JP4963947B2 - 薄板製部材の熱処理方法および装置 - Google Patents
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Description
また、本発明は、上記の方法の実施に好適な薄板製部材の熱処理装置に関する。
何れにしても熱処理対象領域やその近傍に貫通穴が形成されていると、誘導加熱では貫通穴の周囲に加熱エネルギが集中して加熱むらが生ずるため(例えば特許文献1参照)、誘導加熱の利用は加熱むらの問題にならない応用に限られ、例えば焼入れのように急冷での割れや歪みを回避したり抑制する等のために入熱分布の均等化が重要視される熱処理には、誘導加熱は用いないで、他の加熱方式が用いられる。
このような薄板製部材10の熱処理対象領域11を一発加熱方式で誘導加熱するには、熱処理対象領域11に適合したU字状の誘導作用部21を具えた加熱用誘導子20が用いられる(図5(b)参照)。誘導作用部21は、ほぼ平行な往復導体(銅チューブや銅線)が板面から離れた経路をとる部分22で繋がった形をしていて、高周波通電すると高周波磁束25を生じるものであり、その磁束形成軸線方位(磁束の代表方位)23が往復導体部分の中間でU字面と直交する方向を向くようになっている。なお、便宜上「軸線方位」と表現しているが、この誘導作用部21にあっては、この方位は面状の広がりを持った言わば「軸面方位」である。
しかしながら、そのような不確定な対策や消極的対策は、検討コストや,強度設計自由度の観点から、無用に済ませたい対策である。また、部材の種類によっては、誘導加熱による熱処理の採用自体を妨げる要因ともなる。
しかも、その改良に際しては、手軽かつ低コストといった利点が損なわれないようにすることも更なる課題となる。
さらに、その熱処理方法の実施に好適な薄板製部材の熱処理装置を実現することも重要な課題となる。
したがって、この発明によれば、熱処理対象領域やその近傍に貫通穴の形成された薄板製部材を誘導加熱しても貫通穴の縁に特異昇温部が発現しない薄板製部材の熱処理方法を実現することができる。
この有端線輪方式は、逆相高周波磁束の形成を、補助誘導子とも云えるこの線輪への高周波通電によって行うことから、逆相高周波磁束の増減を線輪巻線の増減などによって自由度高く(逆相磁束強化方向にも特段の上限なしに)行える点に特徴がある。すなわち、磁束減殺度合の加減範囲が減殺度合増強側に広いという利点を有する。
この無端線輪方式は、線輪への給電が不要であるため、上述した有端線輪方式と比べて、設備や操業に関する負担が少ないうえ、磁束減殺度合の加減も行えるという利点を有する。
板状体として強磁性材製のものと非磁性材製のものを使い分けたり併用したりすることも状況に応じて有用である。
この導電性板状体方式も、板状体への給電が不要であり、有端線輪方式と比べて負担が少ない。この導電性板状体方式は、無端線輪方式と同様の利点に加えて、板状体の作成に材工コストを殆ど要しないという利点を有する。
そのため、磁束減殺の度合いの調整が容易になる。これは、パッシブな手法において特に有益であり、アクティブな手法においても有効である。
高周波電源24は、加熱用誘導子20だけでなく有端電磁線輪30にも給電するため、給電線の配線接続状態が変更されている。具体的には(図1(e)参照)、一個の加熱用誘導子20と数個の有端電磁線輪30の直列接続体に高周波通電するようになっている。
しかも、その配線接続は、次の条件も満たすような通電相条件にて、なされている。
また、正相の高周波磁束と逆相の高周波磁束は、何れも高周波通電の周期で概ね正弦波状に変化するが、磁束形成軸線方位23,31の成分で比較すると、両者の波形は互いに向き(正負)の反転したものとなる(図1(b),(f)参照)。
それに加え(図1(a)〜(d)参照)、縁部の特異昇温を避けたい貫通穴12には、それぞれ、有端電磁線輪30が薄板製部材10の裏側から近接配置される。
かかる配置状態を確立したら、高周波電源24から直列接続の加熱用誘導子20と有端電磁線輪30へ高周波通電を行う(図1(e)参照)。この高周波通電は、有端電磁線輪30の存在しないときと大差のない条件で行えば良く、一例を挙げると、周波数が10kHz〜100kHz、電力が10kW〜100kWである。
こうして、この実施形態の薄板製部材の熱処理方法にあっては、不所望な特異昇温部の発現を回避しながら薄板製部材10の熱処理対象領域11の全体を適切に誘導加熱することができる。
無端電磁線輪40は(図2(a)参照)、有端電磁線輪30の両端を例えばコイル形状の中心で接続することで相互に短絡した電磁変換子であり、複巻のものだけ図示したが、単巻のものを排除する訳ではない。このような無端電磁線輪40は、有端電磁線輪30と異なり、誘導作用部21からの相互誘導によって無端電磁線輪40内に生じた誘導電流が自身の内部を無端周回するようになっているので、電気的孤立態様で設置される。具体的には、加熱用誘導子20にも高周波電源24にも導通がとられていない。
露頭41は、電気良導体からなり、貫通穴12に遊挿できる寸法で例えばコイン状に形成されている。露頭41は、線輪で形成しても良く、その場合、無端電磁線輪40の端部を兼ねていても良い(図示せず)。
この無端電磁線輪40を貫通穴12に近接配置するとき、無端電磁線輪40がトランスバース配位で配置される(図2(b)参照)。さらに(図2(c)参照)、露頭41が付設されている場合は、露頭41が貫通穴12内に位置する位置取りにて配置される。これにより、加熱用誘導子20の相互誘導取合が確立される。そして、高周波電源24から加熱用誘導子20に高周波通電を行うと、相互誘導現象として無端電磁線輪40に逆相の誘導電流が流れる状態になる。
こうして、この第2形態の薄板製部材の熱処理方法にあっても、不所望な特異昇温部の発現を回避しながら、貫通穴12を有する薄板製部材10の熱処理対象領域11を適切に誘導加熱することができる。
導電性板状体50は(図3(a)参照)、電気良導体をコイン状や円柱状に形成した電磁変換子であり、外周面の表層部に誘導電流を無端周回させる態様で用いるので、加熱用誘導子20にも高周波電源24にも接続されず、電気的孤立態様で設置されており、厚さの大小などで磁気抵抗や電気抵抗を調整することができる。
外径が貫通穴12の穴径寸法より小さい場合には、端部が貫通穴12内に位置する位置取りで端部を貫通穴12に遊挿しても良いが(図3(b)参照)、外径が貫通穴12の穴径寸法より大きいか同径の場合は、貫通穴12に遊挿できる寸法の露頭51を一端に形成しておき、この露頭51を貫通穴12に遊挿するのが良い(図3(c)参照)。
この導電性板状体50を貫通穴12に近接配置するとき、導電性板状体50の面方位が薄板製部材10の熱処理対象領域11の面方位に沿う配位(云わば、貫通穴12と同軸の配位)にて配置する(図3(b),(c)参照)。その際、導電性板状体50が貫通穴12に遊挿可能な場合には導電性板状体50の一端を貫通穴12に遊挿するが(図3(b)参照)、導電性板状体50の一端に露頭51が形成されている場合には露頭51が貫通穴12内に位置する位置取りにて配置する(図3(c)参照)。これにより、加熱用誘導子20との相互誘導取合が確立され、高周波電源24から加熱用誘導子20に高周波通電を行うと、相互誘導現象として導電性板状体50に逆相の誘導電流が流れる状態になる。
こうして、この第3形態の薄板製部材の熱処理方法にあっても、不所望な特異昇温部の発現を回避しながら、貫通穴12を有する薄板製部材10の熱処理対象領域11を適切に誘導加熱することができる。
この場合も、貫通穴12が二条の熱処理対象領域11の間に形成されている薄板製部材10を被処理物として、それに熱処理温度への誘導加熱と該加熱後の冷却とを適用するという熱処理の手順は、上述した第1〜第3形態のそれと同様である。また、薄板製部材10を一発加熱方式で誘導加熱するため、高周波通電に先立ち、薄板製部材10に例えば表側から加熱用誘導子20をトランスバース配位で対向させる操作も第1〜第3形態について上述したの同様である。
このように、誘導子変換子結合体60を装備した薄板製部材の熱処理装置にあっては、トランスバース配位で加熱用誘導子20を配置することにより、加熱用誘導子20と相互絶縁取合となっている導電性板状体50が同時に随伴配置される。
こうして、この第4形態の薄板製部材の熱処理方法にあっても、不所望な特異昇温部の発現を回避しながら、貫通穴12を有する薄板製部材10の熱処理対象領域11を適切に誘導加熱することができる。しかも、誘導子変換子結合体60の配置作業の負担は加熱用誘導子20の配置作業の負担と大差ないので、手軽に熱処理作業を進めることができる。
上記第4実施形態では、複数個の導電性板状体50が加熱用誘導子20に結合して誘導子変換子結合体60が構成されているが、誘導子変換子結合体60に含まれる導電性板状体50は特異昇温の状況によっては例えば一個だけでも良い。
また、総ての導電性板状体50を無端電磁線輪40や有端電磁線輪30で置き換えて誘導子変換子結合体60を構成しても良く、無端電磁線輪40と導電性板状体50を混在させるなどして誘導子変換子結合体60を構成しても良い。結合部位の取合が相互絶縁取合になっていることを前提として、上述した通電相条件も満たせば、無端電磁線輪40や導電性板状体50を有端電磁線輪30で置き換えることも可能である。
上記実施形態では、加熱終了後に薄板製部材10を冷却することだけ述べ、加熱用誘導子20の冷却には言及しなかったが、誘導子や線輪に銅チューブを採用する等のことにより、その中空部を水路とした水冷も可能になるので、加熱パワーが大きい場合には、加熱用誘導子20に通電しながら加熱用誘導子20を水冷すると良い。加熱用誘導子20だけでなく有端電磁線輪30や無端電磁線輪40まで水冷するようにしても良い。
本発明の薄板製部材の熱処理方法は、一発加熱方式に好適なものであるが、移動加熱方式にも適用することができる。その場合、有端電磁線輪については通電タイミングを加熱用誘導子の移動に同期させることが必要になる場合もあるが、無端電磁線輪や導電性板状体については必要ない。
また、貫通穴のピッチが不等ピッチでも、貫通穴がそもそも一個だけでも、本発明の薄板製部材の熱処理方法は適用可能であり有効である。貫通穴の形状も円形に限られる訳でなく、楕円形や長穴など種々の形状の貫通穴についても本発明が適用可能である。
さらに、本発明は、焼入れに限らず、他の熱処理にも適用可能である。例えば、焼戻しや、整粒調質のための加熱、歪取りのための加熱などにも、本発明を適用することができる。
20…加熱用誘導子、21…誘導作用部、22…逃げ部分、
23…磁束形成軸線方位、24…高周波電源(給電機構)、25…磁束、
30…有端電磁線輪(電磁変換子)、31…磁束形成軸線方位、
40…無端電磁線輪(電磁変換子)、41…露頭、
50…導電性板状体(電磁変換子)、51…露頭、
60…誘導子変換子結合体、61…絶縁板、62…絶縁棒
Claims (9)
- 貫通穴を有する薄板製部材の熱処理対象領域に誘導加熱を適用して熱処理を施す薄板製部材の熱処理方法であって、
前記熱処理対象領域の一方の面に対向させて前記誘導加熱のための高周波磁束を生じさせる加熱用誘導子をその磁束形成軸線方位が前記熱処理対象領域の板面に直交するトランスバース配位にて配置するとともに、
前記貫通穴には、この穴に遊挿ないし近接させて、前記加熱用誘導子による高周波磁束とは逆相の高周波磁束を前記加熱用誘導子による磁束形成と同期して形成する機能を有する前記貫通穴径寸法に近い外径寸法の電磁変換子を配置し、
この状態で前記加熱用誘導子に高周波通電することで、前記加熱用誘導子による高周波磁束と前記電磁変換子による逆相の高周波磁束とを同期形成させて前記加熱用誘導子による高周波磁束を前記貫通穴位置では減殺しながら前記誘導加熱を行う、
ことを特徴とする薄板製部材の熱処理方法。 - 前記電磁変換子は、単巻または複巻の有端電磁線輪であって、その磁束形成軸線方位が前記熱処理対象領域の板面に直交するトランスバース配位で配置されるとともに、前記逆相の高周波磁束を生じる通電相条件にて高周波通電される、ことを特徴とする請求項1記載の薄板製部材の熱処理方法。
- 前記電磁変換子は、単巻または複巻の電磁線輪の両端が相互に短絡されている無端電磁線輪であって、その磁束形成軸線方位が前記熱処理対象領域の板面に直交するトランスバース配位にて電気的孤立態様で配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の薄板製部材の熱処理方法。
- 前記電磁変換子は、導電性の板状体であって、その面方位が前記熱処理対象領域の板面の面方位に沿う配位にて電気的孤立態様で配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の薄板製部材の熱処理方法。
- 前記電磁変換子に、前記貫通穴に遊挿できる寸法の露頭を、前記電磁変換子の配置時に該露頭が前記貫通穴内に位置する位置取りにて設けておく、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載された薄板製部材の熱処理方法。
- 貫通穴を有する薄板製部材の熱処理対象領域に誘導加熱を適用して熱処理を施すための薄板製部材の熱処理装置であって、
前記熱処理対象領域を誘導加熱するために該領域に対向させてトランスバース配位で配置される加熱用誘導子と、該誘導子による高周波磁束と逆相の高周波磁束を形成させるために前記貫通穴に遊挿ないし近接させてトランスバース配位で配置される、前記貫通穴径寸法に近い外径寸法の単巻または複巻の有端電磁線輪と、前記加熱用誘導子と前記有端電磁線輪に高周波通電するための給電機構と、前記誘導加熱によって熱処理温度に加熱された熱処理対象領域を急冷するための冷媒噴射機構とを備えている、
ことを特徴とする薄板製部材の熱処理装置。 - 貫通穴を有する薄板製部材の熱処理対象領域に誘導加熱を適用して熱処理を施すための薄板製部材の熱処理装置であって、
前記熱処理対象領域を誘導加熱するために該領域に対向させてトランスバース配位で配置される加熱用誘導子と、該誘導子による高周波磁束と逆相の高周波磁束を形成させるために前記貫通穴に遊挿ないし近接させてトランスバース配位にて電気的孤立態様で配置される、前記貫通穴径寸法に近い外径寸法の単巻または複巻の無端電磁線輪と、前記加熱用誘導子に高周波通電するための給電機構と、前記誘導加熱によって熱処理温度に加熱された熱処理対象領域を急冷するための冷媒噴射機構とを備えている、
ことを特徴とする薄板製部材の熱処理装置。 - 貫通穴を有する薄板製部材の熱処理対象領域に誘導加熱を適用して熱処理を施すための薄板製部材の熱処理装置であって、
前記熱処理対象領域を誘導加熱するために該領域に対向させてトランスバース配位で配置される加熱用誘導子と、該誘導子による高周波磁束と逆相の高周波磁束を形成させるために前記貫通穴に遊挿ないし近接させるとともに自身の面方位が前記熱処理対象領域の板面の面方位に沿う配位にて電気的孤立態様で配置される、前記貫通穴径寸法に近い外径寸法の導電性の板状体と、前記加熱用誘導子に高周波通電するための給電機構と、前記誘導加熱によって熱処理温度に加熱された熱処理対象領域を急冷するための冷媒噴射機構とを備えている、
ことを特徴とする薄板製部材の熱処理装置。 - 前記有端電磁線輪または前記無端電磁線輪もしくは前記板状体は、前記熱処理対象領域の前記加熱用誘導子を対向させる板面側から前記加熱用誘導子と一緒に導入して前記貫通穴の穴内ないし近傍に配置できる相互位置関係にて前記加熱用誘導子と相互絶縁取合で結合されている、ことを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れかに記載された薄板製部材の熱処理装置。
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