JP4965950B2 - オンライン印刷システム、クライアント装置、クライアント装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

オンライン印刷システム、クライアント装置、クライアント装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、ネットワークを介して互いに通信可能なサーバ装置およびクライアント装置を含み、前記クライアント装置が印刷装置と接続されたオンライン印刷システム、該オンライン印刷システムを構成するクライアント装置、クライアント装置の制御方法及びプログラムに関する。
従来、サーバ装置とクライアント端末とがネットワークを介して接続され、サーバ装置が保管するコンテンツデータをクライアント端末に接続された印刷装置によって印刷するシステムが提案されている(特許文献1参照)。コンテンツデータとは、主に画像データ等であり、プリンタ等の印刷装置で印刷対象となるものをいう。
また、このような印刷システムで、印刷可能なプリンタや用紙サイズ等の印刷条件を指定する場合、印刷操作ユーザインタフェース画面をサーバ装置側又はクライアント端末側で生成し、WWWブラウザで表示する技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開2004−110171号公報 特開2004−110174号公報
上記特許文献2では、コンテンツデータに対する印刷条件の指定は、ユーザに対して許容された印刷条件以外の条件を選択させないように制限するために利用される。そして、ユーザはそのリスト表示された許容された印刷条件から1つの条件を選択し、サーバ装置から取得されたコンテンツデータに対して印刷処理を実行する。
しかし、従来技術では、悪意を持ったユーザが、許容された印刷条件以外の条件に改ざんして印刷処理を実行する可能性があった。
また、クライアント端末にインストールされたプリンタドライバで、出力先ポートがプリンタではなくファイルに設定されていたり、印刷後もクライアント端末のスプールにデータを残す設定がされていた場合は、データ自体がクライアント端末に残ってしまう。
この場合、ユーザが残ったデータを再利用して、許容されていない印刷条件で印刷してしまうおそれがあった。
また、コンテンツデータが著作物などで印刷制限枚数などが付与されているような場合であっても、ユーザが残ったデータを再利用して印刷制限枚数を越えた枚数が印刷してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、コンテンツデータに対して、許容された印刷条件以外を用いた不正な印刷処理が行われるのを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のオンライン印刷システムは、ネットワークを介して互いに通信可能なサーバ装置およびクライアント装置を含み、前記クライアント装置は印刷装置と接続されたオンライン印刷システムであって、前記サーバ装置は、コンテンツデータを印刷許可枚数および印刷数と対応付けて記憶する記憶手段と、前記クライアント装置からの前記コンテンツデータの取得リクエストに応答して、前記コンテンツデータの前記クライアント装置へのダウンロードを許可するか否かを、前記印刷許可枚数および前記印刷数に基づいて判定する判定手段と、前記判定手段により前記ダウンロードを許可すると判定されれば、前記コンテンツデータを前記クライアント装置へダウンロードするダウンロード手段とを備え、前記クライアント装置は、前記印刷装置のプリンタドライバの設定のうちコンテンツデータの保存に関する内容を検知する検知手段と、前記検知結果が、印刷完了後も前記コンテンツデータを保存しておく内容でなければ、前記取得リクエストを前記サーバ装置に送信するリクエスト送信手段と、前記プリンタドライバの設定に基づいて、前記サーバ装置からダウンロードされたコンテンツデータを印刷処理する印刷処理手段と、前記印刷処理手段による印刷が完了すると、前記サーバ装置へ通知する通知手段とを備え、前記サーバ装置は、さらに、前記クライアント装置からの通知にしたがって、前記コンテンツデータと対応付けられた印刷数を更新する更新手段を備え、前記クライアント装置のリクエスト送信手段は、前記検知結果が、印刷完了後も前記コンテンツデータを保存しておく内容であれば、前記取得リクエストを前記サーバ装置に送信しないことを特徴とする。
本発明によれば、クライアント装置側でコンテンツデータに対して、許容された印刷条件以外の印刷条件を用いた不正な印刷処理が行われるのをより厳重に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態の一例であるオンライン印刷システムの概略構成図、図2はクライアント端末のブロック図である。図3はサーバ装置のWWWサーバが管理するコンテンツ情報テーブルの一例を示す図、図4はサーバ装置のWWWサーバが管理する印刷制限情報テーブルの一例を示す図である。図5は図3に示すコンテンツ情報テーブルと図4に示す印刷制限情報テーブルとの関係を説明するための図である。
図6はクライアント端末がコンテンツデータをサーバ装置から取得して、プリンタに印刷させるまでの印刷動作の一例を説明するためのフローチャート図である。図7はクライアント端末のWWWブラウザに表示する画像一覧画面の一例を示す図、図8はクライアント端末のWWWブラウザに表示する印刷画面の一例を示す図、図9はクライアント端末にダイアログとして表示するエラー画面の一例を示す図である。
図10はサーバ装置のWWWサーバが印刷画面を生成する処理の一例を説明するためのフローチャート図である。図11はサーバ装置のWWWサーバがクライアント端末からコンテンツデータ取得リクエストを受信した際の処理の一例を説明するためのフローチャート図である。また、図12はサーバ装置のWWWサーバがクライアント端末から印刷通知を受信した際の処理の一例を説明するためのフローチャート図である。
本発明の実施の形態の一例であるオンライン印刷システムは、図1に示すように、サーバ装置101と、該サーバ装置101にネットワーク106を介して接続されたクライアント端末107とを備える。
サーバ装置101は、ネットワーク106を介して各種要求を受信し、各種要求に対する応答を送信するためのWWWサーバ102と、所定の記憶領域に保管されたコンテンツデータ104と、情報DB103と、印刷制限判断ロジック105とを有する。印刷制限判断ロジック105は、クライアント端末107から通知された印刷制限情報の有効性を確認するためのものである。コンテンツデータ104は、サーバ装置101内の記憶部またはサーバ装置101に接続される外部記憶装置の記憶領域に格納される。
クライアント端末107は、WWW(World Wide Web)ブラウザ108、プラグイン109およびプリンタドライバ110を有する。
クライアント端末107のWWWブラウザ108は、ネットワーク106を介してサーバ装置101側のWWWサーバ102からページ記述ファイルを取得する。ページ記述ファイルは、HTML(Hyper Text Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)等の言語で記述される。そして、WWWブラウザ108は取得したページ記述ファイルの記述を解釈し、クライアント装置107のCRT201(図2参照)等の表示装置に表示する機能を持つ。
具体的には、WWWブラウザ108がサーバ装置101のWWWサーバ102に対してコンテンツデータ104の表示を要求すると、WWWサーバ102はWWWブラウザ108にコンテンツデータ104を表示させるためのページ記述ファイルを用意する。そして、WWWサーバ102は用意したページ記述ファイルをネットワーク106を介してWWWブラウザ108に送信する。WWWブラウザ108は、WWWサーバ102から送信されたページ記述ファイルを解析してCRT201上にコンテンツデータ104を表示させる。
クライアント装置107のプラグイン109は、WWWブラウザ108の機能を拡張するための機能拡張プログラムである。WWWブラウザ108は、ページ記述ファイルを解釈し、プラグイン109の実行を指定する記述があった場合に、記述内容に対応するプラグイン109を実行する。
プリンタドライバ110は、クライアント端末107と接続されたプリンタ111を制御するためのソフトウェアである。プラグイン109は、オペレーティングシステム(OS)を介してプリンタドライバ110に画像データや文書データなどの印刷を依頼する。プリンタドライバ110はOSを介して受け取ったプラグイン109からの印刷命令を解釈し、プリンタ111に対する印刷処理を行う。
次に、図2を参照して、クライアント端末107の装置構成について説明する。
クライアント端末107は、図2に示すように、CRT201、VRAM202、BMU203、キーボード204、PD205、CPU206、ROM207、RAM208、HDD209、FDD210、Net−I/F211、CPUバス212を有する。
CRT201は、その表示画面に、例えば編集中の文書、図形、画像その他の編集情報、アイコン、メッセージ、メニューその他のユーザインタフェース情報を表示する。VRAM202は、CRT201の表示画面に表示するための画像が描画される。このVRAM202に生成された画像データは、所定の規定に従ってCRT201に転送され、これによりCRT201に画像が表示される。
BMU(ビットムーブユニット)203は、例えば、メモリ間(例えば、VRAM202と他のメモリとの間)のデータ転送や、メモリと各I/Oデバイス(例えば、Net−I/F211)との間のデータ転送を制御する。キーボード204は、文書等を入力するための各種キーを有する。PD(ポインティングデバイス)205は、例えば、CRT201の表示画面上に表示されたアイコン、メニュー、その他のオブジェクトを指示するために使用される。
CPU206は、ROM207、ハードディスク又はフロッピー(登録商標)ディスクに格納された制御プログラムに基づいてCPUバスに接続された各デバイスを制御する。ROM207は、各種の制御プログラムやデータを保持する。RAM208は、CPU206のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。HDD(ハードディスクドライブ)209は、ハードディスクに対するアクセスを制御する。FDD(フロッピー(登録商標)ディスクドライブ)210は、フロッピー(登録商標)ディスクに対するアクセスを制御する。
Net−I/F(ネットワークインタフェース)211は、他の情報処理装置やプリンタ等とネットワーク104を介して通信を行うためのインタフェイスである。CPUバス212は、アドレスバス、データバス及びコントロールバスを含む。CPU206に対する制御プログラムの提供は、ROM207、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスクから行うこともできるし、ネットワーク106を介して他の情報処理装置等から行うこともできる。
次に、図3〜図5を参照して、サーバ装置101の情報DB103の構成例について説明する。
まず、サーバ装置101の情報DB103には、図3に示すコンテンツ情報テーブル300が格納されている。なお、本実施形態では、コンテンツデータの持つ特性に応じて、1枚または複数枚の画像の集合体(以下、ジャンルとする)を単位として格納されているものとする。
コンテンツ情報テーブル300は、コンテンツID301をプライマリーキーとして、コンテンツデータが属するジャンルのIDであるジャンルID302、コンテンツデータの名前であるコンテンツ名303を持つ。また、コンテンツ情報テーブル300は、コンテンツデータのオリジナルデータのファイルパス304、コンテンツデータのサムネイルデータのファイルパス305、コンテンツデータに対するコメント306を持つ。それぞれのデータは、サーバ装置101側で印刷画面を生成する際に用いられる。
また、サーバ装置101の情報DB103には、図4に示す印刷制限情報テーブル400が格納されている。
印刷制限情報テーブル400は、コンテンツID401をプライマリーキーとして、コンテンツデータの複数回の合計印刷許可枚数402、コンテンツデータの1回の印刷での許可枚数403、プリンタで実際に印刷した印刷数404を持つ。また、印刷制限情報テーブル400は、印刷を許可する用紙サイズ405(サイズを数値データとして表したもの)、印刷を許可する用紙種別406(種別を数値データとして表したもの)を持つ。さらに、印刷制限情報テーブル400は、印刷を許可する印刷品位407(印刷品位を数値データとして表したもの)、印刷を許可するポートの種類408(ポートを文字列として列記したもの)を持つ。例えば、プリンタポートとして“LPT”があげられる。あるいは、408に印刷を許可しないポートの種類を持つようにしてもよい。この場合には、例えば、ファイルへ出力する“FILE”があげられる。出力印刷制限情報のそれぞれのデータは、サーバ装置101側で印刷画面を生成する際、およびサーバ装置101側で印刷制限を判断する際に用いられる。
また、情報DB103には複数のジャンルのコンテンツデータが存在しており、図5に示すように、それぞれのジャンルに属する1つのコンテンツデータに対して、コンテンツ情報テーブル300と印刷制限情報テーブル400とを持つ。なお、コンテンツデータに対して印刷制限情報が設定されていない場合には、印刷制限情報テーブル400は存在しない。
次に、図6を参照して、クライアント端末107がサーバ装置101からコンテンツデータ104をダウンロードしてプリンタ111に印刷させるまでの印刷動作例について説明する。なお、ここでは、説明を簡単にするため、コンテンツデータとして画像データを一例にあげて説明する。
まず、ステップS601では、ユーザの操作によってクライアント端末107上のWWWブラウザ108が起動される。次に、ステップS602では、WWWブラウザ108はネットワーク106を介してサーバ装置101のWWWサーバ102に接続し、各種ページ記述ファイルを取得する。そして、取得されたページ記述ファイルに基づいて、図7に示すような画像一覧画面700をCRT201表示する。
画像一覧画面700の選択領域701は、ジャンルを選択するためのボタン702が表示されている領域であり、サーバ装置101の情報DB103に登録されているジャンルの数に応じた数のボタン702が表示される(ジャンルに関するDBは特に図示せず)。
領域703は、各コンテンツデータに関する情報が記載されている領域であり、コンテンツ情報テーブル300の各データが表示されている。サムネイル画像704は、サムネイルデータファイルパス305の位置に存在するサムネイル画像データが表示されている。文字列705は、コンテンツ名303の文字列が表示されている。ボタン706はコンテンツを選択するためのボタンである。
領域707には、印刷制限情報テーブル400のデータに基づく各制限事項が表示されている。この領域に細部のデータまで表示してもよいし、図7に示したように枚数とサイズの簡易的な情報を表示するだけでもよく、この表示内容が本発明を限定するものではない。
次に、ステップS603では、画像一覧画面700に表示されているコンテンツのいずれかを選択したかを判断し、コンテンツが選択された場合はステップS604に移行する。
ステップS604では、WWWブラウザ108がサーバ装置101のWWWサーバ102にプラグイン起動画面表示のリクエスト送信を行う。そして、サーバ装置101側がプラグイン起動画面のページ記述ファイルをWWWブラウザ108にレスポンスする。そして、プラグイン109がクライアント端末107にインストールされているかを確認し、インストールされている場合は、ステップS606に移行し、インストールされていない場合は、ステップS605に移行する。
ステップS605では、WWWブラウザ108が、サーバ装置101のWWWサーバ102に対してプラグインの取得リクエストを送信し、WWWサーバ102からプラグインデータを取得してクライアント端末107にインストールを行う。
ステップS606では、クライアント端末107にインストールされているプラグイン109がWWWブラウザ108上で起動される。そして、起動したプラグイン109が、OSと通信してクライアント端末107にインストールされているプリンタドライバの種別を判断する。判断結果に基づいて、プラグイン109が印刷可能プリンタ一覧を生成する。
ステップS607では、プラグイン109がサーバ装置101のWWWサーバ102に対して、印刷画面の取得リクエストを送信する。その際に、ステップS603で選択されたと判断されたコンテンツデータを特定するための値であるコンテンツIDをサーバ装置101に通知する。また、ステップS606で生成した印刷可能プリンタ一覧情報もリクエストとともに送信する。そして、後述する図10に示す処理を経て、サーバ装置101のWWWサーバ102が印刷画面800(図8参照)を表示するためのページ記述ファイルを作成して、クライアント端末107へレスポンスする。WWWブラウザ108は、このページ記述ファイルにしたがって印刷画面800をCRT201に表示させる。
図8に示す印刷画面800は、図7に示す画像一覧画面700においてコンテンツ1を選択した例である。このコンテンツデータには、画面一覧画面700のコンテンツ1の領域に記載されている、「印刷許可枚数(1回):1枚」「印刷許可用紙サイズ:A4以下」という2つの印刷制限情報が付与されているものとする。
この印刷画面800において、サムネイル画像801はコンテンツ情報テーブル300のサムネイルデータパス305の示す位置に存在するデータが表示されている。文字列802は、コンテンツ名303のデータが表示されている。文字列803は、コメント306のデータが表示されている。プリンタ名選択領域804は、コンボボックス805で印刷可能なプリンタの一覧が表示されている。
このプリンタの一覧には、ステップS607でプラグイン109が送信したリクエストに含まれていた印刷可能プリンタ一覧に基づくプリンタが選択肢として表示されている。用紙サイズ選択領域806には、コンボボックス807で、印刷制限情報テーブル400の印刷許可用紙サイズ405で許可されたサイズが選択肢として表示されている。用紙種別選択領域808は、コンボボックス809で、印刷制限情報テーブル400の印刷許可用紙種別406で許可された用紙種別が選択肢として表示されている。
給紙方法選択領域810は、コンボボックス811で給紙方法が選択肢として表示されている。印刷品位選択領域812は、コンボボックス813で、印刷制限情報テーブル400の印刷許可印刷品位407で許可された印刷品位が選択肢として表示されている。上述の「用紙サイズ」「用紙種別」「印刷品位」の各コンボボックスは、印刷制限情報によりユーザに選択を与えない場合(例えば、A4サイズ印刷限定、など)にはコンボボックスでなく、ユーザに情報を提示する文字列を表示することになる(図示せず)。文字列814は、印刷制限情報テーブル400の印刷許可枚数403の値が表示されている。
印刷画面800の例では印刷枚数1枚が制限枚数であるため、ユーザに枚数の選択の余地を与えていないが、複数枚の印刷が許可されている場合には、ユーザに選択肢が与えられる。印刷ボタン815は、印刷画面800で設定した内容に従って、印刷を開始するためのボタンである。キャンセルボタン816は、印刷せずに画像一覧画面700へ戻るためのボタンである。
また、図示は省略するが、印刷画面800にはユーザが選択できない情報が、隠し情報(<input> タグの hidden 属性)として埋め込まれている。埋め込むロジックに関しては、後述する。印刷画面800の例においては、印刷制限情報として「印刷許可枚数(1回):1枚」という情報が埋め込まれている。他の印刷制限情報である「印刷許可用紙サイズ:A4以下」という情報は、用紙サイズ選択領域806のコンボボックス807で選択できる用紙サイズとして、すでに埋め込まれた状態になっている。
なお、コンテンツデータに対して印刷制限が付与されていない(=印刷情報テーブル400のテーブルが存在しない)場合には、印刷可能なプリンタに応じた設定値のみが選択できるようになっている。例えば、A4印刷機ではA4サイズ以上は選択できないが、これはコンテンツデータに付与された制限ではなく、プリンタに付与された制限となる。この場合、印刷画面800のページ記述ファイルには印刷制限情報は埋め込まれていない。
次に、ステップS608では、WWWブラウザ108は、印刷画面800の印刷ボタン815が押下されたかどうか判定し、印刷ボタン815が押下された場合は、ステップS609に移行する。
ステップS609では、プラグイン109が再起動され、プラグイン109が印刷制限情報データ、及びユーザが印刷画面800にしたがって設定したデータを印刷画面800のページ記述ファイルから取得して、プラグイン109の内包データとして保持する。
ステップS610では、プラグイン109が、ユーザが印刷画面800にしたがって設定したプリンタ805の種別を取得する。そして、このプリンタ805に対応しているプリンタドライバ110を起動させる。
ステップS611では、プラグイン109が印刷画面800のページ記述ファイルから印刷制限情報を取得できるかどうか、つまり、コンテンツに対して印刷制限が設定されているかどうかを判断する。印刷制限が設定されていないコンテンツの場合、ステップS614の処理に移行し、サーバ装置101のWWWサーバ102に対してコンテンツデータの取得リクエストを送信する。一方、印刷制限が設定されている場合は、ステップS612の処理に移行し、プリンタドライバ110の各種設定情報のチェックを行う。
ステップS612では、プラグイン109がプリンタドライバ110に設定されている出力先のポートをチェックし、許可されたポートであるか確認する。印刷許可の対象となるポート情報は、印刷画面800のページ記述ファイルに埋め込まれており、ステップS609の処理においてプラグイン109が取得している。例えば、許可されたポートはプリンタへ出力するためのポートであり、許可されていないポートはファイルへ出力するためのポートである。
確認の結果、出力先ポートが許可されているポートである場合には、次のステップS613の処理に移行する。逆に、出力先ポートが許可されていないポートである場合には、ステップS618の処理に移行し、プラグイン109がクライアント端末107のブラウザ108にエラー画面を表示し、コンテンツデータのダウンロード・印刷処理を行わせない。
このようにして、出力先ポートをプリンタ出力するものだけに制限し、ファイル出力するものにはコンテンツデータをダウンロードしないことにより、コンテンツデータがファイル出力されて、当該ファイルが繰り返し印刷されてしまうことを防ぐことができる。また、許容されない条件で印刷処理されることを防ぐことができる。
ステップS613では、プラグイン109がプリンタドライバ110に設定されているスプールに関する設定をチェックし、許可された設定になっているかどうかを確認する。印刷許可の対象となる設定の内容は、印刷画面800のページ記述ファイルに埋め込まれており、ステップS609の処理においてプラグイン109が取得している。例えば、許可された設定は、印刷完了後はクライアント端末107のスプール領域に印刷データを保存しない設定である。確認の結果、印刷完了後もクライアント端末107のスプール領域に印刷データを保存しておく設定になっていない場合には、コンテンツデータのダウンロードを行うために、次ステップS614へと移行する。
逆に、印刷完了後もクライアント端末107のスプール領域に印刷データを保存しておく設定になっている場合には、ステップS618の処理に移行する。そして、プラグイン109がクライアント端末107のWWWブラウザ108にエラー画面を表示し、コンテンツデータのダウンロード・印刷処理を行わせない。
このようにして、スプール領域に印刷データを保存しておく設定になっている場合はコンテンツの印刷データをクライアント端末107にダウンロードしないことにより、スプールされた印刷データを繰り返し印刷されることを防ぐことができる。
ステップS614では、プラグイン109がサーバ装置101のWWWブラウザ102に対して、コンテンツデータの取得リクエストを送信する。プラグイン109は、この取得リクエスト送信の際に、ステップS609でプラグインが取得した各種データを付加する。付加するデータは、コンテンツデータを特定するためのコンテンツID、印刷画面800のページ記述ファイルの隠し情報から取得した印刷制限情報データ、印刷画面にしたがってユーザによって入力された値を取得したユーザ設定データである。
また、印刷画面800の例においては、隠し情報から取得した印刷制限情報データは「印刷許可枚数(1回):1枚」を示す。また、ユーザ設定データは「用紙サイズ807(ただし、印刷制限情報が付与され、A4以内の選択に限定されている)、用紙種別809、印刷品位813」の各データを示す。
印刷画面800のコンボボックス805で設定したプリンタの値はプリンタドライバの起動の際に用いる。また、給紙方法811は、プリンタドライバ110に渡すためのデータであり、サーバ装置101が管理する印刷制限とは関係のないデータであるため、サーバ装置101のWWWサーバ102へのリクエストには付加しない。
サーバ装置101のWWWサーバ102は上記のリクエストを受取り、リクエストに付与された印刷制限情報データ、及びユーザ設定データを基に印刷を許可してよいかを判断し、コンテンツデータをレスポンスする。この判断の詳細に関しては、図11で説明する。
ステップS615では、WWWブラウザ108はステップS614の取得要求に対してコンテンツデータが取得できたかどうかを確認する。コンテンツデータが取得できた場合には、ステップS616の印刷処理のフローへと遷移し、コンテンツデータが取得できない場合には、エラー画面を表示するステップS618の処理へと移行する。
ステップS616では、プラグイン109が取得したコンテンツデータを、プリンタドライバ110へ送信する。プリンタドライバ110は印刷画面800で設定された用紙サイズ807等に基づき取得されたコンテンツデータを変換して印刷データを作成する。そして、印刷データはスプール領域に保存される。そして、ポートモニタが印刷データをプリンタ111へ転送し、印刷を指示する。印刷データ転送の際に、ポートモニタはプリンタドライバ110から印刷画面800で設定された給紙方法811の値も取得し、プリンタ111へ転送する。これにより、プラグイン109が取得したコンテンツデータは、プリンタ111によって印刷処理が実行される。
ここで、スプール領域に保存された印刷データは、ポートモニタがプリンタへの印刷データの転送を行うと、自動的に消去される。あるいは、ポートモニタがプリンタ111から印刷データに対する印刷終了の通知を検出すると、自動的に消去される。
ステップS617では、プラグイン109が、プリンタ111でのコンテンツデータに対する印刷が終了した旨を、ポートモニタ等を介して受信すると、印刷情報をサーバ装置101のWWWサーバ102へ送信するとともに、印刷完了を通知する。通知した印刷情報のデータの格納の詳細に関しては、図12で説明する。
ステップS618では、プラグイン109がクライアント端末107のCRT201に例えば図9に示すエラー画面900を表示する。エラー画面900が表示されるのは、ステップS612で出力先ポートが許可されていないポートである場合、ステップS613で印刷後もクライアント端末107のスプール領域に印刷データを保存しておく設定になっている場合である。また、ステップS615でプラグイン109がコンテンツデータを取得できない場合にも、エラー画面900が表示される。
このエラー画面900は、WWWブラウザ108において、印刷画面800から画面を遷移させて表示してもよいし、プラグイン109がWWWブラウザ108とは別にダイアログとして表示させてもよい。
また、エラー画面900において、アイコン901はエラーが発生したことを示す目印として表示される。文字列902は、エラーが発生した内容をユーザに示す文字列である。ボタン903は、エラー画面900のダイアログを閉じるためのボタンである。
次に、図10を参照して、図6のステップS607でサーバ装置101のWWWサーバ102が印刷画面800のページ記述ファイルを生成する処理の一例を説明する。
まず、ステップS1001では、クライアント端末107から印刷画面の取得リクエストを受け付けたかどうかを判定する。リクエストを受け付けた場合は、ステップS1002に移行する。
ステップS1002では、リクエストに付与されているコンテンツIDの情報を読み取る。そして、取得したコンテンツIDで印刷制限情報テーブル400を検索する。なお、リクエストにコンテンツIDが付与されていない場合には、不正なリクエストとみなして以降の処理を行わず、クライアント端末107にエラー画面のページ記述ファイルをレスポンスし、印刷処理を停止する(図示せず)。
ステップS1003では、ステップS1002の処理で印刷制限情報テーブル400に、該当するデータが存在するかどうかを確認する。そして、該当するデータが存在する場合は、ステップS1004に移行し、該当するデータが存在しない場合は、ステップS1005に移行する。
ステップS1004では、該当するコンテンツに対する印刷制限情報を印刷制限情報テーブル400から読み込む。
ステップS1005では、印刷制限情報のあるなしに関わらず、リクエストとともに受け付けられた印刷可能なプリンタ一覧情報に示されるプリンタに対する制限情報を読み込む。なお、図示は省略するが、サーバ装置101の記憶領域には、DBなりファイルなりでプリンタと対応付けられた制限情報の一覧を保持している。
ステップS1006では、ステップS1004とステップS1005で読み込んだ各種制限情報を、クライアント端末107にレスポンスするページ記述ファイルに埋め込む。この際に、印刷制限情報が、ユーザに対する選択肢のない情報(「印刷許可枚数(1回):1枚限定」、「印刷許可用紙サイズ:A4サイズ限定」など)である場合には、印刷画面内にその制限値を示す文字列と、隠し情報としてその制限値の値を埋め込む。また、印刷制限情報がユーザの選択肢を狭める情報(「印刷許可用紙サイズ:A4サイズ以下」、「印刷許可印刷品位:標準以上」など)の場合には、プリンタに付与された制限情報に対して印刷制限情報を上書きする形で値の範囲を設定する。
ステップS1007では、クライアント端末107にレスポンスするページ記述ファイルの残りの情報(コンテンツデータのサムネイル画像等)をコンテンツ情報テーブル300から読み込み、ページ記述ファイルへ設定する。これにより、ページ記述ファイルを完成させる。
ステップS1008では、ステップS1007までで完成したページ記述ファイルをクライアント端末107のWWWブラウザ108にレスポンスし、処理を終了する。
次に、図11を参照して、図6のステップS614でサーバ装置101のWWWサーバ102がクライアント端末107からコンテンツデータ取得リクエストを受信した際の処理の一例を説明する。ここでの処理は、サーバ装置101の印刷制御ロジック105の処理に相当する。
まず、ステップS1101では、クライアント端末107からコンテンツデータ取得のリクエストを受け付けたかどうかを判定し、リクエストを受け付けた場合は、ステップS1102に移行する。
ステップS1102では、リクエストを受け付けた際に、リクエストに付与されているコンテンツIDの情報を読み取る。そして、取得したコンテンツIDで印刷制限情報テーブル400を検索する。なお、リクエストにコンテンツIDが付与されていない場合には、不正なリクエストとみなして以降の処理を行わず、クライアント端末107にエラー画面を表示するためのページ記述ファイルをレスポンスする(図示せず)。
ステップS1103では、ステップ1102の処理で印刷制限情報テーブル400に、該当するデータが存在するかどうかを確認する。そして、該当するデータが存在する場合には、印刷制限のあるコンテンツデータであると判断して、印刷制限内容を確認するステップS1104に移行する。一方、該当するデータが存在しない場合には、印刷制限のあるコンテンツデータではないと判断して、制限情報の確認は行わずにコンテンツデータをレスポンスするためステップS1107の処理へと移行する。
ステップS1104では、ステップS1103で印刷制限のあるコンテンツであると判断された場合、クライアント端末107からのリクエストに制限情報、及びユーザ設定情報が付与されているかどうかを判断する。そして、リクエストに制限情報、及びユーザ設定情報が付与されていない場合には、クライアント端末107にコンテンツデータをレスポンスせずに、エラー情報をレスポンスするためのステップS1108へと移行する。
ステップS1105では、ステップS1104でリクエストに制限情報、及びユーザ設定情報が付与されている場合、ステップS1102で取得した印刷制限情報テーブル400の内容と、リクエストの制限情報・ユーザ設定情報の内容とを比較する。
ステップS1106では、ステップS1105で比較した結果、リクエストにある印刷制限情報・ユーザ設定情報が、サーバ装置101側で持つ印刷制限情報の許容範囲内であるかの確認を行う。
たとえば、リクエストにある印刷枚数が、サーバ装置101が保持する印刷制限枚数以内であるかどうかを確認する。そして、比較の結果が許容範囲内であれば、コンテンツデータのダウンロードを許可し、データのレスポンスを行うステップS1107へと移行する。一方、比較の結果が許容範囲外であれば、ステップS1108へ移行してエラー情報をレスポンスする。
ここで、比較の結果が許容範囲外となるのは、図6のステップS614において、クライアント端末107が、リクエストに埋め込まれる印刷制限情報に対して改竄等を行った場合である。したがって、ステップS1106での確認を行うことにより、不正なリクエストを行ったユーザに対してコンテンツデータのダウンロードを防止することができる。
ステップS1107では、ステップS1102のリクエストに付与されたコンテンツIDに基づきコンテンツ情報テーブルからオリジナルデータファイルパスを取得する。そして、そのオリジナルデータファイルパスに存在するデータをコンテンツデータとして、クライアント端末107に対してダウンロードする。
ステップS1108では、エラー情報をレスポンスする。コンテンツデータではなくエラー情報をレスポンスすることで、ユーザが不正にコンテンツデータを取得することを防止する。
次に、図12を参照して、図6のステップS617でサーバ装置101のWWWサーバ102がクライアント端末107から印刷完了通知を受信した際の処理の一例を説明する。
まず、ステップS1201では、クライアント端末107から印刷完了通知を受け付けたかどうかを判定し、受け付けた場合は、ステップS1202に移行する。
ステップS1202では、印刷完了通知にあるコンテンツID、及び印刷情報(印刷枚数、プリンタ種別等)を取得する。なお、図示は省略するが、コンテンツID、及び印刷情報が取得できない場合には、不正な通知と見なしてエラー情報クライアント端末107にレスポンスする。
ステップS1203では、ステップS1202で取得したコンテンツIDと印刷情報とを、DB(不図示)へと格納する。本実施の形態では、印刷情報(印刷内容)を通知する、というステップを経ることが必要となるのであり、格納する印刷情報の内容が本発明を限定するものではない。
ステップS1204では、ステップS1203でコンテンツIDと印刷情報とをDBに格納できたかどうかを確認する。DBへの格納が成功した場合には、クライアント端末107に成功のレスポンスを行うステップS1205へと移行する。一方、DBへの格納が失敗した場合には、運用者にエラーを通知するステップS1206へと移行する。なお、DBへの格納が成功・失敗のいずれのケースも、印刷を行ったユーザに影響があるものではないため、最終的にはステップS1205の成功のレスポンスを行うステップへと移行する。
ステップS1205では、ステップS1204でDBへの格納が成功・失敗に関わらず、クライアント端末107に対して成功のレスポンスを行う。
ステップS1206では、ステップS1204のDBへの格納が失敗した場合、失敗した旨を運用者に電子メール等で通知する。このステップS1206における通知の手段は電子メール以外の手段でもよく、この通知手段が本発明を限定するものではない。
以上説明したように、本実施形態では、サーバ装置101側でコンテンツデータの印刷制限情報の確認を行うと共に、クライアント端末107のプリンタドライバ110の設定内容を確認してクライアント端末107にコンテンツデータが残らないようにしている。
これにより、クライアント端末で残されたコンテンツデータが再利用され、許容された印刷条件とは異なった条件で印刷されることを防止することができる。
また、ユーザが許容された印刷条件以外の条件に改ざんしてリクエストした場合には、サーバ装置101がクライアント端末107にコンテンツデータをダウンロードしないので、データの不正取得も防止することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、コンテンツデータに対してのみ印刷制限を行った場合を例示した。この場合、例えば1回の印刷制限枚数が1枚で、かつ、印刷枚数の合計が100枚だった場合には、延べ100人のユーザがこのコンテンツデータを印刷することができることになる。これに対し、コンテンツデータとユーザIDで一意になるように印刷制限を行うことも可能である。各ユーザに対して1回の印刷枚数が1枚で、かつ、印刷枚数の合計が5枚のようにも設定した場合には、すべてのユーザに対して1回の印刷枚数1枚で、各人計5回までの印刷ができるようになる。
また、上記実施の形態では、コンテンツデータとして画像データを例示したが、これに限定されない。例えば、印刷装置で印刷可能なコンテンツデータ(文章ファイル等)とそのコンテンツデータに紐付いた印刷制限情報とを管理して、クライアント端末で印刷するシステムにも本発明を適用可能である。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の実施の形態の一例であるオンライン印刷システムの概略構成図である。 クライアント端末のブロック図である。 サーバ装置のWWWサーバが管理するコンテンツ情報テーブルの一例を示す図である。 サーバ装置のWWWサーバが管理する印刷制限情報テーブルの一例を示す図である。 図3に示すコンテンツ情報テーブルと図4に示す印刷制限情報テーブルとの関係を説明するための図である。 クライアント端末がコンテンツデータをサーバ装置から取得して印刷するまでの印刷動作の一例を説明するためのフローチャート図である。 クライアント端末のWWWブラウザに表示する画像一覧画面の一例を示す図である。 クライアント端末のWWWブラウザに表示する印刷画面の一例を示す図である。 クライアント端末にダイアログとして表示するエラー画面の一例を示す図である。 サーバ装置のWWWサーバが印刷画面を生成する処理の一例を説明するためのフローチャート図である。 サーバ装置のWWWサーバがクライアント端末からコンテンツデータ取得リクエストを受信した際の処理の一例を説明するためのフローチャート図である。 サーバ装置のWWWサーバがクライアント端末から印刷通知を受信した際の処理の一例を説明するためのフローチャート図である。
符号の説明
101 サーバ装置
102 WWWサーバ
103 情報DB
104 コンテンツデータ
105 印刷制限判断ロジック
106 ネットワーク
107 クライアント端末(情報処理装置)
108 WWWブラウザ
109 プラグイン(機能拡張プログラム)
110 プリンタドライバ
111 プリンタ(印刷装置)
201 CRT
202 VRAM
203 BMU
204 キーボード
205 PD
206 CPU
207 ROM
208 RAM
209 HDD
210 FDD
211 ネットワークインタフェース
212 CPUバス

Claims (8)

  1. ネットワークを介して互いに通信可能なサーバ装置およびクライアント装置を含み、前記クライアント装置は印刷装置と接続されたオンライン印刷システムであって、
    前記サーバ装置は、コンテンツデータを印刷許可枚数および印刷数と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記クライアント装置からの前記コンテンツデータの取得リクエストに応答して、前記コンテンツデータの前記クライアント装置へのダウンロードを許可するか否かを、前記印刷許可枚数および前記印刷数に基づいて判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記ダウンロードを許可すると判定されれば、前記コンテンツデータを前記クライアント装置へダウンロードするダウンロード手段とを備え、
    前記クライアント装置は、
    前記印刷装置のプリンタドライバの設定のうちコンテンツデータの保存に関する内容を検知する検知手段と、
    前記検知結果が、印刷完了後も前記コンテンツデータを保存しておく内容でなければ、前記取得リクエストを前記サーバ装置に送信するリクエスト送信手段と、
    前記プリンタドライバの設定に基づいて、前記サーバ装置からダウンロードされたコンテンツデータを印刷処理する印刷処理手段と、
    前記印刷処理手段による印刷が完了すると、前記サーバ装置へ通知する通知手段とを備え、
    前記サーバ装置は、さらに、
    前記クライアント装置からの通知にしたがって、前記コンテンツデータと対応付けられた印刷数を更新する更新手段を備え、
    前記クライアント装置のリクエスト送信手段は、前記検知結果が、印刷完了後も前記コンテンツデータを保存しておく内容であれば、前記取得リクエストを前記サーバ装置に送信しないことを特徴とするオンライン印刷システム。
  2. 前記検知手段は、前記プリンタドライバに設定された出力先ポートが予め許可されたものであるか否かを検知し、前記検知手段が前記プリンタドライバに設定された出力先ポートが予め許可されたものでないと検知したとき、前記検知結果は、印刷完了後も前記コンテンツデータを保存しておく内容となることを特徴とする請求項1に記載のオンライン印刷システム。
  3. 前記検知手段は、前記プリンタドライバでスプールに印刷データを保存する設定になっているか否かを検知し、前記検知手段が前記プリンタドライバでスプールに印刷データを保存する設定になっていると検知したとき、前記検知結果は、印刷完了後も前記コンテンツデータを保存しておく内容となることを特徴とする請求項1または2に記載のオンライン印刷システム。
  4. サーバ装置とネットワークを介して通信可能であり、印刷装置と接続されたクライアント装置であって、
    前記印刷装置のプリンタドライバの設定のうちコンテンツデータの保存に関する内容を検知する検知手段と、
    前記検知結果が、印刷完了後も前記コンテンツデータを保存しておく内容でなければ、印刷対象のコンテンツデータの取得リクエストを前記サーバ装置に送信するリクエスト送信手段と、
    前記リクエストされたコンテンツデータを前記サーバ装置からダウンロードするダウンロード手段と、
    前記プリンタドライバの設定に基づいて、前記ダウンロードされたコンテンツデータを印刷処理する印刷処理手段と、
    前記印刷処理手段による印刷が完了すると、前記サーバ装置へ通知する通知手段とを備えることを特徴とするクライアント装置。
  5. 前記検知手段は、前記プリンタドライバに設定された出力先ポートが予め許可されたものであるか否かを検知し、前記検知手段が前記プリンタドライバに設定された出力先ポートが予め許可されたものでないと検知したとき、前記検知結果は、印刷完了後も前記コンテンツデータを保存しておく内容となることを特徴とする請求項4に記載のクライアント装置。
  6. 前記検知手段は、前記プリンタドライバでスプールに印刷データを保存する設定になっているか否かを検知し、前記検知手段が前記プリンタドライバでスプールに印刷データを保存する設定になっていると検知したとき、前記検知結果は、印刷完了後も前記コンテンツデータを保存しておく内容となることを特徴とする請求項4または5に記載のクライアント装置。
  7. サーバ装置とネットワークを介して通信可能であり、印刷装置と接続されたクライアント装置の制御方法であって、
    前記印刷装置のプリンタドライバの設定のうちコンテンツデータの保存に関する内容を検知するステップと、
    前記検知結果が、印刷完了後も前記コンテンツデータを保存しておく内容でなければ、印刷対象のコンテンツデータの取得リクエストを前記サーバ装置に送信するステップと、 前記リクエストされたコンテンツデータを前記サーバ装置からダウンロードするステップと、
    前記プリンタドライバの設定に基づいて、前記ダウンロードされたコンテンツデータを印刷処理するステップと、
    前記印刷処理手段による印刷が完了すると、前記サーバ装置へ通知するステップとを備えることを特徴とするクライアント装置の制御方法。
  8. サーバ装置とネットワークを介して通信可能であり、印刷装置と接続されたクライアント装置を実現するためのコンピュータに、
    前記印刷装置のプリンタドライバの設定のうちコンテンツデータの保存に関する内容を検知するステップと、
    前記検知結果が、印刷完了後も前記コンテンツデータを保存しておく内容でなければ、印刷対象のコンテンツデータの取得リクエストを前記サーバ装置に送信するステップと、 前記リクエストされたコンテンツデータを前記サーバ装置からダウンロードするステップと、
    前記プリンタドライバの設定に基づいて、前記ダウンロードされたコンテンツデータを印刷処理するステップと、
    前記印刷処理するステップによる印刷が完了すると、前記サーバ装置へ通知するステップとを実行させることを特徴とするプログラム
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