JP4967725B2 - アレイスピーカ及びスピーカ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、壁面内に設置可能または壁面として利用できる薄型のアレイスピーカ及びスピーカ装置に関する。
近年、ユーザのニーズに合わせて、音響設備の小型化や薄型化が進んでいる。例えば、特許文献1に記載の平面型アレイスピーカは、平面の振動板に、音声信号を個別に入力可能な複数の振動子を配置し、それら複数の振動子の振動が伝播しないように仕切り板で振動子を区切り、それぞれを独立したスピーカとして動作させている。
特開2005−130397号公報
しかしながら、特許文献1の平面型アレイスピーカでは、平面型アレイスピーカの出力レベルを変更するには、各振動子に入力する音声信号の出力レベルをそれぞれ変更しなければならない。
そこで、この発明は、簡単な構造で出力レベルを変えることができるアレイスピーカ及びスピーカ装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、平面パネルのパネル面に切込みを入れることによりヒンジ形状に形成し前記パネル面に連続的に設けた複数の振動板と、該複数の振動板のそれぞれに設けられ、該振動板を振動させる複数の振動手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成においては、アレイスピーカは、平面パネルに切込みを入れて、複数のヒンジ形状の振動板が連続的に形成される。この複数の振動板は、それぞれに対応する振動手段を持つ。これにより、アレイスピーカは、各振動板に対応する振動手段により、それぞれの振動板を振動させて放音することができる。また、アレイスピーカは、平面パネルに切り込みを入れるだけで振動板を形成することができるため、簡単な構成となる。
請求項2の発明は、前記複数の振動板は、同じ方向に設けられたことを特徴とする。
この構成においては、アレイスピーカは、複数のヒンジ形状の振動板が同じ方向に連続的に形成される。これにより、アレイスピーカは、連続して形成された振動板を振動させることで、その振動枚数に応じた出力レベルで放音することができる。このように、連続して形成された振動板の振動枚数を変更することにより、容易に出力レベルを変更することができる。
請求項3の発明は、前記複数の振動板で構成される第1の振動列を、前記平面パネル面に、複数列設けたことを特徴とする。
この構成においては、アレイスピーカは、連続的に形成された複数の振動板からなる振動列を、複数列設ける。これにより、アレイスピーカは、複数行×複数列に振動板を並べて形成することができる。
請求項4の発明は、前記複数の振動板で構成される第1及び第2の振動列を備え、該第2の振動列は、先端が該第1の振動列の先端に近接するように、該第1の振動列の列方向と線対称に、且つ、該第1の振動列の列方向にずれて配置されることを特徴とする。
この構成においては、アレイスピーカは、同じ方向に連続的に形成された複数の振動板からなる第1の振動列の列方向に線対称に、第2の振動列を配置する。第1の振動列の先端と第2の振動列の先端とを近接させ、第1の振動列と第2の振動列を第1の振動列の列方向にずらして配置する。これにより、アレイスピーカは、より多くの振動板を形成することができる。また、アレイスピーカは、各振動板の配置間隔を狭めることができる。このため、アレイスピーカは、より指向性の強いビームを生成して放音することができる。
請求項5の発明は、前記複数の振動板のうち少なくとも1つの振動板の長さが他の振動板の長さと異なることを特徴とする。
この構成においては、アレイスピーカは、複数の振動板のうち少なくとも1つの振動板の長さが異なる。これにより、アレイスピーカは、固有振動数の異なる音を放音することができるので、切込み線の長さに応じて、高音用、中音用、低音用、高音〜中音用、中音〜低音用、高音〜低音用のスピーカを備えることができる。
請求項6の発明は、アレイスピーカと、前記複数の振動手段の振動開始、振動終了及び振動の大きさを制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
この構成においては、スピーカ装置は、アレイスピーカと、複数の振動手段を制御する制御部とから構成される。制御部は、それぞれの振動手段に対して、振動の開始、終了及び振動の大きさを制御する。これにより、スピーカ装置は、各振動板を同時に振動させることで、指向性を持たせずに放音することができる。また、スピーカ装置は、各振動板を適切に遅延させて振動させることで、指向性ビームを放音することができる。更に、スピーカ装置は、特定箇所から放音したり、放音箇所を随時移動させて放音したりすることができる。
本発明によれば、アレイスピーカは、平面パネル上に切込みを入れて、複数のヒンジ形状の振動板が同じ方向に連続的に設けて、形成される。これにより、アレイスピーカは簡単な構成とすることができる。また、連続して形成された振動板を振動させることで、その振動枚数に応じた出力レベルで放音することができる。このため、アレイスピーカは、出力レベルを容易に変更することができる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。図1(A)は、スピーカ装置の正面から見た図を示す。図1(B)は、図1(A)の一部(Aの箇所)拡大図である。図1(C)は、図1(A)のB−B断面図である。以下、説明を簡単化するため、複数の振動板の内、1つの振動板にのみ符号を付与して説明する。
図1(A)に示すように、本発明のスピーカ装置1は、アレイスピーカ10及び入力インタフェース12を備える。ここで、アレイスピーカ10が形成される面を正面とし、入力インタフェース12を形成する面を側面とする。スピーカ装置1は、入力インタフェース12を介して再生装置2(デジタルオーディオプレイヤー、CDラジカセ等)と接続され、再生装置2により楽曲等のデータが再生されると、入力インタフェース12を介して、楽曲等のオーディオ信号が入力される。また、スピーカ装置1は、操作部11(リモコン等)からの操作入力内容に基づいて、音量や放音方向(指向性)等を決定し、再生装置2から入力されたオーディオ信号をアレイスピーカ10から放音する。
アレイスピーカ10は、平面パネル20上に、切込みを入れることにより、ヒンジ形状に形成された複数の振動板100から構成される。複数の振動板100は、X方向に連続して形成され、1辺を未欠部500とする片持ち構造となっている。スピーカ装置1は、これらの振動板100の少なくとも一部を振動させて、楽曲等を放音する。
なお、このアレイスピーカ10は、薄型に形成されるので、壁面スピーカや薄型スピーカ等のスピーカ装置1に用いられる。
これにより、スピーカ装置1は、振動板100を振動させるタイミングを制御することで、無指向性で楽曲等を放音したり、指向性を持たせて楽曲等を放音したりすることができる。また、スピーカ装置1は、連続する振動板100を同時に振動するよう制御することで、音圧レベルを変更したりすることができる。
なお、第1実施形態では、入力インタフェース12を側面に設けたが、これに限らず、正面、背面、上面及び下面のいずれかの少なくとも1箇所に設ければよい。また、第1実施形態では、入力インタフェース12に再生装置2から楽曲のオーディオ信号を入力しているが、これに限らず、マイク等を接続して、入力インタフェース12に音声信号を入力してもよい。更に、第1実施形態では、操作部11としてリモコンを用いているが、これに限らず、スピーカ装置1本体に操作部11を設けてもよい。
以下に、第1実施形態の具体的な構成について説明する。図1(A)に示すようにスピーカ装置1の正面(アレイスピーカ10)は、木材、紙、金属又は合成樹脂等のある程度の硬度を持つ部材からなる平面パネル20と、平面パネル20上に、切込みを入れて、ヒンジ形状に形成された複数の振動板100とから構成される。アレイスピーカ10は、複数の振動板100をX方向に連続して配置して振動列を形成し、形成した振動列をY方向に複数列配置する。また、これらの振動板100には、それぞれに対応する振動子200(特許請求の範囲の振動手段に該当する)が配置される。
これらの振動板100のそれぞれは、切込み部300,400により、各辺が3cm×3cm程度の大きさを有すヒンジ形状に形成される。各振動板100は、平面パネル20に固定された未欠部500と、切込み部300,400により振動板100の先端が自由端となる片持ち構造に形成される。
また、これらの振動板100は、互いに隣接する振動板100及び周囲の平面パネル20と、切込み部300,400により僅かな隙間が設けられている。これにより、各振動板100の振動を隣接する振動板100及び平面パネル20へ伝播することを防ぐことができる。
具体的に例えば、図1(B)に示すように、振動板101は、平面パネル20に固定された未欠部501と、切込み部301,302,401により振動板101の先端が自由端となる片持ち構造に形成される。後述する公知の方法により振動板101に振動が伝達すると、振動板101は、未欠部501を支持軸として、この支持軸を振動中心として振動する。また、振動板101に隣接する振動板102は、平面パネル20に固定された未欠部502と、切込み部302,303,402により振動板102の先端が自由端となる片持ち構造に形成される。この際、振動板101と振動板101に隣接する振動板102との間に、切込み部302により僅かな隙間が設けられる。また、振動板101と平面パネル20との間に、切込み部301,402により僅かな隙間が設けられる。これにより、振動板101の振動が、振動板102及び平面パネル20へ伝播しない。
また、振動板101と振動板101に隣接する振動板102とを同時に振動させると、位置的に離れた2つの振動板を振動させるのに比べて、音圧レベルを上げることができる。このため、連続する振動板の振動枚数を制御することで、出力レベルを容易に変更することができる。
各振動板100の振動方法は、図1(C)に示すように、公知の方法を用いる。例えば、振動子201は、振動板101に対向配置される磁石60とボビン64とボイスコイル65とから構成される。磁石60は、凸部61〜63を有する。この磁石60の凸部62の周囲には、アルミ等の金属、紙、カプトン等で形成されたボビン64が配置される。このボビン64は、振動板101に接合される。このボビン64の周囲には、銅線又はアルミ線等が巻きつけられたボイスコイル65が配置される。これにより、ボイスコイル65にオーディオ信号を流すと、ボビン64が振動板101を振動させる。
なお、本実施形態では、振動板100を10行×3列に並べて、平面パネル20に形成した。しかしながら、これに限らず、振動板を1行×複数列又は複数行×1列又は複数行×複数列に並べて、平面パネル20に形成してもよい。また、本実施形態では、振動板100の各サイズを3cm×3cmとしているが、これに限らず、振動板100のサイズは限定しない。
次に、スピーカ装置1の機能構成について図2を参照して説明する。図2は、スピーカ装置の機能ブロック図である。スピーカ装置1は、操作部11、入力インタフェース12、制御部13及び振動子200を備える。
操作部11は、ユーザからの操作入力を受け付け、操作入力内容を制御部13の領域制御部13a及び入力信号処理部13bへ出力する。具体的には、例えば、操作部11には、放音する音の出力レベル、放音方向等が入力される。
入力インタフェース12は、再生装置2やマイク等に接続され、再生装置2から楽曲のオーディオ信号等が入力される。この入力された楽曲のオーディオ信号は、制御部13の入力信号処理部13bへ出力される。また、入力インタフェース12がマイクに接続された場合は、マイクから音声信号等が入力され、音声信号等が制御部13の入力信号処理部13bへ出力される。
制御部13は、領域制御部13aと入力信号処理部13bとを備え、操作部11の操作入力内容に基づいて、入力インタフェース12から入力された楽曲のオーディオ信号を処理し、各振動子200を振動させるか否か、振動開始・終了のタイミング、振幅の大きさ等の制御を行う。
領域制御部13aは、操作部11からの操作入力内容に基づき、どの振動子200を振動させるか否か、及び、それぞれの振動子200に入力信号処理部13bからのオーディオ信号の入力を、どのタイミングで開始し、終了するかを制御する。
入力信号処理部13bは、入力インタフェース12から入力された楽曲のオーディオ信号を複数チャンネルのオーディオ信号に分離する。例えば、5.1チャンネル放送用にオーディオ信号を分離したり、音色毎にオーディオ信号を分離したりする。また、入力信号処理部13bは、操作部11からの操作入力内容に基づき、各チャネルのオーディオ信号に応じた各振動子200に対して、各振動子200の振動開始・終了のタイミング、振幅の大きさ等を調整する。この調整は、出力レベル、遅延及び周波数特定等の調整に該当する。これにより、アレイスピーカ10から、平面波を形成して放音したり、指向性ビームを形成して放音したりすることができる。
具体的は、制御部13は、次のような制御を行う。領域制御部13aは、複数の連続する振動板100に対して、同じオーディオ信号を入力し、同時に振動させるよう制御する。これにより、振動板100を1つだけ振動させるより、アレイスピーカ10から放音される音の音圧レベルを大きくすることができる。また、音圧レベルは、振動させる枚数が多いほど大きくなる。
また、領域制御部13aは、特定箇所の振動板100のみ振動するよう制御する。これにより、特定箇所から楽曲が放音されているように、聴者に感じさせることができる。例えば、遠隔地で行っている講演会の映像をアレイスピーカ10上に映し、その講演会の話者の口元の箇所に対応する振動板100を振動させるように設定しておくことで、話者の口元から声が聞こえ、話者がその場で話をしているように、聴者に感じさせることができる。
更に、領域制御部13aは、振動板100の振動箇所を適宜変更する。これにより、振動板100の変化を利用して、映像を立体的に表現したり、マークやメッセージ等を表示したりすることができる。例えば、海の映像をアレイスピーカ10上に表示して、映像に合わせて振動板100の振動箇所を変更することで、波の動き表現することができる。また、CM等で、商品のロゴやショップのロゴ等の箇所からCM曲を放音することで、商品のログやショップのロゴを強調して表示することができる。
加えて、入力信号処理部13bにて、楽曲のオーディオ信号を音色毎に分割する。その音色毎に分割したオーディオ信号を、領域制御部13aは、オーケストラやバンド演奏の一般的な楽器の配置箇所に基づいて、その音色に該当する楽器の配置箇所に対応する振動板100を、その音色のオーディオ信号が入力された場合のみ振動させる。これにより、聴者は、目の前でオーケストラ演奏やバンド演奏を聴いているように感じることができる。また、これらを映像と共にすることで、聴者は、目の前でオーケストラ演奏やバンド演奏を聴いているようにより感じることができる。
また、入力信号処理部13bにて、楽曲のオーディオ信号を5.1チャンネル(聴者の正面、右前方、左前方、右後方、左後方、低音出力用)のオーディオ信号に分離し、それぞれを異なる方向にビーム化するように制御するとともに、これらのビームの所定位置への到達時刻を一致するように制御する。これにより、各チャンネルのオーディオ信号は重なり合うことなく、それぞれ別々の方向にビーム化して伝搬され、聴者に対して異なる方向から入射する。このため、立体的で臨場感のある音響環境を実現することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るスピーカ装置1について、図3を参照して説明する。図3は、第2実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。図3(A)は、アレイスピーカの正面図を示す。図3(B)は、図3(A)の一部(Aの箇所)拡大図である。第2実施形態に係るスピーカ装置1は、第1実施形態に係るスピーカ装置1と、平面パネル20−1上に形成される振動板1100の配置方法が異なる。以下に、第1実施形態との相違点である振動板1100の配置方法についてのみ説明する。また、説明を簡単化するため、複数の振動板の内、1つの振動板にのみ符号を付与して説明する。
図3(A)に示すように、アレイスピーカ10−1は、平面パネル20−1上に、切込みを入れて、ヒンジ形状に形成された複数の振動板1100から構成される。複数の振動板1100は、X方向に連続して配置されて第1の振動列を形成し、X方向を軸として線対称に、前記振動列と対向するように第2の振動列を形成する。これらの振動列は、それぞれの先端を近接するように、千鳥状に配置される。また、これらの振動板1100には、それぞれに対応する振動子1200が配置される。
具体的に、例えば、図3(B)に示すように、振動板1101は、平面パネル20−1に固定された未欠部1501と、切込み部1301,1302,1401により振動板の先端が自由端となる片持ち構造に形成される。振動板1101と同じ形状の振動板1102は、振動板1101と隣接するように、振動板1101と同方向に先端を向けて配置される。また、振動板1121は、平面パネル20−1に固定された未欠部1521と、切込み部1321,1322,1401の一部、1402の一部により振動板の先端が自由端となる片持ち構造に形成される。振動板1121は、振動板1101,1102とX方向を軸として線対称に配置され、先端が振動板1101,1102の先端と近接する。振動板1121は、振動板1101と振動板1102の中間に配置される。
なお、各振動板1100間、及び振動板1100と平面パネル20−1間には、切り込み部1300,1400により僅かな隙間が設けられる。これにより、振動板1100の振動が隣接する振動板1100及び平面パネル20−1に伝播しない。
また、このアレイスピーカ10−1は、アレイスピーカ10−1から離れた位置から見ると、振動板1101,1102及び振動板1121は、ほぼ同一直線上に形成され、振動板1101と振動板1121とがX方向に隣接した位置関係とみなすことができる。これにより、この振動板1101と隣接する振動板1121との距離は、振動板1101と振動板1102との距離の約半分となる。
なお、本実施形態では、振動板1100を9又は10行×4列に並べて、平面パネル20−1に形成した。しかしながら、これに限らず、振動板を複数行×複数列に並べて、平面パネル20−1に形成してもよい。
これにより、図3に示すアレイスピーカ10−1は、図2に示すアレイスピーカ10と比べて、同じサイズの平面パネル20−1上に多くの振動板1100を形成することができる。また、図3に示すアレイスピーカ10−1は、図2に示すアレイスピーカ10に比べて、振動板1100間の幅が狭いので、より鋭い指向性ビーム形成して放音することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係るスピーカ装置1について、図4を参照して説明する。図4は、第3実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。第3実施形態に係るスピーカ装置1は、第2実施形態に係るスピーカ装置と、平面パネル20−2上に形成される振動板2100の長さが異なる。以下に、第2実施形態との相違点である振動板2100の長さについてのみ説明する。また、説明を簡単化するため、複数の振動板の内、1つの振動板にのみ符号を付与して説明する。
図4に示すように、アレイスピーカ10−2は、平面パネル20−2上に、切込みを入れて、ヒンジ形状に形成された複数の振動板2100から構成される。これらの振動板2100の一部は、振動板2100の長さが異なる。これらの振動板2100に同じオーディオ信号を入力して振動させると、長さの異なる振動板2100は、固有振動数に違いが生じる。この固有振動数の相違により、強調する周波数帯域が異なるので、振動板2100毎に、高音用、中音用、低音用等、異なる周波数帯域の音を放音するアレイスピーカ10−2を形成することができる。また、振動板2100の長さが異なると、振動板2100の未欠部2500が同一線上に形成されないので、未欠部2500にかかる力を分散することができる。
なお、第3実施形態では、振動板2100の配置を第2実施形態と同じ配置にしたが、これに限らず、第1実施形態と同じ配置にしてもよい。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係るスピーカ装置1について、図5を参照して説明する。図5は、第4実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。第4実施形態に係るスピーカ装置1は、第1実施形態に係るスピーカ装置と、平面パネル20−3上に形成される振動板3100の向きが異なる。以下に、第1実施形態との相違点である振動板3100の向きについてのみ説明する。また、説明を簡単化するため、複数の振動板の内、1つの振動板にのみ符号を付与して説明する。
図5(A)に示すように、アレイスピーカ10−3は、平面パネル20−3上に、切込みを入れて、ヒンジ形状に形成された複数の振動板3100から構成される。これらの振動板3100は、隣接する振動板3100と未欠部3500の向きが異なる。振動板3100の未欠部3500が切込み部3400に対して+Y方向に形成される場合は、隣接する振動板3100の未欠部3500は切込み部3400に対して−Y方向に形成される。これより、各振動板3100は、未欠部3500の形成箇所が隣接する振動板3100と同一直線上に形成されないので、振動板3100の振動時に未欠部3500にかかる力を分散することができる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係るスピーカ装置1について、図6を参照して説明する。図6は、第5実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。第5実施形態に係るスピーカ装置1は、第1実施形態に係るスピーカ装置と、平面パネル20−4上に形成される振動板4100の長さが異なる。以下に、第1実施形態との相違点である振動板4100の長さについてのみ説明する。また、説明を簡単化するため、複数の振動板の内、1つの振動板にのみ符号を付与して説明する。
図6に示すように、アレイスピーカ10−4は、平面パネル20−4上に、切込みを入れて、ヒンジ形状に形成された複数の振動板4100から構成される。複数の振動板4100の各々は、他の振動板4100と長さが異なる。これらの振動板2100に同じオーディオ信号を入力して振動させると、各振動板4100は、長さが異なるので、固有振動数に違いが生じる。この固有振動数の相違により、強調する周波数帯域が異なるので、振動板4100毎に、高音用、中音用、低音用等、異なる周波数帯域の音を放音するアレイスピーカ10−4を形成することができる。また、振動板4100の長さが異なると、振動板4100の未欠部4500が同一線上に形成されないので、未欠部4500にかかる力を分散することができる。
なお、第5実施形態では、アレイスピーカ10−4は、振動板4100を同じ方向に連続的に形成した。しかしながら、これに限らず、第4実施形態のように、異なる方向に連続的に形成してもよい。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態に係るスピーカ装置1について、図7を参照して説明する。図7は、第6実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。第6実施形態に係るスピーカ装置1は、第1実施形態に係るスピーカ装置と、平面パネル20−5上に形成される振動板5100の幅が異なる。以下に、第1実施形態との相違点である振動板5100の幅についてのみ説明する。また、説明を簡単化するため、複数の振動板の内、1つの振動板にのみ符号を付与して説明する。
図6に示すように、アレイスピーカ10−5は、平面パネル20−5上に、切込みを入れて、ヒンジ形状に形成された複数の振動板5100から構成される。複数の振動板5100の各々は、他の振動板5100と幅が異なる。これらの振動板5100に同じオーディオ信号を入力して振動させると、各振動板5100は、幅が異なるので、音圧レベルに違いが生じる。これにより、様々な音圧で放音することができる。
なお、第6実施形態では、アレイスピーカ10−5は、異なる幅の振動板5100を同じ方向に連続的に形成した。しかしながら、これに限らず、第4実施形態のように、異なる方向に連続的に形成してもよい。また、アレイスピーカ10−5は、幅と長さとが異なる振動板5100を同じ方向に連続的に形成してもよい。更に、アレイスピーカ10−5は、幅と長さとが異なる振動板5100を第4実施形態のように、異なる方向に連続的に形成してもよい。
また、第1〜第6実施形態では、振動板の形状を矩形とした。しかしながら、これに限らず、台形、三角形、U字形状等の形状でもよく、振動板の形状は矩形に限定しない。これにより、振動板の形状を変更すると、振動板の面積とヒンジ(未欠部)の長さとの比率が変わるので、共振周波数を容易に変更することができる。このため、振動板の形状を変更するだけで、高音用、中音用、低音用等、異なる周波数帯域の音を放音することができる。
[第7実施形態]
次に、本発明の第7実施形態に係るスピーカ装置1について、図8,9を参照して説明する。図8は、第7実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。図9は、第7実施形態に係るスピーカ装置の機能ブロック図である。図9(A)は、各スピーカ装置にオーディオ信号を入力する例を示す。図9(B)は、各スピーカ装置に分配してオーディオ信号を入力する例を示す。第7実施形態に係るスピーカ装置1は、第1実施形態に係るスピーカ装置1を複数台利用して、壁面アレイスピーカを構成する。
図8に示すように、スピーカ装置1を上下左右の方向に複数台並列配置して、壁面アレイスピーカを形成する。この際、アレイスピーカ10の向きを揃えて配置する。以上のように、複数台のスピーカ装置1を用いて壁面アレイスピーカを形成する場合は、各スピーカ装置1にオーディオ信号を入力してもよいし、各スピーカ装置1にオーディオ信号を分配して入力してもよい。
各スピーカ装置にオーディオ信号を入力する場合は、図9(A)に示すように、各スピーカ装置1は、再生装置2に接続される。再生装置2は、楽曲等を再生してオーディオ信号を生成し、生成したオーディオ信号を各スピーカ装置1の入力インタフェース12へ入力する。各スピーカ装置1は、自装置の操作部11から入力された操作入力内容に基づいて、制御部13にて遅延処理等の制御を行い、振動子200を振動させる。この場合、スピーカ装置1毎に再生装置2を準備し、各再生装置2からオーディオ信号をスピーカ装置1に入力してもよい。
また、各スピーカ装置1にオーディオ信号を分配して入力する場合は、図9(B)に示すように、各スピーカ装置1は、コントロール装置4に接続され、コントロール装置4に再生装置2が接続される。再生装置2は、楽曲等を再生してオーディオ信号を生成し、生成したオーディオ信号をコントロール装置4の入力インタフェース42へ入力する。コントロール装置4は、自装置の操作部41から入力された操作入力内容に基づいて、制御部43にて、各スピーカ装置1に対応するようにオーディオ信号の分配等の制御を行う。コントロール装置4は、分配後のオーディオ信号を、各スピーカ装置1の入力インタフェース12へ入力する。各スピーカ装置1は、制御部13にて遅延処理等の制御を行い、振動子200を振動させる。
以上より、第7実施形態では、規定サイズのスピーカ装置1を上下左右の方向に複数台並列配置して、壁面アレイスピーカを形成する。これは、壁面のサイズに合わせて、スピーカ装置1のサイズを決定する場合と異なり、スピーカ装置1のサイズに合わせて振動板100の配置する位置及び振動板100の数を変更しなくてもよい。これにより、壁面のサイズに依存せずに、壁面アレイスピーカを形成することができる。また、規定サイズのスピーカ装置を利用しているので、スピーカ装置1の大量生産や、壁面のサイズ変更に容易に対応することができる。
なお、第7実施形態では、4つのスピーカ装置1から壁面アレイスピーカを形成しているが、これに限らず、1又は複数個のスピーカ装置1から壁面アレイスピーカを形成すればよい。また、第4実施形態では、第1実施形態に係るスピーカ装置1を利用した。しかしながら、これに限らず、第2〜第6実施形態に係るスピーカ装置1を利用してもよい。
[第8実施形態]
次に、本発明の第8実施形態に係るスピーカ装置1について、図10を参照して説明する。図10は、第8実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。
図10に示すように、スピーカ装置1は、アレイスピーカ10にカバー3(壁面等)をかぶせた壁面アレイスピーカである。このカバー3は、できれば伸縮性の素材で形成されていることが好ましい。これにより、振動板100が振動すると、カバー3が伸縮するので、このカバー3の伸縮により、聴者は、振動板100の動きを感じることができる。
なお、第8実施形態では、第1実施形態に係るスピーカ装置1を利用した。しかしながら、これに限らず、第2〜第7実施形態に係るスピーカ装置1を利用してもよい。
次に、振動板100の他の公知の振動方法について図11を用いて説明する。図11は、振動子の説明図である。図11(A)は、プリントコイルを用いた例である。図11(B)は、圧電素子を用いた例である。図11(C)は、静電アクチュエータを用いた例である。なお、第1実施形態に係るスピーカ装置1を例にあげて以下に説明するが、第2〜第7実施形態に係るスピーカ装置1についても、同様である。
プリントコイルを用いた場合は、図11(A)に示すように、振動子200は、振動板100に対向配置される磁石610と振動板100に印刷形成されたコイル(プリントコイル614)とから構成される。磁石610は、凸部611〜613を有する。また、プリントコイル614は、磁石610の凸部612の周囲に、磁石610と当接しないように配置され、振動板100と接合する。これにより、プリントコイル614にオーディオ信号を流すと、振動板100が振動する。
圧電素子を用いた場合は、図11(B)に示すように、振動子200は、振動板100に接続されたアクチュエータ622と、アクチュエータ622に接続された圧電素子621とから構成される。これにより、圧電素子621にオーディオ信号を流すと、アクチュエータ622が振動板100を振動させる。
静電アクチュエータを用いた場合は、図11(C)に示すように、振動子200は、各振動板100を挟んだ両側の電極631,632から構成される。各振動板100には、アルミ等の金属が表面に付着される。この場合、電極631,632にオーディオ信号電圧を印加すると、振動板100が振動する。
以上より、この発明にかかるスピーカ装置1は、アレイスピーカ10を構成する複数の振動板100に対して、振動箇所、振動開始及び終了タイミング、振動の大きさを制御することができる。これにより、平面波、指向性ビームを形成して放音することができる。また、連続する複数枚の振動板100に同じ信号を入力し、同じタイミングで振動させることで、音圧レベルを変更することができる。更に、特定の箇所のみから放音したり、放音箇所を変更しながら放音したり、様々な放音方法を行うことができる。加えて、映像と合わせて放音することで、映像を立体的に表示することができる。
第1実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。 スピーカ装置の機能ブロック図である。 第2実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。 第3実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。 第4実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。 第5実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。 第6実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。 第7実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。 第7実施形態に係るスピーカ装置の機能ブロック図である。 第8実施形態に係るスピーカ装置の説明図である。 振動子の説明図である。
符号の説明
1−スピーカ装置,2−再生装置,10−アレイスピーカ,20−平面パネル,100−振動板,200−振動子,300,400−切込み部,500−未欠部

Claims (7)

  1. 平面パネルのパネル面に切込みを入れることによりヒンジ形状に形成し前記パネル面に連続的に設けた複数の振動板と、
    該複数の振動板のそれぞれに設けられ、該振動板を振動させる複数の振動手段と、
    を備えたことにより、各振動板がそれぞれ個別の音波を放射するアレイスピーカ。
  2. 前記複数の振動板で構成される振動列を、前記平面パネル面に、複数列設けた請求項1に記載のアレイスピーカ。
  3. 前記複数の振動板で構成される第1の振動列及び第2の振動列を備え、
    前記第1の振動列と前記第2の振動列は、互いに共通の切込み箇所を有し、当該共通の切込み箇所を挟んで支持軸が向かい合っている請求項1に記載のアレイスピーカ。
  4. 前記第1の振動列と前記第2の振動列は、互いに列方向にずれて配置されている請求項3に記載のアレイスピーカ。
  5. 前記複数の振動板は、同じ方向に設けられた請求項1または請求項2に記載のアレイスピーカ。
  6. 前記複数の振動板のうち少なくとも1つの振動板の長さが他の振動板の長さと異なる請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のアレイスピーカ。
  7. 請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のアレイスピーカと、
    前記複数の振動手段の振動開始、振動終了及び振動の大きさを制御する制御部と、を備えたスピーカ装置。
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