左分岐アーム部71が形成されており、左分岐アーム部71には2個の左横電極63のうちの一方が固定されている。右電極棒66の前端部には、図7に示すように、右分岐アーム部72が形成されており、右分岐アーム部72には2個の右横電極69のうちの一方が固定されている。
図7は左電極棒60および右電極棒66のそれぞれが使用位置に回動操作された状態を示すものである。ノズルキャップ39が横塗り角度に設定された状態では、図7の(a)に示すように、左電極棒60の左アーム部62の左横電極63が縦長な噴霧パターンPHの上端部に左方から対向し、左電極棒60の左分岐アーム部71の左横電極63が縦長な噴霧パターンPHの下端部に左方から対向し、右電極棒66の右アーム部68の右横電極69が縦長な噴霧パターンPHの下端部に右方から対向し、右電極棒66の右分岐アーム部72の右横電極69が縦長な噴霧パターンPHの上端部に右方から対向する。このため、塗装対象物100に縦長な噴霧パターンPHで静電塗装を施す場合に縦長な噴霧パターンPHの上端部および下端部のそれぞれを残余部に比べて一層強く帯電させることができるので、塗装対象物100の外周面に静電気力で回り込む塗料の割合を高めることができる。
ノズルキャップ39が縦塗り角度に設定された状態では、図7の(b)に示すように、左電極棒60の左アーム部62の左横電極63が横長な噴霧パターンPVの左端部に上方から対向し、左電極棒60の左分岐アーム部71の左横電極63が横長な噴霧パターンPVの左端部に下方から対向し、右電極棒66の右アーム部68の右横電極69が横長な噴霧パターンPVの右端部に下方から対向し、右電極棒66の右分岐アーム部72の右横電極69が横長な噴霧パターンPVの右端部に上方から対向する。このため、塗装対象物100に横長な噴霧パターンPVで静電塗装を施す場合に横長な噴霧パターンPVの左端部および右端部のそれぞれを残余部に比べて一層強く帯電させることができるので、塗装対象物100の外周面に静電気力で回り込む塗料の割合を高めることができる。
上記実施例1〜2のそれぞれにおいては、左電極棒60および右電極棒66のそれぞれをフッ素樹脂等の合成樹脂から形成しても良い。
本発明の第1実施例を示す図(静電塗装用ガンの全体構成を示す断面図) ノズルキャップおよびノズルを拡大して示す断面図 静電塗装用ガンの外観を示す図 (a)は外部電極および縦長な噴霧パターン相互間の位置関係を示す図、(b)は外部電極および横長な噴霧パターン相互間の位置関係を示す図 塗装対象物に塗料が付着する様子を示す図 実施例2を示す図(静電塗装用ガンの前端部を示す断面図) 図4相当図
符号の説明
4はバレル(ガン本体)、39はノズルキャップ(キャップ)、45はノズル、52は霧化エア噴出口、59は整形エア噴出口、62は左アーム部(アーム)、63は左横電極(外部電極)、64は左前電極(外部電極)、68は右アーム部(アーム)、69は右横電極(外部電極)、70は右前電極(外部電極)を示している。

Claims (1)

  1. 塗料源から塗料が供給され且つ空気源から空気が供給されるガン本体と、
    前記ガン本体に前後方向へ延びる軸心線を中心に回動可能に設けられ、前記空気源から前記ガン本体を通して空気が供給されるキャップと、
    前記キャップの内部に設けられ、前記塗料源から前記ガン本体に供給された塗料を前記キャップの外部に前記キャップの軸心線に沿って噴出するノズルと、
    前記キャップに設けられ、前記ノズルの出口を取囲む円環状をなすものであって前記キャップに供給された空気を前記ノズルの出口から噴出する塗料を霧化するための霧化エアとして噴出する霧化エア噴出口と、
    前記キャップに設けられ、前記キャップの軸心線を挟んで相互に対向配置されたものであって前記キャップに供給された空気を前記霧化エア噴出口が霧化した塗料を整形するための整形エアとして噴出する2個の整形エア噴出口と、
    前記ガン本体に設けられ、前記キャップの軸心線に対して平行な状態を保ちながら回動操作される2本のアームと、
    前記2本のアームのそれぞれに設けられ、前記霧化エア噴出口が霧化した塗料を前記2個の整形エア噴出口のそれぞれが整形した後に帯電させる外部電極を備え、
    前記一方のアームは、前記2個の整形エア噴出口相互間が横方向に対向した状態で形成される縦長な噴霧パターンの上端部に前記外部電極が対応し且つ前記2個の整形エア噴出口相互間が縦方向に対向した状態で形成される横長な噴霧パターンの左端部に前記外部電極が対応する使用位置および前記キャップを回動操作するために予め決められたメンテナンス位置相互間で回動操作可能に設けられ、
    前記他方のアームは、前記2個の整形エア噴出口相互間が横方向に対向した状態で形成される縦長な噴霧パターンの下端部に前記外部電極が対応し且つ前記2個の整形エア噴出口相互間が縦方向に対向した状態で形成される横長な噴霧パターンの右端部に前記外部電極が対応する使用位置および前記キャップを回動操作するために予め決められたメンテナンス位置相互間で回動操作可能に設けられていることを特徴とする静電塗装用ガン。
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