JP4967968B2 - 室内照明灯 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車等の室内の天井に装備するのに好適な室内照明灯に関し、更に詳しくは、照射部を大きくして従来にない美観の意匠を備えることができ、照射方向を任意の方向且つ大きな範囲で変更可能な室内照明灯に関する。
従来より、自動車等の屋根付きの車両の天井に装備する室内照明灯として、光源部を回転させることによって照射方向を変更可能なものが知られている。この種の室内照明灯としては、例えば、図9に示すように、円形の光源部101を備えた室内照明灯100が知られている(例えば、特許文献1参照)。この室内照明灯100は、光源部101のレンズを支持するベゼル101aの外側部が球面であり、且つハウジング102がその外側部の表裏面から把持するように設けられており、この外側部が本体に対して摺動可能に支持されている(特許文献1の図1参照)。これにより、光源部101の照射方向を自由に変更することができ、通常前側座席前方となるバックミラー周辺や、サイドウィンドウ上方等に設けられて使用される。
また、この種の室内照明灯103としては、例えば、図10に示すように、円形の光源部104とその横に設けられたスライド式スイッチ105を一体に備えたものが知られている。この室内照明灯103では、図11に示すように、レンズ106の外側面に設けられた互いに垂直な2つの回転軸107(片方のみ図示)により本体108に回転可能に支持されている。これにより、照射部であるレンズ106の照射方向を自由に変更することができる。
特開2005−125870号公報
しかし、前記従来の室内照明灯100,103では、照射方向を大きな角度で変えることができなかった。即ち、室内照明灯100において、照射方向を大きな角度で変えるにはベゼル101aの球面部分を大きくする必要があるが、大きくすると、ベゼル101aが回り込んでしまうためにハウジング102による把持が困難になるからである。
また、室内照明灯103は、照射方向を大きく角度で変えると回転軸107の構成要素が本体108と衝突してしまうため、大きな角度で照射方向を変えることができなかった。更に、レンズ106の外周側に回転軸107の構成要素を配設するための場所を用意する必要があり、本体108に対してレンズ106を大きくすることが困難であった。
また、室内照明灯100,103は、照射方向が変化しても光源の向きが変わらないため、照射光量のむらが生じたり、照射方向の制限が生じたりしていた。
本発明は、前記現状に鑑みてなされたものであり、照射部を大きくして従来にない美観の意匠を備えることができ、照射方向を任意の方向且つ大きな範囲で変更可能な室内照明灯を提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.光源を具備する照射部と、前記光源の点灯制御の選択を行うスイッチと、前記照射部の周囲に設けられ、且つ該照射部を支持する支持部と、前記支持部の内側に位置し、且つ該支持部を回転可能に支持する支持リングと、底部と該底部から立設するように形成され且つ前記支持リングの内側に位置する支持柱とを具備し、且つ前記支持リングを回転可能に支持するハウジングと、を備え、前記スイッチは、前記ハウジングに支持されていることを特徴とする室内照明灯。
2.前記支持柱は、前記支持リングを支持する軸配設面が、前記支持リングの縁側に傾斜するように設けられている上記1.記載の室内照明灯。
3.前記支持柱は、前記支持リングを支持する軸配設面の反対側の面である軸配設裏面に、立設方向にリブが設けられている上記2.記載の室内照明灯。
4.前記支持柱は、前記軸配設裏面が前記支持リングの縁側に傾斜するように設けられている上記3.記載の室内照明灯。
本発明の室内照明灯によれば、照射部を支持する支持部の内側に支持リングを設け、更にその内側に支持柱を設け、且つ支持リングにより2軸の方向に回転可能としたため、支持リングが外部に露出することなく可動する角度をより広角にすることができ、照射部の向きを変えることによって車内全体を照射することができる。
また、可動して照射方向を変えることができる照射部は、共に回動する光源を備えるため、照射部を変えても光軸等の光学系の変化が生じず、一様な照射能力を得ることができる。特に、LED等の指向性が高い光源を用いても、問題がなく好ましい。
また、ハウジング内の、照射部等の外周側に支持リング等の回転機構を配設するための場所を必要とすることがなく、照射部等を大きくすることができ、デザインの自由度が高まって意匠性を高めることができる。更に、大光量の照明とすることも容易にできる。
このように、照射方向を変えることができ、且つ大光量の照明とすることができるため、マップランプ、バニティランプやトランクランプ及びスポットランプ等のような補助光源として使用するだけではなく、ルームランプ等の全体照明として使用することもでき、一灯で様々な用途に用いることができる。
支持柱の軸配設面が支持リングの縁側に傾斜する場合は、支持部及び支持リングが回転して支持柱に接触するときの角度が、軸配設面が垂直の時よりも大きくすることができ、可動する角度をより広角にすることができるため、照射部の向きを変えることによって車内全体を照射することができる。
支持柱の軸配設裏面にリブが設けられている場合は、支持部及び支持リングの回転する角度が狭くなることなく、支持柱を強化することができる。これにより、回転操作等のために力が加えられる支持部及び支持リングを支持する支持柱がより破損しにくくなり、強固な室内照明灯を得ることができる。
支持柱の軸配設裏面が支持リングの縁側に傾斜する場合は、照射部が回転しても支持柱により接触しにくくなり、照射部の回転角度を軸配設面が垂直の時よりも広角にすることができるため、照射部の向きを変えることによって車内全体を照射することができる。
本発明の室内照明灯1は、図1及び2に例示するように、光源2を具備する照射部4と、光源2の点灯制御の選択を行うスイッチ5と、照射部4の周囲に設けられ、且つ照射部4を支持する支持部7と、支持部7の内側に位置し、且つ支持部7を回転可能に支持する支持リング8と、底部10aと底部10aから立設するように形成され且つ支持リング8の内側に位置する支持柱10b、10cとを具備し、且つスイッチ5を支持し、並びに支持リング8を回転可能に支持するハウジング6と、を備えることを特徴とする。
本室内照明灯は自動車等の室内の天井に装備することができる。また、照射部を回転させて任意の照射方向を得る必要がある室内照明灯に用いることができ、例えば、車両、船舶及び飛行機等の乗り物の室内照明、家具の埋め込み照明等を挙げることができる。
前記「照射部」は支持部及び支持リングによってハウジングに支持され、且つ支持部及び支持リング間と、支持リング及びハウジング間の2軸で照射方向を変えることができるものである限り、その大きさ、個数等は特に問わない。また、2つの軸は通常直交するように配設するが、それに限られず、互いになす角度は特に問わない。また、照射部は光源を備えるため照射部の向きの変更により光源の向きも同時に変化する。
前記「光源」は電気的に発光するものである限り、その種類、形状、大きさ、個数等は特に問わない。この光源は、例えば、LEDとすることができる。
また、照射部及び/又は光源にレンズを設け、光源から発せされる光束を調節することができる。このレンズは、光源からの光を用途に応じて範囲に拡散することができればよく、その大きさ、材質及び形状等を問わない。
前記「スイッチ」は光源の点灯制御の選択を行うことができればよく、その形状や大きさ等は特に問わない。この「点灯制御の選択」は、任意に選択することができ、例えば、室内照明灯の常時点灯、常時消灯及びドアの開閉に連動する点灯からなる3つの状態を選択可能であってもよいし、室内照明灯の点灯及び消灯からなる2つの状態を選択可能であってもよい。更に、室内照明灯の点滅や照度の選択等を行うことができる。
前記「支持部」は、照射部の周囲に設けられ、照射部を支持し、且つ支持リングに回転可能に支持されていればよく、その大きさ、形状及び材質等は特に問わない。この例として、中央に照射部を設ける孔を設けた椀形状を挙げることができる。また、支持部は、意匠として目視できる位置に露出して設けられていてもよいし、照射部等によって目視できない位置に隠れて設けられていてもよい。
前記「支持リング」は、支持部の内側に位置し、且つ支持部を回転可能に支持し、更に、ハウジングに回転可能に支持されているリングであればよく、その大きさ及び材質等は特に問わない。また、支持リングは通常環状であるが、それに限らず他の部材との接触を避ける等のために一部分に凹みを設ける、開環する等としていてもよい。
前記「ハウジング」は支持リングとスイッチとを支持する限り、その形状や大きさ等は特に問わない。ハウジングの材質としては例えば、合成樹脂製、金属製等を挙げることができる。また、このハウジングは任意の平面形状を選択することができ、真円形、正多角形(例えば正三角形〜正十二角形等)及び楕円形等を例示することができる。これらのうち、真円形が特に好ましい。従来の室内照明灯と大きく異なる意匠を得ることができるためである。
更に、ハウジングの底部から立設するように形成される支持柱は、1本又は2本設けられ、その先端が支持リングを回転可能に支持する。また、照射部、支持部及び支持リングの回転に支障が生じない形状であればよく、任意の形状を選択することができる。例えば、図2及び4に例示するように、支持リング8を支持する軸23,24及び/又は軸受(図示せず)が設けられている軸配設面10eが、支持リング8の縁側に傾斜するように設けることができる。
このような形状は、支持柱10b、10cの底部10a側が照射部4、支持部7及び支持リング8における、ハウジング6の底面上に投影した中心側に寄る。このため、図6に例示するように、照射部4等の縁部がより大きく回転して支持リング8を支持する軸23,24よりも内側に入っても支持柱10b、10cに接触しないようにすることができ、照射部4をより広角に回転できるようになる。尚、軸配設面10eは、平面に限らず、湾曲面でもよいし、側面形状がジグザグとなる屈曲面でもよい。これらの面形状は、照射部4等がより広角に回転してもその縁部が軸配設面10eに接触しにくくなるように底部10a側の空間を広く取るために有効である。
更に、図4に例示するように支持柱10b、10cの軸配設裏面10fにリブ10gを設けることができる。照射部4等が回転しても、軸配設裏面10fより軸配設面10eが先に該縁部に接触するため、軸配設裏面10fにリブ10gを設けても照射部4の回転可能な角度に影響することなく、支持柱10b、10cの強度を高めるのに有効である。
また、図2及び4に例示するように、支持柱10b、10cの軸配設裏面10fが、支持リング8の縁側に傾斜するように設けることができる。このような軸配設裏面10fを備える支持柱10b、10cは、支持リング8を支持する先端側の空間をより広く確保することが容易であり、図6に例示するように、照射部4が回転して支持柱10b、10cに接触するときの角度が、軸配設裏面10fが垂直の時よりも大きくすることができる。
更に、支持柱は底部を1本とし、途中で分岐したY字形状にすることができる。このような支持柱は、分岐した先端側で支持リングを支持するように設けることができ、照射部等の縁部がより軸配設面に接触しないようにすることができる。
以下、図面を用いて本発明を具体的に説明する。本実施例は、自動車等の乗用車用の室内照明灯である。
(1)実施形態の構成
本実施例の室内照明灯1は、図3〜図6に示すように、光源2及びレンズ3を有する照射部4と、光源2のオンオフ制御を行うリング式スイッチ5と、照射部4及びリング式スイッチ5を支持するハウジング6と、照射部4をハウジング6に対して支持する支持部であるレンズホルダ7及び支持リング8と、を備えている。また、リング式スイッチ5の内縁とレンズホルダ7の表面は近接及び/又は接触するように位置する。
ハウジング6は円形で合成樹脂からなり、室内側に露出するアウターベゼル9と、その裏側に蓋のように取り付けられるアウタープレート10とを備えている。これらアウターベゼル9とアウタープレート10との中に他の部品が収容される。
照射部4は、光源2であるLEDを具備するLEDユニット11と、光源2からの光線の拡散を防止するLEDホルダー12と、レンズ3と、これらを一体化するLEDホールドプレート13と、を備えている。この照射部4はレンズホルダ7に固定されている。
レンズホルダ7の内側には円環形状の支持リング8が設けられている。支持リング8は、外周側に突出した第1の回転軸端14と、この第1の回転軸端14の反対側に形成された第1のシム受け孔15と、第1の回転軸端14と90度ずれた位置に形成された第2の軸受16と、この第2の軸受16の反対側に形成された第2のシム受け孔17とを備えている。第1のシム受け孔15には第1のシム18が、第2のシム受け孔17には第2のシム19がそれぞれ回転可能に設けられている。各シム18,19はエラストマー製とされている。
また、アウタープレート10は、中央に孔が設けられている円板状体である底部10aと、底部10aの孔の周に沿って向かい合うように立設されている2つの支持柱10b、10cと、底部10aの外周部であり且つアウターベゼル9の端部と接続されている外周部10dとからなる。更に、一方の支持柱10bの先端側の軸配設面10eには、支持リング8の第2の軸受16を受ける第2の回転軸端23が形成されている。また、他方の支持柱10cの先端側の軸配設面10eには、第2のシム19を保持する第2のシム受け24が形成されている。更に、第2の軸受16が第2の回転軸端23と組み合わされ、且つ第2のシム受け24が第2のシム受け孔17に設けられる第2のシム19と組み合わされて第2の回転軸25として構成される。これによって、支持リング8は、任意の角度に回転及び維持することができるようにアウタープレート10によって支持されている(図2参照)。
更に、支持柱10b、10cは、支持リング8を支持する第2の回転軸端23及び第2のシム受け24が設けられている軸配設面10eは、支持リング8の縁側に傾斜するように設けられている。即ち、図2において2本の支持柱10b、10cが支持リング8側になるほど広がる略ハ字形状となるように設けられている。また、軸配設面10eの反対側の面である軸配設裏面10fも、軸配設面10eと同様に支持リング8の縁側に傾斜するように設けられている。更に、軸配設裏面10fには、支持柱10b、10cの長手方向にリブ10gが設けられている。
ここで、レンズホルダ7と支持リング8とを連結する第1の回転軸22と、支持リング8とアウタープレート10とを連結する第2の回転軸25とのなす角度は90度としている(図4参照)。また、各回転軸での最大回転角度は56度としている(図5及び6参照)。
レンズホルダ7の外側にはリング式スイッチ5が設けられている。リング式スイッチ5は、円環状のスイッチノブ26と、スイッチの接点となる金属製のスイッチプレート27と、スイッチプレート27に付勢するスイッチスプリング28と、スイッチの回転時に節度感を出すためのピン29及びピンスプリング30と、を備えている。スイッチノブ26の周縁には等間隔、つまりスイッチノブ26を二分する位置に設けられた一対のフランジ31を備えている。このフランジ31はアウターベゼル9とアウタープレート10により形成される案内孔32に入って所定の回転角度内で案内され、スイッチノブ26の回転軸となる。
スイッチプレート27は、アウタープレート10に装着された基板33の接点パターンに接触する。ピン29はアウタープレート10に形成された3つの凹部34に移動可能に入り込んでいる。そして、スイッチノブ26を回転することにより、ピンスプリング30によって凹部34に付勢されたピン29が一方の凹部34から他方の凹部34に移動することでスイッチの状態が変化した感触を得ることができる。これと同時にスイッチプレート27が基板33に対して移動し、接点パターンの接続状態が変化する。本実施例では、照明の常時点灯、常時消灯及びドアの開閉に連動する点灯の3つの状態を選択可能なものとしている。
アウターベゼル9は、室内側に露出するフランジ39と、天井35の裏側に引っ掛かる爪36及び係合バネ37とを備えている。係合バネ37は爪36と反対側に配置されており、室内照明灯1の天井35への装着時には弾性変形して装着可能となり、装着後には天井35の裏面に引っ掛かって脱落を防止する構造となっている。アウタープレート10には基板33が取り付けられている。基板33とLEDユニット11とはワイヤハーネス38で接続されている。
この室内照明灯1は、乗用車の前部座席上方の天井35であり、バックミラー周辺の位置に1個だけ設けられている。これにより、前部座席の乗員の手元から後部座席の後ろの荷室まで広い範囲を照射することができる。
(2)実施形態の作用
次に、前記構成の室内照明灯1の組立て手順について説明する。
先ず、レンズ3にLEDホルダー12を装着し、そこにLEDユニット11を載せてLEDホールドプレート13で挟んで照射部4を組み立てる。LEDユニット11にワイヤハーネス38を接続する。この照射部4をレンズホルダ7に装着する。そして、2つのシム18,19を取り付けた支持リング8をレンズホルダ7の内側に装着する。この時、第1の回転軸端14を第1の軸受20に支持させ、同時に第1のシム18を第1のシム受け孔15に支持させるようにする。更に、支持リング8をアウタープレート10に装着する。この時、アウタープレート10の第2の回転軸端23を第2の軸受16に支持させ、同時に第2のシム19を第2のシム受け24に支持させるようにする。
一方、アウターベゼル9の内側にスイッチノブ26を装着する。この時、スイッチノブ26のフランジ31がアウターベゼル9の案内孔32に入るようにする。そして、スイッチプレート27とスイッチスプリング28を装着し、またピン29とピンスプリング30も装着する。
続いて、照射部4を組み付けたアウタープレート10をアウターベゼル9に取り付ける。更に、アウタープレート10の外側に基板33をネジ留めし、ワイヤハーネス38を接続する。
室内照明灯1を天井35に取り付ける際は、図7に示すように、アウターベゼル9の爪36を天井35の装着穴の縁に斜めに引っ掛け、それから反対側を持ち上げて係合バネ37を弾性変形させて天井35の裏に押し込むようにする。これにより、爪36と係合バネ37が天井35の裏に引っ掛かって脱落が防止される。
次に、前記構成の室内照明灯1の動作について説明する。
使用者がスイッチノブ26を把持して回転させると、スイッチプレート27が移動して光源2のオンオフが切り替わる。また、使用者が照射部4のレンズホルダ7を把持して光軸を変えるように外力を加えると、図7に示すように、レンズホルダ7がアウタープレート10に対して支持リング8の2つの回転軸22,25を介して適宜回転する。これにより、可動範囲内で任意の位置を照射することができるようになる。ここで、回転軸22,25にはシム18,19を使用しているので、任意の角度に設定したまま維持することができる。
(3)実施形態の効果
本実施例の室内照明灯1によれば、レンズホルダ7の内側に2つの回転軸22,25を設けているので、照射部4の可動範囲を大きく設定することができる。具体的には、図10及び11に示した従来の室内照明灯103では照射部4の可動範囲が24度程度に留まっているのに対し、本実施例では図5及び6に示すように支持リング8が第2の回転軸端23及び第2のシム受け24が設けられている位置よりも内側に入り込むことによって、56度という大きな可動範囲の設定が可能である。これにより、本実施例によれば、乗用車の前座席の天井35であり、バックミラー周辺の位置に室内照明灯1を1個設けるだけで室内の全体を照射可能な範囲に含めることができるようになる。したがって、従来のように天井中央のランプの他にバニティランプやトランクランプ等の複数の室内照明灯を設置する場合に比べて、照明の数を大幅に削減することができ、一灯で様々な用途に用いることができる。
また、本実施例では、軸配設裏面10fにリブ10gが設けられており、レンズホルダ7を把持して光軸を変えるように外力を加えても支持柱10b、10cが容易に破損することがない強度を備える。
更に、本実施例では、光源2がLEDであるので、バルブを使用する場合に比べてスポット性を高めることができ、且つ小型化を図ることができる。また、光源2を小さくすることができるため、照射部4内に設けることができ、照射部4の向きを変えても光量が変化しない室内照明灯を得ることができる。
尚、本発明においては、前記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、前記実施例では、2本の支持柱10b、10cを備えるがこれをY字形状である1本の支持柱として、分岐された2つの先端で支持リング8を回転可能に支持することができる。また、前記実施例では、光源2としてLEDを使用するようにしたが、これに限定されず、例えば、バルブを使用するようにしてもよい。また、前記実施例では、レンズホルダ7の内側に2つの回転軸22,25を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、レンズホルダ7の外側に2つの回転軸を設けるようにしてもよい。
更に、前記実施例では、照射部4が光源2及びレンズ3を有するようにしたが、これに限定されず、例えば、照射部4は光源2のみを有してレンズ3を有さないようにしたり、あるいは光源2はハウジング6に固定して照射部4はレンズ3のみ有するようにしてもよい。
また、前記実施例では、室内照明灯1を乗用車の天井35の1箇所にのみ設置するようにしたが、これに限定されず、例えば、複数箇所に設けるようにしてもよい。
本室内照明灯は、自動車の室内照明灯として利用される。特に、意匠性が高く、且つ小型化された室内照明灯として好適に利用される。
実施例に係る室内照明灯を第1の回転軸に沿って切断した状態を示す縦断面図である。 実施例に係る室内照明灯を第2の回転軸に沿って切断した状態を示す縦断面図である。 室内照明灯の分解組立図である。 レンズホルダと支持リングと支持柱との支持の構造を説明するための部分斜視図である。 照射部を最大に回転させた状態を示す縦断面図である。 照射部を最大に回転させた状態を示す縦断面図である。 室内照明灯を天井に装着する作業途中の状態を示す縦断面図である。 照射部の回転のパターンを示す斜視図であり、(A)は中立位置にある場合、(B)は第1の回転軸を中心に回転した場合、(C)は第2の回転軸を中心に回転した場合を示す。 従来の室内照明灯を示す斜視図である。 従来の他の室内照明灯を示す斜視図である。 図10のX−X線で切断した状態を示す断面図である。
符号の説明
1;室内照明灯、2;光源、3;レンズ、4;照射部、5;リング式スイッチ、6;ハウジング、7;レンズホルダ(支持部)、8;支持リング、10;アウタープレート、10a;底部、10b;支持柱、10c;支持柱、10e;軸配設面、10f;軸配設裏面、10g;リブ。

Claims (4)

  1. 光源を具備する照射部と、
    前記光源の点灯制御の選択を行うスイッチと、
    前記照射部の周囲に設けられ、且つ該照射部を支持する支持部と、
    前記支持部の内側に位置し、且つ該支持部を回転可能に支持する支持リングと、
    底部と該底部から立設するように形成され且つ前記支持リングの内側に位置する支持柱とを具備し、且つ前記支持リングを回転可能に支持するハウジングと、を備え、
    前記スイッチは、前記ハウジングに支持されていることを特徴とする室内照明灯。
  2. 前記支持柱は、前記支持リングを支持する軸配設面が、前記支持リングの縁側に傾斜するように設けられている請求項1記載の室内照明灯。
  3. 前記支持柱は、前記支持リングを支持する軸配設面の反対側の面である軸配設裏面に、立設方向にリブが設けられている請求項2記載の室内照明灯。
  4. 前記支持柱は、前記軸配設裏面が前記支持リングの縁側に傾斜するように設けられている請求項3記載の室内照明灯。
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