JP4967420B2 - β−1,3−1,6−D−グルカンを用いた便秘の予防又は改善剤 - Google Patents
β−1,3−1,6−D−グルカンを用いた便秘の予防又は改善剤 Download PDFInfo
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Description
(1) オーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する微生物に由来する。
(2) 1N水酸化ナトリウム重水溶液を溶媒とする溶液の1H NMRスペクトルが4.7ppm及び4.5ppmの2つのシグナルを有する。
(3) 水溶液の30℃、pH5.0、濃度0.5(w/v%)における粘度が200cP(mPa・s)以下である。
(1) オーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する微生物に由来する。
(2) 1N水酸化ナトリウム重水溶液を溶媒とする溶液の1H NMRスペクトルが4.7ppm及び4.5ppmの2つのシグナルを有する。
(3) 水溶液の30℃、pH5.0、濃度0.5(w/v%)における粘度が200cP(mPa・s)以下である。
(1) オーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する微生物に由来する。
(2) 1N水酸化ナトリウム重水溶液を溶媒とする溶液の1H NMRスペクトルが4.7ppm及び4.5ppmの2つのシグナルを有する。
(3) 水溶液の30℃、pH5.0、濃度0.5(w/v%)における粘度が200cP(mPa・s)以下である。
(1) オーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する微生物に由来する。
(2) 1N水酸化ナトリウム重水溶液を溶媒とする溶液の1H NMRスペクトルが4.7ppm及び4.5ppmの2つのシグナルを有する。
(3) 水溶液の30℃、pH5.0、濃度0.5(w/v%)における粘度が200cP(mPa・s)以下である。
(1) オーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する微生物に由来する。
(2) 1N水酸化ナトリウム重水溶液を溶媒とする溶液の1H NMRスペクトルが4.7ppm及び4.5ppmの2つのシグナルを有する。
(3) 水溶液の30℃、pH5.0、濃度0.5(w/v%)における粘度が200cP(mPa・s)以下である。
(1) オーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する微生物に由来する。
(3) 水溶液の30℃、pH5.0、濃度0.5(w/v%)における粘度が200cP(mPa・s)以下である。
(I)便秘の予防又は改善剤
本発明の便秘の予防又は改善剤は、オーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する微生物に由来するβ-1,3-1,6-D-グルカンを含むものである。このβ-1,3-1,6-D-グルカンは、1N水酸化ナトリウム重水溶液を溶媒とする溶液の1H NMRスペクトルが4.7ppm及び4.5ppmの2つのシグナルを有し、かつ水溶液の30℃、pH5.0、濃度0.5(w/v%)における粘度が200cP(mPa・s)以下、好ましくは50cP(mPa・s)以下のものである。上記粘度の下限値は通常20cP(mPa・s)程度である。
オーレオバシジウム属微生物が生産するβ−1,3−1,6−D−グルカン
オーレオバシジウム属の微生物が生産するβ-1,3-1,6-D-グルカンは、菌体外に分泌されるために回収が容易であり、また水溶性である点で好ましいものである。オーレオバシジウム属の微生物は、分子量が100万以上の高分子量のグルカンから分子量が数万程度の低分子のグルカンまでを培養条件に応じて生産する。
本発明の便秘の予防又は改善剤に含まれるβ-1,3-1,6-D-グルカン
本発明の便秘の予防又は改善剤に含まれるβ−1,3−1,6−D−グルカンは、水溶液にしたときの粘度が、オーレオバシジウム属微生物が生産する天然型β−1,3−1,6−D−グルカンより低い。この低粘度β−1,3−1,6−D−グルカンは、0.5%(w/v)水溶液(pH5.0)の30℃における粘度が50cP(mPa・s)以下であり、好ましくは10cP以下である。本発明において、粘度はBM型回転粘度計で測定した値である。
オーレオバシジウム属のβ−1,3−1,6−D−グルカンの生産方法
β−1,3−1,6−D−グルカンの製造方法は、周知である。例えば、これを生産する微生物の培養上清に有機溶媒を添加することによりβ−1,3−1,6−D−グルカンを沈殿物として得ることができる。
低粘度β−1,3−1,6−D−グルカンの製造方法
上記の高粘度のβ−1,3−1,6−D−グルカンを含む培養液を、常温で攪拌しながら、これにアルカリを添加すると、急激に粘度が低下する。
製剤
本発明の便秘の予防又は改善剤において、β−1,3−1,6−D−グルカンは、必要に応じて薬学的に許容される担体とともに適当な製剤とすることができる。このような担体として、賦形剤、結合剤、崩壊剤、潤沢剤、付湿剤等が挙げられる。また、酸化防止剤のような慣用の添加剤なども含まれていてよい。
投与対象
本発明の便秘予防又は改善剤は、便秘のヒトに好適に投与できる。この中には、便秘である以外は健康なヒトの他に、他の疾患を併発している患者も含まれる。特に、モルヒネを投与されることにより便秘になったヒトは好適な投与対象である。また、本発明の便秘の予防又は改善剤は、モルヒネ投与予定のヒトにも好適に投与することができ、モルヒネによる便秘の誘発を完全に又はある程度抑えることができる。さらに、β−1,3−1,6−D−グルカンは安全な天然成分であることから、便秘になり易い生活環境の健常人も予防的に適時又は常時摂取することができる。
(II)副交感神経刺激剤・ストレス緩和剤
上記説明したオーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する微生物に由来するβ-1,3-1,6-D-グルカンは、モルヒネ投与による便秘を解消することから、副交感神経を刺激しており、副交感神経刺激剤として使用することができる。また、副交感神経を刺激するためストレスを緩和することができ、ストレス緩和剤としても使用することができる。
(III)飲食品組成物
本発明の飲食品組成物は、上記説明したβ−1,3−1,6−D−グルカンを含む。この飲食品組成物は、β−1,3−1,6−D−グルカンを含むことから便秘を予防又は改善する作用、及び副交感神経を刺激しストレスを緩和する作用を有するため、栄養機能食品又は特定保健用食品のような保健機能食品として好適に使用できる。
実施例
次に実施例及び試験例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(1)低粘度β−1,3−1,6−グルカンの調製
(1-1)β-グルカンの培養生産
後掲の表1に示す組成を有する液体培地100mlを500ml容量の肩付きフラスコに入れ、121℃で、15分間、加圧蒸気滅菌を行った後、オーレオバシジウム プルランス(Aureobasidium pullulans)GM-NH-1A1株(FERM P-19285)を同培地組成のスラントより無菌的に1白金耳植菌し、130rpmの速度で通気攪拌しつつ、30℃で24時間培養することにより種培養液を調製した。
<多糖濃度測定>
多糖濃度は、培養液を数mlサンプリングし、菌体を遠心分離除去した後、その上清に最終濃度が66%(v/v)となるようにエタノールを加えて多糖を沈殿させて回収した後、イオン交換水に溶解し、フェノール硫酸法で定量した。
<置換スルホ含量測定>
同様にして菌体を除去した培養上清にエタノールを最終濃度が66%となるように添加し、β-グルカンを沈殿回収した。その後、再度イオン交換水に溶解し、再度遠心分離後、その上清に最終濃度が0.9%になるように食塩を加えた後、再度66%エタノールでβ−グルカンを回収した。このβ−グルカン回収精製操作を更に2回繰り返し、得られたβ-グルカン水溶液をイオン交換水で透析後、凍結乾燥によりβ−グルカン粉末を得た。
上記のようにして得られた培養液の濃度をBM型回転粘度計(東京計器製)を用いて、30℃、12rpmで測定したところ、1500cP((mPa・s))であった。測定に用いるロータは粘度にあわせて適当なものを選択した。
(1−3)β−グルカン水溶液の脱塩
上記のβ−グルカン水溶液(培養ろ液)を0.3%に希釈後、限外ろ過(UF)膜(分子量カット5万、日東電工社製)を用いて脱塩を行い、最終的にナトリウムイオン濃度を20mg/100mlに落とした後、50%(w/v)クエン酸水溶液によりpHを3.5に調整した。
<硫黄含有量の測定>
また、得られたβ-グルカン水溶液をイオン交換水で透析後、凍結乾燥によりβ-グルカン粉末を得た。本β-グルカンの組成分析結果からS含量は330mg/kgであり、これから計算される置換スルホ酢酸含量は0.12%であった。
<結合状態の確認>
また、脱塩を行った上記培養ろ液について、コンゴーレッド法によって、480nmから525nm付近への波長シフトを確認することができたのでβ−1,3結合を含むグルカンを含有していることが証明された(K. Ogawa, Carbohydrate Research, 67, 527-535 (1978)、今中忠行 監修, 微生物利用の大展開, 1012-1015, エヌ・ティー・エス(2002))。そのときの極大値へのシフト差分はΔ0.48/500μg多糖であった。
<粒度測定>
次に、レ−ザ回折/散乱式粒度分布測定装置(HORIBA製LA−920)を用いて培養液の粒度を測定したところ、粒子としては0.3μmと100μm程度の大きさのところにピ−クが見られた。続いて、超音波を照射しながら、粒度測定を行うと、100μmのピ−クはみるみるうちに消失し、0.3μmのピ−クが増え、最終的に0.3μmのみとなった。超音波照射したときの培養液の粒度分布を図2に示す。
<分子量測定>
また、東ソー社製のトーヨーパールHW65(カラムサイズ75cm×φ1cm、排除分子量250万(デキストラン))を用いて、0.1Mの水酸化ナトリウム水溶液を溶離液としてゲルろ過クロマトグラフィーを行い、溶解β−1,3−1,6−D−グルカンとβ−1,3−1,6−Dグルカンの1次粒子とを含む溶液の分子量を測定したところ、溶解β−1,3−1,6−D−グルカンに由来する2〜30万のピークの低分子画分と、1次粒子に由来する見かけ上50〜250万の高分子画分との二種類が検出された。分子量のマーカーとしてShodex社製のプルランを用いた。
(1)において、アルカリ処理および菌体除去処理により調製された微粒子β−1,3−1,6−D−グルカンを含むβ−1,3−1,6−D−グルカン水溶液に、最終濃度が66%(v/v)となるようにエタノールを添加して、多糖グルカンを沈殿させ、遠心分離法により回収した。次いで凍結乾燥法によりエタノールと水分を除去し、乾燥β−1,3−1,6−D−グルカンを得た。そのときの収率はエタノール沈殿前の全糖濃度と比較して95%以上であった。
(1)において得られた培養液(多糖濃度0.5%(5mg/ml))90Lを50%クエン酸水溶液9kgで中和後、濾過助剤(日本製紙ケミカル製粉末セルロ−スKCフロック)を1.8kgプレコートした薮田式濾過圧搾機40D-4を通して、菌体を取り除いた。ろ液を限外濾過スパイラルエレメント(日東電工製NTU3150−S4)で9Lまで濃縮した。本濃縮液を攪拌しながら、エタノール18Lを加え、グルカン/エタノール/水スラリーを得た。スラリーの粘度はBM型粘度計で22mPa・s(30℃)であった。室温で3時間静置し、上澄み液(エタノール/水)約17Lを取り除いた。残ったスラリーの粘度は45mPa・s(30℃)であった。本濃縮スラリー10Lを坂本技研型の噴霧乾燥装置R-3を用いて噴霧乾燥し、360gのβ−1,3−1,6−D−グルカン粉末を得た(回収率80%)。得られたβ−1,3−1,6−D−グルカンの純度はNMRスペクトルの解析の結果、90%以上であった。
ヒトの便秘に対する効果
1)検体の調整
使用した本発明品のドリンク(検体)は以下のものである。β―1,3−1,6−グルカン水溶液(上記(3)の項目で得た高純度β―1,3−1,6−グルカン粉末0.2%、クエン酸0.8%)1L、アセスルファムK100mg、レモンエッセンス0.5mlからなる水溶液を調製した。この水溶液を加温状態で撹拌混合し、約85℃で加温終了後、20分間放置したものを1μmフィルターを通した。このものを50ml(β―1,3−1,6−グルカン100mg)ずつ充填し、滅菌槽にて90℃で30分間滅菌した。
2)便秘に対する作用
便秘症状を有する他は健康な男女40人(男性29人、女性11人)を対象に、前記検体に相当するドリンクをそれぞれ1回当り50ml((β―1,3−1,6−グルカン100mg)を1日1回、連日14日間服用させた。14日間服用終了後、40%の被験者に便通改善効果が得られた。
ラットのモルヒネ誘導性便秘に対する効果
低粘度化β―1,3−1,6−グルカンが、モルヒネにより誘発される便秘を抑制することを以下のようにして確認した。
1) 使用物質
低粘度化処理グルカンとして、上記(3)の項目で得た高純度β―1,3−1,6−グルカン粉末を蒸留水を用いて6mg/ml濃度の水溶液を調製したものを用いた。
2) 使用動物
Slc:SD系の雄ラットを6週齢で日本エスエルシー株式会社より購入し、2週間の検疫馴化飼育後、健康状態に異常の認められなかった動物(体重範囲:302〜347g)を試験に使用した。
3) ラットの個体識別および群分け方法
被験物質投与前に、ラットの体重を測定し、体重の平均値が各群でほぼ等しくなるように群分けした。ラットは個別にケージカードで識別した。
4) 試験方法
8週齢ラットを1群3〜10匹からなる9群に分けた。群構成を以下に示す。「n」は1群中のラットの数を示す。また、「mg/kg」はラットの体重1kg当たり単回投与されたβ―1,3−1,6−グルカンの重量を示す。
(群構成):
第1群 無処置対照群 n=10
第2群 モルヒネ対照群 n=7
第3群 未処理グルカン300mg/kg群 n=3
第4群 未処理グルカン30mg/kg +モルヒネ群 n=7
第5群 未処理グルカン300mg/kg +モルヒネ群 n=7
第6群 低粘度化処理グルカン30mg/kg群 n=4
第7群 低粘度化処理グルカン300mg/kg群 n=4
第8群 低粘度化処理グルカン30mg/kg +モルヒネ群 n=7
第9群 低粘度化処理グルカン300mg/kg +モルヒネ群 n=7
ラットへの投与液量はいずれの物質も5 mL/kg/単回とし、ラット用ゾンデを用いて経口投与した。即ち、
第1群(無処置対照群)には、通常の飲料水の摂取に加えて、蒸留水を1日1回連続5日間5 mL/kg/単回経口投与し、最終日には蒸留水投与の1時間後にカルミン5 mL/kgを経口投与した。
5)結果
<下痢の誘発の有無>
図3に、第1群(無処置対照群)、第3群(未処理グルカン300mg/kg群)、第6群(低粘度化処理グルカン30mg/kg群)、及び第7群(低粘度化処理グルカン300mg/kg群)の糞排泄時間を平均値±標準偏差で示す。有意差検定には、一元配置分散分析後、Dunnett型多重比較検定を用いた(解析ソフト:StatView)。
<モルヒネによる便秘の予防>
図4に、第2群(モルヒネ対照群)、第4群(未処理グルカン30mg/kg +モルヒネ群)、第5群(未処理グルカン300mg/kg +モルヒネ群)、第8群(低粘度化処理グルカン30mg/kg +モルヒネ群)、第9群(低粘度化処理グルカン300mg/kg +モルヒネ群)について、第1群(無処置対照群)からの糞排泄時間変化量を平均値±標準偏差で示す。有意差検定には、一元配置分散分析後、Dunnett型多重比較検定を用いた(解析ソフト:StatView)。
(5)飲食品組成物の処方例
処方例1(クッキー)
粉末β−1,3−1,6−D−グルカン 1重量%
殺菌乳酸菌末 0.2重量%
カテキン 1重量%
クッキー 残量
処方例2(サプリメント)
粉末β−1,3−1,6−D−グルカン 10重量%
コラーゲンペプチド 42重量%
ヒアルロン酸 0.06重量%
殺菌乳酸菌末 1重量%
ビタミンC 10重量%
ビタミンB2 0.03重量%
ビタミンB6 0.03重量%
賦形剤(デンプンなど) 残量
処方例3(サプリメント)
粉末β−1,3−1,6−D−グルカン 1重量%
コラーゲンペプチド 42重量%
ヒアルロン酸 0.06重量%
ビタミンC 10重量%
ビタミンB2 0.03重量%
ビタミンB6 0.03重量%
ナイアシン 0.15重量%
賦形剤(デンプンなど) 残量
処方例4(ドリンク剤)
β−1,3−1,6−D−グルカン水溶液
(0.2重量%β‐グルカン水溶液) 61.5重量%
殺菌乳酸菌末 0.03重量%
ミルクオリゴ糖 0.8重量%
ラクトフェリン 0.09重量%
甘味料(スクラロース) 0.03重量%
クエン酸 0.22重量%
香料 0.37重量%
水 残部
処方例4(ドリンク剤)
β−1,3−1,6−D−グルカン水溶液
(0.2重量%β‐グルカン水溶液) 61.5重量%
殺菌乳酸菌末 0.03重量%
テアニン 0.8重量%
GABA 0.09重量%
甘味料(スクラロース) 0.03重量%
クエン酸 0.22重量%
香料 0.37重量%
水 残部
Claims (3)
- 以下の(1)〜(3)の性質を有するβ-1,3-1,6-D-グルカンを含む、モルヒネ投与による便秘の予防又は改善製剤。
(1) オーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する微生物に由来する。
(2) 1N水酸化ナトリウム重水溶液を溶媒とする溶液の1H NMRスペクトルが4.7ppm及び4.5ppmの2つのシグナルを有する。
(3) 水溶液の30℃、pH5.0、濃度0.5(w/v%)における粘度が200cP(mPa・s)以下である。 - オーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する微生物がオーレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)である請求項1に記載のモルヒネ投与による便秘の予防又は改善製剤。
- オーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する微生物がオーレオバシジウム・プルランスGM-NH-1A1株(FERM P-19285)、又はGM-NH-1A2株(FERM P-19286)である請求項1又は2に記載のモルヒネ投与による便秘の予防又は改善製剤。
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