JP4966141B2 - 情報伝送システム、および情報伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、有線ネットワークにおける情報伝送システム、および情報伝送方法に関するものである。
従来、情報伝送の高速化、大容量化を図るために、無線ネットワークを用いた情報伝送では、受信端末と送信端末との間で、複数の送信アンテナと複数の受信アンテナとを用いたMIMO(Multi Input Multi Output)チャネルを構成し、送受信間で複数の伝送路を介して多入力多出力伝送を行う方法がある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−303665号公報
しかし、有線ネットワークを用いた情報伝送では、伝送帯域が無線周波数に比べて低周波数であるため、各通信端末内に複数の入出力部を設けたMIMO構成にしても、有線ネットワークであるが故に複数の伝送路間の空間相関が高く、多重化できなかった。
例えば、自由空間では、伝送周波数の半波長だけ離れておれば空間相関が十分小さくなるとされる目安であるが、伝送帯域を3MHz〜30MHzとした場合、自由空間における3MHzの半波長は50m、30MHzの半波長は5mとなる。したがって、各通信端末内に複数の入出力部を設けたMIMO構成では、1つの通信端末内に複数の伝送路を構成しようとすると、通信端末自体が大型化するため実現は困難であった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、有線ネットワークにおいて情報伝送の高速化、大容量化を図ることができる情報伝送システム、および情報伝送方法を提供することにある。
請求項1の発明は、有線ネットワークを介して複数の通信端末が互いに通信を行う情報伝送システムにおいて、通信端末のうちいずれか1つは、有線ネットワークを介して情報を送出する送信端末であり、通信端末のうちいずれか複数は、有線ネットワークから取得した前記送信端末からの情報を中継して有線ネットワークに送出する送信アンテナ端末であり、通信端末のうちいずれか複数は、有線ネットワークから取得した前記送信アンテナ端末からの情報を中継して有線ネットワークに送出する受信アンテナ端末であり、通信端末のうちいずれか1つは、有線ネットワークを介して複数の受信アンテナ端末からの情報を受信する受信端末であり、送信端末と受信端末とは、いずれかの送信アンテナ端末といずれかの受信アンテナ端末とを含む有線ネットワーク上の複数の伝送路を介して多入力多出力伝送を行い、送信端末は、通信端末のうち、送信端末からの情報の伝送速度が所定の閾値以上、且つ送信端末から自己への伝送路と送信端末から他の通信端末への伝送路との空間相関が所定の基準より低い通信端末を送信アンテナ端末に設定し、受信端末は、通信端末のうち、受信端末への情報の伝送速度が所定の閾値以上、且つ受信端末から自己への伝送路と受信端末から他の通信端末への伝送路との空間相関が所定の基準より低い通信端末を受信アンテナ端末に設定することを特徴とする。
この発明によれば、送信端末から有線ネットワーク上に送出された情報は、いずれかの送信アンテナ端末といずれかの受信アンテナ端末とを含む有線ネットワークNTの複数の伝送路を介して受信端末へ多入力多出力伝送されるので、有線ネットワークにおいて情報伝送の高速化、大容量化を図ることができる。また、情報伝送の高速化、大容量化に適した送信アンテナ端末および受信アンテナ端末を設定できる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記送信端末と前記受信端末との間で行われる多入力多出力伝送は、空間多重分割方式を用いて行われることを特徴とする。
この発明によれば、送信アンテナ端末および受信アンテナ端末が多いほど、通信レートが向上する。
請求項3の発明は、請求項1において、前記送信端末と前記受信端末との間で行われる多入力多出力伝送は、重み付きの空間多重分割方式を用いて行われることを特徴とする。
この発明によれば、送信アンテナ端末および受信アンテナ端末が多いほど、通信レートが向上する。また、受信端末が受け取る情報量を最大化でき、情報伝送のさらなる高速化、大容量化を図ることができる。
請求項4の発明は、請求項1において、前記送信端末と前記受信端末との間で行われる多入力多出力伝送は、最大比合成ダイバーシティ方式を用いて行われることを特徴とする。
この発明によれば、受信端末が受け取る情報量を最大化でき、情報伝送のさらなる高速化、大容量化を図ることができる。また、S/N比の向上に有利となる。
請求項5の発明は、請求項1において、前記送信端末と前記受信端末との間で行われる多入力多出力伝送は、時空間符号化方式を用いて行われることを特徴とする。
この発明によれば、重み付きの空間多重分割方式や最大比合成ダイバーシティ方式のように受信端末から送信アンテナ端末および受信アンテナ端末へチャネル情報をフィードバックする必要はなく、構成の簡略化を図ることができる。また、通信の高品質化に有利となる。
請求項6の発明は、有線ネットワークシステムにおける情報伝送方法において、送信端末から受信端末に有線ネットワークを介して情報伝送する場合、送信端末からの情報を中継して有線ネットワークへ送出する複数の送信アンテナ端末と、有線ネットワークから取得した前記送信端末からの情報を中継して受信端末へ送出する複数の受信アンテナ端末とを用いて、送信端末と受信端末とが、いずれかの送信アンテナ端末といずれかの受信アンテナ端末とを含む有線ネットワーク上の複数の伝送路を介して多入力多出力伝送を行い、送信端末は、通信端末のうち、送信端末からの情報の伝送速度が所定の閾値以上、且つ送信端末から自己への伝送路と送信端末から他の通信端末への伝送路との空間相関が所定の基準より低い通信端末を送信アンテナ端末に設定し、受信端末は、通信端末のうち、受信端末への情報の伝送速度が所定の閾値以上、且つ受信端末から自己への伝送路と受信端末から他の通信端末への伝送路との空間相関が所定の基準より低い通信端末を受信アンテナ端末に設定することを特徴とする。
この発明によれば、送信端末から有線ネットワーク上に送出された情報は、いずれかの送信アンテナ端末といずれかの受信アンテナ端末とを含む有線ネットワークNTの複数の伝送路を介して受信端末へ多入力多出力伝送されるので、有線ネットワークにおいて情報伝送の高速化、大容量化を図ることができる。また、情報伝送の高速化、大容量化に適した送信アンテナ端末および受信アンテナ端末を設定できる。
以上説明したように、本発明では、有線ネットワークにおいて情報伝送の高速化、大容量化を図ることができるという効果がある。また、情報伝送の高速化、大容量化に適した送信アンテナ端末および受信アンテナ端末を設定できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の情報伝送システムの構成は、図1に示すように、複数の通信端末Aが有線ネットワークNTに接続されており、各通信端末Aが有線ネットワークNTを介して互いに通信を行う。
通信端末Aは、図2に示すように、変復調部10と、送受信部11と、機能部12とを備える。
変復調部10は、通信制御部10aと、符号化部10bと、変調部10cと、フィルタ部10dと、同期部10eと、フィルタ部10fと、復調部10gと、エラー訂正部10hと、タイマ部10iとで構成される。
送受信部11は、D/A変換部11aと、アナログ送信部11bと、アナログ受信部11cと、A/D変換部11dと、スイッチ部11eとで構成される。
機能部12は、例えば、通話手段、画像撮像手段、画像表示手段等を有するインターホン機能を有しており、音声データ、画像データ、制御データを通信制御部10aへ引き渡し、さらに通信制御部10aから音声データ、画像データ、制御データを受け取ることで、インターホン機能を実現している。
まず、通信制御部10aは、機能部12から引き渡されたデータに基づいて送信する情報を生成し、その生成された情報に対して、符号化部10bが符号化処理を行った後、変調部10cが変調処理を行い、フィルタ部10dで所定周波数帯域のみを通過させて、送受信部11へ出力する。送受信部11では、D/A変換部11aが通信制御部10aからの情報をデジタル信号からアナログ信号に変換し、アナログ送信部11bが有線ネットワークNT(2線式)に送出する。
また、送受信部11では、アナログ受信部11cが有線ネットワークNTから情報を受信すると、A/D変換部11dがアナログ信号からデジタル信号に変換して、送受信部11へ出力する。送受信部11では、同期部10eが同期検出を行い、フィルタ部10fで所定周波数帯域のみを通過させて、復調部10gが復調処理を行った後、エラー訂正部10hがエラー訂正処理を行い、通信制御部10aへ出力する。通信制御部10aは、送受信部11からの情報に基づいて機能部12へ引き渡すデータを生成する。
そして、通信端末Asが情報を送信し、通信端末Arが当該情報を受信し(以後、通信端末Asを送信端末As、通信端末Arを受信端末Arと称す)、送信端末Asと受信端末Arとの間で、空間多重分割方式(SDM方式)を用いた多入力多出力伝送(MIMO:Multi Input Multi Output)を行う。
本発明のMIMOでは、送信端末As、受信端末Ar以外の通信端末Aから複数の送信アンテナ端末Aaおよび複数の受信アンテナ端末Abを抽出し、送信端末Asと受信端末Arとは、いずれかの送信アンテナ端末Aaといずれかの受信アンテナ端末Abとを含む有線ネットワークNT上の複数の伝送路を介して多入力多出力伝送を行う。また、図3に示すように、有線ネットワークNTに対して各通信端末Aはスター配線で接続され、各通信端末Aの間隔Wは、情報伝送に用いる周波数の半波長(自由空間における3MHzの半波長は50m、30MHzの半波長は5m)以上に設定される。
次に、各通信端末Aが、情報送出時に用いる複数の送信アンテナ端末Aaおよび複数の受信アンテナ端末Abを抽出するプロセスについて説明する。
まず、通信端末Aは、有線ネットワークNTに新規に設置されると、他の全ての通信端末Aに対してチャネル推定パケットを送信して、自己と他の通信端末Aとの間の伝送路情報を取得する。
具体的には、チャネル推定パケットの行き先アドレスには、他の全ての通信端末AのMACアドレスが割り当てられ、チャネル推定パケットを受け取った通信端末Aは、チャネル推定パケットを解析してチャネル推定を行った結果得られた伝送路情報[自己とチャネル推定パケットの送信元の通信端末Aとの間で形成される有線ネットワークNTを介した伝送路の伝達関数h]を返信パケットのデータ領域に書き込み、送信元の通信端末Aへ返信する。送信元の通信端末Aは、他の全ての通信端末A(N台)から各々返信された伝達関数hI〜hIを、返信元の通信端末Aの情報に対応させて通信制御部10a内の図示しないROMに格納する。
上述のシーケンスを通信端末Aが有線ネットワークNTへの新規設置時に各々行い、各通信端末Aは、自己が送信端末Asまたは受信端末Arである場合に他の通信端末Aとの間で形成される有線ネットワークNTを介した各伝送路の伝達関数hI〜hIを、対応する通信端末Aの情報とともに取得する。
また、上記通信端末Aの伝達関数hI〜hI取得処理は、伝送路の異常または他の通信端末Aの異常等によって通信不能となった場合にも行う。
次に、図4は、通信端末A(送信端末As)が、他の通信端末A1〜ANを介して有線ネットワークNTへ多入力多出力動作を行う際の情報の流れの一部を示しており、通信端末Aの通信制御部10aは、送信すべき情報をシリアル信号からパラレル信号に変換し、さらに他の通信端末A1〜ANの台数であるN個に並列化した情報信号X(m)〜X(m)を出力することでSDM方式の通信方式に適応させたS/P変換手段21と、S/P変換手段21の各出力に接続された畳み込み演算手段221〜22nと、畳み込み演算手段221〜22nの各出力を加算して出力する加算手段23とを備える。
そして、畳み込み演算手段221〜22nは、S/P変換手段21から情報信号X(m)〜X(m)が各々入力され、上記取得した各伝送路の伝達関数hI〜hIに基づいて、情報信号X(m)〜X(m)に関数h−1〜h−1を各々積算した情報信号S(m)〜S(m)を出力する。ここで、S(m)=h−1*X(m)、......、S(m)=h−1*X(m)である。そして、加算手段23は、情報信号Xa(m)=S(m)+S(m)+......+S(m)を有線ネットワークNTに送出する。
通信端末Aは、他の通信端末A1〜ANとの間で各伝送路の伝達関数hI〜hIを介して接続しており、通信端末A1〜ANは、入力された情報信号Xb1(m)〜XbN(m)を増幅した情報信号XC1(m)〜XCN(m)を有線ネットワークNTに再び送出する。
ここで、通信端末ANが受け取る情報信号XbN(m)は、
bN(m)=hI*Xa(m)=hI*(h−1*X(m))+hI*(h−1*X(m))+......+hI*(hN−1−1*XN−1(m))+X(m)
となる。
すなわち、hI*(h−1*X(m))+......+hI*(hN−1−1*XN−1(m))が小さいほど、通信端末ANが受け取る情報信号XbN(m)は、本来受け取るべき情報信号X(m)に近くなる。これは、伝達関数hIの伝送路の他の伝送路に対する空間相関が低いということである。
したがって、上述のように伝達関数hI〜hIを取得した各通信端末Aの通信制御部10aは、hI*h−1、......、hI*hN−1−1が所定の閾値より小さくなる通信端末の組(すなわち、他の伝送路に対する空間相関が低い伝送路を有する通信端末の組)を総当りで見つけ、さらにその通信端末の組のうち、当該通信端末Aからの情報の伝送速度が所定の閾値以上の通信端末を送信アンテナ端末Aaとして通信制御部10aに登録する。このことは他の通信端末A1,A2,...が受け取る情報信号Xb1(m),Xb2(m),...についても同様に考えられる。このようにして、各通信端末Aは、自己が情報を送出する際に用いる送信アンテナ端末Aaの情報を通信制御部10aに格納しておく。
また、各通信端末Aは、自己が情報を受信する際に用いる受信アンテナ端末Abの情報も、上記送信アンテナ端末Aa登録時と同様の考え方に基づいて生成しており、他の伝送路に対する空間相関が低い伝送路を有する通信端末の組を総当りで見つけ、さらにその通信端末の組のうち、当該通信端末Aへの情報の伝送速度が所定の閾値以上の通信端末を受信アンテナ端末Abとして通信制御部10aに登録しておく。
このように、各通信端末Aは、自己が送信端末Asである場合に、空間相関が低い伝送路を有し且つ伝送速度が速い複数の通信端末を送信アンテナ端末Aaとして登録し、自己が受信端末Arである場合に、空間相関が低い伝送路を有し且つ伝送速度が速い複数の通信端末を受信アンテナ端末Abとして登録し、送信アンテナ端末Aaおよび受信アンテナ端末Abの各情報を通信制御部10aに格納している。
次に、送信端末Asが情報を送信し、受信端末Arが当該情報を受信する情報伝送動作について説明する。
まず、送信端末Asは、受信端末Arへの情報伝送を行う前に、有線ネットワークNT上のパケット検出を行い(キャリアセンス)、有線ネットワークNT上にパケットが存在しないことを確認した後、ロバストな通信方式(例えば、シンボル間干渉の起こり難い低周波数のBPSK変調)を用いて、受信端末Arの情報と、通信制御部10aに格納されている送信アンテナ端末Aaの情報と、送信アンテナ端末Aaへの出力モード切り替え要請と、受信端末Arへの情報の送信に必要な時間情報とを含む確認信号を他の全ての通信端末Aへブロードキャストする。
確認信号を受け取るまでの通信端末Aは、機能部12の動作に応じた情報の送出や、有線ネットワークNTを介して受け取った各種情報に基づいて機能部12を動作させる通常モードで動作している。しかし、確認信号を受け取った送信端末Aのうち、確認信号に含まれる送信アンテナ端末Aaの情報が自己と一致する端末は、自己が送信アンテナ端末Aaであると認識して、直ちに通常モードから出力モードに切り替わり、通信制御部10aはタイマ部10iを起動させてスイッチ部11eをオンさせる。スイッチ部11eは、アナログ受信部11cの出力とアナログ送信部11bの入力との間に設けられており、スイッチ部11eがオンすると、アナログ受信部11cの出力とアナログ送信部11bの入力とが短絡される。したがって、送信アンテナ端末Aaは、アナログ受信部11cが受信した有線ネットワークNT上の情報を、アナログ送信部11bが増幅して有線ネットワークNT上へ再び送出する。また、この出力モードは、確認信号に含まれる時間情報に基づいてタイマ部10iがスイッチ部11eをオンさせている間、継続する。
さらに、確認信号を受け取った送信端末Aのうち、確認信号に含まれる受信端末Arの情報が自己と一致する端末は、自己が受信端末Arであると認識して通常モードを維持するとともに、通信制御部10aに格納されている受信アンテナ端末Abの情報と、受信アンテナ端末Abへの出力モード切り替え要請と、送信端末Asから受け取った上記時間情報とを含む確認信号を他の全ての通信端末Aへブロードキャストする。
確認信号を受け取った送信端末Aのうち、確認信号に含まれる受信アンテナ端末Abの情報が自己と一致する端末は、自己が受信アンテナ端末Abであると認識して、直ちに通常モードから出力モードに切り替わり、通信制御部10aはタイマ部10iを起動させてスイッチ部11eをオンさせる。
このように送信端末Asは、情報伝送を行う前に送信アンテナ端末Aaおよび受信アンテナ端末Abへ情報伝送の開始を予め通知し、出力モードへの切り替えを依頼しておく。そして、送信端末Asから有線ネットワークNTに送出された情報は、複数の送信アンテナ端末Aaで中継されて有線ネットワークNTへ送出され、各送信アンテナ端末Aaの出力がさらに複数の受信アンテナ端末Abで中継されて有線ネットワークNTへ送出された後、受信端末Arに伝送される(図1参照)。
受信端末Arは、各受信アンテナ端末Abから受け取った情報から複数の伝送路の伝達関数の逆関数を推定し、等化することで各送信アンテナ端末Aaから送出された情報を分離して復元するので、送信アンテナ端末Aaの数だけチャネルを増加させることができ、高い伝送速度を達成することが可能となる。
すなわち、送信端末Asから有線ネットワークNT上に送出された情報は、いずれかの送信アンテナ端末Aaといずれかの受信アンテナ端末Abとを含む有線ネットワークNT上の複数の伝送路を介して受信端末Arへ多入力多出力伝送されるので、情報伝送の高速化、大容量化を図ることができる。また、SDM方式を用いた多入力多出力伝送では、送信アンテナ端末Aaおよび受信アンテナ端末Abが多いほど、通信レートが向上する。
(実施形態2)
本実施形態の情報伝送システムの通信端末Aの通信制御部10aは、その通信の概略形態を図5に示すように、実施形態1のS/P変換手段21と重畳手段221〜22nとの間にスイッチマトリクス手段24を設けて、MIMOの各情報信号に重み付けを行っており、重み付きの空間多重分割方式を用いて多入力多出力伝送(MIMO)を行うものである。
さらに、通信端末Aは、図6に示すように、スイッチ部11eおよび重み係数付与部11fが、A/D変換部11dの出力とD/A変換部11aの入力との間に設けられており、出力モードになって送信アンテナ端末Aaまたは受信アンテナ端末Abとして動作するときは、スイッチ部11eがオンして、A/D変換部11dの出力とD/A変換部11aの入力とが短絡される。さらに、スイッチ部11eの出力は、重み係数付与部11fで中継する情報信号に重み付けを施される。なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
また、本実施形態においても実施形態1と同様の処理で、各通信端末Aは、自己が送信端末Asである場合に、空間相関が低い伝送路を有し且つ伝送速度が速い複数の通信端末を送信アンテナ端末Aa1〜AaNに登録し、自己が受信端末Arである場合に、空間相関が低い伝送路を有し且つ伝送速度が速い複数の通信端末を受信アンテナ端末Ab1〜AbNに登録し、送信アンテナ端末Aa1〜AaNおよび受信アンテナ端末Ab1〜AbNの各情報を通信制御部10aに格納しており、情報伝送前には、確認信号を用いて送信アンテナ端末Aa1〜AaNおよび受信アンテナ端末Ab1〜AbNを設定しておく。
図7は、通信端末A(送信端末As)が、有線ネットワークNT上の複数の送信アンテナ端末Aa1〜AaNおよび複数の受信アンテナ端末Ab1〜AbNを介して、受信端末Arへ情報伝送を行う際の情報の流れを示す。まず、送信端末Asから有線ネットワークNTに送出された情報信号Xa(m)は、伝達関数hI〜hIを有するN個の伝送路の終端では情報信号Xb1(m)〜XbN(m)となり、この情報信号Xb1(m)〜XbN(m)が複数の送信アンテナ端末Aa1〜AaNにて各々中継され、各送信アンテナ端末Aa1〜AaNから情報信号XC1(m)〜XCN(m)として再び有線ネットワークNTに送出され、さらに複数の受信アンテナ端末Ab1〜AbNで中継されて、伝達関数h11I〜h1NIを有する複数の伝送路を介した後、受信端末Arの入力では合成された情報信号Yo(m)となる。
本実施形態において、受信端末Arは、有線ネットワークNTとは別に設けた図示しない制御線によって、送信アンテナ端末Aa〜AaNの各重み係数付与部11fへ重み係数W1〜WNをフィードバックし、さらに受信アンテナ端末Ab1〜AbNの各重み係数付与部11fへ重み係数Wr1〜WrNをフィードバックしている。
重み係数W1〜WNおよび重み係数Wr1〜WrNは、受信端末Arの通信制御部10aが受け取った情報信号Yo(m)の信号電力を監視し、その信号電力が最大となる方向に変動するように設定される。
そして、送信アンテナ端末Aa1〜AaNへ各々フィードバックされた重み係数W1〜WNは、送信アンテナ端末Aa1〜AaNの各重み係数付与部11fにおいて、情報信号Xb1(m)〜XbN(m)に各々積算され、この積算信号が情報信号XC1(m)〜XCN(m)として再び有線ネットワークNTに送出される。
また、受信アンテナ端末Ab1〜AbNでは、受信アンテナ端末Ab1〜AbNの各入力に、各伝送路のAWGN(加法的白色ガウス雑音)Z(m)〜Z(m)が加算された情報信号Y(m)〜Y(m)となり、フィードバックされた重み係数Wr1〜WrNは、各重み係数付与部11fにおいて情報信号Y(m)〜Y(m)に各々積算され、この積算信号が有線ネットワークNT上の伝達関数h11I〜h1NIを有する複数の伝送路を介して受信端末Arへ送出される。
このように、本実施形態では、受信端末Arから送信アンテナ端末Aa1〜AaNおよび受信アンテナ端末Ab1〜AbNへチャネル情報(重み係数W1〜WN、重み係数Wr1〜WrN)をフィードバックし、送信アンテナ端末Aa1〜AaNおよび受信アンテナ端末Ab1〜AbNにおいて、MIMOの各情報信号に重み付けを行う重み付きの空間多重分割方式を用いている。したがって、各伝送経路を介して送出される情報が受信端末Arで合成されたときに情報信号Yo(m)の信号電力が最大となるように制御される。
したがって、受信端末Arに入力される情報信号Yo(m)の情報量の最大化、S/N比の向上が可能となり、情報伝送のさらなる高速化、大容量化を図ることができる。
また、図8に示すように、アナログ送信部11bをフィルタ部11gと可変利得アンプ11hとで構成し、重み係数付与部11fが可変利得アンプ11hの利得を制御することで、重み係数W1〜WN、重み係数Wr1〜WrNの上記積算処理を行ってもよい。
さらに、上記のように制御線を用いて送信アンテナ端末Aa1〜AaNおよび受信アンテナ端末Ab1〜AbNへチャネル情報のフィードバックを行う方法以外に、端末から有線ネットワークNT上に送出されるパケット中の制御フィールドにチャネル情報を付加し、送信アンテナ端末Aa1〜AaNおよび受信アンテナ端末Ab1〜AbNは、有線ネットワークNTを介して受け取った当該パケット中のチャネル情報に基づいてMIMOの各情報信号に重み付けを行ってもよい。またはチャネル情報の専用パケットを用いてMIMOの各情報信号に重み付けを行ってもよい。このようにパケットを用いたチャネル情報の伝達は、本システムの導入時に行われる。
(実施形態3)
本実施形態の情報伝送システムの通信端末Aの通信制御部10aは、その通信の概略形態を図9に示すように、実施形態1のS/P変換手段21の代わりにダイバーシティ制御手段25を設け、最大比合成ダイバーシティを用いて多入力多出力伝送(MIMO)を行うものであり、ダイバーシティ制御手段25は、情報信号X(m)〜X(m)として同一の情報を出力する。
さらに、通信端末Aは、図6に示すように、スイッチ部11eおよび重み係数付与部11fが、A/D変換部11dの出力とD/A変換部11aの入力との間に設けられており、出力モードになって送信アンテナ端末Aaまたは受信アンテナ端末Abとして動作するときは、スイッチ部11eがオンして、A/D変換部11dの出力とD/A変換部11aの入力とが短絡される。さらに、スイッチ部11eの出力は、重み係数付与部11fで中継する情報信号に重み付けを施される。なお、実施形態1,2と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
この場合も、実施形態2と同様に、受信端末Arは、有線ネットワークNTとは別に設けた図示しない制御線によって、送信アンテナ端末Aa〜AaNの各重み係数付与部11fへ重み係数W1〜WNをフィードバックし、さらに受信アンテナ端末Ab1〜AbNの各重み係数付与部11fへ重み係数Wr1〜WrNをフィードバックしている。
そして、送信アンテナ端末Aa1〜AaNへ各々フィードバックされた重み係数W1〜WNは、送信アンテナ端末Aa1〜AaNの各重み係数付与部11fにおいて、情報信号Xb1(m)〜XbN(m)に各々積算され、この積算信号が情報信号XC1(m)〜XCN(m)として再び有線ネットワークNTに送出される。
また、受信アンテナ端末Ab1〜AbNでは、受信アンテナ端末Ab1〜AbNの各入力に、各伝送路のAWGN(加法的白色ガウス雑音)Z(m)〜Z(m)が加算された情報信号Y(m)〜Y(m)となり、フィードバックされた重み係数Wr1〜WrNは、各重み係数付与部11fにおいて情報信号Y(m)〜Y(m)に各々積算され、この積算信号が有線ネットワークNT上の伝達関数h11I〜h1NIを有する複数の伝送路を介して受信端末Arへ送出される。
このように、本実施形態では、受信端末Arから送信アンテナ端末Aa1〜AaNおよび受信アンテナ端末Ab1〜AbNへチャネル情報(重み係数W1〜WN、重み係数Wr1〜WrN)をフィードバックし、送信アンテナ端末Aa1〜AaNおよび受信アンテナ端末Ab1〜AbNにおいて、MIMOの各情報信号に重み付けを行う最大比合成ダイバーシティ方式を用いている。したがって、各伝送経路を介して送出される情報が受信端末Arで合成されたときに情報信号Yo(m)の信号電力が最大となるように制御される。
したがって、受信端末Arに入力される情報信号Yo(m)の情報量の最大化、S/N比の向上が可能となり、情報伝送のさらなる高速化、大容量化を図ることができる。また、最大比合成ダイバーシティ方式を用いた多入力多出力伝送では、S/N比の向上に有利となる。
また、図8に示すように、アナログ送信部11b内で、出力の利得を制御する利得制御部11gの後段に重み係数付与部11fを接続してもよい。
さらに、上記のように制御線を用いて送信アンテナ端末Aa1〜AaNおよび受信アンテナ端末Ab1〜AbNへチャネル情報のフィードバックを行う方法以外に、端末から有線ネットワークNT上に送出されるパケット中の制御フィールドにチャネル情報を付加し、送信アンテナ端末Aa1〜AaNおよび受信アンテナ端末Ab1〜AbNは、有線ネットワークNTを介して受け取った当該パケット中のチャネル情報に基づいてMIMOの各情報信号に重み付けを行ってもよい。またはチャネル情報の専用パケットを用いてMIMOの各情報信号に重み付けを行ってもよい。このようにパケットを用いたチャネル情報の伝達は、本システムの導入時に行われる。
(実施形態4)
本実施形態の情報伝送システムの通信端末Aの通信制御部10aは、図10に示すように、実施形態1のS/P変換手段21の代わりに時空間符号化手段26を設け、時空間符号化を用いて多入力多出力伝送(MIMO)を行うものであり、時空間符号化手段26は、情報信号X(m)〜X(m)として、時空間符号化を施した互いに異なる信号を出力する。
本実施形態では、実施形態2,3のような受信端末Arから送信アンテナ端末Aaおよび受信アンテナ端末Abへチャネル情報をフィードバックする必要はなく、構成の簡略化を図ることができる。また、時空間符号化方式を用いた多入力多出力伝送では、通信の高品質化に有利となる。
(実施形態5)
本実施形態では、図11に示すように、実施形態1乃至4いずれかの情報伝送システムをマンションのインターホンシステムに適用したもので、マンション内の各部屋R1〜R4に設置したインターホン親機、および管理人室インターホン、ロビーインターホン(カメラ付き)が本発明の通信端末Aを構成する。さらに、各部屋R1〜R4には、インターホン親機Aに接続されたインターホン副親機B、ドアホン子機Cが各々設置されている。
そして、各通信端末Aは、3回線の有線ネットワークNT1,NT2,NT3に対してスター配線で接続され、有線ネットワークNT1は映像信号、有線ネットワークNT2は音声信号、有線ネットワークNT3は制御信号を各々伝送する。
特に、ロビーインターホンの通信端末Aが撮像した映像を、有線ネットワークNT1を介して特定のインターホン親機の通信端末Aへ送信する場合は、他の通信端末Aを送信アンテナ端末や受信アンテナ端末に設定して、多入力多出力伝送を行う。
このとき、実施形態2,3のような受信端末Arから送信アンテナ端末Aaおよび受信アンテナ端末Abへのフィードバックは、制御信号を伝送する有線ネットワークNT3を用いればよい。
また、部屋R1〜R4に設置したインターホン副親機B、ドアホン子機Cを、有線ネットワークNT1,NT2,NT3に対してスター配線で接続すれば、インターホン副親機、ドアホン子機も本発明の通信端末Aを構成することが可能となる。
(実施形態6)
本実施形態では、図12に示すように、実施形態1乃至4いずれかの情報伝送システムをビル管理システムに適用したもので、ビル内に設置した中央監視盤には、中継器Dを介して、照明F、照明Fの個別制御SW(スイッチ)、パターン制御SW、空調機Eが接続されており、ビルの入り口には上位装置Gを介してID認証部が設置されている。
そして、照明Fの個別制御SW、パターン制御SW、およびID認証部が本発明の通信端末Aを構成しており、各通信端末A間で有線ネットワークNTを介した多入力多出力伝送を行う。
実施形態1の情報伝送システムの構成を示す図である。 同上の通信端末のブロック構成を示す図である。 同上の通信端末同士の配線を示す図である。 同上の多出力動作を行う際の情報の流れの一部を示す図である。 実施形態2の通信端末の通信構成を示す図である。 同上の通信端末のブロック構成を示す図である。 同上の多入力多出力動作を行う際の情報の流れを示す図である。 同上の通信端末の別のブロック構成を示す図である。 実施形態3の通信端末の通信構成を示す図である。 実施形態4の通信端末の通信構成を示す図である。 実施形態5の情報伝送システムの構成を示す図である。 実施形態6の情報伝送システムの構成を示す図である。
符号の説明
A 通信端末
As 送信端末
Ar 受信端末
Aa 送信アンテナ端末
Ab 受信アンテナ端末
NT 有線ネットワーク

Claims (6)

  1. 有線ネットワークを介して複数の通信端末が互いに通信を行う情報伝送システムにおいて、
    通信端末のうちいずれか1つは、有線ネットワークを介して情報を送出する送信端末であり、
    通信端末のうちいずれか複数は、有線ネットワークから取得した前記送信端末からの情報を中継して有線ネットワークに送出する送信アンテナ端末であり、
    通信端末のうちいずれか複数は、有線ネットワークから取得した前記送信アンテナ端末からの情報を中継して有線ネットワークに送出する受信アンテナ端末であり、
    通信端末のうちいずれか1つは、有線ネットワークを介して複数の受信アンテナ端末からの情報を受信する受信端末であり、
    送信端末と受信端末とは、いずれかの送信アンテナ端末といずれかの受信アンテナ端末とを含む有線ネットワーク上の複数の伝送路を介して多入力多出力伝送を行い、
    送信端末は、通信端末のうち、送信端末からの情報の伝送速度が所定の閾値以上、且つ送信端末から自己への伝送路と送信端末から他の通信端末への伝送路との空間相関が所定の基準より低い通信端末を送信アンテナ端末に設定し、
    受信端末は、通信端末のうち、受信端末への情報の伝送速度が所定の閾値以上、且つ受信端末から自己への伝送路と受信端末から他の通信端末への伝送路との空間相関が所定の基準より低い通信端末を受信アンテナ端末に設定する
    ことを特徴とする情報伝送システム。
  2. 前記送信端末と前記受信端末との間で行われる多入力多出力伝送は、空間多重分割方式を用いて行われることを特徴とする請求項1記載の情報伝送システム。
  3. 前記送信端末と前記受信端末との間で行われる多入力多出力伝送は、重み付きの空間多重分割方式を用いて行われることを特徴とする請求項1記載の情報伝送システム。
  4. 前記送信端末と前記受信端末との間で行われる多入力多出力伝送は、最大比合成ダイバーシティ方式を用いて行われることを特徴とする請求項1記載の情報伝送システム。
  5. 前記送信端末と前記受信端末との間で行われる多入力多出力伝送は、時空間符号化方式を用いて行われることを特徴とする請求項1記載の情報伝送システム。
  6. 有線ネットワークシステムにおける情報伝送方法において、
    送信端末から受信端末に有線ネットワークを介して情報伝送する場合、送信端末からの情報を中継して有線ネットワークへ送出する複数の送信アンテナ端末と、有線ネットワークから取得した前記送信端末からの情報を中継して受信端末へ送出する複数の受信アンテナ端末とを用いて、送信端末と受信端末とが、いずれかの送信アンテナ端末といずれかの受信アンテナ端末とを含む有線ネットワーク上の複数の伝送路を介して多入力多出力伝送を行い、
    送信端末は、通信端末のうち、送信端末からの情報の伝送速度が所定の閾値以上、且つ送信端末から自己への伝送路と送信端末から他の通信端末への伝送路との空間相関が所定の基準より低い通信端末を送信アンテナ端末に設定し、
    受信端末は、通信端末のうち、受信端末への情報の伝送速度が所定の閾値以上、且つ受信端末から自己への伝送路と受信端末から他の通信端末への伝送路との空間相関が所定の基準より低い通信端末を受信アンテナ端末に設定する
    ことを特徴とする情報伝送方法。
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